―　火砕流のアノミー　―【 シリアス / 少人数群像劇 】

《プロフィール》

番号：③のE
名前：アイディ・ルドルフ
年齢：25歳

性格：好奇心旺盛で面倒くさがり屋。他人（人）に興味がない。「好きな事を好きな時に好きな様に」がモットー。それを邪魔するものは何であろうと標的になる。思ったことはすべて口にする性格なため人に好かれる事が無く、人との関わり方に初々しさがある。

容姿：紺色に近い黒髪に緋色のメッシュが入ったパーママッシュ。たれ目に真っ黒な瞳。右眼尻と右の口元にほくろがある。黒のハイネックにタイトな黒ズボン。フードがついた黒マントを常にかぶってる。腰のベルトに短剣等戦闘用具を付けている。

備考：大噴火前は島の小さな町、自身が育った孤児院で子供の世話などをしながら働いていた。大噴火により街はほぼ全滅。「師匠」と呼び慕っていた者も適応者だったが自害してしまった。原因は不明。
魔に対して、ただの遊び相手程度にしか思ってない。この世界に対しても自分が生きていればそれでいいと思っている。
アケハに対して、「うざい。うるさい。面倒くさい」の三拍子。だが、彼女の口から出る知識や、従者の存在が自身にとって有益なものだと理解してるので離しはしない。



下記ロルテスト

【アイディ/廃屋】

……っあ"ぁ、っとに……師匠から貰った服だったのにぃ……

(立ち上がり、ボロボロになった服の砂埃を払いながらそう呟く。が、表情は全くと言っていいほど変わらず、いつも通りのにやけ面で)

……もおいいや、飽きてきちゃった。殺してあげる。

（珍しく真剣な表情になり、新しく取り出した武器と能力を使い相手に飛び掛かる）


遅れてしまいましたがpf出来ましたので書き込ませていただきました！不備がありましたらお申し付けください。

>16-18様

（ / 早速のご提出ありがとうございました。キープ期限につきまして、紛らわしい書き方をして混乱させてしまい申し訳ございません。プロフィールとロルを拝見しました。ルルに対する愛情満載で楽しく拝読いたしましたが、ロルの相性に不安を拭えず、恐れ入りますが今回のご縁は見送らせて下さい。お時間を使っていただきありがとうございました。）


>20様

（ / プロフィールご提出ありがとうございます。大噴火前のナデュオ島での住民像がとても活き活きとしており、その後噴火を経験して強くなってゆくアウラ姉様の良い女っぷりにアルヴィオンだけでなくトピ主まで惚れ込んでしまいました。ロルも一動作ごとが分かりやすく読んでいて情景が浮かび上がってくるような描写に勉強させていただきました。ぜひ、当トピの完結まで一緒に遊んでいただけたら嬉しいです。募集枠が埋まるまで少々お待たせする事となってしまい恐縮ですが、今しばらくお待ち頂きますよう宜しくお願い致します。）


>21様

（ / 遅れだなんてとんでもございません、期限を守ってのご提出ありがとうございます。非常にEらしいキャラクター像で魅力を感じるのですが、今後完結までお付き合いいただくに当たってどうしてもロル方面での相性に不安が残ってしまい、申し訳ございませんが今回のご縁は見送らせて下さい。ここまでお時間を使っていただきありがとうございました。）

【　現在の募集状況　】


①劫火の奇跡
　∟炎を操る剣　―　>12様キープ中～4/1 12:00

②紅蓮の奇跡
　∟氷を操る斧　―　>9様キープ中～4/1 12:00

【空】③雷霆の奇跡
　　　　∟雷を操る槍

【空】④瀑布の奇跡
　　　　∟水を操る爪

〆⑤狂飆の奇跡 / D
　　∟風を操る鎌　―　アウラ・フラートゥス(>20)


A.男性/夫婦で適応者となったが目の前で妻を喰われ、妻の仇の魔へ復讐を誓う
　∟>12様キープ中～4/1 12:00

B.女性/結婚を誓った恋人を大噴火で失っており、絶望的だと分かっていても彼の遺体を探している
　∟>9様キープ中～4/1 12:00

【空】C.男性/治癒の奇跡を持つ女と恋人関係であり、彼女を守るために戦っている

〆D.女性/とある魔と恋に落ち、彼のために魔へ転生する方法を捜している

【空】E.男性/魔との闘いを愉しむあまり、人の身を捨て自らも魔となり闘争に明け暮れたいと願っている

（ / TRPGのような世界観に惹かれました、参加申請失礼します。③Eにてkeepさせてくださいませ ）

(／今晩は、アウラPLでございます。pfとロルのご確認、参加の承諾ありがとうございます！完結まで精一杯努めて参りますので、これからよろしくお願い致します……！
実は主様に一点ご相談がございまして……pf作成の際、アウラとアルヴィオンくんの馴れ初めをどうしようか悩んでおりまして……

