晦冥へ、手向けの百骸【 3L / 人数制限有 】

晦冥へ、手向けの百骸【 3L / 人数制限有 】

預言者  2022-09-28 18:29:55 
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有象無象が旦夕に迫るこの世界へ、自棄のように落とされた偶像。とある者の手によって創り上げられたその存在を、残り僅かな人々はこう呼んだ。
曰く、「 神 」と。

>合図があるまでお静かに。





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  • No.12 by 預言者  2022-09-28 23:12:33 





▼募集キャラ(>>3):状況


【蘇芳】

【梔子】

【千草】>>4

【瑠璃】>>10様(キープ中:10/1)

【竜胆】

【朽葉】>>8様(キープ中:10/1)

【卯の花】



  • No.13 by 瑠璃  2022-09-29 02:25:33 

希望:瑠璃
年齢:43
性格:飄々とした雰囲気でダウナーな性格。喜怒哀楽の喜怒哀がすっぽり抜けていて常にニヤついた笑顔を浮かべている。時折極端に不安定になりべそべそ泣きながら訳の分からないことを話す。
容姿: 156cm43kg、かなり痩せ型。黒目でストレートの黒髪は肩甲骨あたりまで伸びている。紺のブレザーに赤いリボン、チェックのプリーツスカート、ローファーなどまるで普通の女子高生のような姿をしている。瑠璃色のローブはローブコートとして羽織っている。また、時々大きめのサングラスをかける。
神の能力: 人に真実を話させる能力。瑠璃と目を合わせた相手は真実しか話せなくなる。また真実を話している間相手は陶酔状態になり自分が何を言っているのか分からなくなる。ただし真実とは必ずしも事実と同じであるかは限らない、その人が強く信じ込んでいれば事実に反していても真実として話せてしまう。
生誕と年月:2月13日、23年
備考: 災害の前はどこにでもいる平凡な女子高生であった。突然の災害で全てを失った後しばらくは生き残った友人と共に必死に生き残ろうとしたが、1人また1人と死んでいく理不尽に絶望し尽くし死のうとしたところをウツギによって神にされた。「神様ならきっとみんなを生き返らせることも!」と大喜びしたものの、そんな万能の力などないと知って再び絶望する。数年にも渡る絶望の淵から帰った時、元の彼女とは別人のような性格となった瑠璃はそれから20年近くひたすら日本を歩き続けている。

(/>10です!!よろしくお願いします!!!)

  • No.14 by 預言者  2022-09-29 21:20:12 





>>13

(/PFのご提出ありがとうございます!不安定ながら葛藤と繊細さを感じさせる素敵なお嬢様がいらしてくださって大変嬉しいです!
しかし一点、災害が起こったのは25年前のため、23年前に神へ成り上がられたことになりますと最低でも当時の女子大学生の年齢になってしまいます。もしも女子高生という姿に拘られるのであれば、神と成るのは災害の直後、25年前とされたほうが無難かと存じます…!若しくは、ご年齢を39から41の間にして頂ければ。その他は問題等ございませんので、よろしければご検討ください!)



  • No.15 by 匿名さん  2022-09-29 21:47:50 

(/初めまして!退廃的なのにどこか美しい世界に惹かれ、参加を希望いたします。よろしければ蘇芳のkeepをお願いできますでしょうか。)

  • No.16 by 猫好きの猫月  2022-09-29 21:57:57 

(/はじめまして!とても細かく分かりやすくまとめられている世界観に惹かれたので参加希望です。梔子のkeepをお願いしても良いでしょうか?)

  • No.17 by 名無しさん  2022-09-29 22:01:26 




(/ はじめまして。儚く退廃的な世界観に惹かれて参りました。よろしければ、竜胆のキープをお願いできますでしょうか? )


  • No.18 by 預言者  2022-09-29 22:18:35 




>>15

(/お越しいただきありがとうございます!この世界を気に入ってくださって嬉しいです。蘇芳のキープを承りましたので、10/2の日曜日までにプロフィールのご提出をお願い致します。ご参加をお待ちしております!)



>>16

(/お越しいただきありがとうございます!身に余るお言葉、大変嬉しく思います。梔子のキープを承りましたので、10/2の日曜日までにプロフィールのご提出をお願い致します。素敵な梔子の姿を心待ちにしております!)



>>17

(/お越しいただきありがとうございます!ご興味を持って頂けたようで光栄です。竜胆のキープを承りましたので、10/2の日曜日までにご提出をお願い致します。共にこの世界を歩けることを楽しみにしております!)



  • No.19 by 預言者  2022-09-29 22:25:40 





▽目次(確認必須項目に※印を付けています。随時追加修正有)

>>1 概要と世界観※

>>2 NPCと用語等※

>>3 募集キャラクタ※

>>4 各種プロフィール※

>>5 展開の参照

>>6 注意事項・形式※




▼募集キャラ(>>3):状況

【蘇芳】>>15様(キープ中:10/2)

【梔子】>>16様(キープ中:10/2)

【千草】>>4

【瑠璃】>>13様(暫定)

【竜胆】>>17様(キープ中:10/2)

【朽葉】>>8様(キープ中:10/1)

【卯の花】


(/こちら現在の状況となります。キープ中の方はご確認に用立てて頂ければ幸いです!また、卯の花が空いておりますので、こちらも募集しております)




  • No.20 by 瑠璃  2022-09-29 22:26:53 

>14
(/すみません計算間違えてました!!!では25年前ということにしておきます!!!!)

  • No.21 by 匿名  2022-09-29 22:30:23 

 

(/こんばんは、独特の雰囲気や世界観に心を惹かれて参加希望失礼いたします。是非とも最後の一枠、卯の花のkeepをお願いします。)

 

  • No.22 by 預言者  2022-09-29 22:56:04 




希望:瑠璃

年齢:43

性格:飄々とした雰囲気でダウナーな性格。喜怒哀楽の喜怒哀がすっぽり抜けていて常にニヤついた笑顔を浮かべている。時折極端に不安定になりべそべそ泣きながら訳の分からないことを話す。

容姿: 156cm43kg、かなり痩せ型。黒目でストレートの黒髪は肩甲骨あたりまで伸びている。紺のブレザーに赤いリボン、チェックのプリーツスカート、ローファーなどまるで普通の女子高生のような姿をしている。瑠璃色のローブはローブコートとして羽織っている。また、時々大きめのサングラスをかける。

神の能力: 人に真実を話させる能力。瑠璃と目を合わせた相手は真実しか話せなくなる。また真実を話している間相手は陶酔状態になり自分が何を言っているのか分からなくなる。ただし真実とは必ずしも事実と同じであるかは限らない、その人が強く信じ込んでいれば事実に反していても真実として話せてしまう。

生誕と年月:2月13日、25年

備考: 災害の前はどこにでもいる平凡な女子高生であった。突然の災害で全てを失った後しばらくは生き残った友人と共に必死に生き残ろうとしたが、1人また1人と死んでいく理不尽に絶望し尽くし死のうとしたところをウツギによって神にされた。「神様ならきっとみんなを生き返らせることも!」と大喜びしたものの、そんな万能の力などないと知って再び絶望する。数年にも渡る絶望の淵から帰った時、元の彼女とは別人のような性格となった瑠璃はそれから20年近くひたすら日本を歩き続けている。



  • No.23 by 預言者  2022-09-29 22:57:27 





>>20 瑠璃様

(/了承致しました!こちらでプロフィールの変更と登録を行いましたので、御用があればお呼び出しください。また、他の参加者様がお集まりになるまでしばしおまたせしてしまうかと存じますので、瑠璃様宛てにNPCをご用意致しました。物語が開幕するまでの間、よろしければ彼女の問をお楽しみください。)

(森の奥深く:年老いた女性)
はぁ…
(二十五年前の大災害からこの老耄が生き残ってしまったのは、何の神のはからいか。因果の理など分かりはしないが、あちこちが軋む体はもう幾許の命もないことを意味している。それでも歩を進めるのは、この生に意味を見出したかったから。老体に鞭打ちながら、何処かに出現したと噂されている「真実の神」を探していて。秋の始まりを意味する冷えた朝の空気の中、吐いた白い息に気を取られると同時、木の根の瘤に枯れ枝のような足が引っかかる。「──ッ、」衰えた身体がとっさに受け身を取れるはずもなく、年甲斐もなく滲む涙と共に、片手に握りしめていた紙片が投げ出されて。彼女の生がその転倒を供に震える様は、滑稽に映るかもしれない。傍らで土くれに塗れた紙切れには、こう書いてあるだろう)
『真実の神様、わたしの息子は、生きていますか?』




  • No.24 by 預言者  2022-09-29 22:58:12 




>>21

(/お越しいただきありがとうございます!21様のお目に留まったようで幸甚の至でございます。卯の花のキープを承りましたので、10/2の日曜日までにプロフィールのご提出をお願い致します。この世界をお楽しみいただけるよう望んでおります!)




  • No.25 by 預言者  2022-09-29 23:03:00 





▽目次(確認必須項目に※印を付けています。随時追加修正有)

>>1 概要と世界観※

>>2 NPCと用語等※

>>3 募集キャラクタ※

>>4 各種プロフィール※

>>5 展開の参照

>>6 注意事項・形式※



▼募集キャラ(>>3):状況

【蘇芳】>>15様(キープ中:10/2)

【梔子】>>16様(キープ中:10/2)

【千草】>>4

【瑠璃様】>>22

【竜胆】>>17様(キープ中:10/2)

【朽葉】>>8様(キープ中:10/1)

【卯の花】>>21様(キープ中:10/2)

(/現在の状況でございます。キープ中の方はご確認に用立てて頂ければ幸いです。その他ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください!)




  • No.26 by 匿名  2022-09-29 23:47:37 

 

>>24
(/keepありがとうございます! 早速ですが、卯の花を形作るに当たって幾つか質問をさせてください。又、スレ内にて既に記載があった場合は申し訳ありません、噛み砕いて再度説明していただけると幸いです。

1.大災害から二十五年後が今現在、ということで間違いないでしょうか?
2.世界観の項目から察するに、ウツギが消えたのはつい最近なのでしょうか(一年も経っていないくらい?)
3.未だ人の身であるということは、関わりのあった人間から卯の花の記憶は消されていない状態ですか?
4.人の身であるなら成長はするのでしょうか。又、思念による形状変化等も使用不可ということでよろしいでしょうか?
5.人の身のままで完全な「神様」ではない為、『人間からの外傷』で死ぬことも有り得るという解釈で大丈夫でしょうか?

以上、長々とすみません。お手数おかけしますが何卒回答をよろしくお願いいたします。)

 

  • No.27 by 匿名さん  2022-09-29 23:56:24 



希望:朽葉(くちは)

年齢:24歳

性格:幼気な純粋さと諦観にも似た落ち着きが同居する、掴みどころのない不思議な性格。基本的には鷹揚で人懐こいが、人として生きた時間よりも神として生きている時間の方が長いため、時折「人間」への理解が及ばずにずれた言動をとることも。また同様の理由から、ぼんやりしていると自我が揺らぐことがあり、名状しがたい危うさがある。マイペースに自己完結しているように見えるが存外に寂しがりやで、どれほど傷つけられたとしても人間に関わることを止めないのは、神となった際の思いを今でも持ち続けているため。

容姿:外見は年端もいかない少女そのもので、身長108cmと小柄。腰まである濡羽色の髪を白のレースリボンでツーサイドアップにして、前髪は眉にかかる長さでぱっつん。新緑の円らな瞳が印象的な、外見年齢相応の愛嬌がある顔立ち。神様にならなければ高身長でスタイル抜群の美女に成長したはず、とは本人の談。朽葉色のローブは深緑のファーがあしらわれたフード付きのケープのようになっており、その下はスカートだったりショートパンツだったりと気分によって様々。ニーハイソックスにショートブーツを合わせていることが多い。大きな白兎のぬいぐるみを抱えており、背中側のファスナーは小物入れになっている。

神の能力:指定した事象に終止符を打ち、文字通りの”終わり”をもたらす力。物理的な事象にも論理的な事象にも有効だが、特に後者の場合は”終わり”の解釈如何で意図した結果にならないことも。何かを断ち切るように空中で指を滑らせる仕草と共に、有声音で対象の事象を口にすることで発動する。ただし能力発動の必要条件と言う訳ではなく、あくまで出力を安定させるためのおなじないのようなものらしい。
その能力によって、苦しみを終わらせる救いの神と崇められることもあれば、世界を終わらせる滅びの神として嫌悪されることも。どのような解釈でもその人の意思を尊重する姿勢を崩さないが、一度終止符を打った事象は二度と始まることがない不可逆な力のため、能力の使用については慎重。

生誕と年月:12月24日/18年

備考:未曽有の大災害によって混乱する世界に生まれ落ちた、何者でもなかった少女。終末に怯え、それでも身を寄せ合って日々を生きる共同体の中で、小さな希望として愛されて育った。18年前、7歳の誕生日を迎える直前にウツギと出会い、大好きな人たちが喜ぶのならと、幼さゆえの真っ直ぐさでその提案を承諾。神と化した後、誰も自分を覚えていないことにショックを受けつつも、約10年間をその共同体の中で過ごした。やがて最後の一人がいなくなるのを見届けてからその地を離れ、以降は各地を気ままに移動しつつ、”終わり”について思いを馳せる日々を過ごす。

(/>8にて朽葉のkeepをお願いした者です。PFが完成いたしましたので、お手数ですがご確認をお願いいたします。不備や不明点等がございましたら、遠慮なくご指摘くださいませ!)

  • No.28 by 預言者  2022-09-30 00:50:26 





>>26


Q1.大災害から二十五年後が今現在、ということで間違いないでしょうか?

A.その認識で相違ございません!未だ大災害の爪痕が色濃く残り、災禍の連鎖は終わっていません。



Q2.世界観の項目から察するに、ウツギが消えたのはつい最近なのでしょうか(一年も経っていないくらい?)

A.はい、そのように思ってくださって構いません!ここ数ヶ月のうちに彼は姿を消しております。神の中で最後に接触したのは卯の花であるため、時期についてはお任せ致します。



Q3.未だ人の身であるということは、関わりのあった人間から卯の花の記憶は消されていない状態ですか?

A.卯の花はたしかに「人の身」でありますが、それはあくまで卯の花単体での話でございます。半端な神の身とはいえ他の人間の記憶に残ったままでは不都合ですので、人であったころの外的な要素は取り除かれております。但し、神として作り変えられる過程が途中でブツリと切られた状態ですので、もしかすれば記憶の抹消に綻びが生じているかもしれません。
まとめますと、「他の人間の記憶からは消されているはずだが、イレギュラーが起こっている可能性はある」という、少々他の神とは異なる性質を持っていることになります。物語の中でこちらをどう生かされるかは>>26様の裁量とさせてください。




Q4.人の身であるなら成長はするのでしょうか。又、思念による形状変化等も使用不可ということでよろしいでしょうか?

