とあるカウンセラー 2019-12-13 02:54:00 |
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( ただ一言、居ない。とそう言えばいいだけなのにわざわざ挑発し喧嘩を売るような言い回しをする捻くれた性格に内心溜め息をつくも、こんな場所で喧嘩を買う気もしない。それよりも今は新たに出てきた事柄の方が先。相手の言っている事が本当か惑わす為の嘘かを判断するにはまだ情報も、時間も、何もかもが足りなさ過ぎる。「__悪いけど信じるかどうかの答えは保留よ。もし本当にアンタじゃない主人格がやった行為だとして、本人にその記憶が無いのは大きな問題なの。アンタが思ってる以上にね」下手に答えを決める訳にもいかない事案であるからこそ、眉を顰めたまま下手な隠しも、同情も、口だけの信用もせずに )
( / で、では…黒江には今まで通りの荒々しさ健在で行くようにさせます…!透君には今、前もって謝罪しておきます!
黒江自身はもう今なスタイルに慣れたし変えるつもりもないし、過去は過去。みたくなっているので全く悲愴とかはありません!何だかんだでお兄ちゃんでした!私もこんなに可愛くて、生意気で、なんとかしたあげたい!と思える透君と出会えて光栄です!! )
( 元より己の言葉を鵜呑みにするとは思えなかった為、返ってきた言葉の後半にのみ眉間へ皺を寄せ「都合の良い脳ミソしてるってだけだろ」ご都合主義な記憶喪失の何が問題なのか。そう皮肉と純粋な疑問の入り混じった一言を吐き。"悪いけど"という前置きの配慮さえふっと笑い飛ばしては「いつアンタに信じてほしいなんて言ったよ、自惚れんな馬鹿。…"治せるわよ"なんてでけえ口叩くから教えといてやっただけ。あいつはマトモじゃねえって事」と明らかに露悪的な口真似と共に反論し、すっと相手から視線を逸らして。相手の頭を混乱させたい。模範的な患者という"己"の面を剥いでやりたい。そんな邪な遊び心が理由ではあるが、万が一、億が一にも本当に"己"を治す時が来れば必要になるだろう事実を冷淡に添え )
( / 謝罪なんてとんでもありません、先程からずっと失礼ばかりなので早く一発かましていただきたいくらいです!笑
面倒見の良いお兄さん気質は10年前からご健在だったんですね、凛とした強さにも納得です…!
裏は元より表も全く可愛くないことがバレはじめていますが、今後もそう思っていただけるように頑張りますね! )
( 主人格は"その手の仕業"は全部が全部別人格がやったと思っている。そうしてその人格を嫌っている。それがまさか"自分"のせいだとわかれば__。それだけ考えてもう何もかも病院に帰ってからにしようと思考をストップさせれば忠告を受けたにも関わらず「そりゃドーモ。お気遣い感謝するわ」と隣りにある小さな頭をわしゃ、と撫でつつ立ち上がり。「早いけど昼飯にするわよ。もうすぐ混み出す頃だしね」と一直線上に見えるステーキのお店を顎で示し )
( / いやいやいや!失礼くらいでは手は出しません!それは流石に透君が可哀想すぎます!笑
黒江もイメージを保てるように頑張ります!
そして果たして本当かどうかは黒江的にまだ半信半疑ですが、予想外の事実が!!透君…っ!涙 )
( 楽しげにはしゃぐ子供に駄々を捏ねる子供。そんな店内の様子を退屈そうに眺めつつ、相手から動揺か否定が飛び出すのを待つが予期せず頭を撫でられると「──自惚れんなっつってんだろ。誰がてめえみてーな気違いに気ぃ遣うんだよ、鏡見ろ」振り払おうとした時には既に手が離れており。憂さ晴らしに喧しく暴言を並べ立ててから己も立ち上がり「食ったら帰る。こんな奴と口利いてたらオレまでイカれるわ」視界に捉えたステーキ屋へ歩き出す、と見せかけて、まだ吐き足りない毒と共に己としては軽めの蹴りを相手の足へ入れようとして )
( / 黒江先生はずっとブレずに素敵な先生を貫いていらっしゃるので大丈夫ですよ、常々尊敬しております!
