白む空に燻る紫煙 ---〆

白む空に燻る紫煙 ---〆

刑事A  2022-01-18 14:27:13 
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  • No.3903 by ベル・ミラー  2023-09-16 11:00:20 





( 腕に針を刺され真っ白のベッドの上で目を閉じ微睡む相手の姿は普段多くを見ないせいか何処か痛々しくも感じ、思わず眉が八の字に下がるのだが。凡そ30分して点滴の液が全て相手の身体に回った頃、双眸が静かに開き褪せた碧眼と視線が重なれば胸に落ちた安堵のままに微笑み。「良かった。後は車の中で着くまで休もう。」と頷き。それから看護師が来て相手の顔色を見、血圧測定をし、全て問題が無いと判断すれば帰っても良いと判断して。__会計を済ませ共に車に乗り込んだのはそれから10分後の事。倒した背凭れに相手の背中がついたのを確認してエンジンを掛けると本来の目的であるロレインの滞在しているホテルへと車を走らせて )



  • No.3904 by アルバート・エバンズ  2023-09-18 18:09:54 

 






( あれほど辛かったのが嘘のように身体は楽になっていて、シートの背凭れに身体を預けると小さく息を吐く。この効果がいつまで保ってくれるかは分からないが、出来ることならなるべく長く効果が切れずにいて欲しいと願ってしまうもので。---その後ロレインが過ごしているホテルに向かい、エミの証言があることを伝えると彼女は困惑したような表情を浮かべた。『…あの子の言っている事は全て嘘です!全部作り話だわ。保険金は確かに受け取ったけど、その内の150万円は既にエミに渡しているし…現にあの子はあれから帰って来ていないんです。元々一人暮らしをしていたのに、数ヶ月前にお金が無いと言って急に戻ってきて、好き放題お金を使っていたのはあの子の方なんですよ。』と訴えて。 )







 

  • No.3905 by ベル・ミラー  2023-09-18 21:33:33 





( __ロレインの証言はこれまた事件を引っ掻き回す様なものだった。エミの証言が正しいのか、ロレインの証言が正しいのか、手帳に並ぶ文字に思わず力が入り溜め息をつきたいのを堪えると一度相手と目配せをした後にロレインを見「今現在のエミさんの居場所はわかりますか?」と問う。エミが犯行を母親に擦り付けた可能性も無くは無い状況になった訳で、ロレインの証言の裏を取るならばもう一度エミに話を聞き150万の確認もしなければならない。「…それと、150万の保険金はエミさんに直接手渡しで?それとも口座に?」と、質問を重ね少しの動揺も無いか観察し )




  • No.3906 by アルバート・エバンズ  2023-09-20 02:24:10 

 






( エミはあの日____ミラーの元を彼女が訪ねて母の犯行だと供述した日以降ホテルには戻っておらず連絡も付かないとロレインは言った。『どこに居るのかも分かりません、』と答えた後に相手の問いには『手渡しです。口座から下ろしてきて渡したっきり。』と付け足して。娘の供述に対しても其れは嘘だと訴えるロレインの言葉を手元のメモ帳に書き記しながら、これほどまでに供述が噛み合わず事件が難航するとは考えていなかったと思わず溜め息が漏れそうになる。あまり時間を掛けている訳にはいかないというのに、結局ロレインから有効な教授を得る事はできず娘の居場所も分からない。また話を聞きに来ると告げ車に戻ると深く息を吐いて。 )






 

  • No.3907 by ベル・ミラー  2023-09-20 08:45:13 





__明日はエミの事を重点的に調べます。彼女と仲の良い友達とか、何か知ってる事があるかもしれない。
( 運転席に座り相手と同じく深く息を吐き出すも此処で永遠と足留めされる事は避けなければならない。ロレインの証言の信憑性、エミの証言の信憑性の確認の為にも第三者に話を聞く事を明日の捜査とし「署に戻るね。」と一言告げて車を走らせ。__その後窓の外が薄暗くなるまで署内で事件の事を最初から調べ、凝り固まった身体を背凭れに体重を掛けるようにして伸ばした所でパソコンの電源を切る。「よいしょ、」と思わず漏れた声と共に立ち上がりまだ相手が仕事をしている執務室の扉をノックし顔を覗かせると「まだ帰らない?」ザッとデスクの上を見、視線を合わせて。_メロンと共に相手の家にお泊まりに行くのだから、思わず口元には緩い笑みが浮かび )




