一条 夜・聖川 陽 2013-10-13 21:59:47 |
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・・・。
(カラン、と扉に付く鈴が鳴ると慣れたように中へと入る、「・・陽、いるかな。」と静かに呟けば、店内をグルリと見渡し彼の姿を探す。
( お返事、遅くなりました。 )
そう?・・・まあ貴方は貴方だから。
(上記を相手に視線を送りながら言い、さてと、と入口から店の奥の方に歩きだし相手の肩をトンッと叩けば、『・・・だから、別に・・・劣等感なんて感じる必要ないんじゃない?』と通りすぎざまに若干耳元に口をよせ、左記を呟く。そのまま店の奥に進む途中、顔だけ振り向けは、『あ、金勘定とか、事務仕事なら手伝えるわよ?』と笑顔で告げれば
潤様
フフ・・・・今晩は、(相手の後ろに回り込んで、相手の目を手で覆っては「誰だか、分かります?」と優しく問うて
(此方こそ申し訳ありません、レス有難う御座います)
八千代様
・・・・左様で。(フフ、と何時もの笑みで少し口元を抑えながら嬉しそうに微笑めば、「そうですねぇ・・・では、昨日夜が飲み明かした酒瓶四本の支払いについて、勘定をお願いします、」と何やら背後に黒い雲を纏わせて
/陽
・・、今晩は。
(その一瞬の声に、クスリと口許が弧を描く。「陽、でしょ…?」と己の手を相手の手に重ね、振り向けば笑みを溢す。
( いえいえ、これから宜しくお願いします。 )
ん、オーケイ。やっとく。(また夜は店の物を呑んだのか・・・と呆れたが顔には出さず、店の奥に入り金勘定を済ませれば、『・・・陽を手伝えばいいかしら。』と唇に左手の人差し指を添え一人思案し呟けば
潤様
おやおや・・・分かってしまわれるなんて、ね・・・
(残念、と言う様に掌をひらりとさせては「よくお分かりになられましたね、」と嬉しそうに微笑みつつも相手をさりげなく席へとエスコートをして
(勿論で御座います、此方こそ・・・では、)
八千代様
フフフフ・・・・(内心では相手に見せられない様な半ば怒りに身を任せた自分が暴れていながらも、平静を装っては「さて、掃除、しますかね・・・」とモップに水を含ませて
・・・あら、陽。・・・随分と荒れてるようね。
(手伝いをしようと再び戻ってくれば、相手の様子を見て感じとったのか、上記のように話し掛ければ、『・・・無理に取り繕ろわなくてもいいんじゃない?』今は誰もいないし。と相手の方は見ず、近くにあったフキンでテーブルを拭きはじめれば『・・・貴方の取り繕ったような笑顔は、余り好きになれないわね。』・・・嫌いじゃないけど。と一度手を止め、目を伏せながら呟き
潤様
・・・・僕はそんなに分かりやすい声をしていますかねぇ・・・(くすくす、と苦笑をしながらも「あぁ、何かお飲み物を?」と首を傾げてメニューをスッと渡し
八千代様
おや。八千代様・・・。(ふと相手を見つけては「僕の代わりに、なんて申し訳有りません・・・とても助かりました、」と微笑んでは相手の言葉を聞いて「無理に等・・・。これが、僕の『精一杯』なのですよ・・・」と寂しそうに弱々しく微笑んでは、キュッと雑巾を絞って、
「・・・・すみません、僕はどうも笑顔、というものが苦手な様で・・・」と呟いては何も思っていないかの様な表情で機械的に作業を続け
>陽、
さぁ、どうかな。
(首をゆっくりと傾げては、目を伏せて。ただ、温もりが彼の物だと分かったかだけ、本当は声じゃないんだけど…。「ん-、じゃ、梅酒の炭酸割りが良い。」基本、さっぱりとした飲み物を好むらしく、メニューを見ずに彼を見る。
潤様
・・・・?・・・・あぁ、でも、(僕だったら貴方が後ろに立つ前に気づいてしまうかもしれません、と可笑しそうにフフッ、とご機嫌そうに笑って
「貴方を目で追っていますから、」と微笑んで相手を見つめて
「了解です、」と言いながら指を鳴らし、補助に持って来させては振り向くと、相手が自分を見ている事に気づいて「何か・・・?」と首を傾げて
>陽、
そうなんだ…、
(相手の言葉に苦笑いを浮かべては上記を述べる、それと反対に“私を見てる”と言った彼に反射的にズササ、と離れれば「じょ、冗談は嫌いなのっ…!」と逃げるようにする。「なんだ、陽が作ってくれないんだ。」つまんない、と顔を歪めると目を伏せる。
潤様
そりゃあ、ね・・・(くすくす、と笑っては離れた相手を見てあれ?と首を傾げて相手の言葉を聞けば
「・・・貴方は、僕の言葉が偽りだと思っているんですね・・・」と俯き、顔を上げれば少し目尻を下げて悲しそうに
「・・・・申し訳ありません、お時間を取らせては、と思いまして・・・」くすりと笑めば補助に目線をやって、
炭酸水と梅酒を持って来させて
>陽、
からかってる…?
(むぅ、と笑う相手に睨みを効かせる。「そんな、訳じゃない・・けど。」悲しそうに視線を緩める彼を見て罪悪感が出てくる。そっ、と彼に近づけば彼の服の袖をくぃ、と引っ張り「ご、めん。」と謝る。「陽の為なら待ってあげるんだから。」と、素直に言った言葉には偽りが無く。
潤様
・・・・ほらね、貴方は僕を信じて下さら無い・・・。(少ししゅん、とした様子で微笑んで謝った相手に目を丸くして
「・・・・本気で、貴方には目を惹きつけられるんです、」と少し顔を赤くして目を逸らせば、「こんな時はどう対応すればいいのか、・・・分かりません・・・」と呟き
「フフ、それがどうか僕だけであって欲しい、と思うのですがね・・・」とちらり、と相手に視線を向けて見せながらグラスに梅酒の炭酸割りを注ぎ、氷をコロン、と入れてはすっと相手の前に出して
>陽、
信じてる。
(ちょっと、顔を振れば「陽こそ、信じて。」と見つめる。「恥ずかしい事、言わないでよ…たと、此方も少し照れたように頬を火照らせる。「素直に許して、」と請うように口では言うものの俯いており。「それは、陽次第…ね。」クスッ、と笑えば相手から梅酒を受け取り、「ありがと、」と言う。
潤様
・・・・本当、に?(不安そうに相手を見つめては「僕は・・・」と歯切れ悪そうに言葉を止めては目を逸らし
「す、すみません・・・可笑しい事を言いましたね、」と慌てて相手の頭をぽんぽんと撫でて
「・・・・許すも何も、僕は・・・」と相手の顎を掬い上げて目線を合わせ
「・・・・成程、お上手なお嬢様ですね」と苦笑してはこれは一本取られた、と悔しい筈が何処か楽しそうに笑い「いいえ。」と微笑み
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