《ＢＬ》デカパン博士のふしぎな薬の被験アルバイト《ＣＰ指定／特殊設定》

>> 十四松
……何も、まだ分かんないみたい。
(ばちりと合った目、観察する様な視線にじわじわと体温が上がり。赤くなる顔を誤魔化す為手をぱたぱたと仰ぐも、薬の効果を直球で聞かれれば一気に頭から冷えて。他の兄弟とのやり取りで答えは分かっていた、それでも大好きな相手には言いたくなくて上記をぽつぽつと答えて)

>> カラ松
……くっついてよ、おそ松兄さんと。
(何が出来る、と問われれば迷いなくそう答えて。目の前のお人好しが高じた馬鹿は自分の痛みを一切排除したがっているようだが、そんなものは土台無理な話。どう転んでも今苦しいか後から苦しむかの差なのだから、ここは相手が長兄と結ばれて自分は多少偽の失恋を味わおうとも本来の想い人に専念というのが最善のはず。ようやく涙の引いた顔を上げてそう告げ)

>> おそ松兄さん
ありがと……ーーっ。
(疑問も抱かずあっさり容認してくれた相手に二重の意味で感謝述べ。ほわりと暖かい気持ちに満たされていた中、不意打ちで預けられた相手の頭の重みに、保たれていた精神の均衡がいともあっさり崩れて。ほとんど衝動的に相手の顔を引き寄せ)

>> トド松
いや、真面目な話、このままじゃ相手ってより俺たちがマズくない？……例の薬の効果、大体もう見当付いてるんじゃないの？
(ノリツッコミにも表情一つ変えず、むしろやや焦りの色さえ浮かべて。飲んだ薬が惚れ薬の類であることは他の兄弟と話して何となく察しているはずと暗に述べ。それとなく今出始めている効果についても聞かねばと思うも一旦言葉を切り)

一松

…それって褒めてるの？っていうか僕はまともだよ！
(傍から見れば自分もまともではないことくらいは自覚しているものの、この六人の中で考えれば自分が最もまともな人間と考えるのが妥当。それ以上に気になったのが後半の”自分が誰よりもヤバい時がある”ということ、意味を理解で傷に首を傾げて)


十四松

…おそ松兄さんと、一松、トド松がデカパン博士の薬を飲んじゃって…
(相手がバットを片付けて戻ってくるまでの間にどう説明するべきかを冷静に考えては頭の中を整理し、相手が戻ってくると一呼吸おいて今までの経緯を話し始め。相手もこちらの雰囲気を察したのだろう、真剣に聞いてくれている様子であるためなるべく分かりやすいように丁寧に説明していき)

((アホの子可愛いじゃないですか！！ツッコみまくります((
ではここらで背後は引っ込みますので何かあればお呼びだしくださいませ！


カラ松兄さん

…ただの勘なんだけど、おそ松兄さんも戸惑っていると思う
(思い返せば長男に抱きしめられる前、彼は自分の身に何が起こっているのか分かっていない様子で己には戸惑っているように見えた。推測でしかないが長男にもきっと意中の相手がいるのだろう、己に向けるそれは彼の真意ではないと断言して。つい溢してしまったこととはいえ、触れられると恥ずかしいらしく「ま、まぁね。…好きになっちゃいけない人なんだ」と頬を赤らめつつも許されない末弟への想いに苦しんでいる様子で)


おそ松兄さん

か、可愛いって…それは好きな人に言ってやりなよ…
(何でもするといってしまった手前、下手に抵抗することもできずに相手にされるがまま。これは相手の真意じゃないと自分に言い聞かせることに集中しすぎていたため引き寄せられる勢いに対応することができず、勢いで相手を押し倒してしまい)


トド松

…末っ子じゃなくても僕はトド松を甘やかすよ
(たとえ兄弟として生まれなかったとしても己は相手を好きになってうんと甘やかすのだろうと思えば自然と口に出しており。このままでは隠してきた想いも告げてしまいそうで怖くなっては相手の肩をそっと押し返し「…ごめん、これ以上は…だめ」と自制心が効くうちに相手から離れようとして)

>>一松兄さん
そっかぁ〜…(何も分からないということは、何も起きていないということ。自分なりにそう解釈しては眉下げ残念そうな表情浮かべるも、内心では己の大切な兄であり想いを寄せる相手が無事で良かったと安堵して。だが薬を飲んだことには変わり無く、これから先何が起こるか分からない為少しでも頼りになりたいと考えれば、お世辞にも良いとは言えない頭で相手を安心させるための言葉探れば「一松兄さん、何か変だなーって思ったら言ってね！僕助けるから！」と。)


