旭日 幸介 2013-08-03 00:51:51 |
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(来てくれてありがとね。
あー…、一か月以上振りだもんな。
俺が君を待たせてる時間に比べたら
なんでもないって。
…ほーんと、物好きだよなあ。)
(此方こそ来てくれて有り難う。
...ねぇ、1ヶ月寂しかったんだけど。責任とってよ。
俺の相手してる君の方が物好きだと思うけど。
さてと...絡み文出すの面倒臭いなぁ...(←)もうちょっと後回しで。)
(お、珍しく素直?←
責任ってなあ…どうすればいい?
謝る事しかできないけどさ。
こんなとこに通ってる君のが物好きだよ(ふは、)
いつでもいいよ、暫くは時間もあるから。)
(...俺だって御礼くらいは言うよ。素直とか言うな。
3回廻ってワンって言って土下座して謝れ(←)
...旭日さんに逢いたかったから。)
(そうじゃないって。
…でも、もうどっちでもいいわ。
え…、それ完全に犬扱いじゃん!
…わん、だけで許してよ(←)
懐かれちゃったかな、とかね。
ありがと、ほんとに。逢えてよかった。)
(...寂しかったとか書いてないから、幻覚だから。目、悪くなったんじゃないの。
仕方ないなぁ、許してあげる。その代わりちょっとだけ甘えさせて。
...にゃー。とか言ってみる。(懐く、って猫みたいに聞こえた)...だからもういきなり居なくならないでよ。せめて何か言ってって。...お願い。)
......。
(もう夜遅く、無償に逢いたくなり仕事帰りについ足が旭日さん宅に向かってしまい。普段ならば夜に家を尋ねるなど非常識な事はしないが段々寒くなってきたこの時期、1人で家に帰ってコンビニ弁当を食べる事を考えるとどうしても足がその場から動かない。出てくる訳がないと思いながらも玄関から少し離れた位置でコンビニ袋片手に扉を見つめ
(俺寂しかった、なんて言ってないけど?(ふは、)
少しとか、遠慮しなくていいからさ。
おいで、猫ちゃん…なーんつって。
そうだね、…御免。 もし次何かあるときはちゃんと言うよ。)
(仕事休みだと一日中読書か眠るかのみの怠惰な生活を送っている故、ソファに寝そべり本を片手に眠っていた所暖房が切れ冷え切った空気に微か肩を震わせ目を覚まし。暗くなった室内、時刻すらも分からず脳内覚醒しない侭手さぐりしリモコンのボタンを押し灯り点け。次いで暖房付け直すと時刻は既に深夜を過ぎている時間で欠伸を一つ。床に落ちていた本を拾いソファに置くと近くの毛布肩に掛け今更ながらも新聞取る為に玄関へと向かい。扉開くと外の寒さに息詰まらせ息吐きだするも近くに立つ相手の姿に刹那硬直するも驚いた様に問い掛け慌てて駆け寄り僅か眉尻下げ顔覗き込む様に見て。) さっむ―…え、上月…君?どしたの。…もしかしてチャイム押した?
(...わー、旭日さんがいじめるー。(棒)
じゃあ待ってろよ甘えまくってやる。
俺が猫なら旭日さん犬だね。3回廻ってワン。
...つーか言わない様にもう来なくなるな馬鹿。)
...押してない。
(数分たったが当然の如く来る訳無い、こんな夜中に出てくる可能性が限り無く0に近い事を改めてきちんと頭で整理すると自宅に帰ろうと視線を足元に下げる。と、聞こえてきたのは玄関の扉が開いた音、少し驚くも視線を上げると視界に入ってきたのは駆け寄ってくる懐かしい顔。驚きながらも相手に短い返答をし、「久しぶり。何か無償に逢いたくなって。」なんて珍しく素直に頬を緩ませると己より身長の高い相手の胸元に寄り掛かる様に頭を置き
(思った事言ってみただけ←
おー、こいこい。
しないって!(…)
…全くだな。そうするよ、)
何で、…
(想定外な相手の登場に新聞の事等記憶の彼方。知らぬ内に自宅に入っている事もある程に遠慮の無い相手の行動に回らない脳内には疑問符浮かぶばかりで。次いだ相手の言葉は彼の性格上考えられぬ物、驚いた様に瞠目しつつ己へ寄り掛かる彼の背に手置くとその冷たさに「っ…めた。ちょ、良いから中入って。」慌てて己の肩にある毛布で相手の身体包み其の侭強引に手引き玄関扉から自宅内に連れ込み)
(旭日さん、性格悪くなった?というか意地悪。
じゃ、お手。
...約束だよ。)
(相手の冷たいという言葉と肩にかかった毛布の暖かさで初めて己の身体が冷えていた事に気付く。強引に家に入れようとするのを止める事無く大人しく着いていくがその時触れられた相手の手の体温を心地好く思い、改めて自分の体温が下がっていた事に驚き。取り合えず家の中に入る時には「...お邪魔します。」と慌てて言うと、先程の相手の何で、という問いに対して「夜中だし、...久し振りだったから戸惑った。」と相変わらずの感情の籠らない声で答え
(まじ?…んな事ないはず、だけどなあ(…)
わn――…ってこら、←
はいはい、わかった。…約束するよ。)
そりゃあ久し振りだけど、…前は普通に中に居たのに。
