大江戸乱舞物語

大江戸乱舞物語

霧ヶ暮爛  2014-05-26 05:02:36 
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ー今や江戸時代。
荒れたこの地に生きる若者達の護る物は己の道か愛する者か。ー

この時代には様々な【能力】が満ち溢れていた。
人それぞれの能力である様に使い方も人それぞれ。
貴方はどんな能力をお持ちで居ますか?

【これらの事柄を御守りください】
・争い事、暴力沙汰の禁止
・不適切表記の禁止
・成り済まし、荒らしの禁止
・一人一役

参加希望者様は設定をお願い致します。
(着物等の説明はなかなか難しいのでなんとなくで大丈夫です!)

下は主の設定になります。
名前:霧ヶ暮 爛/キリガクレラン
性別:男
身長:185cm
年齢:18才
職業:浪士/たまに裏仕事
能力:狼化(一定時間狼になる事が出来る)・眼孔力(鋭い目付きで一定時間相手の動きを封じる事が出来る)
容姿:銀髪の短髪に黒の手拭いを巻き付けている/少しつり目の鋭く紅い目付き/銀の柄が入った男物の黒い着物を改造し着崩している/灰色の袴に漆黒のブーツを履いている/両手首にバンド/常に煙管をくわえている/真っ白の刀を腰に付けている
性格:一見不良浪士に思われがちだが自分の信念を貫く性格/言葉少なく人付き合いが下手/実は子供好き/女性には優しく、と心掛けては要るが怖い印象を与えてしまう

参加者様募集しております!


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  • No.4041 by 風間地 花  2014-12-12 00:47:50 

>霧ヶ暮

…ごめんなさい…(ビクッと身体を小さく強張らせては男を見ず目線を逸らしながら「その…お仕事って…?」と小さな声で男に尋ねると『ん、特にないんだけどね…』そう言い自分の腕を引っ張ると耳元で『…キミのお友達、今頃死んでるかも知れないよ?』なんてクスクスと不気味な笑みを浮かべ『キミが悪いんだからね』と

>菊

あら…(壁に押し付けられいつもの自分ならあたふたしているのに対し今日はやけに落ち着いていて、「何者、そうね…」何者?と聞かれては小首を傾げ「お花にとり憑いた狐妖…かしらね」と少し長い着物の袖を口元にあてクスクスと笑い「まぁ…大丈夫よ、それにこの力はもともと私の力、まだうごけるわ…」と胸に手を当てながら余裕の笑みを浮かべ

  • No.4042 by 菊 露草  2014-12-12 00:52:43 


>赤城

(“忘れるほうが酷い”、“殺さなきゃいけない相手”と最もな言葉を述べてくる相手に反論の余地はないが、誰が来ようと殺すと言うのは聞き捨てならず。
自分や裏の者が斬られるならまだしも罪のない一般人を殺されてはならないと閃光のごとく斬りかかってくる相手の刀を受け止め更に路地奥へと誘い込もうとする。
しかし丁度その時、中々来ない自分を探しに来た少年が横道からひょっこり顔を出して。
少年からは自分の背で相手と刀を交えているのが見えなく、相手と話していると思ったのか『あ、この前茶屋で会った格好いいお兄さんだ!!』と笑顔で駆け寄ってくる。
が、ただならぬ空気と交差する刃を見て少年は恐怖で尻餅をつき見る見るうちに瞳を潤ませ。

……茶屋で…、……赤い瞳……、
(少年が来たことに冷や汗を流しつつ、小さく呟いては断片的に流れこむ記憶に微かに眉を寄せる。
その際、僅かに剣先が押されるも少年に何かあってはいけないと体勢を立て直して峰打ちを狙う隙を窺い。後ろでは少年がわんわんと泣いていて。


>霧ヶ暮

(知らぬ間に強い酒を飲まされ頭がクラクラとしてきては、鋭い問いかけに上手く切り返せなくなり真実は言わぬものの気の緩みが出て。
「……凛、あんたには本当に世話になった。なのに応えてやれなくて御免。……あんたも無理する所あるからちょっとは息抜き、しろよ」
(特に辛気臭い場面でもないのにまるで会うのが最期のように礼を述べては酔いも相まって無意識に堪えていた涙を零してしまい。
慌てて拭っては目にゴミが入ったと適当に言い訳し、勘定を済ませて帰路につき兄が心理を探るためか触ってきても特に抵抗せず「人肌恋しいなんて餓鬼だな」と笑っていて。

