死がふたりをわかつまで( 〆 )

死がふたりをわかつまで( 〆 )

匿名の刑事  2020-03-25 19:54:27 
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こちらお相手様決定済み。




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  • No.5 by 名無しさん  2020-03-26 23:22:45 


( /了承いただきありがとうございます!開始にあたって、内容に関しまして他に確認しておきたい事項はございますでしょうか?当方現時点では最終章からの知識がありませんので、それ以前の時間軸ですと大変ありがたいです…!
こちらこそお好み通りのサラちゃんを提供出来るか分かりませんが、精一杯努めさせていただきますね…!)

  • No.6 by 匿名の刑事  2020-03-27 00:45:36 



(/こちらこそ素敵なご提案をありがとうございます!今のところ設定について疑問はありませんので、もし今後行き詰まったり問題があった場合は都度こちらでご相談できればなと!それと名無し様が確認済みなのは最終章の前まででしたね、読み間違えてしまってすみません。時間軸に関しては一章後半メインゲーム前の比較的平和な辺りはどうでしょうか?まだジョーくんが生きている頃になりますが、彼が亡くなる前と後でサラちゃんが大きく変わると思いますので…。
こちらこそケイジさんのイメージをなるべく崩さないよう頑張りますね…!それと書き出しに関してはどちらからにしましょうか?加えて回しやすい文量もお聞きできたらなと!)

  • No.7 by 名無しさん  2020-03-27 10:30:57 


(/相談諸々了解いたしました。こちらこそ紛らわしい言い回しをしてしまいすみません、時間軸はそちらで問題ありません!また後々ペースが掴め次第、ジョーくんの死後の絡みも出来ればと考えております…!
ロルの量はその都度ムラだらけで申し訳無いのですが、短、中ロル辺りから開始して徐々に細かな描写なども増やして行ければと思います。レスペースは落ちてしまいますがご希望とあらば長ロルも可能です…!当方初回ロルが少々苦手でして、もし差し支えなければ匿名様から好きなタイミングで開始していただけると大変助かります…!)

  • No.8 by 匿名の刑事  2020-03-27 18:20:36 


(/時間軸の把握、ありがとうございます!こちらもペースを掴めましたら、是非是非、ジョーくんの幻影が見える辺りの展開もやりたいと思っております!
ロルについても承知しました。こちらも場面によって結構ムラがあるのでお気になさらずです!~中ロルメインで進めて行きますね。それとこちら心情ロルをちょいちょい使うので、もし地雷でしたらお申し付けください…!書き出しについては見返していたら丁度良い場面がありましたので、ありす登場後、ミシマ先生の首も持って消えたナオちゃんを追って、四つのドアがある二階フロアを探索している、と言う場面から始めさせていただこうかなと。至らない所も多々あると思いますが、よろしくお願い致します!)

  • No.9 by 篠木敬二  2020-03-27 22:21:46 



……サラちゃーん。残念ながらこっちの部屋には誰もいないみたいだ。
( 二階にある五つの扉の内、『ゆ』と示された赤い扉の向こうに広がっていたのは文字通り湯処。人の気配も無さそうだとドアを閉じると、恐らく自分と同じ様に何処かしらの部屋を覗いているであろう少女──サラに向け間延びした調子で声を掛ける。現在こうして追っているナオの行方は勿論、「ヤマダゴンベエ」と名乗る謎の男の正体も気になるが、自分が最も気に掛けていたのはサラの状態だった。これまで突き付けられて来た理不尽且つ非情な現実の数々は、未だ年端の行かない高校生が背負うには余りにも残酷で。今は気丈に振る舞っている様だが彼女だってナオ同様、いつ壊れてしまうかも分からない。だからこそなるべく側にいてやらなければと言う使命感にも似た淡い感情が自分の中で芽生えつつあった。もしも彼女から返答があったなら、その声のする方へと足を向けてみようか。)




(/思いの外早く書けましたので、早速ロル投下失礼致します…!原作だとドアが四つだったのですがここでは五つ、うち一つが例の閉じ込められる部屋と言う風に考えております。ただ閉じ込められるだけでは無く「◯◯しないと出られない部屋」で、例えば「親交を深めないと出られない」みたいな感じも面白いかな~と。
ロルの方は今後はこれよりも少なく回して行く予定です。文体などでこの時点でもし合わなさそうだと感じましたらどうぞ遠慮なく仰ってくださいませ!)

