ペラペラの紙 2017-03-29 01:55:49 |
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>ルイン様
…あ?くそ
(_どれくらい眠っていたのか。軽い貧血で痛む頭に目を覚ました瞬間思わず舌打ちと共に荒い口調で言葉を漏らす。普段目覚める部屋よりも暗いその部屋に瞳孔が安定せずぼやぼやする視界、辺りを見回してから嗅ぎ慣れない匂いに自室では無かったことを思い出し咄嗟に口を押さえ。冷静に考えを巡らせる、体調は大丈夫だ、動ける、主人の寝床を使わせていただいたのだからまた掃除をしなければ、服も着替えよう…服から主人の匂いがする、それも悔しい)
>シロ
おはよう。3日ぶりのお目覚めだね。
(──カーテンを閉めたベッドの向こう、何やらお目覚めらしい声を聞いては本を読んでいた手を止めて栞を挟み。声を聞く限りあまり良い目覚めではなかったらしいが。テーブルを離れてベッドへと歩み寄り、カーテン越しに上記に続けて「なんて冗談。一、二時間くらいしか寝ていないよ」とちょっと悪戯っぽく笑いながら告げて。)
>ルイン様
_おはようございます、御主人様。驚かせないでください
(三日ぶり、という単語にぎょっとするも冗談だと笑う主人に苦々しそうに上記。徐々にはっきりする視界の奥で主人の影がカーテン越しに揺らぐのを見る。一、二時間、それでも少し眠りすぎてしまった。十数分眠っていられれば良かったのに…そう思っては皺や襟を正し燕尾服に袖を通しつつカーテンへと手をかけ…ずっと自分が起きるのを待っていたのだろうか、だとしたら少々申し訳ない)
ありがとうございました、体調も仕事が出来る程度には回復しました
>シロ
ふふ、もっと寝ていても良かったのに。
(くすくすと笑いながら待っていると不意にベッドを囲うカーテンが揺れ、開かれたそこから姿を現した使用人の顔を見ては微笑み。暗いせいで顔色はよく見えないが、表情の具合から見て先程よりも多少は体力も回復したように見える。短時間しか眠っていないのに目もぱっちり開いている彼女を少々羨ましいなんて思いつつ告げては改めて忠告し。)
それは良かった。でも動けるようになったからと言って無理はしないように、いいね?
>ルイン様
これ以上匂いが染み付くのは御免ですので
(見上げた先にいた主人は相変わらず意地悪だ。ロングスリーパーな主人のお墨付きなだけあってベッドの寝心地はとても良かった。その点に関しては感謝ばかりだが、そのまま続けられた忠告には誰のせいだと言いたいのを抑え込む。あの時、はしたなくも差し出したのは自分自身だ。靴を履こうとベッドから脚を下ろしつつ、意地悪な笑みを浮かべて)
ええ、勿論です。珍しい御主人様からのご忠告を無下にするわけもありません
>シロ
鼻が利かなくなってしまうから?
(匂いをつけたくないといった相手に首を傾げて訊ね。自分の匂いというのはいまいち分からないが、嗅覚の敏感な彼女にとって他人の匂いが付くというのは重要な問題なのかもしれない。……というか自分はそんなに匂うだろうか、などと内心不安を覚えるもそんな事はおくびにも出さず。ベッドに腰掛けるようにして脚を下した彼女のいつも通りの笑みに返すように目を細めて。)
利口だね。またそのうちお前のを御馳走になるつもりだから宜しく頼むよ。
>ルイン様
強い香りではありませんし、嫌いではありませんが…こうも身に纏うと貴方様に縛られているように思えてしまいますから、御免だと
(靴を履き、燕尾服のポケットから白手袋を取り出すと手にはめながら問いかけに答える。特別香りが強い訳ではないけれど、鼻のきく自分には少々主人の香りは毒だ。雁字搦めにされている気分になる。利口だと褒められるのは素直に嬉しいとはいえ、また牙が埋まるのかと思うと思わず手袋を嵌める手が止まり少しだけ怯えが滲んだ目で主人を睨むように見上げ)
_珍しく、食事をしっかりとお取りになるつもりなのですね
>シロ
もう少し寝かせておけば動けなくなっていたのかもね。
(縛り付けられるものなら縛り付けてやりたいが、それは叶わぬこと。首輪を付けたところで結局は放し飼いするようなもので。それならばせめて数時間……いや、数日くらいなら許されるかもしれない。物思いに耽っていると、ふとこちらを睨む狼と目が合い。つい先刻にも見たようなその表情に己はふっと目元を緩めて見つめ返して。)
……俺の事が怖くなったかい?
