TOPIC MASTER 2017-12-17 14:50:34 ID:11462df96 |
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>>696 GM
ん?いいとも、はい。………どうだ?
(青緑髪の相手は特にこちらを気にかけることなく再び尖った歯で果物にしゃぶりつき、果汁の摂取に励んでいる様子。食べてみるか食べざるべきか、悩ましく青緑髪の人物と手の中の果実を交互に眺めていると、ふいに足元の方で反応があり、視線を落とすとそこにロボットの少年がいて。見せてと言う少年に二つ返事で頷き、中腰になって少年の前に果実を差し出し。そのまま少年の動向を見守って)
>>702 日比谷 景
「そうみたいですね……分かりましたわ、ご主人様」
(声を掛ければ、少女は真面目な表情で頷き、再び足を進め出し。他方、当初の目的物に近付き、様々な疑問が脳裏に浮かぶにつれて、それに呼応するように自分の中ではいよいよ、はっきりと記憶が甦ってきて。この任務には他にも志願者がいた。しかし、志願者のうち、ほとんどはこの要塞に到達する前に、敵陣によって撃墜されてしまった。仲間の飛行機が火を吹き、墜落していく様を今は思い出せる。自分の乗った飛行機はたまたまか、それとも操縦士の才覚なのか、襲撃を逃れて、自分をここに送り出すに至った。他に何人の仲間が無事だったのかは分からない。……ただ、誰か一人でも血清を見つけて持ち帰ってほしいと、それが皆の願いだと、上官が語っていたことが思い返される。そして、木に掛かっている方のパラシュートは……あれも自分の乗っていた飛行機から射出されたものだ。迎えに行くことは叶わないだろうから、帰路で使うように、と。全貌を現したそのパラシュートの先に、今も吊り下がっていたのはクッションで保護され、ベルトで固定された、自分の背丈よりも二~三回りは大きいドラゴンの卵であり)
>>703 山猫 俊朗
「ありがとうございます!…っ、あ!…ああ!」
(差し出せば、少年は明るい笑顔で礼を述べ、それを受け取ろうとしたが、余程ドジなのか、伸ばされた手は寸でのところで目標物を掴み損ねて。滑った手に押されるように果実はあっと言う間もなく、廊下の隅の溝に落ち。ビシャンと音がしては、生育していた水草たちが驚いたように動き、しかし、すぐに落ち着きを取り戻すと、蔓を伸ばして果実に群がっていって。……群がられた果実は底に沈んでいった。非常に不気味な光景であり、自分と一緒にそれを目の当たりにした少年は固い表情でフリーズしてしまい。だが、隣の人物はチラとこちらに視線をくれただけで全く意に介す素振りはなく、それどころか、もう食べ終わってしまったらしい自身の分の果実を、明らかにわざと同じ溝に投げ入れ、さっきと似たり寄ったりの状況になっているのも無視して、その場から立ち去ろうと言うのか、こちらに背を向けて歩き出そうとし)
(/今回のロルは、幸運体質が発動した結果、ということだけお伝えしておきます--* ※蹴りご自由に)
>704 GM
そういう、事か…! ――…っ、今、俺がお前らの悲願を果たすからな…ッ!
(そう、もう片方のパラシュートは仲間のものなどではなかった。見上げなければならないほど巨大なドラゴンの卵を目前に、竜使いである自身がこれからやるべき事は至極明快で。蘇った記憶に一瞬痛ましげに瞼を伏せた後、すぐさまボディバックから縦笛を取り出せば、込み上がる今は亡き仲間達と自身へ託された想いに胸を熱くさせながらも、そっと笛穴に指を這わせて。)
>>706 日比谷 景
(息を吹き込んでみれば、縦笛からは飾り気がなく、落ち着いた音が響き。そのまま、自然と指が動く通りに吹き鳴らしていけば、視線の先にあるドラゴンの卵は少しずつ揺れだして。抑揚をつけ、厳かに旋律を奏で続けると、その音に誘われるように卵の揺れは大きくなり、段々とヒビが入って、最後にはバキリと上部が割れ、大きな爬虫類の口が覗き)
「……グルルゥ、ガォオー!」
(卵の殻が幾つか散り、咆哮を上げて、他の部分も内側から壊し、姿を現したドラゴンはやはり大きい。こちらを向いたかと思えば、すぐに翼を広げ、自身を固定していた器具から抜け出し、すぐに手前まで降りてきて。低く唸っているが、不機嫌そうな雰囲気はなく、腰を低くして上目使いにこちらの様子を伺っているように見え、従順な性格であることが伺え)
>707 GM
…よしっ、ユニ、乗れ! 故郷に帰るぞ…!
