── You are mine ── / 非 募

どんなことされるか理解してるんだろ？…ならお前の覚悟だけじゃねぇか。(相手の反応に煽られ興奮してきた危険なカイトさん←)

…ん…っ、お前が好きだ、(受け入れてくれる事に高揚し、キスの合間に想いが唇から零れ)

…っ……抵抗しねぇと…舌入れちまうぜ。(口づけを繰り返す合間にも心拍数は上昇し、らしくもない緊張で指先さえ震え。這わせた舌を警戒され、てっきり拒まれると思ったが、思いの外薄く開かれた唇にゾクリとし。期待と高揚感で熱を帯びた視線を絡ませながら、怖がらせないよう必死に理性を働かせようと)

か、覚悟か…(目を泳がせ、顔を赤くし)

ん……俺も、だ…っん(キス受けつつ、こちらも思いをつづって)

っ……大丈夫だ、入れていい。(それもキスのうちだ、と少し開けつつも彼をじぃ、と見つめて待ち。ベッドで二人きりということが積極性が生まれているのか、いくらか素直に受け入れており)

…まぁ色々キツいのはお前だから無理強いしねぇけどよ。(ぎゅう、頭なで)

ん…っ、お前は俺のものだ。誰にも渡さねぇから…そのつもりでいろよ。(繰り返される口づけの合間に吐息混じりに口にし)

…っ…どうしたんだよ、今日は…。色々我慢してるのに…期待、しちまうじゃねぇか……んっ、(思いがけない言葉に驚きと期待が入り交じり、熱をもった眼差しで見つめれば開かれた隙間から侵入させ、舌先で優しく刺激し)

そ、そうだな…だが、お前なら無理をしなくてもいいようにするのではないか？(撫で受けじぃ、)

最初から、……んっ、その、つもり、だ…(んん、と身体をぴくりとさせ口付け受けては徐々に全身の力がなくなってゆき)

し、知るか…何か、そういう気分なんだ。高揚している……ん、んっ！(その眼差しで見つめられてしまえば狼狽えてしまい、舌先で刺激されまだ自分では受け身でいて。)

っ…そりゃまあ、お前が辛くねぇよう優しくはしてやる。(相手の言動にときめき言葉に詰まれば、頬を染めながら視線逸らし)

カブ──…、…伊織…(ほぼ毎回キスだけで脱力してしまう相手が愛おしく、大切そうにぎゅっと抱きしめ)

…っ……なら、もっとその気にさせてやるよ…(彼からすれば素直な気持ちなのだろうが、見事に煽る要因にしかならず。感情に任せ食らいつきたくなるが、折角受け入れかけてくれる彼を裏切るわけにはいかず、優しくゆっくりと舌を絡ませ始め)

ふ、……優しいな、カイト。(視線逸らす相手に微笑み、頭を撫でていた手を自分の頬にやりすり、と寄って)

ん、…っ…もう一度名を呼んでくれ。(ぎゅ、と抱き締められ自分の名を呼んでくれたのを聞き、嬉しそうに口角が上がればもう一度と我儘を言ってみて。)

っん……っは、…(もっとその気にさせる、と言われ耳まで赤くすれば、優しくゆっくりとした感触で舌を絡められ身体を時折ぴくりとさせて。その感触が擽ったく、こちらからも少しではあるが舌を動かしてみて)

…お、まえには…優しくしたいんだよ…(頭から手を退かされてしまい、そちらを見やれば微笑みながらその手にすり寄る姿がありドキリとし。愛おしさに鼓動が煩く鳴り響く中、そこから目が離せずに顔を赤らめたままぼんやりと見つめて)

伊織…、好きだ、伊織…──、(愛しさがこみ上げ、ぎゅうと力を込め抱き締めたまま熱に浮かされたように何度も繰り返し、堪らずに耳朶を甘く唇に含み)

っ…は…、…ン…(応えるように戸惑いがちに絡んでくる舌を優しく吸い上げては絡める動きを少しずつ大きく変えて。懸命に受け入れようとする相手への愛しさや想いから、髪や頬、耳、肩へと撫でるように自然と指先が滑り)

激しい時もあるが、ちゃんと優しくする時もあるんだな。…ん、どうした、見つめて。(擦り寄っていたのをやめ、じっと見る彼に首を傾げこちらからも見つめて)

っ、カイト…あ、っん(何回もカブキではなく、伊織と自分の名を呼ぶ相手に新鮮で抱き締められた後、耳に感触があり声をあげて)

ん、ん……っは(舌を吸われつつ、するりと自分の身体を撫でる手にぞくぞくし、その手に逃れたいのか身体を動かしてゆき。舌の動きが変わり、また違った感触に合わせながら、舌を絡めて)

そりゃまあ、な。激しくしたくなる時もあるけどよ…お前も優しい方がいいっつぅし…(完全に惚れた弱味らしくぼそぼそと) …いや、やっぱお前綺麗な顔してんなと思ってよ。お前の笑顔は…まじでヤバい。(相手の微笑や仕草に未だドキドキしたまま)

っ…こんなに他人を好きになった事ねぇんだよ…(きつく抱いたまま溢れて止まない思いをもて余すよう耳元や首筋に吸い付き)

…っ、は…、…なぁカブキ…嫌ならちゃんと拒め。このままだと…お前との約束、守れなくなっちまうじゃねぇか…(滑る手から逃れるような素振りを見せるものの、舌の動きの変化にはしっかり合わせてくる彼に期待と高揚感が増す一方で。熱い吐息を洩らしながら縋るような眼差しで見つめ)

ふ、有難う、カイト。(くすり、と笑い)そうか、綺麗な顔をしているか？(ふむ、と少し考えるような表情になり)

っ、…あ、ん、っ(離れようとはせず、そのまま彼の思うままに受けて、その感触がある度にぴくん、と跳ねて)

は、…っ、…嫌では、ない。嫌ではない、から、……その、えぇ、と。(そういう目で見つめられ、自分の手の甲で己の口元抑え恥ずかしそうに狼狽え。自分の口から、してもいい、なんて言葉は恥ずかしく代わりにもう片方の手で彼の腕の服の裾をぎゅ、と握り締め)