  • No.10 by 千堂院 紗良  2020-03-29 16:34:29 



この部屋にも誰もいませんね……そもそも、本当に二階へ逃げたんでしょうか。
( ナオの行方を追って黄色い『ゆ』の扉を慎重に開いたが、目に飛び込んできたのはデスゲームの舞台には似つかわしくない閑静な湯処で、見当違いのあまり浅い溜息が一つ零れる。一寸先は闇とはよく言ったもので、恐らく拒否権など無いのであろうメインゲームを待たずして、いつまたロシアンルーレットのような狂気じみたゲームに巻き込まれるか分からない。扉の開閉一つにも用心が必要なこの状況は一歩踏み出す毎に着実に参加者全員の神経をすり減らしている。そんな中、部屋の外から自身の名前を呼ぶ声が耳へ届いた。その声の主は未だ完全な信頼を寄せている相手ではなかったが、それでも極限状態における他者との会話は、一人きりで行動するよりも僅かに安心感を生むものだった。最後に再度部屋中を見回し誰の姿もないことを確認すれば、同じく逃走したナオを捜索中の彼へ返事をし、湯処を後にしようとドアノブに手をかけた )

( /念の為本編を一から見返していたら遅くなってしまいました、お待たせしてしまい申し訳ありません…!絡み文の投下と素敵なご提案をありがとうございます、是非このまま二人で例の部屋に閉じ込められる展開で進まさせていただきます!ひとつ確認させていただきたいのですが、サラちゃんとケイジさんの最終的な関係性は、どの程度の親密さを想定していらっしゃるでしょうか?相棒、兄妹、恋人等々、こちらはケイジさん背後様のご希望に合わせたいと考えております。当方同じく心情ロルを多用する傾向にありますので大丈夫です、こちらこそロル形式や文体に不都合な点などございましたらなんなりとお申し付けください! )


  • No.11 by 篠木 敬二  2020-03-29 21:22:04 



んー、そうは言っても今はこうして虱潰しに探していく事しか出来ないからね。ナオちゃんのあの様子だと、思いもよらない所に隠れてるって事もあるだろうしさ。
( 彼女からの疑問に思いつくままに答えながら声がした黄色い扉の方へと歩を進める。彼女の小さな背中越しに軽く部屋の中を覗き込むと、矢張り今し方自分が見た部屋と同じく浴場が広がっており。「…温泉だねー」何て見たままの感想を述べてから離れると、左隣にあった未だ開けていない赤い扉、此処にある他の四つの扉と違い何の表記も無いそれのドアノブに触れてみる。正直恐怖が無いと言えば嘘になる。このドアを開ければ最後、また何らかの悪趣味極まりない罠が作動する可能性だって十二分にあり得るのだから。そんな悲壮を孕んだ覚悟を持ってドアノブを回したのだが、先ず目に飛び込んで来たのは大きなベッド、それからソファ、テーブル…部屋に降り注いでいるのは温かみのある穏やかな明かり。奥にも何かスペースがありそうだが、その長閑な光景を前に部屋の入り口で立ち竦むと、思わず「ん…?」と困惑した声を漏らして。 )


(/展開を進める為にやや性急になってしまいすみません…!部屋内部は広めの1Kを勝手にイメージして書いてしまいましたが、サラちゃん背後様のイメージもあれば擦り合わせたいので聞かせていただきたく…!
わざわざ一から!?うわわ…お気遣いありがとうございます!レスペースはこちらも遅くなる事があるので気にしないでくださいね。関係は背後の欲望全開でよろしければ友人以上恋人未満、互いに互いが気になると言う付かず離れずが理想ですが、先に決めてしまうよりかは今後の展開に任せた方が自然かなとも思っています。こちらに合わせてくださるとの事でしたが、サラちゃん背後様ももしご希望があれば聞かせていただけると嬉しいです。)


