Cafe&Ba「居酒屋。」

＞カンザキさん
えっ、あれ？
だって、カンザキさんにあんな顔であんなこと言われたら勘違いしちゃうじゃないですか……って、ちょッ……わぁぁぁ！？
（相手の声が先程までのトーンと全然違い驚いて顔をあげると、けろりとした表情の相手がいて、むしろ自分の方が涙ぐんでいるくらいであって混乱した様子であれっと思わず声をあげる。不思議そうに目を丸くしていると、今度は相手がまた勘違いを重ねた言葉を謝罪と共に言ってきたので、どこまで相手は鈍いんだと更に落ち込んで溜息を小さく漏らす。自分がその気になってしまいかけていることは半分は相手のせいだと言い張っては子供のようにむすっと膨れていたが、気付けば相手が自分の手を取って口付けを落とすのをされるがままに目にしてしまい、ボンッと音がしそうなほど一気に顔を赤くさせればパニックに陥ったのか目を回して叫んでいて。）

＞シロさん
？？…勘違いって…だから何でそんなこと…ッなんだよ!?
なんで顔赤くしてんだよ。さっきだって同じようなことしただろ
…シロさん、あんたやっぱり可愛い
（あれと素っ頓狂な声を出す相手にはこちらも無表情ながら惚けたように軽く首を傾げさせて目を丸くする相手を内心楽しげに観察して。だってと続く言葉はやはり無自覚である以上理解できずにさっぱりと言った感じで詳しい説明を要求しようとするが、自分の口付けにより悲鳴に近い声を上げる相手に此方まで体がビクつき何事かと思ってしまう。やはり先程の口付け行為も無自覚である以上相手の反応は理解に苦しみ、呆れた声で言って。やかんが沸騰し蒸気が出るかのごとく赤くなる相手には思わず笑いが零れ手の甲を口元にあてがいながらツボにはまったのか暫くの間クツクツ笑って。やっとのことで笑いが収まると生理的涙を指で拭いながら込み上げる笑いを抑えつつからかうように言って。

＞カンザキさん
っ、この、鈍感男！
今後誰かに同じことして痛い目に遭っても僕は知りませんからね！
（相手の笑い出す声に先ほどとは違う意味で羞恥心を煽られる。一瞬言葉を詰まらせて赤面した顔を歪ませたかと思えば、次に口をついて出てきたのは珍しく罵倒する言葉で。こんなに鈍感でどうやって裏社会で生きてきたのだろうと疑問に思う。相手が裏社会のことで精一杯で色恋沙汰に疎いというのは察するに容易かったが、それでももう少し自分の気持ちにもなって欲しいと怒る。そしてまるでお母さんのような口調で今後他の人と親密になったときに苦労するのは相手だぞと、少しヤケになったような口調で言い放っては両腕を組んでふいっとそっぽを向いて。）

＞シロさん
は？…なんで怒ってるんだよ。
悪かったって、でもあんなことシロさんくらいしか言う人いねーよ？
（いつもと違う低声で悪戯してきたかと思えば突然恥じらい最後には怒られると訳の分からない状況に頭が混乱し、相手の気持ちを考える余裕など全くなく段々此方も怒れてきて喧嘩を売るように突っぱねて。しかし、続く相手の言葉に内心首を傾げては考える。正直、この場所以外でつるむ人間は上辺だけが多く人間性で惹かれる人は少ない。それに比べてここに来る人たちは個性があり心も広く、自分が落ち着いて話せる人間ばかりで。特に相手は始めは接客だったにせよ、笑顔を変わらず向けてくれたし本心から信頼している。そんな人は今後もそうそう現れないだろう。と考えることは色恋沙汰と縁遠く相手の考えとはやはりずれていて。そんこととは知らずに、ヤケになってそっぽを向く相手の機嫌を損ねさせたのだけは理解できるため、可愛い…と思うがゴクリと飲み込み、謝罪の言葉を述べ、怒ってしまった相手を心配するように肩に手をかけて勿論無自覚で上記を言って

