まほらばくろにっく

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猫さん  2017-05-20 18:00:41 
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にゃぁご、にゃぁご


ああ!よろめいて居ります。


にゃぁご、にゃぁご


濡れた朝顔を見に行こう

早く!早く!




1045の黒猫さん待ち



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  • No.41 by 冬  2017-06-11 18:33:44 


――……。(背筋を真直ぐに伸ばして凛と澄ました様な体制で、好意を無碍にする事と綺麗なハンカチを踏んで汚す罪悪感を天秤にかけ罪悪感が無くなる方を選択した事が間違いだったとでも言うような彼のいじけ具合に口角をより落としてオロオロと困惑するように視線を泳がせて、顔を覗き込まれて嫌かと問われればより言葉は喉を通らずに留まり右に左に、上に下にと行き場の無い視線の先がうろちょろと泳ぎ。ごく当たり前のように大切な相手と言われ、だから汚したくないとばかりに真直ぐに伝えられた思いが可愛くない筈が無く「――」顔を覗き込んだ彼の後頭部に腕を回せばそれ以上見られては罪悪感に敵わないとグイと抱き寄せて「気持ちは嬉しい、勘違いするな。凄ぇ嬉しい、――でも、俺は雄だしお前よりも全然年上なのに、そんな風に大事にされたら反応に困る」ストレートな言葉とは見事なまでに心に響き、年甲斐も無く胸が高鳴る思いを隠そうと彼の顔を自らに抱き寄せる事で自身の顔を隠し自分で言葉にしながらも彼が己を大事にしてくれていると言う事をヒシヒシと実感してしまい、顔に熱が集まるのを感じながら羞恥から二つの耳はぺたりと垂れて)

  • No.42 by 千秋  2017-06-13 21:03:09 

ッ……!?__、(不安な気持ちいっぱいで返事待っていたのだが、引き寄せられるがまま相手の肩口に顔を寄せて。綺麗な物には軽々しく触れていけないのだと、今まで何度伸ばしかけた手を堪えたことか。こうも簡単に抱き締められてしまえば今までの己の我慢は何だったのだと困惑する一方、相手の息遣いまでもが聞こえる近過ぎる距離に脈が早くなるのが自分で分かり。相手がどういう考えでこういった行動に出たのか見当もつかなければ考える余裕すらないまま、愛しいあまり心がチリチリと焼かれていくみたいな息苦しさすら覚え。歳下と言えど己だって一人の男、其れも相手に好意を抱いている男なのだと伝える為にシャツから僅かに見える滑らかな鎖骨にれろ、と熱帯びた舌を這わせ。一度触れてしまえばタガが外れ止まらなくなってしまいそうで、傷一つないこの肌に牙を立て消えない傷を残してしまいたいと頭の片隅で芽生えた加虐心をどうにか押し殺し。猫の姿の時に自分の身体を舐める様な舌使いでぺろぺろと相手の首回りを舐めなながら「あのさ、分かってると思うけど俺だって男。しかも冬さんに一目惚れしてる。……嫌がられてねぇならとことんお姫様扱いして、アンタの事大切にする」困惑する相手だって見せて欲しい、照れてるならその顔だって見せて欲しい。次々と生まれる思いは“欲しい欲しい”と相手に求めるものばかりだから、せめて己も有りのままの姿を見せようと舐めていた舌を引っ込めて顔を離せばいつになく真剣な瞳を向けて。「……っとに、アンタ可愛過ぎ。」ぺたりと垂れた耳や熱に染まる頬が可愛くて、いつもなら茶化す場面でも今は素直に本心伝えてはグラデーションがかる指通りの良い髪を優しく撫でて)

