夕樹 美月 2016-07-23 13:13:25 |
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( プレゼント片手にお礼を言われると渡した甲斐があったな、と嬉しそうに微笑み。そしてテーブルの方へ行った彼の後をちょこちょこと付いて行き早速使ってくれたのを見ては「 どう? どう? 」と自分はジッポ愚かライターさえ使わないので使い心地何て皆一緒なのに、只管聞いてみたり。)
まぁ、…いいんじゃねぇの。
(紫煙を燻らせつつ、一旦テーブルに置いていたジッポを再び手に取り、眺めながら答え。物にあまりこだわりが無い為、気の効いたコメントも出ず。しかし蔑ろに思っている訳ではないので、ジッポはポケットに仕舞って。「…そろそろ帰るか。」と発してから、灰皿に煙草の灰を落とし。)
( 彼の返した言葉ににっこり微笑むと心がほっこりして。そして帰るか、と言われ楽しい時間も終わりかと思わず眉を歪ませ下唇を軽く突き出し「.. 帰らなきゃね。」と淋しそうに返答しては。)
…帰ったら仕事か。
(相手が帰り難く思っている様子を見せれば、己もこの何もしなくていい時間が終わるのは名残惜しく、ため息と共に紫煙を吐き出してから上記を呟き。煙草を灰皿に押し付けて消してから、軽く首を鳴らし、着替えをしようと荷物の方へ向かい。)
.. ん、クリスマスイベントがある。( 本当は自分の上司にあたる人に仕事に行きたくなさそうにしてはいけないんだろうがこの感情は否めなくて。「 蓮さんもお仕事? 」と聞きながら着替え始めた彼に若干の恥ずかしさ故に背を向けて自分も持って来ていた洋服に着替えて行き。)
あぁ。 …あまり面倒な仕事が溜まっていないといいが。
(着替えながら答え、それなりに身支度を整えようと先に洗面台へ。きっと相手の方が此処を独占したいだろうと思って。歯磨きや洗顔で簡単に支度を済ませ、髪も軽く撫で付けてから洗面台から離れ、居間に戻り。)
.. そっか。( お互い仕事なんだな、と思うと仕事までの時間を楽しく過ごそうという気持ちに切り替わり。そして彼が部屋を出て行くと今の内にと着替えを済ませて。入れ替わる様に洗面台へ向かい、歯磨きや化粧等をし髪の毛は寝癖が付いているがこれも味だろうとか思うと手櫛で簡易に。そして居間に戻ると「 準備出来た。」ともう準備を出来ているであろう彼に声掛けて。)
…じゃあ、行くか。
(座椅子に座り、簡単に携帯をチェックしていれば、程無くして相手も支度を終えて戻ってきて。携帯はポケットに仕舞い、上記を言ってから立ち上がり、鞄を手に取り。そのまま部屋を出て受付の方へ向かい。)
ん、行く。( 携帯を見ている彼に声掛け自分も彼の後ろをちょこちょこ付いて行くと着いたのは受付。そう言えばこんな高級な旅館なので高そうな宿泊料とかにどうしよう、と思い彼の袖口を引っ張って訴えてみては。)
あ?
(チェックアウトを済ませ、カードで支払いをしていると袖を引かれて振り返り。数秒相手の顔を見ていたが、支払いのことだと気付き、「借金ある奴は大人しく奢られてろ。」と嫌味ったらしく片方の口角上げて。)
( 支払いについての不安が伝わったのか彼から返って来た言葉は嫌味なもので。でもその中に彼の優しさが入っている事は十分分かっており「 ありがとうございます。」と深々と頭を下げお礼を伝えて。そして外に出るとまた肌寒い風に包まれ思わず目を瞑ってしまい。)
(外へ出ると待機していたタクシーに軽く手を上げて合図し、己らの傍につけさせて。後部座席の扉が開けば、早速乗り込み、運転手に駅まで行くよう伝え。外の寒さに、両手はポケットに入れていたが、車内は暖かく、ポケットから自然に手を出していて。)
( 昨日の移動と同様タクシーに乗り込むと外とは全く違う暖かな空気に包まれて。冷えた身体を溶かす様な空間に思わず口角が上がり。来る時よりも帰る時の方が距離が早くなる、とはこの事だろうか直ぐに駅へ着いた気がして。時たま揺れる車内に心地良さを感じ若干睡魔が襲うも目を擦り開けて。外に出るとまた寒くなってしまい「 蓮さん、早く行こ! 」と小走りで駅へ急ぎ後ろを振り向いて手を振ってみては。)
(タクシーから降りるなり、小走りで駅に向かう相手を追う形で歩き。相手が振り返り手を降れば、程無くして隣に追い付き。気紛れに相手の肩に手を回し、抱き寄せながら歩いて。帰りの切符はまだ買っておらず、券売機の方へ。)
( 結構先を行っていた自分なのに気付いた時には彼はもう隣に居て。普段は車や家の中でしかくっ付かないのに肩を組まれると少しばかり照れるもののやはり物凄く嬉しくて思わず顔が綻んでしまい。そして券売機に行くと帰りの切符を買おうと財布を取り出し「 じゃあ帰りの切符は私が出すね。どれ買えば良いの?」と行きの切符も旅館代も何もかも払ってくれる彼に有無を言わさない様ににっこり微笑み述べ首傾げて。)
………
(券売機の前に着けば、財布を出して切符を買おうとする相手。正直、こうやって支払いをどちらがするのかというやり取りは面倒で。後ろ頭をガシガシと掻いてから、「…俺が居る時は俺が出す。」と財布をポケットから出しながら、既に券売機のタッチパネルを操作し始めて。)
(/ 蓮が嫌な感じですいません!; 蓮なので、ご容赦頂けるとありがたいです…;
.. ありがとう。( こうやって奢られるのには慣れておらずにただ黙って彼が買って渡した切符を手に取り。そうか、借金がある自分を貶しているんだろうなと勝手に解釈すれば「 .. 借金がある彼女持つと大変ですね。」と少しだけ嫌味を伝えそのまま無言で丁度来た新幹線に乗り込み。)
(/ 也ですからそれは全然大丈夫ですよ! そして美月の方も喧嘩腰みたいになって喧嘩の方に持って行く形になってしまい申し訳無いです;;
……そうだな。
(相手の発言の意図が即座には掴めず、訝しげに片眉を上げては、乗り込んだ相手を見送り、それに続いて乗り込みつつ、その意図が分かり、上記を返して。座席まで来るとドサリと腰を降ろし。)
(/ いやいや、蓮が悪いんで;
( 自分でも何で拗ねているのか最早分からないが座席に座り目線を逸らして少しだけぷっくりと頬を膨らませていて。どちらとも無言だった為か思ったより早く住み慣れた街の駅に着いてしまい。そのまま改札を抜けると人が混み合っていて先程の田舎とは違うなと多少うんざりすると共に彼の方に向き直って「 .. じゃあ、私そのまま仕事行くね。」と述べ。)
あぁ。…店まで送らせる。
(新幹線の中はほぼ眠って過ごし、あっという間に到着して。改札を出ると仕事へ行くという相手。向こうを出るときに連絡を入れ、組の若手に迎えに来させていた為、改札口から少し離れたところに停まっている黒塗りの車を指差して上記を。それから、その方向へ歩き出し。)
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