寮、最上階の角部屋（〆）

巡音優和（めぐりね　ゆうわ）/17歳、高校2年生/社長の一人息子で将来の跡取りとして周りから期待されている。端正に整っている顔で世間で言うイケメン。先生、先輩に対しては特に対応に気を付けていてルーム長やら生徒会会系やら仕事をよく任される/黒のブレザーに学校指定のニットベスト、ボルドーのネクタイにチェックのスラックス。基本はマスクをしている/１８０ｃｍと高身長。結構痩せてる/暗めの茶色の髪が耳の下あたりで祖母が欧米人だったらしく左右の目は茶色と紫/目は細く垂れ目がちそのせいでルームメイトからは眠そうといわれる。/モンスターペアレントに近い父親が出てくる可能性アリ。/リバ




名前：楠木 紫音（くすのき しおん）
年齢：17歳　高校2年生
設定：財閥の次男で、上辺っつらは優等生。中性的な顔立ちで、可愛い系の男子達の憧れの的。でも裏の顔は自分より出来の良い長男への劣等感から性格が少し歪んでいて、やや毒舌気味。その素顔はルームメイトにしか見せない。
制服：紺のブレザーの中に学校指定のニットベストを着ていて、ボルドーのネクタイを巻いている。スラックスはチェック柄。しっかりと着用派。
容姿：178cm 普通体型の色白。
銀色の髪を脇下くらいまで伸ばしていて、色素薄めの瞳の色。元女優の母親の遺伝で睫毛が長く、目はきれ長で鼻は高め。
属性：リバ。
その他：嫉妬誘発のためにモブキャラから告白されたり、ブラコンの兄(伝説のOB)がロルの中だけで登場するかもしれない。

…遅い。幾ら何でも遅い。…まさか…誰かと乳繰り合ってるんじゃ…、（幾ら待とうと一向に部屋へと戻らぬルームメイトに、心配は更に募りあらぬ妄想を。彼に想いを寄せているであろう生徒の顔を1人づつ思い浮かべては、徐々に不機嫌になり無意識の内に貧乏ゆすりを始めて。間も無くして堪え切れなくなり、スマホを乱雑に手に取ると「まだ帰んないの？」と素っ気ない文章を書き殴り、勢い任せに送信して。それでも心落ち着かず、遂には椅子から立ち上がると腕を組み、忙しなく部屋中を闊歩して）





（/まずは来てくれてありがとう、優和。良縁に恵まれて感謝。そして…緊張する、(笑)

早速設定の話になるんだけど、君もかなりの富豪の様だから、スペシャルな部屋にしようかなって。ホテルのスイートルームみたいに広くて、2人しかいないけど無駄にソファーとかテーブルがあるみたいな。ベッドはそれぞれキングサイズ。そして当然のようにバス、キッチン完備。あと、都合の良いものは随時何でも揃えよう。

もうバレバレだと思うけれど、僕自身がかなーり緩いから気楽にやってね。短ロル、心情ロル、何でも歓迎。

それと、君がとても良い子そうだったから、僕はもう少し俺様気質な面を出そうかなって。僕が嫌な事しちゃったり、優和がこうしたいって事とかあったら、すぐに教えてね。それじゃあ、末長く宜しく。こっちのレスは蹴ってOKだよ。)

あ、終わりですか？ありがとうございました！お疲れ様です
（再度職員室にかけられている時計に目をちらりとやると顔や声には出さないものの内心では焦りまくっていて。変な勘違いをしているのではないかとルームメイトの顔を思い浮かべ恐る恐るスマホの電源を入れ通知を確認してみて。過保護な彼の事だろうから通知がたくさんだと思っていたがたったの１件で案外そうでもなかったのだろうかと少し安心し。「終わったよ、ありがとう」という先生の言葉に顔を上げると筆記用具を手に取り思いっきり職員室を飛び出して。「いみ、あわつつ」という（今、終わった）と誤字だらけのメッセージを走りながら送り）