  • No.43 by 冬  2017-06-14 11:40:56 


(悪気が有る訳じゃ無い、ただ飼い主以外からの無償の好意が無縁過ぎた為に年下の彼に大事にされるとどの反応が正しいのか分からなくなってしまう。その気持ちが少しでも伝われば良いと体を寄せたが、鎖骨に濡れた暖かい感触が這った事で自らの行動が距離感を測りかねた出過ぎる真似だと知り。人の姿では毛が無く舐められる度に水音が響くようで、都度脳髄が痺れるようで。止めようにも咄嗟の事に反応できず絞り出す様に"ちょ"だの"やめ"だのと言葉にならない音しか出せず。雄だと伝えても引く事無く、剰え一目惚れと伝えられれば愈々言葉の重みに上手く頭が回らなくなり。今の状況が流されては駄目な場面だと自覚が有るのに、いっそ流されてしまいたいと思うのは自身もまたこの青年を想っている証拠で。上がった顔と目が合えばふざけている訳じゃない真摯な眼差しに押され、顎を引けば躊躇いがちに視線を返し「__馬鹿言うの止めろよ、今は余所から来たのが珍しいだけなんだ」凛と伸ばしていた背筋は何処へらや、すっかり丸まり身を小さくして指先を丸めた手で未だ少し濡れている鎖骨をなぞり。漸く口を突いたのは此処で真に受けて追々傷つくことを避けるべく防波堤で、「直ぐに目ェさめるだろ」自分で遠ざける様に言葉を綴りながら胸は理不尽にズキンと痛み、それすらも誤魔化す様に、今されて気持ち良かったその行為を真似て腕を伸ばし「イイコイイコしてやっから、」ふ。と表情を和らげて彼の頭部を撫でる様に触れて)

  • No.44 by 千秋  2017-06-14 19:37:51 


(舌が肌を掠める度咎めの言葉が耳を擽り、其れでも抵抗までは及ばない微力なものだった所為か相手の肌質を堪能した後で顔を離し。真っ直ぐ向かう己の視線とは違い、戸惑いがちに返された瞳が複雑な相手の心情を表している様で。まるで己のこの感情が一時のものだと決めつけられたみたいで少し悔しくもあるが、出会って間も無い事もありにわかに信じられない相手の気持ちも理解出来る。態と此方と距離を置く言葉を受け取っても、怒りも不安も覚えないのはきっと髪を撫でるこの手が優し過ぎるから。微風と相手の指が髪一本一本を撫でていく、この何気無い時間ですら愛おしい。撫でられ続ければ相手も少なからず好意があるのでは、と己の良い方向へと錯覚してしまいそうになり髪撫でるその手をそっと掴み取ると童話の中で王子様がする様に手の甲を己の口許に寄せて。「__俺に狙われてるって警戒心少しは持てば?」唇が触れる寸前で挑発交じりに伝えれば、にぃと少し意地悪に口角上げて相手に視線流し。逃げる気配が無ければそのまま唇落とそうとして)

  • No.45 by 冬  2017-06-15 23:01:57 


(指と指の間をスルスルとすり抜ける感覚が毛糸や猫じゃらしに戯れている時の様に心地よく、また気持ちが満たされるようで相手の手により止められるまで何度も繰り返して。手を掴まれて続く動作と共に伝えられる思いは先ほどと何も変わらない真直ぐ過ぎる物で、若いから真直ぐに気持ちを伝える事が出来るのか、それとも相手の性分がそういう物なのか。恐らく先を先をと考えすぎて気づけば余計なことで頭を悩ませる己の悪癖とは真逆に有るのだろうその思考に気を取られ、その間に何処までも紳士的で何処か大人びた背伸びをする口づけが手の甲に落とされて。もう片方の手の甲を自らの口元に宛がえば見られるのが我慢ならないと言う様子で顔に集中する熱を隠して、黙っていては茹ってしまいそうな程に顔に熱が集まれば上手に考えがまとまらず、緊張で浅い呼吸に至っていれば慣れない外出と過度な動揺やら羞恥で軽度の熱中症状態になり。浅い呼吸のまま目の前がチカチカとしだすと、普段から端正な容姿だと思っていた彼の姿が物理的にキラキラ輝いているようで。"まずい、"と思ったときには遅く相手に取られている手に引き寄せられるように彼へ倒れこみ「―――悪、い」体に力が入らなければ押し倒すように凭れる身を起こすことが出来ず浅い呼吸に肺を動かしながら詫びて)