1.交戦中に一目惚れ(どちらか、両方問わず)
2.傷ついたアルヴィオンくんを見て情が湧いて介抱したら惚れた

こちらで思いついたのがこの2パターンでして、pfには一応1のパターンで記載させて頂きましたが……もしも主様の方で何かご提案がありましたらそちらに合わせてpfも修正させて頂きますので、是非お聞かせ願いたく存じます……！)

《 プロフィール 》


番号：①―Ａ

名前：ヴィクター・エリクソン

年齢：30歳

性格：誠実で一本筋の通った男。どんな困難や逆境にも真っ直ぐに立ち向かい、義理堅く涙脆い。
考えるよりまず行動するタイプで、何か1つの事に対する集中力はずば抜けているが一度に2つ以上の事をするのは苦手。
かけがえのない存在だった妻を喰われたのもあって島を我が物顔で闊歩する魔の存在に対しては憎悪に近い気持ちを持っており、とりわけ仇であるヴィタスラへ対しては徹底的。
何度か挑んでいるが何回も邪魔が入ったり、強大な存在であるが故に負けている為倒しまくれば何時かヴィタスラへ辿り着けると信じて率先的に魔の討伐へ参加している。




容姿：身長180㎝。茶色の短髪で横と後ろは短く刈り上げている。眉、眼はツリ眼、ツリ眉で瞳の色は茜色。
黒を基調としたシャツに濃い茶色のジャケットを羽織る。黑のテーパードパンツに黑のブーツ、膝と肘にプロテクターをつけている。
右手の薬指には妻との思い出でもある指輪をはめている。



備考：大噴火が起きる前までは石工の仕事をしており、美しく、逞しい自然の残る故郷であるナデュオ島を愛する青年で妻との出会いもあって多忙ながらも順風満帆な人生を送っていた。
未曽有の大噴火が起き、美しかった故郷が灰によって人の住めない死都となって妻ともども適応者になった事に最初は戸惑いこそ見せるも、再びあの美しき島の景色をまた2人で取り戻そうと誓いを交わす。
だが妻は大噴火の後に現れるようになった魔と呼ばれる存在…それも強大な魔であるヴィタスラに目の前で喰われてしまう。
己の無力さに絶望する一方でそれを隠すかのように妻を喰らった魔、ヴィタスラに対して激しい執着を持っており、姿を見れば周りが見えなくなるくらいまで激昂する程。この身が滅びようともヴィタスラだけは自分が必ず滅ぼすと心に誓っている。
愛する故郷を穢した存在として魔の存在は良く思っておらずヴィタスラ以外の魔に対しても怨嗟を産んでおり、見つけ次第倒すようにしている。
この世界の謎についても元の平和だったナデュオ島を取り戻せるのなら、と不器用ながらも調査を続けている。

一人称は「僕、ヴィタスラに対しては「俺」になる」、二人称は「君、（名前）呼び。ヴィタスラに対しては「貴様、お前など、口が悪くなる」。



【ロルテスト】



【ヴィクター/灰が降り注ぐ小高い丘】


（空を覆い尽くす分厚い黒雲が良く見える、都市であった場所から少し離れた見晴らしの良い小高い丘。嘗て美しい街を一望できたその場所は、今や死の灰と赤い絶望が降り注ぐ終末の地と成り果てていた。その中を何かがぶつかり合う様な音が響き、灰の中を2つの影が交差しては離れていく。こうして向かい合うのはもう何回目だろうか？…大量の汗が頬を伝い地面に落ちる。肩で息をしながら痛みで悲鳴を上げる身体に鞭を打ち、ぼやける視界で前を見る。既に身体はボロボロで血が滴り、心臓が早鐘の様に鼓動している。正に絶望的な状況だが眼前にいる魔も同じだ。最初ほどの勢いはもう見られず、フラフラになりながらもその身体で、爪で、牙で自分を喰らわんと…獲物を追い詰める捕食者の様に身構える。己を奮い立たせ、自分自身に言い聞かせる様に言葉を紡ぎながら燃え盛る焔を剣に宿し、名も無き魔に走り出して）


