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キルティ)やぁ、ゴースト君。久しぶりだね。
キルティは、笑って言った。
キルティ)人の子、あの時のゴーストだ。
ゴースト:こっちこっち
ゴースト:最近、改修されたんだぞ
キルティ)また、どこか直したのか?
キルティは、どこか探し始めた。
ゴースト:今は一階だけ。明日からは2階が改修工事に入る
麗奈:ここが談話室?(新築のような作りに変貌していて)
キルティ)ゴースト、いつ来てもいいように綺麗にしてくれたんだろうけど、幻覚魔法でも使ったの?部屋が新築っぽく見える。
ゴースト:いや、学園長が改修を頼んで完了したんだ
ゴースト:俺たちこんなにデカい魔法使えねぇ
キルティ)そうか・・・学園長には人の子が近々、オンボロ寮に行くことは話してないのに。
キルティは不思議に思った。学園長が自ら、頼んだということは、ゴーストから話を聞いた線は低い。それに麗奈が周りにオンボロ寮に行くことは言いふらしていない。そして、学園長が、ディアソムニア寮に用もなく近づくとも思えない。
キルティ)何でだ?
キルティ)まぁ、今はいいか。人の子、暖炉があるし、早速つけよう。
麗奈:はい
ゴースト:可愛いお客さんが来てくれて嬉しいぜ
キルティは軽く薪を入れると、魔法で火をつけた。
キルティ)これでよし。
キルティは、暖炉の様子を見て言った。そして、改めて部屋を見た。
キルティ)壁紙も床も本当に新品だね。補強では見れないね。
キルティ)新築の匂い?
キルティも匂いを嗅いだ。ドラゴンなので鼻は利く。
キルティ)確かに何かの匂いはするな。
ゴースト:新しい木材とかの匂いだろう
ゴースト:嗅ぐなら今のうちだぞ。そのうち時間が経ってなくなっちまうからな
ゴースト:ところで麗奈と言ったな? 魔法が使えないとは本当か?
麗奈:うん
キルティ)幸い、魔法を使うと目を輝かせる。
キルティは、笑った。
ゴースト:魔法使えないといろいろ不便じゃないか?
麗奈:そうなの