  • No.46 by 千秋  2017-06-16 23:19:33 


(日を浴びて居ない手は雪の様に白く女性の其れよりも華奢に見えて、壊れ物を扱う手つきで優しく握ったまま甲に口づけを。なんと柔らかい感触だろう、異性だとか同性だとかそう言った垣根を越えて相手という存在が胸の中を埋め尽くしていく。離れ難くなってしまう前にそっと唇を離して顔を上げ、頬を赤く染めたまま一言も発さない相手の様子を見て頭上に疑問符を浮かべるより先に相手が倒れ込んで来れば反射的に片手を背中に回し抱き止めて。密着する面積が多く煩いくらいに騒ぎ出す心臓を止める術もなくぎゅう、と回した手に力を込めれば「……具合悪い?それとも、襲って良いって合図?」なんて巫山戯た事を言いつつも後者でないと分かっているからかそれ以上積極的に仕掛ける事はせず。一定のリズムで軽く背中叩きながら相手の呼吸が落ち着くまで待つ事を心に決めるものの、相手のシャンプーの香りが風に乗って鼻先掠める度に理性は不安定にぐらぐらと揺れて)


  • No.47 by 冬  2017-06-18 14:19:59 


(倒れた体を落とされる事無く支えられれば申し訳なさを抱きつつも相手が彼だからこその安心感を持っていて、立ち眩みのように暗転した視界は宥めるような手つきで背を擦られたからかゆっくりと瞬きを数回繰り返すうちに元に戻り、乱れ浅かった呼吸も伴い戻って行くとふざけた言葉に耳先を僅かに揺らしてから地面に手の平をついて凭れていた身体を起こし上げ「――今少しだけ、クラっとした。もう平気」未だ少しだけぼんやりとする頭をハッキリさせるために頭を左右に揺らしてから過保護すぎる環境で安定だけを与えられた弊害とも言えるキャパオーバーを照れくさく、そして情けなく思って。半ば無理やり触れていた身体が離れたことで物寂しく思うのは相手の事を意識している証拠なのだが、それを自覚することが出来ず「でも、少しだけ膝借りても良いか」と無自覚のままに触れ合いをもう一度と申し出て)

  • No.48 by 千秋  2017-06-21 11:28:44 



__、(心配していたことに変わりはないが相手の身体が離れていってしまえば温もりを失ってしまうのを素直に寂しく思い。だからと言って再度抱き寄せる理由も見つからなければ体調の優れない相手を引き止める程の強引さを持ち合わせておらず、ただ背中に回していた片手だけは外せないまま撫でる必要がなくなっても背中に置いておき。白い髪が左右に揺れるのをぼうっと見詰めていればその後耳に入った言葉がとてもじゃないが信じられず耳をピンと立てたまま瞬きを数回、先の接触だけでも理性はぐずぐずだったのに膝枕なんてしてしまったら如何なることやら__。そんな不安が過ぎるも第一に相手のことを優先して考えているために答えは初めから決まっていて「……良いぜ?女の脚みたいに柔らかくないけど文句言うなよ?」くしゃ、と髪を撫でればお世辞にも脂肪がついているとは言えない自身の太腿を見下ろして。両脚揃えて前に伸ばせば気恥ずかしさも確かにあるのだが相手を甘やかしてやりたい気持ちの方が圧倒的に強く、背中に回していた手で相手の手首掴むとそっと此方へ引き寄せて)

(/遅くなりすみません!)