>ルイン様
…そうなっては御主人様のお休みになる場所が無くなってしまいますね
(恐ろしいことを言う主人もいたものだ。まるで冗談を返すように上記を告げては柔らかい笑みとともに返された言葉に少しだけ目を丸くする。怖くなったか、だなんて珍しいこと。確かに捕食者として見れば恐ろしいけれど、主人である相手を心底恐れ嫌うようなことはあるはずもない。靴を履き終え、立ち上がっては主人を怯えよりも驚きの色が強くなった瞳で見上げ。嘘は言わない、執事として)
ええ、少しだけ。それ以上に貴方様に飽きられ捨てられることが怖くはなりました
>シロ
俺がお前を手放すのは、もう二度と俺が目覚めなくなると分かった時だと思うよ。
(案外素直な言葉が聞こえてきたことに小さく吹き出し。取り繕った言葉を並べられるよりはマシか、と笑みが零れる口元に手をやって。己が彼女を手放す時、それは果たして訪れるのだろうか。しかし、もしも自分が目覚めなくなる時が来たとして、底なしの暗い闇の中にまで彼女を連れて行く気にはならない。いつまでも目覚めぬ自分の傍に居てほしいとも思わない。ならば自分は彼女に自由を与えるだろう――首輪を外される時、彼女はどんな顔をするのだろうか。)
>ルイン様
…御主人様がお許しくださるのなら、その最後すらもこの私が手を下しましょう。そうですね、もし私を手放すと言うのなら_覚悟しろ
(笑う主人に困ったように眉を寄せ、寝ていたベッドのシーツを変えようと手を伸ばし。聞こえた主人の言葉に背を向けたまま返事を。主人が誰かの手によって消えることは有り得ない、この私が盾となり矛となりこの主人を守り抜く…だから、もし主人が私より先に消えるとしたら私が手を下した時のみだ。口が悪くも続けた言葉はきっと本心。この首輪が外されて、主人から離される時が来たとしたら…自分は牙を向いて噛み殺すかもしれない)
>シロ
ん?嗚呼、そうやで……シロの料理が不味いわけあらへんよ、ふふ、楽しみやなぁ〜…(相手の言葉に、笑顔で頷き、上機嫌な口調で返事をして。嗚呼本当、何処をとっても素晴らしい逸材だこと。自分は今まで、何回相手に救われてきたことやら…扉を開け、通しやすくしてくれる相手に、いつものように微笑んでは“おおきに”と言い、食堂へと足を踏み入れた_微かに香る秋刀魚の匂いに、遠い昔を思い出しながら。)
>ルインはん
そう、緑茶。…良う知っとりますなぁ、全く持ってその通りです(相手の問いに、意外だ、と言うように少し目を丸くしてから、微笑んで上記を告げ。西洋出身ばかりのこの館に緑茶の存在を知っている主がいたとは…なんて、やや世間知らずな考えを抱きながら、相手が服装について尋ねると、恥ずかしさから苦笑しながらこう告げて。)ん…嗚呼、これは“浴衣”っていって、着物より幾らか簡素なものなんよ…嫌やわぁ、初対面がお寝巻きなんて、穴があったら入りたいですわ
>霞月様
…御主人様がお望みとあらば、もっと様々な料理を作れるようにいたしましょう。どうぞ、お召し上がりください、飲み物はすぐに。
(そっと主人のあとに続き扉を閉めては備え付けのコンロの方へと足を向ける。確か緑茶は沸騰してすぐのお湯ではダメなのだったか。水を火にかけながら横目に見た主人は上機嫌で、使用人としての満足感が腹の底でとつとつと脈打つ。主人が望むのなら、掃除も、料理も、洗濯も、邪魔なものの排除すら喜んで。料理はきっとまだ冷めていないだろう、そっとコンロの傍を離れ主人の座るであろう椅子を引いては微かに口角を緩め)