A.はい、成長致します。けれどもその成長は卯の花及び他の神にしか認識できません。人間にはその成長を認識されません。Q3.とも関連しますが、人としての外的要因は取り除かれている状態であるからです。
思念による形状変化や移動については、「神の持つ能力」というよりも「神の持つ特性」とお考えください。人の身でありながら神としての称号を持つ卯の花は、形状変化を使用することができます。ただし、>>2にも記しました通り、形状変化は人間には全く意味を及ぼしません。卯の花は恐らく、最初に「神」とされた時の姿のままで認識されるでしょう。
まとめますと、「卯の花は成長する」「しかし、その成長は神と自分にしか認識されない」「人間から見た姿は神とされたときのまま変化しない」との回答になります。




Q5.人の身のままで完全な「神様」ではない為、『人間からの外傷』で死ぬことも有り得るという解釈で大丈夫でしょうか?
A.はい、有り得ます。怪我や病になることもあります。その際は人間にもその弱った姿は認識されます。




(/ご質問ありがとうございます!こちらQ&Aを記述させていただきました。もし分かりにくい箇所やご不明点、ご指摘等がありましたらご相談ください)




  • No.29 by 預言者  2022-09-30 00:53:35 





>>27 朽葉様

(/プロフィールのご提出ありがとうございます。神秘性と幼い無邪気さの対比が演出するアンバランスさが大変魅力的です!不備などございませんのでこちらのお嬢様で登録させていただきます。また、他の参加者様が物語へとご登場するまで少しお待たせするかと存じますので、朽葉様宛てにNPCをご用意いたしました。物語が開始されるまでの間、彼の問をお楽しみください。)


(断崖にくり抜かれた洞窟:腐りかけの身体を持つ青年)

……
(あの最悪の日から幾年もの歳月を経ても、未だ襲い来る災禍の荒波は容赦がない。腐食した木々の流れから逃げ延びようと必死で走った道の先、グラグラと揺れる地から投げ出された身体は、突き出た崖の先のスペースに引っ掛かかり、一命を取り留めた。けれども強かに打ち付けた背を介添えする者があるはずもなく、動けない身体を呪いながら迫りくる死を待つばかり。ああ、終わりにしてくれないか。この身体も、この世界も、もう何もかも要らないから。天も仰げぬ芋虫のような姿勢のまま、背骨に走る痛みに耐えて。唾液で湿らせた唇が風のうわさで聞いた神の名を呼び、「…終わりにできるなら、この災禍を何故終わらせない…?」その手に握る尖った石で、地面にこう書いた。)
『もう二度と生まれたくない』





  • No.30 by 預言者  2022-09-30 00:59:00 






▽目次(確認必須項目に※印を付けています。随時追加修正有)

>>1 概要と世界観※

>>2 NPCと用語等※

>>3 募集キャラクタ※

>>4 各種プロフィール※

>>5 展開の参照

>>6 注意事項・形式※

>>28 補足説明(Q&A)1



▼募集キャラ(>>3):状況

【蘇芳】>>15様(キープ中:10/2)

【梔子】>>16様(キープ中:10/2)

【千草】>>4

【瑠璃様】>>22

【竜胆】>>17様(キープ中:10/2)

【朽葉様】>>27

【卯の花】>>21様(キープ中:10/2)


(/目次に補足説明を追加させていただきました。今後参加者様からご質問があった場合、随時追加していきます。)





  • No.31 by 匿名さん  2022-09-30 01:14:54 

≫18
(/keepありがとうございます! 早速ですが、蘇芳を形作るに当たって質問をさせてください。

「神様」になった後の身体能力は人間で在ったころの能力に依拠するとのことですが、身体能力以外の人間で会った頃の知識やちょっとした特技などは「神様」になった時に全て消されてしまうのでしょうか?

以上です。お手数おかけしますが何卒回答をよろしくお願いいたします。)

  • No.32 by 預言者  2022-09-30 01:37:12 






>>31

Q.「神様」になった後の身体能力は人間で在ったころの能力に依拠するとのことですが、身体能力以外の人間であった頃の知識やちょっとした特技などは「神様」になった時に全て消されてしまうのでしょうか?

A.いいえ、記憶や知識が抹消されるのは人間側のみです。神は時の流れの中で忘却することはあれど、基本的に人間であったころの記憶と能力を受け継ぎます。ちょっとした特技等が例えば「マジック」であれば、花をぽんと咲かせたり帽子から鳩を飛び出させたりするような、マジックの知識や技能はそのまま受け継がれるでしょう。


(/ご質問ありがとうございます!こちらで回答となっていますでしょうか。またご不明点等あればお声掛けください。
また、差し出がましいようですが、>>31様の使用されているこちらの記号(≫)は「非常に大きい・大なり」を示すものです。こちらですと、背後に数字をつけてもレスナンバーの内容が表示されないようになっております。セイチャットの仕様上、「>>31」のように、半角の不等号+数字と記すことでそのナンバーのレスの内容に飛べるようになっておりますので、よろしければご活用ください!尚、(>>)の半角不等号は「不等号」「大なり」等と変換するか、記号欄からお探し頂ければ見つかるかと存じます)




  • No.33 by 名無しさん  2022-09-30 10:43:18 




希望:竜胆( りんどう )

年齢:55

性格:どこか空恐ろしさすら与えかねないほど深い慈愛を以て、他者のために献身する温厚篤実な性格。非常に物腰柔らかで、感情を荒くれさせることは滅多にない。また共感性も高く、特に哀しい物事には感情移入しがち。基本的には自らを犠牲にしようとも他者を優先し、たとえ相手から芳しくない反応を見せられたとしても困ったような微笑を浮かべながら親身に接するが、その本音が読めない姿勢から胡散臭い、裏があると勘繰られることもしばしば。老若男女問わず博愛し、求められれば救う様はまさに神の如しであるが、一方で希望ではなく緩やかな絶望に染まり、言動の節々にも諦念が滲む。

容姿:闇夜を思わせる黒髪を七三のスリックバックにしているが、前髪は全て撫で付けられているわけではなく一房垂れており、堅い印象は与えにくい。クォーターであるので、日本人ながら彫りの深い顔立ち。鋭くはないがなにを考えているのかが見通しづらい象眼で、瞳の色は焦げた茶。目の下には薄いシワがあり、どこか草臥れたような雰囲気を漂わせる。薄い唇はいつも柔和な微笑みを象っており、全体的に優しげな面持ち。身体は引き締まっており、薄着になれば筋肉の形が薄らと視認できる程度には体格がいい。しかし着痩せしやすいため、普段はあまり身体のラインを窺うことはできない。身長は185センチ。
服装はバーテンダーのような白のワイシャツに黒のベストとスラックス、年季が入っているもののよく磨かれた茶の革靴であることが多い。その上に全身を覆う形で踝丈の竜胆色のローブを羽織っている。裾に向かうにつれて色が沈殿しているように濃い青紫の発色となっているが、その裾は擦り切れたようにボロボロで、神らしからぬ見窄らしさが目に付く。フードも外では被っており、あまり外すことはない。その姿を見た者曰く、全身が竜胆色に覆われたいかにも怪しげな風貌の男となっているらしい。
 
神の能力:己の涙が相手の肌に触れると、その者の持つ悲しい記憶を一つ消すことができる。
消すことができる記憶は一粒ごとに一つというだけであって、より多くの粒を浴びればその分だけ悲しみが付随する記憶は消えていく。特定の記憶を消したい場合は、その記憶を想起している間に涙に触れれば消え、指定がない場合は最近の記憶から順に過去に遡る形で消えていく。
涙は小瓶等に溜めてもその効力を失うことはなく、同じように肌に触れさせるか服用することで問題なく悲しい記憶を消すことができる。ただし複製や水増しは不可能で、他の液体等に混ぜた時点で忘却の能力は消えてしまう。

生誕と年月:四月一日、二十年前

備考:かつては敬虔な神父として、街の教会で迷える人々を導き、行く宛てのない孤児を保護していた。しかし大災害を切っ掛けに、少なくとも"人にとって都合の良い神"は存在しないのだと察し、今までの信仰が無意味に帰した事実に絶望する。しかしなまじ歳を重ねてきただけに折れることもできずに、生き残った人々を教会に匿い、嘆きを聴き、孤独に寄り添い、絶望と失意に塗れる人々の面倒を親身に見ていた。だが、身を削るばかりの日々が祟り、多大な心労と過労によって終ぞその命が尽きようとしていたまさにその時、ウツギと邂逅する。神の僕であり代弁者たる己が神と呼称される存在へ至ることに抵抗はあったものの、この問答の間にも何処かで苦しみを抱えながら死んでいく人々がいる、ならばそれを和らげる手伝いをしたいと考え、『 己が最後の一人となるまで皆の安寧を守りたい 』という想いから神となる。忘却はまやかしでありながらも救いであると考えており、本人曰く己の涙は"鎮静剤"とのこと。あらゆる全てに絶望しているためか、世界の再興は不可能であると考えており、何れ訪れるのであろう世界の完全な滅びを静かに見据えている。
──救いのない世界で、鎮痛剤で痛みを誤魔化して。必ず訪れる死まで少しでも悲痛ない生を送り、最期が穏やかな眠りとなりますように。その思想の基、平等に、全ての人を愛し慈しみ、己は顧みず。神父であった頃、そのようであってほしいと夢見ていた神の理想像にできる限り沿うことが、神となった己の役割であると強く信じている。そのため、人々の悲痛な記憶を消すことで、どうにもならないこの世で朽ち果てる時が少しでも安らかであるように、かつてと変わらず献身に身を窶す。


(/ >>17で竜胆をキープしていただいた者です。PFが完成いたしましたため、ご確認いただけますと幸いです。不備等ございましたら修正いたしますので、遠慮なくおっしゃってくださいませ )


  • No.34 by 預言者  2022-09-30 14:23:00 





>>33 竜胆様

(/プロフィールのご提出をありがとうございます。終焉を迎える世界への希望と絶望が共存した歪さが素晴らしいご令息様ですね!不備などございませんのでこちらで登録させていただきます。竜胆様の紡ぐ物語を楽しみにしております!)


ご参加される方へ

(こちら【瑠璃様】、【朽葉様】、【竜胆様】のお三方のご参加を確定されましたので、物語の開始を解禁といたします。お三方は初回のロルを投稿していただくか、他の方のロルにご返答するかをお選びください。まだ様子を見たいという方、物語についてもう少し掘り下げたいという方はこちら
【神様たちの余暇】(https://m.saychat.jp/bbs/thread/682880/)というトピックをご用意いたしましたので、随時ご活用ください。)




  • No.35 by 預言者  2022-09-30 14:56:48 




ご参加される方へ

(/こちら【瑠璃様】、【朽葉様】、【竜胆様】のお三方のご参加が確定されましたので、物語の開始を解禁といたします。お三方は初回のロルを投稿していただくか、他の方のロルにご返答するかをお選びください。まだ様子を見たいという方、物語についてもう少し掘り下げたいという方はこちら
【神様たちの余暇】(https://m.saychat.jp/bbs/thread/682880/)というトピックをご用意いたしましたので、随時ご活用ください。)

(/誤字を訂正させていただきました。お恥ずかしい…)



  • No.36 by 預言者  2022-09-30 16:57:08 





▽目次(確認必須項目に※印を付けています。随時追加修正有)

>>1 概要と世界観※

>>2 NPCと用語等※

>>3 募集キャラクタ※

>>4 各種プロフィール※

>>5 展開の参照

>>6 注意事項・形式※

>>28 補足説明(Q&A)1
>>31 補足説明(Q&A)2



▼募集キャラ(>>3):状況

【蘇芳】>>15様(キープ中:10/2)

【梔子】>>16様(キープ中:10/2)

【千草】>>4

【瑠璃様】>>22

【竜胆様】>>33

【朽葉様】>>27

【卯の花】>>21様(キープ中:10/2)


(/変更と追加を行いました。不備等ございましたらご報告ください)





  • No.37 by 猫好きの猫月  2022-09-30 20:16:35 

希望:梔子

年齢:27

性格:気の向くままに行動するタイプで、意見がコロコロ変わる。基本的には自分優先だが、気が向けば他の人に手を差し伸べることも。自己犠牲精神を心底嫌悪しており、人を助けることで自分が損をするのなら助けない。自分の身は自分で守るが口癖。

容姿:パサパサのオレンジに近い茶髪をショートに切っていて、髪より暗い茶色の瞳はどことなく虚ろでぱっちり開いた目にはクマができている。身長は150cmで、華奢で中性的な体つきをしており、見た目だけでは性別が分かりにくい。女。
無地のタンクトップの上から明らかにサイズが合っていないシャツを来て、下にはシンプルなズボンを履いている。ローブはパーカーのような形になっていて、普段はフードをかぶっている。
 
神の能力:その歌声を聞いた人を眠りに付かせる力。百代とは言うが、どれだけ永く眠っていられるかはその時の梔子の気分と人の寿命次第。歌の長さによってある程度眠らせる時間の指定はできるが、1年、5年、10年…と5年刻み。一度眠ると時が来るまでは目が覚めなくなる。少し前にこんなつらい世界なら眠っていたほうがマシだと助けを求めてくる人を幾年もの眠りにつかせた。眠っている間は夢を見たりせず、ただひたすら眠り続ける。果たしてそれは救いと言えるのだろうか。

生誕と年月:10/10 8年

備考:未曾有の災害が起こる2年前に生まれ、それからはこの過酷な世界で家族や親友と一緒に生きてきた。
親が家にシェルターを作るほどの重度の防災オタクで、昔から防災知識を聞きながら育ったため防災知識は人並み以上。2歳の頃にシェルターに入り生き残ったが、そのままシェルターで12年ほど過ごしたため一般常識が欠けている。14歳になった日に食糧が底をつき、始めて外に出た。その時に見た夕焼け空が印象に残っており、夕焼けを見るたびに懐かしい気持ちになる。
親友とは生まれたときから一緒で、よく一緒に歌を歌っていた。
16歳になったときに瓦礫がたくさんある、危ないと言われている場所へ親友と散歩に行ったが、親友と引き換えに崩れた瓦礫に潰されずにすんだ。自分をかばって死んだ親友の最後の言葉が忘れられず、未だに夢に出てきてしまう。
親友の分まで生きようと瓦礫の上を歩いていたときにウツギに会い、神にしてもらった。潔く死ぬのと、神になってまで生き延びるのと、一体どちらが良かったんだろう、まぁ今となってはわからないことだ。

(/ >16の者です。プロフ完成しましたので提出させていただきます。不備等ありましたらご指摘ください。)

  • No.38 by 預言者  2022-09-30 21:24:48 




>>37 梔子様

(/プロフィールのご提出ありがとうございます。過去に基づく矜持と、神らしい気移りの性質に儚さを感じさせる可愛らしいお嬢様ですね!不備等ございませんのでこちらで登録させて頂きます。梔子様の紡がれる物語を楽しみにしております!)


ご参加される方へ:リマインド

(/【瑠璃様】、【朽葉様】、【竜胆様】、【梔子様】のご参加が確定されましたので、物語の開始を解禁といたします。参加が確定された方は初回のロルを投稿していただくか、他の方のロルにご返答するかをお選びください。まだ様子を見たいという方、物語についてもう少し掘り下げたいという方はこちら
【神様たちの余暇】(https://m.saychat.jp/bbs/thread/682880/)というトピックをご用意いたしましたので、随時ご活用ください。ご質問等ございましたらお呼び出しいただければと存じます。)




  • No.39 by 預言者  2022-09-30 21:28:23 





▽目次(確認必須項目に※印を付けています。随時追加修正有)

>>1 概要と世界観※

>>2 NPCと用語等※

>>3 募集キャラクタ※

>>4 各種プロフィール※

>>5 展開の参照

>>6 注意事項・形式※

>>28 補足説明(Q&A)1
>>32 補足説明(Q&A)2

>>35 サブトピックについて


▼募集キャラ(>>3):状況

【蘇芳】>>15様(キープ中:10/2)

【梔子様】>>37

【千草】>>4

【瑠璃様】>>22

【竜胆様】>>33

【朽葉様】>>27

【卯の花】>>21様(キープ中:10/2)


(/変更と追加を行いました。ご質問ご指摘等ございしましたら、お気軽にどうぞ!)



  • No.40 by 千草  2022-09-30 22:09:11 





>>ALL

(雨が降っているわけでもないのに、しとどに濡れた羽織に視線を落として溜息を吐く。抜けるような青の空は心境とは裏腹で、その気になればいっときに乾かしてしまえる外衣は重く水を含んだまま。水を纏った気怠い身体を急かすよう、一歩一歩と陰鬱な足取りが地を踏みしめていて。かつては立派に居としての勤めを果たしていたであろう瓦の散らばる残骸の上、紙面の知識を真似して形成された袴の裾が不意に小石を蹴った。つられて映した視界に飛び込んでくる、交織縞の行灯袴。その存在を教示してくれたかつての旧友の姿はとうの昔に亡く、十数年前には既に白髪の入り混じっていた姿を思い出す。「……はぁ。」凸凹の我楽多を踏みしめていた足がその頭の重さからふと止まり、その拍子にぽたりと雫が地に落ちる。後ろに撫で付けた髪の毛は普段の数倍乱れていて、みっともないことこの上ない。濡鼠と化した自身が風邪を引くことは恐らく無いのだろうけれど、冬の初めを感じさせる冷えた空気の中では重篤な病でも持っているかのような錯覚を起こしそうだ。それでも、酷く濡れたこの身体をどうにかしようなどとは思えずに。正午あたりの時間だろうか、燦々と降る陽光を身に受けながら、ゆっくりと建物の残骸の上に腰を下ろして)


(/こちら千草の初回ロルとなります。こちらに絡みを頂いても、ご自身で初回ロルを投下されるも良しです。現在キープ中の方も、ご参加された際は同様のことを申し上げます。皆様方が楽しんでいただければ幸いです!)





