偽りの王子

自分を選んでいただきありがとうございます！
此方としてもロルに関しては長短はあまり気にしておらず、お互いに無理の無い範囲でと考えておりますので主様のお好きな長さでどうぞ！

改めて応募の際に載せた簡易Pf載せておきますが、何かこんな設定が欲しい、もしくはこの設定を変えて欲しい、この設定について教えて欲しいなど有りましたら遠慮無く希望やご質問を仰って下さいませ


Pf
名前:未定
容姿:身長は高く大柄。傷痕が身体に多く残る
性格:戦いに赴く時と普段の性格に差が有り、共通してやや怒りっぽい
補足:魔法と剣術に長ける魔法剣士として第一線で戦っている王子。偶然見掛けたミーナス王国第二王子が気になり暫くの間共に過ごしたいと文を送るもやって来た相手が気になってた第二王子ではないことに何となく気付いており、憤慨しつつも魔力の高い相手を素質に気付き丁重にもてなそうと考える

移動ありがとうございます！
Pfについては大丈夫です！お名前の方は後々決める感じですかね？
ロルの件了解致しました

萎えだけ提示させていただきます
萎え:愛無し、グロ、＊＊た


こちらのpfも改めて載せさせて頂きます

(Pf)
名前:クオン・レイヴァール

容姿:身長/168cm。色白。少し薄桃色が入ったような白髪。髪型はミディアムで前髪はアシメで右が長い。右目が透明で左目は赤のオッドアイ。右目に眼帯をしている。体に傷がある為どんな時でも長袖

性格:大人しく誰にも優しい。家では虐げられていた為、人の顔色を伺いながら話す癖があり、あまり笑わない。意外とお菓子作りが得意。

補足:家族からいびられ居ないものとされていた。兄は激愛されていた。実は魔力が結構あり治癒魔法を得意とするが、相手の痛みを請け負ってしまう。最低限の魔法しか使わず基本隠している
兄は対象的で笑顔で愛されキャラだが自己中。わがまま。

名前に関してですが、事前に確認しておきたい事項がありまして未記入のままで御座いました。確認したいというのは、書き方を統一したく考えておりまして、主様のキャラのお名前は名前・苗字、もしくは苗字・名前のどちらで想定なさっていらっしゃいますでしょうか？以前別の方と異世界モノをした際にそこの相互確認を怠った過去があったので、念のため確認させていただきたく……！

後、流石に簡易過ぎたのでそちらのPfや主様の萎えを参考にさせていただき、後で提出し直させていただきますので後程ご確認くださいませ。お手数お掛け致しますが何卒宜しくお願い申し上げます。

それと物語の始まりはいつ頃が宜しいでしょうか？候補としては1.ミーナス国より其方Cがレナント王国に到着した直後 2.レナント王国の主城の謁見部屋にて其方Cと此方Cが初邂逅したタイミング 3.其方Cと此方Cが共に過ごして2,3日後の此方Cが魔物討伐から帰還した際…パッと考えれたのはこのくらいではありますが何かご希望シーンは御座いますか？
また、何かこんなイベントをしたいなどありますでしょうか？此方としては物語の始まりとして提示した3のようなイベントとして……同棲開始数日後、魔物討伐から帰還した此方Cが普段のように生傷をこさえて帰還した際に偶然其方Cが合流……といった感じのイベントをしたいと考えております。

そして暗転する限度に関してですが、主様はどの範囲まで描写可能でしょうか？お互いの希望の範囲内を確認したく考えておりますが、当方はかなり範囲は広く、行為は当然暗転ではあるのですが……ハグ・Dキス・押し倒し・着衣状態の上半身の愛撫・所有痕付け(キスマ)……この辺りは可能ですので、主様のご希望の範囲で描写していけたらと考えておりますので、教えていただけたら幸いです。

そういうことでしたか！分かりずらく申し訳けありません。
此方は名前・名字になります。

承知致しました！
お待ちしております。

始まりは提案していただいた1から始まりたいです。その前に会ったりなどはしておらず、此方が嫁いだ時が初顔合わせがいいと考えてます。
イベントの件了解致しました！
此方は今の所大きなイベントは考えていないのですが、後々大きな怪我をされた際治癒魔法を使ってその反動で倒れるというのは考えてます。

此方は特に暗転前の限度は無いので其方に合わせる形で大丈夫です！別サイトでなりきりしていた時は裏ありだったので、裏禁止だど何処まで描写していいのかいまいち分からないので危うい時は仰って下さい。


