男子校【BL】

遥

あたっ、...気持ちいいならよかった(パコンッと頭を叩かれれば痛くないが頭を押さえて、頭を撫でては気持ちいと笑う相手に安心してはわしゃわしゃと撫で続けて

雅
ごめんごめん(と笑いながら謝り「もーいいよ」と散々頭をﾎﾞｻﾎﾞｻにされた髪の毛を整えながら微笑んで

遥

あ、ごめんごめん(撫ですぎてボサボサになった相手の髪を見て笑いながら謝ってはこちらも相手の髪を手櫛で直し

雅

いいよ、いいよ(ﾆｺｯと微笑んでは直してくれる相手に対して「ありがとう」と告げ。

遥

俺？…礼於。富樫 礼於（逆に名前を聞かれればニッと笑っては己の名を教えて。「あ、ちがっ……アンタ…遥が謝る事はねぇよ……その…別に嫌だったわけじゃねぇ、し。」ごめんと謝罪を述べる相手にハッとすれば慌てて弁解していて

雅

ひっ…！？…あ…くそっ…（背中に相手の手が触れた瞬間びくっと大きく肩を跳ねさせて。そのまま撫でられればすぐに正気に戻って、しかし尚も治まらない身体の震えを抑えようと両肩を抱きしめる力を強めて

礼於

礼於か…いい名前だね?(そう言って微笑んで「そっか」と慌てて弁解する相手に微笑んで、答え

遥

…へへ、だろ？知り合いにつけて貰ったんだよなー（己の名を褒められると嬉しそうにニィッと笑っていて。

礼於
へぇー(ﾆｶと笑ってよかったねと告げて。

遥

…おぅ！（良かったねとニカッ笑いながら述べる相手と同じ様に笑えばこくんと頷いて

礼於

可愛い(頭撫でて

遥

どういたしまして(礼を言われヘラリと微笑んでは「よっ」っと起き上がれば「腹減らん〜?」と相手を見てはいい

礼於

ちょ、顔色悪いで?(真っ青な顔色の相手を見ればさらに心配し「ちょっと待っとってな」と相手を残しては屋上を後にし冷たい飲み物を買ってくれば「少しこれ飲んで落ちつき?」と飲み物を渡して

雅

減る減る!!(と思っていたことを言われて

遥

じゃあなんか食べ行く?それとも家で作るー？(と、相手の返事を待って

雅

どっちでもいいよー(と微笑んで返して。

遥

う、ぁ……っ可愛いゆうな！ばーかっ（真っ赤になった顔を隠すように手の甲を口元に当てるとふいっと顔を背けて、悪態をつきながらもなで受けていて

雅

え、あ…ちょっ、おい！（待っておくように言い残しては去っていった相手を飛び止めようとするが思った以上に声が掠れて届かず。仕方なく言われた通り待っておく事にするとフェンスに背中を預けるようにしては震えを収めようと両腕を擦っていて。相手が戻ってくると小さく肩を揺らすが、差し出された飲み物をじっと見つめていて

遥

んー、じゃあ家来る？(と、首を傾げて「俺一人暮らしやし」とニヘラと笑い

礼於
かーお見せて(と意地悪っぽく微笑んで

雅
うん、行く!(聞かれれば答えて「そうなの!?」と驚いて

>礼於
いや、だってさっき泣いてたじゃん（あれ？と思いながらも相手を指差しなから言えば「嘘泣きだったの？」分からなくなってきたのか頭を掻き）

>遥
あ……何かごめん（急に申し訳なくなれば謝ると「…わざとじゃなくて無意識なんだよ」とムシャクシャしたのか首に手を当てて軽く掻いて）

健
え(泣いたことも心当たりなくて「いつ?」と聞き返して

遥

やだっつの！ばーか（両腕を顔の前でクロスさせれば赤い顔を隠して

健

……？もちろん、うそ…（さっき泣いてたと指差され、嘘泣きだったのかという問いに微かに微笑ん嘘だと答えれば再び寝息立て始め。