はぁっ…はっ……はぁ…ッ！僕はまだ…こんな所で終われない…アイツを…アイツをこの手で倒すまで！！うおおぉぉお！！！


（動き出したのを見て、名も無き魔も飛び掛かる。人の命など簡単に削ぎ取る鋭利な爪が、剣を突き出した腕に届くその前に燃え盛る剣の先が名も無き魔の胴体を貫いた。勢いそのままに中の魔核も突き砕いた感触を覚え、更に剣を握る手に力を込める。突き刺さったままの剣が更に燃え盛り、貫いた名も無き魔ごと焼き包めば叫び声の様な、枯れた呻き声を出しながら消滅する）


待っていろ…ヴィタスラ！！お前を、この手で滅するまでッ…僕は戦う！


（燃え盛る劫火を纏う剣を振り、何処かに居るであろう仇敵の名を高らかに叫ぶ。茜色のその瞳に、復讐と言う名の焔を灯しながらフラフラになりながらも、ゆっくりと踵を返すようにその場を後にして）



（/遅くなりましたが、①―Ａの組み合わせでＫｅｅｐ申請を行った>12です。PFが完成しましたのでロルテストも含めて投稿致します。ご確認、ご検討の程宜しくお願い致します）

　　《 プロフィール 》


番号：②-B
名前：クロエ・シモンズ
年齢：24歳

性格：周囲から一歩引いた姿勢を崩さない冷淡な性格。不愛想とまではいかないが皮肉屋であり、可愛げのない捻くれた言動も多い。利害の一致により他人と協力することこそあれど、基本的に相手に踏み込むことも踏み込ませることも稀。ただし、一度打ち解けた相手に対しては生来の人懐っこい一面を覗かせることも。歪に達観した視点で物事を見ており、何かに執着することを避けている節がある。

容姿：下ろすと胸元まである頭髪は鈍く光を反射する銀髪。あまり手入れが行き届いていないのか、どこかくすんだ印象。普段は後頭部で緩く纏めており、目に掛かる長さの前髪はおざなりに耳に掛ける。やや濁った深い紺色の眼は伏し目がち。薄い唇は気難しげに引き結ばれていることが多い。
身長166cm。女性らしい華奢さはあるが豊満とは言い難い、やや細身の体躯。立襟シャツに革製のコルセットベスト、黒いタイトなボトムを合わせた動きやすい服装を好む。靴はソール部分に鉄板が仕込んである赤茶色の編み上げブーツ。右耳には深紅の小さな宝石が光る白金のピアスが一つ。外出時は煤けた黒鳶色の外套を羽織る。

備考：とある名家の生まれであり、半年前までは何不自由のない生活を送っていたお嬢様。厳格ながら愛情深い両親に育てられ、優しい婚約者にも恵まれて人生の春を謳歌していたが、半年前のミラルッカ大噴火により全てを失う。ミラルッカの麓に屋敷を構えていたシモンズ家は全滅、婚約者のリアムも火砕流に呑まれて行方不明。以来、適応者として生き残ってしまった己を心の隅で呪いながら、リアムの遺体を探し続けている。情報収集のために「人を探している」、と公言しているが、内心では彼の生存はとうに諦めており、もしも遺体を見つけることが出来れば心置きなく後を追えるという考えが根底にある模様。自身の生への執着が希薄。
突如噴火した霊峰ミラルッカに対しては乾いた恨み以外の関心は殆ど無いが、他の適応者の存在やその奇跡には一定の関心があるようで、特に治癒や蘇生に類する奇跡を持つ適応者には分かりやすく興味を示すことも。魔族に対しては可能な限り関わらないという姿勢を貫いているが、生き残るために必要であれば殺害を厭うことはない。
器楽やダンスといった淑女らしい嗜みの他、護身術の類も幼少より叩き込まれており、魔の跋扈するナデュオ島を適応者として生き抜くのに一役買っている様子。リアムとの婚約は双方の家の意向で定められたものであり、初めこそ若干の反発心を持っていたクロエであったが、リアムと許嫁として過ごした数年で彼の人柄を知って純粋に好意を寄せるようになり、結婚を心の底から喜んでいた。