補足の追加
双子の兄:容姿はほぼ一緒。前髪が左が長いアシメ。両目赤、目も少しつり目。一人称→俺
笑顔で愛されキャラだが自己中。わがまま。礼儀を知らない。

・レナント王国に嫁ぐ際、兄になりきっているため容姿は兄そのもの。分け目もかえ、右目には赤のカラコンを入れ眼帯はしてない。一人称は僕だが嫁いでからは俺

・性格など、喋り方も兄になりきっている為、最初からタメ口になります

物語の始まりについてや名前・苗字である件、イベント関連について、暗転に関する件それぞれ了解しました！Pfを改めて練り直しましたので不備等無いか確認を改めてお願いいたします。
また、レナント王国について幾つか此方で追加設定を付け加えても宜しいでしょうか？希望したい追加設定についてはPfの下に記載しておきますので、可否についてお聞かせ願えればと思っております。


キャラPf
名前:オグル・ディーブル

容姿:身長190cmと巨体で体格も立派で大柄。褐色の肌は身体中に様々な生傷(治りかけや痕として残ったもの有)があるものの、背には傷を一切負ってない。薄灰色に深紅のメッシュが前髪と右耳周りにある髪を肩に掛からない程度に雑に刈られている。瞳は暗い赤色だがある条件下で右目はエメラルドグリーンに変わる。

性格:戦場など戦いの行われる場や会議、国民の前ではピクリとも笑わず淡々としている冷酷な性格だが、それは作った性格であり一人でいる時や心を許す人物だけといる場合に限り本来の性格である心優しく穏やかな様子を見せる。しかし、嘘や欺瞞を謀られる事を嫌う性格でもあり自分だけでなく国内であった場合憤怒することもある。

補足:レナント王国第三王子でありながらも自らの戦闘能力の高さを遺憾無く発揮し兄らを差し置いて王位継承権第一位を保持している。剣術と魔法の実力は国内でもトップクラスであり魔法剣士として王国軍を率い第一線で戦っている。たまたま各王国の集まりに参加した際にミーナス王国の第二王子の事が目に止まり、愛情をもって自分好みの嫁にしたいと思うようになり自国の戦士や魔法使いを講師としてある程度派遣しミーナス王国の軍力を上げる事を条件として提示しミーナス王国第二王子を自分の伴侶にと求めた。
右目の変化は主にとある魔法の行使や怒りの感情が湧き出た時に起こるが戦場位でしか今のところは起きていない。
実は大の甘党でありコッソリ調理場へ向かい料理人らにたまに甘味を作るよう指示してそれを食べている。



希望するレナント王国にまつわる追加設定
・同性婚はレナント王国の法律として許諾されているが条件として男性同士のみであり、夫側の男性は子孫を残すため必ず第二夫人として女性を娶らなくてはならない。また、第二夫人を取ってよいのは同性婚をした夫側の男性のみであり、妻側の男性や異性と籍を入れた男性は第二夫人を取ること、第三夫人以上を取ることはどんな立場であろうと重罪とされている。過去に第三夫人を娶ろうとした事が発覚し王位継承権剥奪の上投獄された王子がいた事もある。

・レナント王国の国王は出生順で決まらず、必ず戦闘面での実力で王位継承権の順位が決まり、王位継承権第一位のみが王国軍を指揮する権利を得る。現国王も第五王子の身分から実力で王位を勝ち取った実力の持ち主。現国王には4人の王子がおり、王位継承権順位は上からオグル第三王子、第一王子、第四王子となっており第二王子は自ら継承権を放棄、現在は魔法研究に勤しんでいるらしい。

・レナント王国の治癒魔法使いは存在こそするもののその治癒魔法はとてもお粗末なものであり、詠唱が無駄に長い、効果が薄い、即効性がないと使えたものではないため治癒魔法使いたちは普通の医者として普通の治療しかしていない。

・レナント王国は武力に長ける国であり、王国軍となると給料もとても良いが命を落とす者もまた多くおり、戦場での死亡率がとても高い。その代わり本当に高給である為志願者もまた多い。その為『金をたくさん稼ぐなら命を捨てる覚悟でレナント王国軍に入れ』とまで言われる程であり、それを指揮するのがオグルであるため『瀕死の軍の戦士を平気で見捨てる非道の王子』『悪逆非道の冷酷王子』『悪魔の生まれ変わりの第三王子』『残虐王子』等のオグルを指し示す蔑称が国内外に広まっている。

詳しいpf提示有難うございます！
素晴らしいので問題ありません
追加設定も了解致しました
他にも、こうしたい、ここを変えたいとか希望がございましたら仰って下さい！

畏まりました、もしまた何かご相談したいことがあればその都度背後会話としてお声がけさせていただくかと思いますので、主様も何かご提案やご希望ありましたら遠慮無く自分を背後会話にて呼び出して頂ければと考えております。

他に決める事があれば早速始めたいと考えておりますが、スタートはどちらからにしましょうか？此方としては自分スタートでも主様スタートでもどちらでも構いませんよ！

では先レス失礼します
至らない点が沢山ありますがこれからよろしくお願いします!



