まほらばくろにっく

(過ごしやすい春の季節、屋内で過ごすのは勿体無く、猫の姿のまま外壁の上へごろりと寝そべって日光浴。さんさんと降り注ぐ太陽の光は最初こそ気持ちの良いものだったが、時間が経つにつれやや汗ばんできたのも事実で。猫と言えどもじわりと汗ばむ身体は少々気持ちが悪いのか、前脚を揃えてぐーっと背伸びをして起き上がればアイスブルーの瞳をゴシゴシと擦ることで微睡みの世界から意識を浮上させようと。するとそこで、塀の向こうの車道をゆったりとした速度で横切る車を視界の端に捉え、この界隈では見慣れぬ人の姿と、助手席に行儀良く同乗する白猫の姿を見つけ。気品こそ感じられる凛とした白猫の姿に強く惹きつけられたものの、此方は壁の上、彼方は車内、今直ぐ接触を図ろうにも無理がある。ともなれば少しでも長くその麗しい姿を瞳に焼き付けたくて、外壁を伝って数メートル程車を追い掛けながらじっと熱い視線を送ってはみたがお目当の白猫に気づいてもらえたかは定かでは無い。次第に車との距離が広がっていくと諦めたかのようにゆるゆると脚の速度を落とし、車が見えなくなるまでぼんやりと見送って。追い掛けた事が原因ではないこの胸の鼓動、初めての気持ちに好奇とほんの少しの戸惑いを覚えつつ、ゴクリと生唾飲み込めば「滅茶苦茶可愛かった。また会えっかな？……つうか、探そ」大人しく待ってるなんて性分じゃあない。運命の出逢いなんて創り上げてしまえばいい、そんな強気な考えのもと、慣れた様子でぴょんと壁から道端に飛び降りると早速相手の居場所探ろうと猫仲間に聞き込みするつもりで)

(/黒猫希望の1045で御座います。トピ建て有り難う御座います！世界観が洋風か和風か、また擬人化についてや、お互いのキャラについて詳しく話せていなかった為、仮に猫の姿のまま白猫さんと出逢ったら…という妄想でロルテ回してみました。ロルの長さは場面によりこれよりも短くなったり長くなったり疎らになってしまうと思います。この時点で相性が合わなさそうであれば遠慮無く仰って下さいませ！）

先ずは此方までお越し頂いて有難う御座います！情景の浮かぶ綺麗な文章に心打たれ、是非ともお相手をお願いしたく思います…！むしろ、此方の力量が背後様の文章に釣り合うか不安な所なのですがロルを勉強させて頂ければと！

設定に関しまして、私が考えていた物を書かせて頂きますので加筆修正をして煮詰めていきたく！

世界観は現代日本の地域一帯が皆顔見知りと言う古びた田舎、地域行事に力を入れて老若男女と人が少なく、若者の多くが都会に出向いてしまうような場所。バスに乗り1時間ほどで店の並ぶちょっとした都会に繋がる地域。

擬人化について、
・猫同士であれば人間に見える世界観
・擬人化姿にも猫の姿にも自由になれる新種の動物がいる世界観
他に有れば是非！

また、白猫に関してのご希望や背後様の萌え萎えを是非聞かせて頂きたく…！

お相手して下さるとのこと、大変嬉しく思います！まだまだ未熟なロルゆえ、精進して参りますので宜しくお願い致します。

世界観は日本、田舎も教えて頂いた内容でどのくらいの田舎なのか想像がつきました。有り難う御座います。
擬人化につきましては猫同士だと人間に見える方が単純でわかりやすいと思ったのですが、後者の新種の動物がいる世界観の方が、人間だけでなく猫にも別の家若しくは、専用の部屋が与えられていそうでお話の幅が広がるかもしれないなとも思いました。たとえば白猫さんをお家に呼んで、お部屋でまったりしたり…など。それと白猫さんの飼い主さんと黒猫の飼い主さんが昔の知り合いだったりしても面白いかなーなんて妄想が膨らんでおります…！