(翌朝、相手が好きだの愛してるだのまた寝言をこぼしていたとは知らず目を覚ましては別室で寝ているはずの兄を起こさないよう身支度を済ませて有り金を詰めた風呂敷を手に早々に昨夜会った名医の病院へ向かう。
約束通りずっと貯めていた大金を渡すと医師は驚いた表情をするも約束は約束、手術の手はずを進めて。
『……でもいいのかい?妹さんはこの事を知らないんだろ?…同意を得ないのは一応犯罪だからね』
「今更俺に犯罪も何もないんだよ。………それに言ったら絶対断られる。でも流石に心臓取り出した後には断れないだろ」
(あまりにも強引なやり方に医師は呆れるも『…今頃妹さんには適当に言い訳して麻酔で眠ってて貰ってると思う』と説明し寝台に横になるよう言われ。
欲を言うともう少し妹や相手と話したかったが、きっと一緒に居ると耐えられなくなる。
相手と出会えて良かったと心から思え、自分にも効く全身麻酔が打たれるのを待ち瞳を閉じて。

  • No.4043 by 風間地 花  2014-12-12 00:59:18 

>赤城

あ…(路地から出てきた相手を偶然にも見つけるとどうしようかと悩むもここで引き返すのは逆に目立つかもしれない、と下を向いて急いで通り過ぎようとするがそこに置いてあった箱に足を引っ掛け思い切り転んでしまい「いてて…」と呟き

  • No.4044 by 菊 露草  2014-12-12 01:30:08 


>風間地

(相手の言っていることは殆ど理解出来ないがどうやら相手は眠っているだけで無事らしい。
それに其処までこの狐妖と名乗る者も悪くは無さそうだと勝手に判断しては「……よかった」と思わず安堵の溜息を漏らし。そしてこれ以上自分がもう一つの人格に侵される前にこの場を去ろうと相手の細い腕を取って店を出る。
今まで受けたことのない妖術の傷がやけに痛んだが気にせず人目の付かない路地裏に来て一息吐き。相変わらず優麗な相手に魅せられそうになりつつ、相手の腕を離すと路地の壁にもたれ相手をチラリと見て。

で……あんたはそいつといつからつるんでるの?どうして表に出てきたわけ?
(まるで相手の友達を扱うように述べては何の気なしに問いを重ね「…あんたは名前、あるの?」と特に意味もなく相手の柔らかな髪を軽くさらいながら尋ね。

  • No.4045 by 黒田 燐  2014-12-12 01:34:51 

霧ヶ暮さん»
…(/自慢話をしてくる子供等に軽く微笑見つめては子供らしさのある字に、可愛いな、なんて思い子供等の頭をポンポンと撫でて「……凄いです」と述べて。

赤城さん»
…(/やはり考え事か、なんて思いつつ「…さっきから何を考えてたんですか?」と。もしあれなら己にも何か手伝えることがあるかもしれないと考えていて。

菊さん»
…(/相手に頼まれた魚を焼きつつ苗字で呼ぶ相手に気がついてはお玉を手渡しながら、やはり先程名で呼んだのは夢か何かだったのだろう、と思いつつやはり気になる気持ちは抑えられず聞こうかと思ってはいるもののすぐ自ら聞く勇気はなく「……あの…」とだけ言ったまま黙り込んで。

月乃さん»
…(/己を見つめてくる相手に、どうせ己が狐になれると知ったら相手は己を遠ざけるだろうな、なんて考えてしまっては少し俯く。が、握られ振られた手に思わずキョトンとして相手を見つめる。そして相手の口から述べられた言葉にまたすぐ俯むいてしまいながら「……い、いえ…こちらこそ聞いてくれてありがとうございます……」と述べて。

  • No.4046 by 風間地 花  2014-12-12 02:00:33 

>菊

…さっきから、質問ばかりねぇ…(なんだか少し困り顔を浮かべてはいつから、と聞かれんー、と考えては「お花が5つくらいのときかしら…お花はもとから身体があまり強くないから私が力で助けているようなものよ」と首に手を当て軽く髪をかき上げ「表にでた理由?お花があそこにい続けていたら今頃お花はあの男どもに連れ去られてた、それは迷惑だから私が出てきたのよ」と小さくため息をつくと「まぁ、いつでも出れるわけではないけどね」とつけたし

