十三柱の悪魔達【ふんわりファンタジー】

素敵なトピ、失礼いたします！
8番で参加させていただきたく思います。
ご検討よろしくお願いいたします。

(/面白そうなトピだと思ったので、参加希望させてもらいます！番号は１３番を希望したいのですが、よろしいでしょうか？)

>ジョセフさん
む、ロリじゃないやい。こー見えて僕は結構大人なんだぞ。(魔術師という相手の素性と簡単に術を行使した事を別に気にすることはなく相手が童女扱いしたことに頬を膨らませ抗議をするも助かるのは事実なのでついてきてと言わんばかりに白衣を引きずりながら歩きだして)
>ガランさん
……プリティーな僕なのも考えものだよね。吸うにしてもすぐ止められちゃうし買うのも一苦労だ(自身の容姿では大通りで煙草を吸おうものなら目立って仕方がなく、また好みでない人間に構われるのが嫌いなため一つ道を外れてから煙草を取り出して日をつければ目が合い)
>21さん
参加希望了解です。PF楽しみに待ってます。

【Pf】
名前　剣崎　千尋(ケンザキ　チヒロ)
性別　女
番号　8番(侍)
年齢　18？(実年齢不詳)
容姿　真っ白の無地の生地に赤く縁取られた着物を着ていて緑色の瞳。白い肌とは真逆な長い黒髪はポニーテールにして纏めていて、常に一本の刀(日本刀)を左腰に携帯している。
性格　基本的には真面目で修練を欠かさない、そして丁寧という、武を極める者の鏡のような性格ではあるが、斬りたいという欲求には弱い様子。人を斬ることにも抵抗はないが、後述する過去の出来事を理由にして普段は斬らない。
見慣れないものを"斬れるか否か"で判断したりする、少しアホな傾向もある。
自分の刀の手入れが趣味で、その刀一筋でこれからもやっていくらしい。
備考　一人称→私
　　　二人称→あなた、名前
元々は島国の武家の子供。女であるために家を継げず空気のように扱われていて、刀の修練しかしていなかった。が、ある日耳にした情報から、父が目の敵にしていた男(国際会議の人物)を認められたい一心で元々持っていたその刀の才能で殺めてしまう。
その無自覚な残酷さと才能から、親には絶縁されて国際会議で13柱に仲間入りを果たし今に至る。
【/許諾ありがとうございます！確認の方、よろしくお願いいたします！】

＞エリカ

…礼の一つ位はしてもらいたいものだが…もとより此方が焼いたお節介だ、有っても無くても構わんか…(礼も無しに歩き始めた彼女の後をゆったりとした足取りで付いていく。少女に痩躯の男、宙に浮かんだ鉄材の順で進む道行きは宛ら奇術師のパレードの様相を呈している事だろう)…時に聞きたいんだが、こんな鉄材を一体何に使う予定だったんだ?差し支えが無ければ教えてもらいたい。年齢は兎も角、このサイズの鉄材を一個人で扱うなんて、余程物好きな芸術家位しか居そうにない気がしてね(そもそもジャンク屋で売られていた物だ。品にもならないジャンクを溶かして作ったような粗悪品かもしれないのにそれを相当量買い込む…それを何に使うのか、純粋な興味が湧いた。聞いた所でどうする気も無い。それが例えあくどい商売で使われようとそれを止める義務も資格も此方には無いのだから


＞ALL

…相変わらず物騒な所だ…(『木を隠すなら森の中』という諺に倣うのであれば、【十三柱】と銘打たれた者の一人は此処に居るだろう…そう思い立ってやってきたのは、王都にほど近い、【暗黒街】などと呼ばれる街だ。悪党、ゴロツキの類なら一度は訪れるなどという触書すらある程の街で、宮廷魔術師だった頃憲兵達がこの場所を管轄する区域の詰め所へ行くのを極端に嫌うか、或いは内心楽しみにしていたのを思い出す。そもそも法の手などあって無いようなこの街では、多少の殺人事件など日常茶飯事で憲兵達も特筆して上に上げる事等しないだろうし、中には幾らかの袖の下を受け取って犯罪を見逃す輩さえいるのだろう)…(そんな街をあてどなくぶらついてみる。法の手が届かないこの場所であれば十三柱の誰か＿＿とはいえ顔を知っている訳では無いが＿＿には出会えるのでは無いか、とアタリを付けたのだった。出来れば自分とは異なる戦闘能力が高い人材に会いたいものだが…そればかりは運次第というやつだろう