白猫さんは主様のやりやすいキャラで作って頂ければと思います！募集板に書かれてあったものだとクールビューティな白猫さんなイメージでしたが、それでも構いませんし、他にもやりたい白猫さんがあれば其方でも大丈夫です。一点だけ言わせてもらえるなら、ちゃんと受けの要素が含まれている可愛らしさのある白猫さんだと嬉しいです。あまりにツンツンされすぎたり、反応が薄いと流石の黒猫でも挫けてしまいそうで…。因みに黒猫はぐいぐい攻める感じの、軟派。それでいて博識で、悪知恵の働くスペック高めの黒猫にしようと思っているのですが萎えではないでしょうか？

それでは新種の動物がいる世界で進めましょう…！個別の部屋でまったりは捨て難い…！想像するだけでも素敵です！
元々田舎に住んでた飼い主が白猫を連れて帰って来たと言うことで、両方の飼い主同士が元々の友人で引越してきた挨拶の際に猫同士が対面したと言うので如何でしょうか…！
提出して頂いていたロルテにて窓の外で見掛けた黒猫さんが車内を見ている事に不思議がって覚えていたら、挨拶で再会だと飼い主さん同士も一緒のシーンなので″すっかり仲良しならいつでも遊びにおいで″とお互いがなりやすそうだなぁと思いまして！
若しくは、どちらかが男女で幼い頃に片思い同士で今もその名残があり猫さん達が世話を焼いてくっつけさせたり、なんてのも可愛らしいなと！

また、猫さん同士の年齢はいくつ位にしましょうか…！当方の飼い主さんが20代後半から30代頭くらいイメージで、白猫さんを20代頭位にしようかと思っておりました！

黒猫さんの性格は是非そのような感じでお願いしたいです…！白猫さんの性格も畏まりました！募集板に書いていたような性格で作りたく思います！
過剰なツンツンとかは無いのですが、丸っきり受け子と言うのが経験なく、その為に時折積極的に襲い掛かってしまうような雄らしさを持った子になるかと思われます…！大丈夫だったでしょうか。
大丈夫でしたら先の相談を織り交ぜてプロフを作りに向かいます…！

はい！では新種の動物がいる世界観でお願いします…！
幼い頃に両片想いだったとは！とても良い考えだと思います。お話を進めるうちに飼い主同士も段々と距離を詰め、猫さんたちも仲を深めていけたら楽しそうですね！飼い主さんたちの大体の年齢は主様の中でイメージされているようでしたので、もしよければその流れのまま其々の飼い主さんたちの年齢と性別を直感でいいの決めて頂ければ嬉しく思います！

猫さんたちの年齢についてですが、白猫さんが20代黒猫さんが30代、または黒猫さんが20代白猫さんが30代、と言った感じで年齢差が全くないよりも大きく離れていた方が駆け引きが楽しめそうだなとも思っております！また30〜40代のおじさん猫二匹の恋愛でも…！中々上手くいかないこともありそうで、楽しそうです！主様好みの年齢層がこの中にあれば教えて下さい。勿論、他の年齢での組み合わせでも大丈夫なので希望があれば遠慮なく仰って下さいませ！

お気遣い有り難う御座います。丸っきりの受けでなくとも大丈夫です！白猫さんの多少のツンツンは黒猫持ち前の攻め気質で徐々に崩していく予定なので(笑)お好きに白猫さんを作成なさって下さい…！

それでは飼い主さんが27歳で、当方の飼い主が男性、黒猫さんの飼い主が女性で如何でしょうか…!
高校卒業後に上京し、仕事で躓いた時に故郷が懐かしくなり戻って来た男性が実家の傍の空き家に引っ越してきて黒猫さんの飼い主さんと再会すると言う流れで進ませて頂いて大丈夫でしょうか！

猫さん達の年齢が迷いに迷いすぎて決め兼ねてしまい、是非とも年齢差を組み入れたいのですが……年齢の割に世間知らずな年上白猫と若いから怖いもの知らずでアピールする年下黒猫さんの組み合わせと、人生経験豊富で大人の魅力な年上黒猫さんと背伸びして頓珍漢で未熟な知識で張り合おうとする年下白猫さんの組み合わせのどちらが好みでしたか！

