僕と貴方の道の先

僕と貴方の道の先

狼。  2018-03-31 22:48:57 
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僕が待つのは貴方だけ。



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  • No.47 by シアン・カナリア  2018-04-09 23:32:41 


よかったね、アスター。私も好きなジャムパンって言うのよ。どう、美味しいでしょ?
(つい愛おしくも懐かしい“彼”の面影と重ねてしまったものの、躰を跳ねさせ湯気でも立ちそうなほど頬を赤らめる目の前の彼が微笑ましく、先の恐怖が嘘のように胸の奥が軽くなり、徐々に体に力が入り始め立ち上がり。照れ隠しのつもりか勢いよく立ち上がっては、真っ先にお目当てのパンに駆け寄り、それを手にして興奮しきった様子で己に見せに戻ってきた彼の様子に自然と笑みを浮かべて。森の果実の果肉までもふんだんに使ったマーマレードジャムがたっぷりと、それでいてふわふわなパン生地。週替わりでジャムの中身が変わる飽きが来ず、ジャムパンに使用されているジャムは、別途小瓶で購入することもでき、この店の看板商品の一つ。油断していると食べ過ぎてしまうこともある己も気に入っているベトベトしたパンの名前を教えつつ、待望のパンを食べた感想を尋ねて)

  • No.48 by アスター  2018-04-10 19:40:31 


…ジャムパン…! 名前も覚えた…!
(甘い香りが鼻を掠め更に食欲が増すのか、己が食べている果実がふんだんに使われたジャムパンを頬張りもぐもぐと幸せそうに食べて。己の気持ちに比例して尻尾もぱしぱしと床に叩き付けるように動かしては、幸福が胸の内から溢れて。彼女が立ち上がるのを見て体力も回復したのかと嬉しそうに見詰め、このジャムパンが好きだと聞き半分に割り、口を付けてない方を差し出して“半分子しよ、シアン。”と人間が善くしているようなことを見様見真似でやってみて。これで彼女ももっと元気になるかと期待を込めながら、己の分を手や口が汚れるのも気にせずもぐもぐと食べ、完食して。)
もう一個食べたい…、ダメ…?

  • No.49 by シアン・カナリア  2018-04-10 23:16:49 


ふふっ、ありがとうアスター。口に合ったようで良かった、ほらついてるよ
(尻尾での愛くるしく感情表現しながら、新鮮な果実を使っているから安心して食べられるからか、幸せそうに頬張る姿に胸の奥が満たされていき。その姿を見ているだけで、救われていくような気がしてならない。今まで様々なものを犠牲にしてきた分だけ、彼らが見せてくれる姿に思わず涙が零れそうになるもぐっと堪え、瞳を潤ませるに留めていれば、目の前で半分に割ったジャムパンが差し出されていて。差し出されたそれを迷うことなく、彼の手も優しく包み込むようにして受け取って。余程気に入ったのか、みるみる完食し幸せそうにジャムを付けた口元を己の裾で軽く拭おうとして)

ええ、もちろん。食べたりなかったら、後で朝焼いた分も貰いましょう
(もう一個とねだる彼の頭をそっと撫でては、おかわりもまだまだあることを告げて。今陳列されているのは焼き立ての物ばかり。先刻まで豊富に並べられていた品々は店主が消えた店の奥の厨房に仕舞われていて。亜人が手を付けたパンと知られれば、買う人などこの街には居ないから当然の処置のことで、店内で店主が煙管を吹かせていたのもこの為。今後の食料貯蓄を兼ね、トングと手近にあったカスタードクリームパンのバスケットを手に取り、そのバスケットの中にチョココロネ、チェロス、木の実がゴロッと入った木の実パン。店主へのせめてもの礼儀としても、彼にもっと美味しいものを知ってもらうためにも一通り入れ籠いっぱいにパンを詰め込んで)

  • No.50 by アスター  2018-04-11 21:09:48 


(/こんばんは!
すみません、今日は忙しくて背後だけの挨拶で失礼します。
返信は明日の夕方以降にしますので、もう暫くお待ち下さい。本当にすみません!失礼します。)


  • No.51 by シアン・カナリア  2018-04-11 22:51:35 


(/こんばんは!
いえいえ、今日は当方も多忙のためお返事が難しいと思っておりましたので、お気になさらずに。
焦らなくて大丈夫ですので、のんびりと物語を紡げられればと思います。
ではでは、背後の挨拶だけ失礼しました。)

  • No.52 by アスター  2018-04-12 18:38:37 


すっごくすっごく美味しいの!
(今までは木の実をそのままにして食べていたせいか、砂糖が加わったジャムは思っていたよりもとても甘くて美味しい。興奮しきった様子で感想を述べては己の口端に付いていたジャムを拭おうと彼女の手が伸びてきて。大人しく受け入れては照れたようにふにゃりと柔らかな笑み浮かべ、彼女自身も先程手渡したジャムパンを食べる様子に、何だか嬉しくなって眼を細め。誰かと同じものを共有するのは初めてであり、心がじんわりと温まるのを感じては柔らかな表情を浮かべ幸せそうで。)

やったあ、ジャムパン食べる!
(余程ジャムパンが美味しかったらしく、嬉しそうに撫で受けてはそう告げて。店主に対する彼女の気持ちも少なからず伝わってきたのか“おじちゃんありがとお!”と大きな声で奥に居る彼に礼を述べては再びジャムパンを手に取って。それをもぐもぐと食べながら入れ籠がパンで埋め尽くされる様子に眼を輝かせては、また食べることが出来るのかと期待に胸を膨らませて。“シアン、ここのパン屋さんまた来たい。”と彼女を見上げ。亜人の己がまた此処へ来るとなれば、彼女も店主も苦労が絶えないだろうか、と不安になりながらも思いを告げて。)


(/お待たせしてしまってすみません!
背後へのお返事もありがとうございました!
また よろしくお願いします。)

  • No.53 by シアン・カナリア  2018-04-12 22:40:59 


(/こんばんは。画家です。
申し訳ありません、少々立て込んでまして本日もお返しできそうにありません…。恐らく明日の夕方過ぎになると思われます。ご容赦いただければ幸いです;)

  • No.54 by アスター  2018-04-13 09:04:02 


(/おはようございます。
お忙しい中で、挨拶に来ていただいてありがとうございます!
ゆっくりで構いませんよ、大丈夫です!
無理ない中で来ていただけるととても嬉しいです!)

