匿名の刑事 2020-03-25 19:54:27 |
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……ケイジさん、どうかしましたか?
( 彼の言う通り今は手当り次第部屋を捜索するのが得策だろう。とにかくナオの精神状態が心配だ、一刻も早く見つけ出して説得しなければと、黄色い扉を閉めるなり踵を返して右隣のドアノブを回そうと手を伸ばした。──その時、一足先に反対側の部屋で開扉した彼から当惑した様子の呟きが漏れる。咄嗟に視線をそちらへ投げたことで扉を開きかけた自らの手は空を切り、そのまま入室するでもなく佇む彼の方へ歩み寄った。背後からかけた声が彼の耳に届くか、自分が室内を覗き込むのか、一体どちらが早かっただろう。刹那、瞳が捉えた何の変哲もない内装に幾度か瞬きを繰り返す。「……この部屋、あまりに普通じゃありませんか」と顔を顰めてみるものの、トラップは見当たらない上にナオが隠れている可能性を否定出来ない以上、探索を避けるという選択肢は己の中には既になかった。「失礼します」と一言、彼の横をするりと通り越して部屋に足を踏み入れ。ベッドの下やソファの裏側など女性が隠れられそうな空間を隈なく探しながら )
ケイジさん、見たところ罠はないみたいです。
( /こちらこそ進め方が下手で申し訳ないです…!この後退室しようとするも扉が開かない、という展開で相違ないでしょうか…?内装に関しては特に強いイメージはなかったのでそちらで大丈夫です、詳しくありがとうございます!
時間の都合上ひとまず一章までしか見られませんでしたが今後の参考に出来ればと…!関係性につきましては、個人的には流れ次第で恋人関係に持って行っても面白いかなとも思いますが、ケイジさん背後様のご意見に大賛成ですので、現段階ではきっちり定めすぎず様子を見ながらということでお願いいたします。)
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