>シロ
……俺は最後の最後までお前の世話になりそうだね。
(こちらに顔を見せぬまま放たれた言葉に思わず目を丸くして。聞いた覚えのない荒い口調に怒らせてしまったかとやや肩を強張らせると同時にぞくりとした感覚が背中を駆け巡り。こちらから見えぬ顔は決して良いものではないだろうし、彼女の言葉からしても首輪を外したところですんなり離れてはくれなさそうだ、と。……使用人に殺されないと死ぬこともできないだなんて、本当に首輪を付けられているのはどちらだか分からなくなってくる。)
>霞月
俺は実際に飲んだことはあまりないのだけどね。ちょっと聞き覚えがある程度だ。
(西洋の者が多いこの館の中で東洋出身の者がいたとは驚きだ。だがそれよりもユカタというその召し物が寝間着であったことにさらに驚き。ああ、知らずに聞いてしまったとはいえ申し訳ないことをした。今度東洋に関する書物でも読んでおこう、と内心反省しつつ頭を下げ。)
これは大変失礼……いや、無知で済まなかったよ。コーヒーを飲む前に着替えに戻るかい?
(/なんて素敵なトピ…!だいぶ進んでしまっていますが、参加することは可能でしょうか?可能でしたら、従者(先祖帰り)でお願いできますでしょうか…!!)
>595様
(/シロ背後のペラペラの紙にございます、参加していただけるのでしたら嬉しいです!>>1をお読みいただいて、内容の確認をよろしくお願い致します。従者は使用人という認識で大丈夫でしょうか…更に先祖返りの認識がもし、人間だが人外の血が混ざっているという形ですとハーフ扱いになり受け付けることが出来なくなってしまいますので今一度ご確認ください…)
>ルイン様
…私の事が怖くなりましたか?_御主人様の為にこの牙と爪はございます、不必要ならばこの場で折って頂いても構いません
(両手に抱えた主人の香りと自分の香りが混ざったシーツ。ふと背後で変わった気配に振り向けば、驚いた様子の主人の顔。抱えたシーツに顔を埋め、機嫌を伺うようにとはいえまるで主人の言葉を繰り返すかのように上記を述べれば意地悪く目を細め。この牙と爪は主人の為、仇なす者を噛み裂く為、主人に極上の最期を与えるために使おうじゃないか…勿論、主人が望むなら。主人がそれを望まないのなら今この場で武器を捨てるのも厭わない、顔をシーツから離し見上げれば口元には鋭い犬歯が4つ)
(従者=使用人です間違えてましたすみません…(´・ω・`)先祖返りは後発的なものなので多少の外見変動があるが外見のベースは人間、という体で行こうと思っていますがこれはハーフと言えるでしょうか?)
>595様
(/使用人ですね、了解しました!おおうっふ難しいラインですね、ハーフという扱いではありませんが先天性で純粋な人外か人間しかトピの運営上受け付けられませんので後発性ですと少々問題が…人間ベースの見た目の場合「人間の見た目に限りなく近い純粋な人外」か「他の人間と見目が違う為に追いやられた純粋な人間」という形を取っていただけますと助かります…)
>>599
(/了解致しました!ではペラペラの紙様にご提案していただいた見目が違うために追いやられた人間にします!宜しくお願いします!)
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