＞カンザキさん
そりゃ怒るでしょう。……なんでそんなに鈍感なんですか！
恋愛経験僕よりないんじゃないですか！？
（そっぽを向いたままジロリと横目で相手を睨んでいたが、ここまで来ると相手はわざとやっているのではないかと疑いたくなるくらいなところまで重症な気がしてくる。散々に煽られて寸止めされている自分の気持ちにもなって欲しい。全く無自覚とは罪だと思いながら重い溜息を吐いて。自分も女性の気持ちを察するのは下手だし、実際ほとんどまともに付き合ったことはないに等しく、仲間内では鈍感で初なキャラ付けをされてしまっていて普段は人のことを言えた立場ではないのだが、相手はその自分を大きく上回るレベルだと思う。どれだけ恋愛経験が乏しければそんな風になるのだともはやギャグなのかと言わんばかりにキレ気味に聞いていて。）

＞シロさん
この場所だからだろうな。あんたの前だし。
人の口説き方は教えて貰った。…シロさんは言うほど恋したことあるのかよ？
（俄に真剣な顔をして落ち着いた声で言うこの発言は確かここの他の客にも言った気がする。それは相手と同じように兄弟として許せると思ったからで。いつも気が張って鋭敏になっているせいか落ち着くこの場所にくると反動で余計なことを考えなくなり鈍感になるらしい。ただし、恋愛に関してはどこに行っても疎いようだが。裏社会にいる以上男女問わず口説いて落とすということは何度かしたことがあるが自分からすると上辺だけの行為なので恋愛でなく作業としてやっている。そのせいか始めて会った人でも平気で行き過ぎたスキンシップをして近づこうとする癖は抜けず反省している。大抵の人が行き過ぎた行為で避けていくが相手は稀な人物であり正直自分も始めは驚いていたが、今となっては気兼ねなく接することができる弟で。つまり自分は大真面目に相手に兄弟として惚れている。嘘は言っていないから自分は悪くないとすら思っていて。続く言葉をしれっと言えば、罵声まで浴びせて言う恋愛経験というのを聞いてやろうじゃないかと相手を見据えて

＞カンザキさん
それは嬉しいことですけど……。
えっ……えーと、そりゃあ、ありますよ……少しくらい。
（相手や他の常連が口を揃えてこの場所が落ち着くと言ってくれるのはとても喜ばしいこと。しかしだからといって中途半端に口説かれた側からすると複雑そうな表情を浮かべることしかできなくて。「人の口説き方」という作業のような言い方はなんだとツッコミたかったのだが、自分の恋愛経験について問われれば、ギクリとしてあからさまに動揺して。全く恋愛をしたことがないわけではないし、何度か告白された経験もあるが、やはり女心を分からない自分とは長続きする女性はいなかったわけで。それに真面目キャラで初な男を好いてくれる女性も稀で、故に女性経験は平均より乏しい。答えにくそうに視線をおろおろと彷徨わせては、これだけ相手に偉そうに言った手前、実は経験乏しいですなんて言えるはずもなくて、誰もが目に見えて嘘だと分かる嘘をついて気まずそうな表情を浮かべていて。）

＞シロさん
けど何だよ。最後まではっきり言えって。それとも、シロさん男の俺に本気で惚れたわけ？
低レベルな張り合いだな。…だいたい他の奴が勘違って俺に惚れても俺にその気がなければ突っぱねれば良いだけの話だろ。
（先程から何やら雲行きが怪しく喧嘩口調になってしまうのは相手の言っていることも自分自身のことも理解できていないから。散々人の口説き方は教わり実践してきたが口説いて終わりなのでその延長はない。つまり経験はないに等しく、日常で口説きを間違った方向に使っていることにも気付かない。相手の複雑な表情ではっきりしない物言いは苛立ちの材料でしかなく声色にもそれがはっきりと表れてしまう。そして止められない口は言いたくもないからかいを教育された口説き文句で言っていて内心、自分の餓鬼っぽさに腹が立つ。これ以上相手を怒らせていけないと頭では理解しているのに意識に反して片手で相手の顎をクイと持ち上げ顔を近付ければ小馬鹿にするように、それでいて妖艶に口角を上げていて。相手の分かりやすい嘘に流石ここでは鈍感な自分もすぐに見抜くが相手も経験が乏しいのなら何て陳腐な言い争いだと思いそれがそのまま口からボソリと零れる。こうなると完全に思考回路は乏しくなり、先刻痛い目を見ると言われたが何のことかさっぱりで随分と我が儘で身勝手な物言いを変わらない刺々しい口調で吐き捨てて

