紅茶とトマト

あぁ、トマトがなくて瀕死状態のお前を見てみたい
〜っ、なんでだよハゲ！

うわー、紳士ちゃうの？ほんま鬼畜やわ。
なん、そんなしたいん？てかハゲちゃうわ。

紳士だがお前とかは論外だな(はっ
まぁ…少しくらいしたいだろ(手で表現して)ロヴィーノがよくお前にハゲハゲ言ってんじゃねぇか。

ちょっとくらい優しくしたってええやん。(むす)
ふーん？でも恥ずかしいからいやや。
ロヴィーノはまぁ、ええけど、お前はあかん。

…どうやって優しくされたいんだ？(にやにや
恥ずかしいからか、…ふ、可愛いな？(頰つつき
なんでだよ…！(ギギギ

ん？なんでニヤニヤしてるん、きもいねんけど。(じとり)
うっざ！ほんまウザいわ。もう絶対キスしてやらへんから。(べしり手を払いのけ)
そりゃ、ロヴィーノはかわええからやん。

お前も俺に少しくらい優しくしろ！(ギギギ
なっ、…じゃあ俺からしてやるよ(はっ
この親バカ…

優しくして欲しいん？具体的に言ってくれへんと分からへんわ。(にやにや)
どんだけしたいん？…はぁ、もう。分かった分かった。じゃあキス、したって？(自らの唇指で指し示しにんまり笑って)

お前…仕返しのつもりか？(引きつり笑いし)じゃあ眉毛言うのをやめて欲しいな(はは
…ん、(肩掴んで軽く口付けし

さぁ、なんのことやら。(首傾げてみせ)
お前がハゲって言わないなら考えるわ。
…うわ、ホンマにした。(目をぱちくりさせながら慌てて身体引いて)ああ言えばプライドの高いお前ならしないと思ったのになぁ。

こいつ……、
卑怯だな……ハゲ以外なんて言えば良いんだよ
は、だってここでしないと100年くらいしない気がしたからな。ばーか(舌出し

名前で呼べばええやん。
せやからバカちゃうわ！…くそ、なんや調子狂うわ。せやけど、100年後もお前とこうしておれたらええな。(ぼそり呟き)

…アントーニョ、なんか、お前の名前呼ぶの…恥ずかしいんだよな(少し赤くなり
あ？調子？もっと狂わせてやるよ(得意げな表情で
……不安か？それともデレか？(くす/相手の頰に触れ

ええやん。名前で呼ばれた方がずっと嬉しいわ。なぁ、気付いとった？俺もお前と付き合うまでは名前で呼ぶの恥ずかしかったからカークランドやったけど、お前とこういう関係になってからは名前で呼んでるんやで？(僅かに照れながらにんまり微笑み)
なんやすごい自信やん。まー、でもお前とおると確かにこれから先、色々ありそうやわ。
…どうやろ。なんや俺、お前の前だとあんまり素直になれへんからなー…愛想つかれそうな気もするわ。好きな人の前ではもっと優しく素直でいれると思ったんになー…。(同じ色の瞳、視線絡ませながら眉下げて)

…じゃあ、アントーニョって呼んでやるよ…(ちら
あぁ、名前のは気づいてたけど…恥ずかしかったからなのか、嫌いだから名前も呼びたくねーのかと思ってた…(口元が緩み)
そんなんで愛想つくわけねーだろバカ。それにお前が付き合い始めてデレデレベタベタになる方がおかしいからな、…別に、今のままのお前でも俺は……〜っ、(恥ずかしくなり言葉詰まらせ)…と、とにかく…そんな不安にならなくていいぞ…(顔赤くなり/頰撫でて

ん、おおきに。(にへら)
俺とお前、イニシャルもお揃いなんやね、Aで。
あ、気付いてたん？俺なりの…デレって奴やで！
…ふは、なんや顔真っ赤やん。かわえーな、ほんま。(くすくす笑いながら頰に触れた手に擦り寄り)
好きやで、アーサー。ほんま好き。

あ…本当だな、結構一緒のとこあるんだな(嬉しそうに小さく笑い
ヘタレらしいデレ方じゃねーか、…でも嬉しかった、ぞ(目逸らし
バッ、かわいくねーよ！！(もう片方の腕で顔隠し
…俺も好きだ、アントーニョ(赤い顔を少し顔を見せて

ヘタレちゃうわ。ま、喜んでもらえなら良かった。(満足気に微笑み)
えー？かわええよ。トマトみたいやん。(くすくす笑いながら頰つつき)
あー、なんやろ！こそばゆいからお終いやお終い。(耐えきれなくなったのか相手から一歩引き火照った頰冷ますように手で仰ぎ)

お前がヘタレじゃなかったらなんなんだよ(じと
んん、可愛くねぇって言ってんだろ…、なぁ、お前ってトマト以外にちゃんと何か食ってんのか？(相手の腕掴んで
そうだな！！なんかここの部屋暑苦しいな！！(顔が赤いまま話を逸らそうと必死になり

えー？親分。(きっぱり)
なんやねん、いきなり。そりゃあトマト以外も食べとるわ。(不思議そうに首傾げて)
せやね。冷房でもつけよか。リモコンどこやろ。(渇いた笑い響かせながらあたり見渡し)