>>チョロ松兄さん
ま、まじすか……(流石は三男と言ったところかその説明は丁寧で己の頭にもスッと入ってきて、ほうほうと相槌を打ちながら聞くも思わず言葉が漏れ。「それで、一松兄さんたちは…どうなんの？」と無意識に意中の相手の名前を出してしまうほどに焦りと不安を感じるがなるべく表出さないように尋ね)

＞トド松

……さ…流石にそれは知っているやつの方が少ないと思うが……俺もパチンコと競馬が生き甲斐の癖にたまに子供みたいに可愛くなる兄貴の落とし方が有るなら知りたいくらいだ…。(そのスタートに立つにもまずその場所すらどこなのか定かではないと遠い目をしつつ深くため息吐き溢し。思わず相手の提案に目を思いきり見開かせ軽く仰け反ってしまえば「む…っ無理無理無理！！無理だ…思い切るって何を！？い、いい所笑って流される…！」なんて首左右に振り。「そっちを肯定するのか、フフ…素直じゃないもんだな。そんな兄に惚れるとはまた骨が折れそうだ。」そっぽを向きながらも鈍感な自分にもそれが照れ隠しだとすぐに解り微笑ましそうにいうと出来るなら幸せになってほしいなと思い。)



＞十四松

あ、ああ、………お帰り。色々あるから好きに食べていいからな。(普段通りならば自分も呆けるようなことはなくまともに先に手を洗わせてから一緒に座ってお菓子、といった流れに誘導できた事に気づけば弟の前で何をしているんだとはっとなり駆けていく背中を見届けてからはあと気持ちを切り替えるようにため息吐き洗面所から帰って来た相手にそう穏やかに声をかけてから続く問いに「ああ、あの博士の技術力には凄さの余り驚きを隠せなくなるな……たぶん…おそ松が…チョロ松を、…あとは一松がおそ松を。トド松も飲んだからこれから効果が出るかもしれない…」と相手の恋も知らずに低く呟けば暫くは安静にいてもらいたい所だな、なんて眉下げて)


＞一松

………それで一松が本当の気持ちを本来伝えるべき相手に伝えられるようになれるの…なら……手は尽くす。(顔を上げた相手から目線はそらさないままにぶつかる、ではなくくっつくといった言葉から偽物の恋が昇華されても本来与えるべき愛ではないことも辛く偽物の恋でも壊れることも辛くとも逸早く薬の効果による想いを壊したい苦しみの意も含められてるのだろうかと感じては自分だって引かずに始めてぶつかると本心に目を向けたばかりでくっつくも何も無いがそれが一番ならと頷くと「…だが一松。兄貴には…偽物の愛だから辛いかもしれないが俺には構わないからな。薬の効果で、俺への嫌悪が増して嫌な気持ちになったときはいつも通りぶつかってこい。…今更じゃないか。」とふっと笑いながら相手じっと見て)



＞チョロ松


……衝動的に愛情が湧く効果、か。…まあ…急に好きだなんて大きな感情が無理矢理作られてしまえば……無理もない…、……お……俺も兄貴が不安そうだったら話し掛けてはみるがもしお前と居る時に辛そうだったら頼んだ。全部薬のせいだからと言ってあげられたらまだましだとは、思うからな……。(それらの行動が長男の真意ではないことはなんとなく相手の会話から読み取れたもののまさか長男に意中の相手がいるだとは思ってないのか感情の大きな変化による影響からの不安を真っ先に心配し、最初こそ長男のフォローには自分がと思うものの長男への気持ちがあるからと下手に介入してもいいんだろうかと自分自身が邪にもそしてまた引け目も感じられて相手にももしもを託し。「ふっ…禁断の恋、か……チョロ松も中々に大変そうだな。それでも追うとは余程かわいい子なんだろう？」なんて暗い話を取り払うようにふざけてみせて)

トド松

んあー……制御出来っかな…。まあ別にそれは良いけど、トド松もしかしてチョロ松の事好きだったりすんの？
（先程三男にしてしまったことを思い出すと困ったように後頭部を掻き乱し、側から離れるなという相手に否定するでもなく寧ろ何かしでかす前に縛るなり手錠するなりしてほしいもんだとこくこく頷けば相手の今の言葉でほぼほぼ確信したのかオブラートに包まず直球で思った事を口にし。もし相手が三男に好意を抱いているのなら余計見張っていて欲しいなんてため息吐き。「俺そんなに性格腐ってたっけ……俺も偶には色々悩むの。人間だからな。」軽くショックを受けつつちらりと相手の目を見遣るとどこか訝しんだような目線をこちらに向けており、やべっと目線を横にずらしては引き攣る口許を手で隠し。）