＞カンザキさん
なっ……！そ、そうですよ、悪いですか！！――あ、いや、違うんです、忘れてください。
その気がなくてもその気にさせることが罪だって言ってるんです。
（相手のあまりにも直球で図星な問いかけに思わず言葉を失う。言われてみれば可笑しな話だが、男の自分が男の相手に絆されたという事実は、否定したくてもできなくてヤケになって自分でも驚く程大きな声でその通りだと強く肯定して。そして自分で自分の声に驚きハッと我に返ったときには、可笑しなことを口走ったと今更ながら口元を手で隠すような仕草をすれば、なんでもないと慌てた様子で否定して。嘘をつくのがここまで下手だとは自分でも思わなかったが、相手に低レベルだと言われるとそれはごもっともで何も言い返せない。相手はどんなに誘惑してしまったとしても断りきれるし逃げ切れると言い張っているが、自分のようなヘタレならともかく、肉食系の人物を誘惑したときの恐ろしさを知らないから言えるのだ。売り文句に買い文句で、そもそも無自覚的に誘惑するのが問題なのだとムスッとした表情で言い返して。）

>白さん
そんなに簡単に飼われるつもりは無いよ?
( 餌付けなんて言葉で表されると少なからず嫌悪が浮かぶ｡相手にそんなつもりは更々ないだろうが何処か見下された気がして｡無駄に張り切っている相手の様子を面白そうに眺めてはいるがそんなに安く見られていたか自信があるかのどちらかだろうと脳内はﾌﾙ回転していて｡まあｷｽやらをねだったのだから軽く思われても仕方無いかもしれないが飼われるとなれば話は別｡ﾃﾞﾒﾘｯﾄしかない行為を行う気はないと遠回りに伝え｡ )

>ｶﾝｻﾞｷさん
年下扱いされるの好きじゃないんですけどｰ...｡まあ､お言葉に甘えさせて貰おうかな｡何時なら空いてるか､分かりますか?
( 年上を口実に自分が予定合わせようとしている相手にわざとらしく拗ねて頬を膨らませてみたり｡それでもその気持ちは嬉しいし有り難いものであり､膨らませていた頬を緩めてふざけたような上から目線で返して｡ﾎﾟｹｯﾄに手を入れ携帯取り出せば予定入りのｶﾚﾝﾀﾞｰを開き､相手に見やすいよう向ければ自分の休日ﾏｰｸが入っている中に相手の暇な日はあるかと尋ね｡ )

＞シロさん
…どっちだよ。そんな言われて忘れられる奴がいるかよ
それは…俺がその気になったあんたを傷付けたってことになるよな
（聞き慣れない相手の大声に思わず体が強張り相手の顎に当てた手を引っ込めると、滅多に怒ることのない相手を怒らせてしまったことに今更反省し罰の悪そうに視線をそらせば、言葉をすぐに訂正する相手にボソリと呟いて。まだ苛立つ感情を何とか抑えムスッとした表情で言われた言葉の意味を考えるが、残念ながら相手の思うところまで考えは至らず。先程相手が大声で怒鳴ったことを本当と仮定して、今言われたことと照らし合わせると自分は罪を犯したことになり、更には相手の想いを踏みにじったことになる。散々相手を理解できないと苛立ちをぶつけてきたが、もしかしたら自分が悪いのかと思えてきて一気に苛立ちが消失していくと嫌われたことにより今のこの兄弟関係が崩壊する危機に晒され恐る恐る確認するように聞いてみて）

＞猫さん
猫さんってそんな顔もするんだな。俺って相当遊び人か危ないやつって思われてたよな
この日なら空いてる…あんたはそういうショップとか流行に詳しかったりするのか？
（頬を膨らましたりそれを緩めたりする表情の変化は新鮮でやはり始めの自分の行いがいけなかったかと反省すれ会ったときの当初を思い出せば苦笑し、今後は初対面からのスキンシップは控えようと思って。見やすいように見せられた予定表を見ればやっぱりしっかりしているなと感心しつつ、普段スケジュールなどつけることのないため頭の中にある予定を思い出しつつ空き日が重なる日を指さして。普段自分は服屋に行くことはないが、一般の少し年の離れた相手のような男は流行に敏感なのだろうかと気になって