  • No.41 by 瑠璃  2022-10-01 00:29:55 

>all

(日差しを浴びて目を覚まし、寝袋からずりずりと這い出る。大あくびをしながら辺りを見渡す。昨晩眠気と寒さに朦朧としながらとにかく入った建物だったがどうやら大きめのマンションだったようだ。埃くさい玄関フロアから外を見ると一晩中降り続いていた雨はとっくに晴れ、太陽はずいぶん高く上がっている。ふらふらと重い体を引き摺ってエレベーターを見るとどうやら省エネモードの予備電力がまだほんの少し生きているようだ。ニマリ笑い…最もそれは感情からでなく人間だった頃の動きを再現しているにすぎないが…急いで寝袋を片付け電源を探しに外へ出ると)

  • No.42 by 瑠璃  2022-10-01 00:39:51 

>41
(/allで初回ロルを出しました!!!よろしくお願いします!!!!)

>40
>千草さん
やぁ、寒そうだね。何があったんだい?(建物の残骸から使えるものがないかゴソゴソ探していたところ近づいてくる同族の気配に気づきソロソロと迎えに行く。頭から足までビシャビシャのおじさんがふらふらしているのを眺めていたが、突然止まって瓦礫に腰掛けたので今だ!と近づいて貼り付いたニマニマ笑いで話を聞く。/絡みまーす!!!よろしくお願いします!!!!)

  • No.43 by 朽葉  2022-10-01 02:46:19 



(/主様、参加の許可と素敵なお言葉をありがとうございます!
また、参加者の皆様は初めまして。終焉の神様、朽葉とその背後でございます。見た目は子供、頭脳は大人…かどうかは微妙なところではありますが、終末世界を歩く隣人として、どうぞよろしくお願いいたします!
物語の開始との事で、ひとまず絡み文を投下させていただきます。既に絡み文を出されている方にはこちらから順次絡ませていただく予定ですが、以下の絡み文に対してお声掛けいただいても勿論大丈夫です!)


>all

(断崖の上に聳える茅葺の一軒家――神々のために用意された寝所は、とある神の訪いによってその内観を変貌させた。一歩足を踏み入れればドミノ倒しのように下駄箱が並び、真っ直ぐな廊下を進んでいくと、左右にはスライド式のドアが続く。廊下に面した窓から覗く室内には小さめの机と椅子が整然と並んでいることから、いわゆる小学校と呼ばれる建物を模したことは想像に難くない。しかし現実の学校はどこも廃墟同然のため、記録と伝聞から形作られた偽りの学び舎は、本物を知る人からすればどこか作り物めいた鈍さを放っているようにも感じられるだろうか。当然人気のない校内をぐるりと一周してから、適当な教室の窓際の席に腰掛けて、黒い海を眺めつつ”学生生活”なるものを思い描いてみる。とは言え18年前に人としての生に終止符を打つまで、終ぞ年の近い友人を得ることがなかったが故か、早々に想像の限界を迎えてしまえば、お行儀悪くぷらぷらと足を揺らしながら吐息のような呟きを落とし)
子供たちが集まって集団生活、なんて――まるでお伽噺のよう。

  • No.44 by 卯の花  2022-10-01 04:00:56 

 

希望:卯の花

年齢:18

性格:特別心優しいわけでもなく、特別荒んでいるわけでもなく。人間の平均と普通を体現したかのような当たり障りの無い、ある種詰まらない性質を持った稚い無垢な無個性。対人関係に波風が立つことを厭うて自身の感情さえ常に凪いだ風を装うが、しかし内側に秘めた熱だけは並々ならぬものがある様子。身の丈に合わぬことはしない慎重派であるものの、秘めたそこへ触れるものがあれば躊躇無く腰を上げるだろう。

容姿:些か線の細い頼りない体躯は、けれど確かに大人へ片足を踏み入れた女人のそれ。170cmに差し掛かる程の身長のせいか栄養は上へ伸びる方へ使われたようで女性にしては少しばかり凹凸と丸みが控えめ。
なんの飾り気もないブロンドベージュのボブヘア。右側だけ耳が出るようにと白のダッカールで髪を固定し、眉にかかる髪は軽く左へ流している。伏し目がちな焦げ茶の瞳、光が当たると仄かに柔らかく黄味がかって見えるか。あどけない雰囲気の顔付きではあるが、浮かべる表情は子供らしからぬ複雑なものが多い。
灰色のブラウスに白の七分スキニー、白のローヒールパンプス。纏った踝丈のフードローブの袖や裾にはよくよく見れば真白い糸で卯の花の刺繍が施されており、ウツギから与えられたその名を密かに大事にしている様子が見受けられる。

神の能力:なし

生誕と年月: 六月四日 零年

備考:高過ぎず低過ぎない耳馴染みの良い通る声。淡々とした口調のせいか落ち着いて見られがち。
肉親は年端もいかない頃に亡くしており、幼馴染とその両親に助けられて生きてきた。世話になってばかりで面倒をかけているという意識が強く、十五歳の頃になると僅かばかりの謝礼と手紙を残して彼らの前から姿を消した。そこからは一期一会の出会いと別れを繰り返し、何とか自立して生きているといった様相。
ある時、目的も無い旅の最中に偶然一人の男の死に居合わせた。辺りを探せど瀕死の彼を看る者は見当たらず、独りは寂しかろうと眠るまで付き添う事に決める卯の花。長い間孤独だったと笑う彼が最期に遺した「君は救いだ」という言葉に此方も救われた心地がして、そこからは出来るだけ多くの人々に手を貸してきた様子。
ウツギと相見えたのは煙る毒霧を遮る崩れたビルの木陰、そこに咲いた小さく白い花の前。何があったわけでもなく穏やかに会話を交わして神となることを承諾――しかしその後の記憶が曖昧。気が付けば人の身でありながらローブを纏っていた。神になりきれなかった我が身に不安はあれど、彼に対して不満を向けてはいない。ただ、もう少し話がしたかった。…寂しい。抱えた思いはそれだけ。

 

(/>>21の卯の花をkeepしていたものです。PFが出来上がりましたのでご確認の程よろしくお願いいたします。又、質問に対する回答もありがとうございました。とてもわかりやすく丁寧な説明だったためキャラクターを落とし込む上で非常に助かりました。改めまして、不備等あればご指摘くださればと思います。)

 

  • No.45 by 梔子  2022-10-01 09:32:29 

>43
あ、こんにちは、朽葉さん。これは小学校かな。絵本で見たことあるよ。…お伽噺かぁ。確かにそうなのかもしれないね。絵本に描かれてるくらいだし、昔を知ってる人もあんまり残ってないもんね。…昔を知ってる人と今しか知らない人、どっちが幸せなんだろう。
(暇だなぁ。そう思い神の寝床へ立ち寄り、扉を開けると、濡羽色の髪を持つ幼い少女の姿とともに、昔どこかで見た様な、絵本の中でしか見たことないような、小学校の景色が広がる。そのまま余韻を楽しんでいると、少女の呟きが耳に入る。お伽噺。その言葉がとてもしっくりくる気がして口に出し、昔に思いを馳せて思案する。)

(/参加許可ありがとうございます!梔子の背後です。主様も皆様も文才がありすぎて場違いじゃないかと不安になりますが…精一杯頑張って梔子を喋らせていきたいです。よろしくお願いします。)

  • No.46 by 預言者  2022-10-01 11:51:57 




>>42 瑠璃様

(/初回の絡みをありがとうございます。出しゃばるようなのですが、こちらロルと背後様の文章は(/)で別々にしていただけるとありがたいです…!注意事項に記していなかった当方の不手際なのですが、どうかご容赦ください。/蹴り可)


>>43 朽葉様

(/初回ロルのご提出ありがとうございます。こちらこそ、この世界にいらしてくださり感謝の念に堪えません。サブトピックについてもご活用頂き、主催として大変嬉しく思います…!朽葉様のご活躍を楽しみにしております!/蹴り可)


>>44 卯の花様

(/プロフィールのご提出ありがとうございます。不安定な立場にありながら内面の暖かさを感じさせる、「卯の花」を見事に体現された素敵なお嬢様です!不備等ございませんのでこちらで登録させて頂きます。ご参加が確定されましたため、ご自身で初回ロルをご提示いただくか、参加者様のロルに絡みを頂ければと存じます。またご不明点などあればお気軽にお尋ねください!)


>>45 梔子様

(/ご参加ありがとうございます。あまり気負わず、この世界を楽しんでいただければ幸いです!また、先にご参加されている瑠璃様のALL文は>>41にございます。もしも見逃されているようでしたらご活用ください!あまり大人数はキャパシティを超えるということであれば、事前にその旨をご発信いただければトラブルのもとになりにくいかと。ご一考くださいませ。/蹴り可)



  • No.47 by 預言者  2022-10-01 12:08:47 




▽目次(確認必須項目に※印を付けています。随時追加修正有)

>>1 概要と世界観※

>>2 NPCと用語等※

>>3 募集キャラクタ※

>>4 各種プロフィール※

>>5 展開の参照

>>6 注意事項・形式※

>>28 補足説明(Q&A)1
>>32 補足説明(Q&A)2

>>35 サブトピックについて


▼募集キャラ(>>3):状況

【蘇芳】>>15様(キープ中:10/2)

【梔子様】>>37

【千草】>>4
・all宛初回ロル:>>40

【瑠璃様】>>22
・all宛初回ロル:>>41

【竜胆様】>>33

【朽葉様】>>27
・all宛初回ロル:>>43

【卯の花様】>>44

(/こちらまとめさせていただきました。随時ご活用ください)



  • No.48 by 朽葉  2022-10-01 13:17:46 



>40 千草

(天を衝くように聳えていた建物も、誰かの帰る場所を守っていたはずの瓦屋根も、今は等しく見る影もない。災害によって崩れ去り、片付けられることのない残骸があちこちに積み重なった区画で、辛うじて残った道に横たわる瓦礫を乗り越えようとする小さな影が一つ。大の大人であれば軽く飛び超えられるような瓦礫も、幼い体躯にとっては立派に障害物のようで、砂埃に両手を汚していた。ウツギの神様ならば瞬きの間に道の先へ移動することも、宙に浮くことだって造作もないのだが、そこは極力重力に縫い留められていないと”ここにいる自分”と言う認識すら危うく、また一歩人間から遠ざかってしまう自覚のある神様。可能な限りは自らの足で移動することを良しとしており、超えた瓦礫の先、点々と続く水の跡を辿るように先へと進んで行って。追いかけるのは足元の道標と、その先に感じる神様の気配。両手の指にも満たない数の同族であるからこそ、近くにその気配を感じたらできるだけ訪ねるようにしており、今回もその一環だった。やがて道の先に千草色が目に入れば軽い足音と共に駆け寄って、近づくにつれて全身水に濡れた異様な様子に気が付けば、驚いたように瞳を丸めた後、心配そうに眉を下げつつそっと問いかけて)
まぁ、大変。ずぶ濡れだわ――千草、どうしたの……?

(/素敵な世界とのご縁を得られたこと、大変嬉しく思います。早速千草様に絡ませていただきましたので、朽葉共々、どうぞよろしくお願いいたします!)


>41 瑠璃

(夜通し降り続いていた雨は各所で濁流となり、大地を、木々を、人々の安息すらも流し行く。日が昇り、いつもより少し透明な空の下。自らの命の終わりを望む人を見送った終焉の神は、思念によって創造した長靴で水たまりに波紋を作りつつ、少し先に見える大きな建物を目指していた。目的なんて高尚なものはなく、偶さか近くに他の神の気配を感じたから、挨拶がてら顔を見せに――あるいは見に行くだけ。建物の出入口までやって来たところで、丁度玄関から出てきた彼女と鉢合わせれば、朗らかに微笑んで声を掛けて)
あ。おはよう、瑠璃。――何だか急いでいるみたいだけれど、何かあったの?


(/初めまして、早速ですが絡ませていただきました。素敵なご縁に感謝しつつ、ぜひ一緒に物語を楽しんでいけたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!)


>45 梔子

梔子、いらっしゃい――と言うのは、ちょっと違うのかしら。ここはわたしの家ではないし……。
(各地に散らばるウツギの神様たちは、お互いの存在を何となく感知することができる。故に近づいてくる一人の気配もしっかりと感じ取ることができれば、突然掛けられた声にも驚くことなく、振り返りつつ柔らかな声でその神の名を呼ばう。それから迎え入れるように言葉を続けて、まるで家主のような己の振る舞いにふと疑問を覚えれば、独り言のように呟いてちょこんと首を傾げて。この場に揃った二人の神様は、どちらも義務教育など崩壊した後の世代。思案するような彼女の呟きに、同じように思考を巡らせてみれば、視線を伏せたまま考えを口にして)
うーん……難しいお話ね。前者は対比ができる分、現状に絶望しがち。後者は今の世界が基準だけれど、昔は確かにあったと言う安寧を、決して得ることはできない。――隣の芝が青く見えるもの納得だわ。

(/初めまして、絡んでくださりありがとうございます!こうして同じトピックに参加するという素敵なご縁を得られたことに感謝しつつ、ぜひ一緒に終末世界を楽しめたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!)


  • No.49 by 竜胆  2022-10-01 14:16:12 




>>40 千草様

( 吹き抜けるような空の青さだけは、いつの時代も変わらない。しかし大災害の直後、黒煙や灰の帳が落ちきり、眼を慰めるその蒼穹ですら拝めぬ日々が鬱々と続いていた。だが今は。決して澄み切っているとは言えないながらも、上を向いたとて重苦しい灰が降り掛かってくることもない、空は正しく万人が想いを馳せる果てのままあってくれる。その空の下、あたりに転がっていた二枚の木板を交差させて作った粗雑な墓標とその根元に盛り上がった土を前に、ローブが汚れるのも厭わず跪いて鎮魂の祈りを捧げていた竜胆は、色濃く漂ってきた同胞の気配に、徐に伏せていた顔を上げ。気配の出処を大まかに定めれば、寂しげに佇む墓標に一度目を遣り。しかし次の瞬間には忽然とその場から姿が消え、建物の残骸に座す千草色の彼の背後、僅かばかりの距離を開けたそこへ前触れなく出現し。ふと目に留まったのは、天候にそぐわぬ彼の姿。今しがた土砂降りの雨でも浴びてきたのだろうかと錯覚するそれに、はてどうしたのやらと怪訝な色を浮かべ。左手でフードをぐいと上げ、目元と髪が見えるようにし。目元のシワをきゅっと寄せ、微笑みながら穏やかな語調で声を掛け )
こんにちは、千草くん。随分と濡れているようですが、通り雨にでも見舞われてしまったのですか?