(名前のことを言われては空を見上げ「わすれたわ、名前なんてもう何十…いえ…何百年前もまえにつけられたものだしね」と少し悲しげな声色で言い

  • No.4047 by 霧ヶ暮 爛  2014-12-12 03:43:16 



>風間地

(浪士数人に囲まれながらも兎に角あの男の差し金と言うのは理解出来咄嗟に刀を抜くも一人の男が口角を上げては刀を仕舞い深夜にも関わらず『た…助けてくれ!!!殺される!!!』と叫んで。
通り掛かった町民が慌てて役人を呼ぶのが見えては咄嗟に屋根に移り颯爽と逃げるも此の派手な髪、捕まる日は遠くない事だろうと。
人間離れした動きで屋根を駆けるが先程の男の中の一人が来たかと思えば突如腕に刀を振り上げて来て。
『あの嬢ちゃんにちょっかい出すからだぜ??』
(不適に笑みを浮かべる男を睨み付けては刀を握り直し相手は平気だろうかと。


>菊

(相手が出て行ったのを確認した後、兄はムクリと身を起こしては舌打ちし直ぐに其の場を後にしては相手が向かった先を必死に探して居て。

(翌日、ナツの病院へと向かうも病室にナツの姿は無く専属の医師に尋ねた所心臓移植のドナーが現れたとの事。
何故いきなりに其の様な人が見付かったのか疑問に思いつつ病室を出ようとした所、汗水垂らしながら此方に走ってくる男とメアリーに気が付く。
メアリーは息を切らしながらも目前に大きな箱を出して来ては付き人の男に時計を確認させて。
『国中駆け巡ったら偶々見付けられたの!!…脳死って判断されたんだけど…彼の両親が是非新しい命を救って欲しいって!!…ナツさんは何処??時間が迫ってるの』
『こらこら御嬢さん達、ナツさんの心臓なら既に間に合ってるよ。…其れに箱から見てナツさんに其の心臓は大きすぎる、ドナーは男の方かな』
『………え??…どういう事??…其れに間に合ってるって』
(噛み合わない会話の中、サッと青ざめては相手の元へ走り出す。
妹の手術に駆け付けない等絶対におかしい、寺子屋に相手が居ない事を知りひたすらに街を探し回って。

(漸く相手の元を突き止めた兄は手術室の外から相手の心臓を取り出してる医師に声を掛ける。
道すがらメアリーにも会い心臓の話は一通り全て耳にした兄は呼吸を整えては数回戸口を叩いて。
『ドナーがね、見付かったんだけど男性だったみたいなんだ。ナツさんの身体には合わないって』
『其れは残念だったが彼の希望でナツさんは助かるよ』
『……………あのさ、其の男性の心臓、菊だったら合うんじゃないかな。平均の体型だし』
『何を言ってるんだ君は…』
『言いたい事、分かるよね』
(医師としても犠牲は減らしたいのが事実、無言のままに暫し考え込むがゆっくりと口を開く。
『人格が……不安定になる事も有るらしいんだよ、其れに菊君が耐えられるか』
『大丈夫だよ、ちゃんと爛に任せるから』
(キッパリと言った兄に扉越しに薄く微笑むと心臓を此方に手配するように言って。


>黒田

(嬉しそうに微笑む子供達が相手に話掛ける中、暖まった部屋の中で居眠りをする子供に羽織を掛けては席を立つ。
確か今日はまた新しく孤児荘に来る子供が増える予定だった。
そろそろ来る時刻かと考えつつどうしようもない世を恨んだりして。

  • No.4048 by 菊 露草  2014-12-12 04:35:53 


>黒田

(お玉を受け取りながら礼を述べては料理に戻るも、どこか様子がおかしい相手に気が付き相手を見て、何か話そうとして黙りこむ相手に微かに首を傾け「どうした?」と相手が考えていることなど全く想像も付かず。

…もしかして調子、悪いか?……まだ疲れてるなら休んでてもいいぞ。
(昨日あんな事があったんだから無理もないと、相手に近付き額に手を当てて熱を確かめては休むよう促して。


>風間地

(相手の話に耳を傾けつつ、いつもと違う雰囲気はやはりまだ慣れないなと。
それでも狐妖の話すことは耳に心地よく小さく笑み「あんた、優しいんだな。……まあそいつのこと守ってくれてありがとな。…でもあんたもそいつみたいなものだから礼を言うのもおかしいか」とまだ相手の実態を掴めきれておらず少々頭を混乱させながらも礼を述べて。