  • No.55 by シアン・カナリア  2018-04-13 19:26:15 


ホント、最初の威勢はどこに行ったのかしら。いつか人間に騙されちゃうよ?
(己の前では気を緩め幾度となく見せてくれる笑みに、こうして触れさせてくれるのは信頼の証なのか自然と口元が綻ぶ。口元を拭いながらクスリと笑って述べて見せるものの、次第に影を落とし。嬉しくもその素直さが恐ろしくも感じ考えたくないことばかり頭をよぎり、そのまま頬を撫で。路地裏では“私を信じて”と彼に告げたものの、彼は人間ではなく周囲から見れば格好の獲物。群衆の中で牙を向け、先も無事に戻ってきたこともあるものの、騙されないという保証もなく)

…え? あ、うん、そうね。
(店の奥に向かって感謝の意を述べる姿に驚くも、案の定特に返事も帰ってこず。何日か分の食料を調達しているだけに、暫くは立ち寄らないと思っていた矢先の言葉に戸惑いを隠せず思わずどもり。頼みを聞き入れるべきなのか、それともまたあんな想いをさせないべきなのか、己を見上げる彼の眼を見て言葉を返すことができずに視線を逸らして。籠いっぱいにパンを盛り、数種類のジャムを手にしながらレジへと向かいベルを鳴らす。間を置いてから奥から店に招かれてから変わらずの表情のまま店主は“いつもの”を手にしながら現れては己に差し出してくる。ジャムパンの追加を頼みつつ無言で渡された用紙を受け取り、店主が今朝焼いた人間用の分を持ってくる間に今回の“取引内容”に目を落とし、隅々まで確認しつつ代金代わりの署名を記し。変わらぬ内容で内心ほっとしつつも浮かない顔で、帰ってきた店主と用紙を品物と引き換えに手渡し籠を手にして。買い物を済ませれば、彼に向き直り「帰ろう、アスター。帰りはこれを持っててくれる?」香ばしい匂いが詰められた購入したばかりの籠を差し出して)


(/お待たせしました。暖かいお言葉ありがとうございます。狼様もご無理はなさらないでくださいね。此方蹴り可ですので。)

  • No.56 by アスター  2018-04-13 21:50:08 


んん…、僕は亜人だし…、痛いことしてくる人間だって怖いし憎い、でも、「見た目」が違う奴を受け入れるのって勇気が必要だから、皆にはまだ勇気が無いだけだよ。僕だって人間と判り合える勇気はまだないし、だから、それで騙されてしまっても仕方ない、と思う。
(意地の悪いその問い掛け、だが己にとって意味のあるその問い掛けにゆっくりと考えながら返して。考えてみれば人間である彼女に心を開いたのは事実ではあるものの、彼女は亜人ではなく人間であることを改めて思い返して。彼女の様に己を保護してくれる人間は極々僅かなことも知っている。忘れていた訳では無い、ただ今までに感じたことの無い幸福感に包まれ、騙されるという恐怖が薄れてしまっていたのか、先程の問い掛けに恐怖を思い出しぶるりと身震いして。)

…ふふ、冗談。
(彼女の戸惑った様子を感じ取ってはへらっと緩く笑い冗談だと告げ。確かにこの量のパンを買えば暫くは此処に来る必要も無いだろうし、何よりまた亜人の己を此処に連れてくるとなれば、周りの眼が気になるだろうと感じて。彼女の服をぎゅうっと握り締め店主との一連のやり取りを見ては、何をしているのかと不思議そうに見上げて。己が何かダメなことでもしてしまったのかと不安になる中、彼女の後ろに隠れるように後ずさってはしゅんと眉尻下げ。“ん、ちゃんと持っていく!”こくんと小さく頷いては彼女から離れ手渡された甘い香りいっぱいの籠を両手で抱え、1つの疑問を問い掛けて。)
…外、また怖い…?

  • No.57 by シアン・カナリア  2018-04-13 23:21:54 


…人間は些細な事でも平気で嘘を付く生き物よ。それも気を付けないと、後で後悔してしまうから、忘れないで。
(我ながら大人気ないと思いつつ、たどたどしくも胸の内を明かす言葉に耳を傾けて。確かに、人は肌の色が違うという理由だけでも異端として迫害し、見た目を気にしながら生きている。他者から突き放されないように、周囲に合わせそれを当たり前だと認識し、それを色濃く映し出しているのがこの街の姿。まだ幼く感じる彼が人間に対してそう思うのも無理もなく、虚しくも現実を受け止めなければならない。勇気を持つべきなのはどちらなのか答えは出ないものの、身震いする彼に追い打ちをかけるように、冷たくも人間の愚かさを説いて。)

―――怖くない、と言ったら嘘になると思う。前ほど騒ぎにはならないとは思うけど…
(冗談だと言いつつも、何処か寂しげな彼に掛ける言葉が思いつかず口を噤んでしまい。きっと、彼も嘘を付いている。自身のためではなく己のためを思っての優しい嘘を。そんな彼の願いを心から聞き入れられないことに心底嫌になり、唇を噛み締め。己が署名した事はいつものことだと己に言い聞かせ、裾を握り締め不安気な様子で後ろに隠れる彼に、大丈夫だとそっと微笑んで。心に誓ったことを思い出しつつ、胸のロケットに手を添えて深呼吸をし気持ちを落ち着かせる。快く引き受けてもらえば、申し訳なさそうに籠の取っ手に先程の鎖を余分に垂らしながら結んで。垂らした部分を彼と籠の間に隠そうとしながら、向けられた問いに静かに答えて)

