ブレイブルー【BLAZBLUE】ナリチャ 統制機構の一日

《帰路ややハショリます！》

…まあ、貴女の今回した仕事内容としては、
１. 上司の後ろに隠れる。
２. しがみつく。
３. 大声でわめき散らす。

…の、せいぜいこの3つしかしてませんがね？(後ろで機嫌良く鼻歌を歌う相手へ笑顔で釘を刺すように喋りながら)
ほら少尉、着きましたよ。(港町の店に着くと店員に案内されてテラスの席へ通され、相手へと座りやすいよう椅子を引いてやり)

(ﾙﾝﾙﾝ気分に釘を刺されて『…ぅう"っ』と唸り)そ…そんな事ありません…！い、色々しましたよ(ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ
あ、ありがとうございます…？(椅子を引いてもらうと変な所が紳士的なんだなあとこそばゆいながらもﾍﾟｺﾘと相手にお礼をしながら席に付き)

(礼をされると微笑んで、いえいえと帽子を押さえた会釈を執り。脱いだ帽子と上着を適当に背凭れへ掛けてると、笑んだままだが何かを考えるように相手をじっと見て)

……あ！そうそう、ご親戚を撲殺しかけましたね？(他にも相手が『色々した』という事をさもわざとらしく思い出していたようで弾かれたように人差し指を立て)

(帽子を押さえる動作が妙に様になる人だと見ていたところ何やら真剣にｼﾞｯと見られていてﾋﾞｯｸﾘし、向こうは笑顔でそんなに視線が合っていないのに緊張していると突然弾かれたように) なっ！？何ですかもう…っ親戚じゃないです…！やめてくださいよねｰｰ、あっピザ食べ放題、二人分でお願いしまーす！(変に緊張してしまった恥ずかしさを払うように店員を呼んで勝手に相手を巻き込む注文をし)

あの、私食べませんよ？(怒っている相手の思わぬ報復が飛んで来て若干たじろぐものの、何も頼まない訳にはいかなかったのか注文はそのままにしながら)たまには外の調査も悪くないですね。(潮風の吹き抜ける景色にいつもの笑みを保ったまま眺めるように)

じゃあ大尉は私の食べるピザのトッピングで、茹で玉子の部分を進呈してさしあげます(ｼｼｼといつもの仕返しのように冗談半分で上司へ笑い)ですねえ~こんなに晴れてるんじゃ、中で仕事してると腐っちゃいますよっ(珍しく険の無い相手の声と横顔に此方もうんうん同意してテラスから海を眺め)

そうですか、丁重にお断り致します。(進呈と聞くと懇切丁寧に断り)

(景色から目の前で同調する相手を見てふと笑い)
今日はまだ簡単な調査で良かったです。帰って調べたい事も出来ましたが…、ま仕事の話は…今は無しにしましょうか。(店員が来たのを察して会話を区切り、そちらへ説明すると相手の方にピザが二枚置かれ。相手にはアイスティー、こちらは暑い日に似合わない熱々の紅茶が置かれ。相手の見事な皿を見ながら)
…何だか見てるだけで胸焼けしそうですね。

あ、笑った…(目の前で僅かに自然と笑った上司を見ると物珍しげにして仕事内容を聞いていなく)うわっヤバ！美味しそう~！いただきま~~す♪♪(早速熱々のピザを食べ、相手からの感想に顔をあげれば慌ててナプキンで口許を拭き)え~？そうですか？
…ていうか、ハザマ大尉はなんでいつもその…笑ってるんです？まあもう慣れましたけど、別に普通にしてても良いと思うんですけど…、、([この暑い日に]熱そうな紅茶を相変わらず笑顔で飲もうとする謎な上司に前々から疑問だった事を真面目に取り合ってくれるか分からないが聞いてみて)

……。(突発的な質問に目を瞬くものの、軈ていつもの笑顔でカップを置きながら)
ああ、まあ…別に大した事ではありませんよ。

私が人と目を合わせるとどうも、皆さん恐いのか固まってしまうんで、無表情ですと余計恐いみたいですし…(椅子に深く掛けてはカップを持ち上げ)あまり恐がらせないように笑っている、といった感じですね。