……ふーん。じゃああんた………ばあちゃんなんだな。
(悲しげで儚い様は恐ろしいほどに美しく息をのむも、その辛さや悲しみは自分には計り知れないものなのだろうと。今の相手にとっても“花”とっても互いは特別な存在なのかもしれないなと思いつつ、ボソリとこぼした言葉は敢えてのからかいの言葉で。
幾分小さい相手にそっと歩み寄りあまり血のついていない手で髪をポフリと撫でては「綺麗だけどな」と口説くわけでもなくただ思ったことを純粋に述べ微笑み。


>霧ヶ暮

(三日後、妹は病室にてぼんやりと目を覚ましてはすぐ近くに居た相手の存在に気が付きそっと手を取っては小さく微笑む。
恐らくまともに食事も睡眠も取っていないだろう相手に『大丈夫?』と声を掛け『…兄さんのところに行ってあげて。私は一人じゃないから』と全て聞かされていたのか自分の胸に手を当て術後とは思えぬ強さで微笑みすぐに眠りに落ちて。
そこに医師がやってきては相手の肩に手を置き『君の奥さんは強いね。術後の拒絶反応もないようだし、このまま上手く行けばお腹の子も元気に育つよ。……君はお父さんになるんだから倒れたらいけない。今は身体を休めるといいよ』とあまり事情の知らない医師は悪気なく優しい言葉をかけると相手の肩をポンポンと叩き病室を後にして。


(同じ頃、別の病院の病室にて薄っすらと意識が浮上してはまだ霞む視界の中ぼんやりと兄を捉える。
何故、生きているのか。それとも死後の世か何かかと回らぬ思考で口元を僅かに動かしては“爛”と名を呼び。
兄が必死で何か呼びかけてくるのが分かるがピクリとも身体は動かず声を出すこともままならない。
次第に眠気が再び襲い掛かってきてはゆっくりと重たい瞼を閉じて。

  • No.4049 by 赤城 紅覇  2014-12-13 00:18:00 

>爛
ん……?
(夜道をのんびりと歩いていて。が、何故かわからないがたくさんの人間の気配を感じるがそれがどんぞん消えていって。不思議に思いその場所に行くと相手が一人の男に刀をとられていて。驚きながらも相手には恩があるためとりあえず助けねば、と思うが自分は暗殺にむいていないことはわかっているため正面から男にきりかかって)



>菊
あ………嫌だ……
(少年が来たときに驚くが、その時はまだなんとも思っておらず特になにも感じていなかったが、少年が泣きはじめ、その声をきき目を見開き相手というよりも少年から距離をとるために後ろによろよろとさがり上記を呟いて。少年のなく姿が昔の自分と重なりだんだんと苛ついて「うるっさぁぁいっ!!」とその記憶を無理矢理自分自身に忘れさせようとするかのように思いっきり叫ぶとまたきりかかって)



>風間地
ん?大丈夫?
(相手が転んだことで相手がいることに気付き一応声をかけて。相手のことを考えて周りを見ていなかったせいか相手が今考えていた相手と気づかずにいて)


>黒田
いや……本当に何でもないよ、きにしないで
(相手の問いにそっけなく上記をかえして。相手が知っているとは思えなかったため、相手に聞いても無駄かな、と思っていて)

  • No.4050 by 霧ヶ暮 爛  2014-12-13 00:28:09 



>菊

(ナツに促されてはやはり相手を気にしてたのも事実で兄から聞いた病院に駆け出しては病室の襖を静かに引いて。
兄が此方をジトリと見詰めては呆れた様に溜息を吐き相手の手を取って。
『ほんと爛なんて止めちゃえばって思うのに。…名前、呼んでたよ』
「は、………誰の」
『うわ本当に馬鹿、爛以外誰が居るの』
(病室を出る兄の背中を見詰めた後、寝台に横たわる相手の手をギュッと握ればやや青白い頬に手を伸ばして。
生きてる、と言う事実に涙腺が緩みそうになるが耐えては相手の目元に口付けを落とし抱き寄せる様に横たわる相手に身を突っ伏して。
「………良かった、…生きてて。………あんた…本当に馬鹿だ」
(小さな声で告げては相手が目を覚ます迄待って居ようとも思ったが目覚めて仕舞えば気不味いだろうと。
暫く相手の寝顔を見詰めて居たが相手の目蓋が微かにピクリと動いたのが伺えては咄嗟に部屋を後にして。
一階に戻り二回に渡り移植手術を手掛けた医師の元へと向かえば深く頭を下げ手術の代金を払って。
『…ナツさんの代金なら彼が』
「彼奴の分だ、俺の大切な人だから…本当に感謝してる」
『………君のお兄さんから聞いてる、こっちも家庭が有るし患者さんを何人も抱えてるんでね。有り難く代金は頂くよ、だけど此れは多すぎるな』
「………でも、費用は」
『お兄さんが半額出してったよ』
(風呂敷の中の半分の額を取った医師は軟らかに微笑むと部屋を出て行って。
落ち着いた気持ちのまま病院を後にしようと。

