ペラペラの紙 2017-03-29 01:55:49 |
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>ルイン様
…自力で目覚められたようで何よりです、ルイン様。すぐに屋敷の片付けと食事の用意をさせていただきますので少々お待ちいただけますでしょうか
(意地悪さは健在か。面白そうに細められた目にふいっと顔を逸らしては「見苦しい姿で大変申し訳ありません」と一言。髪から頬へと伝った雫を手の甲で拭いつつ上記を述べては声色だけは昔と変わらぬまま頭を下げる。…相手の安堵した表情に少しだけ犬としての満足感が満たされたことは黙っておこう)
>シロ
はは、また意地の悪いことを。俺だって起きる時は自分で起きるさ。
(軽く笑い飛ばしては顔を逸らした相手に再び目を細めて。シャワーを浴びたばかりなのだろう、髪や頬を濡らしたまま着替えようとしている辺り 彼女の仕事への熱心さやこだわりのようなものが伺える。そのまま掃除や料理の支度を気にかける相手に「すぐでなくて構わないよ」と告げては、その肩に掛けられているタオルを軽く持ち髪の毛先の水分を軽く取ってやり。)
まずは髪を乾かすのが先だよ、風邪をひいて寝込まれても困るからね。
>ルイン様
…そうですね、私が倒れ御主人様が野垂れ死んでしまっては困ります。
(意地が悪いのはお互い様だろう、なんて。そっとタオルに水を吸い込ませては順序を告げる主人の顔を驚いたように見上げてから、言葉とは裏腹に目を細め柔らかく微笑む。その笑みも一瞬でいつも通りの歪んだ意地悪な笑みになってしまったが。「御主人様、お食事は何にいたしましょう」、軽く首を傾けてタイを結びつつオーダーを、今日くらいは悪戯も無しに主人に尽くそうと)
>シロ
そういうことさ。食事はね、今はコーヒーやサンドイッチの気分ではないんだ。
(普段から料理などしない自分にとって食事を用意してくれる使用人はいなくてはならない存在だ。他人より摂取量こそ少ないものの腹は減るのだから。そんな使用人に食事は何がいいかと聞かれればうーんと考えながら目の前の相手をそれとなく見遣り。……そういえば暫く血液を摂っていないな。そんな考えがふと脳裏を過ぎった後、気付けば自分は使用人の首元に触れ手を滑らせていて。蠱惑的な笑みを口元に浮かべれば囁きかけるように注文を告げ。)
……そうだな、たまには吸血鬼らしく血液でも頂こうかな。
>ルイン様
人間の血液を溜めたボトルは確かまだ…いえ、お望みとあらば適当な人間を街から攫って参ります。
(コーヒーもサンドイッチもお気に召さないらしい。白く冷たい指が首元を撫でる感覚と囁かれた言葉にぞわりと鳥肌が立ち、冷たいけれど確かに生きているその指先から逃げるように数歩後ろへ下がると自身の手の甲で触れられた箇所を擦り。逡巡しては薄く口を開き上記を、そして続けるように)
悪食…いえ、美食家のゴシュジンサマのお口に狼の血は合わないかと思いますので。
>シロ
おや、逃げられちゃったねぇ。
(己の指先を通して感じていた体温は相手が離れていくことで失われてしまう。数歩程度の距離を空けた相手の顔には動揺の色が浮かんでいるようにも見て取れ、それが己に歪んだ笑みを浮かべさせた。綱渡りをする時のようなゆったりとした足取りでもってじわりじわりと空いた距離を詰め。行かせたくない。逃がしたくない。獲物を捕えんとする本能故か否かは分からないが、口から零れ出てくるのはどろどろに甘ったるい声で。)
今はお前の血を欲しているんだよ、シロ。
>ルイン様
…本当に悪食ですね、御主人様
(怖い、本能がそう叫ぶ。いつもの食えない笑みや柔らかなそれとは違う歪んだ捕食者の笑み、ゆったりとこちらに進められる歩は確実に自分の退路を塞ぎ、とんっと濡れた髪で濡れたシャツの背中がついたのは食堂の扉。甘い声、絆されてなるものかと珍しく反抗的に相手を睨みつけては上記を呟き)
狼の血など美味しくないことをわかっているでしょう…?