了解しました。それでは飼い主両者とも、27歳という認識で間違いないでしょうか…？
大丈夫です！では、そういった経緯での再会ということで。因みに家は近所というのはどのくらいの近所にしましょう？お隣さんだとあまりに近すぎるので、斜向かいだとか、対角線上に位置している…などに致しましょうか？

どちらの年齢差も魅力的で難しいですね…。もしよければ黒猫が歳下、白猫さんが歳上の組み合わせでも良いでしょうか？歳上にもかかわらず世間知らずな白猫さんにちょっかいをかけたいので…！若さと諦めの悪さでしつこい黒猫を演じようかと！

飼い主さんの年齢はそちらで大丈夫です！自宅配置は斜め向かいで良かったでしょうか…！近すぎず遠すぎずと言うような距離感でぜひ！
どちらも素敵で選べれなかったので、決めて頂きたすかります！それでは白猫を30代くらいでキャラメイクさせて頂きますー！
早速作りに向かいますが、製作途中などで不明点が有れば遠慮なく教えて下さい！相談して設定を決めることが出来、とても嬉しいです！

名前　冬(ふゆ)
年齢　35程
種類　ジャバニーズ

性格　与えられる物が全てであり自らそれ以上を望まない消極的な思考を持つ、過保護に育てられた結果言いたいことが我慢できない遠慮を知らない性分に育ち、所謂空気が読めない、他と少しずれた空気感を持つ。人見知りとも臆病ともまた違うが、箱庭のように作られ、守られている世界が崩れる事が恐怖である。澄ました言動が多く、あまり感情を表に出す激情を兼ねていない為誤解を受けやすいが幼少期から今に至るまで他の動物種との交流が無いまま育てられた結果とも言える。自己流に考え自己流に過ごしてきた過去を表現するように少々鈍臭くマイペースにも見られる。口下手であり必要以上の言葉を用いた自己表現が得意じゃ無い、言葉で表現するよりも行動で示す動作的表現の方が得意。澄ました顔の裏で動揺し、戸惑っていたり、将又、独占欲や執着心をメラメラと燃やしている。種族としての性分のせいか、好む人は傍に置いておきたい執着と甘えが強い。自ら率先と構って欲しいとアピールが出来ないが、何よりも自分のことを一番に思って貰いたいと言う我儘めいた暴君。過去に気紛れでも許される、少々甘やかされ過ぎた環境で育てられている為嫌だと言えばそれが罷り通って来た無自覚の箱入り。その為、拒否を示してもグイグイと押されればそれ以上の断り方を知らない為勢いに呑まれて承諾をしてしまう押しに弱い性格。考え方自体は男前であり、細かい事を考えるのが苦手な大雑把。手先を含めて生き方等も不器用で何かを始めるには他者以上の努力を強いられる。が、人に出来て己に出来ないと言うのが許せない負けん気が強い為安い挑発でも直ぐに乗りかかってしまいがち。自己主張は強くないが前述通り自分が一番置かれないと気分を害す厄介な性分。しつこい位に構われる事と全くちょっかいが無い事ならば、本人が認めなくとも前述の方が機嫌が良い。ツンケンとしてるつもりは無いが、感情の見えなさや口数の少なさから気取っているとも取られてしまう。実際にはどちらかと言えば怠惰的で生活能力が有る訳でも無い所謂頼りにならないと言う意味合いで澄ましてる余裕も無い。

容姿　傷一つない健康的な肉付きの甘やかされて可愛がられてきたことが伝わる苦労を知らない見目、179cmの身体を支える細く長い脚が自慢。外を歩く事すら無かったため色白の肌と痛みの無い髪。頭部は曇りないオフホワイトの髪は少々癖毛で襟足が項を覆い隠すまでの長さ、サイドが長めで顎のラインまで伸びたボブにも似た髪型。毛先がグレーで頭部から毛先までがグラデーションのよう。動揺にツンと頭部に生えた猫耳と臀部に生える尻尾も先がグレーに染まるグラデーションカラー。年相応の皺が目元に刻まれた幼すぎない顔付。そんな顔を隠す様に前髪は長く目が覆い被さるほど、それを右に流し耳に掛けている。目はやや吊り上るアーモンドのように切れ長な形、深く刻まれた二重が目力を強めている。瞳の色は右がブルー、左がイエローのオッドアイ。全体的に薄い顔で余り個性の強くない作り。首には自慢であるキラキラとしたシルバーのネームタグがついたシアンの首輪を付けている。人間の姿時には自分用の服も用意されているものの飼い主とさして背丈が変わらない事から飼い主の物を拝借する事も多く、尻尾の圧迫感を嫌がりユニセックスな物を選ぶことが多い。多くがモノトーンのゆったりと柔らかい素材の服。爪を研ぐのが一種の趣味であり、少々長めで先が鋭いのが特徴。/猫の姿の際にはくさび型の頭、細く長い四肢、尻尾がふさりと長く印象強い短毛種。血統書付きで混じりけのない種、細身の身体で何処か取っ付き難い凛とした雰囲気が強い。人間時と同様に尻尾の先、耳の先がグレー掛かった色味を持ち、その他はオフホワイトの真白カラー。