ああ、ナナヤ少尉で遊んでいるとき、…とと。普通に楽しいときは心から笑っていますよ。(此方の笑顔に対して相手なりに何か思う節があったのだろうと目を閉じたように笑み「何だか分かりませんが…、ご心配どーも。」と肩を一度下げ)

そ、そうだったんですか…。確かに私をからかってる時の大尉は生き生きしてます、--…って~、あのですねえ(ﾑｰ
(最後は茶化されたようでﾑｯと返すも、本当に感情があるのかさえ怪しいと思っていた上司の意外な面にかなり衝撃を受け、でも本人から話を直接聞けて納得し、生地を口に入れれば今日近くで合った相手の目を思い出し)て大丈夫ですよ…！多分皆が怖がってる訳じゃないでしょうし、そりゃあ私も蛇に睨まれたみたいで確かに固まりましたけど…、大尉の目金色で何だか綺麗ですよ！

や、ややめてください少尉。気色悪いじゃないですか…。(思わぬ話題に噎せると、目を開いて盛大に狼狽え)

(相手なりに元気付けようとしてくれているのだろうかと何処か困り果てたよう珍しく自然と笑い声を溢し、口を手元で隠すとすぐに笑いを引っ込めて)
…熱い口説き文句ありがとうございます。貴女も固まったんじゃ説得力ありませんけどね…

へ…！？く、口説き文句じゃありませんよ…！って、(真っ赤になって違うとﾜﾀﾜﾀするも、自然な笑い声をあげる上司を見て止まり、珍しい上に何だかこそばゆくなるなり自分も『ﾍﾍ』と照れを笑い飛ばしながらアイスティのストローを加え)え、あ。か、固まりましたけどお、慣れですよ慣、れ。

おや？慣れてしまっては困りますね。
フリーズ機能があるなら、少尉のお喋りを止めるのに便利そうです。(相変わらずの笑み顔で紅茶を啜り、けれどもその笑顔は楽しそうでもあり)

人で遊ばないでクダサイー。(何時もの笑顔でも少し変化が出てきた相手の表情へﾌﾌﾌと満足げにし)今日は大尉を手懐けられた気分ですね♪あっ、おかわりお願いしまーす！(上司を冗談で動物扱いしながら最後のピザを食べるとﾊﾑﾊﾑ口を動かし)

誰が手懐けられたですって？(相手の軍帽の縁を軽くチョップし)
…貴女ってよく食べますねぇ。(早々と二枚目を完食した相手に驚きつつ、さながら小動物のような口元の相手に笑い)

わわ--ｯ、ちょっと~何するんですか…！(縁を狙ったチョップでずれるベレー帽に視界が遮られて慌てて治し)
えっ、だってカザモツ名物のピザが食べ放題ですよ…！？そりゃ食べなきゃっしょ♪(何故か笑われている事にもお構い無しに元気良く答えるとモッツァレラの乗ったピザとマルゲリータが運ばれてきて)

そういうモンなんですかね…(女性特有なのか相手の考え方に異性である此方は首を捻り、店員から茶の差し替えを貰って軽く会釈を執り)
まあ、逆に食べていない少尉も想像できませんね。風邪を引いたときぐらいなんじゃないです？

え~~？量は減りますけど、食べ…てる気がします。風邪でも、、(何だか自分がとんでもなく大食間な気になってきて四枚目の手を止め)
ぅう"、何かヘコんで食欲なくなってくるじゃないですかあ~大尉も食べるの手伝ってくださいよ！(かじったマルゲリータのピースをｽﾞｲｯと差し出し

なんで囓り掛け寄越すんですか、阿呆ですか貴女は(目の前にずいっと出される囓り掛けを見て)

…別に悪いことじゃないと思いますよ。少なくとも私は食べる人は好きですが、
(溜め息しながら手を伸ばして相手の皿から一応囓りかけでない方を一つ取り)…手伝うのは一つだけですよ。

ｱﾊ、す…すみません…つい。(相変わらず的確なﾂｯｺﾐに恥ずかしくなったのかピザの手をすぐ引っ込め、渇いた笑みを浮かべ)へ？あ、ありがとう…ございます。(伸ばされる手に疑問を持つとどうやら食べるのを手伝ってくれるらしい上司の意外な行動に目をﾊﾟﾁｸﾘさせ)