鶴丸国永 2018-07-04 01:14:24 |
通報 |
(脱いだ寝間着を簡単に畳むと壁掛け時計の方へ見遣れば現在の時刻は朝の6時。時間通りに起きたことを確認した後にまだ病み上がりとは言え、心配をかけた分のお返しをするため朝餉を作りに服を手にしたまま自室を出て。廊下に出ると静かに歩きながら縁側の近くを通れば足を止め、外の方へ視線を向け空を見上げるが自身の心は昨日の件であのように晴れずにいて。小さく溜息を吐き視線戻して前を向くと再び歩み出し、脱衣所にあるカゴの中へ服を入れてから朝一番にやるべき事を済ませ厨に向かい。まだ誰もいない所為かやけに静かに感じながら冷蔵庫の中身を見れば頭の中で朝餉の献立を考えつつ、食材を取り出し早速一人で調理に取り掛かり)
(数時間くらい経ってくると少しずつ本丸も賑やかになってきて今日の始まりを感じつつ額の汗を手ぬぐいで拭ってはそろそろやめようと道場を後にして。自室に戻る途中ですれ違う刀剣達に挨拶しながら喉が渇いたのもあり厨へと向かって。ひょっこりと厨を覗くと燭台切の背中があり、まだ早い時間に病み上がりだと言うのに、と思いつつ背後に立ち寄ればポンッと肩に手を乗せ“やぁ光坊おはよう!なにか手伝うことはあるかい?”と首を傾げ笑顔でそう言って)
トピック検索 |