  • No.4051 by 菊 露草  2014-12-13 01:30:21 


>赤城

(再び斬りかかって来た相手の表情は酷く辛そうに見え、脳裏にうっすらとだがあの夜組織の拠点で何かに恐れる相手の表情が浮かんで。
思い出せそうで思い出せないもどかしさの中、相手を斬ってはいけないと思うも少年に危険を及ぼす相手に本気を出さない訳にもいかず眼の色を変えて相手の刀を受け流しすぐに攻めの一振りを振るう。
しかし相手は腕利き。一筋縄ではいかず何度か刀を交え。その度、相手の感情が流れ込んでくるようで胸が騒いでは隙を見て刀を下に流すと斬られることを厭わず相手の身体を壁に強く押さえつけ「………なんでそんな辛そうな顔する?」と後ろでしゃくりを上げる少年を気にかけつつ黄色い瞳をまっすぐに捉え。


>霧ヶ暮

(僅かに感じる重みと落ち着く香りを感じては、すぐ傍に愛しい存在が居る気がして手を伸ばしうっすらと目を開けるも其処には誰もいなく。
その時、自分の身に起きたことなど考えられずただ空虚感に襲われれば無意識にフラリと立ち上がり病室を抜け出す。
そして病院を後にしようとする相手の後ろ姿を見付けては、慌てて自分を制止しようとする医師を振りきって相手の腕を取ると術後を感じさせない力で無理矢理此方を向かせ抱きしめる。
そっと身を離しまだ覚醒しきっていない瞳で相手を見詰め、隈が残る相手の目元を親指でなぞり「………爛、疲れた顔してる。休まなくて大丈夫か?」と乾いた声色で問い。
不明瞭な意識のまま相手の両頬を包み込むと薄く微笑み唇に触れるだけの口付けを落とすも、そこで漸く術前の記憶が流れ込み微かに身を震わせては蒼白になり相手の肩を掴んで。

……な、んで、俺が生きてるんだよ。………ナツは、……ナツはどうしたんだ?!
(状況が飲み込めずやや興奮状態に相手の肩を揺すっては、相手の表情や医師と兄の微妙な反応から勝手に相手が手術を阻止したのだと勘違いし、肩を掴む手に力を込めると相手を怒りの形相で睨みつけ。

なんて事してくれたんだよ。俺の覚悟をなんだと思ってる!!…俺なんかどうでも良いだろ!!俺なんかよりナツが生きなきゃ……、彼奴が生きたほうが良いに決まってるに……
(声を震わせて身勝手に怒鳴りつけては、肩で息をしながら相手を見据え力無く相手の胸を殴りつけて。

  • No.4052 by 霧ヶ暮 爛  2014-12-13 02:13:01 



>菊

(病院を後にしようとした所、不意に背後から腕を取られ抱き締められると驚きから一瞬目を見開くが甘い虚像に浸る様に背中に手を回そうとする。
しかし相手が正気を取り戻したのにハッとしては悔しそうに怒りの表情を向ける相手から視線を逸らして。
力無く殴られ僅かにバランスを崩すも直ぐに戻り俯いたままに口を開く。
「あんたの御蔭でナツは助かったよ、…勘違いさせたなら悪かった。………メアリーが“偶々”脳死患者の臓器を取り寄せたんだ。余計な世話なら本当に悪い」
(ポツリポツリと言葉を並べてはやはり相手は死んでも良い等と思ってたのかと。
勝手な行動に相手が怒るのは当たり前、しかしどんな形で有れ相手には生きていて貰わないとならない。
「生きてて…欲しいんだよ、…あんたが居なくなるなんて………耐えられない」
(突き放されたにも関わらず相手を抱き締めては涙が溢れそうになるのを必死に耐えるが故に声が震える。
何を自分勝手な事を言ってるんだとほとほと呆れるがこんな事をしても相手に迷惑が掛かるだけだと。
ゆっくり身を離しては何も無かったかの様な態度で「…取り敢えずあんたの御蔭でナツは助かったんだ、だから…礼を言いに来ただけだから」と。
ナツにも会いに言ってやって欲しいと告げては逃げる様に場を去り特に理由も無く街を歩いては茶屋に入る。
安心からかコクリコクリと居眠りをして仕舞い町民や町娘、客が居るにも関わらずウトウトと頬杖を付いたまま俯き寝息を立てて仕舞って。

