匿名さん 2018-05-15 23:11:32 |
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(/あぁ、それも面白そうですね。同級生なら仲の良い友人なのに血を吸いたい、けれど吸ってしまったら…なんてもどかしさに萌えます。ですが死にたがりの人間と化け狐の組み合わせも捨てがたく、優柔不断で申し訳ないです…。)
(/我儘をいって申し訳ありません。では、化け狐と人間の組み合わせにしましょうか。次にどちらが人外か人間か決めたいのですが、こっちの方が動かしやすいとかありますか?)
(/正直に言うと、役柄によると思います。化け狐がどんなものなのか……
自殺しようとした人間が、罠にかかってケガをしている狐を見つけ見捨てられず動物病院まで連れていく。その日はなんだか有耶無耶になってしまったものの絶望した気持ちは変わらない、そんな次の日にお礼に嫁入りに来ちゃうとか。
こんなのはどうでしょう?)
(/面白そうですね。こちらは自殺しようとした人間が妖の類が出るという人里離れた山を訪れ、妖に襲われた所を化け狐が助けて絶望した人間を放っておけず化け狐が保護するなんてありきたりなはじまりを考えました。)
(/うーん、そうですね…そちらの案も良いのですが、私にはそちらの化け狐の役は少し難しそうです。
なので、私の案で行くなら人間、狐どちらでも。そちらの案で行くなら人間、といった感じでお願いしたいです)
(/そうですか。やはりここは互いに楽しくなければ面白くないので其方の提案した方で行きましょう。可能ならば自殺しようとした人間の方を提供してみたいです。)
(/返信遅れてごめんなさい。
ありがとうございます。では、化け狐の方をさせていただきます。
他になければ設定を決めていきたいです。)
(/お気になさらずに。ストーリーとしては其方の案で進めるとして提供する人間に対してなにか要望や希望はありますか?此方は極端に無口や無表情等の絡み辛い性格でなけれはご自由に作ってくださって構いません。)
(/分かりました。
こちらからの希望は…とりあえず、一人暮らしをしていて欲しいです。同棲しづらいですし。
それにあたり、お互いの年齢を決めておきたいです。こちらは見た目よりずっと年を取っているのもいいですが…そちらが大学生程度、こちらは高校生程度なんてどうでしょう?)
(/それもそうですね。一人暮らしとなると大学生か社会人辺りが妥当ですし。妖系統なら見た目と実年齢が合っていないのはよく見る設定ですからその方向でいきましょう。)
名前 小鞠
年齢 80余り(外見16歳)
容姿 少し橙に近い金髪の長髪。狐耳と尻尾が付いているものの、相手にしか見えない。身長155センチほど。
性格 落ち着いた性格。生真面目で、お願いされた事はしっかりやる。ただ少し抜けているところがあり、不器用。家事は得意。
こちらの設定になります。変えて欲しい点、詳しく書いて欲しい事などあれば遠慮なく言ってください)
名前:高宮沙織(たかみや さおり)
年齢:21
容姿:胸のあたりまで伸ばした軽くウェーブがかかった黒髪に垂れ目気味の黒い瞳。体格は細身で女性らしい丸みを帯びた凹凸のある体型。身長167cm
性格:真面目かつ自分より他人を優先する自己犠牲タイプなためお人好しかつ他人に騙されやすいのが玉に瑕。
(/此方の設定も完成しました。不備や訂正してほしい箇所があった仰ってください。こちらとしては何の問題もないです。)
…どうしよう。
(人は自殺をするときに必ずためらう、ドラマや漫画でよく聞く話だが実際確かにその通りだと近所の山奥を自殺場所に選び自殺の準備をしてきたというのに、首を吊るのに手頃な大きさの木の前でぼんやりと本当にこれでいいのだろうかと考えつつ突っ立っていて)
(先出し了解しました。一応こんな感じになりましたが絡みづらかったら仰ってください。)
うう…っ
(そこより更に少し山奥。トラバサミを踏んでしまい、左後ろ足が挟まれてしまった。歯が食い込み、抜け出せずにいた。
それでも逃げようと暴れて、トラバサミの鎖がガチャガチャと鳴った)
(/いえ、そんな事はないです!改めてよろしくおねがいします!)
…?