(何とも強引に玄関へ連れ込んでしまった事にただ通り掛かっただけという考えが脳裏過るも今更どうする事も出来ず急いで掻き消し玄関の扉と鍵閉め。礼儀正しい挨拶聞きつつ靴脱ぐと相変らずの淡々とした口調で己の疑問に答えていく相手に複雑そうな表情浮かべ腑に落ちないと言わんばかりにぽつりと呟き。ふと相手と手を繋いだ侭である事に気付いたのかそっと離し「上がって。…リビング、あったかいし何か飲み物入れるから。」数歩リビング向かい歩んでは相手来るの待機すべく振り向き)
(客観的に見たら物凄く意地悪だよ。
よしよし。(撫で撫で...←
約束破ったら3回廻ってわんだからね。)
...有り難う。
(こんな時間に来てしまって迷惑していない筈がないが今更帰ると言うのも気が引けるし正直帰りたくない。飲み物を入れてくれるという言葉を聞いて二つの意味での御礼を言うと靴を脱いで上がり、相手の後ろに着いていきながら「...会うの、戸惑ってたから。」と短いながらも素直に己の心境を口に出して
(そんなことないって、優しいよ?俺←
…なーんか、腑に落ちないなあ(
それはやだなー。…破らないよ。)
座って待ってて、…ココア、飲めるっけ。
(ひと月前の相手と事なり何処と無くしおらしく見える様子に違和感覚えつつ相手が着いて来ると歩みを再開しリビングの扉開き室内へと入り。多少は温かくなった室内に安堵しながらソファを顎で指し示しキッチンへ足先向け上記を述べて。相手の飲み物の好み知らぬ故に問い掛けるも相手の感情の吐露に歩み止め困った様に僅かに眉尻下げつつ後頭部掻き「そっか。…でも、逢いに来てくれたんだ?」ソファの隣にすら座った事のない奇妙な間柄、苦笑い気味に呟くも語尾上げるように言葉続け)
(優しい人はもっと優しい言葉を投げ掛けてくれるものです。意地悪。
大丈夫、俺は結構楽しいから(←
ん、信じる...。)
飲める、甘いの。
(数回会話を交わせば声色や表情は相変わらず暗いものの何時もの調子が戻ってきたのか相手の問いに答えるとさも当然のように自分の好みを語尾に付け足して頼み、ソファに歩みを進め座り込み。相手が歩みを止めた気配を察すると顔を上げて不思議そうに見るが、発せられた言葉に少し沈黙するとソファの上で両膝を抱え込むよう座りかけて貰った毛布で肩から脚まで包み込むと相手から目線を逸らして己の膝辺りを見、「...寂しかった、から。」なんて珍しく己の感情を出した少し哀しみを帯びた声色のうえ小声でボソリと、答えるというより呟く感じで言い
(えー、そりゃ俺より優しい人とかいっぱいいるしなあ(…)
俺も楽しみたい。←
ありがとね。)
(相手の好み理解したとばかりに浅く頷くも相手の話聞く事が先決だと判断したのかキッチンから相手の元へと方向変え其の侭歩み寄り傍らの床に両膝付く様な所謂膝立ちの体勢に。暖を求める相手の行動から余程長時間待っていたらしい事窺え気付けなかった事に自身へ少々の苛立ち感じ目線斜め下へと落とすも次いだ素直な言葉に驚いた様で。今までと異なる感情込められた科白に思わず顔上げ相手見ては掛ける言葉選ぶように少しばかり躊躇うも「…御免な。寂しい思いさせちゃって。」僅かに眉尻下げつつ述べ)
(でしょ、だから意地悪ということで。
嫌だ。断る。駄目。無理。拒否する。←)
ん...。
(此方に歩いて近くにしゃがんだ事は気配で感じたがそちらに目を向ける事無く踞った姿勢のままで。謝られるとは思わなかったのか少しの沈黙の後聞こえてきた相手の謝罪の声に少し驚くがすぐに嬉しくなると共に下らない事を言った己が恥ずかしくも思え相手の方を見ないまま顔を膝に埋めると短く返事をして
(…わっかんないなー…、
んな嫌がんなくても(
(言葉少なな相手の様子を眺めているも頭の位置近くなったにも関わらず目線が交わる事は無く。其れを未だ相手が己の素行について許していない事だと認識した様でゆっくりと立ち上がり更に縮こまる相手を弱い力にて徐に抱き締め。) …待っててくれて、ありがとね。
(...あぁ、旭日さん頭悪いのか、ごめんね。(←
だってたまには形勢逆転という奴を味わってみたいのです。)
..、!?......旭日、さん?
( 立ち上がった気配からもう話を終えてココアを作りに行くのだと思い顔を上げようとしたと同時に身体に感じた人の体温と感覚にあからさまにビクリと肩を震わせるが頭が状況に追い付いておらず僅かに沈黙し。冷静に考えればすぐに抱き締められているのだと理解して何故相手がこんな行為をしたのか分からずに抵抗する事無く不思議そうに名前を呼び。だが名前を読んだ直後に聞こえた相手の科白に何となく理解し、戸惑いながら「...どういたしまして?」と語尾にクエスチョンマークを付けて返事をして
(馬鹿にするなっての、←
形勢逆転…なんか話分かんなくなってきた(
何もない。ココア作ってくるから待ってて。
(己の腕の中で微かに肩震わせる相手の身体は徐々に温もりを取り戻しつつあり内心で安堵しながら幼子宥めるかの如く相手の背中を弱くぽんぽんと叩き。不思議そうに己の名紡ぐ相手に小さく笑み漏らすとゆっくり腕解き離れて。次いだ応答に浅く頷くのみ、テーブルの上にあるリモコン取り温度一度上げると其の侭キッチンへ向かって)
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