カラ松

おっ、本当に？そりゃ良かった。何ならさ、俺が死ぬまで側にいてくんない？つーか、お前直ぐどっか行っちまうから監禁してえくらいなんだけど。……っふ、なぁんてな！自由を求めるカラ松にはキツいジョークだったか？…はぃいい？お前だから金使うの！この前勝ったから金は幾らでも…、！よし、明日出掛けようカラ松。デートだデート。反対意見は認めません。…すげー好きな子は目の前に居るけどなぁ…。あーあーあ、可愛いこと言っちゃって。良いよ、暇な時で。カラ松の時間割きたくないし。
（相手の笑みにチカチカと目の前が一瞬白くなるとこの笑顔を独り占めしたいなんてどす黒い感情がふつふつと出て来てしまい。殆ど無意識だった為全て言い終わった後サッと血の気が引いては両手を上げ冗談ぽくけらりと笑って。相手は我儘を云わなさすぎだ、と眉間に皺を寄せるとその後聞こえた呟きに目を丸くさせ。そして至って真剣な顔で相手の意見も聞かず即決めると早速明日のスケジュールを練り始め。ちらちらと相手を横目で見ながらぽつり、小声で呟き零すと相手の手の感触にぎゅうっと心臓が締め付けられ、体重を預けて来た相手をじいっと見つめるとへらりと眉を下げ。「よく言えました。おーけー、俺お前から離れねぇからな。離れてって言われても離れてやんねぇから。」久々に聞いた相手の我儘に密かに安心しわしゃりと相手の頭を撫でると「でも俺クズだし。俺絶対お前らの兄ちゃん出来てねぇよ…お前の方がよっぽど出来てる。まあ性格直す気なんて更々ないけど。」なんて、むすっとした顔になるとやや項垂れて。）


十四松

んーとな、その効果がどうやら惚れ薬っぽくて……え、っと、現在進行形でチョロ松に惚れてる…どうしよう…。
（相手を中に入れるなりバッと振り返ると相手の質問にどう説明しようか頭の中で纏めた後包み隠さず今己の身に起こっていることを相手に伝えると、今惚れている人の名前を出すだけで心臓がチクリと痛くなり服を握って。弟に頼るのは些か格好悪いが今はそれどころじゃないと縋る思いで相手に助けを求めると目線泳がせ。）


一松

おー、お安い御用でーい…ッう、お…！ん、んっ！？どうした一松！もしかして兄ちゃんに惚れちゃったかぁー？
（相手の礼にひらひらと手を振って応えた途端顔を引き寄せられ暫く脳が追いつかず混乱状態に陥ると相手の手首を掴みながら混乱のあまり訳のわからないことを口にし。言った直後俺馬鹿過ぎると一人焦っては「は、はは…冗談だからな！？引かないで…！」と両手をぶんぶん横に振り。）


チョロ松

言ってるんだけどそいつ鈍感だから中々気づいてくれねーのよ。アドバイスくれチェリー松く…いてっ。…へ…？…あ、ちょ、やば…っ…うはは！やだチョロ松大胆！
（愛情を注いでも注いでも気付いてもらえず、まあそこが可愛いところでもあるのだがと半目になっていると相手を強く引き過ぎてしまったせいか受け止めた途端身体がぐらつきそのまま後ろに倒れると頭を軽く打ってしまい。空いてる方の手で後頭部を摩ると目の前に相手が居るのに気付き思考が停止し。ブチ切れそうな理性を必死に繋ぎ止め相手に手を出さない内にと身体を半分起こすとずりずりと後ろへ下がって。）

＞おそ松兄さん

ああ、ずっと…ってえっ？し…死ぬまでって……か…かか…監禁…っ？えっえ、あ、…お…おれは……そのっ…へ！？えっ、あ、ああ！ふ、そ…そそそういう悪戯なジョークは俺には通用しないと言ったろう？…いやそんなの兄貴の為に使うべきで…お、俺だから…？？…デ…っ！う、……行く。…行かない訳ないだろ。…っ、…あ……ッ。ふ…兄貴、流石の俺にもラヴとライクの違いくらいはわかるぞ？いや違っ…そうじゃなくって！俺もおそ松さえ良いなら一緒に…っ、…だ…だから、その……お…俺達六つ子の仲に遠慮なんて無粋だぜブラザー…。(自分が傍に居ることに良かったと言われぱあと表情明るくするも死ぬまで、監禁、なんて台詞にまるで好き過ぎる相手に言うようなそれに好意が？なんて先走りかけ一気に顔赤くさせいや誤解に決まってるきっと弟が大好きな兄なりの兄弟愛の表れでと混乱し冗談と聞いても動揺隠せず声震わせ。意識する心は自動的に敏感に相手の台詞を受けてしまいデートの単語に噎せそうになるの堪えては心底嬉しくて堪らず小さく頷き。体重預けたまま慌てて振り返れば思わず本心溢してしまいあっと思った時には最早遅く誤魔化そうと試みるも羞恥に顔ひくつかせ。「…っ…お、おそまづ…っ……ご、ごめっ…おれ、おそ松がいないと…だ、だめだ……」こくこくと何度も頷きながら撫でられる手の暖かさにじわと目頭熱くさせながら肩震わせ。「…俺には、弟を守ろうと喧嘩をしたり悩みを聞いてやったり…こんなに、安心させたりしてやれない。直さなくとも世界一の兄さんだよ、兄貴は。」と拗ねたような相手にそう答え)

