鐘ヶ江 冬馬 2015-03-04 00:30:30 |
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>京太
もうあの夢は見たくない。(更に縮まるように座りながら呟くと、音がない為か帰宅している事が分からず遅いと思いながら時計を見つめながら待ち)
>如月
…………、
(自室前まで来たにも関わらず立ち竦んでは、中に入ろうか迷ってしまい。嘗て己がそうであったように相手だって聞かれたくない事もあるのではないかと考えてしまえばこそ……まだ上手く笑える自信のない自分の手は、自室の扉の取っ手を掴んだきり微動だにせず止まっていて。大人なんだからこうしなければ……そんな古い考えが邪魔をして、殊更に事態を悪化させている……その自覚があるだけマシだろうと決心したようにドアノブから手を離せば「……悠、そのまま聞け。」と扉越しに声を掛け)
>京太
…入って来ないんだな。(帰ってきた事に気付くも入って来ない相手に一言言い返すと、それ以上はないも言わず扉を開ける事無く大人しくすれば何を言われるのかと少し考え)
>如月
……お前みたいな馬鹿には遠回しに言っても無駄だろうからハッキリ言ってやる。もう終わりだ……いや、終わりにしよう。お前が笑えないなら意味がない。思い悩んで辛そうな顔をさせる為にこの家に連れてきた訳じゃない。お前が幸せにならないなら……辛い想いをするだけならば、こんな生活は必要ない。……俺に縛られる必要も、無理に傍に置く必要もない。だから……
(そこまで一気に言葉を繋げば、その先に続く筈だった"さよなら"だけが喉がつかえたかのように紡ぐ事が出来なくて。目の前が真っ暗になるような……そんな感覚を覚えつつも拳を握り締め、自らの手のひらに血が滲む程に爪を食い込ませては「……明日、此処を出る。この家は売るなり住むなり好きにしろ」と掠れた声色で述べ、扉に背を向けて歩き出し。相手の呟きの理由を知っている訳ではないが、己の事を指した物ならば……己が相手に負担を掛けてしまっているせいだろう。ならば傍にいる意味がない。相手が辛そうな顔をしている原因が己なら……いない方がマシなのだと自らに言い聞かせては酔いのせいか、精神の不安定からか……ふらつく足を一歩一歩確実に進めて)
(/返信遅れた挙げ句にいきなりシリアスですみません……orz わざとじゃないのですが、何度書き直しても似たような雰囲気になってしまうもので……"だったらいっそ意地悪して悠くんのデレ頂こうぜ‼"と変な方向に荒ぶったら酷い結果に……orz 大好きなのに離れようとしてしまう天の邪鬼なもので……、本当にすみませんでしたorz)
>京太
い…嫌だ。京太お前何でそうなる……俺怖かったいつかお前が離れて行く夢を見る……でも、寝て起きたらそばにいてくれるから安心した……。(突然の事に驚くも別れと言う事に寂しさを感じると、ツラツラ話始めて見るも泣きそうなのか何回か深呼吸をした後「何で、何で急に出ていくんだよ…俺、お前の事好きなのにさ…ずっとそばにいてくれると思ったのに…」と続けると離れて行っている相手を止める勇気が無いのかベッドから降りて立ち上がった状態で扉に話しかけるように伝えると、堪えていたのかボロボロ泣き出し)
(/こちらもそちらに期待通りのモノを見せようと思ったんですが、案外弱いのか思わず泣き出してすみません;泣きつつデレてるつもりです!)
