bnl 正しい甘え方、甘やかし方。

ふーん、そっか。それに僕が引き寄せられたって事だね。…そうだ、この前の雨、大丈夫だった？
（なるほどね、と頷きタイミング良く来た自分に気を良くして。暑くなったの一言で思い出した先日の事を尋ねて。）

千紘くん様様だよ。‥あｰ、実家の方は結構やばかったみたい。千紘くんは？
(相手の髪を梳くように数度頭撫でながら続いた質問に苦い笑みで返して。

家やご両親は無事なの？僕のところも川が近くて水かさが増してたみたいだけど、なんとか持ち堪えたみたいで大丈夫だった。
（久しぶりに触れられると何だか心身共に擽ったく、少々気恥ずかしく感じながらも悟られないよう相手と視線を合わせて。）

とりあえずは大丈夫みたい。‥再会のハグでもする？
(合わせられた視線が恥ずかしく感じられればそっと逸しながら口先だけでもと軽い口調で問いかけてみて。

なら、良かった。…いいよ。
（ほっとしたように微笑み。相手の問い掛けに一瞬きょとんとしたものの、ふっと表情を緩めれば自ら相手へ両腕を伸ばしそっと抱き締めて。）

‥なんか、やっと久しぶりな実感湧いてきた。
(何度も抱きしめたことのあるはずの体なのにじわりと伝わってくる熱がやけに懐かしく抱きしめ返しながら肩に額すり寄せて。

やっと？久しぶりなんだよ、僕達。
（あははと笑いながら相手の温もりを確かめるように抱き締める腕に少し力を込めては、肩に顔を埋めた相手の耳にそっとキスをして。）

‥っ、千紘くん、そんな格好よかったっけ？
(耳に軽く触れた熱にぴくりと体揺らしては相手の顔をまじまじと見つめた後掠めるように唇重ねて。

(/もしかしたら寝落ちするかもしれないけど、もし千紘くんがよかったらそれまでもうちょっとお話したいかも。
もちろん、もう寝るなら返信いらないからいい夢見てね。

2年も経ったら成長するよ、僕だって。…っ、いいの？僕とキスなんてしちゃって…。
（ふふん、と口角上げ目を細めて少々格好つけてみるものの、唇が重なれば目を丸くして。）



（/まだ眠くないし、尚人が僕と話してたいって言ってくれるんならまだ居るよ。寝落ちはお互い様って事で気にしないで。）

新たなときめきだね。‥え、もしかしてだめ？まだ再会したてだから順序踏んだほうがよかった？
(相手の手を取り口元まで引き指先に唇寄せながら、きょとんとした瞳で相手見つめて。


(/よかった。なんかまじでまた会えたの嬉しいみたい。俺ばっかはしゃいじゃって恥ずかしいね。
とりあえずもうちょっと今晩はお世話になります。

ふ、ときめいた？…そうじゃない！こういうのは、尚人が本当に好きな人とした方がいいんじゃないかと思っただけ！
（嬉しそうにニヤニヤとして見つめ。手を取られ見つめられると何故か気まずく、視線を逸らしては伏目がちに告げ。）


（/そんなに喜んでもらえて嬉しいよ。僕だって態度には出さないけど、凄く嬉しいし、尚人に呼び寄せられたみたいで奇跡かも、なんて思ってるよ。同じように浮かれてる。
こちらこそ、宜しくね。）

‥好きに本当も嘘もないよ。
(握っている手を握り直しもう片手で頭をぽんぽん、と数度撫でれば柔らかく笑いかけた後、そのまま後頭部に手を添えこちら側に頭抱き寄せて。


(/奇跡ってなんかいい響きだね。無性に信じたくなる。
あと、ぼちぼち寝ちゃったらごめん。

…そうだね。…ね、尚人が僕とのキス、嫌じゃないって言うならさ、これからまた会えた時はたまにしてもいい？
（頭を撫でられれば視線を相手へ戻し抱き寄せられるまま身を委ねて。）


（/信じてみる？一緒に。
いいよ、気にしないで寝て。また会いに来るから。大丈夫。）

自分からしといて嫌なわけないでしょ。‥そろそろ寝るね、会えてよかった。
(ふ、と小さく笑い相手の体抱き締めれば、最後にもう一度そっと唇重ねて。


(/一緒に、ってのもまたそそられる響きだね。
今日はそろそろ落ちるね。また会いに来てくれるの気長に待ってる。

そっか、そうだね。ありがとう。…僕も会えてよかった。お休みなさい。
（抱き締め返しては嬉しそうにキスを受け入れ。）


（/一人で信じるより二人で信じた方がいいでしょ！
尚人が居る時に来ることにするよ、またね。）

あっつ‥。せっかくの三連休もここまで暑いとなぁ。
(家の扉を開けた途端に襲ってくる熱気に眉しかめながらさっさと冷房の電源入れれば部屋が冷えるまで扇風機の前で涼むことにして。

(/さて、それでは今晩も募集します。時間も時間だしあんまり長くは居ないかもしれないけど、それでも良ければ初めましての人もそうでない人も寝るまでのお供にでもお気軽にどうぞ。

うわ…暑～い…尚人、独り占めは良くないんじゃない？
（部屋に入ってくるなり相手と同じ反応をし、扇風機の前に姿を見つけては隣に並んで座り。）

いやいや、もう部屋自体結構冷えてきたでしょ。
(隣の相手に扇風機の真正面譲るべく座る位置を少しずらしながら肩だけ軽く触れる程度の距離にとどめて。

僕、暑がりだからもっと冷えてた方がいい〜。
（扇風機の正面を譲ってもらえれば、顔に当たる心地いい冷風に気持ち良さそうに目を瞑って。）

確かに勝手なイメ‐ジだけど千紘くん暑いの弱そう
(相手の心地よさ気な横顔に満足気な笑み浮かべながら相手の前で扇風機の首振り固定して。

(/人来ないだろうし諦めて寝るか、ってとこだったからその内寝ると思う。折角来てくれたのにごめんな。