  • No.49 by 冬  2017-06-23 16:22:38 



(普段から彼が自身の事をと思って行動してくれている事に気づかない程の鈍感じゃなければ、頭がこれ以上考えられないと熱を持つまでは彼の気持ちにだって気付いている。気づいた上で触れ合いを求めるのは酷な事かもしれないし、曖昧な意識のままでは自分本位極まりない行動だと言う事もポーと霧掛る意識の中で理解していて。それでも彼の行為に胡坐をかいて甘やかされてしまうのは情けなくも本能の為すがままのことで。髪を撫でられれば帽子を落としてしまわないように手に取ってからそれを彼の頭にポンと乗せて手を引かれるままに引き寄せられた体をごろんと倒して横になり、悲しくも女の足なんてペットショップにいた時代しか経験が無ければ記憶の奥過ぎて覚えていない。引き締まったような彼の足は枕にするには少し硬いが不思議と満たされて「文句なんか言わない、__折角連れてきて貰ったのに駆けっこの一つ付き合ってやれなくて悪いな」横になれば幾分か落着き少し口角を上げて冗句の一つを綴り「夏木より硬えなぁ」一つ冗句が言えれば調子も付いてパシパシと枕にして貰っている腿を叩くように触れて若さもあるだろうが野生経験のせいか確りと筋肉がついている事が伝わる感覚に感心し)

(/私生活が大事ですので全然お気になさらないで下さいー!)

  • No.50 by 千秋  2017-06-24 20:57:29 



(帽子を預けられると風で飛んでいってしまうことを心配してもう一度自分の手でぐっと頭に押し込み深く被って。飼い主の所持品だと理解はしているのだが帽子から残り香が漂ってくれば多少なりとも妬いてしまい、己が相手に被せて連れてきたくせに妙な気持ちがぐるぐると胸の中荒らして。複雑な心境が表情に表れずに済んだのは相手の体温をこんなに近くに感じるからだろう。そう思えば一層相手を愛しく思い、太腿を木に例えられたり多少叩かれたりしても何てことはないと笑い飛ばして「くはッ……そんなにガチガチに硬くないだろ?鍛えてるわけでもねぇし」調子取り戻して来た様子のを見れば此方も同じ軽さで言葉を返しけらりと笑って。相手も触れているんだから勿論触れられる事への抵抗も無いのだろうと短絡的な頭は己の思うままの答を弾き出し、其の結果何の悪気もなく相手の太腿をすりすり撫でるという行動に繋がり。「冬さんは細いな、脚。……長ぇし、羨ましい」下心はないが骨格や肉付きなどを確かめたいが故に、己のものとは随分つくりの違う下肢を確かめるような入念な手つきで暫く触り続け)

(/有り難う御座いますー!)

  • No.51 by 冬  2017-06-27 16:01:53 



___擽ってぇ、(冗談を交えていれば彼もまた同様に調子を取り戻し、男らしいとは掛け離れた体躯を羨ましいと本音とは思い難いそれを述べる。健康的な身体を持つ彼が述べればいっそ清々しい冗句だと思い直し触れられる手をぺしりと力を入れない手で叩き「交換できるなら交換してやるよ」横たわった姿で見上げる様に目を向けると青空を背負うような姿がこれ以上ないほど良く似合うと見惚れそうになり、瞳を細め。力を抜いた片手をヒラヒラと払うように揺らせば「そしたら飼い主だって美人になる」自身の飼い主が田舎に来て以来熱中している相手の飼い主を頭に浮かべて、勿論そんな気なんて無い癖に「羨まし。」ぽつりと漏らす様に彼の言葉を真似て呟きを一つ。とは言え困ったように眉を落とせば「でも、俺一人じゃお前に会いにいけねぇな。俺の体じゃ迎えに行く体力が有るかもわかんないし……やっぱり今のままが一番だ」入れ替わっても尚、当たり前のように会いに行くことも会いに来てもらう事も考えているようで、暗に普段彼が会いに来てくれることを喜んで居る事や逆に彼の立場になったなら迎えに行くことも視野に入れていた発言をして小さく笑い零し。ゆるりと細めていた瞳を開けば躊躇うように頬を人差し指で掻いてから「お前、外が似合うのな。太陽の下だとキラキラしてる」透き通る瞳が輝く様は宛ら宝石だが、それを例える事すら野暮に思えて"く"と喉を鳴らしてから腕を伸ばし彼の目の下をなぞる様に親指の腹で触れ)

