ペラペラの紙 2017-03-29 01:55:49 |
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>ユタ
⋯使用人じゃなくても、この屋敷に居候してるんだろ⋯??⋯なら、少しでも住まわせて貰ってる奴らしい行動をとるべきなんじゃないの⋯??⋯まぁ、いつ追い出されても良いって言うなら話は別だけど⋯
(背を向けた相手を執拗に追いかける事はせずに、向けられた背に皮肉めいた口調で言うと、置いて行かれた布を手際よく洗い)
>シロ
⋯今日の俺も大概おかしいけど⋯あんたも相当だな⋯本性を現したって訳⋯??
(唐突に変わった口調と眼差しに一瞬身震いがして立ち止まるが、それを悟られないように手に付けている手袋を外しては、「⋯見張られるのは趣味じゃないんだけど⋯まぁ、仕方ない⋯」と肩を落としながら再び歩き始め)
>シロ
…雨の日は寒い
(はっきり嫌いだと言うことはなく代わりに発したのは曖昧な感想だけ。雷が落ちることはない静かな雨に気分が滅入るなんていよいよ人間に近づいてしまっているらしい
>ルーク
追い出されたらそれはそれで他に行くよ。
(死神のくせにやけに常識人じみた事を言うものだと彼に背を向けたまま苦い顔をして。然し道理を分かってはいても手伝う気になれるかという訳でもなくて
>ユタ
⋯じゃ、後であの執事長にでも言っておくよ⋯という事はさ、ここにいる今は掃除を手伝う義務がある訳だよな⋯??⋯やらなくて本当に良いの⋯??
(相手の心を更に煽るように、彼が置いていった洗いたての布をひらひらと見せつけて)
>ルーク
軒に住み着いてる鳥に掃除を手伝わせる奴なんか居ないだろ。
(客として丁重に饗せとは言わない、庭でよく見る野良猫や鳥達のようにただ放っておいてくれたらそれで。子供にしてみせるようにひらひらと布を揺らして注意をひく彼に小さく失笑めいたものを零して
>ユタ
⋯あいつらは生きてく為にきちんと働いてるだろ⋯そんな奴にわざわざ他のこともやれなんて言えるのか⋯??⋯俺はそんな事出来ないけど⋯あんたはどう、生きてく為の最低限の働きしてる訳⋯??
(相手の言葉にふぅと一つ息をつくと、同じ扱いをされた猫や鳥を哀れむようにわざとらしく眉を下げ)
>ルーク
…上司でもないのにお説教?
(聖人めいた説法はうんざり、吐き気がする程。人間が教師とやらの口煩い存在に悩まされる時はこんな感情を抱くんだろうかなんてどうでもいい思いつきも一つ。悪魔に世間の常識を覚え込ませようという前提がまず間違っているのに
(/中々こちらに顔を出せず申し訳ありません、新しく絡み文を投下しておきます。また、新しい参加者様も既に屋敷の住人の方も、絡んでいただければ嬉しく思います)
>all
…猫
(屋敷の裏手、人目につかないこの場所は個人的な癒しの空間であり休息場である。置かれている木材に腰掛けてぼんやりと空に浮かぶ三日月を見ていれば足元にやってきていた猫に手を伸ばし顎の下を撫でていた。きっともうすぐ新月だ、新月の夜に最も力が弱くなる自分はこの猫すらも取って食う気にはなれずにいる)
>シロ
犬は猫も食うんだったっけ、
(自分だけの秘密基地、なんて幼稚な事は言わないまでも他の誰も来ないだろうと思っていた場所には先客が一人。多分彼女もまったく同じ事を考えるだろうと分かっているものの遠慮してやる気はなく。厳密には狼だと知っているのに犬と称する癖は未だ治らずに。
>ユタ
…猫よりは、悪魔の方が好みです
(聞こえた声に驚いたように顔を上げれば、珍しく外にいたのは怠惰な悪魔。嫌味に緩く口角を上げ言葉を並べては猫を解放するように撫でていた手を離し、ゆらりと立ち上がればユタを見やって)
>シロ
こんな中身詰まってないようなの、美味しくないって。
(魂や血や、そんな何者でも持つそれらが自分の中に存在するのかも疑わしくて。ふと唸り声に足元へ視線を落とせば先ほどまで大人しく撫でられていた猫が警戒心を見せる様に苦笑、やっぱり黒猫が悪魔の化身なんて妄想癖の強い人間たちの迷信なんだと。
>ユタ
確かに…猫が気になりますか?
(足元から放たれる殺気は自分のモノではなく猫のもの。まるで悪魔を敵とみなしたようで、小さく笑いながら「取って食べるような輩ではありませんよ」と猫に一言、苦笑を浮かべるユタを眺めてはこちらも少々眉を下げて笑い)
>シロ
…食ってやろうか、それ。
(この猫に罪なんかない、ただ人を食う気力も奪われた悪魔の前に現れてしまったというだけ。どうせこんな所に居るなんて帰る場所のない野良猫に決まっている、居なくなったって誰にも責められない
>ユタ
貴殿は、猫も食べるのですか
(まるで先程言われた言葉を返すかのように告げては、皮肉げに口角を歪めその場にしゃがみ込んで。そうすれば目の前にある悪魔の手を取って、自分の頬に擦り寄せるように引き寄せては「猫よりは、狼の方が美味しいかと」と、執事らしからぬ一言を付け加えて悪戯を仕掛けた子供のような目で見上げ)
>シロ
君の御主人様に叱られる。
(飼い犬と野良猫は違う、保護下に置いてくれる人間が居る者を狙う危険を思えば味見すら。温かい頬に、きっとその魂は美味なのだろうなと影が囁くけれど、目を真っ直ぐ見つめ返す事は出来ずに
>ユタ
確かに…我が飼い主様は最近冷たいのです、少しの間可愛がっていただけますか?
(叱られる。確かに、勝手に家の犬を食い散らかしてはタダでは済まないだろう。合わさることのない視線に煽るようでいて、それでも何処か切望する様に問いかけては「後に貴殿にジャムをお届けしましょう」とも続け)
>シロ
どうせ告げ口するだろ。
(忠実な下僕である執事は主人に仇なす害虫を追い出そうと考えていて、何時かの、そして何時もの人間みたいに貶めて騙して傷付けて、今回だって喰われるのは自分、ぶくぶくに膨らんだ被害妄想が目を塞いで何も映らない濁った瞳のまま、彼女の頬を軽く抓って
>ユタ
致しませんよ、こちらにも引け目があることを
(「人間と、同じにしないでいただきたいものです」と一言続けては頬を抓る手を止めるように、その手を自分の左手で絡め取り。濁った目をじっと見据えるように下から見上げていたが、ふと立ち上がると少しばかり爪先立ちになればその目の下を右手の親指で拭うように擦り)
>シロ
人間だったら、此処まで近付かせてない。
(お互いに手が触れる程、醜い本音と瞳の色が露見する程の距離は恐い程に近くて。新月の微かな光なんて厚い雲に簡単に隠されるだろう今日位は、無作法に詰められたこの距離にも目を瞑ろうと
>ユタ
それは、嬉しいお言葉です…嗚呼、失礼致しました
(新月というのは恐ろしい、嫌味が一つも思い浮かばない程に泥濘に思考が落ちていくのが分かる。怖いほどの虚無感が足元から這い上がってくる感覚が落ち着かないのか、何度も握り直すように左手を動かした後そっと両手をユタから離し、ようやく距離を取り)
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