>>43 朽葉様

( 日の本の国を見回り、時に手を差し伸べ、時に最期を看取り──とうに日付の感覚など消え失せていたが、最後に"家"へ帰ったのは一体いつのことであったかと、身を休めていた際にふと芽生えた疑問に首を捻り。思えば、久しく同胞とは遭遇していない。さて他の神はどうしているのやらと途端に気掛かりになれば、いつの間にか"家"の扉を視界が映しており。内部に気配を感じたことから既に先客がいることは察していたが、扉を潜った瞬間に出迎えてくれた見覚えがある内装をぐるりと見渡せば、かつて学校に赴いて子供たちとともに奉仕活動に明け暮れた日々があったことを想起し、一抹の寂寥感を覚える。懐かしむように壁や掲示板の隅々までゆっくりと見て回り、完成度の高いそこに潜む不明瞭な違和感を覚えながらも郷愁に浸っていれば、うち一つの教室内に、退屈そうあるいは何処かに思いを馳せているかのような朽葉色の彼女の姿を見つけ。ガラガラと耳に慣れた小気味よい音を立てながら引き戸を開ければ、彼女にとっては突拍子もないだろうか、もしくは真似事遊びとして捉えてもらえるだろうか。定かではないが、微笑みながら、奉仕の一環として教鞭を取った際に何度も口にした言葉をなぞってみて。しかしすぐに気恥しげに謝罪し )
朽葉さん、授業のお時間ですよ。本日は社会学について学んでいきましょうね。──すみません、久々に言ってみたくなりまして。


>>ALL様

(/ はじめまして。竜胆PLです。素敵な神々が続々といらっしゃっている状況に、どのような物語が紡がれていくのかと期待に胸を膨らませている状況です。皆様全員と絡ませていただきたいという思いは山々なのですが、未熟故に大人数との絡みに慣れておらず、粗相をしてしまう可能性がございまして。つきましては、二人、様子を見て余裕がある場合はプラスもう一人と絡ませていただこうと思っております。そのためこちらからは絡み文を投下せず、皆様の素敵な文に反応させていただく姿勢を取らせていただきます。拙い文章ながら恐縮ですが、何卒これからよろしくお願いいたします )


  • No.50 by 梔子  2022-10-01 14:58:49 

>46

(/了解しました。ドッペルはやったことがないので少し苦手ですが出来る限り頑張らせていただきます。)

>48

まぁ、今は朽葉さんの家のようなものだし、いいんじゃないかな?
(出迎えてくれる少女の疑問になんとなくではあるが答えて)
そうだね…昔と比べてしまうのと、今しか知らないのと…難しいなぁ。まぁどっちもどっちかな。…隣の芝?父がよく言ってた“ことわざ”とやらかな。昔の言葉は難しいね。もっとわかりやすい表現にしてもらいたいよ。
(自分が言い出した疑問について明確な答えを得ることができずに悩み…どっちつかずな答えをだす。と、少女が聞き慣れない言葉を紡ぐ。昔父が言っていたものだろうかと考え、口に出す。)

(/こちらこそありがとうございます。文才が無いもので分かりにくい文章だとはおもいますが、どうぞよろしくお願いします。)

>all

(いつも通りの朝を迎え、葉っぱの山から抜け出す。)
…何で私は葉っぱまみれなのかな?
(ふと上を見ると大きな木が遥か高くから葉を散らしているのが見える。なるほど、あれか。昨日は確かに木の幹に寄りかかって寝たけれど…こんなに葉が散るとは思っていなかった。他の場所を探したほうが良いだろうか。そう思いつつ腰を上げ、伸びをする。さて、今日も一日が始まった。そんな実感とともに眠気が覚める。)
…そうだなぁ、とりあえず建物が残っているところにでも行こうかな。昔のものを見るのは楽しいし、…瓦礫がある場所には行きたくないな。潰されたくはないし。…歌でも歌おうかな。
(今日は何をするか、どうでもいいようでとても大切なことだ。建物が残っている場所に行こうかと思うと、やはり昔の記憶がよぎる。よし。歌うか。思い立ったが吉日…と、父が言っていた。早速開けたところへ行くと同時に、周りに人がいないかを確かめる。とばっちりを受けたら災難だろう。普通の人間なら流石に何年も眠りたくないだろうから。)

(/all文を出させていただきます。絡んでいただけると幸いです。)

  • No.51 by 瑠璃  2022-10-01 15:53:07 

>48
>朽葉さん
よーす、えーと…朽葉ちゃん、だよね?今は電源を探してるよ。手伝ってくれると嬉しいな。(起きてすぐだからか全くの無表情で固まった顔で応える。抑揚がなく感情のいまいち読み取れない発音だが明るげにも面倒くさげにも聞こえる。ムニムニ頬を揉みながら話しており話し終えたあたりでいつもの笑顔に戻る。)(/絡みありがとうございます!!!よろしくです!!!!合法ロリ!!!!!!)

  • No.52 by 千草  2022-10-01 18:38:38 





>>42 / 瑠璃

…ッ!……なんだ、瑠璃か。(周囲への警戒を怠っていたからか、本来は肌で感じるはずの気配にも気付くことが出来なかった。頭上に降ってきた声に思わずとばかり腰を浮かせると同時、視界に飛び込む深みのある青の色へ強張った肩の力を抜いて。問いかけに対する答えを口にするのは簡単だけれども、今回に限ってはどうも喉に引っ掛かる。面白がるような笑いを浮かべる彼女にこちらは曖昧な笑いを浮かべ、瓦礫の上で足を組み直して姿勢を正し。周囲を見渡しては時折風に砂塵の巻き上がる地に目を細め、人差し指で傍らの適当な瓦礫を指さしては)瑠璃こそ、何をしに来たの?ここはガラクタばかりで何もないぞ。……まあ、どこも似たようなものだけど。


>>48 / 朽葉

(小さな身形故か、段々と近付く足音は自身のそれよりも軽快なリズムを刻んでいる。枯れ葉のような懐かしい色味が傍らに留まれば、腰を下ろしたまま幼気な神の姿を見上げて。彼女の子どもらしい丸みを帯びた瞳には、自身の姿に対する驚愕と心配が浮かんでいた。神の姿がその生ける年月と必ずしも一致しないとは承知していても、稚い少女に心配されるのはむず痒いもので、醜態を晒したことへ小さく苦笑。問いに対する答えを口にする前に、「……濡れると寒いものだな。神なのに」戯けたジョークではぐらかしてしまおうという魂胆からふるりと大袈裟に身を震わせ、重たい髪から雫を飛ばして見せて。暖かな日の光にきらりと反射する、小さな雫の眩しさに少しだけ目を細め、先程落ち着けたばかりの腰を緩緩と持ち上げる。立ち上がってしまえば体躯の差は歴然で、自身の影が陽の光を遮るように伸びていた。口の端を小さく持ち上げながら、彼女の目線に合わさるよう腰を屈め。光の宿るみずみずしい瞳の緑の瞳は、平凡な茶の色を持つ己からすれば少しだけ羨ましい。そんなとりとめもない考えを脳裏に仕舞っては、ふ、と短く息を吐いて。曖昧に一蹴した疑問と心配を追求されるかどうかは果たして定かでないが、その答えが渡される前に、冷たさの残る右の掌を相手に向けて差し出し)……朽葉も濡れてみる?この先湖があったよ。それとも、海のほうが好みかな。


>>49 / 竜胆

(不意に乱れた空気がぱらりと濡れた髪を撫で、視界の端に寒色の花の色が映り込む。首だけで振り返った視線の先、一見怪しげとも取れるフードがその手によって取り去られると、包容力を感じさせる「彼」の瞳の瞬きが顕になって。和らげた目元に促されるよう硬くなっていた頬の肉が緩まり、侘しい空間が一瞬にして告解室へと変貌を遂げたようにも感じられた。最もそれが正しく機能していた頃を己は知る由もないのだが──まぁ、些細なことだ。耳障りの良い落ち着いた声風で問いかけられれば少しの間を置いて、先に浮かんだ考えをそのまま喉に潜らせて。「……そんなところ。竜胆、君なら通り雨をどうやってやり過ごす?」抽象的な問を投げ返すとともに、バネが弾むように勢いを付けて立ち上がる。周囲に落ちている小石がその拍子に蹴り上げられ、地面に落下してはコロコロと転がっていった。勢いのまま一度逸らしてまた合わせた視線は、事実を告げるか否かと揺れる己の心境を意味していて。結局成り行きと彼の反応にその是非を委ねることとして、思いついたように散らばる小枝を一つ拾い上げる。根本を裂かれたような、乱杭を思わせる枝の端には小さな蕾。粗雑に圧し折られたことが容易に想像できるそれは、もう花を咲かせる理由もなく。枝を握り締めたまま背後の彼へと向き直る。死を迎えたばかりのそれを掴む手が、眼前の紳士にすいと差し出され)
あげるよ。……俺じゃ弔えないから。


>>50 / 梔子

(葉擦れの音が聞こえる。特段予定もなく行動するのはいつものことだが、他の神の気配を辿ることにしたのは己にしては珍しい。そんな気紛れの目当てとされた者は、あたたかみのある黄色を纏う彼女である。かの神の歌声を聞いたことはないが、その音色がどのようにもたらされるのか興味はある──と思案しながら眼前へふつりと姿を表したところ、一番に目に飛び込んできたのはあちらこちらに葉を纏わせたお転婆な姿。「…ふっ、」可愛らしい姿に思わず吹き出してしまったのを取り繕うようコホンと咳払いをして、改めて周囲を見回してみる。広々とした寂寥を感じさせる場所に風が吹き抜け、幾らかの葉を巻き上げて。何の喧騒も齎されない、静かな無人の空間が意図するところは恐らく、彼女の気遣いと小さなコンサートの開始であろうか。経験したことのないそれに思いを馳せつつも、親しげな笑みを浮かべて。風に羽織をはためかせながら、無地の縮緬を模した単衣の裾を捌き)やあ。もしかして、これから君のリサイタルが開始されるところかな。



≫皆様方へ

(/まとめてしまい申し訳ございません。皆様、この世界にご参加いただきましてありがとうございます!こちらのトピックは置きレス形式となっておりますので、ゆっくり楽しんでいただければ幸いです。現在ご参加されている方は【瑠璃様】、【朽葉様】、【竜胆様】、【梔子様】、【卯の花様】でございます。【卯の花様】は先にご参加されている方のロルに絡みをいただくか、ご自身で初回ロルをご投稿いただくかお選びください。尚【蘇芳】をキープされている方は期限が明日に迫りましたので、どうぞご留意を。
またそれぞれのスタンスについても一通り目を通させて頂きました。変更点やご提案等あればお話しくださいね。その他ご質問やご提案、見落としなどあればそちらも対応致しますので、どうかご遠慮なく仰ってください。/蹴り可)




  • No.53 by 瑠璃  2022-10-01 19:48:57 

>52
>千草
いやいや、こういうガラクタの中にこそカワイイ物があるんだよ?具体的にはこの…30年くらいものの泥だらけウイスキーとかね。多分ライターオイルの代わりにできる。(いそいそと砂埃に塗れたバックパックから四角い瓶を取り出して言う。元から変わらない嘘くさい笑顔だが少しだけ目が若返ったように見える。見ているようで見ていない、目は輝いているのに先程よりずっと病んだ表情に見える。)……君は違う?人間だった頃さ、こういうところ漁ってなかった?

  • No.54 by 朽葉  2022-10-01 21:38:42 



>49 竜胆

――はぁい、りんどーせんせい。
(大災害から25年。緩やかに衰退していく世界では人々は今を生きるのに精一杯で、新しい命はどうしても育まれ辛い。子どもと呼ばれる年齢層がかつてよりも圧倒的に少なくなった現在、学校と言うシステムが再稼働することはないと知っていても、こうして面影を追ってしまうのは手に入らなかったが故の憧れだろうか。青と白と黒のコントラストを見つめたまま取り留めもない思索に耽りながらも、家の前に出現した神のことは感じ取っており、次第に近づいてくる気配に合わせて教室前方の扉が開いたのは想定通り。しかしその第一声までは流石に予想できず、きょとんとした表情で振り向いては、気恥ずかしそうな彼とは裏腹に好奇心に表情を輝かせる。まるで、話に聞く朝の会やホームルーム前の一幕みたいだ。騒がしかった生徒たちは静まり、お行儀よく席に着く?それとも反発するように賑やかなまま?そんな想像を膨らませながらも、寸劇に乗っかるように見た目相応の舌足らずな声で返事をすれば、抱えていた白うさぎのぬいぐるみを隣の席に座らせてぴっと背筋を伸ばし――やや間をおいてからいつも通りの口調に戻れば、楽しそうに笑いつつ、その機転に感謝を述べて)
なーんて。ふふふ、学校ってこんな感じなのかしら。――ありがとう、竜胆。

(/初めまして、絡んでくださりありがとうございます!素敵な出会いに感謝しつつ、この世界で紡がれる物語を一緒に楽しんでいけたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!
また、交流の数に制限を設けられている中で、朽葉をお相手くださりありがとうございます。機を見てやり取りを回収したり、他の参加者様に繋げたりなども対応可能ですので、お気軽にお声掛けくださいませ!)


>50 梔子

どちらにも幸せがあって、どちらにも不幸がある。そもそも自他の幸福なんて比較できるものでもないけれど――他者と比べずにはいられないのが人間だわ。
(首だけで振り向いている姿勢から、椅子の上で身体ごと彼女の方へと向きを変えれば、膝上の白うさぎを抱え直す。一緒になって思索しているのは、元より正答など存在しない問いかけ。彼女の悩ましげな様子は当然のものであり、曖昧な回答に同意するように頷いてはどこか俯瞰するような視点の言葉を紡ぎ、そのぼやきに小さく笑みを零す。例えどんな名言であっても、語り継ぐ誰かが居なければ後世に残ることはない。ましてやその言葉の意味が通らない世界となってしまったのなら尚更で、思わず口の端に微苦笑を浮かべては、小さく肩を竦めてみせて)
自分のものより、他人のものはより良く見える――そんな意味なのですって。含蓄ある言葉だけれど……芝なんて、今日日お目にかかれないわね。


>51 瑠璃

うん、そう。朽葉よ。――わたしでよければ、喜んで。
(視線の先の彼女からはいつもの不敵な笑みが綺麗さっぱり消え失せており、そこまでの急用なのだろうかと少しばかり身構える。感情の読めなさは今に始まったことではないが、いつもより輪をかけて不明瞭なそれにやや困ったような表情を浮かべるも、返ってきた答えが思いのほか単純なものだったことも手伝って、要望にはすんなりと頷き返して。そうしているうちに彼女がいつもの笑みを取り戻せば、直前の表情を解すような仕草から何となく得心がいって、関心は既に彼女の求める物へと移り)
電源って言うのは……このマンションの電気設備、であっている? まだ生きているのかしら……。


>52 千草

(問いかけに対する答えが返ってくることはなく、代わりに覗き込んだ視線の先では、彼が寒さに震えるような素振りをみせる。寒いのなら神の力で乾かしてしまえばいいと軽々に口にしないのは、現時点でその選択が為されていないからに他ならない。雨に濡れても、泥に塗れても、血に染まっても。その意思一つで元通りとなるにも関わらず”そう”しない時には、それが前向きなものであれ後ろ向きなものであれ、意図や意思が介在するものだろう。少なからず身に覚えもあることで、大仰なその仕草に何を言うでもなく、煙に巻かれたことを咎めるでもなく。ただ陽光の輝きを宿した雫が散るのを眺めては、沈黙を守ったまま、立ち上がる彼の動きを追いかけるように仰いだ。ほぼ真上を向くような姿勢となったのも一瞬だけで、屈んで視線を合わせてくれることを嬉しく思いつつ、差し出された手と彼の柔和な瞳とを交互に見つめる。それから思い出したように両手の砂埃を払っては、白うさぎを右手に抱えることで空けた左手をそっと重ねて「千草がエスコートしてくれるなら、ええ。――海水よりは淡水の方が、生活用水向きだとは思うけれど……ああ、でも。青い海、と言うのは憧れるわ。昔はヘドロの無い、きれいな青が広がっていたとか」問いかけに頷きつつ好みと言うにはややずれた答えを返し、聞き齧った話を口にしたところで、繋いだ手が思った以上に冷えていることに気が付いて。あるいは子ども体温ゆえにそう感じるだけかもしれないが、その指先を温めるようにきゅっと握りつつ、独白のような呟きを落とし)
ふふ、冷たい。でも――きっと大事な感覚だわ。

