不良男子高生 2018-10-05 00:50:58 |
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(何度か乗り換え、しばらく電車に揺られてたどり着いたのは凡ネズミのキャラクターが有名なテーマパークのある駅前。まだ少し早い時間にも関わらず既に人で賑わうその駅を歩きながら)
じゃーん。着きましたっとさ。今日は一日由莉奈の乗りたいものとか食べたいもの、全部楽しもうな!
(にしし、と得意そうに笑って彼女の顔を覗き込み)
え、…うそっ、、これ夢じゃないよね?!
雄とこんなところ来れるなんて思ってなかった…ゆう~!!ありがとうっ!!大好きっ!!(電車に乗り着いた先はテレビで何度か見たことあるテーマパークであまりの嬉しさに人目も気にせず思いきり彼に抱きつき←)
ぅおっ...!ちょ、ここ人前...!
(急に抱きつけられた反動で体の重心を崩すも彼女を受け止め)
ほら、喜ぶにはまだ早いよ。なんたって入場してすらないんだからな?...とりあえずなんか大きい方と小さい方があるって聞いたんだけど、どっちに行く?
(こんなに喜んでくれるならもっと早く来れば、と後悔を噛みしめつつ、駅前で大きく二つに分かれた道を指差しながら)
だってさすっごく嬉しいんだもん…(ふと我に帰ったのか周りの視線を気にし )
ん~…じゃあ大きい方に行こうよ♪あの子に会えるかな~!(ある人気なキャラクターを口にして)
...ところで俺こういうところあんま来たことないからわからないけど、普通の遊園地とはちょっと違うの?
(リゾートラインへ乗るべく、専用の乗り口へ向かう道中に声を潜めて彼女に囁きかけ)
いや、着ぐるみとかパレードとかあるのはわかるけどさ、雰囲気とか...遊園地なんて小さい頃以降来たことなかったからさ。
(小学校以来だから軽く10年くらい前かな、なんて思うと随分面白みのない人生を送ったって思え、ちょっと肩をすくませながら)
もう全然違うよ~なんていうか夢の国…みたいな感じだもん♪(目をキラキラさせながら話して)
パレードとか目当てに来る人もいるみたいだけどね♪
雄の家って皆が仲良いイメージだったからけっこう行ってたのかと思ってた、あたしって雄のこと知ってるようであんまり知らないんだな…(彼と初めて会ったことを思い出しその時はまだお互い小さくその後彼の家が上京する事になりその間の彼のことを知りたいと思いながら)
まあまずここが実家より遠いし…うん。お互いにこれから沢山知っていけばいいさ。
(自分にも納得させるようにコクコクと頷き)
…おっ、あそこに見えてる山、あれも乗り物なのか?あれも?(ふと窓の外に見える様々なオブジェクトを見つけ、子供のように目を光らせながら)
そうだね!とりあえず今は思いっきり楽しまなきゃだよねっ♪
雄ってば子供みたいだよ~!(いろいろな物を見つけては楽しんでいる彼を見ていると此方も楽しくなりふふっと笑い、しばらくしているとテーマパークに到着して)
夢の国だし、ちょっとは子供にならないとな。ってもうこんな列出来てるんだ…(既に仰々しい程の人の群れを眺めては驚いたように呟き)
ちゃちゃっとチケット買って来ようか。にしても今日は暑いな…アイスみたいに溶けそうだよ…由莉奈は大丈夫なの…?
(薄着をしてるとはいえ、結構な日差しには耐え難く、隣で並んで歩く彼女をチラッと見ては)
うわ、ほんとだ…カップルも多いけど家族連れも多いね、、(人の多さに驚きながらチケット売り場の方に行き)
それにしてもほんと暑すぎ、、(鞄からタオルを取り出し頭にかぶせ無意識に胸元をパタパタさせ)
雄こそ大丈夫??
俺はまあ…なんとか、ね… 由莉奈も熱中症気をつけて。
(他愛もない会話を続けながら速やかにチケットを買い、人に流されるままテーマパークへ入場をし)
すごい…地球儀…?えっあれ全部街なの?由莉奈も見ろよあれ…!
(広がる光景に目を輝かせながらスマホを構えパシャパシャ写真を撮りつつ、普段とは全然違う表情で彼女へ話しかけ)
ねーねっ!地球儀の前で写真撮ろうよ!(そう言いはしゃぐ彼の手を取りカメラを向け写真を撮り普段見ない彼の表情を見てこちらも嬉しくなり)
雄ってそんな顔もするんだね♪
いやー、つい楽しくなっちゃって。いいよ、撮ろう撮ろう。…はい、チーズ。
(スマホを片手に腕を伸ばし、良い構図で写真を収めると)
乗り物なんだけど…どうする?なんか乗りたいのある?
(カバンから入場時に貰ったパンフレットを取り出し、大きく広げて見せると)
2人ともいい感じに撮れたじゃん♪あ、あたしけっこう盛れてる!←
ねぇ、雄ってさ絶叫系ダメな人?
あたし割と好きなんだけど(彼が苦手だと悪いと思い一応聞いてみて)
あー…どうだろ、乗れる…かな?(絶叫系といえば分からなくはないが、乗った記憶があまり残ってない。うーん、と視線を泳がせては)
由莉奈が乗りたいなら俺も乗るよ。まあバイクみたいなもんだろ?なんとかなるさ。
大丈夫だって、任せろ。(ぐっ、と親指を立てて)
という訳でここで一番怖いの最初に乗ろうか。由莉奈こそ泣く準備しといた方がいいんじゃない?ふふん。
(心配されると何故か逆に調子に乗ってしまう。フラグのような台詞を次々吐きながらドヤ顔をかましては)
言っとくけどこれ絶叫系大丈夫なあたしでも怖かったやつだからね??調子乗ってたら後悔するかもよ~♪(ドヤ顔をかます彼に対し悪戯っぽく笑い列に並び)
んいや、由莉奈が生きて帰ってこられたなら平気だな。(相変わらず謎の自信に溢れた様子で腕を組みながら)
で、並んだのはいいけど…これどういうやつなの?なんか見た目はすごいけど…
(並んだ列の先に建つオブジェクトを見上げてはズレた眼鏡をくいっと手で上げ)
ふぅん、、絶対ぜーったい後悔するからねっ!!(なぜか彼の自信に満ちた様子が気に食わず此方もムキになり←)
ん?これはねぇ、、回ったり急降下したりいろいろスリル満点だよ??まあ…余裕な雄くんには物足りないないかもだけど(意地悪っぽく笑いながら言い)
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