須藤 遥 2014-08-05 09:32:39 |
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礼於
くふふっ(可愛いなーなんて思いながら笑い
「ん…?」呼び止められたため、足を止めると何かを言いたそうにしてる相手、何かあるのかと思い、立ち止まり
遥
わ、笑うな!(相手の笑い声が聞こえれば慌てて顔を反らしてむすっとし。「一緒に…っ…だから…あのだな…あれだよ、い、一緒にっ……飯食え!」やっと言えた言葉は何故か命令系になってしまい、頭を抱えれば素直に頼めない己に呆れて深くため息を溢し。
礼於
ごめん…可愛くて…(とつい本音をこぼしてしまい。
「ん、いいよ。俺いつも独りだから
ありがとう」(そうやって誘ってくれる人がいて嬉しそうに微笑み
「こんなのはじめてだな」って笑って。
遥
はっ!?なっ、かわっ…アンタ目ぇおかしいんじゃねぇの!(可愛いだなんて言われた事もなく、顔を真っ赤にしては慌てだし。「別に…。…誰かと食った事ねぇのか?」礼を述べられるとふいっと顔を反らして素っ気ない態度を取るが微かに顔を綻ばせ。初めてだと述べる相手をちらりと見れば問うてみて
礼於
俺の視力2.0だよ?(と笑いながら
(相手がみてないなと思って暗い顔して「うん。そーやって自分からいくタイプじゃないんだ、ってかいけないっつーか。(そう言ってうつむいて
遥
くっ…兎に角!俺は可愛くねぇ(相手の視力の良さに少し口を尖らせながら可愛くないと否定して。「…!……いけない、のか?」バリッと袋を開けてパンを取り出せばムグッと頬張り、少し相手の声のトーンの変化に気付けば視線を向けて。うつ向いている相手を不思議そうに見れば恐る恐る頬を突っつきながら
遥
えーじゃない(己と同じく尖らせる相手の口にぐいぐいとパンを軽く押し付けて。「何でだよ。アンタ友達居ねぇの?」少しつつくのが楽しいのか、ぷにぷにと突っついたまま失礼な事をズバッと述べて
礼於
んぐ…っ!?(急にツッコまれたパンにビックリしつつも、ちゃんと食べて
「ん、かもね。俺って弱いから。」
(とされるがままに
遥
…へへっ(パンをちゃんと食べた相手にベーッと舌を少し出せば悪戯に笑い。「弱い…?…飯誘うのに、強いとか弱いとか…関係ねぇじゃん」弱いからと述べる相手に突っつく指を止めては不思議そうに小首傾げて
なんだよーこのやろー(ちょっと手を俺にしているみたいに頬にツンツンして。
「違う、そーゆー意味じゃなくて。俺が弱いんだ。全部、俺が弱いから…」(つい、我に返り、「ごめん、今の全部忘れて!!」と慌てて逃げるように走って去る。
遥
む…ツンツンすんなよ(己がするように頬をツンツンされ、突っつかれている方の頬を膨らませて。「あっ、ちょっ…おいっ!」忘れてくれと言い残して走り去る相手を掴もうと手を伸ばすが空を切り。慌ててパンを食べきれば相手を探そうと立ち上がり
遥
…どこ行ったんだ?…うわっ…な、なんだ…俺か…(極力誰にも会わないように警戒しながら相手を探していると窓に映った己の姿に驚いて、己だと気付けば情けなさに先に弟を探そうか何て考えていて。「……あ、見っけ」不意に階段の方から誰かの息遣いが聞こえて顔を覗かせれば、隅の方で座って顔を伏せる相手見つけ
遥
…え…。…あ…ご、めん…俺…アンタがそんな嫌がってたとか知らなくて……ごめんな(涙を流しながら嫌だったと述べる相手につり上がった目を下げれば少し顔をうつ向けて。それほどにまで一緒に食べるのが嫌だったのかと思えば少し掠れた声で謝罪述べて。片手に持っていた未開封のパンを相手の手の上に乗せれば立ち上がりそくささと去ろうと足を踏み出して
礼於
俺、ずっと独りなんだ。
みんなに迷惑かけないよーにって
課題たてて、毎日過ごしてる。
だけどお前といたら安心しすぎちゃってお前に迷惑がかかる。
だからいやだった、んだ…。
勘違いしないで、お願い俺の傍から離れないで。(悲しい瞳でそう告げて
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