  • No.55 by 瑠璃  2022-10-02 06:10:33 

>54
>朽葉さん
そうだよ。予備電力がほんの少し残ってるみたいでね。取り出して足しにするんだよ。(話しながらも足は止めず、外壁を眺めながらマンションの側面へ向かう。理解が早くて助かるねぇ~と呟きながら足元の蔦を避けつつ全く振り向かずに進む。そういえば何に使うか言ってなかったと思い返すと、バックパックから充電式の懐中電灯を取り出して二、三振って言う。)これもそうだけど、まだギリギリ生きてる電子機器はいくつかあるんだよね。全部単純な作りのものだけどね、それこそこの懐中電灯も…点かないな…

  • No.56 by 梔子  2022-10-02 08:47:57 

>52

(自分の好きな曲…親友が好きだった曲を思い浮かべ、最初の一音を紡ぐために息を吸う…と、ふと声をかけられる。振り返って見ると自分より遥かに背が高い男性がいることに気づく。)
千草さん。リサイタル…そんな大したものじゃないと思うけど。聞いていくの?それとも寝不足?
(リサイタルと言われ、そんな大げさなものではないと謙遜し。相手の話しぶりから歌を聞くつもりだと判断して問いかける。ただ歌が聞きたいのか、眠れないから歌を聞きたいのか。…眠れないからと言って年単位で寝る人間なんているだろうか。まぁ、神だし。神なら居るのかもしれない。)

>54

哲学だねぇ…まぁ、私達は滅びたあとの世界しか知らないし、昔がどれだけ平和だったかも本でしか分からない。言葉と文字だけで伝えられる不思議な世界。…だからこそ、お伽噺に憧れるのかもしれないね。
(哲学だなぁ…そんなことを思いつつ、彼女がさっき言ったように、昔のことがお伽噺のようだと考えて)
なるほど。朽葉さんは物知りだね。…ほんとに年下?それにしても芝かぁ。ものすごく昔に見たことがあるような無いような…多分2歳くらいのときに見たことあるなぁ。ほとんど覚えてないけど。暇だし後で芝を作ってみようかな?
(自分が全く知らない知識を披露する彼女を見て、本当に自分よりも幼い少女なのだろうかと少し不安に思って。
芝と聞いて、遠いような近いような記憶をたどり懐かしむ。)

  • No.57 by 蘇芳  2022-10-02 21:19:11 

希望:蘇芳

年齢:25

性格:掴みどころのない不思議な性格。「面白い」という独特の感覚を持ち、それを経験する為ならどんなリスクも手間も厭わない、という価値観で生きている。生きている人間でさえもその感覚で値踏みしており、その人間が「面白い」と思ったら助けるし、思わなければ見捨てる。基本的に退屈を嫌い、暇があれば「面白い」事を探しに世界をさまよっている。

容姿:186cm67kg。本人自体は正確な身長を測ったことがないが、明らかに長身の部類であることは幼い時分から承知していた。黒色の天然パーマの長髪を一つ結びにしている。黒色の瞳に紅色の瞳孔をしていることで、他人からは不気味に思われやすい。蘇芳色のローブはチュニックのような形状に変化していて、大抵はそれに黒色のジップパーカーを羽織ったストリート系の格好をしていることが多い。

能力詳細:自分で己の体に傷を付ける事で、血を垂らすことにより他者の傷を癒せる力。その力はかなり強く、死んでさえいなければ大抵の傷は治ってしまう。だが、首が切断されたり炎に体が巻かれたりして血を垂らす前に死んでしまうと、どうにも出来なくなる。終末世界ではたとえ死の間際だとしても傷を治してほしくないと考える者も現れるが、本人は独特の感覚で人を値踏みし、能力を使う為、力を使っても憎まれたり恨まれたりすることも多いが、本人は能力を使うこと自体はやめたくないと考えている。

生誕と年月:十月三十一日、三年

備考:未曾有の大災害が起こった年に生まれ、生まれつき紅色の瞳孔を持っていたことから両親に気味悪がられ、15歳の時に両親に捨てられる。それにより、人と関わることに楽しみを見出せなくなり、死んだように終末世界で生きていた。その価値観が変わったのは3年前、ウツギと出会い神にしてもらった際、自身の能力と終末世界というこの世界の状況がとてつもなく「面白い」ものに感じられた為、その時から人に能力で関わることで「面白い」ことを見つけ続けるために生きている。今を生きる人間を「面白い」という感覚で値踏みし、時にはその感覚で生死さえも能力で決めてしまう為、人間は勿論、一部の神からも悪意の感情を向けられることが多いが、本人はそのことを歯牙にもかけていない。

(/ >>15で蘇芳をキープしていただいた者です。遅くなって申し訳ありませんが、PFが完成いたしましたため、ご確認いただけますと幸いです。不備等ございましたら修正いたしますので、遠慮なくおっしゃってくださいませ)

  • No.58 by 預言者  2022-10-02 21:43:42 





>>57

(/プロフィールのご提出ありがとうございます!トリックスターのような不思議な魅力を持つ素敵なご令息様が来てくださり嬉しい限りではございますが、下記の理由によりこちらへのご参加をお断りさせていただきます。
①前掲のプロフの文章との類似が散見されること。
②備考の欄に他の神様方のスタンスへの確定が見られること。
色よい返事ができず大変申し訳ございません…。この世界にご興味を持っていただき、ありがとうございました!)



  • No.59 by 匿名さん  2022-10-02 22:00:55 




(/お初にお目にかかります。魅力ある世界観に惹かれて参りました。よろしければ蘇芳のkeepをお願いできますでしょうか……?)



  • No.60 by 卯の花  2022-10-02 22:34:23 

 

>>46
(/卯の花背後です。少し日が空いてしまいましたが登録してくださりありがとうございました! しかしながら申し訳ありません、ただ今私用が立て込んでおりまして初回ロル等もう少し遅れてしまうやもしれません。手が空き次第初回を投下致しますので、今暫くお時間を下さると幸いです。)

 

  • No.61 by 預言者  2022-10-02 23:14:26 




>>59

(お越しいただきありがとうございます!興味を持っていただけたようで嬉しいです。蘇芳のキープを承りましたので、10/5の水曜日までにプロフィールのご提出をお願い致します。素敵なご令息様の誕生を楽しみにしております!)


>>60 / 卯の花様

(了承いたしました!こちらトピ説明>>6にもございます通り、リセットは一ヶ月の無言ですので、あまりお気になさらず。お忙しい中多忙の旨をお伝え下さり、ありがとうございます。どうか体調にはお気を付けくださいね!)



  • No.62 by 匿名さん  2022-10-03 01:35:49 





(/>59にて蘇芳をキープさせて頂いていた者でございます。pfが完成したので、お手隙の際で構いませんのでご確認をお願い致します!)



希望:蘇芳

年齢:17

性格: 困った人を見かけたら放って置けない優しい人物で、行動力が高く率先して神の能力を使って助ける。自分が損をするのを分かっていても助けるくらいお人好しなのは両親の教育故かもしれない。故に自己犠牲の精神も強く、神になった際に他者から忘れ去られても「皆が生きられるなら」と問題なく受け容れた。表情豊かで明るく前向き、年頃の少年らしい無邪気さも備える。

容姿: 168cm。無駄なく引き締まった男性らしい筋肉質な体つきで、所謂細マッチョ。何も手を入れていない自然な黒髪のショートヘア。瞳は日本人らしい焦茶であり、垂れ目で少々ぱっちりとした大きな瞳と、幼さが残る顔立ちもあり無垢で優しげな印象を与える。
白い無地のカッターシャツに濃紺のスラックス、上に濃いグレーのベストという学生服姿。その上に神の証たる蘇芳色のロープを羽織り、フードは被るものの深くは被らず、普段から顔が見えるようにしている。
 
神の能力: 自傷による傷から流れ出た血液で他者の傷を癒す能力。死に至るものでなければ大抵の傷を癒すことが可能であるが、重傷である程垂らす血液の量も比例して多くなる。物資が乏しい中で治癒を求める者もおり、本人の心優しい性格も相まって使う頻度はかなり多い様子。

生誕と年月:11月18日、3年

備考: 両親や親戚関係は既にほとんどが亡くなっており、僅かな友人や知人と共に懸命に生き延びていた。3年前にウツギと出会い、皆を救えるならと神になることを受け容れ“蘇芳”となった。神になり力を使って友人たちを助け続けるが、遂に全員亡くなってしまう。それでもまだ他の場所で懸命に生きる人々に手を差し伸べるべく各地を渡り歩き、人助けをしながら人々を見守っている。人としても神としても若輩者であるのを認識しており、誰に対しても敬語を使う礼儀正しい人物。
一人称は僕、二人称は神なら名前に敬称付け。



  • No.63 by 預言者/千草  2022-10-03 06:39:36 




>>53 / 瑠璃

(微細に変わる表情と、まるで宝物のように形容された酒の瓶。その瞳の焦点がこちらに合わさることはなくとも、輝きの中に鈍る憂慮の念は否応なく胸に落ちた。それでも眼前で精力的に活動する姿には、愉快の感情が先立って。くるくると働く姿に小さく笑みを浮かべ、緩慢な動きで立ち上がる。そのまま一歩二歩と距離を詰め、彼女の抱える瓶を指差しては、そのままつんと突付こうとして)はは、人間の頃かぁ。……十年も前だし、もう朧気かもなあ。ライターオイルもどきは何に使うんだ?


>>54 / 朽葉

(先程は気付くことが出来なかったが、彼女の手には──ここに至るまでの瓦礫を避けるのに苦労したのだろう──砂埃が節々に付着していた。眼前の神が瞬間的にこちらへ移動することを選ばず、自身で障害物を退けることを選んだその意味は、今は脇に避けておくこととしよう。視線が合っては外されて、短い逡巡の時間は彼女が埃を払う仕草で終わりを迎える。幼子らしい軽い力で重ねられた掌は暖かく、確かな生を感じさせた。つられて緩んだ頬を土産にもう一度立ち上がると、一度二度と瞬きをして。「青い海。俺は小さい頃に連れてってもらったらしいけど、もう記憶にないな。これから行く場所も、お世辞にも綺麗な場所とは言えないね」自身と比べて小さな手がその大きさに見合った力で自身の手を握ると同時、今となってはほぼ頓着しない感覚についての独り言が落とされる。不要と判断したその感覚が神に備わっているのは今でも不思議で、彼女が笑んで抱きしめたその” 大事 ”に首を傾げ。独白に賛同する言葉を持たぬ代わりに、せめて握られた手をごく軽い力で握り返した。彼女がこの手を離さないのならば、静寂が過ぎて耳鳴りのするようなざわめきの中、ゆっくりとその足は地面を踏みしめて行くだろう。エスコートと言うには頼りない、長閑な足取りが葉を散らす。瓦礫の山を縫うように歩いていけば、お目当ての湖が視界に入って来る筈で。倒壊した木々がその水深を嵩増ししている、抉れた地面に貯まった水。渦巻く泥の色は神の姿を映すことを拒み、ささやかな風にただその水面を揺らすのみ。少し寂しいような、悪戯げなような表情をその頬に浮かべ、傍らの少女に視線を落として)ね。湖だろ。……兎ちゃんが汚れないようにしないと。


>>56 / 梔子

ははっ、俺は君の能力の影響を受けないと思うけど……うん、子守唄代わりに聞いてもいいかな。(今のところ、他の神の能力が自身に影響を及ぼしたことはない。この場に姿を表したのは彼女の持つ音色を耳にしたかったという、ただそれだけの理由である。己が邪魔をしてしまった息を吸う音さえも美しいと感じるのは、その能力への先入観故か、はたまた事実としてなのか。他愛ない思考を笑みの裏に隠し、先の答えを待たぬまま、手近な地面に腰を下ろして。怠惰を感じさせるようなあぐらをかいた姿勢から、期待に満ちた瞳で眼前の神を見上げて)拍手の準備もできてるよ。合図はいる?


>>62 / 蘇芳様

(/プロフィールのご提出ありがとうございます。暖かな太陽のような明るさの中、それ故一抹の危うさを感じさせる素敵なご令息様ですね!不備等ございませんのでこちらで登録させていただきます。前述にもあります通り、ご自身で初回ロルをご投稿いただくか、既にご提出されている皆様方のロルに絡みをいただくかをお選びください。もしも全員と絡むことが難しければ、○人まで等、事前にその旨をご発信いただければ幸いです!)



  • No.64 by 預言者  2022-10-03 06:41:42 




▽目次(確認必須項目に※印を付けています。随時追加修正有)

>>1 概要と世界観※

>>2 NPCと用語等※

>>3 募集キャラクタ※

>>4 各種プロフィール※

>>5 展開の参照

>>6 注意事項・形式※

>>28 補足説明(Q&A)1
>>32 補足説明(Q&A)2

>>35 サブトピックについて


▼神様方の栞

【蘇芳様】>>62

【梔子様】>>37
・all宛初回ロル:>>50
・最終レス:>>56

【千草】>>4
・all宛初回ロル:>>40
・最終レス:>>63

【瑠璃様】>>22
・all宛初回ロル:>>41
・最終レス:>>55

【竜胆様】>>33
・最終レス:>>49

【朽葉様】>>27
・all宛初回ロル:>>43
・最終レス:>>54

【卯の花様】>>44

(/追加と変更を行いました。また何かご要望がございましたらお声掛けください!)


  • No.65 by レンゲ  2022-10-03 16:09:30 

>63
>千草さん
(瓶をつつかれてふむ…と一呼吸置いた後地面に瓶を置きバックパックから栓抜きと手のひらに収まらないほど大きく改造されたライターを取り出して栓を開け始める。)そりゃあライターを点けるためだよ。食べなきゃ死ぬけど生で食べると食中毒で死んじゃう。あの子みたいに。…?あの子ってどの子?

  • No.66 by 瑠璃  2022-10-03 16:12:03 

>65
(/はーい別トピの名前で発言しちゃいました本当にごめんなさい…)

  • No.67 by 預言者  2022-10-03 18:33:37 




>>66 / 瑠璃様

(/誤って名前を記入することは誰にでもございますのでお気になさらず!しかしそれよりも、>>65の瑠璃様のロルは参加条件である下限100を満たしておりません。詳しくは>>6にございます。
こちら認識の齟齬が起こっているかもしれませんので、今一度「ロル」についての当方の見解を示しておきますと、「ロル」とは「セリフを除いた人物の行動・心情・周囲の状態で、()内部に示される描写」のことでございます。今回は注意に留めさせて頂きますが、今後同様の状態が続いた場合、「瑠璃様に必要以上のご負担を強いてしまう」「トピックと瑠璃様のスタンスの違いの乖離」という理由でこちらへのご参加をお断りさせていただく可能性がございます。ご留意くださいませ。分かりにくい点がありましたらまたどうぞ!)


  • No.68 by 瑠璃  2022-10-03 19:17:10 

>67
そりゃあライターを点けるためだよ。食べなきゃ死ぬけど生で食べると食中毒で死んじゃう。あの子みたいに。…?あの子ってどの子?(瓶をつつかれてふむ…と一呼吸置いた後地面に瓶を置きバックパックから栓抜きと手のひらに収まらないほど大きく改造されたライターを取り出して栓を開け始める。アルコールの匂いが漂う中ペラペラ喋っていたがふと自分の発言に違和感を持ち、一体いつこんなふうに考えるようになったのか分からず頭を捻る。)

(/すみません!!!すっかり忘れていました!!!以後気をつけます!!!!)

  • No.69 by 預言者  2022-10-03 22:31:43 




▼サブトピックについて

「本編では伝えきれない内容を補足しておきたい」
「PL同士で交流してみたい」
「本編軸では聞き辛い質問がある」
「本編を綴る時間はないけれど、ちょっぴりでも物語に参加しておきたい」

等々様々な目的で、ご自由にお使い頂けるトピックがサブトピックです。尚こちらは【晦冥へ、手向けの百骸】に参加されている方専用のトピックとなります。参加者様の書き込みは強制ではございませんが、良ければ覗いてみてくださいね。
サブトピックはこちらから。
https://m.saychat.jp/bbs/thread/682880/

※該当トピックはセイチャット内の個人用・練習用カテゴリにございます。セイチャット内検索を使い、サブトピックの題名である「神様たちの余暇」を検索しても出てこないのでご注意を!