  • No.4053 by ビギナーさん  2014-12-13 02:23:30 

名前 譲葉 暁人(ゆずりは あきと) 
性別 男 
年齢 18 
職業 商人
身長 180cm
能力 チャージ(物体にエネルギーをチャージすることができる。人に生体エネルギーをチャージすることで回復させたり、石に運動エネルギーをチャージすることで攻撃することが可能。自分にはチャージすることはできない) 
性格 あらゆるものにネガティブ思考、自分から進んで行動しようとしない怠けもの 
容姿 ぼさぼさの黒髪、どんよりした黒い瞳、だらだらに着崩れした着物
備考 基本的に自分以外にはなんでもチャージ可能だが本人は手裏剣にチャージして攻撃するのが格好いいと思っていて、いつも手裏剣を持ち歩いている。気体にチャージしたことはないが液体に生体エネルギーをチャージしたらエナジードリンクみたいになったらしい 

  • No.4054 by 菊 露草  2014-12-13 03:07:35 


>霧ヶ暮

(相手に抱き締められ辛そうな声で真相を告げられては唖然とし、謝らなければと思うも咄嗟に言葉が出てこず、去りゆく相手を追い掛けようも医師と兄に止められる。
その後、病室に戻って兄に改めて事の詳細を聞き相手が手術費を払ってくれたこと等を聞けば自分の阿呆さを恨み。
やはり身勝手で独り善がりな自分は相手には不釣り合いだと。
まだ気持ちの整理が付かず生き恥を晒す心地だったが妹が無事なら良かったと、此れで相手は幸せでいられると安心し妹の様子を見に行く少し間眠って。

(其の頃、茶屋で眠る相手をたまたま見つけた商人がニタリと笑み町民達が自身を知らないのを良いことに『知り合いだ』と人の良い笑みを浮かべて近付いては死角で麻薬の臭いを嗅がせ更に深い眠りに誘い。
『ずっと此処に居たら迷惑だろう。わしが送り届けておこう』
(そう言うとお代を置いて相手を抱え、不思議がる町民達に見向きもせず最近この街で手を組んだ商人の拠点へ相手を運び。
そして麻薬の香が焚かれた一室に閉じ込めると厭らしく銀髪を撫で上げ『やはり美しいな。諦めることなど出来るわけがない』と不敵に笑み、頬を撫でては念の為に手を後手に拘束して。
その際、相手の懐から自分が上げた煙管を見付けてはすぐに上物だと理解し、相手が目覚めるまで部屋の隅の椅子に足を組んで腰掛け煙管を試そうと物色していて。

  • No.4055 by 霧ヶ暮 爛  2014-12-13 03:40:15 




>4053 ビギナーさん

(/参加希望…で宜しかったでしょうか??
そうでしたら有り難う御座います!!!
素敵なpfにウハウハでs←
宜しければ絡文の方を御願い致します(*´∇`*)
駄ロル主ですが宜しく御願いします!!!



>菊

(夢の中で相手と穏やかな時間を過ごす何とも都合の良い夢を見ていたが一瞬強く鼻を刺す匂いがしたかと思えば押し寄せる様に深い夢の中へと落ちて。
其れから何れくらいの時間が経ったのか、目が覚めたのは何処かの部屋。
身を起こそうとも後手の拘束により動けずに居て。
辺りを見回した所、相手からの贈物で有る煙管を片手に持つ商人が目に入っては「触るな!!!」と叫んで居て。
部屋に焚かれた香の所為か情けなくも瞳は潤み苦しさを耐える。
『そう騒ぐな、御前の話は全部聞いたよ。…婚約するんだってな』
「あんたには………関係無い」
(前髪をグッと掴み上げられては唇を噛み部屋に充満する麻薬のきつい匂いに耐えようと。
商人はほくそ笑みながら己の手首を縛る拘束を解くも殴り掛かる事すら出来ずズルリと商人に凭れる様に崩れ落ちて。
『中毒性の有る香だ、直ぐに墜ちるぞ。…大人しくしたら悪い様にはしないさ』
(商人の言葉に苛立ちが募るも遂に限界が来てゴトリと床に落ちては気を失って。

