大江戸乱舞物語

大江戸乱舞物語

霧ヶ暮爛  2014-05-26 05:02:36 
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ー今や江戸時代。
荒れたこの地に生きる若者達の護る物は己の道か愛する者か。ー

この時代には様々な【能力】が満ち溢れていた。
人それぞれの能力である様に使い方も人それぞれ。
貴方はどんな能力をお持ちで居ますか?

【これらの事柄を御守りください】
・争い事、暴力沙汰の禁止
・不適切表記の禁止
・成り済まし、荒らしの禁止
・一人一役

参加希望者様は設定をお願い致します。
(着物等の説明はなかなか難しいのでなんとなくで大丈夫です!)

下は主の設定になります。
名前:霧ヶ暮 爛/キリガクレラン
性別:男
身長:185cm
年齢:18才
職業:浪士/たまに裏仕事
能力:狼化(一定時間狼になる事が出来る)・眼孔力(鋭い目付きで一定時間相手の動きを封じる事が出来る)
容姿:銀髪の短髪に黒の手拭いを巻き付けている/少しつり目の鋭く紅い目付き/銀の柄が入った男物の黒い着物を改造し着崩している/灰色の袴に漆黒のブーツを履いている/両手首にバンド/常に煙管をくわえている/真っ白の刀を腰に付けている
性格:一見不良浪士に思われがちだが自分の信念を貫く性格/言葉少なく人付き合いが下手/実は子供好き/女性には優しく、と心掛けては要るが怖い印象を与えてしまう

参加者様募集しております!


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  • No.4141 by 菊 露草  2014-12-24 01:47:43 


>黒田

(頭を上げるよう言われても自分が許せず暫くそのままでいて、漸く顔を上げても目を合わせることは出来ず。
何を言っても都合の良い言い訳に聞こえ言葉に詰まってしまうが何も言わないわけにもいかず口を開き。

……あの写真の女とはなんにもない。仕事の情報を聞き出すために仕方無かった。……でもあんたを好いてからそういう仕事は断ってるし此れからは受けないから。
(女のことや仕事のことを正直に全て打ち明けるも、相手は聞きたくもない事だろうなと。
結局自分の都合でしか話せないことを情けなく思うも、どうせなら我が儘に自分の想いをぶつけようと相手を真剣に見詰め。

…というか、そんな仕事出来ない。…あんたがいるのに………、…あんたのこと考えるだけで冷静で居られなくなるのに、他の奴と仲良くする演技なんて出来ない…。
(相手をどうしようもなく好いているのに上手く伝えられずもどかしさを感じながら目を伏せては「……ごめん」と何を言われ、責められても受け入れるつもりで謝り。


>月乃

(なにやら子供扱いされているような気がしてムッとするも此れではそれこそ餓鬼のため、相手の優しさなのだと受け止め「…そんな軟じゃないよ」と礼を言いつつ小さく微笑み。
相手を送ったし家路につくかと身を返そうとするも、相手から発せられた声にピタリと足を止め相手に向き直りジッと見詰め返し。
どうやら聞き間違えでも嘘でもないその様子に驚くも流石にそれは悪いと断ろうとする。
が、今になって酔いの回りが強くなり頭がぼーっとしては“このまま酔いのせいにして甘えてもいいかも”と思い始め「………じゃあ、お言葉に甘えて」と小さく呟き。
そう言うや否や照れが湧いてくればそれを誤魔化すように相手から鍵を奪い取り、勝手に戸を開けると我家のごとく中に上がって。


>遊馬

(避けられないと分かり反射的に目を瞑ってしまうがフワリと身体が浮く感覚と地へ降ろされる感触に薄く目を開くと仮面の青年がおり。
驚きで声を上げる間もなくクナイを突き付けられては喉が小さく鳴り、問いかけに否を唱えようとするもその瞬間男の刃が翼を貫く。
『畜生!!まだ死なないか!!!』
(咆える男が再び刀を振り上げるのを見ては、状況が掴めないながら相手が刺されるのは気に入らず首元のクナイはそのままに刀を抜くと相手の首横スレスレを通過させ男の喉元を突いて。
ドサリと横に倒れる男からゆっくりと相手に視線を移しては、以前も見たことがある美しい翼から紅い鮮血が流れるのに小さく眉を潜め。

外野に気取られてへまするなよ。…………今回は無関係だ。盗み聞き野郎を殺ってただけ。
(自分がへまして相手の邪魔をしておきながら大口を叩いては、やや離れたところでくたばる自分が追っていた男へと目配せし、すぐに相手に視線を戻して。

…此れ、下げてくれないか。
(クナイをチラと見て昼間とは違う冷淡な声色で述べては、まだ相手の首横にある刀をほんの僅かに首筋に近づけ、相手が殺る気なら相打ちも覚悟しろと。

  • No.4142 by 菊 露草  2014-12-24 02:36:24 


>霧ヶ暮

(能力者の制止を振りきって街に飛び出し相手を探すも見当たらず諦めて帰ろうかと。
しかしフと妹のことを思い出すとそう言えば最近見舞いに行ってないなと思い。
あんなにも大切だったのに何故だろうと、催眠のせいだとはまだ気が付かず病院へと足を進める。
すると病院付近で苦しげな相手を見付け、慌てて駆け寄っては片側の肩に手を置いて顔を覗き込み。

あんた、大丈夫か?………って、こんな強い煙草吸ったら肺がやられるぞ?!
(顔色の悪さからすぐに中毒症状と分かり眉を潜めるも、鼻孔をかすめる煙草の匂いに冷や汗が流れては相手の口から煙管を奪い取りどこか叱りつけるように述べ。
そして懐から一時的に中毒症状を緩和させる液体状の薬入った小瓶を取り出すと相手の顎を掴み無理矢理飲ませる。
続けて相手の様態を確認するため顔をグッと近づけ下瞼の色を見ると眉を寄せて。

…血色悪いな。…麻薬続けてるとろくに眠れないだろ。………あー、そうだ。あんたに聞きたいことあって探してたんだよ。……さっきあんたが言ってたこと気になって。
(“彼奴は俺じゃない”なんて当たり前の言葉を何故わざわざ言ったのか。相手は“男”であって“相手”なわけがないのにと。それでもその言葉で無性に胸が騒いだのが事実。
この不審感ともやもやを相手は晴らしてくれる気がして「……あんたはなにか知ってるのか?」と確信をつこうとして。