(/あれ、いつの間にか上がっとったんやね。気付かんかったわ…堪忍なぁ?また絡み文出しとくから、宜しくしたって欲しいわぁ〜)
>All
んん…なんや、めっさ埃っぽいやん…(久々の長い眠りから目覚めると、ずっと掃除されていなかったのか、部屋の空気はどこか淀んでいて。積もった埃に軽く咳き込みながら、上体を起こし、寝間着用の浴衣のまま部屋を出る。取り敢えずシャワーでも浴びてさっぱりしたい、その為にはタオルなどを用意する使用人を呼ばなくては、と、屋敷をうろうろと歩き回って)
>シロ
そんなに怖い顔しないで。
(獲物の退路は塞いだ。彼女がとっさに食堂の扉を開けて脱兎のごとく駆け抜けていかない限りはの話だが。やがてお互いの爪先が付くか付かないかといったところまで縮めた距離で反抗的な視線を向けられれば、ぞくりとした感覚が背中に走り思わず笑みが込み上げてくる。相手をなだめようと濡れた髪に手を伸ばしつつ甘い声で囁いてやり。)
ふふ、さあね。お前の血は案外俺の口に合うかもしれないよ。
>霞月様
…おはようございます、霞月様
(懐かしい物音、香り、声。鼓膜を揺らしたそれに反応するように皿を磨いていた手を止め、執事室から新しいバスタオルや入浴剤を持つと足早にそこを離れ主人の元へ。部屋の掃除でも何でも申し付けてくださればこなしてみせましょう。廊下の奥、揺れた影に上記を告げ頭を下げては少しだけ嬉しそうに微笑み)
(/お久しぶりです!ペラペラの紙も長らく顔を出せずリプ蹴りをも失礼致しました…またよろしくお願い致します!)
>ルイン様
(背筋が凍るような笑み、頭に触れた手に身を竦ませ、続けられた言葉を脳内で反芻しながらも逃げたいと願う。怖い、けれど主人に仕える犬としては主人の口に合うのなら血だろうと肉だろうと差し出してしまいたくなる性がある。相反する本能と理性に甘い声が毒として注ぎ込まれれば震える手を目の前の主人の首へと伸ばし…全てを相手のせいに出来れば楽なのに、と)
どうして、命令してくださらないのですか…そうしたら、私は全部を御主人様のせいに出来るのに
>シロ
あっ…丁度ええところに。(乱れた服装そのままに、屋敷を彷徨っていれば、図ったかのようにいいタイミングで現れた人狼執事の姿が。懐かしい香り、所作、声音_全てが心地良くて。)おはようさん、ちょいと寝過ごしてしもたわぁ…部屋、埃が溜まっとったから、後で掃除しといてもろてええやろか?あと、シャワーも浴びたいわ(寝ぼけ眼を正すかのように瞬きを数回してから、笑顔で上記を述べて。まずは身体周りを清めるのが優先だなんて、獣としては珍しい方か。__まぁきっと、まだ完全に脳が覚醒していないだけだ。シャワーを終えた頃には本人も自身の空腹に気づくであろう。)
(/いえいえどうかお気にせず!それより、またこうしてお話できるのがとても光栄です…!これからも、よろしくお願いしますね!)
>霞月様
かしこまりました。こちら、入浴剤と新しいボディーソープです。お気に召せばとシャンプーとコンディショナーも新しいものに…ごゆっくりどうぞ
(寝惚けているのか、いつもよりもゆったりとした声色にゆっくりと近付きそっと差し出したのは持ってきたバスセット。どことなく眠そうな主人は珍しい、気が抜けているのなら何よりだと少しこちらも方の力が抜け。シャワーを終える前に部屋を片付けようと告げられた言葉に頷き返事をしては「お食事は何になさいますか」とシャワー後の食事についてのオーダーを)
>霞月
……っと、すまないね。
(鈍った身体を動かそうと屋敷の中を訳もなく歩き進めていた頃。運動なら外に出て行う方がいいのだろうが、今は日中。日が出ている間は本調子ではないのだ。そのせいか行動力も判断力も少々低くなっているような……ああ、ほら、ドアを開けた先にいた人影にぶつかりそうになってしまった。謝罪の言葉を述べては見かけない顔に首を傾げ。)
こんにちは、見ない顔だね。……新しい使用人かい?
(/お話するのははじめてでしょうか、ルインの背後の者です!方言持ちの猫又さんという何とも素敵なお嬢様に背後のテンションが上がってまいりました(笑)ルインのPFは >23 にありますので宜しければ参考程度に!)