　　《 ロルテスト 》


【 クロエ / とある廃墟 】

（相対する魔の疲弊を感じたが故の、一瞬の油断。それが許される甘い相手ではないことは、この数十分の戦闘で理解していたはずなのに。巨大な蜥蜴のような悍ましい異形の魔の、切り落としたはずの尻尾がいつの間にか再生していることに気付いたのは、その太くザラついた尾に薙ぎ払われて、廃墟内の瓦礫の山に背中を強かに打ち付けた後で。肺の中の空気が全て押し出される程の衝撃に嘔吐きながら、痛む鳩尾に手の平を当てれば、ぐっしょりと湿った感触が伝わり、焦りとはまた別の苛立ちに眉を顰めて。）

かハッ、……くっ、冗談じゃないわよ。私の命は、この血の一滴すらも、──あの人のものなのに。

（低くぼやきながら立ち上がり、見据えた相手は確かに瀕死と言っていい様相だが、対するこちらも奇跡の力は既に枯渇しかけており。無から氷の刃を創るのはもはや不可能だと、チラつく視界が告げている。溜息を一つ。血塗れの両の手の平を胸の前でぴたりと合わせ、ゆっくりと広げれば、顕現するは真紅の手斧。常とは違うその色に一度目を細めてから、鋭い爪を振りかぶりつつ突っ込んでくる蜥蜴の魔との間合いを計る。一閃。相手の毒爪を上体を屈めることで躱しつつ横薙ぎに振るった斧に確かな手ごたえを感じれば、そのままの勢いで魔の背後に回り込み、項に光る魔核に血色に煌く氷の刃を叩きつけて。キィンと響いた耳障りな音に感じる、僅かな眩暈。崩れ落ちる魔、その毒々しい色をした魔核が砕ける様を見届けてから、ゆっくりと膝を付いたが、疲労とダメージによって力の抜けた体をそのまま支えることは叶わずに、ぬかるんだ地面に倒れ伏して。）

……はぁ、こんな無様な姿じゃ、会いに逝けないわね。


（ / キープをお願いしていた>>9です。質問にも丁寧にご回答いただき、ありがとうございました。プロフィールとロルテストの確認をお願いいたします。不備等ございましたらご指摘いただけると幸いです！）

番号 ： ③ + E
名前 ： イヴァン
年齢 ： 22

性格 ： 戦闘狂の単純バカ。豪快だが粗野。魔と積極的に戦うが、それは人々を守るためではなく、「俺の方がこいつより強い」と証明したいため。だがバカなので、周囲に上手く乗せられると、自分ではその気がないまま人を助けることもある。自分の暴走がたまたま人助けになって感謝されると、俺の覇道を勝手に読み違えるなと理不尽にキレる。
22歳の青年だが、まともな倫理観がまだほとんど備わっていない。遺体を平気で踏み越え、人の所有物を何食わぬ顔で奪う。要は情操的には５～６歳の、大人に躾けられていない悪童。だが裏を返せば、これから少しずつ人間性が育っていくところ。そのきっかけは、他の適応者や心のある魔たちだろう。
教養も皆無。かろうじて読み書きと金の計算ができるくらいで、「考古学」や「地質学」という学問の存在すら知らない。その方面の不得手さやアレルギーには自覚があるため、難しい話をされると嫌そうに唸ったり頭を掻きむしったりする。
だが動物的なセンスはある。「雷霆」の力を自分の体に使うことで、自分の身体能力を底上げしたり、心停止した時に自ら蘇生させたりできるなど、戦闘面では頭が回る。

容姿 ： 短い金髪、琥珀色の目、普通の範囲での犬歯あり。顔つきは如何にも好戦的。身長178cmで、スポーツをやっていた＆肉体労働に従事していたため筋肉質。黒いインナー、Ｖ字に開いた胸元、ズボンがだぼついた灰色の繋ぎ、黒い作業靴、というとび職の格好がデフォルト。物は盗むのが当たり前なので、私物はほとんど持たない。