  • No.12 by 千堂院 紗良  2020-03-31 20:11:05 



……ケイジさん、どうかしましたか?
( 彼の言う通り今は手当り次第部屋を捜索するのが得策だろう。とにかくナオの精神状態が心配だ、一刻も早く見つけ出して説得しなければと、黄色い扉を閉めるなり踵を返して右隣のドアノブを回そうと手を伸ばした。──その時、一足先に反対側の部屋で開扉した彼から当惑した様子の呟きが漏れる。咄嗟に視線をそちらへ投げたことで扉を開きかけた自らの手は空を切り、そのまま入室するでもなく佇む彼の方へ歩み寄った。背後からかけた声が彼の耳に届くか、自分が室内を覗き込むのか、一体どちらが早かっただろう。刹那、瞳が捉えた何の変哲もない内装に幾度か瞬きを繰り返す。「……この部屋、あまりに普通じゃありませんか」と顔を顰めてみるものの、トラップは見当たらない上にナオが隠れている可能性を否定出来ない以上、探索を避けるという選択肢は己の中には既になかった。「失礼します」と一言、彼の横をするりと通り越して部屋に足を踏み入れ。ベッドの下やソファの裏側など女性が隠れられそうな空間を隈なく探しながら )
ケイジさん、見たところ罠はないみたいです。


( /こちらこそ進め方が下手で申し訳ないです…!この後退室しようとするも扉が開かない、という展開で相違ないでしょうか…?内装に関しては特に強いイメージはなかったのでそちらで大丈夫です、詳しくありがとうございます!
時間の都合上ひとまず一章までしか見られませんでしたが今後の参考に出来ればと…!関係性につきましては、個人的には流れ次第で恋人関係に持って行っても面白いかなとも思いますが、ケイジさん背後様のご意見に大賛成ですので、現段階ではきっちり定めすぎず様子を見ながらということでお願いいたします。)


  • No.13 by 篠木 敬二  2020-04-02 03:25:46 



うん、普通だね。本当なら安心するべきなのかもしれないけど、こうも普通だと逆に怖いねー…。
( 却って警戒を強めてしまうのはこのゲームに身体の芯まで毒されてしまっているからだろうか。ベッドがあってソファがあって、おまけに備え付きのキッチンまであって…生活感の温もりさえ感じられるこの部屋は、今まで目にした無機質な部屋の数々とは明らかに一線を画していて。───何だ?この部屋は。目的の分からない不気味さから扉の前で入るべきかと逡巡している間に、引き留める間も無く一言と共に少女の小さな体がするりと横をすり抜ける。豪胆さを感じさせる行動に一瞬面喰らいながらも遅れて後に続くと、躊躇なく部屋の中を探る彼女を横目に自身もまた、ナオの姿を求めて部屋の奥へと歩みを進めて行く。部屋の奥にはウォークインクローゼット、トイレにバスルーム、何れも中は空だ。何故こんな物が付いているのかはさて置いて、人が隠れられる所と言えば此処くらい。リビングにも居ないとなればナオはきっと別の場所にいるのだろう。「こっちも罠は無かったよ。ついでにナオちゃんもね」リビングへと戻って収穫が無かった事を伝えると、出口を示し。)
ここもハズレか…ナオちゃんは一体どこに行ったんだか。早いとこ戻ろうか、サラちゃん。


(/いえいえ!こちらこそ部屋の内装について決めておらずすみません!これでは進め辛かったですよね。展開についてはサラちゃん背後様の仰る内容で相違ありません!それとご相談なのですが、「親密度がある程度まで上がると出られる」と言うのは二人に伝えるか伝えないかどちらにしましょうか?始まってから打ち合わせばかりで申し訳ないです…!
うおお…!このなりきりの為にありがとうございます!関係については本編が何とも絶妙な距離感ですので、恋人関係も見て見たさはあるのですが、サラちゃん背後様のお言葉に甘えましてここは様子見で参りましょう!)