（/スレ立て有難う。わざわざ紫音の手を煩わせてしまって申し訳ない。好みな様で安心したよ（笑）

ふむ…紫音が言えるほどの富豪じゃないよ僕の家も。なるほどスペースの無駄じゃないか。また僕の父上の影響かな？余計なことしないで欲しいっていってるんだけどなぁ…「当然の様に」か（笑）なるほど、部屋については把握したよ。外の景色のなかなかいいんだな。

僕がいい子か…冗談でも言ってるのか？なるほどな、僕の好きな紫音だ。
大丈夫、基本は何でも歓迎。でも困ったことがあったら教えてほしい。此方こそ、末永くよろしく）

（室内を右往左往。机上に取り残したスマホが連絡の受信を知らせるなり、食らい付く様に内容を確認。画面に表示されているのは読解出来ない文章で、訝しげに眉間に皺を寄せながら暫し思案し）…いみ、あわつつ…。…はぁ、なんだ、連絡寄越したかと思ったらダイイングメッセージかよ。（一気に脱力し、おもむろにベッドへと歩めば広々としたそこへと倒れ込み。柔らかな布団が肌に触れると徐々に頭が冷えるのを自覚。冷静になったところでぼんやりと独り言を溢し）…ま…アイツが誰と乳繰り合ってようが僕の知った事じゃない。口出しする事でもない…よな。


（/とんでもない。寧ろ建設が不慣れなもので、待たせてごめんね。

海外の血が入ってるってとこでセレブ判定させて貰ったよ。外観は最高。高みから生い茂る木々を見下せる。（笑）

えっと…その含みは実は、裏の顔があるって示唆してるのかな？これから君の色々な顔が知れるのが楽しみだよ。
さて、それじゃあ引き続きよろしく。僕は一旦引っ込むね。）

遅くなったっ！！すまない…
（いつもはのんびりと上がっていく寮への階段２段飛ばしで駆け上がり運動が足りていないのか最上階付近で息が上がってしまい。息を整えるのと同時に返信が来ていないか確認し先ほど自分が送った文章が自分でも意味不明だと思うぐらい誤字がたくさんでこの文章に眉を顰める彼の顔が簡単に思い浮かんで思わず苦笑し。もう一度走り出し寮の前に来ると焦ってカギを落としそれを拾い上げドアを開けると彼が居るであろう部屋に直行し頭を下げて）

（/建設が不慣れとは羨ましい悩みだな…。セレブかどうかは保証しかねるがな、…ふふ、見下すとはまた嫌ないい方だ（笑）

そんなに期待しないで欲しいな（笑）まあ、がんばるよ…ここは下げ更新ってことでいいのかな？出来るだけ忘れないようにしたいと思うが間違えてしまったら本当に申し訳ない。
ではこちらも引っ込むことにする。また質問があったらよろしくお願いしたい。）

僕がここまで彼を案ずるのは何でなんだろう。…いっつも眠たそうにして、無防備に歩いてるから僕が変な虫が付かない様に見張ってるだけ。…そう、それだけだよ。（寝具の上にて己の心情を振り返り、自問自答の内容を呟く事で自身に言い聞かせる事でそれ以外に心当たる感情を押し殺し。扉が開く音がするなり上腿を起こせば、謝辞する彼に容赦なく怒りの剣幕を注ぎ）遅いよ。今まで何してたの？訳わかんない文章送ってきたからダイイングメッセージかと思った。…さて、事情を説明して貰おうか。（相手が息を切らしている事に気が付けば、走って来た事を察し感情の高ぶりが僅かに冷えるのを感じて。寝具の端へと腰をずらすと、こっちに座れと言わんばかりにその隣を叩き）



（／早速戻って来ちゃったよ。(てへっ)あえてゲイゲイしく言うなら、僕がここで1対1で話すのは君が初めての男なんだ。俗に言う初心者だね、申し訳ない。それを言って甘えるのも恥ずかしいし、独自に勉強して来たつもりだったんだが、色々不足していた事を痛感。これは…土下座した方が良いかな…？