>22さん
参加希望了解しました。PF楽しみに待ってます。
>剣崎さん
武人ですね。若干辻切りみたいな要素もいいアクセントです。参加了解しました。

　　　　　　　　　　　　　　＞ジョセフさん　
………ん？そこのあなた、こんなところに来るものではありませんよ？
(犯罪者たちが住まう町、暗黒街。そんなところを、物珍しさと何か斬りごたえのあるものを見つけたい心から何の気なしに散策していれば前方に、細い線の人物が歩いてくるのが見えて、心配そうにそう告げる。)……ふむ、貴方からはなにやら不思議な気配を感じますね……(自分で言葉を紡いだ次の瞬間、近づいたことにより、恐らく男であって、なおかつ自分と同じ、人から外れた者のような彼の気配を察知して、思わずニヤリと女性の凛々しさが溢れる顔を歪めて刀に手をかけようとして)

【/早速絡ませていただきました……！】

>剣崎

(街を歩けばあからさまに敵意を____中には殺意も____持った視線が向けられるのを感じる。自分のような見知らぬ痩躯の人物が街を歩いているとなれば興味本位で物見遊山でもしていると思われるのは至極当然な事で、声を掛けられないだけマシなのだろう。時折路地から漂う腐臭も、怪物の死体やら何やら弄ってきただけに然程気にならないが、この視線は宜しくない。仮に喧嘩でも吹っ掛けられれば立って居るのは恐らく相手。純粋な腕力勝負では全く歯が立たないのは分かりきっている。一応『保険』は用意しているが、王都に近く、魔術師が居る事自体珍しい此処で使うのは些か憚れるのだが…)…(やはりこうなった、というべきなのだろうか。嫋やかな、それでいて芯のある声に振り向けば、刀と呼ばれる東洋の剣を身に帯びた女性が立っていた。顔立ちからするに東洋人、少なくともその血が彼女に流れている事は分かる程の顔立ちであった)忠告ありがたいが、此方も人探しをしていてね。手掛かりの一つでも掴まん事には帰るに帰れんのさ(「こんな所に来るべきではない」という彼女の忠告を珍しく素直に受け取るが、空手で帰るというのも惜しい。せめて十三柱に関する情報を得て帰りたいのだった)…不思議な気配…か。その言葉、君にもそのままお返ししよう(確か東洋人で十三柱に数えられていた者が居たのを思い出し、彼女に尋ねようとしたが…そんな事を悠長に聞いている程状況は芳しくなかった。凛々しい顔に獣の如き本能の笑みを張り付けたその女性は、佩いていた刀の柄に手を掛けながら此方ににじり寄っていた。早速『保険』が必要になったようだと、ズボンのポケットに手を突っ込みながら距離を取るように後ずさっていこうか。服に仕込んだ術式で斬られて即死、なんて事は免れるが防げるのは初撃だけ。あとは『保険』でどうにかするしかないと覚悟を決めた

>ジョセフさん
何って……僕の作品作りだよ。ちょうどこの子のようなね。君の言う余程物好きな芸術家に近いかな。魔術師さんは？こういうのって魔術師は嫌いでしょ？なんであんなとこにいたの？(礼に関しては答える気がないのかその言葉は馬耳東風といった感じで聞き流しずんずんと歩みを進めていけば町外れにたどり着きまるで彼女の従者といったような形で歯車で作られた自動人形がおりそれの肩にぴょいと飛び乗ると高くなった目線から相手を見下ろしながら興味深いと思いつつも返答次第ではとやや威圧的に笑みを浮かべて)

→エリカ=シグナ
　...ん？何、友だち？ではなさそうだが、だとしたら、俺に何か御用か？
　(目の前の子供に手を出そうとしたその時、視界に現れる彼女に気付き動きを止め。子供の知合いかと思うも口許に咥える煙草に目を遣れば自分に何かあるのかと思うような表情浮かべ。足元の犬はその間、大人しく座り待ち続け。)

→エリカ=シグナ
　...ん？何、友だち？ではなさそうだが、だとしたら、俺に何か御用か？
　(目の前の子供に手を出そうとしたその時、視界に現れる彼女に気付き動きを止め。子供の知合いかと思うも口許に咥える煙草に目を遣れば自分に何かあるのかと思うような表情浮かべ。足元の犬はその間、大人しく座り待ち続け。)

