闇夜 2019-12-26 09:29:16 |
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>シュガー
うぎゅあー、うみゅるぐうあうー?
(それまで元気にはしゃいでいたが、お腹が空いたのか腹部をおさえ、白い少女は何かを伝えたそうに言葉を発した。しかし、可愛らしい声色から聞こえる言葉は、怪獣も出せないような唸り声だった・・・)
>稟杏
おや、お腹すいたの??てか、すごい声出してない…??
(自分の鞄を開けて、探っているとサンドイッチを見つけて「これでもよかったら、あげるよ?」と、相手に差し出して)
>シュガー
ぎゅぐぐ?むっふふ・・・あやうー!
(可愛らしく首を捻ると、思い出したようにアイテムを出した。誇らしげに掲げるそれは、見た目はどこにでもあるカンペだが、これは彼女が父アザトースから貰った武器[ねくろのえほん]・・・絵に起こしたモノを、危険物以外なら全て産み出す神の叡知であった)
>稟杏
ありゃ、違うの?って、なにそれ?一見カンペに見えるけど……?
(相手の出したアイテムが何なのかわからず、不思議そうにねくろのえほんをじーっと見ており)
>闇夜
【感謝する。では、後は奴に任せよう・・・稟杏】
むー!いあいあー、ぐーしゃす!
(指された方を見ると、影は少女に指示を出す。少女は何かを叫ぶと、目の前に凄まじい魔力の魔方陣を描き、そこからスライムに似た化け物を呼び出した。化け物は一連の状況を把握すると、口のような部分を開け、少女は恐れる事なく喰われていった・・・)
>シュガー
ふみふみふむむ・・・ふふ、むんっ
(少女はもう一つの武器[天照稟杏杖]を出し、ねくろのえほんに何かを描き始めた。少しして何かが描けたのか、それを地面に置いた。そこには握り飯が4つ描かれていたが、二拍した瞬間それは実体化し、少女はそれを頬張った)
>稟杏
何描いてるんだろ…あ、おにぎりかぁ。へぇ、結構上手に描けてるじゃ……
(しゃがんでねくろのえほんに描かれた絵を見ていたが、実体化したことで一瞬固まり)
…あたし、疲れてんのかな……
(軽く目を擦ってもう一度見るが変わらず、相手がそのおにぎりを食べてるのを見ると再び固まり)
>シュガー
むぐむぐ・・・んむ?むぐううんむむー
(少女は握り飯を目一杯頬張りながら、様子をうかがう。フリーズしている事を気に止めず、自分と同じ状況だと思ったのか、先程と同じように描き、全く同じモノを出し、それを差し出した。栗鼠のような膨れた頬のまま)
>稟杏
へ?あ、ありがとう
(おにぎりを差し出されると再び動き出し、受け取ってお礼を言い食べ始め)
…本物だ…味も普通に美味しい……まさか、描いた絵を実体化させるなんてねぇ…
(不思議そうにねくろのえほんを見ており)
>稟杏
白の人形「うわぁぁぁぁぁぁ!!食べられちゃいました!!」
緑の人形「落ち着いて!!マスターはこれくらいじゃ驚かないよ!!」
驚いてる白の人形と普通と内心驚いてるがそれを表情に出さない緑の人形
>シュガー
【当然だ。我が愛娘の為、我輩が創造した物だからな】
《おかげで彼、3日も眠らなかったんですよ》
(白い少女が無我夢中で握り飯を頬張るなか、影の腕と光の珠はねくろのえほんの裏側を少し話した。光の発言に、影は少し恥ずかしそうに腕を降ろした)
>闇夜
むぎゃるあー、わぎゃうおうあー!
(喰われた筈の白い少女は、窓のように空いた穴から手を振っていた。そして再び化け物は口を開けた。まるで二人に[乗れ]とでも言うように、ただ口を開けたまま動きは止まった)
>稟杏
へぇ、そうなんだ!娘想いのいいお父さんじゃん~
(二人の発言を聞いて、恥ずかしそうにしている影に微笑みながら、いい父親だと言って)
>シュガー
【それで、お前はこれからどうするつもりだ?現段階で、我々が元の世界に戻れる算段は無いぞ?】
《それに、我々以外にも生存者は居るでしょうし、仇なす者も現れないとも限りません》
うぎゅるぐあー、わうぐぎゅうむー!
(和やかな雰囲気で忘れていたが、影は次の行動を気にしていた。言われて気付いた光も、まだ決まっていない予定をどうしようか考え始めた。しかし少女は、何の気なしに力を使い、ルルイエ・ゲートを一気に展開した。周囲の景色が神聖な森に変わってゆくと同時に、少し先に住処を見つけた少女は駆けて行った)
>稟杏
あたし?あー…とりあえず、住めるところを探すのが最優先かな。元の世界に帰る方法を探すのはそれからでもいいし、もしその敵が現れたらみんなで協力すれば、なんとかなるんじゃない??
(かなりざっくりとした予定や敵に対しての対処をお気楽そうな表情で話し、周りの景色が変わっていくのを見ると)
稟杏ちゃん、すごい子だねぇ。あたしがいた世界じゃ、見たことない能力とかも持ってるみたい…と、住めそうな所を見つけてくれたね~
(住処に向けて駆けていく相手についていき)
>シュガー
【我等の住処など、どこにでもあるようなものだ】
《此処が我々の家ですよ。まずは我々の仲間となる者を探しましょう》
(木々より動物が姿を見せるなか、光と影は次の算段を考えるべく白い少女の内へ消えた。少女はというと緊張感の欠片もなく、動物達と戯れていた)
>稟杏
んー…それもそうだねぇ。仲間かぁ…確かあたし、森でもが覚めたけど他の人もそうだったりするのかな??いや、人が多くいる町とかに行くべき…?
(仲間探しの子とで、口元に軽く手を当てて考えており、稟杏が動物達と戯れているのを見れば)
なんだか、呑気だなぁ…いや、あたしも人のこと言えないか
(微笑みながらそう言い)
>シュガー
むー・・・『まち ひと たぶん いないよ』
『まち あっち でも におい しなかったもん』
(話の始終を聞いていた少女は、申し訳なさそうにえほんを提示する。幼さと狂気が共存する文字は、自然で育ったが故の感覚に基づいた、悲しい結果だった)
>稟杏
ありゃ、いないの??そっかぁ……もしかして、あたし等みたいにこの世界に飛ばされた人しかいなかったりして
(苦笑いしながら、なんとなく思ったことを冗談半分みたいに話すが、おそらく本当にそうだろうとどこかで思っており)
てか、文字は書けたりするんだね??幼い…というか、不思議な文字だけど
(先程相手が書いた文字を見て)
>シュガー
【人間の五十音と一通りの言葉は記憶させているからな】
《彼ったら、出来る度にすごく褒めるし、間違いも丁寧に教えるんですよ》
【これでも生前は教師だったからな。有意義な時間だったぞ】
(少女の影よりこちらを覗く眼から声が響く。続いて補足をするように光が宙を舞い、少女の頭上で輪になるイタズラを仕掛けた。少女が気が付くと、両手をパタパタさせた)
>稟杏
え、元教師なの?へぇ…やっぱり優しい人だねぇ?けど、今でもいろいろと教えてあげられるんじゃない?
あとお母さん、稟杏ちゃん飛ぼうとしちゃってるよ
(影からこちらを覗く目を見て、笑顔になりながら話して、頭上で輪になったり両手をパタパタさせてるところを見ると飛ぼうとしてるように見えて)
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