木漏れ日を歌う小鳥の囀り。
夜に咲く白い花の甘い香り。
子供たちの笑い声。
愛を誓う鐘の音。
――それらは全て、霊峰ミラルッカの大噴火により突如として崩壊した。
巻き上がる火砕流は決して晴れぬ雲となり、人を死に至らしめる灰を降らせ続けた。
それだけではない。
大噴火の日を契機に、謎の怪物――魔族が人々を蹂躙し始めた。
世界は絶望に包まれた。
――が。
一部の人間は【奇跡】と呼ばれる能力に覚醒し、火山灰に適応し、この世界に抗う力を得た。
一体、何故?
火山灰に適応できる人間が現れたのか?
奇跡の力が人間たちへ授けられた理由は?
死火山と謳われ200年間 眠っていた霊峰が突如覚醒したのは偶然か?
湧き出る魔族を根絶することは出来るのか?
――――かつての穏やかな日々を、奪還することは可能であるか?
>閲覧感謝します >トピ成分の配合はシリアス×人間や魔の間に生まれる情と葛藤×織り成される群像劇 >戦闘より若干交流重視 >島を蹂躙する魔族と戦い、世界の謎を解き明かしながらそれぞれの“目的”を果たす王道ファンタジースレ >章立てでストーリーを構成しており、完結までのプロット有り >合図があるまでレス禁止