僕の誤認識があって下げていたんだけど、やっぱり上げ更新で問題ないならそうしよう。その方が僕も助かる。他にも僕が何かやらかしていたら教えて貰えると幸い。）

これ、「今、終わった」って打ったつもりだったんだが…
？あ、ありがとう…あの…先生に呼びだされて…ずっと職員室で作業してた…先生もそんなに遅くならないっていうから…僕も…連絡するほどじゃないと思って…
（ダイイングメッセージと言われた自分が送った文章を見返し自分の焦り具合を感じこの様子だと解読できなかったようなので本当に申し訳なく思い。寝具の端に座り隣を叩く彼に少し首をかしげるもここに座れ、という意味なのを理解し鞄を椅子に置くと恐る恐る座って。顔を見なくても怒っていることがわかる声に俯きながら話し。怒りの剣幕に息が切れていたのも相まってどんどん声が小さくなり）


（/僕も早速戻ってきちゃったよ（テヘッ）そんなことないさ。むしろここで一対一1年ぐらいやってる僕よりもロルが上手いんだから…信じられない。いやいや、土下座するほどやらかしてないしそれぐらいで打ち切るのは僕も絶対に嫌だからね…気にしないで欲しいな
分かった。確かに見つけやすいし僕も上げ更新の方がいいな。そうだなぁ…出来るだけ気づくように頑張るよ（笑））

へぇ、あれは「今、終わった」だったんだ。家で委託してる探偵でも推理出来なかっただろうな。（小さく鼻を鳴らすと、相手の衣服に乱れが無いかを確認すべく頭から爪先へと視線を滑らせて。己に怯える相手の心情を察すると、深く嘆息１つ。彼が隣に腰を下ろすのを待ち、至極優しい声色にて）先生の手伝いなら仕様がないね。でもやっぱり一報は欲しかったよ。…君は自覚がなさ過ぎる。君を好いている人は学園内にいくらでもいるだろうから、危険も山程あるさ。心配したよ。



（/おかえり。って、僕が召喚してしまったんだけど。（しゅん）ロルは君の方が断然上だよ。恐縮。そして君が本当に優しくて助かった…ありがとう。
我ながらタイトルの文字列がナチュラル過ぎてイマイチ探せてないから、見過ごしても気にしないで。（笑）それじゃあ、またまた引っ込むとしようかな。相談ありがと。）

紫音に心配かけてしまったと思ったから焦ってうったらああなったんだ…うん、反省してる
自覚…？僕を好きで来てくれる人なんてそういないだろう？でも、心配してくれて有難う
（すばやく体中を見られている気がしたが特に気にすることもなくこれを送った時の自分の状況を思い出しつつ俯きながら話して。仕方がない、そういう彼の声は先ほどとは打って変わって優しくなったものでいくらか安心して話しはやり連絡をしなかった自分を悔いて謝り。彼の言葉に顔を上げるとそこには自分を本気で心配している彼の顔があり言われたことを否定しつつまっすぐ顔を見つめてお礼を言い）


（/本当？紫音に行ってもらえるなんてとても嬉しい。感謝されるほどの事じゃないさ、此方こそ教えられなくてすまなかった。そうか…なかなか僕は好きなタイトルなんだけどな？（笑）
了解したよ。また何かあったらいつでもどうぞ。）

そう言われるとこれ以上怒る気も失せるね。本当はキツく言おうと思っていたんだけれど、もう終り。次からは宜しく頼むよ。ーー…それ。それを自覚がないって言ってるんだ。まさか、誰にも言い寄られた事がない訳じゃないだろ？（柔和な声のまま言葉紡ぐも、不意打ちで目が合えば驚き見開いて。端正な顔立ちを真正面から視界に入れる事には耐えられず、すぐに視線を逸らすも残像が瞼に残り。僅かに乱れた心拍を悟られまいと表情を無にしては、俯き加減で自身の片膝を抱き）

