ただいま食事中につき

>ルーク
黙っていれば褒めるに値する仕事ぶりなのですが…お手伝いしましょうか
（どうにも感情が読めない死神の生意気な口調は注意しても直らないだろうと諦めている。不満気な顔もせずに革靴を床に打ち付けるように歩み寄るとルークの横に並び残っている食器の一つを手に取り磨き始め）

>優利様
御意、少々お待ち下さいませ
（告げられた要望に答えるべく頭を下げると厨房へと向かい。フレンチトーストは甘さ控えめに、ミルクティーは甘めに、と考えつつ朝食を用意し始め）

>リア様
いえ、このような命令は何分初めてでして
（不思議そうな顔を緩めることも出来ずにカップを置くとリアに視線を向け。そっとティーポットを手に取るとリアのカップにも紅茶を少しばかり注ぎ入れ）

>シロ
⋯あんたが俺の手伝いか⋯珍しい事もあったもんだ⋯明日は槍が降るかもな⋯
(隣に立ち同じ作業をし始めた上司に一瞬驚きの目で見つめるものの、すぐに元の態度に戻ったかと思うと、今度は意地悪そうな笑みを浮かべて)

>ルーク

…その減らず口を黙らせる為に後で杭でも拾って来ましょうか（意地の悪い言葉と笑みに横に視線をやりつつ｢その心臓の近くに少しずつ打ち込んで苦しみたいのでしょう？｣と狼らしい姑息さで表情を満たし声をかけ、冗談だ、と否定することもせずに綺麗に磨き上げた食器に視線を戻し満足そうに眺め）

>シロ
⋯あぁ、それだけは勘弁してくれ⋯いくらなんでもあんたに殺されたんじゃ未練があり過ぎて死にきれなくなる⋯
(相手の言葉に大袈裟に身を震わせながらも、表情は意地悪そうな笑みをたたえたままそう述べると、｢さて、大体こんな物か⋯あと他に仕事はあるのか、執事長様??｣と磨き終わった食器を元の位置に戻しながら問うて)

>ルーク
そうですね、首を洗って待っていてください
（反省の色もなく、意地悪な言葉を続ける使用人は本当に死神なのかと言いたくなる様。こんな死神の手にかかった人間も死にきれないだろう…と思いつつ、他に仕事はと問われれば｢これといってありませんが、まずはその嫌味な言葉を紡ぐ口を閉ざすことでしょうか｣と意地悪には意地悪を返して持っていた食器を置くと近くの椅子に座り）

>シロ
⋯へぇ⋯黙るのが仕事ね⋯楽で良いな⋯じゃあ、あんたせっかく料理出来るんだから何か作ってくれよ⋯そしたら作ってる間だけは閉じてやっても良い⋯
(いつもならここで自室に戻って寝むるところだが、今日は珍しく目の前の上司と話す事が楽しくて仕方ない、ならこのまま自分の欲に突き動かされるのも悪くないかなとあえてそんな事を口にして)

>ルーク

…死神様の口に合うものを狼が作れるとは思いませんが
（半永久的に閉じていて貰いたいものだが上から目線の要望に小さく息を吐くと｢そもそも、魂以外のものを口になさるのですか｣と素朴な疑問をぶつけて＿狼である自分は肉食故かどうも人間らしい料理を作ると味もレシピ通りにしか作れない難点があり、それでいいのかと下から睨むように翡翠の瞳を見やり）

>シロ
⋯生憎俺は魂以外の物は全く味を感じないみたいだからな⋯見た目が綺麗で腹が満たされればそれで良い⋯まぁ、あんたがその魂をくれるってんなら話は別だけど⋯??
(相手の素朴な疑問に思わずくすりと笑いを零しながら冗談を加えて答えてやると、相手は自分の瞳を、その美しい双方の瞳で睨んで来る⋯その反抗的な殺意すら見えそうな瞳に思わずゾクリと身を震わせて｢⋯その瞳、悪くないな⋯｣と呟いて)

(/何だか随分生意気な態度で申し訳ありません!!気分を害される様でしたら改善致します!!)

>ルーク
大丈夫よ。馴れてるから。
(馴れてはいけないことを微笑みながら平気で言い)

>シロ
あら。嫌だったかしら？
(もしかしたら嫌々自分に付き合ってくれてるだけかもしれないと思い不安そうな顔をし)

>ルーク
味がわからない割りに随分な注文ですね＿よくもまあ…それだけよく動く舌ですし、さぞ噛みごたえがあって美味しいことでしょう。ステーキにでもしましょうか
（冗談だと解っていても噛み付いてしまうのは性。呟かれた言葉に｢悪趣味｣と吐き捨てる様に口の端に笑みを浮かべたまま述べては手を伸ばしルークの燕尾服の襟元を掴んでは引き寄せ上記を告げ。死神だろうと、この牙を持って噛み裂くのはさぞ気持ちよかろうと）

（/いえいえそんな！シロの背後のペラペラの紙は生意気さん大好きですので…寧ろこちらも生意気で申し訳ないです）

>リア様
いえ、不慣れなことに戸惑っているだけです御主人様
（微かに笑うと手袋を外し胸のポケットにしまい｢お菓子をいただいても？｣と問いかけ）

>リア様
⋯はぁ⋯お行儀が悪いですと申し上げているんですよ⋯まぁ、お怪我をされない様でしたら止めは致しませんが⋯
(これ以上注意をしても、結局やってしまうのだろうという考えに至ったのか、途中から呆れ声になりながら上記を告げては｢⋯それで、俺に何か御用ですか⋯??｣とここに来た理由を問い)