  • No.52 by 千秋  2017-07-01 17:11:33 



入れ替わったとして飼い主が変わるだけ。……冬さんとの距離が縮まらないんじゃあ意味ねぇな、(きっと冗談なんだろうけれど代わってもいいという発言聞けばク、と喉を鳴らし。もしも相手になれたのなら綺麗な容姿を存分に使ってナンパしまくるだとか自分にとってあまりよろしくない生活環境になってしまいそうで苦笑い浮かべ、其れに相手が言うように会えなくなってしまったら何の意味も為さない。細く長い脚はとても魅力的ではあったが緩く首を左右に振ることで入れ替わりの件を頭から消し去り、今のままが一番だと口にしてくれる相手の言葉が何より嬉しく口許に弧を描き。毎日の様に会いに行くのは迷惑なんじゃないかと考えた時もあって、自分の欲や我儘貫き通して相手の家に押しかけていたのだが少なからず拒否されていない事実が分かり緩む頬。葉が微風に揺れる音、隙間から差し込む日光は相手の白い肌をより美しく演出していてまるで映画のワンシーン。“愛しい、愛しい”と心の中では溢れんばかりの愛を叫び「__太陽の下じゃなくたって、俺の目には冬さんはいつもキラキラして見える」目元をなぞっていく手の先を優しく握り込めば息を薄く吐き出す様に喋り。片方ずつ違う色宿した瞳をもっと近くで見たいと腰を折れば近付く顔の距離、このまま口づけてしまおうかと熱く突き上がってくる欲望に揺れ始めるも「___帰ろう、か。あんま長く居て冬さん疲れさせたくねぇし」寸での所で止めると帰宅の理由をこじつける。そうでもしなければ理性を繋ぎ止められそうに無いのだ)

  • No.53 by 冬  2017-07-01 18:14:35 



(伝えられる言葉は年上に対する憧憬が為すもの、直ぐに若気の至りと気づき思い出したくない恥ずかしい過去に姿を変えるのだ。言葉よりも素直に、肌を指す様な真摯な眼が自惚れかもしれないが己を想い音無く愛を語るいじらしさを見つけ。近付く距離に合さって太陽が彼のシルエットで姿を消すと刺した影が不思議な事に広々とした外の世界にも拘らず二人しかいない閉鎖的錯覚を与えて。近付いたまま止まる彼の顔を逸らさずに見詰めれば、若い思いが燻りながらそれでも日懸命に堪えようとする彼の葛藤に触れた気がして。熱に煽られたのか、ごくりと生唾を呑みこむと一つの賭けと頬に触れた手を後頭部へと回しグイと引き寄せ"ふに"と唇の柔らかさだけを余韻に残す一瞬だけ触れる口付を行って。直ぐに手を離せば横になっていた体を起こして、彼に被せた帽子を取り戻してから深々と頭に被り。勢いで行動に移した癖に今更となって羞恥が大きな波の様に襲い来て「帰る、」心境を語るならば正に合わせる顔が無い、その思いを表すべく熱を持つ顔は俯いて深くかぶる帽子で隠し。欲と良心の間で葛藤する彼が可愛くて意地悪したかっただけじゃない、初めての出来事が多すぎてアドレナリンが出過ぎてブレーキが壊れたまま手を出してしまった。もしも、年上への憧憬と言う魔法がこれにて解けて今更ながら同性のおっさんと現実が見えてしまっても仕方がない、と彼の反応を伺うことが出来ず尻尾はだらりと地に落ちて口角をきゅと結び)