備考　生後間もない子猫の頃に今の飼い主にペットショップより引き取られた。その後は今に至るまで過保護すぎるまでに守られて、欠片ほどの苦労も味わうことなく生きて来た。が、守られ過ぎた結果、自ら外に出たいと望む事も無く他の動物と交流する経験を経ていないため人間しか知らないで生きて来た。水は皿の中、餌は時間に成れば自動的に皿の中に、餓えることなんて一度も経験がない。玩具も定期的に与えられる生活で、それ以外の生活の想像もつかない。都会にて暮らしていたころは外に出れば車に轢かれる、熱されたコンクリートで足が焼ける、野蛮な動物に攻撃をされる、と幼少期に刷り込まれた知識が全て。飼い主の事が無条件に大好きで信頼しており、産まれてすぐから二人きりだったため、一種の洗脳の様な依存をしている。そんな飼い主が仕事に躓き、引っ越してきた今の環境とは年がら年中クーラーで適温だった毎日とは違い、既にめげ始めている。どうしてか、己を構う黒猫さんに表立っては無愛想ながら元来の構われたがりが満たされるようで姿が見えないとどうにも落ち着かないほど。黒猫さんの飼い主さんを可愛い人だなぁと一匹の雄として黒猫さんを時折羨んでる。また、めげない黒猫さんの不屈の精神を若いなと感服したり、己が知らない事を知っている知識の多さに憧憬を抱いている。未だ、自ら率先と外に出る事は無いが窓側に出て日向ぼっこをしていると言う体で、黒猫さんの来訪を待っている。幼少期より余り率先と動き回る性格じゃなかった為か、基礎的な運動能力が劣っており鈍臭い。何もなくとも突っかかったり足を縺れたりと、最近では老体に差し掛かると言うプラスの鈍さが加わっている。冬産まれの冬に飼われたことから、そのまま「冬」と名付けられた。

飼い主　名：前崎夏木　(まえさき なつき)年齢：27　性格：過保護、真面目、面倒見が良い、温厚、兄貴肌　容姿:180cm、細身、黒髪短髪、切れ長垂れ目　備考：実家の経営する居酒屋で勤務、都会の頃はIT企業


(/一先ずプロフが出来上がりましたのでここから背後様の好みを付けたして行きたく…!お手透きの際に変更箇所などを教えてもらえると嬉しいんです！また、設定などもここはこうで、等ありましたら是非！)

プロフ作成中にて、一先ずご質問だけさせて下さいませ！黒猫は野良猫ということですが、主様のプロフではジャバニーズとなっている場所…つまり種類の欄には野良猫というそのままの記載の方が良いのでしょうか？それとも、野良猫は野良猫でも種類を書いてしまっていいのでしょうか？

ご質問ありがとうございます！
野良猫のままの記載でも大丈夫ですし、具体的な種類が決まっておりましたらその旨の記載でも大丈夫です…！
飽く迄も参考までにイメージ出来れば嬉しいです！