(やはり蘇った記憶に狂いはなかったらしい。殻を割り姿を現した、十分に乗用可能と見える大きな体躯のドラゴンに思わず口角を上げて。敵陣がドラゴンに乗り飛行する自分達をあっさり見逃してくれるかは甚だ疑問だったが、兎にも角にもようやく入手した唯一の帰還手段。自らに課せられたタイムリミットの問題もある以上、選択肢など他にあろうはずもない。そうと決まれば、すぐさまその背に乗り、声を掛けた少女を待ってから飛び立とうと。)
>>708 日比谷 景
「帰れるんですね…!これで…ああ、良かった…!」
(大人しくしているドラゴンの背に乗り、少女に声を掛ければ、彼女は安心したように微笑んで、自分に倣い。ドラゴンの背に乗ると、落ちないようにと気を付けつつ、こちらに掴まってきて。ドラゴンの方は準備万端の様子。敵陣に見つかれば、襲撃を受ける可能性はあるが、この乗りこなしには相当に自信があるし、本来、ドラゴンは小型飛行機よりも静かで見つかり難い上に、小回りも効く……
鞭で合図を送るとドラゴンはそれに応えるように勇ましい咆哮をあげ、頑丈そうな翼を羽ばたかせ。軽い浮遊感が身を包み、次の瞬間にはもう上空へと浮かび上がっており。この感覚は記憶にある。とてもとても……この感覚は身体に馴染む。頬を撫でる風は心地よく、ふと視線をやれば、あの研究所は下方へと。慣れた仕草で指示を出していけば、あっと言う間に宙に浮かぶ要塞からも脱することができ、広大な大空をただ飛んでいた。遥か下には愛すべき故郷の街並みが広がっており、やがて、その中にこれまた馴染み深い一角を見つければ、そこへ向かってゆっくりと下降していく。言い知れない安堵感が胸に込み上げていき、長く感じられた冒険もようやく終わる兆しが見えてきたようで…)
∇Memory of truth.
http://m.saychat.jp/bbs/thread/635385/
(/上記のURLを確認して頂けた後にエンディングパートへ入ります。相変わらず長めなのが申し訳ないのですが、読了後にレスをお願いします)
>>710 日比谷 景
(腹部に怪我をしていた貴方は、それに気付いた仲間たちによって、すぐに救護室に連れて行かれ、きちんと治療を受けました。すぐに上官を呼んでくるから、と告げて彼等が立ち去った後、付き添ったままの少女とともにベッドの上で待っていれば、やがて、救護室の扉を叩く音がして、聞き慣れた声が耳に届き)
「入っても大丈夫か?」
(/話したいことは沢山ありますが、こちらはまだ慎ませて貰いますよw ここへ来てですが、上官の個性は希望があれば、ある程度は応えさせて頂きます。背後会話でお伝え頂くか、心情ロルの回想で匂わせて貰っても構いません。何も希望がなければ、デフォルトで対応するので、この背後発言はスルーして頂いて構わないです)
>711 GM
…はい。どうぞ。
(心身共に無事、とは到底言えなかったが、しかし五体満足でこうして救護室のベッドへ横たわる事が出来たのは事実。ベッドへと体を沈ませる心地好い感触に、ようやく故郷存亡を駆けた任務などという途方も無い重荷を手放し、暖かな安堵感に包まれて。一日も経たないわずかな時間だったが、あの重圧とじわじわと真綿を締めるような緊迫感は元よりそう強靭でもない自らの精神を相当に食い潰していたようだ。いっそこのまま瞼を下ろし何もかもを忘れ安息の闇へ旅立ちたいのは山々だったが、未だ上官への報告を済ませていない以上そんな訳にもいかず。しかる後に聞こえたノック音と聞き覚えのあるその声に、痛む腹を抑えつつ上体を起こしては居住まいを正し、上記返答を述べて。)
>>712 日比谷 景
「日比谷…!」
(返答をすれば、すぐに扉が開き、直属の上官が顔を見せて。50代も半ばに差し掛かろうという彼は、髪に白いものも目立つが、先の大戦でも活躍した武勇の持ち主であり、普段の温厚な立ち振舞いには似合わない眼光の鋭さも未だに衰えていない。彼はこちらと目が合うと、明らかに安堵の感情を浮かべ、ベッドに近付くや「まずは、君がこうして帰ってきてくれて、何よりだ…」と述べ。それから、少し瞳を伏せると、やや聞きにくそうに)
「……それで、血清は見つかったのか?」
>713 GM
ご安心を、無事入手しました。…ユニ、血清を出してくれ。
(この任務に志願した際はもう二度と会えないことも覚悟した、その変わりない姿とこちらの身を心より案じる瞳に、つられて年相応の笑みが零れる。次いで、少々歯切れの悪い相手の質問に対し、安心させようと確り頷いて返すと、傍らの少女へと指示を出して。しかし、恐らく大丈夫だろうとは思うが、一点懸念事項を残すが故に、何処と無く憂色を宿した表情でベッドから彼を見上げては言葉を継ぎ足し。)