＞猫さん
あはは、もちろんです。
というより、僕が猫さんの気が向いたときにでも世話をさせて貰えれば、って感じですかね。
（相手のブレない姿勢が言葉こそ素っ気ないものではあったが好感が持てるところで、思った通りのリアクションに思わずそんな簡単に飼えるとは思っていないと笑い飛ばして。この媚びない相手らしさが好きで堪らないのはもはや中毒なのだろうかと思う。餌付けという表現を使ってこそいるが、本来の意味とはかけ離れて、恐らくこちらが相手の気分の向いたときだけ世話をさせて頂く立場なのだろうと冗談じみた口調で述べて。そんな相手に主導権を持たせた付き合いも嫌いではないのだと伝えるためにも、声のトーンはずっと明るいままで。）



＞カンザキさん
忘れてください。ごめんなさい、色々言いましたけど僕は今以上は望んでませんし、勝手に舞い上がってました。
……カンザキさんのこと、兄弟としてですけど好きすぎて、辛いなぁって感じです。なんかムキになっちゃってすみません。
（自分にここまで大きな声が出せるとは思ってもいなかったが、頭を冷やすには十分なきっかけだった。忘れられないと言われても忘れて貰うしかないのだ。急に理性が戻ったのかこれ以上の関係を望んでいないと謝罪をした上で今更ながらきっぱりと言う。そうでもしないとまたすぐに揺らぎそうだったから、自分の勘違いでその場のムードに飲まれただけだと首を振って。どの辺りから自分がムキになってしまったのか振り返ることもできなかったが、相手が苛立ちから後悔へと気持ちがシフトしていくことは手に取るように分かったため、一度深呼吸をしてから相手は自分を傷つけたわけではないと言うことをしっかりとした口調で告げて。言い切ったあとに、ムキになっていた自分が恥ずかしいと言わんばかりに眉尻を下げて困ったように笑いながら謝罪をして。）

＞シロさん
分かった。謝るなよ。あんたに嫌な思いさせたし俺が無神経で無知過ぎたんだろ…そう思う。でも怒ったあんたも新鮮だったし、それ見られたら良かったかな。それに喧嘩してこそ兄弟だもんな。俺もシロさんのこと…大切に思ってる
（忘れろと言うがあんな稀で貴重な相手の姿を忘れられるわけがない。ずっと自分の心中に大切に留めておきたいくらいだが今は素直に頷いておくことにして。今以上の関係を望まないと言われれば安心するかと思ったがそうでもなく何故だが腑に落ちない。始め自分もその気はなかったが一回でも相手が自分に対して兄弟愛とは違う愛を向けていると勘違いしてしまったせいか、もやもやが残っていて。恐らくこれは自分の恋愛経験値が低すぎるからだと割り切れば続く相手の言葉に耳を傾けることにする。複雑な表情で謝罪されれば首を横に振り謝る必要はないと告げる。相手はいつも優しく微笑んで自分の言葉を受け入れてくれて、それが心地良かったが先程の怒った相手も悪くない。むしろ少し言い合ったことで絆が深まった気がして気分も高揚すれば、やっぱり最高の弟だと穏やかに微笑んで。次ぐ言葉は、本当は大切ではなく好きと言いかけたのだがまた怒られると思って咄嗟に言い換えるもその言葉が正しかったのか分からず相手の様子を伺って

＞カンザキさん
無知というか、鈍感というか……ふふ、カンザキさんらしいです。
あはは、無理しなくてもいいんですよ。素のままで居てくださいね。……ごめんなさいお兄ちゃん。
（相手を責めたかったわけではなかったのだが、相手は変なところが物分りが良いらしい。己の謝罪を止めておきながらまるで相手だけが悪かったとでも言いたげな言い回しにそんなことはないとゆるりと首を振って。それより相手の鈍感さを受け入れられなかった自分の問題なのだと気づき、そのことを茶化すような口ぶりで相手に言ってはくすくすと笑って。言いにくそうに兄として言葉を返してくれる相手に思わず笑みが溢れる。無理に頑張った言い回しをしなくても、もう自分は勘違いしないだろうから相手は好きなように言ってくれれば良いのだと微笑み。そしてひと呼吸おいてから、目線を伏せて少し恥ずかしそうに喧嘩をした後の弟として一言だけ言ってみて。）