  • No.14 by 篠木 敬二  2020-04-02 03:36:55 



(/今更なのですがサラちゃん背後様のロルが原作のサラちゃんそのままで、何気無い募集からこんな素敵なお相手様が来て下さって感動しております…!改めて御礼を言わせてください!それと文量は大丈夫でしょうか?開始は短、中文からと仰っていましたので、もし回し辛かったら申し訳ないなと…!分レス大変失礼致しました!)


  • No.15 by 千堂院 紗良  2020-04-03 23:23:27 



そうですね、まだ調べていない部屋もありますし。
( 隣室の湯処と言いこの部屋と言い、収穫がない代わりに不信感と懐疑の念ばかりが募る。彼女の捜索は再度振り出しに戻ったが、それでも不幸中の幸いと言ったところか、メインゲームまでまだ時間的な猶予はありそうだ。退室を促す彼に頷いて同調すれば、依然として勇ましい足取りで廊下へと繋がる扉へその手をかけた。───が、無情にもドアノブは一向に回らない。思わず眉を顰め、何かつっかえているのかと力一杯回そうとするが、目前に立ちはだかった赤色の扉が開く気配は一切ない。「………えっ、」瞬時に血の気が引いていくのが分かる。ああ、迂闊だった。あれほどまで必要以上に警戒し、動作ひとつにも注意を払っていたというのに、なぜ容易に想定出来たはずのこの可能性にまで頭が回らなかったのか。知らぬ間に鍵を掛けられたのか、その真意を察知するには及ばないが、これが主催者側の企みの一環であることに間違いはないだろう。「ケイジさん、この扉鍵が掛かってるみたいです!」僅かな焦燥感を孕んだ瞳で、一歩後ろにいた彼を振り返り告げる。しかし未だにドアノブを離さない己の両手は開扉を諦めておらず「これ、力づくでなんとかならないでしょうか」と頭を悩ませながら試行錯誤し脱出を試みて )

( / 諸々了解いたしました、何から何までありがとうございます!ご相談に関しまして、一連の流れを想像してみたのですが迷いどころですね…!ただ個人的には、頭のきれる二人なので何も説明がないと却って警戒して関係を深めるどころではなくなってしまう気がしました。逆に指令の内容を伝えてしまうと、お互い脱出のために計算で距離を詰めようとするかもしれませんが、なぜか一向に扉は開かない…(意識的に態度を変えてみたり物理的に近付いたりと試行錯誤するも、表面上で仲良くなっても意味がないと分かる)という展開をふんわりとですが考えております。上手くまとまらず申し訳ないですがいかがでしょうか…!また、ケイジさん背後様は閉じ込められる期間はどの程度をお考えでしょうか?それに伴い、指令クリアの具体的な判断基準についてもご意見お聞かせいただけると嬉しいです。こちらこそ質問ばかりで申し訳ないです…!
そして嬉しいお言葉とお心遣いありがとうございます……!今の分量、またはそれ以上となるとどうしてもレスペースが落ちてしまうのですが、それでも宜しければこのまま進めていただいて大丈夫です!一週間以上お返し出来ない時は事前に連絡させていただきますので…!こちらこそ匿名様の動かされるケイジさんが本当に魅力的で、素敵なお相手様に巡り会えてとても嬉しいです。これからもよろしくお願い致します! )