  • No.3908 by アルバート・エバンズ  2023-09-21 02:21:28 

 






( 母と娘がお互いに罪を擦り付け合っているような状況に頭を抱えたくなるのだが、相手の言う通りそれぞれの事をよく知る第三者に話を聞くのが今出来る最善の策だろう。その後署に戻り捜査資料を纏めるためキーボードを打っていると、扉が開き相手が顔を出す。「……本当に来るのか、」と、もう一度確認しておくのだが相手が引き下がる事は無いのだろう。昼間に打って貰った点滴は医師も言っていた通り効果が高い分薬が切れた事を実感もする、だからこそ“依存するな”と釘を刺してきたのだろうと思いつつも眼鏡を外し相手に視線を送り。 )







 

  • No.3909 by ベル・ミラー  2023-09-21 07:52:54 





勿論。…エバンズさんと一緒に寝たいからね。
( 再度落とされた確認の言葉には間髪入れずに首を縦に振り気持ちは少しも変わってないのだと。続いて僅かの間を開けてからフロアに居る署員には聞こえぬようギリギリまで落とした声量で以て態々言わなくても良い事を付け足し、悪戯にはにかんで見せて。「それ終わったら教えて、私の家寄ってからエバンズさんの家行こう。」と、暗に相手を送る事を前提にデスク前のソファへと腰掛けると、捜査の事、相手がうった点滴の事、諸々をぼんやりと考えながらスマートフォンの画面を見詰めて )




  • No.3910 by アルバート・エバンズ  2023-09-21 14:12:29 

 






( “一緒に寝る”という言葉が当たり前のように部下の口から出る事、そして其れに然程驚きも動揺もせず受け入れてしまう自分も上司としてどうなのかと思うものの、突っ込む事はせず再びパソコンに視線を戻して。ひと通りの資料をまとめ終えると一度フロアの外へと目を向ける。未だ残っている署員は多いため“終わった。先に降りてろ。”とだけ相手にメールを送り。点滴を打ってもらった直後は一切の倦怠感が消え身体が楽だったのだが、どうしても其れがずっと続く訳ではない。明日も病院で処置をして貰えば捜査もスムーズに進むのだが、連日となるとあの医師は許可を出さないだろう。そんなことを考えつつ鞄を手に部屋を出て。 )








 

  • No.3911 by ベル・ミラー  2023-09-21 17:28:32 





( 相手からのメールを受けて帰る支度を済ませると署員に挨拶をしてフロアを出る。それから車に乗り込み数分後。身支度を整えた相手が助手席に乗り込めば「お疲れ様です。」の挨拶と共に車を走らせ。先ずは自宅にて約束通り小ぶりながら皮の色艶の鮮やかなメロンを抱え、甘い香りを車内に漂わせながら次は相手の家へと10分程の道のりを進み、到着するや否や駐車場へと車を停め。相手の後ろを鞄とメロンを持ち階段を上がり、部屋に入れば先ずする事はメロンを冷蔵庫に入れる事。それが済んだならばマグカップ二つを勝手に棚から出し「エバンズさん何飲む?」と振り返り )




  • No.3912 by アルバート・エバンズ  2023-09-21 18:46:16 

 






( 相手はもう道案内をしなくても自分の家に辿り着けるし車を停める位置も理解している、冷蔵庫やマグカップが入っている棚の位置も把握している。いつの間にか相手がこの部屋に来る事にも慣れてしまったと思いながら、ジャケットをソファの背凭れに掛けネクタイを引き抜いて。「…紅茶を頼む。」と告げるとソファに腰を下ろす。家に戻ると気が抜けるのかドッと疲労を感じて深く息を吐き出して。 )






 

  • No.3913 by ベル・ミラー  2023-09-21 19:42:05 





了解。__私、エバンズさんの家に新しい物増えてても気が付く自信あるかも。
( 要望は紅茶なればケトルにお湯を沸かしダージリンのティーバッグをマグカップに入れて準備を整え。ふ、と思ったのは相手と似たような事。沸いたお湯をマグカップに注ぎ入れ、透明が琥珀色に変わる様子を見詰めながら何の自信だと思われる言葉を一つ。湯気のたつマグカップ二つを両手に相手の隣に腰掛けては一つを相手に手渡しつつ「今日は疲れたね。」と、深く息を吐き出し。自分の家では無いし、隣に居るのは上司。それなのに自分の家で一人で居る時よりも何倍も安らぐのは何故だろうか。マグカップにふぅふぅと息を吹きかけ中身を飲みながら、ちらりと隣の相手の様子を伺って )



