ペラペラの紙 2017-03-29 01:55:49 |
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>ルイン様
…空腹な狼を煽っていらっしゃいますか?それとも真面目な執事に冷やかしを?
(自分の作った食事が主人を形作りち肉となる様をこの目で見るのは正直嫌いではないが、視覚的に今はクるものがある…と軽く視線を外していた自分に降りかかった災難にぞわりと身が震え。瞳いっぱいに主人を映しては小首を傾け軽く口角を上げ)
もし“狼へのお誘い”であるならば満点を差し上げます。ただ狼は“味見”で終わらせる気もありませんし、貴方様が危なくなったら御自身の手で飼い犬の命を奪ってでも引き剥がす必要がありますが…
(/今宵も冷えますね…どうか体調にはお気をつけてくださいませ。そしてたまにはこの狼の相手をしに屋敷へ戻ってきていただければ…嬉しい限りです)
さて、ここらで一度しっかりとこの屋敷について説明をしようかと
どうもペラペラの紙と申します。この屋敷の説明書です…よくシロには捨てられますがね!
この屋敷には御主人様方と使用人…あとは役職についていない居候…なんて住人がおりますが一概に「人間」ではありません。
吸血鬼を食物連鎖カーストのトップとし、その他人外も人間も住んでいるのです…ふふ。それに執事長のシロも狼ですしね。
住人はいつでも募集中、どうぞ、お気軽にお越しください…そうして住んでいただければと思います。この歪んだ屋敷の中で真っ直ぐに立っていられるのは、もしかしたらあなただけなのかもしれませんし
(初夏の夜風が少し伸びた髪をさらりと揺らし。がらにもなく手にしたワインは食堂からこっそりボトルごと拝借したもので。窓辺にもたれかかって月を眺める、狼でもないのだから牙が疼く筈もないとぼんやりグラスを傾けて
( / お久しぶりです、また絡んでいただけると嬉しいです。
>ユタ
…何か、肴をお持ち致しましょうか
(ふと鼻腔を擽ったのは嗅ぎなれたアルコールの香りで、そこにいるのは誰だろうと…いや本当は相手が誰か分かっていたが声をかけたのはきっと満月故の気紛れだ。他人事のように自分を見た時に、どうやら自分は今不安定らしい、主人に噛み付くよりは居候の方がまだマシというものだろう?「…お望みとあらば近付くこともいたしません」と続けたのは、一応命令なしに住人に噛み付くのは許されていないから)
(/お久し振りです!ペラペラの紙でございます、この場を覚えていてくださったこと感激しかありません!またゆっくりと絡んでいただければ幸いです)
いいよ? 別にこっちに来ても。
(少量のアルコールと涼しい風のおかげで気分がいい、振り返ってグラスに残ったワインを煽り。声をかけられた時は居候が勝手にワインを盗んだ事を咎められるかと思ったが、どうやらそんな様子はないらしい。「一緒に飲もうか。」と傍のテーブルに置かれたボトルを指して
>ユタ
お酒は飲んだことがあまり…酒に飲まれない自信がありません
(許可に足を踏み出して居候に近付いてはボトルを横目に小さな声で一言。それからそのボトルを手に取ると「もう一杯飲まれますか?」と問いかける。悪魔のテリトリーに踏み込んだ狼が危険なのか、はたまた狼の牙の届く距離にいる悪魔が危ないのかはわからないがゾワゾワとした異様な感覚は背中を撫でたままだ)
少しくらい平気だよ。
(空のグラスを卓上に置いて小さく笑う様だけ見ると無防備な人間のようで。実際、ワインや嗜好品はともかく、仮住まい先の使用人を食い散らかす程マナーは悪くない、この美しい月夜に生臭い血は似合わない
>ユタ
…そう、ですか
(悪魔の甘い囁きだと考えられるほど、今日の自分は普通じゃない。手近な適当なグラスに気持ち少なめに注ぎ入れると相手のグラスにもと手を伸ばし。鼻が効かなくなる様なアルコールの香りに苦情を言うことはなく、満月でぐらぐら揺れる己の思考を酒のせいに出来たなら…そんな甘えは人間臭いだろうか)
勤務中の飲酒は規定違反?
(主人の酒に付き合うのも立派な仕事だ、なんて考えてみるも居候が偉そうな事を言えた義理でもないのだけれど。人間も吸血鬼も居ない、居るのは首輪付きの馬鹿な犬だけ、気楽な夜だと足元の影が跳ねるように揺れる
>ユタ
そうですね、ですが…今日の私は少々おかしい。お優しい悪魔も主人も目を瞑ってくれるでしょう?
(その通り、本来ならば執事である自分が主人をさて置いて酒など言語道断だが…ボトルを置くと自身用のグラスに注いであったワインを一気に飲み下す。熱い塊が喉を通って胃に流れ込む感覚にグラスを空けてから一言「あっつい」とだけ呟いて喉を撫でて)
(/おや、こんな所にまた紙屑が…まったく、掃除をしても湧き出てくるとは困ったものです。ええ、本日もゆったりと住人の帰りをお待ちしておりますよ)
言わないよ、犬を誑かしたって責められるのはこっちだ。
(吸血鬼の主人の為に用意してある酒が赤ワインなんて滑稽な程安直、血と似た色のこれで彼らはどの程度大人しく黙るのだろうと考えながらに、また注いだ杯に口をつけ。微量のアルコールで少しは可愛げのあるワンちゃんになれば面白いのに、と
>ユタ
まあ、確かに…変わった飲み物だ、指先が熱くなるのですね
(空になったグラスへ液体を注いで、床に座り込むと壁に背中を預け。横目に見た居候の悪魔は自分よりも先に飲んでいたはずなのにいつも通りで…それもなんだか少し悔しいくらいだ。「…ああ、これはゆっくり飲むものなのですね」と小さく呟いたのは悪魔の飲み方を観察して学んだこと。人間の真似事は執事の仕事くらいしかよく知らない、きっと悪魔の方がその点は詳しいだろうと軽く笑って)
(/シロ背後のペラペラの紙です!最近は浮上率が上がっておりとても個人的には嬉しいのですが、また突然低浮上になる可能性があります。浮上出来る時は可能な限りあげるようにしておりますが、返信の催促だとか、そういった意図はまったくありませんのでお気になさらず!今月は可能な限り浮上する予定ですが、来月以降はまた波がありそうです。何卒今後とも当トピをよろしくお願いします!)
(/ペラペラの紙は今日もうるさいですね…私はいつも通り花瓶の水換えです。もう慣れたものですよ、人間の真似事も。本日も執事として皆様のお帰りをお待ちしております)
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