本当…？優和は僕に優しすぎると思うのだが…
？…言い寄られるというのがよくわからないが「ちょっと遊んでよ」とかそういうことなのか？紫音が誰かに呼ばれていったときによく一緒に行こうとか誘われる、けど…一日2回ぐらいだが多いときもあるな。でもついていったことはない。…あ、でも一回だけあるかも…
（怒る気も失せるといった彼に嬉しそうに一瞬笑みを浮かべるがこんなに甘くていいのだろうかと思い首をかしげて。一瞬目が合ったと思ったら途端に逸らされ寂しい、という思いがよぎりそんな自分の気持ちと彼の行動にハテナマークを頭に浮かべ。彼の質問に少し黙るともはや日常ともいえる出来事に淡々と説明し過保護なルームメートを心配させるわけには行かなくついていくことはなかったが一つだけ心当たりがあり呟いて）

僕は誰にだって甘いよ。それでも厳しくして良いならそうするけど、どうする？（視線は手元に、淡々とした口調で冗談を。続く言葉の内容は己の想像を超えたもので、思考停止ししばし無言。徐々に自分を出し抜こうとしている輩に対しての怒りが湧き上がり、頭に血が上るのを自覚。顔の筋肉だけで微笑を作り、徐に顔を上げわざとらしい程朗らかに問い掛けを投げ）…………、へぇ、みんな優和と遊びたいんだね。遊びって何？って疑問もあるけど。ねぇ、誰に着いて行ったの？いつ？何で？どこに？

あー…それはいやだな。今の紫音のままでいい。
遊びの内容は…僕にも分らない。誘った人は普通にゲームがしたくて誘ったかもしれないが…えと…３年生の先輩とと多分そのお気に入りの1年生で…多分1か月ぐらい前、だと思う…「ついてこなかったら紫音をいじめる」っていうから怖くなってついていったら…空き教室に連れてかれて先輩に殴られたり…した
（視線は合わせてくれないものの冗談だということが分かりいくらか楽しそうに笑って。石になったかの様に固まる彼にぼーっと見ていればふいに此方を見た彼は笑顔が真っ黒で怖さを感じながら話し始めて。その時の状況を思い出すため彼から目線を外し宙をみながらゆっくり話して。途中までは普通に話していたものの殴られた時の感触や脅された時の声に恐怖を感じだんだん声が震えてきて）

ゲームに誘う奴が態々僕の居ない瞬間を狙う？もっと邪な意図があるかと勘繰ってしまうね。ーー…ハッ。ソイツは僕に家柄も敵わなければ、腕っ節も劣っている自覚があったから腹いせに優和を狙った訳だ。君の判断は間違いだよ。この学園で僕に歯向かえる奴なんている訳がない。それなのに君は…っ、（思いも寄らぬ暴露に自嘲１つ。自身の存在が相手を傷付けてしまった事への罪悪感と、暴行者に対する怒りで笑みを作る事も忘れ、早口で感情をぶつけて。しかし相手が震えている事に気付くとはっと我に帰り、紡ごうとしていた言葉を飲み込んで切なく表情を歪め。緩慢に彼の方へと身体を向けると、一旦躊躇するも慰めるべく頭を撫でようと手を伸ばし）…ごめん。優和は僕を守ってくれようとしたんだよね。僕が不甲斐ないばかりに…本当に申し訳ない。

し、紫音…？紫音、紫音…！！…！違う。僕が間違ってたんだ…冷静に考えればわかる事だったのに…！ごめん…本当にごめん…紫音は何も悪くない…紫音に敵う奴なんてここにはいない僕が保証する。絶対だ。すまない…紫音…紫音。悪くないさ、紫音は何も悪くない…！紫音をっ、なめたやつらがいることが僕は、僕は絶対にっ…許せない。
（完全に顔から笑みが消え、早口で紡がれる感情が溢れる彼の肩を必死に名前を呼びながら揺さぶり。表情が歪み此方に体を向ける彼に思わず涙を一つ零し。自嘲気味に話す彼を遮る様に謝り続け彼の目をまっすぐに見て話し。此方に伸ばす手は微かに震えていて恐る恐る彼の手に自分の手を伸ばすとその手を優しく包み安心させようとして。切ない表情を浮かべる彼の顔に止めようとしても涙がとめどなくあふれ何度も彼の名前を呼びながら抗議し続けだんだん前のめりになり彼の膝の上にあたまを落とすと声を抑えるように泣きだして）