  • No.58 by アスター  2018-04-14 13:53:38 


嘘を云うなんて人間らしくて善いと思うよ、亜人だって嘘をつくし、それだったら亜人も人間って事だね。
(彼女から告げられた言葉は正しいものであって、それを否定することは出来ずに受け入れながら、矛盾混じりの台詞を返して。彼女に限ってそんなことはないだろうが、例え裏切られても、騙されても、ましてや暴力を受けようが何だろうがつい先程まで優しくしてくれていたのだから其れは其れで善いと思っており。恐怖を拭える言葉ではないものの、彼女が己を心配してくれての助言だろう。見え隠れする人間の闇をきちんと受け止めて。)

んん…じゃあお耳ぺったんして聞こえないようにしとく。
(不安がる己を安心させる様な柔らかな笑を見ては、小さく尻尾を振り大丈夫だと告げ。彼女が首から下げているロケットを握り締めると云う仕草。何か不安なことや自身に対して負い目を感じてる時に無意識にしてしまうのだろうか。己自身は何故彼女が負い目を感じているのか検討付かず、ただ、この心のもやもやを問うてしまえばきっと彼女は更に傷付き、もしかしたら己の前から消えてしまうと直感的に感じ取り。この思いは告げないままで、何とか彼女の負担にならないように務めなければと幼い頭で考えて。ジャムパンを口の中に押し込み急いで食べきっては外へ出る決意をするように籠をぎゅうっと握り締めて。)

  • No.59 by シアン・カナリア  2018-04-14 23:45:09 


…少なくとも私はそう思うわ。
(否定せず受け入れる言葉に、己が言わずとも彼もまた己では想像のつかないことを体感してきたのだろうとさえ思えて。今まで彼らに触れてきた分、彼らもまた嘘をつき感情も温かみもあり、沢山の事に気づかされたことがある。言葉が通じ合い互いに意思疎通ができるのだから、自分たち人間と何ら変わらないことを実感していて。だからこそ、臆することなく過去に自身が彼らにしてもらったように手を差し伸べることができ、その思いを言葉に乗せて。人間はただ、彼の言う通り勇気がないで、彼らを異端であると決めつけていてばかりの現状に愁い、影を落とし)

そうね。今度はパーカーを頭に被せててもいいよ。
(可愛らしい言葉で対処する様子に目を細め。一瞬、彼がロケットに視線を感じたものの特に気に留めるでもなく、落ち着きを取り戻しては撫で下ろすように手を放し。するりと鎖を垂らし工作を施した後、籠を握り締め外へ出る決心を汲み取れば外への扉をゆっくり開け。――外に広がる景色は、行きかう人々で賑わっているものの特に此方を気に掛けるでもなく。足を止めずに遠巻きに眺めてはクスクスと好奇の目で笑い声をあげ、通り過ぎていくばかりで)

  • No.60 by アスター  2018-04-15 13:47:00 


人間だって悪さをするくせに、亜人は居るだけで悪く思われるのは納得いかないよ。
(むす、と頬を膨らまし己の思いを告げては、それで居ても彼女の様に手を差し伸べてくれる人がもっと増えたら生きやすいと感じており。人間の想いと亜人の想いは違うかもしれないけれど、いつか互いが手を取り合い生きていけたら、何て淡い思いを巡らせて。彼女と言葉を交わす度に思い知らされる己の理想と違う現実にしゅん、と眉尻を下げては開かれたドアから覗く外の世界に眼を向けて。)

パーカー被ったら汚れちゃう…、このままで平気。
(彼女のパーカーを羽織るのも汚れてしまうと躊躇し、更に頭に被せて善いと云われても己の汚さが移ってしまうのでは無いかと不安になって緩く否定して。1歩外へ踏み入れては、先程より幾分か柔らかい雰囲気の街の人達に安心したように小さく息を吐いて。耳をぺたり、とたたみ多少の生活音を遮断して彼女の後ろをゆっくりと歩いて。だが、完璧に音を遮断出来るわけもなく、己の事を嘲笑ったり馬鹿にするような声は薄らと聞こえるも、彼女に縋ることは出来ない。気にしない気にしないと内心で呟きながら籠を抱き締め歩いて。)

  • No.61 by シアン・カナリア  2018-04-15 21:28:07 


人間は、醜く弱い生き物よ。だから自分より下の存在を作りたがるの。
さ、お喋りはここまで。―――ごめんね、アスター。
(彼の言い分は最もで、否定する気もなく静かに淡々と諭して。例え人間が盗みを犯しても罰金や懲役の形で多少の罪を課すに過ぎないが、亜人はその姿を現しただけで慈悲もなく殺されてしまう。彼らはただ生きているだけで、悪だとみなし迫害し下等だと見下していく。そして卑しくもそれを快楽とした遊びすら広がりを見せ、吐き気がするほど理想と現実はあまりにも違いすぎて、表には出さずとも彼の言うように納得がいかず共感してしまい。店の外の世界に出れば、また己はこの街の画家として振る舞わなければならない。酷であれ何であれ、人間と亜人が親しく言葉を交わせば今まで積み上げてきたものが壊れ、彼らの約束が果たせなくなる。彼にだけ聞こえるように、小さく呟けば鎖を引いて歩みを進めて行き、行きかう人々にも目もくれずに家路を急ぐ。毎度のことながら、彼らと歩くこの道はとても長く感じ雑踏に交じり、嫌な汗が吹き出しまとわりつく髪も服も鬱陶しく感じては顔を顰め。先ほどではないものの、興味本位で話しかけられれば手を振りかざすだけで済ませ足早に通り過ぎて。徐々に中心街から離れていく度に、建造物も人気も少なくなり舗装されていない道が続いていく。次第に、人里離れた緑茂丘の上に小さなログハウスが見えてきて)