名前 千秋(チアキ)
年齢 23歳程
種類 ボンベイ

性格 我が道を進み、若さ故のチャレンジ精神を持つ。表に見える暑苦しさはないが胸の内に情熱はあり、基本的に男らしい性格。協調性が高く、誰とでもすぐに打ち解けられる性格で初対面の相手に対しても何かと面倒見が良く世話を焼いてしまう所謂オカン気質。特に気に入った者のことになると過保護気味になるほど。纏う雰囲気が軽く、猫仲間には手を出さずにはいられないチャラ猫くん。何も考えていない単純馬鹿のように見せかけて、中々賢く、博識である。自分がどうすべきか、客観的な立場で考えることも出来る落ち着いた一面も合わせ持つ。野良猫として生きてきた期間が長い為、生きる為に必要なことは大抵一人で出来る。餌を得るための術や、状況に応じて人間に気に入られるように振舞ったり、将又仲間を増やしたり守ったりなど自分の力で生き抜いてきたからこその強さが滲み出ている。

容姿 日に焼けた自然な褐色肌、肌の色で目立ちはしないが身体のあちこちに野良で生き抜いてきたからこその小さな傷がある。188cmで野良猫時代は痩せっぽっちだったが今の飼い主に飼われてから毎食食べられること、そして家の中、外問わず自由に動き回れることから健康体になり筋肉のついた男らしい身体つきへと変わった。艶のある黒髪のツーブロックショート、後髪は項に掛からない程、サイドは耳も見えるくらいすっきりと仕上げられている。前髪は左が短く右に行くにつれ伸ばしたアシンメトリー。意思の強さが感じられる眉は形良く整えられていて、はっきりとした二重の目でありながら吊り上がっているせいできつい印象を持たれることが多い。黒猫には珍しいアイスブルーの瞳を持つ。黒い猫耳と同様の尻尾。飼い主が気前良く買ってくれるので好きな服を選び、特に人間の時にしか履けない靴には拘る。ジーンズにシャツとラフな格好に上質な革のショートブーツがお気に入り。首輪は拘束されているように思えてしまい断ったが、飼い主とお揃いのシンプルなシルバーネックレスだけは身につけている。/猫の時は全身真っ黒な毛、丸みのある耳と尻尾。猫になっても大きめの身体、引き締まった筋肉は人間の姿の時と同様。ネックレスは飼い主に預け野良の時となんら変わり無い格好で外を歩き回る。

備考 生まれた頃から兄弟たちばかり可愛がられ、物心ついた頃には親猫は自分だけを育児放棄。仕方なく家族から離れ一人で生きて行く道を選ぶ。食べられない日々も続いたが生きるのを諦めたことはなく最後まで足掻き続けた結果生き延びる術を身につけ現在に至る。最初は独りぼっちであったもののやがて同じ野良猫仲間が増え、誰かに頼られる喜びも覚えていった。今でもその仲間たちとの交流は続いており、己にとっては仲間こそ家族そのもの。去年の夏が終わる時期、夏木のことを忘れられず恋しく思い返している飼い主と道端でばったり出逢い、何か運命的なものを感じたのかそのまま引き取られた。愛しい人の名前をとって夏と名付けたかったらしいが未練がましく思えて結局止め、夏の次の季節にあたる秋から「千秋」と名付けられたんだとか。飼い猫となってからというもの、食べ物に困らなくなった生活に感謝しつつ、与えられた餌をこっそり仲間のもとに持って行き分け与えたりしている。家の中にいるのは性に合わず一日の大半を外で過ごすが飼い主が帰って来る時間にはちゃんと玄関前にて待っていたりと懐いている様子。引っ越してきた白猫さんに一目惚れ。軽い付き合いしかしてこなかったが今回ばかりはこれこそ本気の恋だと信じて猛アタック中。用がなくても白猫さんの家の近くを通り、あわよくば話せやしないかと様子を伺っていることも屡々。

飼い主 名前/小金井 春香(コガネイ ハルカ)
年齢/27 性格/おっとり、鈍感、女性らしい、家庭的、綺麗好き 容姿/身長162cm、標準体型、茶髪セミロング、ぱっちり二重、色白 備考/派遣社員

(/お待たせして申し訳ありません！プロフ出来上がりました。此方も主様の好みで付け足しや変更点あれば可能ですので遠慮なく教えて下さいませ！
白猫さんのプロフ確認しましたがとても素敵で、付け加えて欲しい点なども特にないのでそのまま進めていければと…！）