備考：
美しきナデュオ島の暗部、貧民窟出身の孤児。そこからスポーツ特待生として進学の道を掴み取り、十代のころから高慢だが優秀な選手として活躍。だが、本人の成績不良・素行不良・貧窮のせいで大学への進学が許されなかった。それを納得できず暴れたせいで前科者入り。釈放後は渋々肉体労働に就く。自分と違って恵まれた「一般家庭」に育った元チームメイトたちが、スポーツ選手として華々しく活躍しているのを横目で眺めているうちに、心がすっかり捻じれてしまった。
なので、ナデュオ島を襲った大噴火を悲劇とは思わなかった。「あいつらは全員死んだ、だけど俺は生き残った。やっぱり俺の方が強いんだ！」と喜び、自分が「適応者」という特別な人種だと知るとますます勝ち誇って、その力を嬉々として振るい始める。
もともと、貧民窟から這い上がったのも、「俺はこんなもんじゃない」「俺には力がある」という高慢な信念を宿していたためで、学友の死を何とも思わなかったのも、貧民窟出身の自分は恵まれたかれらと上手く打ち解けられなかったせい。この極端なほどの自己中心的スタンスと無意識に備わった疎外感が理由で、「世界の謎を解明したい」なんて高尚な考えは思いつきもしない。島に生きる他の人々のことはどうでもよく、自分の強さを振りかざして生きていたいだけ。人間であることをやめるのにさえ躊躇がないのは、自分の孤独さ、人間社会から浮いてしまう哀れな生き様を自覚していない証拠。
自分に興味津々らしい「変な女」のことが、小難しい言い回しをするという理由で苦手。そのせいで、彼女が有益な情報を口にしても、初期の間はそれを雑に聞き捨ててしまう勿体ない反応が多い。彼女の連れている「イザーク」のことは、強そうなので闘りあいたい、と好評価。
「蠍女」「狼野郎」を見かければ戦闘を挑むだろう。かれらに辿り着くために、妻を喪った男と行動したり、「緑髪」を利用しようとしたりすることもあるだろう。「ふわふわ女」は自分にない眩しさが苦手だ。その恋人である男や、自分の恋人を懸命に探す女のことは、自分とは違う人種のようだと感じるだろう。


ロルテスト

【 イヴァン / 埠頭 】


ハッ、雑魚がよぉ――！

（ 血とともに吐き出した嘲りは、この体を砕かんばかりにぎちぎちと絡めとる、蛸の魔族に向けていた。おぞましく脈打つ赤紫色の頭部、そこには三本の『雷霆』が深々と突き刺さり、どす黒い体液をびゅうびゅうと噴き出している。実体化させた雷の槍は、頭部にある魔核を正確に貫いた様子。その証拠に今、怪物の横長の瞳孔が、ぐるりと上を向いて、死んだ。触手が痙攣を起こして緩み、どちゃりと地上に落とされる。ぐたりと大の字に寝そべったまま、口元に狂気的な笑みを浮かべ、乱れた呼吸を整える。暗い空をちらちらと舞う火山灰が、頬の辺りに落ちてきた。それでも肌が溶けないことに、ますます笑みを深くする。埠頭のあちこちには、漁師の慣れの果てだろう髑髏が散らばっている。でもここに横たわる自分の心臓は激しく脈打ち、全身の傷からは死なない程度に血が流れている。こんなに強烈に生を実感することがあるだろうか。明日も戦うために倒した敵の魔核を喰らいたいが、今は休息を優先すべく、満足気な顔で目を閉じる。潮風の吹きすさぶコンクリートの上、どこからでも襲われそうな状況で大胆に寝ているのだから、傲慢な胆力をあからさまに見せつけていることだろう ）



（ / 受理前ですが出来上がったので提出します。デフォルトではとっつきにくい造形ですが、多くは他のキャラクターに諭されたり、感化されたりする形で、少しずつまともな青年になっていけたらと考えております ）

>25様

（ / ご丁寧にありがとうございます。こちらこそ今後とも宜しくお願い致します。アルヴィオンとの馴れ初めですが、現在プロフィールに記載頂いている通り1のままでお願い致します。アウラさんの性格上襲撃を仕掛けたのはアルヴィオンの方でしょうが、戦いの中でなぜだか異種族であるアウラさんを美しいと思い攻撃の手を止めて…という流れで最初は仲を深めたというのはいかがでしょうか。一目惚れに関しては互いが互いへ、という形にしていただけますとやりやすいです。）


>26様

（ / 期限内のご提出ありがとうございます。質実剛健ながらも復讐に囚われ苦悩する、まさにダークヒーローのようなヴィクターさんがどのように苦しむか、そして救いを得られるのか…ぜひ一緒に結末まで遊んでいただけたら嬉しいです。ロルもお題にぴったりの臨場感を演出いただき、楽しく拝読いたしました。募集枠が埋まるまで少々お待たせする事となってしまい恐縮ですが、今しばらくお待ち頂きますよう宜しくお願い致します。）