僕の為に殴られた優和が謝るだなんて、こんな不条理な事はないじゃないか。…でもありがとう。君から太鼓判を貰えたなら心強い。後は僕が解決するから大丈夫だよ。…そうだな、何か優和が笑顔になれる事をしようか。（浅い人生経験の中で誰かに泣かれた事はなく、平生穏やかな彼が目の前で取り乱しているという事もあり困惑。握られた手はその儘に彼の身を受け止め、空の手で髪を慈しむ様に撫でて。緩やかな手の動きに相対して、頭は彼の気持ちが晴れる事を思案する為にフル回転。絞り出した案を控えめな声にて）…そう言えば、ハグすると幸せホルモンが出て幸福になるんだって。科学的に証明されている事。そして此処には立派な男の胸がある。…試してみるかい？

うぅっ…でも、紫音がそういうなら任せても大丈夫かもしれないな…紫音さぁ…本当に誰にでも甘いのか？僕以外にこんなに甘やかしてるところ見たためしがないんだが…僕は…僕にだけ甘やかしてほしいんだけど、それだと僕の我儘になるのか？…それは僕は答えるほどの事でもないと思うんだけど…？
（優しく撫でられる彼の手に身を任せ右手で頬に伝う涙を拭うとありがとう、と言いながら起き上がりもう一度彼の体温を確かめるように手を握り。突然泣き出した自分を否定するでもなく構い倒すでもなく事前とそこにいてくれる彼に心から感謝しつつ彼の顔に視線を送り。自分以外に甘やかしている人を見たことがないため半分本心、半分冗談でやや上目遣いをし、少し甘えた声で聞いてみて。試してみる？と聞かれれば暫く黙った後心から嬉しそうな笑顔で当然、というように首を傾げ決意したように身を固めると恐る恐る彼に体を近づけ）

…僕の様に経営者の道しか許されない者にとっては、荒波を立てず生きる事が何よりも重要なんだ。数万人という社員を守らなきゃいけないからね。だから皆に平等に接するさ。…とは言え、君は僕の中に唯一踏み込んだところにいるよ。(相手の言葉の意図をストレートに汲み取るべきか困惑するも、表情には出さない様に意識しながら一言一言を選んで紡いで。甘える様な声と目線を直に受ければ、長髪に隠れた耳が僅かに火照り。身を寄せる相手の首裏に片腕を回すと、自身の変化を見せまいと視界遮るべく胸元に引き寄せ包み込み)…そんな目で見られると…、…弟の様だね。この際だから、僕の服を涙でぐちょぐちょにしてみてよ。なんてね。

ふーん…僕も会社継ぐのにな…へぇ、僕は紫音に踏み込んでるつもりがないんだけど？…これも自覚がないってことに含まれる？でも、少しだけ紫音の特別になれてるのならそれも悪い気はしない
わっ！？…弟なのか。え、それは申し訳ないだろ…
（少し甘えた声を出しても表情を変えない彼にやはり彼の言うことに間違いはないと実感しため息と共に言葉をこぼし。踏み込んだところにいる、と言われても心当たりがなく興味深そうに目を細めながら小さく首をかしげて、暫く黙ると先ほど言われた言葉を思い出し彼の顔を覗き込んで。急に彼に引き寄せられバランスを崩してしまい彼に身を預ける体制になるも弟と例えられたことが少し不服そうに呟き。冗談と分かっているがそんなことまで考える余裕もなく呻き声にも近い声を出しつつ彼の背中に手を回して）

君も人当たり良く過ごしているだろ？立派な取締役になるさ。…っと、そうきたか。僕が君に一際心を許しているって伝えたかったんだが、そう言われるとまるで振られた心地だ。寂しいよ。（冗談であること示すべく、態とらしい口調にて。思惑通り相手の身体を引き寄せしっかりと受け止めれば、緩やかなリズムでトントンと背中を叩いて慰めて。想像より華奢な身体付きに、抱きしめる手は恐々と。暫し無言で時を刻むも、ふと今の状況を客観視し、その感想をぽつりと）…この状況は…何だか付き合ってるみたいだね。大丈夫？ちゃんと泣いてる？