主 2013-10-03 17:58:26 |
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おう…ちょっと待ってろ(そう言いながらガーゼを取りに行く。"えっと…コレと、コレだな。"ぶつぶつ呟きながら必要な物を取り出し腕に抱えながら相手の方に戻って行く。すると桜坂が何故か窓のそばにいて…逃げようとしていることを察すれば動揺と驚きでガーゼ等は床に音をたてながら落としてしまい)
おいっ、どこ行くつもりだ、待ちやがれ
(そう言いながらツカツカと近寄り首根っこを掴もうとして)
…!…見つかった…。
(相手の声に驚けば窓の外に身を乗り出しているまま振り返りバレたとでも言っているような表情で相手を見てはハァと溜め息をつき大人しくベッドに戻ればちょこんと座りジッと相手を見上げて
…(大人しくベットに戻り此方を見上げる桜坂を、腰に手を当て眉を寄せながら思いっきり不機嫌な顔で見下ろし。そんな表情とは裏腹な行動をとる…腰を屈めギュウ、と桜坂を抱きしめその状態で呟くようにこういった)…なんで逃げた。
…な…は?…ちょっ…離せっ…
(不機嫌そうな表情をする相手を見ては絶対怒られると思いハァとまた溜め息をついてはふわりと相手の香りがし、気づけば相手に抱き締められており。突然の事で頭が回らず顔を赤くしては離せっとぐいぐいと相手の胸元を押し。なんで逃げたと聞かれれば『別に……。』と顔をそらして
イヤだ、離さない
(胸を押されるが桜坂の力に俺が負けるはずもなく。微動だにもせずにそのまま抱きついて。"別に…"とそっけなく答えらればこう言う)
俺がそんなに…、嫌か?
(拗ねたような、寂しいようなそんな声でそう言う)
…べ…別にそんなんじゃっ
(だんだんと強くなる腕の力に身を縮めて。顔を赤くてそらしていれは寂しそうな声で訪ねられてはジッと相手を見ては顔を赤くしたまま呟いて
…っ
(視線を感じ此方も相手の顔を見る…一瞬目を見開いた。そこには顔を赤くし目が若干潤んでいる桜坂の顔があり…俺は気づいてしまった、こいつに対する気持ちに…桜坂を…綾斗を独占したい気持ちがフツフツと湧いて来た
このままじゃ自分が何を口走ってしまうかわからない、そう思い手放したくない気持ちを下唇を噛み締めながら押し殺して俯きながら腕を離しゆっくりと立ち上がり)
すまん、急にこんなことされて困るよな、ガーゼ変えよう。
(桜坂の方を見て苦笑しながら落としてしまったガーゼを拾いにいき)
…あ……はい……
(何か言いたげな相手を見上げているとスッと腕を離され解放され。その瞬間何故か寂しい気持ちになり。自分から離れ床に散らばったガーゼを拾う相手を見ては俯きまたベッドに寝転がり相手に背中を向けるように小さく丸くなれば先程の相手の行動を思い出しては顔を赤くし『……まじ……なにこれ…//。』と熱くなる感情を抱いてはギュッとシーツを掴んで
…(ガーゼを拾いながら考える…こんなの俺らしくない、と。モヤモヤしててもしょうがない、これから頑張るしかないと1人意気込んで。それと同時に立ち上がり何故か此方に背を向け小さく丸まっている桜坂に声をかける)
ガーゼ変えるから…少し辛いかもしれんが起き上がってくれ
(まぁ、窓まで歩けたのだから大丈夫だろうと思いながら)
…あ……うん……。
(相手の声に起き上がればベッドに座り直し。まだ若干顔が赤いがそれを変に隠すのは不自然だろうと感じれば相手が手当てしやすいように少し上を向いては目を閉じて大人しくして
痛かったら、言えよな
(手当をしようと近づくが…何しろ自分の気持ちに気づいた直後なもので…何故か妙に緊張しはじめる。
一つため息をつき邪魔な髪の毛をそっと分ける
髪の毛を触った指先に熱が帯びるのを感じる
ピリピリ…、とテープを外しガーゼを取る。ガーゼは予想通り血に染まっていた…
桜坂の肌は普段外に出られないのか綺麗な肌で思わず見惚れてしまう。こんな肌に傷をおわせてしまったと思うと悔しかった…そんなことを考えているからか手が止まっており)
……先生……?
(テープを剥がす感覚がしては次は消毒かと思いギュッと目を瞑っては何故か何もされずあれ?と不思議に思いゆっくりと目を開ければ何処か悲しそうな表情をしている相手が目に入り眉を下げては『…先生どうしたの…?』と声をかけて
…あ…、(桜坂から声をかけられればハッと我に返り。"いや、なんでもないよ…"そうやって笑いながら言う)
ただ、桜坂が痛い思いをしたのが悔しくてな…、
(こいつは鈍感そうだから気づかないだろうと思い思ったことをそのまま言った。傷がない桜坂の綺麗なほっぺたを撫でながら言い)
…そっか……。
(相手の言葉を聞けばこんな傷くらい平気なのにと思い。また俺のせいでこんな顔させたんだと心が痛んでは悲しそうな声で上記を述べ。すると頬に暖かいものが触れればそれは相手の大きな手であり頬を撫でられれば気持ちがいいのか無意識に目を閉じスリッと頬擦りしてはドキドキと心臓が脈をうち
…っ!!(頬を撫でればそれを受け入れるようにした相手に驚く。それもつかの間で…気持ち良さそうにする相手をニヤつきながら眺め手を頬から首筋へと移動させる)
…消毒するから…痛くないように気を紛らわすため
(いきなりこんなことをしたら怒られると思い思いついた都合のいい言い訳を述べ。
ガーゼに消毒液をつけ、それをゆっくり傷口に塗っていき)
……痛っ……う…。
( 自分痛みをまぎらわす為だと頬から首筋へと移動する手にビクッと思わず体を震わせるが相手の自分を思っての行動と理解しては勘違いだと気付かずにそのまま大人しくしていれば傷口に痛みが走れば声を出して
…大丈夫?すぐ終わらせるから…(どうやら相手は首筋の件に関して俺のイタズラだと気づいていないらしく。愛しい人が苦しむところを見ればそれどころではないな…。そう思い素早く消毒を終わらせ
ガーゼを当てテープでまた固定し手当は終了した)
終わったぞ…よく頑張りました…(相手の目線に合わせ腰を低くして頭をぽん、と撫でながらぶっきらぼうにそう言って…自分なりに励ましたつもり。)
…ん…なんか子供相手にしてるみたい…。
(と、手当てが終わり自分と目線を合わせて頭を撫でてくる相手を見てはそう呟いて。また相手が離れてはボーと相手を見つめてそっと手を伸ばせば相手の白衣をクイクイと引っ張れば相手を見上げて『……ありがとう。』と言っては初めて優しく笑いかけて
…だって、子供じゃん。背だってこんなにちっせーし。(ククっ、とからかうように笑う。すると白衣の裾を引っ張られ"…ん?"と桜坂の方を見る…
桜坂は今まで滅多に見せない笑顔でお礼を言っていて。" …〜っ//! " 自らの頬がどんどん赤くなっていくのを感じる…こんな顔を見せたくなくて、口元を手の甲で隠しながらプイ、とそっぽを向き)
…煩い…これから伸びる…。
(相手のからかう顔を見ればムッとし顔を背け。相手に手当てしてもらったお礼を言うと今まで相手に見せたことのないような表情を自然に見せて、本人は全く意識していなかった為か相手が顔を背けた事を不思議に思えばまぁいっかと気にせずに
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