  • No.4143 by 霧ヶ暮 爛  2014-12-24 03:45:32 




>菊

(相手に飲まされた中和薬により幾分身体が楽になっては俯いたまま煙管を受け取り続く相手の言葉に吃らせる。
真実を話した所で催眠に掛けられた相手に己の言葉は意味を成さないのでは無いだろうかと。
其れでも相手を目前にして己に抑えを掛ける事は出来ず座った体制のまま己を覗き込む相手の首に腕を掛け引き寄せて。
無い物強請りをするかの如く相手の唇を強引に奪っては長い髪に指を絡め気が済む迄何度も口付けて。
漸く解放すると相手を真っ直ぐに見詰め頬に手を延ばす。
まだ完治して無い此の傷も相手が“己”を守るが為に負った傷。
例え其れが本物の己で無くても気持ちが離れてる訳では無い。
___しかし気付いて欲しい事に変わりは無い、思い出して欲しいし以前の様に名前を呼び合いたい。
「なぁ、…まだ思い出してくれないのか??………こんなに…あんただけを………。“霧ヶ暮爛”はあの男じゃ
無いんだよ、………俺、なんだよ」
(悲痛に表情を歪めるも切な気にへらりと微笑んでは立ち上がり相手の頭にポン、と手を乗せては「悪い、…何でも無い」と。
打って変わった様に軽い様子で別れを告げては街へと戻り。

(帰り道、路地にて能力者の男とばったり出会しては男は機嫌が悪そうに己を壁に突き飛ばす。
『あまり菊に関わらないでよ。………君凄く気に入らない』
「知るか。能力で人の頭操作するなんてあんたも寂しい奴だな」
『菊の事、結構気に入ってるんだよね。…だから君が邪魔くさいんだよ』
(此方を睨む能力者を哀れみを含んだ視線で見詰めては溜息を漏らし月が出る前に帰ろうと。

  • No.4144 by 菊 露草  2014-12-24 05:03:16 


>霧ヶ暮

(“男”に接吻された瞬間は抵抗するも相手と同じ煙管の香りや唇の感触を感じては翻弄されてしまいぼんやりと見詰め返す。
酷く辛そうな表情に胸が痛み、次いで紡がれた言葉に驚愕しては小さく目を見開いて。
“何でも無い”訳ないのに去ろうとする相手を呼び止めようとするも声が出せず、大分立ってから詰まっていた息を一気に吐き出しズキズキ痛む胸を押さえ。
-ではあの“相手”は誰なのか。……口調も仕草も性格もちぐはぐなあの“相手”は…。
其処まで考えて漸く催眠が解け、“相手”が相手でないと悟る。
瞬間、憎悪や絶望、失望などの激情が渦巻き、身体が震え出して。
全て自分の弱さのせい。相手ではないと分かっていた筈なのに“相手”と居られる誘惑に負けまんまと弱みにつけこまれた。
殺したいほど自分が憎くギリリと奥歯を噛み締めるも、まずは相手を侮辱した能力者を打たねばと激昂を抑えて足を踏み出す。
血が逆流するような激情の中、催眠に掛かったふりをすれば能力者を簡単に落とせると冷静に考える自分もいて。

(其の頃、自分に気絶させられた商人は大袈裟な療養を取り被害者面をしては相手を横取りされたと思い怒りで鼻を鳴らしていて。
街に出て相手を見つけるなり眼の色を変えてその肩を掴むと相手の身体を引き寄せ。
『こんなところに居たか。ずっと心配しておったのだぞ。…勿に何もされなかったか?………かわいそうに。此奴が無くて辛かっただろう』
(商人は態とらしく眉を下げて相手を心配する素振りをしては、もう離すまいと相手の腰を引き寄せ透明な袋に入った麻薬を見せびらかすように相手の鼻元に近づけて。

  • No.4145 by 黒田 燐  2014-12-24 21:02:24 

月乃さん»
…(/相手から昨日話したことを聞いては、喜んでくれたなら良かった、と思い「…そうだったんですか。……後で見せて上げても良いです…よ?」と。
相手の姉が並べた沢山の料理を見てはまさか此処まで歓迎してくれていることに嬉しくなり「…ありがとうございます」と僅かに笑みを浮かべて述べて。相手と姉の名を聞いては良い名前だなと思っては思わず口に出て「…良い名前ですね」と述べ、早速料理を口に運び。

遊馬さん»
…(/己に気づいたらしい相手にぼんやりとしてしまうも、相手からのその一言に何も言葉にすることなく去るのではなく逆に歩み寄っていて。しかし、ふとした所で足を止めて倒れてる男を見ては興味無さげではあるものの「…何だ…まだ生きてたんですか…」とボソリと聞こえぬよう呟いていて。しかし、相手がいることにハッとしては何事も無かったようにその場を去ろうとして。

霧ヶ暮さん»
…(/相手の様子が変わったことに気がつくまでかなり時間が掛かり、その頃には既に遅く知らない男の腕の中にいて。だんだんと青ざめてくれば無理とわかってはいても男から逃れようと抵抗を試みるも先程の傷の痛みもあり力が入らず無意味に終わってしまい。

菊さん»
……(/相手の話を最後まで静かに聞いては、やはり理由があったのだな、と。相手の言葉は嘘には聞こえず、それならどれだけ相手を責めても無意味だな、と思い。「…まぁ…仕事だったなら……」と述べる。
 しかし、相手が今では、そういった仕事を断ってくれているということに嬉しくて「…本当ですか…?……本当なら私…凄く嬉しいです…」と述べ柔らかく微笑んで。

  • No.4146 by 霧ヶ暮 爛  2014-12-25 00:50:50 




>菊

(相手の言葉で薬は控えようと決めた物のいざ目前に薬を差し出されては欲は止められず商人の言う事を大人しく聞き入れ商人の家へと向かって。
何でかんで言っても暫く薬は摂取して居らず久し振りの薬に視界が霞んでは其のまま気を失いバタリと倒れて。
商人がほくそ笑みながら焚いてた麻薬の香を強い物に替えて。

(其の頃、相手の催眠に掛かった振りにまんまと騙されながらも能力者は相手の手を取れば今宵の仕事を相手に告げる。
『あの商人から御呼ばれ来てるから。…ちょっと危険だけど彼奴は良い金蔓だから菊も一緒に来て』
(強引に相手を連れ出しては商人宅へと訪れ商談を持ち掛けてはまだ敵対意識を見せる商人に対して上手い手口で話して。

(其の別室にて、ふと相手の声が聞こえては無意識にフラリと立ち上がり商人達の部屋の襖を開けては覚束無い足取りで相手の元に向かう。
しかしグラリと視界が歪んでは其の場に崩れる様に倒れ込んで仕舞って。
『爛、大丈夫か??…だから自室にて待ってろと言ったのに…』
「菊の、………声がした。……」
『気の所為だ、ほら…部屋に戻るぞ』
(商人に肩を支えられ先程の部屋へと戻る所、能力者の陰に居た相手を見付けてはそちらに手を延ばす。
しかし能力者が相手を背に隠し己を睨み付けると『菊に近寄らないでくれないかな、…麻薬に溺れた廃人が』と。
まともに思考が働かずに此方を睨む能力者をぼんやりと見詰めてはゆっくりと俯き商人に腕を引かれては先程の部屋へと戻され。