(自問自答を繰り返していれば不意に己がいる位置より山奥の方からガチャガチャと鎖が動く音が聞こえ、音の正体を確かめるべくそちらの方へと歩を進めれば罠であるトラバサミに左の後ろ足を挟まれて、何とか抜け出そうともがいている狐の姿に助けなければと狐法に近寄ると「大丈夫、今外してあげるからね。」と狐に声を掛けつつトラバサミを外そうとして)
(/此方こそロルが未熟ですが宜しく願いしますね。)
………!
(人間が近づいてくる足音、もうダメかと怯えて縮こまっていた。何か言っているのを聞く余裕もなく、とらばさみに手が触れた時はビクっと体が跳ね。
……ゆっくりと外される罠、恐る恐る様子を見て…助けてくれたのか、と、小さく礼をして、山奥へと行こうと。しかし、暴れたせいもあり左足の傷が深まり、歩くのもおぼつかない。)
はい。取れたわよ。
(ゆっくりと傷に響かない様に罠を外せばニコリと狐に微笑みかけ、後は狐が無事に山奥へと戻ってゆくのを見届けるだけのはずが、逃れようともがいたためか左足の傷が思ったよりも深い傷となって歩行に支障をきたしているのを見て「おいで。傷の手当てをしてあげるから」とゆっくり狐に歩み寄ると、そっと傷口に触れない様に狐を両手抱きかかえようとして)
………。
(目の前の人間を信用していいのか悩む。助けるとは言っても、何をするのか分からない…殆ど山からは降りたことがないし、行くのは不安。
悩んでいる間にも手が伸びてくる。毛皮に触れられ、少し抵抗するも振り解くほどの元気もないのに気づいて。何より動くとより痛むため、腕に抱かれると目を閉じ大人しくして)
(/動物病院に連れて行ってもらって、それからしばらくは家で介抱してもらう、なんてどうでしょう?こちらはずっと狐でないといけないので、その途中経過はスキップでもいいんですが…)
…確かこの山の近くに動物病院が…。
(狐を腕に抱くと対して暴れることなく大人しくしているので早く傷の手当てをしなければと気持ちが先走り自殺しようとしていた気持ちはどこへやら山を速足で下り、道中見かけた動物病院までスピードを緩めずやがて動物病院へ着くと獣医師に事の経緯を説明し適切な治療を施し終え、暫くは己が面倒を見ると手当てをしてくれた医師たちと話をまとめ狐を抱えたまま一人暮らしをしている古びたアパートの一室へど帰ってくくればそっと座布団の上に狐をおろして)
(/狐の状態だと喋ることすらできませんからね。物語を進めるためにスキップさせていただきました。)
(落ち着いた所、そこは人間の世界で見渡す限り知らない事だらけ。帰れるのか、怪我はどれくらいで治るのか、などと不安もあるけれど、助けてもらったお礼に狐の姿のまま頭を下げた。伝わるかどうかは分からない。
そらから数日して、足が幾分治ってきて、普通に歩けるようにはなった。…きっと抜け出して帰ることもできたけれど、この人に心配をかけると思い、ドアを引っ掻いて帰りたいというのをアピールして)
(/あとは、山に帰してもらうだけ…まだ決めていなかったのですが、人間界の事をどれくらい知っている事にしましょうか?
殆ど知らない、昔の事は知っている、最近の事もなんとなく知っている、など。)
(元々困った人を放っておけない性分なため頭を下げた狐に対しては気にしなくていいという意味合いを込めて頭を撫でてやり、それから数日狐の怪我が治るまで世話を焼いていると足の怪我は治りつつあるのか普通に歩けるようになったがある時狐がドアを引っ掻いているので「…そう。帰りたいのね。」とどこか寂しさを感じさせるような面持と声色で連れて帰ってきた時のように狐を抱き寄せて狐を見つけた山へと向かって歩き出して)
(/今から80ぐらい前ですと昭和の初め頃ですよね。狐はそんなに珍しい存在ではないので昔の事は知っており今の頃はそんなにしらないぐらいが丁度いいのではないでしょうか。)
………。
(この数日、とても優しくしてもらった。ぼんやりして罠に気をつけていなかった罰だと思っていたのに、2日もすればその気持ちはなくなり、むしろ楽しかったとさえ思う。それでも、仲間には心配をかける…ずっとお邪魔になる訳にもいかない。
山の麓まで来ると、もう大丈夫、とその腕から飛び降りる。また、ぺこりと頭を下げて…振り返らないように、奥へと戻っていった。)
(/そうですね…では、それで。数日間お部屋にいたという事で、部屋の中の物はなんとなくわかるという事にしておきます。
次は…そちらの家に押しかけるシーンで良いですか?家でなくても、また自殺しようとしている所に止めに入るとか…お任せします!)
