とある妖 2020-04-03 21:48:47 |
通報 |
( 「尻尾…」今気づいた、という風に揺れる尾に吸い寄せられる目。耳が良いなら尻尾も触らせて貰えるだろうか、と期待の目を向ける。「綺麗!図鑑で見たのより、もっとずっと庵さんのが綺麗!」手放しで誉めるのは、それが率直な感想だから。ここに図鑑があれば比べられるのになぁ、と小さな声で呟くも、それが叶うはずもなく。「暖かいよ、僕体温が高いの!」いつか母に言われた言葉をそのままトレースしながらぎゅうと抱きついて。もっと撫でてと言うように、にへと笑って顔を見上げた。「どーほー…うん、とりあえず、わかんなかったら聞きます!」さて告げられた難しい言葉はどうにもわからないが、そのまま言うというのもカッコ良くない。びしっと敬礼してはとてとてと後を追う。「甘味、ええと、甘いのっていうこと?餡蜜!大好き!食べたい!」はいはい、と両手を上げては破顔して。目を輝かせたその表情は決して嘘偽りなどではなく、故に警戒を忘れ去っていることを暗に告げるもの。以前食べたそれを思い出しては両手で頬を押さえて「そう言えば知ってる?あんまり美味しいとほっぺが落ちちゃうんだって!」生来のいたずら好きが顔を出し、上目遣いに反応を伺って )
>21 / 透
( ゆらゆらと尻尾を揺らしながら、視線に気付くと首を傾げる。「どうした?」狐なら尻尾が生えているのは当然。それが異質であると思わないゆえに、触れたいという感覚は理解できず。「図鑑?よく知らぬが、我のような姿は載ってないであろ?動物としての狐ならばありうるかと思うが……」図鑑の存在もまた知らず、絵巻物のようなものだろうかと想像を巡らせる。人型でない方が良いのなら変身してみせようか。「そうか、やはりな」温かく柔らかい、ぎゅうと強く力を込めたら壊れてしまいそうな程華奢な体躯。傷付けぬよう気をつけて優しい手つきでそっと撫でてやり。「それで良い。我はどうも説明が苦手でな。わかりにくかったらその都度知らせよ」人間の子どもと接するなどいつぶりか。優しく言葉を投げ掛けるのは専門外というもの。彼は追い付いているだろうかと時折振り返るのは狐なりの気遣いで。「ああ、そうじゃ。すいーつとやらと同義でのう。和菓子を好む子で安心したわ」警戒心は何処へやら。いつの間にやら幼子の口調は母に甘えるが如く柔らかなものに移り変わっている。それでも捻くれ者の狐は嬉しいと口にすることはなく。「頬が?……だとしたら既に我は頬を持っていないな。ほれ、どうだ?」悪ノリに付き合うべく、少ししゃかんで彼の手を自身の頬へと触れさせる。口角が上がり、至極愉快そうな表情を彼へと向けて )
>22 庵
( 「尻尾も触って良い?」右へ左へ揺れる尻尾につられて視線は左右へ移動。それと同時に持ち上げられる右手は既に撫でる準備が万端な格好だ。「……確かに庵さんは載ってなかった!でも耳と尻尾だけ狐さんに似てる!」長考の末に導きだした答えは、答えと呼べるかどうかも粗末なもので。「あ、図鑑はね、絵もあるけど写真もあって、それからせつめーがあるんだよ」よく知らない、と言うのに合わせて自身でも説明を試みるが、どうも向いていないらしく要領を得ない。それでも自身の中では納得が行った出来なのか、抱き締められた感覚と背中に感じる暖かい手に満足そうな笑みを漏らす。先導する狐の眼差しには大丈夫だと言うようにとん、と胸を叩いて見せ。「僕かけっこは好きだよ」得意と言わないのは無意識か、せめてものプライドか。「この前ね、お母さんが作ってくれたの。また作って、って言っても作ってくれないんだもん」ぷく、と頬を膨らませて不満げな顔を作る。「えっ、えっ?庵さんの頬は庵さんの頬じゃないの?じゃあほっぺたはどこに行ったの?」年齢にしては幼げな感性。悪戯は好きだが相手の言葉もまた悪戯と解釈するのは自分には難しい。真剣な表情でペタペタと顔を触り、頬がどこにあるかの探索中 )