　　　　　　　　　　　　＞ジョセフさん
人探し、ですか？よかったら、手伝いますよ？
(自分の存在に気付いてこちらを振り向く線の細い男は、そう言ってポケットに手をいれて後ずさる。自分に警戒しているのだろうと判断し、自分に敵意はないことを示すためにそう告げつつも)
……もちろん、貴方を…いえ、貴方のもつその"何か"を斬ってからですけどもね
(流石にこんな華奢な男が一人でこんなところにくるのに、対策の一つもせずにくるわけもないと予想してそう体勢を低くする。それと同時に、自身の漏れでてしまった殺気にも動じることはなく、どこか冷静な対応__焦りを感じさせないその淀みない行動__をする目の前の男に、さらに興味が湧いてきて、『一つお聞きしたいのですが』と前置きし、居合いをするかのような状態のまま問いかけて)
………是非、お名前をお聞きしたい

>エリカ

…成程。これだけの物を作るには確かにそれなりの量が必要だな…(町外れまで連れて来られればそこに居るのは鉄で構成された自動人形。魔術的価値こそ低いがそこに詰め込まれた技術は其処らの少女が習得しているにしては余りにも高い物である事は魔術師である自分にも理解出来た)…確かに彼処にあった鉄材に魔術的な価値を見出すのは些か難しいが、子供相手の人形劇に一々高価な素材なんぞ使えないからな。ある程度安く済むならそれで済ませようという魂胆さ(そもそも自動で動くとはいえ台本通りに動けばいい人形だ。組み込む機構に手を抜くつもりは無いがフレームやらガワには多少安い素材を使った方が後腐れなく吹き飛ばせる…やはり敵役には派手に吹き飛んでもらわなければカタルシスにはならないだろうし、自動人形の演劇という珍しい出し物なのだから多少は派手な方が良いという自分なりの発想の表れだ


>剣崎

生憎相手の詳細さえ掴めて居なくてね、宛て所無い人探しというヤツさ(相手の体勢が低くなる。確か『居合い』とか言った技法だっただろうか…生憎東洋の彼是についての知識は薄い。そもそも王都に東洋人が居る事自体がほぼほぼ無かった為、話す事はおろか東洋の書物すら手に入らなかったのだ)…名前…か。…名乗る程の知名度など無い、通りすがりの人探し…とでも言っておこう(魔術師という情報すらこの状況で曝け出すのは憚られた。魔術師でも直接戦闘に向く者と向かない者がいる。ただでさえも彼女のような戦闘に注力した人物相手に少ない手の内を晒す訳にはいかなかった。だからこそ名前も職も伏せ、相手の出方に注意を注ぎつつ、ポケットの中身を握りしめる腕全体に《強化》をかけ始めようか。《強化》の掛かった状態であれば弾丸程の速度は出せないにしろ自分の見た目から察せられる速度以上に高速で物を投擲出来る。多少の脅しにはなるかもしれないだろう

　　　　　　　　　　　　＞ジョセフさん
なるほど、似た者同士なのかもしれませんね。(なぜなら自分も斬りごたえのある"何か"を探して放浪していたのですから、と付け足して薄く微笑む。彼の動作や体勢からポケットに入れた手で何かをしようとしているのかもしれない、という予測をたてつつ、思えば彼は目に見える得物を持っているようには到底見えず、また距離を詰めてこないことからなにかしらの遠距離攻撃の手段__例えば魔法や銃__を使うのではないかという考えにたどり着き、再度口角を上げて)……私は剣崎。剣崎千尋です。(そう呟いてからまだ見ぬ彼のもつそのチカラに期待を膨らませつつ、"斬ってみたい"という純粋な欲望を全面に出して、距離を自分が詰めればそのチカラの正体はわかるだろう、と誘いの意味を込めつつ、常人、いや並の戦士でも目に追えないだろうスピードで一歩踏み出して)

>ガランさん
んにゃ。別にお兄さんに用はないしその子も知り合いじゃないよ。僕はニコチン補給に来ただけ。(相手の問いかけに別に興味がないと突っぱねようとするも自分と同じ白衣の装いに少し知的好奇心を刺激されるも邪魔をする気はないとばかりに両手をあげて煙草を吹かしながら事の成り行きを静観する姿勢で)
>ジョセフさん
ちょっと買い込み過ぎちゃってね。予想以上に質が良かったから助かったよ。ありがとう。……人形劇？珍しい事をするんだね。魔術師は工学を舐めていてあまり好きじゃ無いんだけど君となら仲良くなれそうだよ。(相手の答えを聞いてからジャンクショップで思ったより買い込んでしまい困っていたと今さらな白状をして礼をするに値すると感じればありがとうと言ってから、人形劇をするためという理由に少しクスッと笑えば相手が工学の心得も幾何かあるだろうと感じその思考と端々から感じる才気から仲良くなれそうだと短い手を伸ばして)