十四松

残念ながら本当だよ、今のところは様子を見るしかないだろうね
(いつも明るく笑っている相手が不安を感じているのは誰が見ても明らか、それほどに今回起こった事が大きいのだろう。兄や弟がどのような状況になっているのかはあまりはっきりとは伝えたくないらしく「…僕にも分からない、ただ…兄さんたちも戸惑ってるみたいだから何かあったら支えになってあげて」と自分たちにできることを伝えて)


カラ松兄さん

おそ松兄さんに好きな人がいるとしたら動揺は大きいだろうね、それに構ってちゃんだから…もっていかれないようにしなくちゃ。…うん、分かった。効果が切れるまで責任を持ってサポートする
(先ほど浮かんだ推測を挙げながら積極的な部分のある長男のペースに飲まれないようにと自分自身に言い聞かせるように。相手がここまで長男を心配している様子を見るとひょっとして、とある仮説が頭の中に浮かぶも聞く勇気がなくてそのまま言葉を飲み込んでしまい、託されたことにのみこくりと頷いて。「すっごく可愛くて、世渡り上手で、誰からも愛される子だよ」バレてしまうことを覚悟して末弟の好きなところを並べて)


おそ松兄さん

…ふふ、いい眺め。おそ松兄さんにも好きな人いるんだね
(いつもの自分なら慌てて”ごめん！”とでも言っているのだろう。しかし今回は何故か妙なスイッチが自覚のないままに入ってしまい、相手の心中を察することなく離れた距離を詰めると相手を床に軽く押さえつけ。もちろん己にも意中の相手がいるため手を出すことはせず、ただ相手の想い人を聞き出そうとして)

>>カラ松兄さん
うん、ありがと兄さん！(元気の良い返事をすれば最初こそ遠慮無くばくばくとお菓子を口に運ぶが、相手の口から己のひとつ上の兄である四男の名前が出てくればその手はぴたりと硬直し、己の悪い予感が当たってしまったこと、そして薬のせいではあるものの四男の想い人が己も兄として大好きな長男であることに胸が苦しくなりつつただ呆然と目を瞬かせてお菓子も喉を通らなくなり「そ、それって時間経ったらなおる！？」と明らかに動揺した様子で)


>>おそ松兄さん
…お、おそ松兄さんが、チョロ松兄さんを、好き…？(突如として振り返る相手に肩をビクリと揺らし、まるで嘘のような話にも思えるが普段おちゃらけている相手が此処まで真剣な顔で、しかも弟である己に助けを求めて来るところを考えればそれは正真正銘の実話だとすぐ理解して。二十数年共に暮らしてきたがこんな長男を見るのは初めてだと言っても過言ではないくらいに苦しそうな相手をこのままにするのは己も胸が痛み、どうにかして力になりたいと頭をフル回転させるもこんな時に限って掛ける言葉が見当たらず「んと…、おそ松兄さん、大丈夫…！とりあえず、おちついて？…ね？」とまずは安心させようとゆっくり頭を撫で)


>>チョロ松兄さん
ようす……。うん、わかった！まだわかんないことばっかだけど、みんな苦しそうなの嫌だから(己は次男のように頼りになるわけでもないし、三男のように頭が回るわけでもない。己に出来ることと言えばいつものように明るく振る舞い、大切な兄弟の心を少しでも落ち着かせることくらい。それでも支えになれるのなら最善を尽くしたいと考えれば大きくこくりと頷き、ほんの少し悲しそうに眉下げるも普段の様ににぱ、と笑ってみせて)