(渡された部屋にて壁に寄り掛かりながら既に夕刻となった暗い空を見詰める。
好都合にも月は出て居らず雲が掛かった空を見詰めながらまだ息苦しさの残る胸に眉を潜めて。



>黒田

(連れて来られたのは男達の拠点の地下、男達は騒ぐ少年を気絶させ相手と同じ部屋に蹴り入れては己の腕を引く。
解け掛かった催眠に能力者が再び己の額に手を翳しては『さて、此の人達の世話は御前に任せた』と。
暗い瞳でコクリと頷くと横たわる少年と拘束された相手を静かに見下ろして。
男達は上手く言った事に笑みを浮かべると地下の檻を閉めて。

(暫くして少年が目を覚ましては檻の外で煙管を咥える己に声を上げる。
『おい!!!御前何してんだよ!!!開けろ!!!』
「騒ぐな、煩ぇ」
『巫山戯んな!!!』
(洗脳されきった暗い瞳で少年を睨んでは喉元にピタリと刀を向け再び「騒ぐな」と。

  • No.4147 by 黒田 燐  2014-12-25 07:23:08 

霧ヶ暮さん»
…(/男に何をされているのかは全くわからないが暗い瞳の相手は何時もの相手でないことだけは納得でき。
 無理なことはわかっているものの隙があれば少年だけでも此処から出してやらないと、と思うが拘束されてしまっているままでは何も出来ずどうするか、と。
そんなことを暫く考えていては目を覚ました少か年が相手に上げている声が耳に入りハッとし少年を見つめる。少年を静かに見ていること等出来ず
「……あの…静かにしてたほうがいいですよ…」と述べて。
 今は少年に怪我されぬようにするしかなく。拘束されている己に出来ることは少年を宥め落ち着かせなければと。しかし、前もこんなことがあったなと嫌でも思い出してしまえば勝手に身体が震えてしまっていて。

  • No.4148 by 逢坂 辰巳  2014-12-25 08:24:50 

(/参加希望です。修正点や不備等あしましたら訂正します。素敵な方ばかりなので緊張しますが宜しくお願いします。


名前:逢坂 辰巳(おおさか たつみ)
性別:男
身長:195㎝
年齢:25
職業:町奉行幹部
能力:毒蛇。毒牙を持つ。毒により身体機能・呼吸器官を麻痺させる。致死量の毒も持つがそれを使うと自身の身体機能のいずれかを失うためまず使わない。
蛇の目。意識的に睨むことで一定時間対象物の動きを鈍くするが使用後暫く自身の視力が低下する。
蛇化も可能。しかし疲れるためあまり好んでいない。(体長は身長に同じ)

容姿:老緑色の髪。後ろは首筋が隠れる長さ。前髪は左分けで横髪は鎖骨辺りまで伸ばす。瞳は黄色で二重のつり目。肌は白く細身。右耳後ろから左足先まで身体に髑髏をまくようにして蛇肌、ぱっと見は分からない。
服:仕事の時は白茶色の着物に土色の袴。巡回時は町奉行幹部を示す羽織をはおる。長刀と小刀所持。長刀の鞘口に黄色い硝子玉の御守を紐で垂らす。勤務外は普通の着物。

性格:生真面目で思慮深く少し神経質。主従関係を重んじるタイプ。ただしやり方が汚い上司にはやや反抗的。表情に乏しいが正義感が強く人並みあるいはそれ以上の反応をする(ちょっと純真。ようは馬鹿)。部下や家族思いで犯罪者には厳しい。長身で目立つことや出すつもりがなくても出てしまう威圧感を気にしている。其の癖真面目だから背筋を伸ばし余計にでかく見えるが本人は気付いてない。

備考:厳格な父と心優しい母のもとで育ち四人兄弟の長男として一人離れて家庭を支えている。兄弟のうち二人(長女次男)は既に故人で今は末の妹(10歳)のみ。過去に恋人(女)が居たがいずれも不逞浪士の争いに巻き込まれ他界。硝子玉の御守は妹から貰った。稼ぎは良いのに仕送りとケタ違いの食費でなぜか金がない。蛇だけに胃袋が大きくて丈夫。

  • No.4149 by 菊 露草  2014-12-25 13:52:16 


>黒田

(自分を責めても責め足りないと自己嫌悪に陥っていたが相手の微笑を見た瞬間、すーっと心が軽くなり少しばかり其れが軽減して。
こんなにも自分は単純な野郎だったろうかなんて考えては、抑えが利かなくなりギュッと相手を抱き締め「燐、…愛してる」と無意識に名前を呼び甘く囁き。
もっと相手を感じたいと口付けようとするも、甘い時間を邪魔するかのごとく先程の女が路地に顔を出してきて。
『こんなところにいた。……ちょっと貴女騙されたらダメよ?』
(女はスタスタと近付いてくると相手の手を取って『この人、嘘を吐くのが仕事みたいなものなんだから』と“仕事に関しては”あながち間違ってないことを言い、舌を出してきて。


>霧ヶ暮

(商談の部屋にて不意に現れた相手が倒れ込むのを見ては駆け寄ろうとするも能力者に制されてしまい。
相手を“廃人”扱いする男に怒りで斬り殺しそうになるのを堪え、“その機”を窺いつつ別室から戻ってきた商人に目をやり皮肉じみた笑みを浮かべ。
「……あんなになるまで麻薬漬けにして心配面とは滑稽だな」
『死なせはしないさ。爛は大切な飼犬だからな』
(扇子を口元で当て笑う商人に憎悪が沸き立っては思わず刀に手をかけるも能力者に手を押さえられ。
『菊、駄目だ。彼奴は裏とも繋がりがある。殺すと厄介だ』
(相手の声で耳打ちされるも催眠が解けた今見た目はただの男。
惑わされることはなくギロリと睨みつけては“ならばあんたからだ”と斬りつけようとするも俊敏に避けられて。
『…菊。……催眠、解けてたんだね』
「…………」
(目の前でほくそ笑む男に心も身体も許していたかと思うと悪寒が走るが其れを振り切るようにして再び男に斬り掛かる。
しかし何か粉状の物を撒布されては目に激痛が走り、次の瞬間には何も見えなくなり。
『…暫く目は見えない。でも心配するな。俺がそばにいる』
(相手の声で近付いて来るのが分かり一瞬惑わされるも、そう何度も同じ手に掛かってたまるかと声と気配をたよりに斬りつけようと。

(其の頃、こっそり逃げ出した商人は腰を半分抜かしながらも相手の元へ行き、ぼんやりする相手の肩を揺すって。
『爛、逃げるぞ。此処に居たら殺される。飼犬なら主人を守れ』
(興奮気味に早口で言っては、力の抜けた相手の狂気を目覚めさせるため強い麻薬を嗅がせようとして。