＞剣崎

…『似た者同士』…か。生憎私にはそうは見えんのだが…(どう考えても向こうが此方へ殺意を向けてくる理由が判らない。警告を無視したからか?それとも東洋人は皆こういう類の連中なのか?ただ判るのは思考と観察を止めればその瞬間に自分が物言わぬ死体に成り果てるという事だけだった)…ミス・剣崎。君は何か誤解を…ッ!?(一つ思い違いをしていた。それは、向こうは武に特化した者であり、此方がどれだけの観察眼を持っていようとただの一般人程度の動体視力では何も出来ないと言うことだ。放たれた弾丸の如く加速する相手にとって、此方が取り続けた間合いなどあって無いようなものだったのだろう。たった一歩で＿＿恐らく一歩だろう。速すぎて何歩彼女が歩んだかなど見えなかったが、それ位あっさり＿＿距離が縮まる)…!(迷っている暇など無かった。一先ず初撃は衣服の術式で耐えられる。二撃目が来る前に、とポケットから何かを投げつけようか。鶏卵程の大きさを持った金属質のソレは凡そ相手が思っているよりは速く投げ放たれているだろう。とはいえ軌道はほぼ直線で、達人であれば弾くのも避けるのも容易いだろうが


＞エリカ

往々にして魔術師は科学文明を忌避したがるが、生憎私は例外だ。科学と魔術、在り方は違えどそこに至る道に掛けられた年月には十分な積載がなされている。それに敬服しないなんて考えられないからね。まぁ、余り発展されても此方の立つ瀬が無くなるから困るが、同じ一技術者として仲良くなるのには賛成だ(差し出された短い腕。握手を求めているのだろうが生憎それに素直に応じる程愚直な性分では無い。右手で差し出された手を取ればその無防備な手の甲へと軽く唇を落としてみようか。宮廷魔術師だった頃は王族は勿論、貴族のお歴々が来る度に作業を中断してでもやらねばならないのが癪に障って仕方なかったが、否応でもやらされたせいかそれなりに形にはなっているだろう

　　　　　　　　　　　　　＞ジョセフさん
……っ！(自らの進撃に、やっとその冷静な顔を崩して焦りを浮かべる"自称通りすがりの人探し"の様子にさらに笑みを深めるのも束の間、稲妻のように放たれた初めの剣閃は、衣服を切り裂いたとも思ったがなにやらなにか不思議な感覚を覚え、そこで自分の初撃が防がれたことに気づく。そこで相手から炸裂した恐らく金属片のような小さな物体は、おおよそ手から放たれたものとは思えないスピードで自分に迫っており。しかしそれを流れるような動作で体を反転させ、その勢いのままに金属片を真っ二つにしてから刀を振り下ろした状態で動きを止め)……今のはなんですか！？私の初撃が、なにかに防がれたように感じました！(というように、どうやら魔法というものを実際に見たり体感したことはないようで、まるで新しい玩具をもらった子供のように顔を綻ばせながら尋ねて)

→エリカ=シグナ
　そんなもん吸って大人ぶりたい年にゃ早そうだが...まぁそれはちゃんとした奴にしてもらうか。
　(両手をあげる姿を見て感想をぼやけば懐に手を回し中から注射器を数本取り出すと、一本を子供に刺し中の液体を注入し。子供の反応伺う素振りはなく、残る注射器を足元に座る犬の背に差せば子供に視線を戻し)
　それとこれは別の話だが、さて。
(犬は驚く様子を見せるも特に変化はなく、主の手から離れたリードを確認し煙草の匂いに気付き急に煙草めがけて走り始めて。)

＞剣崎

…ッ!!…やっぱりコレは何度やっても慣れんな…(相手の瞳の奥まで見通せそうな程の肉薄の後に繰り出される斬撃。普段の自分であればこの時点で鳩尾辺りを境に体が泣き別れしているだろうが、今回は違った。服に組んだ術式が発動し、『主人に害有るモノを退ける』という効果を発動させたお蔭で死なずに済んだ。しかし驚くべきは彼女の太刀筋だろう。どれだけ基が非力な此方が投げた物であるとはいえ、≪強化≫によって放たれた不意の一撃だ。直撃とはいかずとも虚を突かれて避ける位はしそうだと思いきや…まさか両断するとは…驚いた反面、彼女であれば十三柱の戦闘を担えそうな人物と会えるまでの用心棒位にはなりそうだ。そんな事を考えながら一瞬とはいえ命拾いした事を安堵すべく胸に手を当てると…)…(衣服が若干ではあるが切断されていた。術式を掛けた上で切断されたという事は術式以上の神秘がぶつけられた…つまりあの刀はそれなりに魔術的価値の高い品だという事だ。彼女にはこの動揺は隠せているらしい。どうも彼女は魔術を知らない、或いは知識だけで本当の魔術を見た事が無いようで、初めて手品を見せられた子供のようにはしゃいでいた)知りたいかい?なら、後ろを確認すると良い。もっと面白いものが見れるぞ?(この短いやり取りの間、先程投げた金属球は、通常ではあり得ない挙動を示していた。両断された金属球は水のように溶けるとその質量を爆発的に増やした。数秒後には仔牛程の銀色に輝く液体とも固体ともつかない物体が彼女の背後に形成されているだろうか)