  • No.54 by 千秋  2017-07-01 19:10:38 



___!?(柔らかな唇が重なればたとえ一瞬だってその感触が強く脳裏に焼き付いて、表情だとか匂いだとか相手の情報が一気に流れ込んでくると直ぐに脳内はキャパオーバー。余韻に浸る間も無く膝から身体を起こして帽子を目深に被る相手の心が読めない、読めないのだけれどでも既にタガが外れてしまった己には関係のないことなのかもしれないとやけに冷静に考えるもう一人の自分がいて。帰宅の意を告げる相手の声がちっとも耳に入って来ていないのか、俯く顔に手を伸ばせば顎を上げて顔を隠す帽子も取っ払ってしまおう。そうして現れた綺麗な顔を一瞥すると「足りない」少しだけ紅潮した顔で囁くように伝えては今度は迷い無く距離を詰めていき、何かを言い返される前に唇を塞ぎ先程よりもずっと長く触れ合わせて)

  • No.55 by 冬  2017-07-01 19:33:00 



(もういっそ、早く家に帰って今日は何もしなかった。暑いリビングで転寝をし、懐いてくれる青年を夢に見た己の深層心理が見せた浅ましい夢だったと言われた方が彼に嫌われるより余程ましと思う。伸びる腕が顔を隠す帽子を払うと冗談が過ぎたと続いて伸びるだろう手に殴られることを覚悟して。腹を括るべく強い力で瞳を瞑ればギュウと両目を瞑り歯を食いしばり、そして耳に届いた熱を持つ声に瞑っていた眼を開いて。重なる様に再び顔が近づけば状況を把握するよりも先に唇が重なっていて。一度開いた眼はただ真直ぐに彼の姿を捉える事しかできず、紅潮する顔を見れば今の行為が本気だと心を揺らし。爪を立てることなく彼の肩口に手の平を触れさせれば引き離すべくグイと押し当てて「―――本気、かよ」顔を離せば片手を使い己の唇を覆い隠し、これこそ今更過ぎるのかもしれないその言葉を、知っている癖に改めて彼から貰おうと尋問の様に重さを持つ声色と、逸らす事の無い真直ぐの瞳で尋ねかけ)

  • No.56 by 千秋  2017-07-01 20:27:25 



(一目みたあの日から思い焦がれていた猫に触れる喜びは言葉では表しきれない。本当なら恋人関係前提でする筈のキスを今目の前の相手としていて、順番が違うだろとか多々思う点はあるのだが茹だる頭ではまともな思考など期待できず。性急に次のステップへとはやる気持ちは肩を押されたことによって束の間息を潜めるものの、いつまた暴れ出してしまうか自分でも予知できなくて未だ相手の温もり残る唇に指先這わすことで平静取り戻そうとして。決定的な言葉は伝えていないとしても己の言動を受けていれば生半可な気持ちじゃないと相手も知っている筈、だからこそ今更何の本気を問われたかのかピンと来ず「__本気って、何が?」ぼつり、聞き返したのは焦らそうとしたり意地悪しようとしてる訳じゃないが相手にとっては満足のいく回答ではないだろう)

  • No.57 by 冬  2017-07-02 10:52:45 




冗談でやってるなら今の事はお互い忘れようぜ。俺もお前も、何もなかった(本気だと理解した上で、それでも彼の言葉を強請り求めようとした欲深さは姿を消さずに、聞き返された言葉は今求めていた物ではなく理不尽にも面白くないと文句が生まれる。顔を半分隠す様に口元を覆っていた手の平を落とせば分かり易いほど単純な誘導で彼の言葉を求め、ごくりと唾を飲み込み答えを待つ時間さえも惜しいと乱暴に彼の首回りの服を掴んで「お前に惚れさせて、後になって手を引くなら__最初から期待したくない」恋心が生まれる事自体想定外、ましてこの年齢になってからとは。彼が顔を出しに来てくれることを待ち、隣に並んで心臓が鳴り熱を感じる、これが愛や恋じゃないなら何だと言うのか。裏を返せば彼に惚れていると言うのをストレートに告げるその言葉を真直ぐに伝えて、耐えきれない羞恥心に彼の服を掴む指先にはキリキリと力が籠り「言葉にしろよ、」顎を引き地面を見つめる、詰めるところで小心が顔を出すヘタレた性分に嫌悪しつつ己が求めるそれを伝え)