  • No.4150 by 遊馬 皇  2014-12-25 22:26:33 


>霧ヶ暮

__そうか。俺も命の価値が良く解らん
( 相手の言葉に何を期待しているわけでもなかったが返答には少しの間を置き、何処か虚しくなる胸の奥、自身の行いに対する小さな迷いを断ち切るように言葉吐き出し。_____と、相手が次に口にしたのは後ろ、との一言。共に感じた知らぬ気配に振り向かずに刀を避けて。恐怖、憎悪、混じる感情を露わにする男を憐れみの目で見詰めては「_見苦しいな」と。クナイにて首をかっ切ろうかと手を伸ばすも、相手は既に相手になにやら大きな声で叫んでおり。_____相手ならば喜んで依頼を受けるのではないか。そう思い冷たい視線を其方へと向けておれば相手は刀を取るどころかその男を蹴りて自身へと差し出す。全くに読めない男の行動に眉を顰めては先程手にしたクナイを怯える相手に素早く当て、その喉を切り裂き。 )

……何故この男の依頼を断った?俺を殺し、尚且つ金が入るなら断る理由もないだろう。
( 不思議だとは思ったものの相手が依頼を受けなかった事に何故か安心した様な思考に落ちていれば、その疑問をそのまま言葉にし投げ掛け。周りに完全に気配が消えたと静かな空気の中で判断すれば再度仮面へと手を伸ばし仮面を外して相手を見詰め )



>月乃

( 江戸の町に流れ行く会話は当然自身の耳にも落ちて来る。本当に心がないのと同じ様な自身にとって、町に溢れかえるその言葉たちは聞き流すだけなのだがそれでも心がない様な自身を実感してしまい。玄関に立ち、そんな会話に目を伏せつつ昨日の事を思い出せば、何故か不安気なあの男の事を思い出す。奴は何故あの様な表情をしていたのか、と。「___考えても俺には関係のない話だ」まるで自身に言い聞かせるように呟けば扉に手を掛け、表向きの姿で外へと一歩踏み出し。まるで周りの人達と同じ様な、”普通の人”に溶け込めば昨日のことなど知らなかったかの様に人当たりの良い笑顔を浮かべ「_おはようございます」戸の前で話す女らに声を掛ける。勿論何も知らない女らは『おはよう、遊馬くん。それより聞いた?この辺でまた、人が殺されたみたいなのよ!』と紡ぎ、そして自身もまた「…怖いですね、俺も気を付けなきゃだなぁ__…、」と思ってもいないことを続け___と、前方から現れたのは昨晩の男。思わず言葉を詰まらせては気付かなかったフリをし女らとの会話を弾ませ )



>菊

__…!!
( 翼を傷付けられた事に対する痛みに顔を顰め情けない事に動けずにいれば、目の前の男が刀を取り出す。自身は相手にクナイを向け、命を奪おうとした身、すればこれは相手にとって返り討ちのチャンス。ならば背後の男より先に目の前の此奴にとどめを__と、在ろう事か、相手の抜いた刀は自身の横をすれ、背後の男へと刺さり行く。クナイを突き付けられていながら、何故自身を庇ったのか。言葉さえ出ないものの不思議気に瞬きを繰り返せばその仮面から相手を見詰め。 )

……悪かった。
( 聞くことによれば相手は自身を追っていたのではなく先程の男を追っていたとのこと。全ては自身の勘違いである。聞くなり小さな言葉を其処に落とせばクナイを引きて。__誰かに命を守られた事など、いつ振りであろうか。家族が死に、鷹峰の一族が死に、自身を護るものは自身のみとなった今。その行為に慣れている筈もなく。上手く相手の顔を見れずに、す、と立ち上がり顔を逸らす様に背を向けては歩き出して )



>黒田

__女。
( 立ち去る様に声を掛けた女が、何故か此方に向かって来る。矛盾に眉間皺寄せクナイを構えるも此方に向かってくる途中で相手は足を止め何処か冷たい口振りで意味深な言葉を落としてゆき。それに対し首を傾げるもそれは相手にしか解らないなにかなのだろう、そう思えば思わず声を掛け相手を引き止め )


  • No.4151 by 月乃 雲  2014-12-26 00:05:42 

>霧ヶ暮さん>4139
(訪れた勇ましくも優麗な仲居に目を奪われつつ花魁や刺客たちが部屋を出て行く時を見計らいこっそり相手に近付いて「‥ご迷惑おかけしてすみません。あの、でも大丈夫なんですか?‥無理はなさらないでくださいね」と心配そうに耳打ちし。その時薬草の嗅ぎ分けで鍛えられた鼻に相手の匂いが掠めた気がしてまさかと仲居を見て、「爛?」と思わず名前を口に出してしまい。)

『月乃、なにをしている。こっちに来い。』
(男に強く言われ疑惑が解けないまま渋々男の後ろに正座するとじっと相手を見つめ。
男は『して、貴様はどう懐を温めてくれるのだ?』と偉そうな態度で『はよやってみせろ。』と相手に命令して。)


>菊さん>4141
(綺麗な瞳で此方をじっと見られ恥ずかしくなれば思わず目を逸らすが、続く予想外の返答にぱっと相手を見て。その時には鍵を奪われ相手は家の中。すぐに照れ隠しだと分かればふふっと小さく笑いを溢し相手の後に続いて中に入り。)

部屋の中あたためますね。てきとうに寛いでいてください。
(相手を囲炉裏の傍に座らせると火を灯してそそくさと御茶を差し出し風呂釜を温めて。部屋をすこしばたつき落ち着くと相手の肩をとんとんと叩き「お風呂いつでも入れるので。」と微笑みかけて。


>黒田さん>4145
(相手からの言葉に姉と二人で顔を見合わせ嬉しそうに微笑んでは「是非お願いします。‥あ、でも無理はしなくていいですからね?」と一度頭を小さく下げるも少しだけ間があったことを気にして付け足し述べて。微かに微笑する相手が綺麗だなぁと思っていると名を褒められ小さく首を傾げ「そうですか?変な名前とは言われたことがありますが‥」と神妙な顔で述べながらも最後には照れたように笑い礼を言い。)

‥黒田さんにはご兄弟いらっしゃいますか?
(料理を口に運ぶ相手を見ながら口に合うだろうかと心配しつつ問いを続けて。)


>遊馬さん
(考えに耽り俯いていたせいで距離感など全く意識になく前方で相手と話していた女性にドンとぶつかってしまい。一気に意識が引き戻されあたふたすると女性に何度も頭を下げ。)

『いいのよ。って‥月乃さんじゃないの。今日もお薬届けに行くの?』
(女性に名前を呼ばれ顔見知りだと気付けば問われたことに頷き二言三言会話し。青年の存在に気付くと綺麗な子だなと微笑みを向けつつ相手とは思わずに「こんにちは。」と穏やかに挨拶して。
丁度その時、少し離れた道先で少女の泣き声と男の怒声が聞こえてくる。目を向ければどうやら少女が運悪く柄の悪い浪士にぶつかって男の着物を汚してしまった様子。男は泣きじゃくる少女と頭を下げる母親に刀を向けて金を要求しており。騒然となる町に助けようと名乗り出る者はいなく野次馬ばかりが集まりだし、そのことにむっとしてはいつも緩ませている表情を引き締めて男を説得しようとズカズカとそちらに向かっていき。

