ペラペラの紙 2017-03-29 01:55:49 |
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>シロ
やあ、シロ。お前は相変わらず働き者だね。
(肌に触れた夜の温度の風は案外強いものだったが寝ぼけた体には丁度良い。ふと、こちらの存在に気付いた使用人に手を振って返せば柔い笑みを浮かべて。いつも近い距離で接しているからかずいぶん遠くに感じるが、それも今夜の月を見上げてしまえば気にならなくなってしまう。それくらい立派な月なのだ。そういえば狼は満月の夜に吠えるんだったか、それは狼人間の話だったか――なんとなく気になって近しい存在の使用人に尋ねてみて)
いい月夜だね。こんな夜は狼らしく吠えてみたくもなるものかな?
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