主 2013-06-02 23:49:05 |
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・・・・・・・・・まあいいか
(しばらく浴衣との睨めっこを続けてから、分からないものは分からないのでまた箱に閉まって。それからやらなければならない家事をして回ってから再びリビングに帰ってくる頃に相手からのメールが届き『お疲れ。待ってる』とこちらも短いメールを送って)
あっ!帰ってきた!
(玄関の方から相手の声が聞こえて少し小走りにリビングを出て玄関へ向かい、鍵を開けて扉を開ければそこに相手の姿があり嬉しそうに笑みを浮かべながら「大輝!」と言ってぎゅうっと抱きしめて。汗の臭いがすることからちゃんと部活頑張ってきたんだなと思いつつ、ここが玄関先だと思い出して慌てて離れてから「お、おかえり」とぎこちなく言って)
(寝落ちすみませんでした・・・!)
大我!!?……かはっ、なーにやってんだお前…
(扉が開くのを待っていれば、急に相手が出てくると同時に抱きついてきたので驚き素っ頓狂な声を出してしまい。抱きついてきたかと思えば慌てて離れしどろもとする相手をポカーンっと言ったように見るも思わず笑いが込み上げてきて、相手の髪をクシャっと撫でると微笑んで「おぉ、ただいま」と言って
((大丈夫です!!
わ、悪い、つい・・・
(寂しかったからつい抱きついてしまったなんて言えるわけも無く、恥ずかしさで少し赤くなりながらも髪を撫でられて嬉しそうに頬を緩めて。「あ、桃井にちゃんと説明したのか?二日間のこと」と思い出したようにそう問いかけて)
ん?あ、おぉ…まぁそれなりに…
(顔を赤くする相手を見てはクスッと笑いを漏らし何だか楽しそうにして。桃井にちゃんと説明したのかと聞かれれば、それなりにしか事情を説明しなかったので頬を掻きながら視線を逸らし上記を述べ
・・・大輝ー?
(それなりに、と曖昧な言葉を返された上に視線まで逸らされ、こちらはじとっとした目をして相手の顔を見つめながら名前を呼んで。後で俺からも説明するしかないなと思いながら、はぁとため息を吐いて「とりあえず中入れよ」と言ってからリビングに向かって)
まぁもういいだろ、その話は…
(じとっとした目で見られてはバツが悪そうにし、話を逸らそうと上記を言い。中に入れ言われればコクリと頷き自分も相手についていきリビングへ行き
あ、そうだ。浴衣は見つかったけど一体何に使うんだ?多分親父のだから、用途次第だと親父に許可貰わないといけないんだけど
(リビングに入ってからソファに置きっぱなしの浴衣が入った箱を見て、ついでとばかりにずっと気になっていたことを相手に聞いて)
お!そうだった!!…は?何に使うって…んなの着るために決まってんだろ?
(浴衣と言われれば思い出したようにポンと手を叩き、何に使うのかと聞かれればそんなの着る以外に何があるんだ?っというように首を傾げ不思議そうに相手を見て
ちげーよ、俺が着てどうすんだよ…大我が着るの!!
(首を傾げる相手にはぁっと溜め息をを吐きながら頭を掻き答えて、相手が見つけたと言う浴衣を見れば暗めの赤い色と何だか相手のイメージにピッタリなもので、これ本当にこいつの親父さんのものか?っと少し疑問に思い
え、俺?何でだよ、部屋着にしても寝巻きにしてもおかしいし、というか着方分かんねぇし・・・
(自分が着るのだと言われてますます不思議そうな顔をしてじっと浴衣を見つめて。ひと昔前の日本ならこういうのを着て外を出歩くのかもしれないが、さすがに今はそんな文化じゃないことぐらいアメリカ暮らしだった自分にも分かる。なら何故?と疑問は深まる一方で)
まぁいいからとりあえず着とけ!!理由は後で教えるから!!…って着方わかんねぇのか…。あーじゃあ俺がやってやるから
(だんだんと説明が面倒くさくなってきて、無理やり話を終わらせようとし。浴衣を取り出すと不思議そうな顔をする相手に差し出し、着方がわからないと言う相手に昔自分が着てた時に着方を覚えていたので自分が着せてやると言い
え、あ、おう。・・・じゃあ、頼む
(相手の勢いに押されるようにして浴衣を受け取り、頷きながらそう言って、あ、親父に許可・・・と思ったがこの時間はまだ仕事中のはずなので諦めるしかなく。どうやって着るんだろうなぁと思いながら手に持つ浴衣をじっと見下ろして、服の上から羽織るのか?とさっそく間違った方向へ考え出してそのまま着ようとして)
あー、ちげーって、服の上から着んじゃなくて…とりあえずお前下着になれ
(服の上から着ようとする相手を見てはまずそっからか…っと何だか気が遠くなり、もうこうなっては全部自分がやってしまった方が早いと相手から浴衣を取って、まずは下着になれっと言い
違うのか?えっと、服脱げばいいんだな?
(どうやら違っていたようで、独断でやるより相手の言う通りにしておいた方がいいなと思い、言われた通りTシャツとズボンを脱いでソファに投げて置いてから次はどうするんだろうとじっと相手の言葉を待って)
うし、じゃあこれ羽織って、あとは腕左右に伸ばして立ってるだけでいいから
(下着姿になる相手を見ては何だか照れて、赤くなる頬を誤魔化すようにさっき相手から取った浴衣をもう一度相手に渡してさっさと指示をだし
ん、分かった
(こくんと頷いて浴衣を受け取り、素肌の上から羽織ってから腕を左右に広げて。次はどうするんだろうなぁ、と少し楽しくなってきたらしくわくわくとした顔をしながらじっと待機して)
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