>シロ
⋯へぇ、あんたが俺を食らうのか⋯面白い⋯死神は一体どんな味がするのか、是非感想を聞かせてくれよ⋯??
(襟元を掴まれるとは思ってもおらず、その衝撃に多少顔を歪めるも、相手が自分を食らおうとして発言しているのを理解すると挑発する様に首を傾けわざと噛みやすい様にしてやれば)

(/ペラペラの紙さんにそう言って頂けると、ルークの背後も消しゴムをこする甲斐があります⋯こちらも生意気＆上から目線は大好物です!!今正に幸せな気分です⋯)

>ルーク

どうせ怠惰に塗れた冷たいジェラートの様な味でしょう…＿まさか、本当に噛み切る訳にもいきませんよ。支給された燕尾服を汚すだなんて御主人様に楯突く真似は致しません…これでも犬の眷属です
（ほんの一瞬、歪んだ顔を目にすれば満足そうに目を細め傾けられた首に犬らしく頬を擦れば人間とは違う冷たいそれにぞわりと肌が粟立ち。そこに皮膚一枚、傷が付かないように柔く噛み付いては喉奥で笑いながら上記を述べ手と身体とを離し）

（/なんと素晴らしいギブアンドテイク…もしお気に触る点がありましたら何なりとお申し付けくださいね…！ではこれにてペラペラの紙は失礼致します！）

>シロ
⋯っ、⋯ふっ、そうしてあんたは従順な使用人の振りを続けるのか⋯真面目だな⋯
(首元に擦り寄られ甘噛みをされる感覚に一瞬息をするのを忘れる程の痛みとも快楽とも言えぬ感覚が突きぬけていき、身体を離されれば元の生意気な態度に戻っていて、茶番は終わりだとでも言うように話題を戻して｢⋯で、料理は結局作ってくれる訳か⋯??｣と欠伸を噛み殺しながら言えば一つ伸びをして)

>ルーク

従順で噛み付く牙も持たぬフリをする上司はお嫌いですか？＿料理をしている間その口を閉ざしてくれるのでしょう…４時間ほど肉を寝かせる料理でも作って差し上げましょうか
（口元を拭いつつ、戻された話題に椅子から立ち上がり燕尾服を脱いでは冷蔵庫から卵やら何やらを取り出して。冗談を紡ぎつつ手袋を外し、ワイシャツの袖を捲り、どうせ味がわからないのならオムライスで良いかと爪の伸びた手先に摘まれた卵を割りながら考え。｢オムライスにします、嗚呼、一言でも喋れば喉元を掻き切り裏地に埋めますね｣と付け加えては口角を歪め）

>シロ
⋯⋯、
(手早く料理を始める様を最初は興味深そうにみていたが、こう見ているとどうしても相手を弄りたくなってしまう⋯しかし自分が言った手前喋る事は出来る訳もなくどうしたものかと頭を悩ませながら相手を見ているとある名案が浮かび、イタズラを思いついた子供の様に小さくニヤリと笑うと、両手が塞がっている相手の後ろに周り込んではその冷たい手で相手の耳を触るか触らないかの所でそろそろと撫で)

>ルーク

…この、死神風情が。私としては死神肉のオムライスでも一向に構わんのです。返事だけはさせてやりましょう、この場で調理されることを望みますか、イエスかノーかでお答えください
（ぞわり。反射的な防衛本能というやつか、ズッと鋭く伸びた爪に舌打ちをし、後はご飯を含む具材に火を通すだけだというのに手を出してきた死神に向き直ると片手でその両頬を掴み、もう片手には手近な肉切り鋏を掴み見上げてはやわらかく微笑んで問いかけを）

>シロ
⋯くくっ⋯ノーだ⋯
(相手が過剰に怒りをあらわにした事に満足したのか、答えを言う前に珍しくも一瞬無邪気な子供の様な笑みを見せると、答えを述べた時には元の表情に戻り、降参の合図のように両手をひらひらと上げて)

>ルーク

…次は裏庭の畑の肥料にしてしまいましょう
（一瞬の無邪気な笑みで許してやれる程に可愛い悪戯ならば…と思いつつ手を離し、溜息を吐いては再度背を向けオムライス作りに戻り。爪のせいで動かしにくい手にイラつきながらも皿に盛り付けるところまで、完成したそれとスプーンをテーブルに置いては自分はさも不満そうに眉を寄せたまま近くの椅子に腰掛け）

>シロ
⋯もう喋っても良いんだよな??⋯じゃ、遠慮なく⋯
(降参してからは大人しく一つの椅子に座り食事が出来るのを何をするでなく待っていて、不機嫌そうにも自分に食事を出した上司が椅子に座ったのを見計らってようやくそんな事を口にすれば、悔しくも形と柔らかさが完璧のオムライスを１口放り込んで)

>ルーク

…ご満足いただけましたか？
（理性で爪を元に戻しつつ、手袋を再び手にはめれば何も無かったかのように言葉を紡ぎ上げ。どうせ味はわからないのだから、満足も何もないとは思うが…と思いつつ睨むようにルークを見て）