  • No.58 by 千秋  2017-07-05 22:03:54 



……ッ、俺の気持ち分かってるだろ。それにそんなに回りくどい言い方しなくたって「好きか?」って聞いてくれれば良いのに(掴まれれば地面を強く踏みしめることで姿勢保ち一体何事かと瞠目し、好きな相手を怒らせてしまったとなればタイミングが悪すぎる。キスの後ともなればより一層バッドタイミングに思えて。親指と人差し指を眉間にあてて悩み始めた矢先、相手から紡がれたのは自惚れてしまいそうなくらい嬉しい言葉の連続。ストーレートに伝えられない性分だと分かっているから今みたいに行動で、言葉で懸命に訴えてくれるのが嬉しく、そして何より可愛くて堪らない。ぶわりと増す胸の中の熱を心地良く思いながら片肘でぐいぐいと相手の脇腹を小突けば素直に言ってくれたら話は早かったのにと茶化し、だが直ぐに表情を真剣なものへと変えてはシャツを掴んでいる相手の手に重ねる様にして自分のを重ね両手をぎゅっと握り締めたところで目線合わせ「冬さんのこと__すげぇ、好き」大事、だとか大切だとかは言葉にしていたかもしれないが思い返してみると肝心なこの二文字は伝えていなかったと思えばこそ、ゆっくり丁寧に愛おしむ気持ち口にして)

  • No.59 by 冬  2017-07-06 19:29:23 


(自分なりの懸命な訴えを茶化されれば途端、堪えきれないほどの羞恥が起こり。情けないヘタレな性分は今のは全て何でもないと掴む腕すら手放して撤回してしまえと逃げ道を探し、逃げるべく方向性や言葉を考える中で掴んでいた手を丸ごと包む様に重ねられれば地面ばかり見ていた視線をツイと上げて。無意識に期待していたその言葉が漸く己の物となり、手に入れば日に焼けない肌が茹だるように赤く染まり緩みそうになる口元を口角に力を入れる事で堪えて。丁寧に伝えられればその言葉の重みがより深まるようで「――俺も。」短いながら目尻に皺を作り微笑みながらその言葉を伝え。照れくささに逃げてしまわないようにコホンと小さく咳払いを行って「だから、責任取れよ」不器用ながら込み上げる感情のままに微笑んで、服を掴んでいた指先から力を抜いて。代わりに指の腹で重なる彼の手を二度ほど撫でて、顔の赤みは落ちる夕暮れの茜色で誤魔化せているだろうか。浮かぶ不安は既に小さな問題で、ゆらりと尻尾を揺らしてから「家まで送ってくれるか」無意識に張りつめていた肩の力を抜いて頭を少し傾ければ伺う様に目を向けて)

  • No.60 by 千秋  2017-07-09 13:40:43 


ずりぃ……。言えよ、冬さんも。気持ちちゃんと言葉にして(落とされていた視線が此方に戻って来て一安心。“俺も”だけの短い返事だけでは物足りないらしくむ、と口を結べば茜色とはまた違う紅が頬に広がっていくのをもっと見ていたくて。己の気持ちだけ聞いて離れようとする相手を逃がさないとばかりに今度は己が相手の襟元を掴みグイと引き寄せる。恥ずかしがり屋な相手には難しい事だと分かってはいるがどうしても口にして欲しく、じっと見詰めたまま「責任取るし、帰りも家まで送ってく。だから、……な?」言ってよ、とせがめばその後に続く相手の声がどんなに小さくても聞き逃しはしないと強く思うあまり耳をピンと伸ばして)

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