とある国のもの 2021-09-26 16:50:35 |
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(王子としての正装に身を包み一足先に到着すれば、国の主である父の座る王座の左隣の椅子に腰掛け、反対側には母が座っており、扉から自分たちの座る席までの両端をこれまた相手の迎えとして送った兵士よりもゴツい鎧を身に纏う騎士らが整列し待機しており。まだかまだかと心待ちにしてる内心が反映されぬ表情は変わらずに待機していればノックが聞こえ、父親の「入室を許可する、入れ」という威厳ある声と共に扉近くに待機していた様々な雑務をこなす若手兵士がその重厚な両開きの扉を開けて。そしてその扉の先にいる相手の姿へ視線を向ければ普段から無意識の内に利用している識別魔法を介して相手の姿を見つめるも、とある違和感を感じ得て。勿論、違和感を感じてることすら一切表情に出ておらず端から見ればただ相手の事を見詰めてるだけに過ぎず)
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