元気でねー!
(狐を抱いたまま無言で山の麓までくれば狐は己の腕から飛び降りまるで礼をするかのように此方へ頭を下げたのち、此方を振り返ることなく山の奥へと戻っていき幸せに暮らすようにという意味合いを込めて声をかけつつ、その姿が見えなくなるまで見送るとくるりと踵を返し己も住んでいる自宅へと戻ってゆき)
(ええ。それで構いません。後は同棲したあと知ってゆけばいいだけの話ですからね。
そうですね。多分娘の事ですから仮にも助けた狐がいる山はもう自殺場所に選ばないと思いますから自宅に押しかけ女房ならぬ押しかけ狐のシーンでお願いします!)
………ここ、だよね。
(命の恩人である彼女。女性ではあるものの、しきたりもあり、自分の感謝の気持ちもあり、"嫁入り"に来た。自殺をしようとしているなんて全く知らず、家の前まで…
久しぶりに街まで降りて来たので、インターホンに気づくまでしばらくかかってから、少し緊張しつつ押した。)
(/人間の姿になってるのでそちらには分からないですよね、次のロルで正体見せますね)
?はーい。
(狐と短い生活を終えいつも通りの日常を送りつつも、抱えている空虚感や絶望に日々押しつぶされそうになり一緒命を絶とうかなんて、利き手である右手に折り畳み式の剃刀を折り畳んだままの状態で考えているとインターホンの音に現実へと引き戻され剃刀をテーブルの上に置いてから玄関に近づきドアチェーンを外してから徐に扉を開けて)
(了解です。他に何かこういう展開にしたいという等相談事はありますか?)
こんにちは!先日は助けていただきありがとうございました…!
あ、この姿じゃ分からないですよね…
(家が合っていたことに安心しつつも、まずは感謝の気持ちを伝えた。と、今は完全な人間の姿なのに気づいてあの日の狐と分かってもらおうと、服の裾を捲った。
そこにはまだ治りかけの傷跡があり、それが証明になると思い。ただ、いきなり人前でする行為ではなくて)
(/そうですね…小鞠と一緒に絶望の原因を取り除きたいです。このままでは、小鞠が家にいる以外状況が変わってない、改善してないので…)
へ、え。も、もしかしてあの時怪我をしていた狐なの?!
(扉を開ければ橙色に近い綺麗な金色の長髪の年端もいかない高校生ぐらいの見知らぬ女の子がたっており、少女の言っていることについて心当たりがあるのは狐を助けたことしか思いつかず、古来より狐は人に化けるとされているがあまりにも現実味の薄い出来事におもわず扉を開けた体勢のままでいたが、徐に少女が治りかけの傷跡をみせてきたのではっとしたような表情をしたのち上記を述べるが「と、とにかく立ち話もなんだから上がって。」と人目を気にするように玄関からきょろきょろと周囲を見回したのち少女を招き入れる言葉を吐いて)
(/一応自殺しようとした原因は高校時代から付き合っていた彼氏が高校時代からの親友の女性に寝取られてそれを苦にして…ですね。心の拠り所に小鞠がなってくれると嬉しいです、)
あ、はいっ!お邪魔します!
(ぺこ、と頭を下げて中へお邪魔する。下駄を脱いで、更に玄関の段の上まで。周りを見渡すと、やはり数日暮らした部屋。少し深呼吸して落ち着いてから、改めて向きなおり。)
助けてもらったお礼として。それと、しきたりもあるんですけど……
……私の気持ちです。嫁入りに、来ました。お邪魔でなければ、ここに置いてください。
(丁寧に正座をして、両手をつく。まるで土下座のように深く頭を下げた。)
え、っと。嫁入りって私は見てのとおり女性よ?それでも、良いというのなら…。
(あの時の狐だと名乗った少女を家に上がらせると両手をつき、まるで土下座をするかのような体勢で深々と頭を下げる相手に困惑したような声色で答えつつ「…私の傍に居て欲しいの。」と相手の目線に合わせるようにその場にしゃがみ込むと、光の見えない暗闇に射した一筋の光に手をさし伸ばすように少女の頭に手を置き優しく撫でながら傍に居てほしいと述べて)
(/私もそういう風にロルを回していきますね。)
……はい!勿論です!
