とある妖 2020-04-03 21:48:47 |
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仕方無いから我が説明を引き継ごう。お主らは悲しい過去を持っていて、それが足枷となっている。普段は気丈に振る舞おうとも、心の奥に残っているのじゃ。
我ら妖はお主らのことを観察し、連れてくる。そこでお主らが神社を抜けてきた先は時空が変わる。だからお主らが持っているような現代的なものは存在しない。例を挙げるならコンピュータやスマートフォンのような機械とかな。
時空が歪むから街へと出掛けることも出来る。お主らは人間という珍しい存在だから、一人で出掛けるのは危険じゃのう。我から離れたらどうなるか、想像せい。ただし縁日のある時だけは自由を許す。
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