  • No.4152 by 霧ヶ暮 爛  2014-12-26 00:30:57 





>黒田

( 牢に背を向けながら犬の様に此方を睨み付ける少年から視線を逸らし再び煙管を咥えては数時間後、先程の男達が訪れ。
身を起こし再び催眠の底に落とす男をぼんやりと見詰めながら一度牢を開け乱暴に少年を掴むと相手を暗く見詰める。
男達の命令により相手を軽々と抱えれば其のまま上の階へと連れて言って。
ふと感じた懐かしい感触や香りに一瞬ピクリとするもまた催眠状態に戻り。

( 上階にて組織の男達が集まる宴会場に相手と少年を下ろしては男達が見世物をしろ、と命令する様をぼんやり見詰める。
一人の男が己に『手本を見せてやれ』と促すが何故か踏み出せず。
『おい、聞いてるのか』
「俺がやれば其の女はやらなくても構わないか」
( 催眠が解けた訳では無く、寧ろ掛かったままだが無意識に上記を呟いて。
男が眉を寄せながら再び催眠を掛けようとするが既に掛けられてる故に意味は為さずに。



>逢坂本体様

( / 素敵なpfと参加希望有り難う御座います、不備どころか素敵過ぎて感激です !!
是非是非参加して下s ((
ではでは絡文を御願いしても宜しいでしょうか ??



>菊

( 再び嗅がされた麻薬に身を浸し狂気を巻き起こすと能力を解放し商人を抱えては裏道を通り丘へと向かう。
丘にて商人を下ろしふと思考が一瞬まともになると“相手は何処だ”と言う考えが己を支配する。
商人を揺さぶる様に問い掛けては先程の能力者が相手に乱暴を働いてる、と上手く丸め込まれ気付けば先程の道を戻り走って居て。

( 商人宅にて能力者と乱闘する相手を見付けては咄嗟に駆け寄るも中々相手を此方に呼ぶ事は出来ずに。
能力者は何を思い付いたかニヤリと笑みを浮かべ己に視力を戻す薬を投げ渡す。
意味が分からずに其れを受け取り相手の名前を呼ぶも相手はまだ“己”を“能力者”と思い込んでるのか振るわれる刀に苦戦して。
「菊 !! …っ、俺だ !!」
( 身体に傷が付く事等いとわずに相手への距離を縮めては無理矢理薬を飲ませるが其の際、刀が肩に刺さって仕舞って。
能力者は薬を飲ませた所で相手に近寄ると相手の目前に佇む己を指差し『分かるだろ、腹部の傷も肩の傷も…全部露草がやったんだよ』と。
「菊、…思い出してくれたのか ?? そいつは“俺”じゃ無いんだ」
『散々傷付けて…彼の元に戻れるの ?? 』
「耳を貸すな !! 俺は…あんたさえ居れば…」
( 反対の言葉が相手を惑わす中、己から刀をズルリと引き抜いては血塗れの手で相手の頬を包み「…あんたさえ居れば何も要らないんだよ」と。
しかし能力者は詰まらなそうに相手の腕を掴むと『さぁ、“俺”と帰ろう』と。



>遊馬

( 意図も簡単に男を仕留めた其の様に言葉にこそしないが“流石だな”と。
薄く上がってた口角を戻し緩く首を傾げては“当たり前だろ”と言わんばかりに口を開いて。
「安い値段で腕の立つ人間を殺るなんて時間の無駄だ。…裏の奴等は馬鹿が多くてな、弱い奴を高値で殺れる。あんたを殺るのとは話が悪いだろ」
( 無表情で上記を言うも相手を簡単に殺れる等思っても居らず。
目前の転がった骸の着物を漁り金品を探すも金目の物は持っておらず舌打ちしては骸にガツ、と足を乗せ。

  • No.4153 by 逢坂 辰巳  2014-12-26 00:44:55 


>主様
(/参加許可有難うございます。早速ロルを落とさせて頂きました!主様や皆様のロルを参考にさせて頂きますね(ペコリ)


>ALL

(皆が寝静まる江戸の町、部下を四人引き連れ巡回中。今宵は何事も無く終われそうだと一息吐こうとしたところ男の悲鳴が聞こえ直ちにそちらへ向かう。到着時、路地裏にあったのは男の遺骸のみ。眉間に皺を寄せては部下二人に周囲に怪しい者がいないか捜索するよう命じて。

(男の亡骸は一目では身元を判断出来ず調査が必要。刺傷の切口等をざっと見て目に焼き付けると現場に残った部下二人に遺骸の処理を任せ、己は男の悲鳴を聞いて町民等が騒いで寄り付かぬよう路地を出て見張ると共に怪しい動きがないか神経を研ぎ澄ましていて。

(/ロル落とさせて頂きました。PFの時から本体で噛んでお恥ずかしい(照)とまあ本体は誤字脱字が多いです。頭のネジも外れてます(笑)皆様のロルが素敵すぎて迷惑かけまくると思いますが宜しくお願いします。PF>4148

  • No.4154 by 遊馬 皇  2014-12-26 01:23:15 


>霧ヶ暮

__、
( 自分は何を期待していたのだろうか。相手は自身を殺さない理由に、何かしら特別な意味があるのではないかと思い上がっていた。裏仕事をしている相手にとってそれは有り得ない事でありつつも、昼間の姿を思えば少しばかりの優しさを持っているのかと勘違いをしていた。相手の話は納得する内容であり自身の無意識な期待は唯沈んでゆき言葉を詰まらせ、ただそうか、と思えばそれ以上は口にせず。_____と、亡骸に足を乗せる相手の背後に現れたのは鼻上まで布で隠されたオールバックの、忍びと見られる男。

「_____ッ、御前は」
『驚いたな、先程御前が付けていた仮面…鷹峰一族の生き残りか。最近この辺で忍びが出るとの噂を聞きやってきたが、まさか鷹峰だとは思わなかったなァ。…その反応、俺を知っているんだな小童』

その男は懐かしき、一族が滅びた際に最後に見た男。つまりこの男率いる露草一族に自身らの親や一族は殺された。両親から愛されていたわけでもなく、悲しみの感情こそなかったが幼き自身にとって一族が皆殺しにされていく光景は決して良いと言えるものではなく両親が亡き後、辛うじて生き残った自身は鷹峰家を継ぐ事とし今の人生を歩んで来た。あの日を境に忍びをやめても良かった、然し幼き頃より忍びとしての道しか知らぬ自分にとって、鷹峰家を継ぐ以外の道は残されて居らず_____。)