(頭に手が触れると一瞬ビクつくものの、すぐに安心して。頭を上げると、その手をぎゅっと握り。その手を自らの頰に、軽く擦り付けるようにし、また「ありがとうございます。」と……耳と、尻尾が隠せていない。狐のそれがぴょこんと生えてしまっていて)
っ…!
(頭に触れると一瞬びくついた相手に嫌な思いをさせたという思いから手を引っ込めようとするが、それを制するように己の手を握られたので驚いたような反応を見せ「…ふふ。本当に狐だったのね。」と己の手を頬に擦り付けるようにされれば久しく感じていない他人の温もりを受け入れていると、相手に狐のような耳と尻尾が露わになったので決して根っから信じていなかったわけではなかったが目の前に目の当たりにしてゆるりと口元に弧を描いて)
あっ!こ、こんな歳になって…恥ずかしい…
(化けるのに失敗するなんて、とても見せられない。慌てて両手で耳を抑えて隠そうとするも、無論上手くいかない。そうして慌てるものだから、化け直すのも上手くいかず冷静でなるばかり。あわわわ、と何をしたらいいかも分からなくなり。)
……うう。化けるのは久しぶりなんです…
(そんな姿は見せられないと、ついに狐の姿に戻ってしまって。)
あら、そんなつもりはなかったのよ?ただ思ったことをいっただけなの。
(己の発した言葉で何故か慌てふためいている相手に失敗したことを指摘したわけでないと相手を落ち着かせるためそういう意味合いに取れる言葉を紡ぐが、そうこうしている内に相手は元の狐の姿に戻ってしまったので「失敗は誰にもあるわよ。肝心なのは失敗をしないように心掛ける気持ちじゃない?」と落ち込んでいている相手を励ますように相手の頭を優しく撫でて)
……そ、そう、かも…
(狐の姿に戻ったのと、頭を撫でてもらった事でだいぶ落ち着いて。また姿を変えてみる。……今度はうまくいって。ほっと胸をなでおろす。「来て早々、騒がしくってごめんなさい…」と、また頭を下げる。
「…ええと。こんな私にできることがあれば、なんでもします!何か手伝える事はありませんか?」少しでも役に立ちたいと、尋ねて)
気にしなくていいわ。賑やかなのは嫌いじゃないし。
(頭を撫でてやれば落ち着いたのか今度は一見すると人と全く変わりない姿になった相手に、よかったと一安心したように安堵の溜息を吐きつつも相手の謝罪にはふるふると首を横に振りながら否定の言葉を述べ「うーん。…じゃあ、要らないものを処分したいから手伝ってくれる?」と尋ねられたことに対して、しばし思案するように間を置いてから、酷い捨てられ方をした元彼との思い出の品等を処分することにしたのかどこか申し訳なさと苦々しさが入り混じった複雑な表情で手伝いの内容を述べて)
はいっ、分かりました!片付けは得意なんです!
(そんな背景があるとは知らず、元気に答える…も、ちょっと爽快とは言えない表情の沙織に違和感を覚えて。ただ、その詳細を尋ねるのは悪い事かもしれないと、気づかなかったふりをして。)
……でも、あんまりいらない物なんてないような気が…
(見渡す限り、あまり壊れているらしい物は見つからなくて。何を捨てたらいいのか、と沙織の方を見る)
…まぁ。貴女から見ればどれが片付けていいものか分からないわね。
(多分先程の己は他人から見れば心配される程度の表情をしていたのだろうそれを気にすることなく元気に答える相手にどこか助けられたような気持ちをいだきながら取捨の判別が出来ず己に問いかける相手に対して「まずは押し入れの中にあるものから片付けたいから出すのを手伝ってくれる?」と使わずに押し入れに仕舞ったものもあるため押し入れを指差しながら述べて)
押入れですね、分かりました!
(たしかに押入れの中にあるなら、見渡しても分からないのは当たり前で。中の物を出す事になりそうだと、近くの物を少し退かしてから押入れを開けた)
…どれですか?