  • No.16 by 篠木 敬二  2020-04-04 20:06:54 



………? サラちゃん…?
( ドアノブを捻って開けるだけ。そんな簡単な作業の筈なのに、彼女はドアの前に立ったまま動かない。ただならぬ雰囲気を感じ取り彼女の直ぐ後ろまで迫れば、耳に入ったのは''施錠されている''と言う言葉。戸惑いと焦りの入り混じった瞳と視線がかち合えば、油断の二文字が頭に浮かぶ。やられた、直近のギンの例だってあったのにすっかり気が抜けていた。外部との分断はゲームの始まり、それはロシアンルーレットやミシマの命を奪った多数決ゲームでもそうだった。今度は二人で殺し合いでもさせるつもりか、と最悪の仮定が頭を過ぎる。だがそれをおくびにも出さず、平素と変わらぬへらりとした笑みを湛えたままに彼女の肩を優しくひとつ叩くと、「……落ち着いてサラちゃん、おまわりさんがついてるよ。ほら、一旦貸してごらん」ドアノブに貼り付いた彼女の指をゆっくりと剥がして行く。このドアを開けたのは自分だ。単純に腕力が足りず開かなかったと言う事もあるだろうし、頭の回る彼女にしては考え辛いが押し戸と引き戸を間違えていたなんて言う笑えるミスかもしれない。どうかその何方かであって欲しいと願いながら今度は自分がドアノブに手を掛けてみるも、幾ら力を込めてもドアノブがそれに応える様子は無く。「ごめん、ちょっとうるさくするよ」と前置きをした上で轟音と共にドアを何度か蹴り付けてみるが、ドアは依然として堅く閉ざされたままビクともしない。これが万事休すと言う奴か )
いやー…こいつは流石に参ったねー…


(/確かにこの二人なら思い切り警戒して親密度なんて呑気な発想に至らなさそうですし、これまでのゲームは一応説明がされていたので端的に説明はあった方が良さそうですね。個人的には脱出の為試行錯誤して態度を変えたりスキンシップを図る二人を見てみたいです!
閉じ込められる期間については正直あまり考えていませんでした…無難なのはメインゲーム開始まで(開始までに出られなければ罠により死亡など)でしょうけど、そうすると期間が短くなるのでここはふわっとしたご都合時空でも良いんじゃないかなと思っています。他に考えていた物としては時間毎に体が怠くなる無色無臭の毒ガスが少しずつ出ており、それが部屋に充満するまでがリミットと言うのも良いかなと。
クリアの基準としてはある一つの行動をしたらクリアと言うのでは無く、例えば部屋に互いの好感度が分かるモニターの様な物が付いており、互いに100パーセントになれば開錠、だと目に見えて分かり易いかもしれません。作業的なスキンシップではなく、一緒に居て心安らぐ、触れられて心動くと言った感情がプラスの動きをする毎にメーターが貯まっていく。けれどあまり小さな心の動きだと貯まるのも小さくいつ出られるか分からない…と言った感じでしょうか。現時点での考えはこんな形です。なんだか上手く説明できない上に長くなってしまってすみません!こちらもぬるっとした感じでも良いのかなぁなんて思っております!サラちゃん背後様のご意見も是非聞かせて頂けると嬉しいです!
それとこちらこそ嬉しいお言葉をありがとうございます!つい筆が乗り長くなってしまったのですが、どうか回し易い形で続けてくださいますと嬉しいです…!加えて今回確定ロルが入ってしまってすみません!こちらこそ、今後とも宜しくお願い致します!)


  • No.17 by 千堂院 紗良  2020-04-08 23:01:50 



ひとまず鍵か、他に何か代用できそうなものを探しましょう。
( 施錠された扉を前に警戒心は増すばかりだが、こうしてじっと立ち竦んでもいられない。せめて少しでも気丈に振る舞おうと前向きな提案を示し、また「きっと大丈夫だ」と自分自身に暗示をかけるようにコクリとひとつ頷いて。室内に都合良く鍵が転がっているとは考え難いが、それでも先程の部屋の捜索はあくまで人探しが目的であり、少々不十分だったのだ。何より他に尽くせる手もない。再度小さく屈んで寝具の下を覗き込んだその瞬間、暗がりの中にぼんやりと浮かぶ薄汚れた紙切れに目を奪われた。手がかりの一つかもしれない、細部まで確認しようと自らの手を滑り込ませ、指先に触れた「ソレ」を慎重に手繰り寄せた。「ケイジさん、ベッドの下にこんなものが……」彼の名を呼ぶとほぼ同時に、ノートの切れ端のような紙切れに印刷されていた文字に目を通す。──"仲良くならないと出られない部屋"、そう安直に名付けられた悪趣味なゲームを目の当たりにし、背後の扉が、賽は投げられたと言わんばかりに重厚な存在感を放つ。この状況を打破するには、今まさに利害関係にある警察官の彼との協力が必要不可欠であるようだ ) ……ゲームの主催者は、鍵を探すより親交を深めろとでも言いたいのでしょうか。