先生はまだ半信半疑ということで、表の透とも何だこいつは…?的なやり取りを楽しんでいただければ幸いです(?)思っていたキャラクターと違う、と背後様が不快に感じられていなければ良いのですが…!
また、外出イベントの後は再び透との交流をお願いしたいのですがよろしいでしょうか?
その前に挟みたいイベントややりとりがあればぜひお願いしたいので、何かありましたら教えてくださいませ! )
あんまり可愛くねェ事ばっか言ってると、次回奢ってやンねェわよ。
( 口を開けば暴言か嘲笑いの相手に子供なんて絶対にいらない、とやや場違いな事を思いステーキ屋はと歩みを進めるも、右足一歩、の所でふいに特別な痛みはないが確かな嫌がらせを蓄えた蹴りが当たればピキ、と片眉を持ち上げた後に受けた蹴りよりも強いだろう力加減でペシッと頭を叩き。「足癖が悪いわよ」自身を棚にあげた発言を一つで歩みを再開して )
( / お優しいお言葉ありがとうございます!
何だか新しい展開もありそうでワクワクしています!不快に感じる事は恐らくないと思うので、どうぞ思うがままにやっちゃって下さい!笑
いいですね!勿論透君との絡みをお願い致します!一先ず透君との絡みをやって、その後に何かイベント…クリスマスのイベントもいいかなと漠然と思っておりました! )
……次?
( ここまで散々こき下ろされればもう御免だと根を上げるはずだが、それどころか二度目の可能性を示唆する相手を妙なものを見る目で見て。しかし容赦なく頭を叩き返されては「ッ…あー、こんだけ手癖が悪けりゃ口止め料もいるわな。オレが出てくる度に外食になるんじゃねえの、これからは」と苛立ち半分に納得し。殴り返さなかったのはすぐそこに肉の匂いが漂っていたからで。拳を向けるのはいつでも出来るが美味い飯を食えるのは今だけだと、仏頂面ではあるものの大人しく店に入り )
( / 一応ざっくりと全貌を明かした後に改めて萎え等がないかお尋ねするつもりですが、何か引っかかる部分があればその都度ご指摘くださいませ…!
クリスマスイベントは素敵ですね!院内の催しか個人的なものかによりますが、先生にも何か贈り物を、という流れになった場合は表の透ともショッピングをお願いするかもしれません…!
そして透との絡みですが、日を改めて病院でお話させていただくのと、この外出中に入れ替わってそのまま会話をするのとどちらがやりやすいでしょうか? )
寝言は寝てる時に言いな。どう考えてもおあいこでしょ。
( 互いに手足癖が悪ければ口止め料等最早互いに発生してると適当にあしらい。ステーキ屋の前に来ればウエイトレスに二名だと伝え、案内された壁際奥の席へ。わりとふかふか目のソファー席へと腰を下ろしては二冊あるうちの一冊のメニュー表を相手へと差し出しつつ「遠慮くらいしなさいよ」と本心ではない言葉を吐くと同時に水を持って来たウエイトレスに軽く会釈して )
( / 了解致しました!何かあれば声を掛けさせてもらいますね!
子供たちもたくさんいる院内での大きなイベントも楽しそうですが、個人的にやるのも面白そうですよね!院内のイベントの合間にちらっと個人的にやったりするのもいいかなと思ってます!