【Pf.】
名前:DM-01(ドメイン-ゼロワン)(DMはDreaming Machineの略)　通称:メイ
性別:無し(思考ルーチンは基本男性)
番号:13
容姿:色白で華奢な体躯、人形のように精巧に整った顔をしており、滑らかな黒髪を地面すれすれにまで伸ばした姿をしている。服はぶかぶかの無地のワンピースで、後は必要最低限の下着を着ているのみである。背の部分と服には噴出孔と思しき穴が八つ開いている。本来の姿は全身が光の輪郭で出来た人型であり、顔はほぼ入れ物である機械と同じ顔つきをしているが、足や腕などは大まかに形作れるのみであり、指紋など、細かい部分までの再現はできない。
性格:常に物腰穏やかで余裕を持った態度を崩さない。自然に人を助け、人の殺害を忌避する性格をしている。しかし善悪の価値観が薄く、知識でしか知らないことが多いので、自分で正しいかどうかを判断する能力に欠けており、それが正しいと思えば迷わず悪事に加担してしまう危うい考えをしている。一言で言うと騙されやすい性格。
備考:ジョセフ氏が単一の魔力をベースに思考と感情を植え付け、事故的に生まれた『魔力生命体』とでも呼ぶべき生物。本来は魔力のみで形作られた光の身体をしているが、エリカ氏が戦闘用アンドロイドを改造してできた専用躯体の中に入ることで機械の実体を得ている。自身のことを『夢見る機械』と自称し、名前も誰に名付けられるでもなく自分で名乗っている(通称は名乗った後、呼びにくいとして一方的につけられたもの)。ジョセフ氏から大抵の知識や常識を教えられており、その過程で男性寄りの思考ルーチンになっているが、躯体が改造前から女性のような体つきだったので今の姿になった。生命活動の内容的に食事、睡眠を必要とせず、大気中に存在する魔力を呼吸に類似する行為で摂取するのみで活動可能。集中的に摂取する場合は単純に深呼吸したり、他の人から魔力を直接注入してもらう。躯体は直接攻撃による損傷を受けるが、本体は実体ではないので、魔法以外の干渉を受けない。基本的に魔力が底を尽きることが無ければ消滅どころか意識を失うということもない。常に大気中の魔力を吸収し続けている上、躯体の機構に魔力を増幅させる回路が組み込まれているので、その魔力量は過去に存在していた魔王を超えるとも言われている。が、躯体が破損すれば魔力の増幅も止まる上、その状態で魔力を大幅に失えば、元の強さに戻るまでに膨大な時間を使うことになる。単純に言えばダメージを受けたり、魔力を使うほど弱くなり、何もせずに時間をかければ少しずつ強くなる体質。躯体は元々戦闘用であるので、指が単発の銃であり、腕、肘、膝、踵には刃が仕込まれており、足の裏には火薬が仕込まれている。背中の八つの穴からは自身の魔力を躯体の外に出すことができ、魔力を直接噴出させ空を飛ぶほどの抜群の機動力を発揮できる他、伸縮自在の光の腕を好きなだけ穴から出現させられる。存在自体が魔力で出来ているため、魔力の動きを視覚、聴覚として認知する能力があり、放たれようとしている魔力と逆位相の魔力を放つことで、起動された魔法を無力化する【DELETE】という芸当も可能。どんな魔法でも問答無用で無力化する一方、無力化する魔法と同量の魔力を消費するため、燃費は良いとは言えないが、逆に言えば、魔力の補給にアテがあれば、本体にダメージを与えてくる弱点とも言える魔法を完封することもできる。

(/１３番を希望していたものです。早速作りましたが、設定マシマシなうえ、少し戦闘力が過剰かな、という気もしますので、不許可の場合はすぐに修正致しますので、ご確認のほど、よろしくお願いします)