黒い円卓【途中参加/初心者歓迎】

>>白ちゃん

言われなくても、意地悪するつもりは無いよ。白ちゃんは、いい子、だから…
(一般的にどう思われていようと然したる問題は無い。自分にとっては素直ないい子なのだと伝えている内に、疲労した体は眠気を訴えていて声は小さくなっていき。最後にチラリと相手の顔を見てから、同じように目を閉じてすぐに寝入り。)

>>グノーシス
…意地悪しちゃったのは自分かあ。でもお気に入りのソファ譲ったから許してもらえるよね
（相手の声が小さくなり、最後には寝息が聞こえてくれば緩く目を開け独り言。食べすぎた自覚はある、人間だったら干からびている量だから。少しの反省を滲ませてグノーシスから頭を離すと床に転がって欠伸を一つ）

>>白ちゃん

……ゥ、おはよー…今何時？
(うっすらと目を開け緩慢な動きでソファーの上に正座すると、何度か瞬きしながら半分独り言のような問いを投げかけて。窓から見える空の色は真っ黒、彼女の居場所を借りたまま一体どれだけ寝ていたのだろうと寝惚けた頭で考え。)

>>グノーシス
何時かは解らないけど、少なくとも身体がバキバキになるくらいの時間は床にいた
（聞こえた声に薄く目を開け時計を探すが生憎この部屋には無い。身体を起こそうかと思うも、怠惰でソファから降りることの少ない自分の身体は言うことを聞かず嫌味のように文句を垂れては再度目を閉じ）

>>白ちゃん

ありゃ、それはごめん。でもありがとね。
(床に視線を落として寝転がる相手に起こさないでいてくれた事に感謝を告げ。「…お腹すいたなー、白ちゃーん。」相手の体を足元の方から跨いで床に降りたところで思い切り腹の虫が鳴き出し、わざとらしく名前を呼んでアピールし始め。)

>>グノーシス
ソファ貸してあげたし、ゆっくり寝かせてあげたのに強請るとか…強欲
（慣れないお礼に少しばかり驚いたのか目を開き唇を引き結んでから、のそりとソファへとはい上がり。馬鹿でもわかるようなアピールに眉を寄せつつソファに横になったままグノーシスを横目で見て）

>>白ちゃん

…それはそれ、これはこれって事で。ちゃんと約束はしたし食欲はどうにもならないの、よく知ってるでしょ？
(強欲なのは重々承知。カラッポの胃が痛む中、まだ残る理性を総動員しつつソファーに肘をついて。少々苦しそうに微笑みかけ、先ほどの約束を盾にどうにか相手に納得して貰おうと試みて。)

>>グノーシス
…ずるいなあ、やっぱりそう簡単に約束なんてするもんじゃないね
（空腹は最高のスパイスだなんて嘘、我慢が出来るように作られてない身体には邪魔でしかない。眉を寄せ溜息を吐いてはゆるゆると手を伸ばしてグノーシスの首裏に両手を回し、口にしないまま了承の意を示して）

>>白ちゃん

まぁそう言わないで…すぐに終わらすから。
(了承を得られた事に安心しながら、細い相手の首に手を回し髪をよけて。痛みの少なそうな所に検討をつけ、噛みつく箇所を予告するつもりで一度柔く食んでから本能のままに深く深く牙を食い込ませ、溢れてきた赤色を貪りだし。)

>>グノーシス
…ね、え。思いのほか深く刺すんだね、ちょっと、驚いた
（慣れたように簡単に穴を開けられてしまえば逃げるつもりもないのだが、存外深く埋まった牙に喉が締め付けられるように苦しさが募る。細い身体に自分が食べたものが再び戻る様を想像しては少しだけ興奮で瞳が揺らぐ。手持ち無沙汰に指先に相手の髪を絡めて）

>>白ちゃん

この方が、沢山出る。僕らしく無いけど。
(苦しそうな相手の声音に気を遣う余裕も無く、短く答えて夢中で飢えを満たしていき。徐々に全身へ染み渡る幸福感に、口の端を持ち上げ甘美な痺れに浸っていながらもほんの少しずつ理性は戻って来つつあり。)

>>グノーシス

確かに、らしくは無いよねえ…まあ、痛くないから怒らないけど
（短い答えすら、らしくなくて一瞬相手が捕食者であると現実を見てしまう。脳髄が痺れるような感覚が身体を支配して小さく笑い、グノーシスの首裏を撫で、血が飲み込まれる振動に自分もらしくなく相手に縋りつき）

>>白ちゃん

…怒ったらどーなるかはみたい気もするなあ。
(腹が満たされ漸く落ち着きを取り戻すと、縋りついてくる相手への悪戯心を押さえつつそろそろ頃合いかと牙を抜いて。噛みつく時間は僅かでも、その傷の深さ故に中々止まらない血を何度か舐めとり。)

>>グノーシス
怒ったら…？このまま、グノーシスの首に深く噛み付いて全部胃袋に入れちゃう
（一気に喉に流れ込んだ空気に噎せそうになるのを堪え相手の悪戯な言の葉に至極当たり前のように言葉を並べ。思いの外血が抜かれた身体は酷くだるいが、しっかりとある種後片付けまでしてくれる相手に悪い気はしない。よしよし、とグノーシスの頭を撫で）

>>白ちゃん

うわ、思ってたよりハイリスク。
(並べられた言葉はとても冗談には聞こえず、大人しく頭を撫でられながら肩をすくめて。「ご馳走様。結構いっぱい飲んじゃったからゆっくり休んでね…言わなくても平気そうだけど。」名残惜しそうに傷口から舌を離して一息つき、怠そうにしている相手を気遣うつもりだったがお喋りな口は最後に余計な一言を発してしまい。)

>>グノーシス
当たり前でしょ…思いの外怠い、余計なことを言う余裕があるなら労わって。血が減って寒い。
（冗談なんかない。相手の髪を撫でたまま、少し空いた距離に寒さを覚えては労れと相手の目を見上げ。いつもなら人にこんなに血を渡すこともないのだから、安易な約束は今後控えようと思いつつ眠気と寒気と格闘しているようで数度目をしぱしぱと瞬きして）

>>白ちゃん

寒い…じゃあこれで温かくなるかな。
(ひんやりとした手指は自分が奪いとった熱の量を如実に伝えてくる。相手の言葉を繰り返すと自身のジャケットを脱いで布団代わりに掛け、眠気を誘うようにその上から優しくさすって。)

>>グノーシス
まあ、少しはマシ…うん、マシ
（自分の上にかかったジャケットに少しだけ驚いたのか身を固くする、けれどそっと上から触れる手は優しいものだから徐々に緊張も和らいで。徐々に迫りくる眠気に逆らうつもりもなく、うとうとと目を閉じて）

>>白ちゃん

なら良かった。これが駄目だったらシャツまで渡さなきゃいけなくなっちゃう。
(とりあえずは満足してもらえて一安心。改めて見れば目を閉じた彼女の顔はなんだか普段よりもあどけなく思え、自然と笑みをこぼして。「…おやすみ、白ちゃん。」静かな声で言い、一つ欠伸をして頬杖をつくと相手の様子をぼんやり眺め。)

>>グノーシス
（近くに誰かの気配があるまま目を閉じたのは久しぶりのこと。温かい簡易な掛布団と隣りの吸血鬼の視線を感じながらも再び目を開ける気にはなれず、遠くで聞こえた声に眠って良いのかとそのまま眠気に飲まれて寝入って。）