▽補足説明

Q1.神様同士は能力の影響を受けますか?

A.いいえ。神の能力は人にだけ影響を与えます。人知を超えた力を持つ者同士ではその作用が反発しあってしまうのか、何の結果も残りません。


Q2.神様ってなんですか?

A.神が神たる理由については諸説ありますが、一つ言えることは、「神」は「人」との二項対立の概念であるということです。


Q3.神様は海外へ行くことができますか?

A.不可能です。日本列島からは出ることができません。正確に言うならば、「個々人が日本列島と認識している範囲」から脱出することは不可能です。


Q4.神は食事・睡眠等が必要ありませんが、それらを娯楽として行うことは可能ですか?

A.可能です。しかし、もし「本当の意味での食事」をしようとすれば、材料等は自力で調達する必要があります。「神様の寝床」に帰って形状変化を使用すれば台所等を出現させることはできますが、例えば冷蔵庫に入れられた林檎等の食材はそこにあるオブジェクトとして処理されているため、正確には質量を持ちません。形状変化を使用して料理を出現させることも可能ではありますが、やはりそれも味と匂いが再現されただけのオブジェクトです。人間がこの食事を摂取し続ければ餓死します。

(/サブトピックについての説明を改訂致しました。また、疑問が出るであろう事柄・情報不足の点について補足説明を追加させていただきました。また何かあればご連絡ください!)



  • No.70 by 預言者  2022-10-03 22:43:38 




▽目次(確認必須項目に※印を付けています。随時追加修正有)

>>1 概要と世界観※

>>2 NPCと用語等※

>>3 募集キャラクタ※

>>4 各種プロフィール※

>>5 展開の参照

>>6 注意事項・形式※

>>28 補足説明(Q&A)1
>>32 補足説明(Q&A)2
>>69 補足説明(Q&A)3

>>69 サブトピックについて※

▼神様方の栞

【蘇芳様】>>62

【梔子様】>>37
・all宛初回ロル:>>50
・最終レス:>>56

【千草】>>4
・all宛初回ロル:>>40
・最終レス:>>63

【瑠璃様】>>22
・all宛初回ロル:>>41
・最終レス:>>68

【竜胆様】>>33
・最終レス:>>49

【朽葉様】>>27
・all宛初回ロル:>>43
・最終レス:>>54

【卯の花様】>>44

(/度々の変更、申し訳ございません。トピックは始動したばかりですので、もう少し期間を経れば目次の更新頻度も落ち着くかと思います…!またご要望等あればお聞かせくださいね!)



  • No.71 by 朽葉  2022-10-03 23:14:57 



>55 瑠璃

電気を……足しに? なるほど、瑠璃はそれを動かしたいのね。
(歩き出した彼女に遅れないようにと、歩幅の違い故に小走りでその後を追えば、足元を這う蔦をぴょんっと軽い仕草で飛び越える。ようやく横並びになったところで彼女の手に懐中電灯が握られれば、それが必要な理由までは分からないが、電力が必要な理由は理解したとばかりに頷いて。きょろきょろと辺りを見回して探し物は継続しつつ、電子機器というキーワードに記憶が刺激されれば、かつて耳にした言葉をそのままなぞるように口にする。そして連鎖するように浮上したその時の出来事を苦笑交じりに語っていれば、進行方向の壁面に重々しい鉄製の扉が目に入り)
確か”精密機器は経年劣化に弱い”のだとか。――壊れた発電機の停止状態を終わらせて欲しい、なんてトンチみたいなお願いをきいた事があるけれど……結果は散々よ。耐用年数と言うのにも、ちゃんと意味があるのね――と、何か見えてきたわ。


>56 梔子

うーん? 今が、ええと……大災害から25年だから……たぶん、ほとんど同じか、梔子の方が少し上くらい……かしら。
(年下なのかと問われれば不思議そうに数度瞬いた後、すぐに答えが出せずにゆるりと首を傾げる。神の外見が誕生の瞬間に時を止めるのもあるが、何より時間の感覚が鈍くなって久しく、辛うじて巡っている四季と人々が口にする大災害からの年数を元に計算する他ないためで。お互いの居場所を何となく感知できる特性から、自身より後に生じた神の出現時期はざっくりと把握しており、その記憶と目の前の彼女の外見年齢から導いた答えをやや自信なさげに口にして。それから芝の再現を試みようかと言う彼女に目を輝かせれば、今は家の制御を自身が握っているため、後ほどそれを彼女に渡す算段をして)
本当? それなら、後でわたしが一度家を出るから、ぜひ試してみて欲しいわ。


>63 千草

(彼が再び立ち上がるのに合わせて、繋いだ手が斜め上へと引かれる。当然エスコートなんて格好のいいものになるはずもなく、どこからどう見ても保護者に手を引かれる幼子の構図であるが、それに何かを思うような時期はとっくの昔に過ぎ去ってしまった。繋いだ手を辿るように彼を見上げては、紡がれた言葉に感想を一つ。「それは……少しだけ残念ね」彼の記憶にその青がないこと、思い出が風化してしまっていること、あるいは向かう先の湖のこと。どれを指していてもおかしくはない言葉は、瓦礫の間を吹き抜ける風に溶ける。やがて繋いだ手がほんの僅かに握り返される感覚と共に彼が歩き出せば、導かれるままに瓦礫の街へと足を進めた。歩きながら少しだけ視線を落とせば、目に入るのは羽織の裾。彼を示す色はいくらか水を含んで本来より色濃く、風にふわりと揺れないのが少しだけ面白くない。だからと言って口を開くでもなく足を進めていれば、目の前に現れた湖はある意味では想像通り、でもちょっとだけ抗議したいような、そんなもので。呼気のようにささやかな微苦笑を一つ零し、こちらに視線が向くのを感じて緑の瞳を向ける。複数の色を含んだ彼の表情を暫し見つめた後に繋いでいた手を離せば、一歩湖の方へと踏み出しながら、少なくとも神々からは真白に見えるであろうぬいぐるみを彼の濡れた胸元へと押し付けるようにして)
じゃあ、千草――この子を汚さないように、よろしくね?


  • No.72 by 梔子  2022-10-04 17:17:00 

>63 千草

確かにそうか…よし、歌ってあげよう。にしてもそんな期待の目で見られると流石に緊張するかな…
(確かに自分も他の神の能力の影響を受けたことが無い。そういう物なのだろうと納得して歌う準備をする。期待に満ちた目を向けられ緊張するが、せっかく聞いてくれるというのだ。緊張を振り切りくるりと後ろを向く。)
えっと…では。
(大きく息を吸い、吐くと同時に音を出す。自分で考えたことは無いが所詮子供の頃に歌っただけの拙い歌声だ。まぁ、大切なのは歌詞だ。遠い昔に消えていった楽しい思い出、未来への期待、過去への想い、願望、希望、切望…そんなものがつまった、明るいようでほのかに薄暗い、誰かが誰かのために作った歌。その誰かはとっくにこの世にいないけれど、それでも歌はこうして残っている。それも一つの希望だろうか。そんなことを思いながら歌い終わる。)
……どうでしたか!めっちゃ緊張した…

>71 朽葉

うん。多分そのくらいだと思う。
(彼女が言ったのと同じくらいだろうと打算して)
もちろん!それまでに思い出しておくよ。
(それまでに昔家の庭や公園で見たであろう芝の光景を思い出そうと目を閉じて)
なんだっけ、ピクニックだっけ。そんな感じので公園に行ったなぁ…よし。お弁当とかも思い出してみる!

  • No.73 by 預言者/千草  2022-10-04 19:56:51 





>>68  / 瑠璃

食べなくても死なないと思うけどな。少なくとも、俺たちは。
(充満する酒気の臭い、ツンと鼻を突いた気体に少しだけ眉根を寄せる。否、もしかすればその不快は、彼女がふと零した過去の残滓に微かな同情を覚えたからかもしれない。移ろう人の心が神の身に宿されているなんてお笑い草だと、半ば自嘲を込めた勝手な哀れみ。眇めた目の不自然さに気付く者は、果たしてどれほどだろう。不安定な心情を剥き出しにする傍らの神が“あの子”と繰り返すその口へ、まるで静かにと制するかのように、自身の人差し指を押し付けようとして。節くれだったその指が退けられないとすれば、にっこりと笑ってみせ)……ね、何が食べたいの?


>>71 / 朽葉

(応答は彼女によって寂寛へと性質を変え、最早郷愁とも呼べない自身の過去が少しだけ妬ましくなる。それを告げることはせず、ただ隣を歩く体温に知らずのうち瞼を伏せた。普遍となった汚泥の沈む湖の前、数瞬落ちた沈黙を破ったのは、秘密を囁く前のような吐息だっただろうか。それとも、円な瞳へ吸い込まれたのが引き金だっただろうか。どちらにせよ彼女の前では些細なことだ。取り巻く空気が乱れると同時、小さな掌の温もりが離れ、代わりに予期せぬ感覚が胸へと柔らかく飛び込んできて。然程強く押し付けられた訳では無いにせよ、不意を突かれた身体は一度二度とたたらを踏んだ。咄嗟に抱きしめた眼下の白の正体は、どうやら彼女の相棒の白兎である。命の通う動物というわけではないものの、常に彼女と共に在るその瞳には圧を感じて。徐々に状況に理解が及べば、胸の内に込み上げる可笑しみと滑稽さに自然と口元が緩む。愉快の感情を隠さないまま呵々大笑、濁色の渦巻く湖がそれに応えるようざわめいて。「……それは重大な任務を与えられたな。もし汚したら、どんな天罰が下るんだろう」珍しく天と呼んでも差し支えなさそうな空模様だったから、そんな言葉がするりと転がり落ちた。他愛無い、ともすれば皮肉げな言葉を一つに、先よりも湖面へと近づいた彼女に向き直る。白兎の柔らかな腹を確りと両手で抱えつつ、自身の顔の前まで持ち上げて。そのまま左右に揺らしながら、からかいを含んだ裏声で兎の真似を)『朽葉ちゃん、でも、ボクもキミと水遊びしたいなぁ』……なんてね。


>>72 / 梔子

(彼女が歌声を紡ぐと同時に、目を閉じたのは無意識だった。もちろん睡魔に襲われたというわけではなく、ただその歌が余りに優しかったから。どこか望郷を感じさせるような、希望を滲ませたような神の歌。そのリズムがふらりと途切れ、コンサートの終わりを告げられても、未だその余韻は身体に残る。彼女を称賛するはずの拍手を形作る手は酷く緩慢で、まばらに落ちる音は拍手というより手拍子のようにも思われた。「……すごいな。人を救う歌だ。」本心からの感想とともに、ようやく彼女からの問に答えて腰を上げる。どんな技巧より胸を打つひたむきさがその歌の根本なのだろうか。機材も何も無い侘しい会場をぐるりと見渡し苦笑を零しては、彼女の方へと歩み寄り)さて、君のチケット代はいくらなのかな。後払いになっちゃうけど。


>>72 / 梔子様

(/失礼いたします。>>72にある朽葉様宛の梔子様のロルですが、参加基準である下限100文字に達しておりません。繰り返しのようになってしまいますが、>>67でも一度こちらのロル基準を明記しておりますので、下記ご確認ください。

≫ロルについての当方の見解を示しておきますと、「ロル」とは「セリフを除いた人物の行動・心情・周囲の状態で、()内部に示される描写」のことでございます。

>>67での対応と同様今回は注意のみに留めますが、もし今後もその状態が見受けられれば、「梔子様に無理なご負担を強いてしまう」「当トピックと梔子様のスタンスの乖離」という理由で登録を解除させていただく可能性がございます。ご留意くださいませ。分かりにくい点がありましたらまたどうぞ!)




  • No.74 by 梔子  2022-10-04 21:50:10 

>71 朽葉

うん。多分そのくらいだと思う。
(彼女が言ったのと同じくらいだろうと打算して)
もちろん!それまでに思い出しておくよ。
(それまでに昔家の庭や公園で見たであろう芝の光景を思い出そうと目を閉じて)
なんだっけ、ピクニックだっけ。そんな感じので公園に行ったなぁ…よし。お弁当とかも思い出してみる!いい感じに思い出せたら一緒に食べよう!お腹には貯まらないけど…きっと楽しいよ。
(昔シェルターの中で見た絵本。その中に書かれていた友達や家族と外に出かけてご飯を食べるピクニック。外に出れないあの頃の私には、とても素敵なことに思えた。いつか行きたいとは思っていたけれど、結局人間のときは危ないから家族とも友達とも行けなかった。でも今は神だし、こうして話せる人もいる。憧れていたピクニックに擬似的でも行けるのはとても嬉しいことに感じて)

(/申し訳ありません…以降気をつけます。)

  • No.75 by 蘇芳  2022-10-05 20:00:23 





>ALL


(雨がしとしと降り注ぐ中フードを被り、ひょいひょいと軽快な動きで瓦礫を越えながら歩く。誰もいない、雨音と己の足音のみが響く世界を、少し寂しく思いながらも進めていた矢先、コツンと当たるものがあった。見下ろしてみると動物の亡骸があり、恐らく当たったのは骨だろうと推測しつつ、その場所の土を掘って亡骸を埋めて、木の枝を立てて小さな墓を作る。そうして出来上がった墓を前に手を合わせて冥福を祈りながら、ポツリと呟き)

助けてあげられなくて、ごめんね。どうか安らかに……。






(/絡み文の投下が遅くなり大変申し訳ございません。蘇芳の背後でございます。参加許可と素敵なお言葉を頂けて嬉しい限りです。これから愚息共々よろしくお願い致します。
それとドッペルの件でお願いがございます。皆様と絡みたいのは山々なのですが、当方のキャパシティですと【お二人まで】が限界でございまして……レスペースもリアルの都合上まったりになってしまいますので、ご承知頂けますと幸いでございます。
長々となりましたが、改めましてよろしくお願い致します!)




  • No.76 by 預言者/千草  2022-10-06 20:31:29 





>>75 / 蘇芳

(珍しくもない雨の下を歩く中、ふと感じた気配に顔を上げる。どうやら近くに同類の“神”が存在しているらしい。短い逡巡の後にふつりと姿を消したのは、蘇芳色の彼の前へ姿を表すため。軽く濡れた羽織が雫を散らし、その露を合図に姿を掻き消して。果たして目当ての神は静かに佇んでいた。袴に合わせた足袋がトンと地を踏みしめる直前、耳に届いたのは優しく死を悼む声。小枝の墓標を彼の肩越しに見詰めては、腕を組みつつ背後から覗き込んで。屈み込むような姿勢のまま、穏やかな声で問いかけを)……こんにちは。誰に祈りを捧げているの?

(/ご参加いただきありがとうございます。絡ませて頂いたのですが、「他の方とも交流してみたい!」「他の展開がやってみたい!」等あれば締めを回させて頂きますのでお声掛けくださいませ。それでは、楽しんでいただけることを願っております!/蹴り可)



▽目次(確認必須項目に※印を付けています。随時追加修正有)

>>1 概要と世界観※

>>2 NPCと用語等※

>>3 募集キャラクタ※

>>4 各種プロフィール※

>>5 展開の参照

>>6 注意事項・形式※

>>28 補足説明(Q&A)1
>>32 補足説明(Q&A)2
>>69 補足説明(Q&A)3

>>69 サブトピックについて※


▼神様方の栞

【蘇芳様】>>62
・all宛初回ロル:>>75

【梔子様】>>37
・all宛初回ロル:>>50
・最終レス:>>74

【千草】>>4
・all宛初回ロル:>>40
・最終レス:>>73

【瑠璃様】>>22
・all宛初回ロル:>>41
・最終レス:>>68

【竜胆様】>>33
・最終レス:>>49

【朽葉様】>>27
・all宛初回ロル:>>43
・最終レス:>>71

【卯の花様】>>44
・最終レス>>60

(/追加と修正を行いました。「こうした方がいい」「ここはこうじゃない?」等あればお気軽にご相談ください!)