  • No.62 by アスター  2018-04-16 19:51:22 


ん…静かにしてる。
(彼女に告げられた言葉に小さく頷いては口を閉ざし黙りを続けて。己が言葉を発すれば彼女が今まで街の画家として築き上げてきたものが崩れてしまうと直ぐに理解出来て。じゃらじゃらと音を鳴らしながら鎖を引く彼女の後ろで身を屈めながら、成る可く街の人達の眼に触れないようにと歩みを進め。それでも尚己達に興味を持ち近付いてくる人々に恐怖を覚えびくびくと震えながらも脚だけは止めるなと言い聞かせ、臆することなく後に続き。気付けば周りの人気も無く青々と生い茂る茂みに入っており、開放感に心が少し弾んできたのか無意識に小さく尻尾を左右に振り。まだ人間が完全に来ないと決まっている訳では無い為、駆け回りたいと言う衝動が込み上げるもぐっと抑えて。向かう先に見えてきた小さな可愛らしいログハウス。そこが彼女の住まう場所なのかと興味を持ったのか小さく首を伸ばし先を見詰めて。)

  • No.63 by シアン・カナリア  2018-04-16 23:54:29 


あそこが私のアトリエ。坂道に足を取られて食料をばら撒かないでね。
(籠に繋がれた鎖から、微かな振動が伝わり振り向かずとも震えているのが安易に想像でき。雑踏に紛れる鎖の音が鳴り響く度、己から感情が消えていき、己を無にして現実を受け止め歩き続けて。行きかう人々は中心から離れていく毎に、疎らにも質素な身なりへと移り変わり心做しか目に生気を宿さない者さえおり。そんな人々でさえ、此方を見る目は歓迎されるものではなく、ただそその標的が彼らなのか食料なのかは曖昧で気分の良いものではなく、気を紛らわすように目的地を指差して。これらを通り過ぎ幾分か歩けば丘の麓に辿り着き、人の手が加えられていない緩やかにも長い丘陵に、一台の馬車が通れる幅の砂利道が続いていて。その道の先に続く頂上に聳え立つ一軒の小さなログハウスの周囲には、大樹によって創り出された大きなテラスと一面に芝生が整えられ。大自然のテラスの下には、所々画材で彩られた白のイスとテーブルが並べられ、ログハウスを背にイーゼルに掛けられたキャンバスのみ。丘の上から眺望する景色は、華やかな中心街も街の外れの大きな森も一望でき、解放感ある静かな場所で空気が澄み切っていて)

  • No.64 by アスター  2018-04-17 20:10:35 


ん…,気を付けます。
(彼女の言葉に短く返事をしては街中で見た人々より、幾分貧相な人々へとちらり眼を向け。それでも尚己を見る眼は善いものではなく、怖いという恐怖心を紛らわすように籠を抱き締めて。森のような自然が多い風景が視界に入れば嬉しそうに辺りを見渡して。それでいてあまり手が加えられていない様子に、何処と無く安心した様子で。前まで森の中や自然に囲まれることは多かったのだが、役人に見付かると云う恐怖からこうも景色を楽しむ余裕は無かった。今では彼女に救われたという安心感からか風景を楽しむ余裕ができて。歩きずらい砂利に足を取られぬように気を使いながらもきらきらと輝いて見えるログハウスを見て。“凄く綺麗…。”と小さく呟くも彼女のアトリエであるログハウスが近付くにつれ、救われた安心感とは裏腹に己だけか安心出来る場所に居座るという事実に、なんだか心がもやもやとして。他の亜人だって居るだろうし、辛い思いをしているかもしれない、それなのに己だけがという自己嫌悪に陥りすっと俯いて。)

  • No.65 by シアン・カナリア  2018-04-17 23:42:32 


―――ここまで来ればもう大丈夫ね。
アスター、どうかしたの? もしかして、傷口が痛む?
(長く緩やかな丘陵を超えれば、愛しの我が家が顔を覗かせ出迎えて。この辺鄙な地には滅多に人も来ず、鎖を放し張り詰めた緊張から解放され、ぐっと背を伸ばし新鮮な空気を体全体に行き渡らせ。丘の上全体がアトリエの敷地と錯覚する程、現に芝生を整備しのびのびとした庭園を作り上げていて。画家として街に貢献していることから、役所から一定の援助を受けていることもあるものの、自然に近い状態にあるこの空間は少なからず彼らの気持ちを和らげ一時の安息を与え匿うことのできる我が家。酷な目に合わせてしまったが喜んでくれるだろうかと振り返れば、予想に反してずっと俯いたままの彼の姿に一瞬戸惑うも直ぐにハッとして。治療も十分でない状態で流石に連れ歩きすぎ、心身共に無理をさせてしまったのかと、膝をついて不安気に顔を覗き込み)

  • No.66 by アスター  2018-04-18 18:21:46 


んーん、躰は全然平気だから大丈夫だよ。
すごくすごく素敵なところ。
(俯いていた所に彼女の心配そうな面持ちを見てはぶんぶんと首振り心配掛けまいと小さく笑って見せ。傷から流れていた血は最早止まっており本当に躰の事では無いらしく。ただ、己だけが彼女についていくという事実にどうも心が引っ掛かってしまい、眉尻下げ彼女をじっと見詰めては“ねえ、シアン…、僕は此処に居ても善いの?”と小さく問い掛けてみて。己の中の不安を消し去ってほしい一心で投げ掛けた言葉は、彼女にとってどう捉えただろうか。もしかしたらこの言葉すら彼女の負担になってしまうのだろうかと不安は募るばかりで瞳に薄らと涙を浮かべて。)

  • No.67 by シアン・カナリア  2018-04-18 21:19:46 


そう? ならいいんだけど…
ええ、勿論。誰か居てくれないと、私が寂しいわ。だからそんな顔しないで?
(首を振り否定しているものの、何処か無理をしているようにも見えるものの、無理に問いただしては彼の意思を蔑ろにしてしまうかと、頬に手を当てて腕を組んで。既に止まったとはいえ、傷口を放置したままでは治りが遅くなり、化膿でもしたら更に酷くなってしまうから、後で改めて手当させてもらうことを心に決めて。じっと見据え思い詰めたように瞳を揺らめかせ、不安気に投げかけられた問いに迷うことなく微笑みかけて。己好みののびのびと開放感のある庭園とはいえ、一人で居るには静かで広すぎる。彼が変に気を遣わずに居ていいのだと、手を伸ばし撫でようとして)