(/とても素敵な息子様と飼い主さんに交流を取る前から楽しみでならないです…！ぜひ、このままの千秋くんでお相手をお願いします…！
早速、交流を始めたいと思うのですがスタートはどのあたりからにしましょうか！挨拶が済んだ後、くらいの時系列と田舎暮らしに慣れて来たくらいとどちらが良かったでしょうか！)

(/挨拶が済んで一週間後くらいで如何でしょうか？飼い主さん同士は数回会っていて、その時に猫さんたちも少しだけ会話をしているような関係だと始めやすいのかなと考えておりました！)

(/是非是非！それではその位の関係性でキャラを出してみます…！絡み辛ければ教えてくださいー！新規に出しなおしますので！)

＿＿＿(猫の姿のまま水皿へ顔を寄せ、ぺちゃり、ぺちゃり、と水音を立てながら水を掬い。何回も繰り返しては口周りを少し湿らせてから舌なめずりを一度だけ、水分補給のお陰で喉が潤えば満足したように今度はペロペロと手の先を舐めて毛繕いを。自らの毛並みに納得が行き、そこで漸く今度は日が差す窓際へ足を進ませて。自らが動く音以外特に何も聞こえない、シンと静まり返った室内を見渡してから飼い主は今日も今日とて仕事とやらに出向いてしまったと言う事実に"なぁご"と不満を鳴き声に変えて。とは言え、聞き分けが無いほど若く無ければ今は明るいこの景色が星の煌めく夜空に変化するまで戻ってこない、と言うのはすっかり慣れた物。ただ、今までと違い慣れていないものと言えば、今まではクーラーにより季節など内容に適温だったのが、今度は蒸すようにジリジリとした暑さが襲い掛かると言う事で、纏う毛すら鬱陶しいと言う様に人間の姿に変わればペタリと体をひんやりとした床にくっ付け横になり、それほどに暑くても日の当たる窓辺に寄り添うのは無自覚の内に、此処何度も会う事が出来た客人を待っているからで、窓の外へ自ら率先と外に出る事が出来ないくせに時折チラリと時計を眺めては訪れないその姿に不満は一人前と抱いてしまう。自己中心的な思いに気付いていないのか、ゆぅらりと尻尾を時折揺らして依然変わりの無い外の景色を眺めるばかり。爪を少し立てればカリ、カリ、と力を籠めずに床を引っ搔いて。少し勇気を出して窓を開きさえすれば夏の始まりを知らせる風が心地よいだろうに、それすらも行わずにジリジリと太陽に虐められていて。)

(/初回ロル有り難う御座います！現時点で他に相談ごとが無ければ背後は一旦引っ込みますね！いつでもお呼び出し下さいませ…！)

(飼い主を玄関にて見送ったあと、いつもなら散歩に出掛けたりその流れで仲間たちと集まったりするのだが、ここ最近は引っ越してきたばかりの白猫にすっかり熱を上げてしまっているのか比較的やんちゃな行動は抑えている様子。自室に戻るなり人間の姿になればクローゼットから服を引っ張り出して、飼い主から毎月のように買い与えてもらった洋服の数はきっとそんじょそこらの女子に負けやしない。あれでもないこれでもないと数十分かけて悩んだくせに、結局選んだのはいつものお気に入りのワンポイントの入った白いTシャツとジーンズで。テーブルに置いていた飼い主とお揃いのネックレスを首から下げれば一先ず着替え完了。だがこのまま白猫の家に訪問するのも如何なものだろう。己をアピールする為に手土産の一つくらいは持っていきたいところ。自室に目ぼしい物がないと早々に判断すれば、階段を下りてリビングをうろうろ。いつも食べさせてもらっている猫缶を見つけるものの面白味に欠けると却下し、視線の先にあった冷蔵庫の扉に何気なく手を掛けて、扉を開けた先に広がる涼しい世界にこの身体ごと埋めてしまいたいとこの暑い時期に何度思ったことか。しかし、長々と扉を開放していたことで飼い主に叱られた苦い経験を思い返せば、仕方なしにゆるゆる扉を閉め。その代わりに今度は冷凍庫を覗いてみるとバニラとソーダの入り混じったアイス棒を見つけ。これはいい、と素直にそう思ったこともあるし、そろそろ白猫に会いたい衝動が抑えきれなくなってきたこともあり即決して、右手に二本其れを引っ掴んでは足早に玄関に向かい。すっかり馴染んだショートブーツは足を軽く引っ掛けただけですんなりと履くことが出来、戸締りをして家を後にすると人間の歩幅であれば数十歩で辿り着ける白猫の家へ足を進めて。インターホンを鳴らそうか、それとも直接扉をノックしてみようか。そんな些細な選択一つをとってみても白猫のことを考えれば胸は踊る。結局その何方でも無い、猫の姿の時によく通る窓から様子を窺うことに決めると、正面玄関を横切り太陽の光が降り注ぐ大きな窓からひょこりと頭だけ出してみる。すると、不機嫌そうにも体調が悪そうにも見える白猫の姿をすぐに視界に捉えたことでクククと楽しそうに喉を鳴らし、片手に持っているアイスを見せつける様にぺちぺちと締め切られた窓を軽く叩きながら子供のように間延びした口調で誘い。）ふーゆーちゃーん。遊びましょー。今ならひんやりアイス付きですよー。