『_____ハッ、やはり仲間が居ないと云う事は心細いのか?』

( 露草は自身から霧ヶ暮に視線を移し、小馬鹿にした様に『落ちたものだな、鷹峰も。』と零せば嘲笑いの様な笑い声を響かせ )


( /設定には書かなかったのですが、一族が死んだ理由を上記文の様な形にすること、可能でしょうか…!! 急にモブキャラと過去設定出してすみません…絡みにくければ新しく書き直しますのでご指摘ください^^: )



>月乃

…こんにちは。
( 自身はつくづく運がないのだと思う。見つからないようにと態と女らと話を弾ませていたのに、相手は女にぶつかり、更に在ろう事か女と相手は知り合いの様な口振り。厄介だ、こ思うものの気付かれなければいい話。昨日と変わらぬ整った表情で微笑まれればその柔らかな雰囲気にのまれそうになる。_____挨拶を交わす相手に表向きの表情、此方も柔らかい笑顔を貼り付け挨拶を落とし。
と、離れから聞こえる少女の声と罵声に意識は其方へと持っていかれ。何事かと思いつつついしごとの癖で冷たい表情にて其方を見詰めてしまう、嗚呼、煩いなぁ、と。然しそんな事を思っている間に、先程まで立っていた相手の背中は視線の先へと歩いてゆき。
記憶さえ正しければ、彼は喧嘩などには向いていない。なんせ初めて会った夜、彼は薬草を摘んでいたのだ。とてもじゃないが、喧嘩や戦闘などとは縁が無さそうに見える。

_____正直相手がどうなろうか知ったこっちゃない話。然し何故だか、相手の穏やかな雰囲気には惹かれるものがあり其れをこの先で崩されてしまうのは何故だか気にくわない。彼処で女と打つかったのも何かの縁。今は昼間の姿故誰かの為に動くのもたまには。思考を定めては進む相手の後を追い掛け )



>逢坂

_____厄介だな。
( 依頼を終えた屋根の上、能力を使ったが故に思うように動かなくなってしまった身体を休め次の依頼へと向かう為の準備を進めており_____と、亡骸付近に現れたのは町奉行と思われる男達。普段であれば素早く逃げてしまえるのに、何故こんな時に限って能力を使ってしまったのか。くそ、と舌打ちを打てば見つからない様身を屈めるも騒がしくなる人混みにうまく身動きを取ることが出来ずに )


( /絡ませていただきました!>3767 遊馬の背後です。癖のあるキャラで面倒かもしれません…‼︎ ご迷惑お掛けするかと思いますが、どうぞ宜しくお願い致します )

  • No.4155 by 菊 露草  2014-12-26 01:45:44 


>遊馬

(意外にもあっさりクナイを引き下げてくれた相手にやや驚き一度ゆっくり瞬けば自分も刀を引いて鞘に収める。
去り行く相手を引き止める理由など無い、筈だった。しかし勘違いされたにせよ、元はといえば自分の不注意で…、自分さえいなければ相手は滞りなく仕事を遂行し怪我もしなかった。“悪かった”と言わねばならないのは自分だ。
そう思えば相手の後を大股で追いまだ大人とは言えない細い腕をやや強めに掴み。

…待てよ。その怪我でうろつくと厄介だろ。
(声色低く述べ、表情の読めぬ仮面から視線を下に向け地面を指す。
視線の先には痛々しい傷口から滴る鮮血により出来た軌跡があり、それは相手の足元から男の亡骸まで伸びていて。-このままでは追手にすぐ見つかってしまうと。
別に相手なら追手が来た所で造作ないだろうが、何分自身の“主人格”はお節介なためこのままにはしておけず。
相手の腕を開放すると普段首元に巻いている白い長めの布を取り、人体ではない翼のため勝手が分からないながら止血するため出血部分に布をまこうとして。


>月乃

(相変わらずの世話やきぶりに良い嫁になりそうなんてぼーっとした頭で冗談を思いつつ、手際よく用意された風呂を借りることにして。
風呂場に行き普段結っている髪を下ろしては時間が掛からぬようさっさと湯浴びを終えて、着てきた着物に袖を通して暖かい居間に戻る。
湯浴びをしたことで酔いも少し覚めれば、何だか面倒掛けさせてしまったなと今になって思い苦笑を漏らすも、反面嬉しく感じる自分もいて。
用意されていた手拭いで髪を拭いつつ、さて相手はどこにいるだろうかと姿を探し。


>霧ヶ暮

(目が見えぬまま“相手(能力者)”の声がするほうへ刀を振るっていたが不意に気配が感じられなくなり。
しかし自分の名を呼ぶ声がすればすぐにそちらに刀を向ける。
其れが本物の相手だとは知らずに憎しみに任せ闇雲に刀を振るっていると不意に液体が口の中に流し込まれ咄嗟のことに飲み込んでしまい。
と同時に肉を貫く感触がし視界がぼんやりと開け始め、苦しげな相手を捉える。
催眠が解けた今見える姿が相手の筈がない。ゾワリと背筋が氷付き追い打ちを掛けるように能力者に相手の声で囁かれる。次いで相手にずっと待ち望んでいた言葉を掛けられても混乱は深まり瞳が揺らいで。
「…俺は…、元に戻ろうなんて、そんな虫のいい話…考えてない。…あんたと戻ることは…許されない、から」
(本当は許されなくても相手と居たい。想いを隠しポツリポツリと零すも身体は無意識に血塗れの相手の手に自身の手を重ねて「…爛」とはっきり相手を認識して求めるように名を呼ぶ。
しかし能力者が黙っているはずもなくその手を取られてしまえば『そうだよ。彼とはもう戻れない。でも“俺”とならずっと一緒にいられる。…そのほうが彼も苦しまずにすむ』と相手の声のまま催眠をかけ誘惑してきて。
瞬間、脳裏に偽りの“相手”との甘い時間が流れ込み、本心では拒んでいる筈なのに一種の中毒症状のように感情が能力者に絆されていけば相手の目の前で能力者に身を寄せて。
『見てみなよ。露草は君よりも俺がいいみたいだよ。…さっさとあの商人のところに戻ったら?彼なら君のことちゃんと見てくれるだろうし。……それにその傷、放おっておくと死ぬよ?』
(相手の肩から溢れだす血を指差しフッと勝ち誇ったように笑っては自分にそれ以上相手を見せないように視界を覆って。

  • No.4156 by 逢坂 辰巳  2014-12-26 02:14:14 

>遊馬君

(やはり男の悲鳴で町民が起きてしまったのかたちまち人だかりが出来てしまい、小さく溜息を吐きつつそつなく状況を当たり障りなく説明し各々の家に帰るよう言う。がしかし物好きはいるもので『誰がやったんだい?辻斬りかなにかかい?』とにたにた男が笑んでくる。頼むから大人しく帰ってくれと目を逸らすよう視線を上げては微かだが屋根の上に不自然な影を見つけた気がして。ついてくる男を無視して少し移動すると確かに何かしらの影を確認し。この時間に屋根の修理なんてことはあり得ない。ならば…と弓の腕がたつ部下を呼び寄せ影に向かって矢を放たせて。