( / お返事が遅くなってしまい申し訳ありません……!諸々了解いたしました!質問にも詳しくお答えいただきありがとうございます、是非匿名様の素敵なご意見を参考に進行させていただきたいです!まだ考えが固まっていない状態で先に本編のロルを書き上げてしまい細部まで描写が出来ておりませんので、お手数お掛けし大変申し訳ないのですが毒ガスやモニターのくだりなど必要な限りお好きに付け加えていただければと思います……!なかなかお返事の時間が取れずロルの量もレスペースも不安定ですが、三、四日に一回はお返し出来ればと考えております。時期が時期ですので、匿名様もどうかご無理のないようにお身体にお気をつけて……! )


  • No.18 by 篠木 敬二  2020-04-11 17:30:27 



(自分達の脱出を阻む扉を前になす術も無く、さてどうした物かと考えあぐねては無意識の内に首筋に手を遣る。自分たちが無意味に閉じ込められている何て事は有り得ない。必ず其処に意味があって、それを知る手掛かりが部屋の中にある筈。そう思い再び部屋に向き合おうとしたその時、毅然とした言葉と共に先に動いたのは傍らに立つ少女。その姿を見てきょとり、目を瞬かせたのも束の間、「…さすがサラちゃん。こっちも負けてられないねー」どこか感心した調子で言葉を投げ掛けると、自分もまた、何か見落としている物は無いかと部屋の奥へと歩を進める。何となく足の赴くままウォークインクローゼットを開いて、何か仕掛けは無いかと壁に手を這わせながら奥に進んで行く───と、高い位置にあった戸棚の上を探ってみると、何やら四角い物が手に当たった。細心の注意を払って下ろしてみると、そこに在ったのは両手で抱えられる程の箱。ゆっくりと蓋を開ければ中には黒いタブレットが。それを見せようとクローゼットから出たのとほぼ同時に、彼女に名前を呼ばれて視線を向ける。その手にあるのは薄汚れた紙、近付いてみると''仲良くならないと出られない部屋''と言う印字が目に入った。「……親交、ね。もしそうなら主催者側もなかなか面白い事をしてくるねー…」これまでのゲームは仲良くどころか自分達が疑心暗鬼になるよう仕向ける物がばかり。それらと比べるとこれは全くの異色と言えるだろう。こんな逼迫した状況で呑気かもしれないが、「面白い」と言う感想が口先を突いて出た。それから先程クローゼットで見つけたタブレットを見せつける様に軽く振ると、彼女に差し出してみて。)

ああ、そう言えば向こうでこんな物見つけちゃったよ。おまわりさん機械は苦手だからさ、サラちゃん何か分かったりする?

(/背後様!こちらこそ遅くなってしまった上、技量不足でルールなどを説明するくだりまで上手いこと持って行けず申し訳ありません!流れとしてはタブレットに仲良くならないと出られない事、毒ガスが出ている事が端的に。それと親密度が表示されるといった構造で、タブレットのロックを解除するパスワードがサラちゃんの見つけてくれた紙に書いてある…のような感じで考えております。背後様のお言葉に甘えて勝手に決めてしまい重ねて申し訳ありません!上記を全て描写するとなると大変だと思いますので、ご無理のない範囲で盛り込んでくださると嬉しいです…!こちらへのお気遣いも痛み入ります。大変な時期ですが背後様もご自身を最優先に、どうかご自愛くださいませ…!!毎回心躍る素敵なお返事を本当にありがとうございます。また返信が長くなってしまいましたので、こちらは蹴ってくださって大丈夫です。宜しくお願い致します!)