  • No.77 by 瑠璃  2022-10-08 16:18:26 

>71
>朽葉さん
多分あれは電気室…だといいね。それで…終わりを終わらせる、ねぇ…それができたら人類は今頃厄災の前に戻れているだろうね。………ね…ねぇ、その理屈で言えば死んだ人間の死という状態を終わらせればさ、その、生き返るのかな。(斜め下からの声に応えながら大きな鉄扉に近づいて行く。顎に手を当てて揶揄するような口調で話しながらも彼女に祈った人間たちに少しだけ同情する。きっと自分も同じ立場ならやっていた、と人間だった頃について思い出しているとある一瞬思いついてはいけない思考にたどり着き足を止めて話す。声は震え肩に力が入っている。ここ数年単位で初めてかもしれないほど感情が揺さぶられ先程否定されたばかりの話をもう一度確かめる。)

>73
>千草さん
んむ(突き出された人差し指を特に抵抗なく受け入れる。というより手が塞がっていて防ぎようがなかった。)
あ~そうだね…やっぱり肉かな、神戸牛でも松坂牛でも…和牛が食べた~い。(指から顔を引いて離しまた作業に戻りつつ話す。最早断片の一欠片すら残っていない崩壊前の記憶ではなく、生き残った友人がかつて言っていた和牛というものを適当に口調を真似て話す。実際のところ食べたいものなどなく死なないためにとりあえず食べているだけであり大して味も分かっていないのだが。)

(/お久しぶりです、別トピに浮気してました…!!)

  • No.78 by 朽葉  2022-10-10 14:05:38 



>73 千草

(不意打ちのように真白い塊を押し付けた先。彼の腕がそれを受け止めたのを見て取れば、そのまま湖の方へと数歩進み、振り向きざまに後ろ手を組む。彼を見上げる表情はどこか悪戯で、上がった口角と僅かに細められた瞳は、無邪気と言うには少しばかり思惑が多過ぎるだろうか。彼の口元が緩んだことに静かに笑みを深めたのも束の間、一瞬の静寂を押し流すように哄笑が空気を振わせれば、つられるように鈴を転がしたような笑い声を響かせて。やがて発作のようなそれが沈静化すれば、彼の軽口に視線を蒼穹へと移し「んー……世界が終わってしまうかも?」のんびりとした口調で事も無げに、それからほんの少しだけ寂しげに口にしたのは、きっとこの場限りでのみ許された一言。与太話の代名詞のような台詞も、神となった身では些か真に迫り過ぎている。しかし人間の耳に入れば恐慌の一つや二つは引き起こしそうなその言葉も、ここでは神々の鼓膜を揺らして風に溶けるのみ。彼がこちらへと向き直るのと同時に天を仰いでいた視線を戻せば、揺れるうさぎとその背後から聞こえるやたら高い声に、堪え切れなくなったように笑みを零して「ふふっ……それはまた今度。だって、黒うさぎになってしまうもの!」そう言い残せばくるりと踵を返し、軽い足音を立てて湖へと駆け寄る。しかし濁った湖面が目の前に迫っても一切減速する様子はなく、その勢いのままにぴょんと跳べば、着水と同時に盛大に水飛沫が上がって。陽光を受けて黒くも輝く飛沫を頭から被りつつ、思いがけず水底に足が付いたことにきょとんと首を傾げ)
――っ、わ……思ったよりも浅いのね。わたしの腰ぐらいまでしかないわ。


>74 梔子

まぁ、歳を重ねている実感はあまり無いのだけれど……神も、成長したら良いのに。
(彼女との会話で久々に歳月へと意識を向け、計算した自身の年齢にも少しばかり衝撃を受ける。長いような短いような、そんな曖昧な感覚を掴みかねている様子で、ぼんやりとした表情で独り言のような呟きを落として。しかしじきに話題が芝生からピクニック、そしてお弁当へと移れば、一転して穏やかに微笑み「お弁当、昔一度だけ作ったことがあるわ。……と言っても、保存食を空き容器に詰めただけなのだけれど」今となっては褪せてしまった記憶。思い出す度にいつか擦り切れてしまうのではないかと思いはするけれど、どうやらまだその時ではないらしい。何かを懐かしむように目を細めては、彼女の提案に大きく一つ頷いてみせて。笑顔を向けて賛同しつつ、軽い動作で椅子から飛び降りれば教室のドアの方へと向かい)
ええ! いい考えだと思うわ。芝生を眺めるだけじゃ味気ないもの。――それじゃあ、わたしは一度外に出るわね。


>75 蘇芳

(久方ぶりに神の力を使って移動した先は、生憎の雨模様。ケープを雨除けのポンチョに、ショートブーツを長靴へと変化させれば、近くに生えていた植物の大きな葉を、傘の代わりに一枚拝借する。そうして冷たい雨粒から逃れることができれば一息つき、そこでようやく、近くに他の神の気配があることを感じて。せっかくだし挨拶でも。そう考えて気配の方へと足を進めれば、いくつもの瓦礫を迂回した先、手を合わせて俯く姿が見える。視界が悪く、この距離ではその足元に何があるのかまでは判別できない。故に水たまりをぱしゃぱしゃと踏みながら近づいていけば、ごく小さな墓標がようやく目に入り、雨音の中でも不思議と通るような声で問いかけて)
――誰かのお墓? 蘇芳は今日も熱心ね。

(/初めまして!朽葉とその背後でございます。終末世界を歩く隣人として一緒に物語を楽しめたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
早速絡ませていただきましたが、お相手は二名までとの事ですので、機を見てやり取りを回収したり、他の参加者様へ繋いだりなどの対応も可能です。その際はお気軽にお声掛けくださいませ!)


>77 瑠璃

(何て事のない過去の失敗話を苦笑交じりに語っていれば、不意に隣を歩く彼女が足を止める。二、三歩先に進んでしまってから同じように立ち止まり、どうしたのだろうかと振り返ってみれば、いつになく震えている声が質問を紡いだ。それは終末世界では誰しもが描く夢。彼女の浮かべる表情も、その問いかけも、幾度となく繰り返されてきたものの一つ。相手が神であると言うことにほんの少しの驚きはあれど、だからと言って何が変わる訳でもない。いつだってそうしているように穏やかな、それでいて諦観の滲んだ微笑を浮かべれば、新緑の瞳で彼女を見上げて口を開き)
そうね、まず――わたしはきっと、あなたが望む答えをあげられない。その上で問うのなら、死を終わらせたらどうなるのかと言う”もしも”を語ることはできるけれど……聞きたい?


  • No.79 by 梔子  2022-10-10 15:08:58 

>73 千草

あはは、ありがとう。まぁ、その歌で誰も救えてないのが現状だよ。
(軽く笑いながら感謝して、少し目を伏せて相手の言葉に対し否定する。)
チケット代?そうだなぁ…じゃあ夕焼けが綺麗に見える場所知らない?最近見れてないから見に行きたいんだ。
(チケット代、最近はあまり聞かないであろう表現を耳にして少し笑いつつ、きれいな景色が見える場所を知らないか尋ねる。最近はいい天気では無いし場所も見つからないためしばらく夕焼けを見ていない。彼なら何処か知っているだろうかと考えて)

>78 朽葉

成長しなくなってから時間感覚も曖昧になったからね。成長するならもうちょっと一日一日を大切に生きていけるかもしれない。
(すっかり時間感覚が曖昧になり、今日がいつかも分からなくなってしまった。それに明日があるから良いだろうという思考になりつつある。人間だった頃はもっと時間を大切にしていたことを思い出して)
そっか。それもいい思い出じゃない?
(保存食を空き容器に詰めただけでも立派なお弁当だし、そもそも昔で言う普通のお弁当を作る方が難しい。まぁどちらにせよいい思い出になるだろうと考えて)
はーい。じゃあ…
(彼女が部屋から出ると、たちまち部屋の内観が変わっていく。学校のようだった下駄箱や教室机は塵と消え、かわりに足元から緑が広がる。緑が鮮やかな芝に花壇、赤い屋根の一軒家…自分が住んでいた家の外観をわずかに思い出し、それと似たものを形作る。最後にレジャーシートとお弁当が現れて変化が終わる、と思いきや少し欲が出てお菓子も出てくる。)
できた。なんだか懐かしい感じだなぁ。よし、お弁当も芝生もできたから入っていいよ!ちょっと邪念が入ったし完成度はあんまりかもだけど…

  • No.80 by 朽葉  2022-10-11 00:15:30 



>79 梔子

(彼女の返事に対してひらりと手を振ったのを最後に教室を後にして、駆け足で偽りの廊下を進む。やがて昇降口から外へと出れば思念によって形作られた幻の校舎は掻き消え、同時に神の家の制御が自身の手を離れたのを感じた。一つ深呼吸をしてから再び家の扉をくぐれば、眼前に広がるのは一面の緑。思わず感嘆の声を上げ、優しく吹き抜けた風と眩いばかりの陽光に目を細める。彼女が呼ぶ声が聞こえれば大きく手を振って了承を返し、青空に映える赤い屋根を目印に、さくさくとした芝の感触を楽しみつつ歩いて行って。やがて花壇の花々に囲まれた、一軒家の庭のようなスペースまでやって来れば、レジャーシートの上に準備されたお弁当とお菓子に口元を緩めて)
わぁ……! すごい、本格的ね。お弁当に……ふふっ、お菓子まであるわ。


  • No.81 by 千草  2022-10-12 20:18:50 




>>77 / 瑠璃

肉かぁ……。神戸牛はブランド…?だったらしいね。そう教わったことがある。(伸ばした手が除けられることはなく、話題が少しでも逸れたことにホッと内心で胸をなでおろし。彼女の口調が若干の変化を見せたことを少しだけ気にしつつも、役割を終えた人差し指をその顔から退けて。先程彼女の口を封じた手をそのまま腰の後ろに回し、手元を覗くように屈み込む。視界に映るのは前衛的なデザインの大きなライター。相手の手にする“それ”に視線を向けながら)ちょっと俺にも触らせてよ。そんなライターは見たことがないんだ。


>>78 / 朽葉

(冗談と真実の間合いのような曖昧な天罰。否、この状況下ではどちらかと言えば真実の度合いが大きいかもしれない。彼女の内心の揺れを表しているようで、それは勝手な共感を生んだ。ほんの短い間共犯の笑みが重なっては、そしてまた異なる笑いに上書きされて。戯れとも取れる言葉を合図に、躍動する彼女の幼い肢体は一瞬だけ視界を外れ、濁色の湖の中へと吸い込まれる。思わず踏み出しかけた足がその場でピタリと止まったのは、背景を彩る水飛沫があまりに美しく見えたため。一瞬の間を置いては映る景色に息を吐く。抱きしめた白兎に汚れがついていないかちらりと確認し、彼女の相棒を腕に凭れさせたまま、小さな拍手を落として。それは躊躇いなく湖に身を浸した思い切りへの称賛と、美しいものを見せてくれたお礼の意。まるで瞬間を切り取ったようなこの風景を、恐らく自身は長く覚えていることだろう。浅い水深の中汚泥を被る彼女はそれでも楽しそうで、釣られたようにまた足がそちらへ向かう。袴に隠れていた地味な雪駄に水が染み込み、静かに波紋を作った。眠る白兎を今度は片腕に移して確りと抱え、水が掛からないように避難させて。羽織の裾が浸るのも構わず屈み込み、もう片手を湖面に突っ込んでは汚れた手を眺め。もう一度立ち上がった際に視線が動いた先は彼女の纏う朽葉色。五指に纏わり付く破色と見比べては、口元から出掛かった問いかけを咳払い一つで誤魔化して。代わりに何とも唐突な質問を)ねえ、朽葉は──何色が好き?


>>79 / 梔子

夕焼けか、君らしいね。
(軽率な発言だったかもしれない。彼女が瞼を下ろすのを視界に入れては、笑みの裏にそんな後悔を隠して。“そんなことはない”と否定しかけた言葉はその一文字目を象ることに終止して、結局相手の要求のみに言葉を返す。彼女の歌を楽しんでいる内に時刻はそろそろ昼を過ぎようとしており、傾きかけた太陽が空を暖かく染めるまで、それほどの猶予もない。顎の下に手を当てて暫く考えていたものの、ふと思いついたように顔を上げて。徐ろにその場へと胡座をかくと、自身の膝を軽く叩いては)……俺前にさ、保護者の膝で、こうやって夕日を見たことがあるんだ。おいでよ。



  • No.82 by 朽葉  2022-10-15 17:00:09 



>81 千草

(景気よく上がった水飛沫が湖面にいくつもの波紋を描き、時に重なり、時に打ち消し合うように揺らめく様を眺めていれば、耳に届いたのは小さな称揚。応えるように濡れた片手を胸元へと添え、もう片方の手で水中で揺らめくスカートの裾を摘まめば、澄まし顔でちょこんと一礼してみせる。しかし伏せた表情はすぐに口元から緩み、舞台の上の役者じみた所作も長くは続かず、顔を上げる頃にはすっかり楽しげな笑みを浮かべていて。「――ふふ、冷たい!」小さな湖の中から彼を見上げて、今度は独白ではなくただの主張として先刻と同じ音を紡げば、両手で水面をぱしゃりと揺らす。湖畔に屈んだ彼の手が水中へと沈み、同じ色に染まるのを眺めている間にも、枯野のケープは裾から汚泥を吸い上げて、じわりじわりと暗色を広げていった。見えない何かに纏わりつかれているかのように身体が重く、足の先から冷えていく感覚は、まるでいつか誰かが語っていた”終わり”のようだ。底があるこの場所ではどこまでも沈んでいくことはできないけれど、あるいは頭まで浸かったのなら。あの日失ってしまったかもしれないものを、少しは身近に感じられるのだろうか。何の姿も映さない湖面へと視線を移したところで、不意の問いかけにぱっと顔を上げて、その意図を図りかねているかのように数度瞬き)
……緑色。それから今は、ウツギがくれたこの色も好きよ。


  • No.83 by 蘇芳  2022-10-15 18:52:22 






>76 千草

こんにちは。

(祈りを捧げている最中に同じ“神”の気配を感じるものの姿勢を崩さないでいれば、やがてはっきりとした気配を背後に感じた。その背後にいる同じ“神”の挨拶と問いかけが耳に届くと、挨拶を返しながら祈りの姿勢を崩してはゆっくりと立ち上がり、振り向いて視界に声の主の姿を捉える。穏やかな声音から敵対の意思は感じないのでこちらも警戒することはなく、柔らかな笑みを浮かべながら問いかけに答えようと再度口を開いて)

あぁ……通り掛かりに動物の亡骸があったので……種類とかは分からないのですが、助けられなかったからせめてこれだけは……と思いまして。





>78 朽葉

通りがかりに動物らしき亡骸がありましたので、助けられなかったからせめてこれだけは……と、思いまして。もう亡くなった命に対して、僕に出来るのはこれぐらいしかありませんから。

(祈りを捧げていれば後方に同じ“神”の気配を感じる。暫くすれば水溜りを踏む音も聞こえて来て、背後に確実な気配を感じると同時に足音も止まり。誰だろうなと考えていれば雨音の中、よく通る声が聞こえてきて正体を確認すれば、祈りの姿勢を崩してから苦笑いを浮かべつつ言葉を紡ごうと口を開き。亡くなったものを救うことが出来ない無力さを痛感しつつ、ゆったりとした動作で立ち上がって振り向き、自分に声を掛けた主を視界に捉える。柔和な笑みを浮かべて改めて挨拶をしようか)

こんにちは、朽葉さん。


(/返信が遅くなり申し訳ございません。蘇芳背後でございます。絡んで頂き、またお気遣いもありがとうございます。愚息共々これからよろしくお願い致します。何かございましたら遠慮無くお声がけくださいませ!/蹴り可)






  • No.84 by 千草  2022-10-17 00:24:35 




>>82 朽葉

ふふ、そうなんだ。この子は白いから、君は白が好きなのかと思ってた。
(美しい礼の仕草は、この場所が汚泥に塗れた場でなければ更に映えただろうか。幼気な姿とは裏腹の洗練された仕草は、彼女の持つ芯の強さを表しているように思えて。無邪気とも取れる小さな戯れとも相俟って、勝手な感傷が巻き起こり。先程口を衝いて出掛けたのは『自分の色は好き?』なんて問で、代替とした質問にはじめ投げかけられたのは瞬きだった。次いで耳にしたその色はこちらを見上げる緑色、自身の羽織るその色と似た彼女の瞳に思わず息を呑む。そうして羽織らされた色への見解をいとも簡単に口にする彼女は、何だかとても眩しく見えた。静かな笑いを手土産に、片腕で抱き締めていた白兎を胸の前に掲げながら、予想が外れたことを告げて。「君は強いね。俺はまだ、この羽織の色が好きかどうか分からないや」千草色の羽織は青みを帯びた緑色、その色は今や泥に汚れて斑の模様を描いている。重たく水を含んだ羽織と髪を揺らした風に目を細め、また相手へと視線を戻して。すっかり変色してしまった互いの色へと焦点を定めると、わざとらしく眉根を寄せ。少々演技臭いその表情を見せつけたなら、今度は不意に空を見上げようか。時刻のせいか翳り始めた天の色を、見るともなしに眺めては)……帰ろうか。君の色が染まっちゃう前に。──それに、なんだか乾かしたくなってきた。

(/失礼致します。キリが良い為この辺りで朽葉様との場面を回収しようと思うのですが、いかがでしょう?次の場面ではこの場面と地続きにして、「神様の住処」、「周辺の廃墟や野」等で夜を明かすか、全く違う時間軸で異なる場面を展開するか等、見解をお聞かせ願えれば幸いです!もちろんこのまま続けて頂いても、また小休止したいというご要望でも構いませんので、その場合は遠慮なく仰ってください!)