透君との絡みはもしこのまま途中で入れ替わるなら真っ直ぐ病院に帰らないで何処かに寄るのもいいですし、日を改めて病院内でならばカウンセリングをしてもいいし、他でも。透君背後様がやりたい、やりやすいのに合わせられたらと思いますので是非ご意見を頂けると! )
何があいこだ、患者の頭バンバンど突きやがって。
( 何かと小突かれる己に対し、己が与えたのは先程の蹴りと昨日の引っ掻き傷だけで。あいこどころか不公平だと自身の非は棚に上げて呟くも、脂の匂いに腹を鳴らせば意識は食事の方へ逸れ。受け取ったメニューを開くや否や「これ」と重量のあるステーキを値段も見ずに傍らのウエイトレスに示し「遠慮して一つにしといてやるよ」幼稚な屁理屈と共にニヤリと相手を見て )
( / そうですね、まだ院内での絡みも少ないですしそちらをメインにしつつ美味しいとこ取りができると嬉しいです!
では日を改めてまたカウンセリングからお願いできればと思います。まず裏透と外出したという事実に軽く取り乱しそうなので…! )
医者だから手出さない、なんて事はねェのよ。
( そもそも先に仕掛けて来ているのは全て相手だと言うのに何を言っているのだ。屁理屈と共に頼まれたメニューは厚切りの見るからに高そうなステーキ。期待を裏切らないと肩を竦めつつ己はビーフシチューオムライスを頼み。注文を聞いたウエイトレスが居なくなってから「アンタ甘い物は食べないの?」とメニュー表の一番最後のページにあるデザート欄を眺め )
( / 美味しいとこ取りは最高です!笑
クリスマスイベントですので、ロルの中にたまにサブキャラみたいな子供たちが交じるかもです!
かしこまりました!まさかの出来事に取り乱してる透君と絡むのが今から楽しみです!では、背後は一先ず居なくなりますね!またその都度お話出来たらと思います! )
( 以前もこうして向かい合って食事をしたような。注文する相手を眺めながらぼんやりとした記憶を探るが、向けらた言葉につられてメニューをひっくり返すと「食う」と即答し。次の機会がいつ訪れるかわからない以上病院で食えないものは食っておくという欲深さで注文を決めつつ、遠慮しろと言う割に勧めるような発言を「…患者甘やかすと治療になんの?」と不思議そうに指摘して。その一言には昼食を分け与えられたという、僅かに思い出した数日前の経験も含まれており )
( / 子供も交えてワイワイなんて良いですね!ほのぼのを楽しみつつ、より先生に心を開ければと思います…!
それではこちらも失礼致します、もうしばらくの間裏透をよろしくお願い致します! )
治療になんてなんねェわよ。大体飯食うのに甘やかしも何もねェでしょ。大人が子供に金払うのは当然なの。
( お腹を空かせている状況でご飯も食べずに帰った方が次は人間性を疑う。甘やかしているつもり等毛頭なければさも当たり前だと返答し。少しして愛想の良い店員が二人分の食事を運んで来れば「食後のデザート頼んどきな」と促しつつ、出来たてで湯気の立つオムライスを一足先に口にし満足そうに小さな息をついて )
"当然"とか知らねえし…っつーか子供って歳でもねえだろ。
( 他の医者ならここまでしないという淡い確信はあれど、点滴と病院食しか食事を知らない己に反論する知恵は無く。代わりに単語単語へ噛みつくが、くだらない意地より料理を優先すればアイスを注文しながら卓上のナイフを手に取って。美味そうな溜め息を吐く相手を見、躊躇なくその手元──ではなくオムライスへ刃先を突き立てては「うめぇな」と、図々しく抉り取った一口を頬張り悪童のように笑い )
17歳は立派な子供よ。__ちょっと、ネズミみたいな真似はやめて頂戴。
( 十中八九子供だと思う年齢に一瞬は噛み付くがすぐ様デザートへ意識が向いたその姿に、ふ…と小さな吐息にも近い笑い声が漏れるも、許可を取るでも事前に何かアクションを見せるでもなく唐突にナイフによってオムライスの一部分が削り取られては、あからさまに眉を顰め。「…美味くて何よりよ」目の前で悪戯に笑う顔を見やり、もう何も言うまい。無言でオムライスを口に運んでは飲み込むという動作を続けて )