  • No.68 by アスター  2018-04-19 20:16:32 


(/こんばんは。
すみません、今日はバタバタしていて返信が出来そうにありません…明日の夜には返信しますので、少し待って頂けると嬉しいです…!
それでは、失礼します。)

  • No.69 by シアン・カナリア  2018-04-19 23:22:52 

(/こんばんは。
いえいえ、大丈夫ですよ。お気になさらずに。
お忙しい中ありがとうございます。のんびりお待ちしていますので。
ではでは、背後の挨拶だけ失礼しました。)

  • No.70 by アスター  2018-04-20 18:59:37 


善かった…、僕もシアンと一緒に居たら寂しくないんだ、だから一緒に居たい。
(彼女の柔らかな声色で告げられたその言葉に、安心した様にふにゃりと微笑み安堵の表情を浮かべて。その言葉一つで己の中の不安は一瞬で吹き飛んだようで伸ばされた腕にすりすりと甘える様に擦り寄り、改めて上記を告げて。再びぐるりと周りを見ては、綺麗に整えられ、尚且つ開放感を感じる風景に何処と無く安心感を覚え、嬉しそうに尻尾をゆらゆらと揺らし。街中とは違いとても静かで空気も新鮮であり、目いっぱい空気を吸い込みふう、と吐き出しては“空気もどんよりしてなくて気持ち善いね。”と嬉しそうに告げて。)


(/お待たせ致しました!
お返しします!!)

  • No.71 by シアン・カナリア  2018-04-20 23:22:47 


(/こんばんは。またもや申し訳ございません、少々立て込んでまして本日お返しできそうにありません…。ご容赦いただければ幸いです;)

  • No.72 by アスター  2018-04-21 09:56:47 


(/おはようございます。
お忙しい中連絡に来て下さりありがとうございます!
落ち着いてからで構いません、ゆっくりとお待ちしておりますね。)

  • No.73 by シアン・カナリア  2018-04-21 23:53:30 


ありがとう。傷が癒えるまで、好きなだけいていいよ。
(己の気持ちに応えるように、不安を拭い擦り寄ってくる彼に微笑みかけ、甘えてくる度に撫で返しては上記を告げて。自慢の庭園を前に尻尾を揺らし、嬉しそうな横顔に今まで連れてきた彼らの顔を思い出しながら「ここには滅多に人間も来ないから、自由に羽を伸ばして。――あ、でもあの木には登らないで、絶対にね」不自由な思いばかりさせてきた分、周りを気にせず振る舞っていいものの、一つだけ条件を付けて。此方を見守る大樹を差して目尻を下げて念を押し)

  • No.74 by アスター  2018-04-22 17:09:42 


…ん、ありがとうシアン、嬉しい。
(彼女からの言葉に傷が癒えるまでの条件付きだと改めて思い返しては、何処か寂しそうにしながらも小さく頷いて微笑んで。亜人である己が彼女に保護される事自体が最早奇跡であるのに、これからずっと彼女と共に居ることは不可能であると思い返し。“あの大きい樹…?あれはずっと此処に居るの?”彼女が指差す方向に顔を向けては不思議そうに首を傾げ、“登らないから行っても善い…?”と許可を取るように見詰め。)

  • No.75 by シアン・カナリア  2018-04-22 23:19:17 


ええ、私が生まれるずっと前からある樹。勿論、近づいても大丈夫。あの樹に登ったり傷つけたりしなければ、ここでは自由にしてて。
(寂し気に微笑む彼も、一時的な安息を与えるだけしかできないことを察したのだろう。力のない自身の立場を恨むのはこれで何度目だろうかと、影を落とし音もなく溜め息を吐いて。大事な大樹に首を傾げて尋ねる彼に、許可を取る必要などないと目を細めて柔らかく上記を述べて。日が暮れる前に仕事を済ませてしまおうと、外に出しているイーゼルの近くに鞄を下ろし被写体となる彼をじっと見詰めて)

  • No.76 by アスター  2018-04-23 18:47:35 


凄いね、シアンよりずっとずっとお姉さんなんだ。
こんにちはって挨拶するだけ、傷付けたりなんてしないよ。
(彼女の言葉を聞いては、己が予想しているよりずっとずっと前にこの樹木は此処に居て周りを見ていたのだろうと頷いて。許可を得ては、傷の痛さも気にせず抱えていた籠をそのままに彼女に背を向け持ち大きな樹に駆け寄って。__近くに来てみれば更に大きく存在感が有る其れに目を丸くして見上げ。愉しそうに尻尾をゆらゆらと揺らしてはそっと傷付けないように太く厚い幹に触れ、“これから暫く宜しくね。”と小さく呟いて。ばっと振り向き彼女を見ては何やら絵を描く準備をしているように見えて。己が被写体になっていることなど知る由もなく、その樹の周りを愉しそうに駆け回り。)

  • No.77 by シアン・カナリア  2018-04-24 00:05:24 


そんなこと、考えたこともなかったけど…そう、ずっとずっと優しくて頼りになるお姉さんなの。きっと、喜んでアスターのことも受け入れてくれるわ。
(当たり前のように存在していた大樹を彼につられて改めて見上げれば、己らをどんな時でも見守ってきたことをしみじみと思い返し。そんな彼女の下に駆けていく様子を遠目で見守りつつ、窓辺に置いていたキャンバスを手に取り、イーゼルに掛けて鞄から調達したばかりの道具を取り出す。大樹は彼の声に答えるように、そよ風に揺られ穏やかに笑っているかのような葉擦れの音を立て、暖かな木漏れ日で出迎えて。筆を手にして立て、被写体となる彼とキャンバスと見比べ距離を測りつつ、必ず描く彼らの2枚のうちの1枚に取り掛かり。下書きとして簡単なラフを慣れた手つきでさらさらと仕上げていき)