道中(レナント王国に向かう馬車の中)

｢これから僕はどうなるんだろう…｣

(兄の身代わりで無理やり嫁ぎにだされた。ずっと家を出たいと思っていたがこんな形になるとは想像もしなかった。それも相手はあまりいい噂を聞かない。あのままいびられ続けるのとどっちが良いかなんてどっちともいえないけど、それでも身代わりだ。自分を捨てなくちゃいけない…
バレない自信なんて無いけど、バレたらどうなるか分からない。
不安を抱えたまま、馬車がゆっくりと止まり扉が開く。
ギュッと手を握り覚悟を決め馬車を降りた)

いえいえ、此方こそ宜しくお願いいたしますね。ひとまずNNはキャラ名にしておきますね！
また、オグル以外のキャラのセリフは統一で「」とさせていただきます！




王城内私室

…丁重にもてなすよう。俺の正室となる王子だからな。それとお前は今日からは別の部屋に入ってもらう、ここは俺と俺の正室の住まう部屋となるのだから。子を成したい時はお前の部屋に向かう(少し前に各王族の集うパーティーで見掛けたとても我儘で礼儀も知らぬような自分中心な王子、見た目も悪くなくああいう存在であれば妃として迎え入れた後でじっくりと自らの手で自分好みに仕上げたい、そんな思惑の元で父である国王に第一夫人として求めた存在が王都にあるこの城の前に来たとの一報に即座に通信魔法による指示を淡々と伝え。そして、国法により迎え入れる前に娶った第二夫人である妾の女性に事前に伝えた通り移動するよう、そして愛する時は部屋に向かう事を一切表情も声色も変わらぬままに伝えればそれを了承したように頭を垂れ私室を後にする女性を見送ればフウ、とため息を一つ溢して。漸くあの王子が自分のものになる、そう思うだけで胸は高鳴り普段あまりしない緊張もしてしまうもので。そして公的な場に出る際に身に付ける豪奢でありつつも動きやすい服を身に付ければ謁見室へと向かい、その部屋にて妃を迎えんとし)


「ミーナス王国第二王子様、ようこそおいでなさいました。私がオグル王子の待つ謁見室へご案内させていただきます」(王城前にて馬車から降りてきた相手を王城入口にて数人の鋼の鎧を身に纏う兵士が脇に立ち整列をして待機しており。そして入口中央に立っていた薄灰色の髪をミディアムヘアに整えた研究者の風貌の薄紅色の縁の眼鏡を身に付けた青年が深々とお辞儀をし来訪を歓迎する言葉を告げ、頭を上げれば自分が案内を担当すると話しては、手で王城内を指し示し先導する形で相手を目的地の謁見室へ案内し)

(沢山の人に出迎えられ緊張しながら中に入り、案内してくれる相手に着いていく。自分が住んでいた城とは勿論装飾なども全然違い物珍しく少し視線を動かす。暫く歩くと一つのドアの前で青年が止まり己も歩みをやめて扉の正面にたつ)

ーこの先にこの国の王子が…

(ギュッと少し震える手を握り、覚悟を決め正面を見据え扉をノックした)

(王子としての正装に身を包み一足先に到着すれば、国の主である父の座る王座の左隣の椅子に腰掛け、反対側には母が座っており、扉から自分たちの座る席までの両端をこれまた相手の迎えとして送った兵士よりもゴツい鎧を身に纏う騎士らが整列し待機しており。まだかまだかと心待ちにしてる内心が反映されぬ表情は変わらずに待機していればノックが聞こえ、父親の「入室を許可する、入れ」という威厳ある声と共に扉近くに待機していた様々な雑務をこなす若手兵士がその重厚な両開きの扉を開けて。そしてその扉の先にいる相手の姿へ視線を向ければ普段から無意識の内に利用している識別魔法を介して相手の姿を見つめるも、とある違和感を感じ得て。勿論、違和感を感じてることすら一切表情に出ておらず端から見ればただ相手の事を見詰めてるだけに過ぎず)