>シロ
……俺が命令しないと差し出してくれないなんて、つまらないからね。
(怯えている。いつも利口で主人にも毒を吐く彼女が、自分を恐れているかのような反応を見せている。これではまるで子犬だ。腹の奥底で確かな征服欲が質量を増していくのを感じながら、こちらへ伸ばされた手に己の手を重ねそのまま首元へと触れさせ。)
ねぇ、イエスだというのなら、お前の方から差し出して見せて。
>ルイン様
(意地悪で酷い言葉。嫌味すら思い浮かばない、悔しい、怖い、どうしたらいいのかわからない。被食者に成り下がることは嫌なのに、主人の役に立てるならと願ってしまうことが余計に悔しい。散々焦らされた“主人の為に”という狼の本能に導かれるまま、首筋に手を這わせ、震える唇を薄く開いては縋るように「…ゴシュジンサマのお役に立てるなら」と反抗的な色と従順な色とが混じった瞳で睨むように見上げ消え入りそうな声で今日初めて名前を呼ぶ)
_どうぞ、お召し上がりください。ルイン様
>シロ
(先ほどから己の欲が駆り立てられてばかりだった。そのせいか頭の中では攻撃的で乱暴な召し上がり方ばかりが広がっていた。だが、そんな考えは不意にどこかへと去っていく。おそらく葛藤していたのだろう、やっと唇から零れ落ちた声も微かに震えているもので、こちらに向けられた目は様々な感情が滲んでいるように感じられた。それはそうか、これから食われるというのだから怖くないわけがないのだ。――優しくしてやらねば。わずかな理性と良心に身を任せ、気付けば自分は彼女の頬に優しく唇で触れていて。)
……いい子だね、シロ。有難く頂くよ。
>ルイン様
…ルイン様が、褒めた
(手の下で冷たい肌が小さく脈打っているのを感じながら必死に羞恥と恐怖から逃れようと相手を睨みつけていたけれど、ふいに近くなった距離と頬に触れた冷たい熱にじわりと目の奥が揺らいで肩から力が抜ける。いいこだと、鼓膜を揺らしたその一言に思わず相手を真っ直ぐに見据え上記をぽつり。ふっと泣きそうな程に表情を緩めては首を傾け…従順な犬らしく、主人に尻尾を振るように)
>シロ
ん…おおきに…ん〜、シャンプーとコンディショナーは、前のままでええわぁ(差し出されたバスセットを受け取ると、ほわほわと微笑んで礼を述べ。寝起きの頭はまだ本格的に仕事をする気はないらしい。キビキビと返事を返す相手とは正反対に、半ば流されるように“あるもんパパっと調理してくれたらええよぉ”と適当な注文をしては、風呂場へとなんだか覚束ない足取りで向かう。その途中、一度だけ振り返ると“んでも、魚と肉やったら今日は魚の気分やな”と笑いながら告げて。)
>ルインはん
〜っ?!あ、お、おはよぉさん…(突如開いたドアに、驚きの声を洩らして飛び退く。寝ぼけ頭に唐突は毒だ、なんとか平静を取り戻そうとまずは挨拶を。…と、相手の顔が見慣れないことに気付きぱちくりと瞬きをして。)ん、いや、私は使用人やなくて、こないだ越してきた住人_猫又の霞月や。あんさんは前からここにおった吸血鬼はん、やろ?関わることは少ないやろけど、ま、よろしくしたってください(同じ館にずっと住んでいるのに、はじめましてなんて不思議な感覚。思わず苦笑するも、直ぐに愛想笑いをこしらえ儀礼的な自己紹介を述べて)
(/初めまして、霞月(かげつ)背後です!ロングスリーパーの素敵な吸血鬼様と絡むことが出来てもうしあわせの絶頂で御座います(笑)pf拝見させていただきました、拙い文章ですがよろしくお願いしますね!【一応霞月のpfも>421】
>シロ
(彼女の反応が不意に変化を見せた。今まで絶対自分には見せなかったであろう表情にこちらもつられて一瞬きょとんとして。今まで言葉にしていなかっただろうか、不規則な睡眠のせいで記憶が曖昧な自分の頭ではそれをすぐに想起することは難しそうだ。相手が首を傾ければ己は手を放し「辛くなったら俺に縋り付いて」と優しい声で告げてはシャツのボタンを幾つか開いて肩が見える程度まで服をはだけさせ。いつもは見られない滑らかな肌に顔を近付け、小さく呟いてから牙を立てて噛み付き。)
……いただきます。
>霞月様
あるもんパパッと…魚…
(ぽやぽやと返事をする主人のなんと珍しいことか。思わず告げられた言葉を繰り返してはきょとんとした表情のまま少しの間固まり。魚か、確か秋刀魚とかいう魚があったような…調理してみようか。折角だ、和食にしようか、そんなことを考えつつふらりふらりと風呂場へ向かう主人の背中を頭を軽く下げてから見送る。シャワーを浴びて少しでも目が覚める様ならそれに越したことは無いと思いつつ)
>ルイン様
(きっと今までも何人も何匹も御主人様はこうやって甘い言葉で餌を手に入れたのだろうと、ふと思う。自分もその中の一匹に他ならない、けれど褒めてもらえるのなら良いか…なんて犬の思考。冷えた髪の毛とまだ湿っているワイシャツと、近くなる冷たい熱、痛みに引き攣った呻き声を唇を強く噛み、主人の服に縋るように捕まることで耐えて食事に成り下がる。奥歯を噛み締めて、薄く開けた口でいつも通りを装って嫌味を)
…狼の血は、美味しくは無いでしょう?悪食の御主人様
>シロ
嗚呼…完全に寝すぎたわこれ…(先程の会話を脳内で反芻し、思わず溜息をつきながら風呂場への道を歩いていて。自分が他人にここまで気が緩んだ姿を見せるだなんて…と、自身の失態を反省していると、あっという間に目的地へ。脱衣所で服を脱ぎ、ボディソープ等を手にとっては風呂場へ入る。目を覚ますため、やや熱めの温度にしたシャワーを頭から浴び、体の汚れを軽く流した。_この汚れごと、醜い記憶も消えてしまえばいいのに。そんな考えが脳裏をよぎるも、取り敢えず今は汚れを落とすことに専念しよう、と、作業を開始して)
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