  • No.4056 by 菊 露草  2014-12-13 08:13:33 


>霧ヶ暮

(目が覚めると相手が何処にも居ない、そんな恐ろしい夢から覚め白い天井が目に入ると兄に声を掛けられ思わずすぐに「爛は?」と問い。
『…多分ナツさんのところ…それか寝てるんじゃないかな。大丈夫だよ』
(兄の言葉に安堵して謝罪と礼を述べると無理を言って妹の病院に一緒に行き。
妹の病院に相手の姿はなく不安な気持ちになるも兎に角、妹の無事を心から喜びまだぐったり横になる妹の手を握って。
「……無事で良かった」
『当然よ。兄さんの心臓だもの。…………もうこんな無茶はやめてよね』
「………」
『お義兄さんも有難う。……それにしても爛にほんとそっくりなのね』
(妹に“お義兄さん”と呼ばれ兄は微妙な顔をしていたがその時は口出しせず話を合わせ。
暫く話した後、相手に謝りたく孤児荘に行くも相手の姿は無く町民から嫌な噂を耳にしては冷や汗が伝う。そして兄の制止も聞かずに相手を探しに孤児荘を飛び出して。

(其の頃、商人の拠点にて気を失った相手を男は卑しく見下ろし、煙管を指で弾きながらほくそ笑み相手目当てにやってきた客から金を受け取っており。
『なあ、こいつ能力者なんだろ?襲いかかってきたりしないよな』
『問題ない。妻をダシに使えば大人しくなる。それに既に麻薬の中毒だろうしな』
『…そうか。では自由に使わせて貰うぞ。この容姿に奇妙な能力……何処に出しても大金になるだろうな』
『分前は半分貰うからな。此奴は俺の飼い犬だ』
(商人は煙管を懐にしまい扇子で眠る相手の顎を持ち上げ『この俺に恥をかかせた罰だ』と以前の里での一件を根に持ち逆恨みする一方、相手に魅せられ異様な執着で相手を見下げていて。

  • No.4057 by 赤城 紅覇  2014-12-13 08:46:44 

>菊
(刀を下に流されたかと思うと壁におさえつけられ、相手を睨んで。相手の言葉に「は?辛そうな顔なんかしてないし………」と言うとだんだん相手が自分のことを忘れたことを受け入れられるようになって。ひとつの方法を思い付きため息をついて。「菊………菊、露草だっけ?うん、そうだ…知ってる?名前っていうのは呪いなんだ……死ぬまでつきまとってくる呪い、だから俺の言霊は名前を呼ぶと強力になる」と言うと相手を見て、哀しげに笑うと「菊露草、俺はお前の敵だ、躊躇いなどないだろう?殺せ」と言霊で言い、疲れたかのように目をとじて。)

  • No.4058 by 黒田 燐  2014-12-13 10:59:48 

霧ヶ暮さん»
……(/子供等と話している間、席を立つ相手に不思議そうに見つめるもすぐ子供に話しかけられてはまた子供に向き直り、相手のことを気にかけながらも話をして。

菊さん»
……そ、そういうわけではなく…(/手を額に当てる相手を見ては言うか言わないかとかなり迷ってしまい。「……さ、さっき……ええと…私のこと…」と、先程己のこと名で呼んだこと、を伝えようとして。

赤城さん»
…でも…(/しつこくするのはよくないことはわかってはいるものの少し心配になっている己がいて。「……もしかしたら何か力になれる…というか手伝えるかもしれないじゃないですか」と。

  • No.4059 by 月乃 雲  2014-12-13 18:25:06 

>菊さん>4037
(関係性を問われればきょとんと相手を見つめ「京で知り合ったんです。友人‥です。」んーと少し悩みながら慎重に言葉を選んで応え「色々相談に乗って頂いてるんです」と続け。)

『お前たち何を話してるんだ?』
(少し離れたところで飲んでいた男が近付いてくると相手と女の肩にそれぞれ腕を絡め『俺も混ぜてろよ』と相手と女をくっつけるようにして酒の場を盛り上げろと命令口調で。)