＞チョロ松

……薬での恋と本当の恋とで板挟みになるのを見るのは御免だな……はは、お前が責任を感じてどうする。しかし…冷静になれてもチョロ松に迷惑をかけたと自分を責める可能性も有るからな、お前から宥めた方がおそ松は安心する…少しくやしいが、頼りになるぜ。(相手の言葉に暫し頭巡らせるように視線少し落とせば勿論長男に好きな人が居たらそれだけでどうにかなりそうな位だがその本人が惚れ薬に恋心を揺らされている今それどころではなく傷付く彼を見る位ならばまだ本人の好きな相手と幸せに笑ってくれた方が増しだと肩竦め。頷く相手にちらと昔から長男とよく悪戯もしてきた相手だし任せても問題はないだろうと長男の苦しみが緩和するやもとほっとする反面で一瞬だけ心がもやりとしたのを感じてはすぐに否定しなんて馬鹿なことを考えてるんだと密かに公開し。「！…ああ、もしかして……なんだったか、そう。れ、…れいか？」と全く的外れな処か何もかもずれた回答をして)



＞十四松


ああ。ブラザー達が美味しそうに食べる様子が見たくて……、……。……薬だから効果に時間は有るだろうが流石に何時かまでは……直接俺が様子が変わったのを見たのは一松だけだが、……助けてやりたいな。(いくつもの重たい感情がまざりあっている胸の中を誤魔化すように相手の食べる姿眺めながら笑顔溢しているも手を止め焦った様子でたずねてくる相手にやはり人一倍純粋で優しい心をもった弟には心配も多くするし辛い話だと感じ少しでもそれをさせない話し方を探すもうまく見付からず困惑したように説明のべるうちに四男の状態思い返せばそこに長男への恋慕故の不安がないといえば嘘でもあるが辛そうな姿に変われるものなら変わってやりたかったと心底思いながら「嘘の恋心を植え付けられるのは、辛いんだろうな」と答えて)

>> チョロ松兄さん
無自覚とか余計タチ悪いじゃん。
(首を傾げる相手に、自覚も無かったのかと内心驚き。タチが悪い、とは言いつつそこにこそシンパシーを感じている為表情はどこか楽しげでさえあり。にやにやと、「たまにトド松絡みの話のときとかすごい顔してる」と時折見せる嫉妬やら焦りやらが分かりやすく表れた顔を思い出しながら教えてやり)

>> 十四松
……うん、ありがと。
(何のてらいも無く助ける、と言ってくれたことでほこほこと温まった胸を押さえながら小さく礼を口にして。既に判明している変化を隠すことへの罪悪感も更に募るが、どうにか忘れようと頭の隅に押しやり、「お前本当優しいな、」と相手の頭をそっと撫でてみて。同時湧き上がる愛しさを表には出さぬ様にしながら、撫でる手は止めずに)

>> カラ松
(手を尽くすとの宣言に、是非ともそうしてくれと心中何度も頷きながら黙って相手の言葉を聞き。ついでに兄弟の中で一組恋人が出来てしまえば自分も躊躇わず本命の相手に仕掛けられるな、などとつらつら考えて。その所為で聞き流しかけた言葉だが、しっかり耳に入り思わずぎょっと相手を凝視してしまい)
は、わざわざ自分から言うとかお前俺に更に嫌われたいわけ？ 何なの？ ドMなの？

>> おそ松兄さん
……うん、惚れちゃった。
(至近距離で上記を冗談か本気か分からない真顔のまま返し、そのままナチュラルに相手の鼻先にキスを落とし。完全に薬の作る感情に飲まれたのかやっちまった、といった反応すら見せずに「どう？ドキドキする？」と本当に実験台としてなのか怪しい言い回しをしつつ楽しげな笑みさえ浮かべて尋ね)

>十四松兄さん
……ごめっ…、僕……
(こんな状態で相手に優しくされると理性がおかしくなってしまいそうで。でも自分には元々好きだった人がいるし、その相手を振り向かせるために頑張っている最中。それなのにこんな所で台無しにできるものか。そう自分に言い聞かせるも、それも無駄なことだったようで、心のどこかで今すぐに目の前の相手をどうにかしたい、今すぐ思い切り甘えたい。抱き締められたい、あわよくばその先まで――なんて思ってしまっている自分が居て。「……あのさ…十四松兄さん。…嫌だったら言って、ね?」顔をあげ、相手の目をじっと見つめると真剣な表情でそう述べるや否や、相手の背中に手を回して少し力を入れて

>一松兄さん
……でも、それは…、ダメ。
(確かに考えてみると相手の言っていることは最もなこと。しかしさすがに告白をするのはあまりにも大きなリスクを背負いすぎている。と首を横に振って。「あ、あぁ……、その、実は十四松兄さんが…」相手に薬について尋ねられると少し気まずそうに俯いて。散々三男が好きだなんて言ったとしても所詮それは薬一つで簡単に操られてしまうものだったらしい。それが悔しいのか下唇をぐっと噛んで