  • No.4157 by 黒田 燐  2014-12-26 07:50:44 

菊さん»
…(/抱き締められ述べられた相手の言葉は先程までのことを一瞬にして忘れてしまうほど嬉しく小さく微笑み返しては抱き締め返そうとする。が、その寸前で先程写真をちらつかせてきた女性に手を取られてしまい。
 何故こんなにも己と相手を引き離そうとしているのか理解の出来ない己にとっては、少しの間でもいいから相手と二人にさせてほしい、と思う気持ちからか冷たく女性を見詰め「……そうなんですか。」と"何の意味も無いただの言葉"を述べれば女性の手をバッと降り払い相手へと顔を向け背伸びをしては、頬ではなく唇へと軽くではあるがしっかりと口付けをして。
 暫くして唇を離しては目を細めて女性を見つめ「……まぁ…そういうことですので早めに此処から去ってくれますか?」と述べて。

遊馬さん»
……?(/何故か、先程去れと言ってきたはずの相手に引き止められ僅かに首を傾げて「…なんでしょうか?」と述べ。もしかすると今見たことを口止めしようと考えているのかと思ってしまって。「…あ、今日見たことは誰にも言いませんよ…。ですから安心してくださいね?」 と述べて。

月乃さん»
…(/喜ぶ相手と相手の姉を見つめれば此方まで嬉しくなり。気遣ってくれる相手の優しさを感じつつ「…はい。無理はしませんよ」と述べて。照れたように微笑みに何だか可愛いな、なんて思ってしまいながら小さく微笑み。

…いいえ、いませんよ(/相手からの問い掛けにいないと答えれば、もし己にも兄弟がいれば今が違っていたのかな、なんて考え込んでぼんやりとしてしまい料理を口に運んでいた手が止まって。

霧ヶ暮さん»
…(/暗い瞳の相手に、何故だか相手なのに相手ではないように見えてきてしまい。相手に抱えられ連れて行かれおろされた男等のいる場所に息苦しくなりだんだんと思考回路が止まりぼんやりとしてしまい。
 しかし、相手を促した男に対する相手の言葉が耳に入ってくれば少し驚きを隠せず相手を横目で見て。

逢坂さん»
…(/男の悲鳴が聞こえた場所は己のいる位置からすぐそこで急いで行くも既に男は亡骸になってしまっているところで。まだ近くにいるかもしれないと思い能力を使い少し大きな狐の姿になれば犯人の思われる男の匂いを辿り駆けていき。暫くして血のついた刀を握ったまま逃走している男を見つければ足音も立てず男の背中に跳び掛かり男を抑えて。誰か呼んでこなければと思うも男を逃がすわけにもいかず、男の腕を甘噛みし無理に引きずりながらも先程の亡骸があった場所へと戻り。


((プロフは>2647です。絡みにくいキャラかもしれませんが宜しくお願いします)

  • No.4158 by 月乃 雲  2014-12-26 09:35:31 

>逢坂さん
(丘で薬草を摘んで家路に帰る途中どこか緊迫した二人の役人とすれ違い。何かあったのだろうかと歩を進めていると長身の男性が目に止まり。己も中々の高身長と思っていたが彼ははるかに高い。上に凛とした佇まいは美しく見えて。それよりもこの時間やはりなにかあったのだろう。仕事の邪魔をしないためにも通りすぎるのが無難かと思ったが、此処は己の家付近。危険人物が近くにいたら怖いため静かに近付いていき「あの、お仕事中すみません。‥なにかあったのですか?」と控えめに問うてみて。)

((//絡ませて頂きます。pf>4の月乃PLです。なよーっとしたやつですが宜しくお願いします。))


>遊馬さん
(相手が追い掛けて来てくれているとは知らず、女子供に刀を向ける男の肩をとんとんと背後から叩き振り向かせ。当然ながら『誰だお前』と男にがんを飛ばされるが問には答えずめげずに見返して。)

貴方いいんですか?こんな大勢の前でそんなことしていたら奉行所送りになりますよ。
(冷静な表情で諭すように述べるが、正直怖い。裏と全く関わりがないと言ったら嘘になるが戦闘技術は護身術ぐらいで無いに等しいしこういった実戦経験も数える程しかない。それでももしもの時は女子供の盾になるつもりでいて。当然だが男は引き下がらずせせら笑うも、ふと男の刀先が己の背後に向けられ。)

『なんだそこの餓鬼は。斬られにきたか?もっとこっちに来いよ。』
(男の言葉に少し振り返ると其処には先程挨拶を交わした青年。何故危険な場所に近付いたのかと冷や汗を流しては相手に刀を向ける男の腕を掴み「やめてください。‥お金なら私が払いますから」ともし斬られても能力でなんとかなると強気に出て。しかし男の怒りの矛先は何故か相手に向けられたようで腕を振り払われると男は相手に斬りかかって。)


>菊さん
(相手がすぐ休めるよう布団を用意していると物音がし、相手が出てきたことがわかればそちらに足を向け。湯上がりの相手はいつにもまして綺麗に見えて、さぞ女性にモテるのだろうなと思い。しかし相手の着ているものにはたとなってはなんて己は気が利かないのだと項垂れすぐさま己の着物を用意し相手に差し出して。)

す、すみません。お着替え用意してませんでしたね。これ、私のものでよろしければ使ってください。
丈は、‥‥問題ない筈ですから。
(軽く頭を下げて丈の長さを気にするが、そこで相手がやたら身長差を気にかけたことに気付いては不自然に間を開けてしまいしまったと思えばから笑いして。)


>黒田さん
(相手の狐姿が楽しみだなと思い、次いで兄弟はいないと言って箸を止めてしまう相手に何か気に障ることを言ってしまっただろうか、はたまた料理が口に合わなかったのだろうかと心配になり「‥黒田さん?」と呼びかけて。)

‥お料理、お口に合いませんでした?
(はじめに後者の心配を問いかけるも、もし違ったら失礼この上ないため「あの、無神経なこと言ってすみません。」と相手を傷付けてしまったと思い込み謝って。)

  • No.4159 by 霧ヶ暮 爛  2014-12-26 22:26:06 




>逢坂

( 今宵も依頼、目的の男を仕留めさっさと戻る予定だったのだが今宵は小さな失態を犯して仕舞った。
何時もなら悲鳴を上げさせる隙を与えずに仕留めてた物の今宵は男に声を上げさせる隙を与えて仕舞った。
小さな事だが非常に気に入らない。
男の息が途絶えたのを確認し場を去ろうとしたが幾つもの足音と共に奉公所の者が見えては屋根の上にて息を潜める。
しかし其の中の一人( 相手 )と不意に目が合って仕舞っては冷静に身を返し路地裏の影にて血に塗れた着物の裾を破り捨てては男の事件等知らぬ顔で路地から姿を現し自宅で有る孤児荘へ戻ろうと。