>27様

（ / 期限を守ってのご提出ありがとうございます。育ちも良く質の高い愛と教育を受けた御令嬢でありながら、大噴火という理不尽に婚約者を一方的に奪い取られ闇に落ちかけている危うい魅力を持つクロエさん、とても素敵です。不備ではありませんが、少々刺々しいお人柄のキャラクターということですので、メンバーに不和を与えないようそういった発言をされる際はロル内で心境やその発言の背景を補足する等のご配慮をお願いできればと思いますが、ご留意頂けますでしょうか？）


>28様

（ / >24で事前予約いただきありがとうございました。考えるな感じろ、強いやつが一番偉い！を地で行くワイルドなイヴァン君、物語のカンフル剤となってくれそうで期待が高まります。年齢の割に未熟な精神も詳細に設定された生い立ちを拝見し成る程と納得しました。１点、修正のご相談なのですが、アケハに対するスタンスのことです。初期は彼女の助言に耳を傾けないとの事ですが、そのままですと円滑なストーリー進行に支障を来す懸念があり、ぜひとも野性的な勘を活かして（よくわかんねーけどコイツの言う事聞いたらもっと強くなれそうな気がするな、等）積極的且つ熱心にアケハの情報へ向き合っていただけませんでしょうか。また別途お願いなのですが、物語中で人格的に成長していく前提とはいえ初期～中盤は何かと敵を作りやすいようなお人柄のキャラクターかとお見受けしますので、メンバーに不快感を与えないようご配慮をお願いしたいと存じますが、ご承諾頂けますでしょうか？）

(／お世話になります、アウラPLでございます。丁寧なご回答ありがとうございます……！内容承知致しました。それではpfのままで進めさせて頂きます。確かに性格上はアルヴィオンくんが仕掛けてきて戦闘になると思います。今まで恋愛とは無縁だったアウラですが、こちらも戦闘中のアルヴィオンくんの熱い視線にドキドキしてしまって、良く見たら「異種族なのに綺麗な人だな」とこれまたドキドキして惚れてしまう……という流れで考えておりまして、攻撃の手をお互い止めて、対面したら顔を赤くしてる初々しい感じが目に浮かびます。
それ以外、こちらの疑問等は特にございませんので、このまま開始を待とうかなと思います。上記に関してpfへ追記した方が良いとのことでしたら後程修正させて頂きます。)

>>29 主様

（ / プロフィールおよびロルテストのご確認、ありがとうございます。他の方に不和を与えないための配慮、重々承知いたしました！
現在でこそ精神的に余裕のない愚娘ではありますが、本来は人懐っこい質であるはずなので、物語の中でそういった面でも氷解する過程を描けたらと考えております。
どうぞ末永く、よろしくお願いいたします…！）

>>29 トピ主様

（ / 一次受理ありがとうございました。スタンスの修正について了解いたしました。難しいことはよく理解できない性格はそのままに、特に初期においては、「アケハの助言に従えば強い敵にエンカウントできる」「強い敵と戦いたいなら一旦アケハの言うとおりにするべきだ」という判断を積極的にしていくようにしたいと思います。その後のアケハとの関係性やイヴァン自身の成長次第では、もっと他の理由から積極的に動くかもしれません。
他の参加者様に不愉快な思いをさせないよう気を付ける点も、重々承知いたしました。戦闘狂という性格上、モブ相手には強さを発揮することがあるかと思いますが、他の参加者様との交流においては、負けイベントや理性的な協調、そのキャラクターの活躍を支えたり、目的の遂行を補助したりするような立ち回りをできればと考えております。よろしくお願いいたします ）

>29 トピ主様

（/ご確認、そしてご承諾ありがとうございます！1つ、質問がございます。
妻の名前を特に付けなかったのですが、如何いたしましょうか？PFの備考欄を作成時に勝手につけるのもな、と思いましてそのまま妻としていますが、特にご指定などはございますでしょうか？それに応じてPF加筆修正等の必要があるのでしたら、改めて提出しようと思います）