心を決め入室すると、目の前にはこの国の王に王妃そして婚約者。

ーこの人がこの国の第3王子…

初めて見る王子は大柄で王子といっても顔から滲み出る威厳。噂は本当なのかもしれない。
圧倒的なオーラに足がすくむも

ー僕はルエン身代わりなんだ…ルエンなら…

「俺はミーナス王国から来たルエン・レイヴァールだ！お前が第3王子か？カッコイイな！これからよろしくな！」

名を名乗ってから相手に近づき笑顔を向ける。内心笑顔が作れてるか不安になりながら右手を相手に差し出した

…オグル・ディーブルだ。そなたのことは間違いなく俺の妃、第一夫人として迎え入れよう…婚姻の儀は7日後に執り行う！(笑顔を見せながらタメ口で歩み寄ってくる相手の識別魔法の結果に思わず溜め息が溢れてしまいそうで。そこに出た名前と目の前の相手の名前が苗字のみの合致、そこで見るのを止めれば次に湧いてくるのは替え玉でバレないとでも考えているらしい自分たちを舐めたミーナス王国の態度への憤慨で。しかし既にミーナス王国へ送った兵士らと魔法使いらはもう少しでミーナス王国につく頃だろう、だからこそ今は目の前の相手を表面上は妃として迎え入れつつ、いざとなればミーナス王国を攻めてでも本物を娶れば良い、変わらぬ表情のままそう結論付ければ差し出された右手を左手で取ればそのままグイと自分の身体へと抱き付かせるように引き寄せればガシリとその相手の身体を離さぬように抱き抱えれば名を名乗り返し、正妻として迎え入れる事を相も変わらぬ表情で淡々と伝えれば、その場にいた騎士らにも聞こえるようハッキリとした声色で自分と相手の婚姻日時を宣言するよう伝えれば、そのまま相手の身体を抱き抱えたまま容易く私室へと連れていく為にそのまま相手が入ってきた扉の方へと歩いていき、ここまで連れてきた研究者の青年の隣に立てばその青年へ指示を伝え、その指示を実行すると言わんばかりに無言で深く頭を下げる青年をその場に残しそのまま私室へと相手を連れていき)

…ミーナス王国宛へ例の書面を送れ。そして、先んじて出立してる部隊の部隊長にもあの通達をし部隊の奴らにも知らせておけ

｢わっ…きゅ、急になにするんだ！｣

(いきなり手を引かれたと思えば抱き抱えられ抗議の声をあげる。だが、そんなの構いなしに自分を抱いたまま、その場を離れる相手。抵抗しても意味をなさないと思いあまり抵抗せずなすがままに。そして、さっき抱いた少しの違和感について考える。自分を相手が認識した時に微量だが魔法を感じた気がした。だが、あの場で魔法を使う理由が分から無いためきっと気の所為だろう。そう思い、考えることをやめる。
そんな事を考えていると何処か別の部屋へと連れてこられた)

｢なぁ、此方はどこなんだ？｣

(相手に問いかけ)

ここは俺の部屋…まぁ、もう俺とお前の部屋となるんだがな。今日からお前はここで俺と過ごす事となる(初めこそ抗議されるも先ほどの謁見室から少し離れれば多少大人しくなったのを確認すればここまであの我儘な男が大人しくなるものだろうか、なんてやはりあの時の識別魔法の違和感がより濃くなり。そうして到着した私室、と言うよりも今日からは自分と相手の寝床となる部屋に到着し。そのドアを開けて入れば内装は灰色を基調とし赤や金の装飾が施された豪奢な内装、様々な魔法に関する本や各国に伝わる剣術に纏わる本等が詰まってる本棚、明らかに2人で利用するにしても大きなクローゼット等があるが一際目を引くのは2人で寝ても余裕であることは見るからに明白な豪奢なベッドであり、相手からの問いには当然だろうと言わんばかりの言葉でそう相手に告げてはそのまま相手をベッドまで連れていき、そのままベッドの縁へ座らせたかと思えばそのまま押し倒しては、相手の立場が妻である事等を変わらずの表情で暗に此処から基本的に出すつもりはない旨すらも告げて)

お前は先程の宣言をもって俺の妻となった…今後お前は基本的にここで過ごす事となる。用など有れば使用人を呼べば良いし、食事や風呂等は時が来れば使用人が呼ばすとも来る…つまり、ただここで俺と過ごし、俺が帰るのを待ち、俺の気分が乗れば抱かれる…それがお前に与えられた俺の妻としての役目だ。