しかし、奴らの計画は既に第二段階へ移行したそうです。今から早くて二ヶ月後には"いつも通り"の手法を用い、短期間で一気に攻め入ると…。それまでに、血清の量産とドラゴンの治療は間に合うでしょうか。
>>714 日比谷 景
「本当か!…そうか、よくやった!いや、本当によくやってくれたな…!!すぐに化学部に届けないとな」
(指示通りに少女が血清を取り出し、上官に差し出せば、相手はそれを視認するなり、如何にも喜んで。掴みかからん勢いでこちらに向かってきたかと思えば、肩を叩こうと。しかし、こちらが言を継ぎ足せば、瞬時に真面目な面持ちとなり)
「ん、それは確かな情報なんだな…分かった。二ヶ月か…それだけあれば充分だと思うが、もしもということもある。取りあえず、君には休んでほしいが、後からでも詳しい話を聞かせてくれ。…他に、今のうちに俺が聞いておいた方が良さそうな情報はあるか?」
>713 GM
…いや、途中何があったのか、記憶を全て失ってしまったため、血清を持ち帰るのが精々で…。黒幕の正体とかも、ついでに掴めれば良かったんですけど。
(今はまだ安堵と疲労感ばかりが先行し、達成感や誇らしさなどといった情感は殆ど湧いていなかったが、しかし以前から上役として慕っていた彼にこうも面と向かって率直に褒められては、そういった類のものが換起されるのも当然で。照れたように頬を掻き、相手の返答にほっとするのも束の間、投げ掛けられた次なる問いを受けては、ううんと眉根を寄せつつ記憶を掘り起こそうと自らのベッドに視線を落とし。そうしてやや間を置いた後、ふと思いついたように顔を上げると、ぴっと人差し指を一本立てて。)
あぁ、役に立つかは分かりませんが、俺が潜入したあの研究所三階から屋上にかけて、妙な巨木がありましたよ。一際知性を感じる、やけに異質な代物で…。何か、敵側にとって重要な生命体なのかもしれません。
>>716 日比谷 景
「何?記憶喪失…?」
(話を続ければ、相手は少し驚いた様子で。僅かに間を置いた後、片手を腰に当て、もう片方の手は自身の顎に添えて、厳しげな面持ちでこちらの顔を見ながら「巨木とは怪しいな。警戒対象として作戦本部にも報告を上げておいた方が良さそうだ。記憶喪失の方も……原因に心当たりがないなら、罠の可能性もあるな」と。しかし、最後はまた安堵しているような、控えめだが誇らしそうな笑みを浮かべ)
「でも、君はよくやってくれた……ヴァイスもこれで回復するだろう。君も彼も……回復したらまた活躍を期待しているから。……しかし、今は休んでくれ。それじゃあ、俺は一度、血清を届けてくるよ」
(/返信がやや遅れてしまい、すみませぬ。ここまでのお付き合いを本当に有難うございます。この先は適当な頃合いで「眠りにつく」、「のんびり回想に耽る」等、締めらしいロールを回して頂ければ、それを合図に最後のレスをお返しします。相手は問わず、もう少し会話をご希望でしたら、それでも構わないのでお好きになさってください)
>717 GM
はい、ありがとうございます。――…終わっ、たぁーっ。
(救護室の扉が閉まるのを視認するや、ぼすんと背後のベッドへ再度体を預けて。そのまま上布団を深めに被り直しては横向きになり、「もう、寝る。俺はもう寝る。何がなんでも断固として寝る。…ユニも、今日は疲れただろ。好きに休んで…あぁ、お前に休息なんていらないのか…」任務終了と同時に心身全ての緊張が完全に解かれ、若干ふやけた口調で適当に傍らの少女へ言葉を紡いでは、ロボットに休息を提案する自らの発言の可笑しさにぶつぶつと半ば独り言のように突っ込みを入れて。…駄目だ、どうにももう頭が回らない。あまりにも密度の濃すぎる一日に、自らの脳は遂にキャパオーバーを迎えたらしく。はたしてつい先程の報告がきちんと行えていたのかすら、強烈な眠気と疲労の前には全てが曖昧だ。こんな時はもう眠ってしまうに限るとばかりに、いずれ元気な顔を見せてくれるだろう相棒も、自らが救った故郷も、今日一日の冒険の事も、今は何もかもを頭の中から締め出すと、ただゆるり、静かに瞼を下ろして。)
……おやすみ。
(/最終レスの件、承知致しました。それはもう多々至らぬ所があったとは思いますが、長期間お付き合い頂き誠にありがとうございました!とはいえ、まだ共闘にてお世話になる予定ではございますが、その場合は何処の時間軸から再開となるのでしょうか?)