ボーっとしてるほうが悪いんだよ。手じゃないだけマシだと思え。
( オムライスは元より相手の不快な表情こそ美味と目を細め、ギコギコと不慣れな手つきでステーキに刃を入れていき。言葉通り刺そうと思えば刺せたはず。恰好の凶器を持っていながら何故実行しなかったのか、自分でも妙な気がしたが深くは考えず肉を頬張って。久々の食事をあっという間に平らげると、運ばれてきたアイスにも手を伸ばし「アンタは食わねえの」と大きな一口を頬張りながら気まぐれに尋ね )
ふざけんな、飯食うのに何でそんな危機感感じなきゃなんねェのよ。
( 手にナイフを刺されたくらいじゃ死にはしないが__とそれはそれで物騒な事をひっそりと胸にしまいつつ、ご飯の時間までピリピリしなきゃいけないのかと吐き捨て少し濃いめに味付けされたオムライスを平らげて。一足先に冷たいアイスを頬張るその姿を再びぼんやりと眺めてる最中の問い掛けには先に水を。「甘い物はそんなに食べねェのよ。__ゆっくり食べてていいわ」口内の濃味を消した後にいらない事を伝えるも、刹那、ふいにポケットに入れてたスマホが振動すれば通話ボタンを押し電話の向こうの相手と何やら会話をし )
だから能天気にしてるアンタがおかしい……あー、もう何でもねえよ。
( 相手を変人扱いするのにも飽きた、というより徐々に慣れ始めている自分に気付くとぐしゃぐしゃと髪を掻いて途中で投げ出し。余程防御に自信があるのだろうかとどう見ても細身な腕をアイスをつつきながら訝しげに睨んでいたが、電話が鳴ればそちらへ視線を移し、相手の勧めも聞かずさっさと最後の一口を放り込んで病院の人間かと眼差しで問い )
…散歩よ散歩。…あー、はいはい。__ツリーの飾り考えてて頂戴。…ん。
( 画面の向こうから聞こえてきたのは看護師の声。されど次に聞こえてきたのはキャッキャとした甲高い幼女の声で。適当に返し電源を切れば「患者からよ。特別用事があった訳じゃないみたいだけど」問い掛けを蓄えた眼差しに言葉で返事をしつつ徐に立ち上がり「食べたなら帰るわよ。もう寄りたい所ない?」レジにて会計を済ませながら先の要望を問うて )
( 会話の内容から用事とやらの見当がつけば、まさかあの喧しさが院内に持ち込まれるのかとレジ脇でチカチカ光る小さなツリーに眉を顰め。相手に支払いを任せる間に別の行き先を考えてみるも、ふと欠伸が零れると早々に思考を止めて「──帰って寝る。あいつが顔出したら面倒くせえし」うたた寝でもして入れ替わったらそれこそ厄介で。「どうせすぐ"次"が来んだろ」とまるでまた今回のようなアクシデントが起きるのを楽しみにしているかのように付け加え )
アンタが彼処に入院してる以上、何十回って来るわよ。
( 眉を顰めた表情と電話の内容から何が起きるか気付いたのだろう、嫌そうな顔に「仕方ねェのよ」と呟いた後にお店を出ては、少なくとも己が担当医である間は。と言う言葉の代わりに入院を持ち出し頭を縦に揺らし。そのまま来た道を戻りモールの入口から駐車場へと出れば、近くに停めてあった愛車へと乗り込みつつ「寒ィわね…」と一瞬の身震いと共にヒーターを上げて。相手が乗り込めばそのまま病院へと戻ろうか )
アンタがオレ達に殺されてなかったら、な。
( 相手の返答に病院暮らしも少しはマシになりそうだと口角を上げるが、いつ気が変わるかわからないのは己ももう一人も同じこと。容易に背を見せる相手の後ろを歩きながら脅しとほんの僅かな警告の混じった言葉を返して。車に乗り込み、徐々に暖まる空気に再び欠伸を漏らしては「──今日オレが言ったこと、忘れんなよ」と釘を刺し。長時間出ずっぱりだったせいか異様に眠い。車が走り出すのを確かめれば、病院につくまで目を閉じていることにして )
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