>月乃

( / 飛んで仕舞ってました… !!!
申し訳有りません、絡み辛かったらスルーして頂いても大丈夫です (*´∇`*)

( 不意に己の名前を呼んだ相手に驚いた様に向き直れば咄嗟に作り笑顔を浮かべ「…人違いかと。私目の名は“霧野”と言います故」と。
急かす男に向き直り人の良い笑顔を張り付けてはやはり隙を疑うも相手が居るだけ有り男を殺せる隙は無く。
渋々能力を解放し銀毛の狼の姿にて男に媚を売る様に擦り寄れば男は意図も簡単に気を良くし欲に塗れた瞳で己の首をグッと掴み上げる。
『此奴は驚いた。…実に良い金蔓を掴まえたぞ』
( 下卑た笑みを此方へ向けながらほくそ笑む男に変わらぬ笑顔を張り付けては一度先程の姿に戻り男にゆるりと首を傾げ。
「如何でしょうか、変わりに遊廓の女達には手を出さないと言う事で…さして悪い話では無いかと」
( 暫し悩むが首を縦に振るのを見てはにっこりと微笑み「有り難う御座います」と深々と頭を下げ。



>遊馬

( 突如現れた男が相手に言う言葉は理解出来ぬが此方に向けられた視線にはムッとし変わらぬ無表情で男を見詰める。
「んだよ、何か用事 ?? 」
( 男は視線を変えぬままに足から顔へと舐め回す様に見詰めては再び相手へと視線を戻し冷ややかな笑みを浮かべる。
“暇潰しの遊びだ”と言わんばかりに相手に刀の先を向けては一気に距離を詰め『たったの一人で一族を名乗るとは…実に哀れだな』と心を抉る様な言葉を延べ隙を取って。
其のやり方に納得が行かず男の足元に刀を投げ付け足首すれすれの地面に突き刺されば男はゆっくりと此方に視線を向け無表情で首を傾げて。
『御前は此奴の仲間か』
「…んな訳無ぇだろ」
『ならば何故手を出した』
( 此方に歩み寄る男をジッと見詰めては「…何と無く」と言い放ち煙管を咥えては刀を取りに向かう。
男は尚詰まらなそうな顔をしては『餓鬼を殺す趣味は無い』と小馬鹿にした様な一言を言い刀を戻して。

( / 設定了解致しました !!
尚の素敵設定にニヤニヤです ((
此方こそモブだらけなロルですが是非是非宜しく御願い致します。
遊馬様との此れからの絡み楽しみにしてます !!


>菊

( 目前にて能力者に縋る様に身を寄せる相手を目にしては痛み等吹き飛んだかの様に相手に手を延ばすが能力者に其の手を弾かれて。
一度に怪我をし過ぎた、小さな反省を胸に抱きながらも相手の腕を掴み何度も相手の名前を呼んで。
能力者は再び催眠を掛けようとするが生半可に掛け己を苦しめるのも悪く無いなと相手への能力は僅かにして。
部屋を立ち去ろうとする能力者に刀を向けるもおびただしく流れる血に負けグラリと体勢を崩す。
バタリと倒れ込んだままフッと笑みを浮かべては能力者に「そいつはあんたなんかに振り向いたりしないさ」と。
相手に視線をやり「露草、大丈夫だからな。…直ぐにあんたの事迎えに行くから。…ちょっとだけ其の馬鹿の所で我慢しててくれ」と。
己を小馬鹿にした様に見下ろす能力者が己の胸をガッと踏み付けた所で口から血を溢し静かに意識を失って。

( 夜、助けに来た兄により手当てを受けては早く相手を助けなきゃと思う反面麻薬の中毒症状が出て仕舞い。
暴れそうになるのを兄に抑えられ猿轡をされては其の名の“化物”の如く息を荒げて苦しそうにして。
『爛、良い加減にしなよ』
( 兄にさえ手に負えず父に助けを求めては父と兄二人掛かりに押さえ付けられ数時間後、漸く疲れから眠りに落ち。
『とうとう麻薬に墜ちたか。…ったく馬鹿な野郎だ』
『菊とよりを戻しても危ないよね、此の状態じゃあ…』
( 額に汗を浮かべながら眠る己を見詰めては父が溜息を漏らして。
兄が苦笑混じりに『また頼むよ。…暫くは寝るの朝方だね』と言っては小さく欠伸を漏らして。



>黒田

( 驚きを見せる男達から視線を変えぬままに己がやると言い放つも男達は面白く無さそうにして。
美人が見世物をするのと男が見世物をするのとでは客に差が有る事を考えて居るのだろうか。
しかし己自身も何故か分からないが相手を見世物に出すのは兎に角嫌で。
何度も何度も説得し、漸く許可が下りれば“良かった”と安堵して。

  • No.4160 by 逢坂 辰巳  2014-12-26 22:52:10 

>黒田君

(周囲に気を配っていると見回りに行かせていた部下の一人が血相を変えて駆け寄ってきて何事かと問えば遠くを指差し『き、狐が…』と震えた声で言う。何を言っているのかさっぱり分からず眉間に皺を寄せては指差す方を見て小さく目を見開き慎重にそちらに近付いていき。其処にはすこしばかり大きな狐が呻く男を取り押さえる光景。男の手には血のついた刀が握られており、よくよく見れば近頃辻斬で指名手配になっている男で。がしかし何故そんな男をこの狐は押さえつけているのか。皆目見当が付かずに狐と呻く男を見下していると部下が『お、逢坂さん。きっと食べようとしてるんですよ』と耳打ちしてきて。なるほどと部下の言葉を真に受ければ狐をじっと見て「その者を譲ってはくれぬだろうか。…恐らく旨くはないぞ」と。
『あの…狐に話しかけても言葉は通じません』
(部下に言われあーと頷いては、狐はイヌ科だったよなと考え近場にあった木の枝を遠くへ放り投げてみて。

(/絡み文とPF安価有難うございます。此方こそ宜しくお願いします(ペコリ)


>霧ヶ暮君

(屋根の上の人影と目が合いすぐに姿を眩まされては部下に一言場を離れる事を告げて影の行方を追う。人影が居た屋根の下方あたりまで来るが姿はなく眉をひそめ辺りを見回して。と、後方暗闇にほんの微かに影が動くのを確認しそちらへ蛇のごとく音を立てず、しかし早足で向かい)

そこの男。かような時間に何をしている。……その裾はどうした。
(背後から故顔は確認出来ぬがこの時間に一人出歩き裾が破れているなど怪しすぎる。屋根の上で見た人影と同一だと断定は出来ぬが、深夜に屋根の上など危険人物としか思えず万を期して刀に手をかけておき)

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