>チョロ松兄さん
……あ…、
(相手に肩を押され体が離れてしまうと、どこか名残惜しそうに相手を見つめた後に、まだ足りなかったんだけど。と言わんばかりに不満げな表情を浮かべて少し頬を膨らませ。「……ねぇ、どうしてもダメなの…?僕、まだチョロ松兄さんにぎゅーってされてたいんだけど。」末っ子特有のあざとさを駆使し、相手の服の裾をぐい、と引っ張ると小首を傾げ、もしかしたら頼めばまたやってくれるかも。なんて期待をしつつ言ってみて。

>カラ松兄さん
うっわー…ベタ褒めじゃん。残念ながら、僕にはその良さが全然分かんないよ。
(可愛い、なんて長男を褒める相手をじとっとした目付きで見ると若干呆れたように上記を述べて。自分にとってはどうって事ない人物でも、恋一つで魅力的になってしまう。恋とは恐ろしいものだなぁ、ある意味凶器かも。なんてぼんやりと考えて。「……笑われる前に口を塞げば――…なんてね。まぁ反応を見るだけでもいいからチャレンジしてみなよ」相手の反応が思っていた以上に面白く、思わず少しからかってしまい。時には行動することも大事だと相手に告げるとへらりと笑い

>おそ松兄さん
うっさい。できるかなじゃなくてやるの。制御してもらわないと僕が困るの。……流石に兄弟殺りたくないからね。
(少し不安げな相手を指差すと、少しイライラした様子で若干早口気味にそう述べて。流石にこのまま長男と三男がいちゃつくのを黙って見過ごすわけにはいかず。三男が好きなのか、と尋ねられると「そうだけど?！なんか文句でもあるわけ?」なんて薬のせいとはいえ、恋のライバルにはあまり愛想は振り撒きたくないらしい。そう吐き捨てるように言うとふい、と顔を逸らせて。「え、うん……。」性格が腐っているか、と相手が言うと、ショックを受ける相手を気遣うわけでもなく首を迷わず縦に振り。

＞一松


……？一松が溜め込むのが不安だから受け入れてやりたいだけだが……流石に罵られて喜ぶ趣味は無い(自分の言葉に頷く様子見つめながら最初こそひやひやしたがちゃんと話が出来てひとまずは良かったし自分の中でちゃんと兄への恋にぶつかる覚悟が出来た事に俺はきちんと感謝しなくちゃいけない。と思考するも続く言葉に目をぱちぱちと数度瞬いてから首傾げては「ブラザーから嫌われるのは流石に堪えるな…」なんて今さらではあるが顔ひきつらせ)



＞トド松

そ…そうか？駄々を捏ねている時とかちょっかいかけてくる時とか……普段から…格好良いと可愛いばかり繰り返してる気がする…。…だ、だがこういう物だろう？(自分には意中であるその人物のしぐさひとつ取っても堪らなく可愛かったり格好よかったり映ってしまう物らしく感覚がおかしくなってきてるのか？なんてやや自覚するも治そうとは微塵にも思わないために開き直りちゃっかり同意求めたりなんてして。「ふ、ふさ…っ、ふ、ふさっ…ふさぐ！？ちょ、ちょちょちょ…待っ、飛ばし過ぎじゃないか！？だ、だいっ、大体付き合っても無いのに…口塞ぐって…！」なんて一瞬想像しかけた頭を否定するように左右に振りながら言えば熱くなった頬を冷まそうと顔の前でぱたぱたと手のひら動かし)

>カラ松兄さん
…乙女かって………でもまぁ、分からなくもないよ?恋したら魅力的に見えるっていうし?
(目の前で長男について語る相手の姿は正に恋する乙女そのもの。相手にジト目を向けつつも、自分も兄弟に想いを寄せる身。確かに相手の言っていることは自分もなんとなく分かる気がして。腕を組むと、んん…と唸ると相手の発言に同意して。「もー…キスは流石に冗談！…でもさ、積極的にアピールしないと色々ヤバいんじゃない？」口を塞ぐ。この発言にかなり動揺した様子の相手を見ると少し悪戯っ子っぽく笑って。只でさえ面倒な相手なのにのんびりしすぎてはいけないのでは。そんな意味も込めてそう言うと首を傾げて

>>カラ松兄さん
…一松兄さん、そんなに辛そうだったんだ…。それならおそ松兄さんも、トド松も、みんなきっと苦しいよね(様子が変わったところを見た。そう
告げる相手の表情を見ればよほど苦悩しているのだろうと感じ取り胸がぎゅうっと締め付けられるように痛み。もし己が惚れ薬を飲んでいたとしたら…もし四男のことが大好きなまま他の人に偽りの恋心を抱いてしまったなら…そう考えるだけでも血の気が引いていく気がすれば慌てて首をブンブンと振りかき消して。「はやく切れちゃえばいーのにね、薬」と願いと期待を含めた言葉言い放つと困ったように笑いながら)