(/…日付が変わってしまって申し訳ありません;)

  • No.78 by アスター  2018-04-24 16:41:03 


この大きな樹もいろんな景色を見てきたんだろうなあ…。
僕みたいな亜人は見たことあるかな。
(樹の周りを走り回り愉しげに樹を見上げそう呟いて。小さな風が吹く度にさらさらと葉が鳴る音に耳を傾けては、まるで己の言葉に返事をしてくれているかのように感じ嬉しくなり尻尾をぱたぱたと振って。暫く樹に優しく触れたり耳を近付けたりしながら遊んでいるも、矢張り1人では何処と無く詰まらないと感じてしまい。彼女へと視線を移しては筆を滑らせ何やら描いている様子が眼に入りぱたぱたと彼女に駆け寄って。その絵を覗き込もうとするも、己が見て善い物か判らず、きょろきょろと落ち着きのない様子で。“…僕もお絵描きしたい。”と彼女の姿を見てそう思ったのか小さく尋ねてみて。)

  • No.79 by シアン・カナリア  2018-04-25 00:13:53 


お絵描き…? えっと、そうね…ちょっと待ってて。
―――はい、これでいいかな。アスターは一体何を描くの?
(大樹との挨拶を経て、愉し気に燥ぐ姿に肩の力を抜いて目を細めるものの、画家の端くれとして被写体を捉える時の眼差しは集中し曇りなく捉えたままで。ラフ画を終え本格的に筆を入れようとした矢先、彼が駆け寄ってくるのが見え、一度筆を止める。落ち着きなく周囲を動き回る様子に小首を傾げるも、自身も絵を描きたいと告げられ驚き目を見開きぱちくりと瞬きをし。顎に手を当て考え込みながら小さく頷き、そそくさと窓辺に出されたままの画材道具箱からスケッチブックを手に取る。加えて、鞄から乱雑に取り出した新品のクレヨンをテラスのテーブルの上に広げ、微笑み問いかけて)

  • No.80 by アスター  2018-04-25 19:07:19 



ありがとうシアン。
僕ね、お絵描きした事ないんだけど…、あの樹描きたい。
(己の要望に応えるようにテーブルの上に広げられた見たことない画材道具に眼を輝かせて。今までに絵を描いた事も無ければ、ましてや筆やペン類も握ったことすら無く、自信を持って描けるものは無いに等しい。だが、先程まで己と遊んでくれた大きな樹を指差してはふにゃりと緩く微笑んで其れを描くと言い切って。彼女が真剣な眼差しで描いていた絵にちらりと視線を向けては、ラフ画ではあるものの矢張りプロの絵は素晴らしいもので、“目標はシアンみたいな絵を描くことね!”と彼女にとっては失礼になってしまうような言葉を笑顔で告げて。広げられたスケッチブックを見てはワクワクとした面持ちで茶色いクレヨンを手に取って。)


(/すみません、前コメで背後の言葉が消えてしまってましたね…。
日付超えてしまうのは気にしないでくださいね!
お返事頂けるだけでとても嬉しいので!)


  • No.81 by シアン・カナリア  2018-04-26 00:26:04 


どういたしまして。きっと彼女も喜んでくれるわ。アスターはずっと森に棲んでいたの?
(今まで出会ってきた彼らの傾向として、森に棲む子らなら道具に親しみがなく見るもの全てに目を輝かせ、街に隠れ溶け込む子らなら多少なりともペン類の使い方を知っている子が多い。端的に礼を述べつつ、画材が破損することは気にはしないものの、彼の覚束ない持ち方に内心はらはらで。早速、先程愉し気にしていた大樹の絵を描くと言い切る姿に微笑ましくなるも、「私、みたいな絵……――あ、ああ、これね。アスターならきっと描けるんじゃないかしら」笑顔で告げられた言葉に思わず顔を顰めてロケットに手を伸ばす。しかし、触れた瞬間に頭を過ったもう片方の絵ではなく、手元にあった描きかけの絵を指しているのに気付き、慌てふためきぎこちなく笑みを作って見せて。)

  • No.82 by アスター  2018-04-26 19:26:07 



ほんと!?
喜んでくれたら善いなあ。
うん、基本的には森に居たよ、安全かは判らないけど…まあ此処まで生きてこれたから善いかなあって思ってる。
(彼女の言葉に嬉しそうににこにこと微笑んで。茶色のクレヨンをぐーの手で握り締め、真っ白のスケッチブックに樹の幹をぐりぐりと描き始め。彼女が表情を曇らせ胸元のロケットを握る姿に、この言葉は告げたら駄目なのかと今後の付き合いのために少し学ぼうとして。クレヨンを握る手はぐるぐると大きな樹を描いていくも、感覚は全く掴めずに幹と葉も同じ茶色で描かれ、お世辞にも上手とは言えない絵であり。だが、白いスケッチブックに己が動かした通りに描かれる線自体が愉しいのか満足そうに尻尾を振って。“シアン見て、上手に描けてる?”プロの画家から見ればお世辞にも上手とは言い難い絵であろう。それでも自信満々に描いた茶色い樹を見せてみて。)

  • No.83 by シアン・カナリア  2018-04-26 23:18:17 


(/こんばんは。申し訳ありません。このところ少々バタバタと立て込んでまして…本日お返しできそうにありません…。ご容赦いただければ幸いです;)

  • No.84 by アスター  2018-04-27 08:06:43 


(/おはようございます、お忙しいのに来て下さりありがとうございます!
全然ゆっくりで構いませんよ、私生活の方を優先していただいて構いませんので!)