>皆様

（ / お返事遅れており申し訳ございません。現在出先のため、皆様への詳細なお返事にはもう少々お時間を頂きます。重ねて恐縮ではございますが、円滑に本編をスタートするため、空き枠の募集のみ先んじてアナウンスさせて頂きます。ご了承頂けますと幸いです。）

【　！急募！　】


【空】④瀑布の奇跡
　　　　∟水を操る爪

【空】C.男性/治癒の奇跡を持つ女と恋人関係であり、彼女を守るために戦っている


【現在、上記の通り④-Cのキャラクターを急募しております。残り空き枠がひとつのためキープは不要です。もし万が一複数の方からプロフィールのご提出をいただいた場合は、僭越ながら選定とさせていただきます。ご質問等ございましたらいつでもお申し付けください。】

>30様

（ / お返事遅くなり申し訳ございません。万が一誤った認識をお与えしていたら…と思い補足させて頂くのですが、アルヴィオンの見た目はいわゆる擬人化的なものではなく、顔も動物の狼そのものです。狼をそのまま二足歩行にして、少々人間らしい骨格に近づけたものとイメージ頂ければと思います。既に同じ認識をお持ちでしたら失礼致しました。特にプロフィールへの追記は必要ないかと思いますので、もう少々お待ち下さい。）


>31様

（ / お返事遅くなり申し訳ございません。こちらのお願いをご快諾いただきありがとうございます。柔らかくなったクロエさんを拝見できる日を楽しみにしております。恐れ入りますが、もう少々お待ち下さい。）


>32様

（ / スタンスの修正およびメンバーへのご配慮の件、ご理解いただきありがとうございます。 ぜひアケハの事はあまり邪険にしすぎず接して頂ければと思います。では、恐れ入りますがもう少々お待ち下さい。）


>33様

（ / 御質問ありがとうございます。背後様側で妻に対する理想像があればそれの通りに妻のキャラクター像を設定させて頂く所存ですが、容姿・年齢・性格になにかご要望はございますでしょうか？お任せということでしたら、名前を始めとする初設定はこちらにて開示させていただきます。）

(／今晩は、アウラPLです。アルヴィオンくんに関しての補足説明ありがとうございます……！お恥ずかしながら人に近い方で想像してしまいまして……動物的な獣人ということで改めて承知致しました。お手数をお掛けして申し訳ございません。
そうなりますと熱い視線に加えて「精悍で逞しい顔立ち」に惚れた、という解釈の方が自然かな？と考えておりますが、よろしいでしょうか？重ね重ね申し訳ございません……！)

>37様

（ / 本編開始前に認識すり合わせ出来て何よりです。はい、どこに魅力を感じたかはお任せ致します。アルヴィオンの方はアウラさんの容姿だけでなく、立ち振舞や雰囲気等 形容できない魅力を感じて無意識のうちに惹かれた、というイメージです。）


>皆さま

（ / こちら全体アナウンスとなります。残り一つの空き枠が埋まるのをお待ち頂いている状況ですが、もし立候補して下さる方がいらっしゃらなくとも今週中には本編を開始させる予定です。もちろん５名様揃ってスタートを切れるのがベストなのですが、あまりお待たせするのも良くないかなと考えております。また追ってご連絡いたします。）

【　現在の募集状況　】


〆①劫火の奇跡 / A
　　∟炎を操る剣　―　ヴィクター・エリクソン(>26)

〆②紅蓮の奇跡 / B
　　∟氷を操る斧　―　クロエ・シモンズ(>27)

〆③雷霆の奇跡 / E
　　∟雷を操る槍　―　イヴァン(>28)

【空】④瀑布の奇跡
　　　　∟水を操る爪

〆⑤狂飆の奇跡 / D
　　∟風を操る鎌　―　アウラ・フラートゥス(>20)


〆A.男性/夫婦で適応者となったが目の前で妻を喰われ、妻の仇の魔へ復讐を誓う

〆B.女性/結婚を誓った恋人を大噴火で失っており、絶望的だと分かっていても彼の遺体を探している

【空】C.男性/治癒の奇跡を持つ女と恋人関係であり、彼女を守るために戦っている

〆D.女性/とある魔と恋に落ち、彼のために魔へ転生する方法を捜している

〆E.男性/魔との闘いを愉しむあまり、人の身を捨て自らも魔となり闘争に明け暮れたいと願っている

>36　トピ主様

（/特に設定等は考えておりませんでした…；お手数をおかけいたしますが特に指定等はございませんのでトピ主様にお任せしようと思います。）