>赤城さん>4039
(相手の話を聞き色々苦労してきたことを察するがそれを聞くのは野暮だろうと己の料理を美味しいと言ってくれる相手に嬉しそうに微笑み「良かったです。なんだか勝手に招待して私だけ楽しんでいるみたいで、すみません。」相手とは会ったばかりだが共にいるのが楽しく続けてお礼を言い、食事を終えると片付けを済ませて少しだけ薬屋を案内し。)

今日は有難うございました。良ければまたお会いしましょう。
(にこやかに微笑みそう言えばまだ名前を聞いていなかったなと思い「お名前伺っても宜しいですか?次にお見かけしたときお声を掛けられないので」と幾分下にある相手の顔を穏やかに見下げ。)


>霧ヶ暮さん>4040
(相手が去り張っていた緊張が解けると力が抜けへたりと座り込み気分の悪さから俯き。相手の真紅の瞳が冷たくこちら見下ろす光景が脳裏に焼きつき一瞬でも殺されると思った己に身を震わす。相手は己を殺すことを厭わないのだろうかと思うと無性に悲しくなるが、男に『さっさと行くぞ』と怒鳴られればふらふらと立ち上がり男を目的地まで送って。)

(帰宅後、相手の安否が心配で眠れず、また明日からどう顔を合わせればいいのか分からずそればかり考えて夜を明かし朝の身支度を済ませ。今日は朝から孤児荘に顔を出すつもりだったが行く気にはとてもなれず孤児荘を通り越して丘に向かい薬草を採取することにして。)


>黒田さん>4045
(俯く相手に戸惑いながら礼を言われれば首を横に振って手を顔の前で交差させて。もう一度あの綺麗な姿を見たいと思うが相手はどうやらあまり狐になることを好んでいない様子のため諦め相手が選んだ香草を袋に詰めるころ、相手の着物を整えていた姉が家の奥から出てきて。)

『いらっしゃい。突然御免なさいね。水を掛けられるなんてとんだ災難だったわね。』
(姉は相手を見て『可愛い子』と微笑み、洗濯して綺麗にたたみ風呂敷に包んだ相手の着物を差し出し『私の着物は今度持ってきてくれればいいから』と述べ、相手を送っていくように言い。姉の言葉に頷いては相手の荷物を持って「送っていきます。」と微笑み表に出て歩き出して。)

  • No.4060 by 霧ヶ暮 爛  2014-12-14 01:00:00 



>菊

(翌日、ナツの病院に行く予定だったのだが目前の男達の所為で行けそうにも無いかと考える。
身体中に走る疲れにも似た怠さが酷く身体を蝕むも先日の麻薬の香を何故か欲して居て。
『言う事を聞けばまたくれてやるよ』
(嘲笑うかの様に言う男達の言葉に悔しそうに俯くも其の言葉に期待してる己も居て、乱暴に引かれるがままに身を起こし男達の後を着いて行って。

(町に出ては男達の言い付けにより身なりを整えた姿で後を歩くもふと遠方から相手が走って来るのが伺えて。
身体は大丈夫なのだろうかと呑気に気に掛けてはぼうっとする。
男達は己が去らないのを知ってか軽く諭す様に己にほくそ笑んでは相手が目前に来た所で足を止めて。
衣服に染み付いた麻薬の匂いは分かる者にしか分からない程度、しかし半分程麻痺した思考では匂い等は気に掛けず。
「あんたか、…身体は平気なのか」
『爛、あまり無駄話は止めてくよ』
「分かってる」
(男が見張る様に己達を囲む所、何食わぬ顔で相手を見詰めて。
「ナツはどうだった、…俺今日仕事が入って行けなくなったから」
(出来る限り何時もと変わらない様子で話すが男達がさっさと歩を進めるのが見えては咄嗟に後を追う。
慌てながら男達の後ろに着くも既に中毒と言う物に侵されて仕舞った身体は己の気付かない内にどんどん堕ちて行って。


>月乃(>4059)

(翌朝、着替えを済ませてはさっさと拠点に向かい状況を説明するも相手に手が掛かるのは避けたい一心で上手く隠して。
面倒そうに舌打ちする男達だったが昼間にも関わらず宴会をすると言われれば無理矢理腕を引かれ参加せざるを得られずに渋々着いて行って。

(酒屋にて男達に渡される酒を軽く飲むも己を含め柄の悪い連中、町民達から良くない視線を浴びるのが心中辛くやはり宴会は夜からでもと持ち掛けるが男達が聞き入れてくれる筈も無く。
居たたまれなくなり「俺は帰るから」と言っては町に出て。


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