  • No.19 by 千堂院 紗良  2020-04-12 22:42:48 



タブレット、ですか……!とにかく中身を見てみましょう、何が重要な手がかりがあるかも。
( 切羽詰まっていた数分前と比較すれば突破口は僅かに切り開かれたようであったが、紙切れの裏側に小さく記された、暗号らしき不可解な数字の羅列が不安を煽る。しかし何やら彼にも収穫があったようで、その逞しい手に掲げられたタブレットらしき端末をそっと受け取った。手始めに期待を込め電源を入れてみるも、無機質な光を放った画面はパスワード入力を要求するのみ、当然このゲームのセキュリティに詳しい人間などここにはいない。肩を落としたのも束の間、まずはパスワードを探しましょうと口を開く前に、つい先程解読のため食い入るように見つめていた謎の暗号が脳裏を過ぎった。「ケイジさん、もしかするとこのパスワードって」即座に片手に握り締めていた紙切れと端末の画面を交互に見比べ、一か八かそこに記された数字をひとつずつ入力していき──なんと呆気なくタブレットのロックは解除されてしまった。流石は現役高校生と言ったところだろうか、ある程度慣れた手つきで端末を操作し情報を探っていると、突然パッと画面が切り替わり鮮やかな色彩で装飾されたメッセージが表示された。「なんだ、この目に悪い文字列は……やけに毒々しい色合いですね」思わず顔を顰めながら、乱雑に散りばめられたカラフルな文字を目で追う。『仲良くならないと出られない部屋』、親密度、毒ガス。──毒ガス?突如突きつけられた不穏な単語に、ほんの僅かに和らぎかけていた空気が一瞬にして張り詰めた。この悪趣味なゲームの趣旨は大方理解したが、要するにただ自分たちのペースで仲良くなれなどといった生温いものではないようだ。異議を申し立てる隙も与えず次に切り替わった画面には、皮肉にも二人の現在の親密度と思しき真っ赤なハートマークが表示される。最大の問題は、そのメーターが未だ半分にすら達していないということだろう。なんせ命がかかっているのだ。気が急いてしまうのも無理はない、おもむろに顔を上げ瞳にはある種の決意を宿し、考える間もなく口を開いた。 ) ……ケイジさん。ご存知かとは思いますが、手っ取り早く距離を縮める方法があります。──ハグです、ハグをしましょう!スキンシップで物理的に親交を深めるんです、どうですか?


  • No.20 by 篠木 敬二  2020-04-14 19:45:48 



(/サラちゃん背後様、お待たせしており大変申し訳ありません!早くサラちゃんとお話ししたいのですが、現在やや背後が忙しないのと返信に見合う納得の行く文章が書けないのとで、お返事があと2、3日遅れてしまうことをご報告させてください…!決して無言で消えたりなどはしませんので、気長にお待ちくださると大変嬉しいです!こちらご返信不要でございますので!失礼致します。)