  • No.3914 by アルバート・エバンズ  2023-09-24 12:19:44 

 





…その観察力は別の所に使え、
( 何を言い出すのかとばかりに怪訝な視線を相手に送ると、自分の家に何が増えたかを気付けたとしてもメリットなどひとつもないとバッサリ切り捨てる。マグカップを受け取り温かな紅茶をひと口啜ると、身体の中を温めてくれる其の温度に少し安堵する。点滴の効力もほとんど薄れているのだろう、身体は疲れていて相手に同意を示すと「…早くこの事件にカタを付ける。」と自分に言い聞かせているようにも聞こえる言葉を紡いで。 )






 

  • No.3915 by ベル・ミラー  2023-09-24 12:31:35 





例えばエバンズさんの調子が悪い事に直ぐ気が付ける、とか?
( 案の定お得意の怪訝な表情と共に切り捨てられた訳だが勿論気にも留める事無ければまるで1人この遣り取りを楽しむかの如く、再び戯言を口にし紅茶を一口啜り。己にも、そうして相手自身にも言い聞かせるようにして落とされた言葉に「そうだね。」と同意を示しては、紅茶が半分程残ったマグカップを一度テーブルの上に置き立ち上がり。「メロン少しでもお腹に入れたらもう休もう。」既に点滴の効果は無いに等しくなっているだろう相手が身体の、心の疲労を感じているだろう事は明白で。けれども空腹では余計に具合も悪くなると言うもの、キッチンに立ち冷蔵庫に入れたメロンを切り分けながら明日の捜査の事をぼんやりと考えつつ、食べやすくなったそれをお皿に入れ二本のフォークと共に相手の目前のテーブルへと置いて )




  • No.3916 by アルバート・エバンズ  2023-09-24 18:15:24 

 





_____それは別に気付かなくて良い、
( 相手に隠れて薬を飲み、結果的に隠そうとした体調不良に目敏く気付かれた事には多少の負い目があるようで、相手が冗談めかして紡いだ言葉には此方も若干の気まずさを混ぜた軽口を叩いて。再び立ち上がった相手がお皿に乗ったメロンを運んで来ると、甘い香りがふわりと漂う。目の前に置かれたメロンは優しい色で果肉はキラキラと輝くよう。自分で買う事もレストランで食べる事もないため、こうして目にする事さえかなり久しいフルーツを眺めたのちにフォークを手にするとひと口掬って口に運び。強い甘みだが決して甘ったるくはない上品な味、香りも良く「……美味いな、」と素直な感想を口にしてもう一口運び。 )






 

  • No.3917 by ベル・ミラー  2023-09-24 18:31:59 





努力はしてみる。
( 気まずさを含んだ軽口に可笑しそうにクスクスと小さく笑えば、全くそんな気の無い言葉をさも平然と吐く始末。真っ白のお皿の上に鎮座したメロンは皮の緑と果肉の鮮やかなオレンジが際立ちあっという間に部屋には甘い香りが広がり。柔すぎず、硬すぎず、調度良い食感のそれは咀嚼をする事で舌の上で更に甘味を増し、喉を通る時には余りに贅沢な贈り物のような気さえしてくるのはこのメロンが素晴らしいからの他に、“美味しい”と素直に口にした相手と共に食べているからだろうか。「本当、美味しいね。…今度スムージーにするのはどうかな?捜査の合間に簡単に飲めるし、ビタミンも補給出来ると思うんだよね。」フォークでもう一切れを口にし、それにも満足そうに破顔しつつ、捜査中はなかなか食べ物を口にしない相手が“飲み物”としてならば手軽に摂取し易いのではと名案だとばかりの提案を )




  • No.3918 by アルバート・エバンズ  2023-09-24 20:49:22 

 






( なめらかな果汁は、普段特別フルーツを好んで食べる訳ではない自分にとっても美味しいと感じさせるもので手が伸びた。「…捜査の合間にスムージーを飲んでる刑事は威厳が無く感じるのは俺だけか?」と、相手の提案に対して少しばかり呆れたような色を乗せつつ尋ねて。そんな話をしているうちに皿の上に乗ったメロンは綺麗になくなり、少し冷めて来た紅茶を飲んで。 )