＞シロさん
鈍感が俺らしいのか。…それっていいこと、なのか？
素で居られるのはここだけだから、シロさんには俺のこと客として見て欲しくない。
そ、そのお兄ちゃんってのは、互いにその気がある以上罪はないから責められないんだよな…？
（相手に茶化されている気がするのにクスクスと小鳥の囀りのような綺麗な笑い声が耳に心地よく安堵感が満ちていくようで自分の表情も和らいでいくのが分かって。しかし、無自覚なことを鈍感と言われてもいまいちピンと来ないため未だに疑問符が浮かぶところがあるが、相手が鈍感と言うのだから鈍感で構わないかと変に納得してしまう。それでも茶化されている感は否めないし、それが果たして自分らしくていいのか客観的な意見が聞きたく上記を言って。素のままでと言われた瞬間、やや真剣な表情と落ち着きある口調で相手をまっすぐに見れば、無意識に再び誤解を招くか否かのギリギリのラインの言葉を発してしまう。それは相手に心を許し真意を持って接することを約束とする以上相手もそれに応えて欲しいという身分からか少々お堅い我が侭のようなもので。一息置いての一言は、相手も恥じらっているようだが言われた此方もかなり恥ずかしく照れてしまう。不意打ちは卑怯だと反抗したくなるがこれ以上喧嘩じみた真似は御免なため、先の話題に引っかけて自分が揺らいでしまったことを仄めかすも動揺から言い出しはどもり声も心なしか小さくて。

＞カンザキさん
いいことですよ、きっと。
じゃあお兄ちゃんだと思っておきます。……ふふっ、可愛いなぁ。
（相手の鈍感さは危なっかしいが誰にでも誘惑をしているわけではないとわかったため少し安心できる。だとすればその無自覚さも悪いものではなく、相手の個性の一つなのではないかと受け止めて、もう文句は言うまいとくすくすと含み笑いをしながらきっと悪いものではないと告げ。客として余所余所しく接客する必要がないことは自分にとっても楽だし、そのほうが相手と心から話せるから嬉しいことで快諾する。しかし兄弟愛の一線を超えないように、気を付けなくてはとどこか気を引き締めてもいて。最後に言った言葉に相手はどんなリアクションをするだろうかと横目でちらりと見れば、相手の方が自分よりも恥ずかしがっている様子が伺えて思わず笑いが堪えきれずにぷるぷると肩を震わせ、つい可愛いと何度目かの言葉を吐いてしまっていて。）

>>シロ

私で良ければ喜んで！
(相手の言葉に一瞬きょとんとするもすぐに笑顔になり此方へどうぞと席へ案内し)

>>猫

確かに、
(店の雰囲気と、仕事の疲れ、ココアと重なり眠くなったのかふぁと軽くあくびし目こすり)

>>カンザキ

私で遊ばないでよー。
(からかわれた事は多少感付いていたものの直接言われると内心がっかりし口尖らせながら上記述べ)

>>クロ

(/主様お帰りなさい！
待っておりましたー♪)

＞羽琉さん
よ、宜しくお願いします……
（相手の明るい笑顔に少しほっとしている自分もいるが、こういう場所には本当に縁がないため、案内された席に腰掛けるとそわそわとあたりを見渡していて。）

＞シロさん
あんたの前だとこうして自然に笑える、なんでかな
翔太のがかわいい
（相手にいいことと言われると疑いもなく納得してしまい再び相手の綺麗な笑いを聞けば、口説き文句リストの内の一つを再び無意識に使う。そして相手になにか訴えかけるような愁いを帯びた声色で言うと相手の頬にそっと手を伸ばし緩やかに微笑んで。以前であればからかいや照れ隠しをはぐらかす行為であったが今はそれをごく自然な振る舞いでやっていて。しかし、堪えた笑いをされながら可愛いと言われると更に恥ずかしさが増す。が、ここで照れてばかりいてはいけないと相手の笑いを打ち破るように、しっかりと瞳をとらえ見つめると静かな声色でゆっくりと上記を述べて。普通なら恥ずかしくて言えたものではないが心を許したせいか口も軽くなっていて）


＞羽流さん
悪かったって。…なにか頼んだほうがいいよな
（口を尖らせて分かりやすく拗ねる相手に他の客にもこんな表情をするのだろうかと内心思いつつこういうお店だから何か頼むのが常識なのではと