>>一松兄さん
どーいたしまして！(いつもと何ら変わらない相手にひとまずの安心感を覚え、礼を受ければ満面の笑みで返して。優しいな、という言葉と同時に頭に触れられた温かい手の感触にとくんと心臓が小さく跳ねては自然と頬が緩み「えへー…そっすか？一松兄さんもすっげー優しいよね！」と。相手のことをずっと無意識に目で追っていた己にとっては不器用ながらも本当は優しい相手の言動全てはとても愛らしく感じていて、それらを思い浮かべつつにこにこと上記返し)


>>トド松
え？なに、が………っ！！(未だどこかおぼつかない喋りをする相手を心配していれば顔を上げたことによって視線が交差し、発された言葉の意味を問い返そうとした途端手を背中に回されては流石に驚いたのか目を丸くさせパチパチと瞬きしては数秒硬直したままで。勿論薬のせいで相手が己に恋心を抱いているだなんて知る筈も無く、もしかしたらこんな状態になってしまうまで切羽詰まっていたのかもしれない…ここは兄である己が心を落ち着かせてやらなければ、なんて考えれば己も相手の背に手を伸ばし、さすさすと優しく擦ってやりながら「トド松！僕嫌だなんて思わないから、大丈夫だよ！」と。)

＞トド松

…っ……ふ、フッ…何を言う我らが松野家の末弟よ…このウルフガイに乙女だなんて似つかわしくない…まるで悪魔と天使ではないか……そ、そうだろ？チョロ松の事、格好良いとか可愛いだとか思ったりは…？(普段散々に痛々しいと向けられるじっとりとした視線には気付かないくせに今回ばかりは送られる視線が辛く感じられるらしく悪化するとも解らずに苦し紛れにいつものイタイ発言かまし。なんとか頷いてもらえたことにひとまずほっとしてはまた恐る恐る尋ね。「し、心臓に悪い…っ！！……う、ま…まあ……かっ、可愛い女の子辺りにでも万が一告白とか先にされたりしたらと思うと…お…お、おおお思うと……」相手の言う通り狙うつもりなら本気を出さないとそろそろ不味いのではと思いその万が一想像しては勝ち目が無さすぎると踏んだのか目線落とし吃り。)


＞十四松

……代わってやりたかった、出来るならばな。みんな同じく不安なんだとも思う……もしも好きなひとがいたりなんてしたら余計に。(他の弟たちと変わらずに大事な弟である四男との会話ややり取りまで事細かには出せなかったが特に彼と仲のよいだろう相手の事だ、他の兄弟たちのことも心配してくれる優しさも勿論だが特に心配なのだろうとそこまでは察し四男の心の辛さを少しでも相手のその優しさなら緩和できるかもしれないと踏んでか「そうじゃないと困る、ブラザーたちの辛そうな姿は一番見たくない。……おそ松やトド松は不安な時はなるべく伝えてくれるとは思うが一松は背負い込む時あるからな…もし辛そうだったら側にいてやってくれるか？」と穏やかに依頼してみて)

カラ松

可愛い……カラ松、あんま俺を煽ってっと痛い目見るぜ？へへ、カラ松とデートとか久々じゃない？お前いつも忙しそうだったから誘うに誘えなかったんだよねえ。つーわけで、今まで出来なかった分俺超リードしちゃうから覚悟しとけよ。う…違、…うー…気付けよクソ童貞…。！、…俺はいつでも大歓迎だっつーの！お前の時間無くなっちまうけど良いの？
（相手の混乱する様子をぼうっと見つめていると殆ど相手の言葉は耳に入って来ず、にやにやと口元歪めては首をゆっくりと傾け、久々相手と二人っきりということもあり心が躍るとするりと相手の手に自分の手を絡ませ、想いをぶつけられないのがこんなにも苦しいのかと小さく舌打ちしては相手の腕に顔をぐりぐりと押し付けて。もしやこれはある意味相思相愛かと目を輝かせ両手を広げては意地悪な質問を投げかけ「うおお…！？おいおい泣くなよ…わーってるって、そんなの。今更過ぎ。」突然泣き出す相手に目を見開き素早く手を引っ込めると困ったように後頭部の髪を乱して。「世界一は大袈裟だなぁ…うひひ、そんなこと言ってくれるのカラ松ぐらいだよ。お前らの役に立ててんなら光栄光栄。」なんて少々照れ臭そうに頬を掻くとへらりと頬緩め。）


チョロ松

ッ！……チョロ松、待って…まじ、無理、むり…、
（己の思い描いていた予想だと相手はここで離れる予定だったのだがそれは大いに外れ、距離が近くなった相手にぐるぐると目が回る錯覚を起こしては相手肩をぐいっと押し、相手の質問が耳入ってこないのかブツブツと何かを呟き。そしてちらりと相手と目を合わせると相手の首元に顔を埋めそのまま甘噛みをし。）


