主 2013-10-03 17:58:26 |
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はいはい、これからだね、桜坂クンは。
(ムスっとする桜坂を煽るようにして。"ちゃんと伸びるよ"と素直に言えばいいのに、何故か言えなくて
自身が顔を赤くしているのには気づいていないようでホッとし。ふと時計に目をやると丁度お昼時で)
桜坂、もう昼の時間だ。体調はどうだ?何か食べれそう?
(視線は合わせずにデスクの上のものを整理しながらそう問いかけて)
…あ…本当だ…お腹はあんまり…
(相手の言葉で此方も時計を見れば12時を指しており、何か食べれそうかと聞かれればうーんと考え一瞬口を閉じまた口を開いては「…俺…普段からあまり食べてないんで。」と答えてはベッドから出て。食べてないのは別に食事を用意していないからという理由ではなくあまり食欲がない為であり
そうか…
("普段からあまり食べない"と口にする桜坂は確かに細身で少食そうなのがよくわかる)
じゃあ俺は、購買行ってくるけど…一緒にくるか?
(いつも昼食は購買のものを食べていて。デスクの引き出しの中から財布を取り出しながらついてきてくれるかわからなかったが、一応誘ってみて)
…あ…行く……。
(相手に購買に行くか?と聞かれれば素直に答えては相手の元へ行き。相手を間近にしては何故かそわそわしこの気持ちはなに?と心に訴えるも分からず。自分よりはるかに高い相手の背を見ては背中にそっと腕を伸ばして抱き付きたくなるもハッとすれば何もなかったようにして
おぅ…じゃあ行くか
(相手は意外にも承知してくれて…少しは気を許してくれたのかと考え。保健室を出て購買へと歩きはじめる。自分の少し後ろの方で歩く桜坂は相変わらず華奢で…身長も自分より小さめで思わず手を繋ぎたくなる愛らしさがあった
しばらく廊下を歩きそこの角を曲がれば自動販売機といつもの購買が見えてきて)
…先生なに買うんですか?
(購買が見え相手の隣へと移動すれば相手を見上げて言い。しかし、購買を見れば昼時の為か生徒が多く居りドンッと後ろから押されては転けそうになるも反射的に相手の服の裾を掴んでは転けずにすみ『…あ…すみません…。』と俯きながら謝ればまた相手の隣に並んで
……焼きそばパン
(何を買うかと聞かれればいつも食べている焼きそばパン、とだけ答えて。生徒も安いパンを一早く買いたいからかお昼時は購買が生徒で溢れかえっていて。桜坂はそんな人混みに慣れていないのか転びそうになっていて。一つ溜息をつけば、ぎゅ…と相手の手をとり
賑わう生徒を見ながら)
転ばないように、するため。
(相手の手をとると購買に向かい。桜坂の手は小さくて柔らかく力をいれたら折れそうだったため優しく手を握りながら)
…え…ちょっと……。
(俯いていると手を握られ驚いて相手を見上げては転ばないようにと言われそういう事かと納得するも此処には他の生徒も居り誰に見られるか分からないのに手を握る相手に「誰かに見られて変な噂がたったらどうするんですか!」と小声で手を隠しながら言い。しかし,自分より大きな相手の手が重なっていると何処か安心している自分がいて
別に…
(『俺はお前となら変な噂たってもいいけど。』生徒が混雑するなか一度立ち止まり相手のことを見下ろしながらぶっきらぼうにそう言って)
ま…桜坂がそんなに嫌なら離してやるが?