 

  • No.3919 by ベル・ミラー  2023-09-24 21:29:38 





( 美味なメロンは飽きる事無く何度でも手が伸びると言うもので、口内に広がる甘味を何度も胃に落としながら返って来た呆れの滲む問い掛けに悪戯に口端を持ち上げ。「ぜーんぜん、エバンズさんはスムージー飲んでるくらいが調度いいよ。皆も少しは怖がらなくなるかもしれないし。」何時も何時も眉間に皺を寄せ難しい顔をしている相手、己はもう慣れてしまい怖い事も無くなったのだが未だ相手を怖がり話し掛けるのを躊躇う署員が居る事も確かで、そんな悪戯な戯言を返しながらマグカップに残った紅茶を飲み干し心も身体も満足したと深く息を吐き出して )




  • No.3920 by アルバート・エバンズ  2023-09-25 02:48:10 

 






( 相手の冗談めかした返答には軽く肩を竦めて見せ、食べ終えた食器を手に立ち上がる。其れをシンクに置くと一度寝室へと戻り。サイドテーブルから薬の入った袋を取り出しシートから錠剤を出すと、中身だけを口に入れ再びキッチンに向かい水道水でそれを流し込んで。「…今日は早めに休む。家にあるものは好きに使ってくれ。」と、相手は未だ起きているつもりだろうという想定で好きに寛いで構わない事を告げると、なかなか拭いきれない少しばかりの疲労を引き摺ったまま寝室へと向かって。 )







 

  • No.3921 by ベル・ミラー  2023-09-25 08:08:33 





( 寝室に消えた相手が薬を手に、今度はちゃんと隠れる事無く飲むのを一瞥すれば静かに視線を外しソファの背凭れに体重を預け。「わかった、おやすみなさい。」先に休むと言う相手の背中を見送った後、少しの間そのままの体勢でぼんやりと今日一日の事を考えたりスマートフォンを弄ったりとのんびり時間を過ごし、ややして立ち上がるとメロンのお皿とマグカップをシンクに運び、先に置かれていた相手の分との二つを洗い逆さまに水を切り再びソファへと戻り。__それから数時間後。僅かな眠りが顔を覗かせた事で小さな欠伸が出ると明日に備え早く寝るべきだろうと一度はソファを見、けれども結局相手の隣で眠る事を選べば起こさぬよう静かに寝室に入り。今はまだ悪夢に魘される事無く静かに眠る相手の寝顔を見詰め、この瞬間が一秒でも長く続きますようにと願いつつ相手が時折してくれるように、静かに焦げ茶の髪に触れ優しく一度だけ撫でて )




  • No.3922 by アルバート・エバンズ  2023-09-25 22:08:38 

 







( 初めは静かな眠りだった。疲労感を感じるままにベッドに横になり目を閉じれば意識は直ぐに暗闇の中に沈み、夢を見る事もなく。相手が隣に横になった事にも気付かなかったものの、其れからおよそ2時間。明け方に近い深夜にベッドの中で僅かに身じろいで。暗くドロドロとしたものに足を掬われ一向に前に進むことが出来ない、そんな重く暗い夢を見ていた。其れはやがて身体に纏わりつき呼吸さえ上手くできなくなるような、明るい方へ自分が進んで行こうとするのを阻むような、そんな暗く“無”に近い悪夢。酸素を取り込みたいと薄く唇を開け、僅かに息を吸い込んだ事で意識が浮上し咳き込むようにして布団の中で背中を折り。苦しくて堪らない、上擦った呼吸の所為で背中には冷や汗をかき上手く息が出来なかった。ただ時が過ぎるのを願いながら苦しさに耐える事は慣れている、暫くは背中を折り曲げて懸命に上手くできない呼吸を繰り返していたものの苦しさが楽になる事はなく相手に手を差し伸べて欲しいと思った。布団に潜り込んでいたため熱くなった空気と共に身体を僅かに持ち上げると「…っ、は…ミラー、…ッ」と相手の名前を紡ぐ。相手が反応を示すよりも前に相手の服を握り締めると再び枕に額を押し当て、ほんの僅かでも楽になれる体勢を探して。 )







 

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