(/同じく一度引っ込みますので何かありましたらすぐにでも呼んでください！/此方蹴り推奨)

＿＿＿。(ジリジリと暑く、直視できないほど眩しかった窓の外が徐に陰に変わると、暑さから不機嫌そうに落としていた瞼を鈍臭いゆっくりとした動きで開き。浅い動きで肺を動かして煮詰まったような部屋の酸素を体に取り込んでからこの暑さの中で依然変わらず元気な姿を観察するべく数秒黙りこくったその体制で見つめて。暫し、独特の間を持った上で漸く彼の手にアイスが有る事に気が付けば溶ける様にどろり、と燻った眼が瞳孔が開くように爛々とし既に自身の体温で温くなった床をズルリズルリと滑りつつ身体を起こして。待っていた、とも、今日は何時もより遅いんじゃないか、とも、窓際を選び横たわっていた間に浮かんでいた理不尽な文句は飲み込んで窓を開き。窓が開くと少なかれ部屋の中の息が詰まるような酸素とは違い、外の新鮮な空気が僅かな清涼感と共に部屋の中に入り込み、僅かな風にそよそよと顔周りの髪の毛を揺らして心地が良いと瞳を細め「千秋、アイスと引き換えだったら家ん中入っても良いぜ」素直に外は暑いから中へどうぞ、と言う事は出来ず結局は己にも利点であるそれを持ち出して、ちらりと己の横をアイコンタクトのように示して。改めて視線を彼に戻せば太陽の光を浴びた彼の黒色の髪が普段よりも一層と艶々と輝くように見えて、飼い主が持ってる天然石みたいだとその綺麗さを純粋に思いつつ「……お前の毛、これからの時期大変そうだなァ」綺麗な物を綺麗だと己の中で話題を終わらせてしまい、どうしてそう思ったのかと言う経緯を省き口を突いて出たのは脈略の無い話題で、光を吸収するべく黒色にからかうような口ぶりでクと喉を鳴らして伝え。彼の手に有る、冷たくて甘いだろうアイスの存在に生唾を呑み喉を揺らしてから「くれねぇの？それ、」顎を使い彼の手元を指示した後、望みを訴えてから”あんぐり”と一口大に唇を開き暑くて堪らなかった体が冷えるのを待ち侘びて)