  • No.85 by シアン・カナリア  2018-04-28 00:44:18 


そう、ね。最近、人間が頻繁に森に出入りしているみたいだから…ねえ、森の泉の噂は知ってる?
(何気なく尋ねた言葉が不謹慎であったことに気付き、視線を逸らし言葉を濁らせ。街中では大々的に処分せずに連行し役所に引き渡されるものの、人気のない森であれば撲滅を謳い迷わず切り捨てられる。特にここ最近、この丘から森の方角を眺めていれば人の出入りが増え始めているのが確認でき。話題を変えようと、小耳に挟んだ噂を首を傾げ尋ねて。自慢げに茶一色で描かれた大樹は、お世辞にも上手いとは言えないものの何処か愉し気で笑みを零し。「ええ、とっても。ここに葉っぱさんも入れてあげたら、彼女ももっと喜ぶと思うわ」緑のクレヨンを彼の手元に置き、方々に伸びる枝を指差し促して)

  • No.86 by アスター  2018-04-28 18:04:07 


うん、でも街よりは隠れる場所も少し多いし、木の実も美味しいから善いの。
泉…?森の奥の方にあるって誰かが云ってたけど…見たことないや。
(気にした様子無く くすくすと笑いながら話しては彼女をじっと見詰め。言葉を詰まらす様子から、何やら負い目を感じているのかと思い、気にしないでと云う様に緩く首を振って見せ。きっと役人達は己等亜人を見つける為に、今よりももっと森へ足を踏み入れている事も判っている。その中で生きていられたのは、運が善かっただけなのかもしれない。それで居てもこうして彼女と出逢えたことが嬉しかったのかふにゃりと表情崩しては置かれた緑のクレヨンを手に取って。“ふふ、葉っぱも描く!”瞳を輝かせてはそのまま葉っぱを描く様にぐるぐるとクレヨンを走らせて。)

  • No.87 by シアン・カナリア  2018-04-29 22:35:46 


そっか、君も見たことがないのね…変な事聞いてごめんなさい。
(森は自然の隠れ蓑になり恵みを齎し森の住民たちだけでなく、人間も様々な形で森の恵みの恩恵を受けその果実らも減ってきているに違いないはず。この周辺は緑が残っているものの、少し道を外せば舗装され開拓された街へと続いていく。まるで中心街になるにつれて、森の養分を吸い取っているかのように。此方を安心させようと大丈夫と緩く首を振り、幸せそうな表情を見せるこの小さな彼に、これ以上心配を掛けてはいけない。ただでさえ情けない姿を何度も晒してしまっているのだから、己がしっかりしなくてはと何処か硬い笑みを浮かべれば、頭をそっと撫でようとして。瞳を輝かせ思いのままに描き続ける彼に看過されるように、パレットの上に数種の絵の具を乗せ止めていた筆を持ち直し鮮やかな色を生み出していき)


(/昨夜は顔を出せずに申し訳ありませんでした; 慌ただしい日々が続いておりまして…もうすぐGWですが、夜分遅くに返せるかどうかになると思われます。ご容赦頂ければ幸いです。)

  • No.88 by アスター  2018-04-30 13:36:20 


今度一緒に探しに行こうよ、ご飯とかいっぱい持って……ぴ、ぴくにんぐ…?人間が善くしているでしょう…?
(彼女に救われてからは怖いものは何も無い、確かに己を見る人々の眼は変わらないが、命の保証はされている。その為に人間がしていることを普通に真似たいのであろう、ピクニックと云う言葉を挙げ嬉しそうににこにこと笑って見せ。彼女には沢山手を差し伸べて貰った、パンだって沢山買ってくれた、その恩返しにと森の案内をすると告げてみて。頭を撫でてくれる彼女の手はとても暖かくうっとりとした表情でその手に擦り寄る様子で。不意に鼻を掠めたのは絵の具特有のつんとした香り。その香りに釣られるようにちらりとパレットを覗いては様々な色の絵の具がそこに有り陽の光に照らされキラキラと輝いて見え。“わ、宝石みたいで綺麗だね!”1度クレヨンを走らせる手を止めてはぱたぱたと尻尾を振り絵の具に釘付けで。)


(/おはようございます!
お身体の方は大丈夫ですか…? あまり無理のなさらないように。此処への返信はゆっくりで大丈夫です! 睡眠時間もしっかりと摂ってくださいね。)

  • No.89 by シアン・カナリア  2018-05-02 11:47:53 


えっ? ――あ、そうね。森にピクニックだなんて、懐かしい…
(思いがけない提案に目を丸くしぱちくりと瞬くも、やんわりと目を細めて上記を。ここ数年、彼らを人間の手から遠ざける目的で森に出向いてばかりで、気の滅入る形で出向く機会しかなく。しみじみと懐旧の念に浸り、朗らかな笑みでそっとロケットを撫で。生み出した色彩らを比喩する彼に口元が緩み「ふふ、ありがとう。宝石のように、輝いた絵を描きたいから」次々に筆を走らせ、必ず描く大切な作品に色味を帯びさせて行き。誰のためでもない、己のためだけの、笑った彼の絵を。絵の中の彼が、これまでの苦痛も孤独も忘れ去り、心穏やかに満たされるように仕上げていき)


(/お心遣い感謝致します。なかなか出向けず面目ありません。トピ設立から1ヵ月が経ちましたね。ここまでお付き合いいただき有難う御座います)

  • No.90 by アスター  2018-05-02 19:06:14 


木の実もいっぱい食べれるよ。
楽しみだねシアン。
(ふにゃりと幸せそうな笑みを浮かべては、嬉しそうにぶんぶんと尻尾を振って見せ。彼女の描いている絵に興味があるのか、覗き見をするのは簡単である。だが、其れをしてしまっては彼女が傷付くのも想像出来る。見たい衝動をぐっと堪えながら、宝石のように輝く絵の具を混ぜたりそのまま塗ったりとする様子に、負けじと己のスケッチブックに眼を向けて。ふん、と小さな鼻息を漏らしては絵の楽しさも覚え、葉っぱと言う名目のぐちゃりとした絵を描いて。次に取ったのは黒色のクレヨン。隣に居る彼女でも描こうとちらりちらり視線を送りながらぐるぐると描いていき。茶色のショートボブ、特徴的なロケットが印象的なのだろうか、同じ色ではあるものの其れを強調するように強く描いて。)