｢そっか、俺たちの部屋なんだな！｣

(相手の返事に表向きは納得するも心の中では不安が募るがそれを外に出すことはせず、視線を巡らせ部屋の中を見る。最低限の物しか置かれてなく、だがベッドは余るくらい大きい。寝る為だけの部屋かな？そう思いながら視線を動かしてると、己を抱いたまま相手が歩きだし、その大きすぎるベッドに座らせられ、次の瞬間視界には天井と相手の顔が映る。急な出来事に一瞬理解が追いつかなかったものの己の状況が分かると体が震えそうになるが、相手に気づかれないように必死に抑える。そして相手の言葉に衝撃をうけ)

｢…っ！な、なんだよそれ！俺はオグルの妻だろ！なんで外に出ちゃいけないんだ？｣

…何故、だと？お前が一番理解をしているのではないか…？(外に出てはいけない理由を問う相手に思わず一度は抑えようとした憤慨の感情が再燃し、怒りの感情の昂りが抑えきれそうになく再び右目は宝石のようなエメラルドグリーンに変わり、片手で容易く相手の両手を纏め上げ相手の頭の上になるよう、それでいて相手が拘束から抜け出せぬ程度の力でベッドに押さえ付けながら低い声で威圧するように問い。もし本当に理解をしていない場合、洗脳されてる可能性すらあるが、先程の識別魔法では洗脳状態であったなんて情報は出ていなかった、つまりは本人の意思で騙ったと言うことな訳だがシラを切るのであればやはり暫くは半軟禁の形はそのままにすべき、そう判断し断言するように更なる言葉を相手に告げては、相手の耳元へ口を寄せては逃げようとしても王族護衛専門騎士がいるからこそ逃がすつもりはないと囁いて)

少なくとも、7日後に執り行う婚姻の儀、そして婚姻パレードとして民衆にお前を妻として明かすその時まではそうしてもらう…それに、もう先程からこの部屋はドアの先にて護衛専門の騎士が交代しつつと言えど常に見張りをしている。無いとは思うが逃がすつもりは更々無いからな

｢っ…な、何のことだよ｣

(怒りを滲ませる相手の瞳は片方色が変わりその冷たい眼に見つめられ恐怖に支配されそうになる。だがそれを表に出さないようにして)

ー僕が1番分かってることって…

(ハッとする。まさか…でもそんな事は無いはず、だってさっき会ったばっかりだ。それに調べた所で情報はどこにも無いそれに登録上ミーナス王国の第2王子は1人だ。双子という事は知られていないし己の存在は誰も知らない。でも、疑われているのは確かだろう。何処がいけなかった？兄になれているはずだ。嫌でも双子。片割れの真似をするのはそこまで難しくない。やっぱり笑顔かな…上手く笑えてないのかも知れない。己では確認出来ないのだから何とも言えないが。でも、まだバレたと決まったわけじゃないはずた相手から何も言われてないから。
そう思うも相手は己のことをこの部屋から出す気は無いと言い切る。それも見張りまで付けて)

｢…逃げるわけないだろ！なんで俺がそんなことするんだ！｣

俺もお前が抜け出す可能性なんざ追ってはない。さっきもその可能性は無いと思うと前置いた筈だがな(逃げるわけがないと返してくる相手にやれやれと肩を軽く竦めれば相手の逃げる可能性は自分も本来であれば追ってはない事を言い聞かせるように返し、そうだとわかるであろう言葉を改めて告げて。確かに相手は自分に嫁入りしたのだから本来であれば逃げ出すなんて可能性はないが、元々ミーナス王国とレナント王国間もだが各国家同士は偶然同じ敵である魔物が出現したから共闘をしているのであり、それが無ければ対立したままであったからこそ、国の機密情報が相手からミーナス王国へ漏れる可能性も危惧すれば仕方の無いことではあり。しかし相手がそこまで考えてるのであればその時はミーナス王国へ蜂起するしかない、と割り切っては相手の両手を拘束してない方の手でスッと相手の頬を出来るだけ優しく撫でれば口の悪さを矯正するためだと告げながら先程からタメ口のオンパレードだったその口を自分の口で塞ぎ、その勢いのまま相手の口内へ自分の舌を滑り込ませ優しく相手の口内を舌でもって愛撫し始め)

｢…っ！…ぅん｣

(相手の急な優しさに戸惑う。いきなりのキスに驚く。こういうことも訪れることは覚悟していたがこんなにも早いとは思わず、少し体が震える。おもわずキスから逃れようとしてしまう)