no title .　

好きだ｡

いつから?別に好きじゃね-よ彼奴の事｡好きとか言ってたけど､寂しさを埋める為だけに利用してたって言っただろ｡あっちの俺は全部嘘､御前に見せてるのが本間の俺､なんて言っても信じれね-だろ｡でも､彼奴の事は初めて出来た友人として好きだった､偽りだらけの俺だけどな｡御前しか本間に見てなかった､御前の邪魔しない様にって必死だっただけ｡

そうだな､悪い｡俺じゃね-よな｡

本気で俺が好きな奴｡1番大事にしたい奴｡必要不可欠な存在｡ずっと傍に居て欲しい存在｡なんて､俺なんかが言う資格無いけど｡

怖がらせてごめん｡

御前が本間に特別だって事｡ほんとの意味は分からね-けど､俺はそう思ってる｡

御前が幸せになるなら､其の御前の好きな人に御前の事を幸せにして貰う｡まあでも､俺は諦めたりしね-し､ずっと御前を想ってる､何なら奪いに行くかもしれね-けど｡俺なんかじゃ御前を泣かせてばっかだからな｡其れならもう影でこっそり支えようかなって｡

奪いに行っても良いのかよ｡
居ると思ったからすげ-安心した｡良かった｡

奪う資格なんて無いのに良いのか｡
奪って良いなら､本間に奪いに行くぞ｡

目､ちゃんとﾀｵﾙとかで冷やしとけよ｡ちょっとは腫れを抑えれるし｡泣かせてごめんな｡

ほんと馬鹿じゃね-の｡奪う､例え御前に好きな人が出来ても絶対｡

俺だな､ほんとに悪い｡御前に､俺なんかが触れても良いのか｡冷やしてあげて-けど､御前に触れるのがこえ-な｡

だ-め｡今それされたら､俺の精神がもたね-わ､きっと｡
本間に好きな人が出来たら､絶対奪いに行くから｡

また傷付けそうで怖い｡ （　　手､彷徨わせて　　）

ん､繋ぎ止めとく｡

分かってる､別に許さなくて良いから､大丈夫｡
消えるべき人間なのにな｡嗚呼､分かった､話そ｡
ん､大丈夫｡当然の報い｡これくらい平気だ｡

ん､おやすみ｡

あ-､駄目だ､すげ-自己嫌悪｡本気でぜ-んぶ俺の所為｡
薬飲めば寝れるんだけど､飲まなきゃ寝れないけど､今日はもう良いかな｡起きてようか｡

はは､息が出来ない感じ､心臓がぎゅっと握られた感じで苦し｡

許さなくても良い｡嫌われても良い｡もし御前が俺から離れたとして其れでも俺は､御前の事だけ見て御前が幸せになれるようにｻﾎﾟｰﾄしよう｡其れで､御前が幸せになったら消えよう｡ずっと見守りて-けどな｡