>23 / 透
( なるほど、そういう意味だったか。直接的な言葉により漸く理解できた気持ちにゆったりとした動作で頷いてみせ。「気をつけて触るのだぞ」尻尾は大切、ゆえに基本的には触らせることはしない。仕方無いなあ、と根負けしたのはその純粋さに惹かれたからであろうか。「我が載っていたとしたら見てみたいものだな。絵や写真の説明……書物のことか」幼子の説明に思わず笑ってしまいながら、冗談混じりに言葉を返す。勿論足りない部分もあるが、少年の話し振りからすれば充分なものだと言えるだろう。「そうか、なら良い」同胞である座敷わらしや人狼であれば、勝負をふっかけるに違いない。不得手な狐は頷くだけに留めて。「手作りか。透の母上は優しいのだな」面倒だったとしたらわざわざ作りはしないだろう。愛されているのだな、と言外に伝えるよう笑みを浮かべてちらりと視線を向け。「さあ、どうであろう?それより甘味処、行くのじゃろ」頬に触れる小さな手と真剣な顔付きが愛らしい。あえて頬はあると事実を述べないのはちょっとした意地悪。彼よりも大きな手で小さな手を握ったなら、そのまま甘味処へと連れ立って )
>1 世界観
>2 指名表
>3 プロフィールのテンプレート
>4 世界観の補足
>9 縁日について
都の相手、してほしい。もちろん都じゃなくても良いよ。退屈を埋めてくれる人間に会いたいの。迎えにいく、から。
[ 募集中、来週水曜迄 ]
>1 世界観
>2 指名表
>3 プロフィールのテンプレート
>4 世界観の補足
>9 縁日について
そこの人間よ。お主、我の声が聞こえているのであろ?束の間の休息とやらを共にしようぞ。
[ 募集中、来週金曜迄 ]
>1 世界観
>2 指名表
>3 プロフィールのテンプレート
>4 世界観の補足
>9 縁日について
声、聞こえてるか?なあ、聞こえているなら早く来いよ。退屈してるんだ、暇潰しに付き合ってくれ。
[ 募集中、来週土曜迄 ]
>1 世界観
>2 指名表
>3 プロフィールのテンプレート
>4 世界観の補足
>9 縁日について
都の声、聞こえる?うん、そう。貴方を呼んでるの。ちょっとだけでも長くいるのでも良いの。質問だけでもしていって。
[ 募集中、来週金曜迄 ]
>1 世界観
>2 指名表
>3 プロフィールのテンプレート
>4 世界観の補足
>9 縁日について
都ね、早く貴方に会いたい。ううん、都じゃなくても良いけど……都たちのこと知りたかったら、前の方のロル回しをみてね。
>1 世界観
>2 指名表
>3 プロフィールのテンプレート
>4 世界観の補足
>9 縁日について
久しいわね。元気にしていたかしら?……なあんて、驚いているなら此方に来てちょうだいな。
[ 募集中、来週金曜迄 ]
>1 世界観
>2 指名表
>3 プロフィールのテンプレート
>4 世界観の補足
>9 縁日について
そこのお前、聞こえてるか?勿論質問だけでも良いぞ!プロフィールはいつ出してくれても構わないし、一日限りでも良いからな。気が向いたら声掛けろよ!
[ 募集中、来週水曜日迄 プロフ随時受付 ]
>1 世界観
>2 指名表
>3 プロフィールのテンプレート
>4 世界観の補足
>9 縁日について
そこのお主、我の声は聞こえているかのう?……そうそう、主が忙しいからずっと開けておくことにしたらしい。無期限、指名被りありで運行するから、気になったら顔を出すが良いぞ。
[ 募集中 ]
トピック検索 |