匿名さん 2022-10-04 22:05:25 |
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…俺とあいつは同じだけど、好きな物とか、したいこと、できることは違う
それと同じで、ネイとレンは別じゃん?(悪魔は食べ終わると、青年のそばに行き、目線を合わせつつ言い、「ネイと同じように思われたいなら、そう扱うけど…それは違うんだろ?」と言ってみて。一方、恋人は、「うーん、能力の使いすぎってことはないと思うし、関わりを持つのが少し怖いんじゃないかな。でも、きっと彼なら待ってたら出てくるよ」と食べながら伝えて)
「…違うっていうか、違くないっていうか…」
(青年は彼から目を逸らしながらそう呟くと、「…もういいや、別のとこ行く」と荷物を持ち家を出て。一方、元悪魔は「それなら良いのですが…」と心配そうにしつつも自身の朝食を用意し始めて)
あ、ちょっと!…行っちまった(青年が家を出て行くと、呼び止めようとするも、出て行ってしまい、どうしたものかと思い。一方、恋人は食べ終わると、手を合わせてご馳走様と言って、「…レンくんの様子でも見に行こうかな」と呟きつつ、プレートを片付けて)
「…あ、そうだ」
(青年は家を飛び出すと今度は何処に行こうかと考えたが、路地裏を一瞬通り過ぎた悪魔の姿を見つけては魔界に行こうと思い猫の姿になるとその後を追いかけて。一方、元悪魔は「レンさん…ですか?」と首を傾げながらも簡単に朝食を取り)
『レンくん、大丈夫なのかな…』(天使は、完成した朝食を食べながら、心配そうに呟いて、悪魔は「俺、余計な事言っちまったのかな」と呟いて。一方、恋人は「うん、ルーカスくんはお仕事だと思うし、ちょっとでもお話できたらなって思ったの」と話しては、「ロイさんはどうする?彼といる?私と一緒にレンくんとこ行ってもいいし」と伝えて)
…一応にぃ兄に報告しとこっか
(自分は何だか嫌な予感がしたため彼にそう伝えては携帯を取り出し相手に電話をして、青年は魔界に着くと好きなように歩き回り始め。一方、元悪魔は少し考えた後「…私もご一緒させてください」と伝えると食器を流しに置き)
…魔界に行った、とかねぇよな?(悪魔は青年の様子から、やりかねないなと思い、そう呟いて。悪魔の兄は、兄から任されている仕事をしっかりこなしていて。一方、天使の兄は、相手からの電話に気付くとすぐに出ては、「どうかしたか?」と言い、恋人は嬉しそうな笑顔を浮かべ、「じゃあ、一緒に行きましょ!」と言い)
あ、にぃ兄?実はさっき、レンが一人でここに来て…
(自分は電話が繋がると先程のことを説明し、「にぃ兄、何か知ってる?」と尋ね、元悪魔は「その前に、ジュリアス様に声をかけなければなりませんね」と微笑んで。一方、青年は暇つぶしに魔界に猫はいないのかと探しており、その背後には数名の悪魔がいて。)
「知らねぇよ、ルーカスに任せてるし」(天使の兄は、その話を聞くと、青年の恋人である部下に一任していると言い、「レンは一緒なのか?」と尋ねつつ、食器を持ってリビングに向かって。一方、悪魔の兄は、悪魔のあまりよくない動きをしているという話を聞き、調査へと向かったが、そこで見覚えのある猫がおり、近付くなり首根っこ掴み、「おい猫、なんで魔界来てんだよ。まさか、死にに来たか?」と言い)
ううん、さっきどっかに行っちゃって…
(自分は電話越しではあるものの首を横に振りながらそう伝え、「じゃあルーも知らないって事なのかな…」と呟き。一方、青年は相手に首根っこを掴まれると「な、何だよ、離して!」とジタバタと暴れ始め)
「じゃあ、お前らもできる範囲でいいから探しといてくれ」(天使の兄は、相手に3人で探すように言い、「俺もすぐそっち行く」と伝えて電話を切り、「ロイ、レイラ、悪いが出掛けてくる。レンが勝手に人間界に行ったらしい」と2人に伝えて家を出ていき。一方、悪魔の兄は「お前わかってんのか?猫とはいえ、天使の血が入ってる以上、天使と同じなんだぞ」と暴れても気にすることなく言い)
わ、わかった…
(自分はこくりと頷きそう了承すると2人にそのことを伝え、元悪魔は「レンさんが…!?」と目を丸くさせて。一方、青年は「…俺は天使じゃない!」と更に暴れたり噛み付いたりなどしていて)
わかった、お前は連絡のしようないし、ネイと一緒に探してくれ(悪魔は相手から聞くと、天使に伝えて、天使はちょうど食べ終わり、立ち上がると、『ネイ、すぐ探しに行こ!』と言い。恋人は「…ロイさんは、ルーカスくんのとこ行ってあげて」と伝え、天使の兄は急いで人間界に行き。一方、悪魔の兄は、「落ち着け、俺は悪いようにしねぇよ」と言い、青年を狙ってきたであろう悪魔を睨みつけ)
うん、俺たちは街の方に行ってみるね
(自分は天使の彼の手を握ればすぐに支度をし家を出て行って、元悪魔は「承知しました」と返事をしすぐに部下の元へと向かい。一方、青年は「悪いようにしないから嫌なの!」とどうにか抜け出そうと身体を捻り)
『レンくん、大丈夫なのかな…』(悪魔も相手とは別の場所を探し、天使は相手と共に家を出ると心配そうにして。部下は少し休憩していて。一方、悪魔の兄は、青年の様子に苛立つと、あえて空に飛び、「今俺の腕から抜けたら間違いなく死ぬぞ?」と言い)
「…ルーカス様、いらっしゃいますか?」
(元悪魔は家の前に着くとチャイムを鳴らしてからそう尋ね、「レンさんのことでお話しがあって参りました」と伝え。一方、青年は「!…い、意地悪…」と半泣きで相手にしがみつき)
「ロイさん、どうかしましたか?」(部下はなんだろうと思いつつ玄関を開けて、中に通しては、何があったのかと尋ねて。一方、悪魔の兄は青年の様子を気にすることなく、「意地悪で結構。お前、なんで魔界に来た?」と言い)
「レ、レンさんが、人間界に行ってしまわれたようで…」
(元悪魔は部下に先程の連絡について説明をすると、「現在はジュリアス様やネイ様が捜索を行っています」と報告し。一方、青年は「…悪いことされたかったから」と相手から目を逸らし)
「え、レンが…?!」(部下は、元悪魔から話を聞くと、驚いてしまい、自分のせいなのではと不安になり。一方、悪魔の兄は、「二度とネイにも会えなくなってもいいのか?悪魔に捕まるってのはそういう事だぞ」と言い)
「何か心当たりはありますか…?」
(元悪魔は眉を下げながらも部下に心当たりがあるかと尋ね、青年は「や、やだ!」と慌てて首を横に振れば「…でも、少ししたらルーが普通の仕事に戻っちゃうんだもん」と呟いて)
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