(結局、何が不要なのか分からないので再び沙織の事を見て。なんとなくそれらしい箱の目星はつけているものの)
一度全部外に出しましょうか。本当に片づけたい物以外にも何か出てくるかもしれないし。
(押し入れを開けたもののやはりどれか捨てて良いのか悪いのか分からないようで助けを求めるように己を見る相手に対して、一箇所にして纏めてあった本当に片づけるべき物が収まった箱に一度視線を向けたのちそれを見ない様、押し入れの中にあるものを出してもいいようにスペースを確保するため余計なものを避一時的な避難場所のように部屋の隅の方へと移動させながら次の指示を出して)
分かりました!……私に任せてください!
(また、狐耳と尻尾が出てくる…これはわざとで、両手を合わせて念じると、押入れの中の物が手前から一つづつ荷物が滑り出てくる。その中には沙織が目を背けたものも。そうして全て運び出すと、疲れてぺたんと座り込んで。)
…ふぁ……久しぶりに頑張ったので疲れました…でも、ここからが本番ですよね!
(と、のそのそと近くの箱まで向かって腕まくりをして)
!驚いたわね。貴女ってこんな力が使えたの?
(押し入れの中の物を出すというのは量にもよるが結構時間も労力も掛かる作業なので気合を入れていると何やら相手が両手を合わせて念じ始めたので、事の成り行きを見守っていると押し入れの中にあった荷物は独りでに出てきたので鳩が豆鉄砲を食ったような顔をするがこほんと気持ちを落ち着かせるため咳払いをしたのち相手の力に興味を示したような表情をし)
ふふ。お疲れ様。でもあまり無理はしないで適度に休憩を挟んでね。
(力を使って疲れたのか座り込んだ相手に対して労いの言葉を述べるものの、すぐに次の作業にとりかかったのをみて相手が過労で倒れることがないように疲れたら休むように言いながら己も主に段ボールやプラスチックの箱に収まった物を一つ一つ確認しはじめて)
妖力がありますから!前はもっと色々できたんですけど…
(驚いてもらえたのが嬉しく、つい頰が緩んでしまう。そのせいで耳と尻尾をしまい忘れていて。そのまま沙織の隣から箱の中を覗き込む)
はーい……何に使うのか、さっぱり分からないですね
(分からないなりに何かしようと、箱の中の物を色々と手にとって眺めてみる。「どんな物がいらないんですか?」と、少しでも手伝おうとして)
これが妖力…。事実は小説より奇なりっていうけれどまさか実査に自分が目の当たりにするとは思わなかったわ。
(妖怪も伝説上に存在でしかない生き物も本当はいたのかもしれないし、いなかったもしれない曖昧なもので科学とはかけ離れた存在なため大半の人間はそういうものだと認識しており己もその一人だったのだが実際科学等で説明できない事を目の当たりにしてそれを否定することをせず受け入れるような発言をして)
いる物かいらない物かは私が判断するわ。何か気になるものがあったら何でも聞いてね。
(いざというときいる物がなかったら困るため箱の中にある一つ一つの物を手に取り要らないものは外に出し居る物は再度取り出した箱に仕舞うという作業を繰り返して)
はーい!
(いらないと判断されたらしい物を両手に抱えて入り口の方へ。何往復かすればすぐ終わってしまい、近くの箱の中を見ていれば少し気になるものが。
それは、沙織の写った写真。隣には男の人が……誰だろうと思うも、ここ数日では見たことない顔で。特に悪気なく、「この人って誰ですか?」と尋ねて)
っ…!
(片付けると決めたからには生半可な気持ちで決めたらいけない、何でも勿体無いといって取っておくのはただのゴミ溜めにしかならないからと物の整理を続けていれば相手からの質問に相手が手に持っている写真の人物を見ればまぎれもなく元彼であり、一瞬言葉にならなかったのか少しの間沈黙し「…私が付き合っていた人。けど。一か月か二か月くらい前に別れたわ」と写真に写る男の人は誠実そうで優しそうな雰囲気の男性であり一緒に写っている己も幸せそうに笑っており、付き合っていた時の幸せなシーンを切り取った写真にいつまでも過去を引きづるわけにはいかないためやはり捨てるべきだと思っていて)
……そうなんですか。
(反応を見れば今やいい思い出ではなさそう。悪いことを聞いてしまったと、少し反省しながら写真を「いらないもの」の山の一番上に置いた。)
…これはもう、みんな捨てちゃっていいですか?
(次は、男物の服。明らかに沙織さんと体型があっていないし、先の彼氏の物だと思って)
(/片付け終わりまでカットします?)
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