(/いえいえ大丈夫ですよ!
わわ、本当ですねあっという間の1ヶ月でした。
拙い文章にも丁寧に返して下さり、本当に楽しく会話をさせてもらってます。有難うございます!
これからもよろしくお願いします。)

  • No.91 by シアン・カナリア  2018-05-05 23:34:03 


ええ、採れたてが一番美味しいから楽しみね。今の時期ならベリーかしら…
(旬を迎える甘酸っぱい果実を思い浮かべ、口いっぱいに広がる美味の味に口元を緩ませ。彼からの誘い自体喜ばしいものの、新鮮なままでも手を加えても、果実は己の好きな物に変わりなく。次いで、目の前のスケッチブックに向けて子供らしい鼻息を鳴らし楽し気に描き進める彼と、先日まで居た子らを重ね感傷的になるも悲観的な考えは捨て去ろうと首を左右に振り。目先の己の役割を全うすべく、度々此方への視線を感じながらも特に気にすることなく、筆を走らせ彼の名を記し。「あらあら、アスターも立派な絵描きさんね」世辞にも上手いとは呼べないものの、思うがまま表現している様子に、思わず笑みが零れてしまい。ふと強調された己にとって大事な思い出の品らしきものが目に入り、胸が熱くなるものが込み上げて、瞳を潤ませて)


(/長らくお待たせしてしまい申し訳ありません…;
 恥ずかしながら8日まで立て込んでしまいまして…また暫く顔を出せそうにありません)

  • No.92 by アスター  2018-05-06 19:51:52 


ベリーかな、甘酸っぱくて美味しいよねっ!
(己の大好物である木の実の話に眼をきらきらと輝かせて言葉を弾ませ。木の実特有の甘酸っぱさはどうにもこうにも大好きであり、思い出すだけで唾液が量を増すのを感じて。ごくりと生唾飲み込みながら彼女を見てはぶんぶんと尻尾を振って。己の出来上がった絵に満足そうに微笑んでは“ふふ、僕も絵描きさんなれる!?”と彼女の言葉を真に受け嬉しそうに微笑んで。尚も筆を走らせる様子の彼女の眼を盗み、気になる絵の具につん、指の先で突っついてみて。思っていたよりぐにゃぐにゃした其れは己の指先をその色で染め上げ、楽しげにスケッチブックにその指をぐりぐりと押し付けて。当たり前であるが、指の跡がスケッチブックに残る。何だか楽しくてとても綺麗で更に興奮した面持ちで“シアンっ、その宝石したい!……眼ぇ痛い…?”と掌をみせ、絵の具を載せてほしいと強請ってみせ。ふと見た彼女の瞳が光っていることに気付き、不安げにそう問い掛けて。)


(/大丈夫ですよ、ゆっくり画家様のペースで構いません!
無理しないようにして下さいね。)


  • No.93 by アスター  2018-05-11 18:20:31 


(/下がっていたのであげておきます。
急かしている訳ではないので、画家様はお手隙の際にでもちらっと覗きに来てくれたら嬉しいです。
風邪とかは引いていませんか? あまり無理のないように…。)


  • No.94 by シアン・カナリア  2018-05-11 23:54:15 


(/背後だけ失礼します。ご心配をおかけしてしまい申し訳ありません。
 お気遣いありがとうございます。体調は問題ないのですが、恥ずかしながら少々スランプに陥ってしまったようで…。
 遅筆で申し訳ありませんが、明日辺りには挙げられると思いますのでもう少々お待ちいただけれだ幸いです。)

  • No.95 by アスター  2018-05-12 17:46:18 


(/お久し振りです…!
いえいえ、構いませんよ、私もスランプで書けない時ありますし。忙しいと尚書けなくなりますよね…。
気長にお待ちしております、画家様の納得出来た物を投稿して下さればとても嬉しいです、ゆっくりで構いませんので! 下がっていたら私が勝手に上げさせてもらいますね!)

  • No.96 by アスター  2018-05-19 18:46:07 


(/上げておきます。
もし、今月中にお返事がない場合には勝手ながら物語を締めさせて頂きます。ずっと上げて待つのも画家様の負担になりかねないので…!)

  • No.97 by シアン・カナリア  2018-05-31 23:10:05 


天気が良ければ明日にでも行ってみる?
美味しいパンも沢山あるから、バスケットにでも入れて行きましょうか。
(森の恵みへ声を弾ませ、はち切れんばかりに喜びを体現する様子に口元が綻び。多少なら森の道には心得もあり、事前に役所の動向を探り言伝を走らせれば面倒毎に巻き込まれることも少ないだろう。願わくば一時の関係を築き上げた彼らとの再会を期待しつつ、その日が叶う時に胸を高鳴らせていき。その想いを抑えつつ神妙な顔つきで、仕上げた品に不備がないかを隅々まで目を配らせ、軽く筆を回し背景にぼかしを入れては味を加えていく。あらかたの作業を終え一息ついた矢先、指先を鮮やかに染めた掌を向け自分もと強請る様子に目を見開き、スケッチブックに視線を落とせば既に幾つもの後が落とされており。目の前の作品に気を取られ手元への注意を疎かにしていたことにハッとし、パレットを彼の手に届かないところまで持ち上げ「これはダメ。ほら、何でもないから乾く前に手を洗っておいで」嘘を積み重ねていく後ろめたさを感じつつも、彼の憂いを払拭しようと笑みを繕って)


(/大変お待たせしてしまい申し訳ありません。今更、と思うかと思いますが一応返させていただきます。ですが、今後も不安定な時機があるかと思いますので、物語の終了をお望みとあれば、それでも構いません。もし、お付き合いいただけるのであれば今後の流れについてご相談したく思います。)

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