十四松

ん…ごめん十四松……ありがと、なんかすげえ楽になった。
（相手に相談したからか幾らか気持ちが楽になり、相手の手の上に自分の手を重ね緩く握ってはにいっといつもの笑みを浮かべ。相談して良かったと安堵の息を吐くと「俺さ、実は他に好きな人居るんだよ。」ぽつり、長いこと隠して来た事実を呟くと困ったと言わんばかりに首の後ろを掻き。）


一松

……は…？え、は、…はあっ！？あったりまえだ馬鹿！お前こういうのは女の子とかにやるもんだぞ！？
（珍しく己の冗談に乗ってくれたと喜びに浸っているのも束の間、急に顔を近づけてきたかと思ったらそのまま鼻先にキスを落とす相手にフリーズし。そして更に常に何を考えているのか分からない相手故にこの行為をする意図が読めず余計混乱すれば「ったく…心臓に悪いっつーの…。」と腕で口元を隠し。）


トド松

うお、…怖っ。分かった分かった、そこはちゃんとすっから落ち着けって！……あ、やっぱり？んーん、ない。
（いつもとはかけ離れた相手にこれは相当お怒りだなと苦笑いを浮かべ肩を竦めると己の予想が当たりやや嬉しそうにして。そう言う自分も次男に惚れている為、文句なんてあるわけなく。「おーおー、兄ちゃんの傷心を慰めてくんねーの？つれないねえ…。」気遣う素振りすら見せない相手にくは、と笑いながら眉を下げるとやっぱり少し性格を直すべきかと目線を斜め上に向け。）

＞おそ松兄さん

そ、そんな訳ない！…へっ！？あ、煽ってない！あ、余り変な方向の冗談はや、やめてくれぇ…っ。！…さ…誘おうとしてくれていたんだな……久しぶりと言う事は今までのもデートに換算か、ふふ。……待ち遠しいくらいだ、ちゃんと心臓の準備しておく。どっ…えっ、な、何で今！？…恥ずかしくなる…余り聞かないでくれ……俺自身が、…おそ松の側に居たいんだ…。(続かれた台詞の形容詞さえ冗談でなく真に受けてしまいそうな程に胸が高鳴ってしまい想いを時と場面も考えず溢してしまいそうになると首をぶんぶん振り、誘えなかったと聞くと誘おうと思ってくれたのが嬉しくポツリ呟くと絡み合った手に目を見開かせ顔を腕に擦り寄せる相手に驚いたように瞬きするもどこか可愛らしくも有りドキリとしながらどうした、と甘やかす様に反対の手で背を撫で。再びぶつかる質問に答えるのはもう羞恥で顔がおかしくなるんじゃないかと内心で呟きつつ「い、今さらって…ば、れてたのか………おそ松がいないと駄目なの…治らないかも、だから…す、すまない」無理やり袖で目を擦って涙誤魔化しながら申し訳無さそうに言うとすがるように相手のパーカーの裾握れば密着し。「そうか？俺はかっこよくて優しい兄貴が誰よりもす……、す…す、凄く…その、だ、誰よりも兄貴に自信持ってるから。」と軽く俯くようにしながら呟いて)

>>カラ松兄さん
僕もそう思う…！兄さんたちに好きなひとがいるかは分かんないけど、僕だったら悲しいから。たぶん兄さんたちはもっと悲しいんじゃないかなぁ…(あまり考えたくはない先程かき消した想像をもう一度引っ張りだせば相変わらず胸は痛むがそれでも薬を飲んだ当事者たちはもっともっと辛く苦しい思いをしているのだろう、そう思えば相手の代わってやりたかったという気持ちも分かる。側にいてやって、と言われれば勿論そのつもりだと言わんばかりに大きく首を縦に振れば「うん！一松兄さんは僕に任せて」と胸を張り依頼を受け)


>>おそ松兄さん
良かったぁ…、どーいたしまして！(いつものように笑う相手見ればほっと胸を撫で下ろし己もつられてにぱ、と嬉しそうに笑いかけて。困ったように続きを述べられるとほんの少し目を瞬かせるが心の何処かではなんとなくだけど相手には他に好きな人が居るのではないか、そう思っていたため特に驚くこともなく、相手の頼りになりたいその一心でその答えを首を捻りながらも必死に考え「…おそ松兄さんが本当に好きな人のことを、チョロ松兄さんよりもっともーっと大好きになっちゃえば、薬も負けてくれるかも！」なんてなるべく相手を不安にさせないように明るく返して)