  • No.21 by 篠木 敬二  2020-04-17 19:21:48 



…お、現代っ子。慣れてるねー。
( 自分達がどうしようもない窮地に陥った時、幾度と無く彼女の勘の鋭さや機転、周りを引き付けるリーダーシップに助けられてきた。ゲームの参加者の中では年少者に当たる彼女にばかり負担を押し付けるのは無責任とも取られそうだが、実際機械があまり得意では無い自分が下手に触るよりかは今回も彼女に任せた方がきっと得策だろう。そうして彼女の手に渡った得体の知れないタブレットは部屋の扉と同じくパスワードによって自分達の侵入を拒んでいたが、彼女が先ほど見つけたと言う紙切れに目を走らせたかと思えば、それを基に淀み無く不可解な文字列を打ち込んでいき───ビンゴ。ロックはあっさりと解除され、画面にはこのゲームの情報がけばけばしい悪趣味な色彩によって表示される。やはり彼女に任せて正解だったらしい。「お手柄だよ、サラちゃん」ニヤリと口の端を持ち上げる。ここまでは比較的順調、むしろ問題はここから。横からタブレットを覗き込んで自分達の為すべき事を確認する。成る程、部屋に入った時から致死性のガスが流れ現在進行形で自分達の体を蝕んでおり、それから逃れるにはどうやら隣にいる彼女と''仲良し''になる他ない…と。自分の体を人質に取られた状態で仲良しこよし出来るとは到底思えないが、かと言って放っておけばメインゲームより前に死ぬのみ。思案げに画面に現れた赤いハートマークを指先でなぞっていると、突如として強い意志の篭るはっきりとした声が耳に入る。───''ハグ''、ハグ?「あー……」彼女を目に留めたままで言葉を濁らせる。恐らく彼女は此処から脱出する事しか考えていない。そしてその為にはこれが最善だと考えての提案なのだろう。それは理解しているのだが、生死の境目にも関わらず女子高生を前に倫理観や理性なんて言葉が浮かぶ自分は、彼女に比べるとまだまだ覚悟が足りないのだろう。)
…それはご存知じゃないかなー、ちょっとくっついたら解決って、そんな単純な話とは思えないし。…けど何もしないよりはマシ、か…オーケー分かった。じゃあサラちゃんが抱き締めてよ。おまわりさんから行くと、法律的にも絵面的にも色々とアウトだからねー。


  • No.22 by 千堂院 紗良  2020-04-22 23:58:36 




( / こちらこそ毎回お待たせしてしまい申し訳ありません!現在背後の生活が中々安定せず、しばらくは週末のまとまった時間にしかお返事が返せない状況でして…。物語を紡ぎ始めてまだ間もないうちからテンポが悪く非常に申し訳ないのですが、必ずお返事はさせて頂きますので、お待ち頂ければ幸いです…!ただ、もしこちらのレス頻度に関して不都合があり打ち切りにしたい場合などは、もちろんお気を遣わず遠慮なく仰ってくださいませ…! )



  • No.23 by 篠木 敬二  2020-04-23 10:02:34 




(/わわ…!前回長らくお待たせしてしまったので心配だったのですが、まだいらっしゃってくださった事に感謝です…!ペースに関しましてはこちらも、ですのでお気になさらないでくださいね!一週間に1回程度でお互いにまったりとやり取り出来れば幸いでございます。もし背後様のご都合で続けるのが難しくなった場合も遠慮なく仰って頂いて構いませんので…!今後ともどうか宜しくお願い致します!)



  • No.24 by 千堂院 紗良  2020-04-26 21:58:42 



( 彼の煮え切らない反応は少々予想外だった。名案を口にした筈だったのだが、やはり大人からしてみれば考えが浅はかだっただろうか。しかし人間誰しも潜在意識の中に生存本能があり、自分も幼馴染も他の参加者達も含め、無論警察官を名乗る彼にだってソレは平等に備わっているものだと思っていた。故に手段を選んでいる猶予は少なくとも自分にはないのだが、あくまで冷静沈着な彼と想像以上に曖昧な返事に僅かな迷いが生じる。「確かに一度のハグで脱出が出来る可能性は低いかもしれませんが……物は試しです、ケイジさん」それでも尽くせる手段は片っ端から試すべきだと豪語。こちらからという彼の指示に従い、ゆっくりと手を広げる。「では、失礼します──」恐らくこんなにも不器用で不格好な抱擁は双方にとって初めてだろう、軽く会釈した後相手の広い胸板にそうっと飛び込むと、慣れない仕草で腕を回し抱き着いて。妙な緊張感の中無言で硬直したまま、都合良く扉の開閉音が聴こえてこないかとしばらく待機するが、それどころか先程の端末が震える気配すらない。ああ、これはやはり安直過ぎたかと秒数が経つごとに落胆するも、「……ダメ、みたいですね。仲の良さそうなことをしても意味はない、と言ったところでしょうか。すみません、無駄足だったみたいで」頭上にある相手の表情は読めず、申し訳なさそうにポツリと一言呟きを零す。様子をうかがいつつ体を離すべく動いて )


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