「……ボク、なーんにも思い出せないんですけど。はへぇ〜、冗談きつくない?」
「えーん、難しいことよくわかんないんですけど?ま、なんとかなるかなぁ」
名前:丸山 茜(まるやま あかね)
年齢:18歳
性別:女性
外見:身長は145cm程と非常に小柄。そこそこに筋肉は付いているが、女性的な膨らみは少ない。中性的な顔立ちにベリーショートの銀髪が助力して一見少年と間違えてしまうような見た目。瞳の色はルビーのような赤い色をしており、パッチリとした二重の猫目。長袖の黒いシャツに、白い細身のパンツ。シャツに隠れているが革製のベルトをしており、足元は茶色のショートブーツ。
性格:究極に追い詰められない限り、どんな状況でも楽観的でポジティブな思考。何があっても何とかなると無条件に信じ込めるメンタルお化け。難しいことは苦手で、考えるよりも先に行動を起こしてしまうことも。
武器:スタンガン、殺傷能力のない鞭
備考:サポートロボットは少年型、名前はサン。大きな黒いリュックを背負っており、その中に『通信機』と『ボール型になったサポートロボット』それから『殺傷能力のない鞭』を入れている。『スタンガン』はベルトに取り付けたホルダーに収納する形で持ち歩く。
主要特性:注意力散漫
補助特性:頑丈
(/なんだか空気の読めないタイミングで大変申し訳ありません。今からでも参加可能であればぜひともこの世界を探索させていただきたいのですが、大丈夫であればpfの確認をお願いします。さっくりとトピ内を流し読みし、追加事項には目を通したつもりですが何が見逃しがあればお教えください。《頑丈》については多少の切り傷や擦り傷、打撲であればあまり気にせずに動くことができたり、状態の悪くなったものを食べても体調を崩しにくいといったものを想定しています。)
>>718 景君背後様
(/こちらこそです! と言いますか、そちら様に至らないところなんてまるでなかったですよ!w こちらには多々、未熟な点があったことを自覚していますが……貴方様とはやり取りさせて頂いて楽しいばかりでした。本当に有難うございます。ご質問を頂いた件については、基本的にどこからの時間軸でもOKですよ…! しかし、それだと選択肢が多過ぎてかえって選びにくいかもしれませんね^^; 最後のレスを投稿させて貰った後、>>709のトピックにもまたレスを追加させて頂くので、そちらで公表する情報も良かったら参考にしてみてください。それでは、もう暫しお待ちを!)
>>719 匿名様
(/参加希望を有難うございます!今からでも大歓迎ですよ…!pfも確認させて頂きましたが、ボーイッシュで愛らしい娘様ですね^^ 補助特性についても承知しました。丁寧なご説明に感謝です! もし共闘をお考えでしたら、強くなりすぎないようにだけご注意願います。
他、特に不備は見当たらなかったのですが、一応聞いておきたいこととして『主要特性:注意散漫』に具体的な効果の希望があったら教えてほしいです。なければ独自に解釈させて頂きますが、この件にだけ返信をお願いできますか? 長々と申し訳ありません…)
>721 GM
(/確認ありがとうございます!《頑丈》といっても他の人に比べてという感じを想像しているので、共闘の機会があればその辺りの調整は臨機応変にできたらと思っています。
それから主要特性の方についても記載しようと思っていたのですが失念しておりました…!《注意力散漫》は文字通りでマイナス方面に働きがちな特性ですが、気付かなくてはいけないものを見逃しがちになる代わりに気付かなくていいものに気付かずに済むことも増えるといったものを想定しています。その他は主様の裁量にお任せします…!)
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