(離すつもりはなかったが相手が嫌だと思う行動はとりたくなく一応聞いてみて)
……は?…意味…わかんない…//
(自分を見下ろしぶっきらぼうに呟く相手の言葉を聞けば一瞬固まり、聞き間違いかと思うも相手の表情を見れば本気なんだと感じ、ままだ自分の気持ちもあやふやな為か繋いでる手をキュッと握り返しては素っ気なく上記を述べるも真っ赤になっており。
…嫌…じゃないけど……先生に迷惑かけるから…。
(自分の返事によっては離される手を見つめてはこの状況を他の生徒に見られ相手に迷惑がかかるのは絶対にしたくない為色々考えては自ら手を離しては『…飲み物買ってきます。』と相手から離れて
顔…真っ赤だけど。
(くすくす笑いながらそう言う。いつものような答えを出す桜坂だったが顔を真っ赤にして手を握り返してくれるところから一応嫌ではないんだなと判断し)
は?別に迷惑とかないけど…
("迷惑がかかるから…"と口に出す桜坂に目を見開く。否定しようと言ううちに手を離し自動販売機へ向かってしまった…それでも自分のことを心配してくれているとわかれば嬉しくなり。まだ桜坂の体温が残る手をポッケにいれながら此方もパンを買いに購買に向かい)
…煩い…見んな……//
(相手に見られくすくすと笑われれば更に赤くなりもう片方の手で顔を隠しては俯いて
…オレンジでいっか……。
(自販機の前についてはまだ相手の手の感覚が残る手を握りしめては自販機とにらめっこしているかのように何を買うか悩んでは結局いつもと変わらず100%の飲み物を買えばこれからどうしようと考えては勝手に何処か行けば心配させてしまうだろうと思い購買から少し離れた所に行けば相手が来るのを待って
おばちゃん、焼きそばパン二つ…
(桜坂は食べないと言っていたが一応…と二つ買っておいて。100円玉を4枚出せばかっぽうぎを着たオバ茶他んが焼きそばパンをビニール袋にいれて出してくれて。『いつもありがとね、』おばちゃんにそう言われれば笑顔で頷いて)
あ、あそこにいた
(キョロキョロと周りを見渡すと少し離れた所に桜坂はいて。"一応お前の分も買っておいてやった"相手の近くに行けばそう言って)
おばちゃん、焼きそばパン二つ…
(桜坂は食べないと言っていたが一応…と二つ買っておいて。100円玉を4枚出せばかっぽうぎを着たおばちゃんが焼きそばパンをビニール袋にいれて出してくれて。『いつもありがとね、』おばちゃんにそう言われれば笑顔で頷いて)
あ、あそこにいた
(キョロキョロと周りを見渡すと少し離れた所に桜坂はいて。"一応お前の分も買っておいてやった"相手の近くに行けばそう言って)
…え……ありがとうございます…。
(戻ってきた相手を見上げると手にはパンを2つ持っており自分の分も買ってくれたと聞けば一瞬戸惑うもここは素直にお礼を言おうと思えば上記を述べて。
…先生…俺体操服のままなんで…制服に着替えてきます。
(と、多分相手は仕事場である保健室で食事をするのだろうと思えばまだ体操服のままだったことを思い出し相手に一言言えば『…じゃあ…後で…。』と小さな声で呟いては教室には戻っていき
どーいたしまして。
(意外と素直にお礼を言われれば嬉しそうに笑って。買っておいて良かったー、なんて心の中で思いながら)
そうか…パンもあるし、またこいよな。
(教室に戻ると言った桜坂に寂しさを覚えるが"…後で…"と言ってくれたためまた今日会えるのか、と安心し。教室に戻っていく桜坂に軽く手を振りながら自身も保健室へ向かう)
…はぁ…ケホッ…ケホッ…
(あれから教室に戻り制服に着替えて保健室に向かおうと時計を見るとあと20分程度しかなく保健室は隣の校舎の一階にある為いつもならのんびりと保健室に向かっているのだが何故か今は相手に会いたいという気持ちが大きくなった為,急いで階段を下りては慣れない運動をした為か息切れし壁に寄りかかるもやっと保健室につけば『…先生…ケホッ…来た……。』と扉を開けて
桜坂…早くこねぇかな…
(一時限目から四時限目までずっと一緒にいたためか急に桜坂がいなくなってなんとなく寂しくて。気がつけばそんな独り言を呟いていて。椅子に座りデスクの上に並べた2つのパンを見つめながら待っていると、扉が開き)
あ…おい、どうした、そんなに息きらして…
(相手は走ったのか息切れをしていて。音をたてて椅子から立ち上がり桜坂を誘導させながらゆっくりベットに座らせて)
…ちょっと…ケホッ…走った
(ベッドに座らされれば相手を見上げて。相手に会いたいが為に慣れない運動をしたとは言えず素っ気なく上記を述べ。
…やっぱ慣れない運動は良くないな
(と、後ろ向きに倒れては片腕を額に当てては、ははっと笑って
…なんで。歩いてくればいいのに…
(咳き込みながら話す桜坂の隣に腰をかける。やっぱり相手は走ってきたらしく…その理由を考えるがあまり浮かばずに)
…
(桜坂が声を出して笑う。どちらかと言えば苦笑に近いものだったが…思えばこんなふうに桜坂が笑ってくれたのははじめてなような気がして。自然と顔が緩むのがわかる)
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