>如月
…………
(扉越しに霞んだような相手の言葉が響きそれを背中に聞けば、つい後ろ髪を引かれるように足を止めてしまい。何て返していいのかも分からず、ただ立ち尽くしてしまいながら言葉を返す事も動く事も出来ず、漸く紡いだ言葉は「お前は……嫌じゃないのか?此処へ来てからというもの、笑わなくなっちまったじゃねぇか。」と問うような言葉で)
>京太
お前本当に馬鹿なんじゃないのか?嫌ならもうとっくに俺から出て行ってる。(相変わらず余計な事を付け足して言うと扉の目の前まで行くと取っ手を掴むも開けるまでは行かず「…本当にお前は終わらせたいのか?」とだけ尋ねると目線を下へ落とすと取っ手を掴んでいる手に少し力を込め)
>如月
…………馬鹿はどっちだよ。人の気も知らねぇで……もうお前の悪態にもうんざりだ。
(相手の悪態に漸く普段通りの相手に戻ったと何処か安堵したような表情浮かべては握った拳の力を緩め。爪先と手のひらを汚す赤に一瞥くれて上記返しては疲れきったような声色で「終わりにしたいさ、全てを忘れられるなら。」と)
>京太
悪態つかねーと構わない奴は何処の誰だよ。(取っ手から手を離すと前髪を雑に掻きながら言うと聞こえない程度に舌打ちをすると「そうか…俺は本当にお前が好きだった…」と過去系で言い出すと扉から顔を逸らし)
>如月
……知らねぇな、そんな奴。
(相手の悪態の理由がただ構って欲しさのものだったとしても今の現状が変わる訳ではなく、自嘲気味に鼻で笑ってしまえば次いだ言葉へ「ありがとう。……だが俺は君を"愛していた"よ、悠。」と一向に歩き出せないままでいて)
>京太
ふーん、知らねーのか。(本当は分かっているだろうと考えると相手に合わせるように態と軽く言い返すと「……早く行けよ、終わらせたいんだろ。いつまでたってもそこに居るんじゃ終われねーよ…」と少し震えた声で言うと下唇を噛んで涙をこらえ)
>如月
……それもそうか。
(確かに……なんて納得してしまうのも"明日"と言わずに今日出れば良いのだと考えたからで。妙にスッキリした様子で腕を上げ軽く身体を伸ばせば「最後だ。……最後に顔を見せてくれ。」と自室の扉を振り返って)
>京太
勝手に入って来れば良いだろ…。(と言いつつ再び扉の取っ手を掴むと最後になると思うと開けられる有機が無いのか暫く手元を見つめたまま固まれば一呼吸置けば軽く俯いたまま扉を開け)
>如月
もうそこは俺の部屋じゃない。
(聞こえた言葉にそう返してはまず出てこないだろうと背を向け掛けた時、扉が開く音がして振り返れば相手の姿がそこにあり。ゆっくりと歩み寄り、ふわりと抱き締め)
>京太
最後だな…迷惑かけたな、今までありがとう。(早く行けと行ったにも関わらず、抱き締められると耐えていたものに耐えきれ無くなってしまえば抱きしめ返しながら言えば相手の肩へ顔を置くと再び肩を震わせながら声を出さずに泣き出し)
>如月
……馬鹿はやはりそっちのようだな。
(は、と小馬鹿にしたような笑み浮かべては軽いキスを相手の唇に落として、もう幾度目ともつかない憎まれ口を利けば「お前は自分の意見……本心を主張しないからいけないんだ。今回は俺だったから良いが、次に付き合うならばしっかりした八津を見つけろよ」と、)
>京太
……お前に馬鹿って言われたくねーよ。(少しカチンと来たのか眉間にシワを寄せると相手を見つめながらどこか不機嫌そうに言えば「は、何だよその言い方。」と言い返すもさり気なく気づかれない程度に相手の服を掴み)
>如月
それだ、それ。……そうやって不機嫌そうにしてばかりいるから不安になる。
(相手の眉間に寄ったシワを指先で伸ばすようにグリグリと痛くない程度に押せば少し強めに抱き締め、満足したように笑って。「言い方なんかどうだっていいだろ、どうせもう終いなんだ。」と目を細めつつ述べて)
>京太
痛い、もうやらねーよ。(額を摩りながら諦めたように溜め息混じりで言うと握っていた手を離すと「俺はお前がしっかりしてると思う。まぁ、もうお前みたいな奴には会えねーよ。」と言えば眉を下げ)
>如月
……馬鹿、んな顔すんじゃねぇよ。どっちが正解なのか分からなくなる。
(眉下げた表情見てしまえば本当に離れる事が相手の為になるのかという迷いが生じて。困ったような顔で上記呟いて、ふと「まだお前の答えを聞いてなかったな……お前はどうしたい?終わらせたいか?」と)
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