(窓を開けてもらうと多少の余所余所しさも感じさせない、それどころか図々しいくらいの勢いで敷居を跨ごうと足を上げるも相手の言葉を聞けば絶妙なバランスを保ったまま一時停止。アイスと引き換えならという此方にとって何らデメリットのない条件をピンと空に向かった耳で確り聞き取ると、足の動き再開させて靴を脱いでフローリングへペタリと足の裏をつけ。視線で示された相手の隣に腰を降ろせば今まで気にも留めたことのなかった髪の毛の話題に前髪を指先に巻きつけながら「ん？……俺ずっとこの色で生きてきたからよくわかんねぇや」野良の時代なんて嫌でも外で過ごさなければならなかった己にとって雨や雪の方が辛かったことを思い返していたりして、そうこうしている間に手にしていたアイスは袋の中で溶け始めており。大きく開けられた相手の口を確認するより前に、アイスが原型を留めている内に食べてほしいと急いで袋を破り開ければ焦りの所為で手が滑り、一度相手の頬にアイスの先端が向きヌチャリとクリームを付着させてから漸く待ち受けていた咥内へと入れて。端正な顔にアイスクリームが付いているだけで少々可愛く思えてしまい「！っあ……ごめん。冬さん可愛い、」勿論アイスクリームを付けてしまったことへの詫びもあるけれど、不謹慎にもこんな状況でトキメキを感じてしまっていることに対しても含めて謝れば己の分のアイスもぺろぺろと舐めつつ頬についた其れを拭ってやるためにティッシュの在り処をきょろきょろと視線で探し。「＿＿なんか拭くのある？無いなら俺が舐めてあげるけど」なんて冗談とも本気とも取れる口調で告げてはクスリと笑い)

冷ッ、(暑さを拭い取るべく差し出されるアイスに期待を持っていれば冷や水の如く唐突に、予想だにしていなかった箇所がヒヤリと冷たさを訴えて。突然の衝撃に反射的に声を上げかけるが、その文句にも似た言葉は正確に口内へ届けられたアイスによって留められることになり。そうなれば現金な物で、広がるような甘さとグズグズと煮詰まる思いだった蒸し暑さとは対照的な程の爽やかさを持ったアイスに先の文句など姿も消して、持ち手部分に片手を添えれば咥えたままだったアイスを一度口から離し、子猫じゃあるまいに顔を汚してる姿を見て可愛いと述べる彼に照れる様な可愛さを持っておらず、口角を落としては返答に困る様子で瞳を細め「変なこと言ってるとアイスが溶けちまうよ」手の甲を使いいっそ男らしいほどの動きで頬を拭って、手の甲を濡らしたベタ付きへ舌を這わせるとペロリペロリとそれを拭い取り「なぁ、＿＿＿此処って毎日こんなに暑いのか」手のベタ付きが無くなった所で再び溶けて指先にたれて来そうなアイスへ少し慌てて口を付け、ちらと少しばかり目線を向けて既にクーラーの無い生活に参っていると言う雰囲気を持ちつつ尋ねかけて「涼しい場所、知ってたら。……やっぱ何でもねぇ」食べ終わったアイスの棒を歯先で軽く噛み、最初こそ初めての環境に浮かれて外の案内を頼みかけたその言葉を、室内以上に熱そうな地面を見る事で冷静さを取り戻し、今まで飼い主より教えられた外への危険さやイメージを思い出すことで唇を少しばかり尖らし僅かの葛藤を無かったものにして飲み込んで)

(/遅くなりすみません…!)

あっちぃよ？今でこそこの暑さで済んでるけど、梅雨時期はジメジメしてもっと蒸し暑くなるし……その先の夏の季節にはもっともっと暑くなる(此方が室内に視線を張り巡らせてる間に、自ら頬のアイスを拭う相手の姿を見れば人間になっても猫らしいというか何というか＿＿矢張り辿り着く表現は“可愛い”になってしまい。きっとこの表現だって口にしたところで軽く流されてしまう筈、そう思えば声として表すことなくフと口元を緩めるだけに留めて。この地域のことを聞かれると俺に任せろと言わんばかりに胸を張り近年の暑さについて語り。不自然に途中で切り上げられた言葉の続きがどうにも気になって「ん？、」と緩く首傾げては既に半分程食べかけていたアイスをぱくぱくと完食、手元に残った棒をガシガシ噛みながら口内に残るソーダとバニラの余韻に浸り。体内にも冷えが広がり、外から舞い込んでくる風も丁度良く体温を下げてくれる。気持ちよさそうに“にゃあ”と喉を鳴らせば手持ち無沙汰に棒を弄りつつ、言い掛けた言葉の続きを察してか「知ってるよ、涼しい場所。今度行ってみる？この家ん中にずーーっと居るよりは快適に過ごせると思うけど」チラ、と左右で違う色の輝きを放つ宝石みたいな双眸へ視線向けてみて)

(/いえいえ！大丈夫です…！)