【黒バスなり】青火やってくれる人募集

（分かりました、おやすみなさいー）

……。
（相手が自分の指示通りにしたのを見ると、浴衣の衿の端をとって右側の方を下に上前を重ね、腰紐、帯を巻いていくという作業を黙々と慣れた手つきでやっていき

･････････。
（黙ったまま何かの作業をしているという相手の姿が少し新鮮で、こういうのも様になってて格好良いな、なんて思いながら相手から視線を外すことなくじっと見つめ続けて）

よしっ!完成っと!!…ん、やっぱ似合ってんな
（帯を結び終わると自分の膝を叩き、帯を結ぶためにしゃがんでいた体勢から立ち上がり。改めて相手の浴衣姿を見ると満足そうに１人頷き、予想以上に相手の浴衣姿が良くて自然と口角が上がり

おお･･･！こんな風になるんだな！絶対暑いって思ったのに案外涼しいし、いいなこれ！
（キラキラと目を輝かせながら着せて貰った浴衣を見下ろして。襟元や袖を軽く引っ張って調整しつつこれ俺にサイズぴったりだなーと思いながら「なあなあ、大輝は浴衣着ないのか？」と期待に満ちた目をして）

あぁ、似合ってるよ大我。…俺?いや、俺ガキの頃に散々着たから別に今更って感じだしなぁ
（キラキラと目を輝かせる相手を見て嬉しそうにし、相手の耳元で浴衣姿を褒めるとそのまま相手の頬にキスを落として。自分は着ないのかと聞かれると、まったく自分が着ることなんて考えてなかったために頬を掻きながら苦笑し答えて

うぇっ！？い、いきなり何すんだっ！
（耳元で言われると同時にキスをされて本日何度目かの赤面をしながら耳を抑えてそう叫んで。自分は着ないともとれる発言に「そうなのか･･･」とあからさまにがっかりした様子で。見てみたかった、絶対格好良いんだろうな･･･と内心で思いながら）

何って…大我浴衣に似合ってんなって思って
（あからさまに照れた反応をする相手を見て楽しそうにクスクスと笑い。がっかりした様子の相手を見ては相手の頭をポンポンと撫でながら何だか申し訳なさそうにし「大体、今浴衣持ってきてねぇしな…だからどのみち着れねぇよ」と言い

･･･そうか？俺より大輝の方がきっと似合うと思うけど
（顔がまだ赤いままそう呟いて。どうやら相手の浴衣姿は見れないようで、あまり無理を言っては駄目だとばかりに頭を軽く振って気持ちを切り替え「ところで浴衣着たのはいいけど、どうするんだ？まさか着るだけじゃないよな？」と問いかけて）

いや、大我の方が似合ってる。それにこの浴衣の色お前にぴったりだしな
（相手の浴衣姿をもう一度じっくりと見ると二ッと笑い上記を言い。浴衣を着てこの後どうするのか聞かれれば、ちらっと時計を見てそろそろいい感じの時間だったので「うっし、じゃあ出かけるか!」と言って出かける準備をし

え、出かけるってどこに･･･というか俺はこの格好のまま出るのか？
（唐突に出かけるかと言われて一瞬呆けた後にそう聞いて。一体どこに行くつもりなのだろうか、浴衣のまま外に出て大丈夫なのかと思いながら）

まぁ行けばわかるって、あ?んなの当たり前だろ?でなきゃ着た意味ねぇじゃん
（どこに行くかは着いてから相手を驚かせたいっと思っているため適当に誤魔化して言い、相手の手を取ってさっさと行こうと玄関へ向かうもそこで足を止め「そういえば下駄って持ってる?」と聞いて

((寝ます!!おやすみなさーい!!レスはまた明日返しますね♪

下駄？どうだろう･･････あ、あった
（手を引かれて玄関まで来てから下駄は持ってるかと聞かれ、あるだろうかと思いながら靴箱を探すと奥の方に箱が置いてあり、なんだかデジャヴを感じながら開けてみれば案の定下駄が入っていて、試しに履いてみるとぴったりで少し驚いて）

（了解しましたー、おやすみなさい！）

おぉ!今まで使ったこととかないのに随分と準備がいいんだな
（ここまできて下駄がなかったらどうしようかと思ったがその心配はなかったようでほっと一安心して。相手が下駄を履くのを見ると、「じゃあ行くか、ちょっと早めだけど場所も遠いし丁度いいだろ」と言って相手の手を引き玄関を出て

あ、ちょっ、待てって、これすげぇ歩きにくっ･･･うわっ！
（慣れない服装に慣れない履き物なのでどうにも歩きづらく、ほとんど相手に引っ張られる形で何とか進んでいたものの案の定つまづいて転びかけて）

うおっ!!?あっぶね…大丈夫か?
（何も考えずに相手を手を引いていたが、相手の声にハッとしそちらを向けば躓いて転びそうになる相手がいて、それを慌てて正面から受け止めると心配そうに声をかけ

わ、悪い、助かった･･･
（転ばずに済んでほっとしながら相手にお礼を言って。下駄をちゃんと履き直して改めて相手の隣に立ち「もう少しゆっくりで頼むな」と言いながら相手の手を握って）

いや、俺の方こそわりぃ…おぉ、気を付けるわ
（慣れない浴衣や下駄で歩きづらいであろう相手のことを考えずにいたことに悪いと思い、頭を掻きながらばつが悪そうに謝り。相手の言葉に頷くと先ほどよりもゆっくりとしたペースで歩きだし

なぁ、一体どこに向かってるんだよ
（さっきより進むのを遅くしてくれたので安心しながらそう問いかけて。もうそろそろで辺りも暗くなってくるだろう、そんな時間帯にどこに連れて行こうとしてるんだろうと思い）

まぁそれは着いてからのお楽しみってとこだな
（フッと笑いを漏らしながら相手の問いに答えどこか楽しそうにして。場所が少し遠く、相手が浴衣で歩きづらいということを考慮し目的の場所までは電車で行くとこにし、ホームに着くと同じように浴衣姿で出歩く人がちらほらと居て、さすがに相手に目的がばれたか?っと相手の様子を伺って