>>83 蘇芳

君らしいね。……優しいな。
(どうやら“誰を弔っているか”ではなく、“何を弔っていたか”が正しかったようだと、脳裏で少々冷たいことを考える。まだ成長途中の稚さを残した少年の瞳に眦を緩めながら、二度三度と頷いてみせて。柔和な表情を浮かべる彼の頭に思わず伸びた手は、傍らの墓で眠る生命への悼みの意味もあるだろう。気紛れに伸ばした手のひらが受け入れられれば、少年らしく無造作に流れた黒髪を柔らかく撫でようか。それが成功に終わるかはともかくとして、目線を合わせるようにしながら、少々気楽に過ぎるとも取れる言葉を零し)俺にも弔わせて。花でも摘んでくれば良いかなあ。


  • No.85 by 瑠璃  2022-10-17 03:25:42 

>78
>朽葉さん
っ!!…だよね、知ってた…(穏やかな声で諦めたように言われ一瞬爆発するように怒りが噴出しかけ、しかし一瞬で鎮火する。彼女の力から考えても今まで幾度となく聞かれてきたのだろう、もしくは実際に試したかもしれない、と冷静な部分で考える。しかし激情がどうしてなんでと繰り返す。十数年ぶりというほどの感情の発露にまとまらない思考の中、かろうじて口を動かすも大したことは話せない。)…聞きたい、聞かせて。

>81
>千草さん
良いよ!…っと…はい。継ぎ目気をつけて、尖ってるから。(もはや存在しない高級ブランド牛の味を想像しつつ聞いてるのか聞いてないのか分からない顔で酒を詰めていたが、ライターに話題が移ると得意げな声色に変わり作業を中断してまで栓を閉じ立ち上がる。ガラスと鉄とプラスチックとその他何やら赤青様々な色の何かで作られたそれは明らかに安全性を無視したものであり、精製された崩壊前のライターオイルすら入れるのを躊躇う物だ。実際に少し入れたはずの酒が隙間から滲み出ている。しかし本人はどこか誇らしげに見えないこともない張り付いた笑顔でライターを手渡す。)

  • No.86 by 預言者/千草  2022-10-20 13:13:48 



>>85 / 瑠璃

……これ、火は漏れない?大丈夫かな。(どこか作られたような、誇らかな表情で手渡されたライターは、やはり人が使うには危なげな特徴を有していて。滲んだ酒がライターを握った手の内へと垂れ、冷たいその液にわずかに眉をひそめ。外傷により死を迎えることは無いと分かってはいても、どうにも躊躇ってしまうのは人であった頃の性ゆえか。眉間に小さな皺を刻んだまま口の端に苦笑を浮かべ、親指でライターを探る。無事に着火装置が探りあてられたのなら、それを強く押し込んでしまおうか。正しく使用出来たかどうかは兎も角として、それを機に大きな火花が上がるだろう。火花がぱちりと散ったとすれば、突然の事態に思わずライターを手放してしまって)っと──!


▽目次(確認必須項目に※印を付けています。随時追加修正有)

>>1 概要と世界観※

>>2 NPCと用語等※

>>3 募集キャラクタ※

>>4 各種プロフィール※

>>5 展開の参照

>>6 注意事項・形式※

>>28 補足説明(Q&A)1
>>32 補足説明(Q&A)2
>>69 補足説明(Q&A)3

>>69 サブトピックについて※


▼神様方の栞

【蘇芳様】>>62
・all宛初回ロル:>>75
・最終レス:>>83

【梔子様】>>37
・all宛初回ロル:>>50
・最終レス:>>79

【千草】>>4
・all宛初回ロル:>>40
・最終レス:>>84

【瑠璃様】>>22
・all宛初回ロル:>>41
・最終レス:>>85

【竜胆様】>>33
・最終レス:>>49

【朽葉様】>>27
・all宛初回ロル:>>43
・最終レス:>>82

【卯の花様】>>44
・最終レス>>60

(修正を行いました。ご指摘やご質問等あればお気軽にどうぞ!)


  • No.87 by 預言者  2022-10-21 22:14:14 



▼サブトピックについて/2

試運転も兼ねて、サブトピックにてハロウィンイベントを開催いたしました。今後番外的なイベントはサブトピックへ、本編で起こり得るイベントはこちらのトピックへと記載しようかと思っています。ご意見やご提案、ご指摘等ございましたらお気軽にどうぞ!


▽目次(確認必須項目に※印を付けています。随時追加修正有)

>>1 概要と世界観※

>>2 NPCと用語等※

>>3 募集キャラクタ※

>>4 各種プロフィール※

>>5 展開の参照

>>6 注意事項・形式※


>>28 補足説明(Q&A)1
>>32 補足説明(Q&A)2
>>69 補足説明(Q&A)3

>>69 サブトピックについて 1※
>>87 サブトピックについて 2
【ハロウィンイベント開催中です】


▼神様方の栞

【 蘇芳様 】
キャラプロフ:>>62
all宛初回ロル:>>75
最終レス:>>83

【 梔子様 】
キャラプロフ:>>37
all宛初回ロル:>>50
最終レス:>>79

【 千草 】
キャラプロフ:>>4
all宛初回ロル:>>40
最終レス:>>86

【 瑠璃様 】
キャラプロフ:>>22
all宛初回ロル:>>41
最終レス:>>85

【 竜胆様 】
キャラプロフ:>>33
最終レス:>>49

【 朽葉様 】
キャラプロフ:>>27
all宛初回ロル:>>43
最終レス:>>82

【 卯の花様 】
キャラプロフ:>>44
最終レス:>>60

(/目次及び栞を更新致しました。無言一ヶ月で登録解除ですので、期限の一週間前を過ぎましたら栞にてお知らせ致します。)


  • No.88 by 梔子  2022-10-22 19:10:14 

>80

うん!頑張って思い出してみたよ。お菓子は…予定に無かったな…
(懐かしさと嬉しさからか満面の笑みを浮かべて答える。お菓子はビスケットにチョコレートにキャラメルと、昔見たことがある…要するに、最近は見かけないものばかりだ。)
お弁当とお菓子はね、結構昔に見たことあるやつなんだけど…味まで再現できてるかな…
(不安に思いつつもお弁当の蓋を開けてみる。中身はおにぎりに唐揚げ、プチトマトに卵焼き…絵本に出てくるような、いかにも普通な、そして美味しそうなごはんが入っている。2歳の頃ピクニックに行って、家族と一緒に食べたお弁当だ。味がどうなのか心配しながら恐る恐る一口口に運ぶと、懐かしい味が広がった。美味しい。)
…うん。美味しい!味も大丈夫そうだ。はい、朽葉さん。口に合うかはわからないけど、どうぞ!

>81

…なるほど膝に座れと!まぁいいけど…私は子供扱いなんだね?
(相手の意図を図りかねて少し考える。数秒後、膝に座れと言う意味だと気づいて、そっと座ってみる。相手の胸元に寄りかかってみれば、自分の背の低さを実感して)
身長差が目に見えて分かるなぁ…ちょっと悲しい…。千草さん背高いよね。何食べてたらそんなに背が伸びるの?
(自分の背の低さを嘆きながら疑問を問いかける。自分の家族や友人には、長身の人が少なかったためか、彼の姿は本当に大きく見える。)
父さんも母さんも親友も、皆背は私より少し高いくらいだったのに…千草さんに始めて会ったときすごいびっくりしたよ。…そうだ、夕焼け!忘れてた!

  • No.89 by 朽葉  2022-10-23 16:07:08 



>83 蘇芳

――こんにちは、蘇芳。
(耳に届いた言葉に数回瞬いたのは、彼の献身が人間以外にも向けられていることへの驚き故。しかし彼が振り返る頃には柔らかな笑みを浮かべ、同じように挨拶を返して。それから数歩足を進めて小さな墓標の前にしゃがみ込めば、傘代わりにしていた葉を軽く地面へと突き刺す。そこに眠るいきものへの手向けのように、あるいはただの雨除けのように。ちょいちょいと葉に触れ、やがて納得のいく角度になれば満足そうに一つ頷いてから立ち上がり、朽葉色のポンチョのフードを被りつつ口を開いて)
ね、蘇芳。この子がまだ生きていたのなら、あなたは助けた?


>84 千草

――さて、ね。生きた時間の半分以上も眺めていれば、愛着も湧くというものだわ。
(思わずローブの色について口にしたのは、彼の視線がそれを捉えていたからだろうか。思いがけない評価を貰ってくすりと笑み零せば、肯定も否定もせずに肩を竦めてみせて。折り合いがつくだけの時間があったからなのか、折り合いがつくほどしかこの色のない時間を過ごさなかったからなのか。考えても分からないような事は一旦脇に置き、今一度彼の言葉を反芻してみる。己の纏う色が好きかどうか分からないと口にする彼は、自身よりはよっぽど大人の出で立ちをしているけれど、何故だか迷子のように思えてしまう。しかしその極めて個人的な感想が対人関係において失礼であることは分かっているし、慰めも激励も今は何だかしっくりこない。故に常と変わらない穏やかな微笑を向ければ、先ほどの回答の延長のように口を開き。「そう。でも――わたしは千草の色も好きよ」大地に萌ゆる種々の草と、広く続く空とを掛け合わせたような色。親近感を覚えるのは、自身の瞳と通ずるものがあるからだろうか。努めて無邪気に感想を口にしては、互いの色と空を見上げる彼の視線を追うように天を仰いで。「……ふふ、それは何よりだわ」そうと決まればちゃぷちゃぷと水面を揺らしつつ岸へと向かい、水遊びの終わりを告げるように控えめな水飛沫を上げつつ、水中から身体を引き上げて)

(/お声掛けくださりありがとうございます。場面回収、賛成でございます!どのご提案も大変魅力的なのですが、せっかくなので地続きの場面としてどこかで夜を明かしたりできればと思いますが、如何でしょうか?)


>85 瑠璃

(何百、あるいは何千と繰り返していれば、ある程度の傾向は見えて来るもの。とは言え一人として同じ存在はないのだから、一瞬垣間見えた激情は彼女だけのものだ。許すように、受け入れるように、薄らと微笑む表情には慈愛すらも滲ませて。いつか見上げた偶像と同じに、しかし決定的な差をもって、彼女の求めに応じて口を開き。「そもそも”死を終わらせた先に生があるのか”と言う問題はあるけれど――仮に、生前と全く同じ状態に戻ったとするわ。その人が嘆くのか、喜ぶのかは分からない。でも……一つだけ確かなことがあるの」そこまで言って一度言葉を切れば、視線を伏せて息を吐く。呼吸ひとつ分の時間を置いてから、白うさぎを抱き締める腕に僅かに力を込めて。「――その人はね、もう二度と死ぬことができなくなる。永遠に終わりを失ってしまう。他の誰もが居なくなっても、世界が滅んでしまっても、どんなに望もうとずっと、ずぅっとよ」きっと人間は、それに耐えられるように作られてはいない。だからこそ死と言う終わりが初めから与えられているのだろう。そんなことを考えながら再度視線を上げれば、確かな意思を宿した瞳で彼女を見上げてきっぱりと言い切って。次いでふと表情を和らげれば、無邪気な少女の様相で微笑み)
だから、生物の死を終わらせることはしないと決めているの。――と、ここまでが神様としてのお話。……わたしはね、”朽葉”となった事に意味があるって信じたい。死こそが不可逆な終わりで、この力はそれを与えるものだと思うから、わたしは――終わり奪うのではなく、与える存在でいたいのよ。


>88 梔子

(例え神の力による夢幻だとしても、目の前に広がる光景はどこまでも長閑で、優しくて、温かい。彼女の幸福な思い出に触れているような気持ちになって自然と表情も綻べば、きちんと靴を揃えてからシートの上へと上がる。腕の中の白うさぎを傍らに座らせ、お弁当を味見する彼女の様子を伺えば、その反応にくすりと笑みを零し。「ありがとう。それじゃあ――えっと、いただきます」勧められるままに手を伸ばそうとして、何かを思い出したように一度引っ込める。確か食前にはそれ専用の挨拶があったはずだと記憶を辿れば、両手を合わせてから再度お弁当へと手を伸ばして。空腹などと言う感覚はもう薄ぼんやりとした記憶でしかないけれど、こうしていざ食事の真似事をするとなると、食欲が湧いてくる気がするから不思議なもので。お弁当を一口口にして咀嚼すれば、いつかを懐かしむように目を細めて)
美味しい……うん、確かにこんな感覚だったわ。思い出させてくれてありがとう、梔子。


  • No.90 by 瑠璃  2022-10-26 16:13:21 

>86
>千草さん
あ…(手渡したライターが落下していくのをぼんやり見つめる。飛び散った火花は滲み出るように表面についた酒に引火して燃え上がり小さく表面を覆う。やはり質が悪すぎたか爆発はしないようだが地面に衝突しいくつかの部品と細かいガラス片になったかつてのライターは手を突っ込んで拾うには明らかに危険な程度の火が覆っている。地面に衝突した時飛び散った酒は燃えながら周囲に撒き散らされただろう。ほとんど反射で立ち上がって)

>89
>朽葉さん
あぁ…あぁ、そうだよね。(話を聞くうちに俯いていき最後の一言を聞いた後一拍開けてそのまましゃがみ込む。散々絶望しておいて今更再び期待した自分に嫌気が差すような気になり頭を抱えて聞いたことを後悔しながら言う。そういえば自分は人間じゃなかったんだった、としばらくぶりに思い出し先程から戻りかかっていた正気を完全に取り戻してしまう。顔をゆっくりと上げ自分より小さいはずの彼女を使い方を思い出した真実の瞳で見上げながら噛み締めるように言う。)そんなもんだよね、これ。ごめんね、そっか。

  • No.91 by 千草  2022-10-26 22:31:10 



>>88 / 梔子

あはは、子供扱いしてるわけじゃないよ。……いや、してるのかも。背が伸びたのは遺伝子のおかげかな?(自身よりも幾らか身長の低い相手は言葉通りに膝へと落ち着き、その体温に思わず笑い声を漏らす。彼女の嘆きに愉快げな笑みを深めつつ、胸元にかかる重みを確かめては、後ろから手を伸ばしその腹の前に回そうと。後ろから抱きしめるように伸ばした腕が除けられないとするならば、目線よりも低い彼女の頭に軽く体重を預ける形で顎を落ち着けて。視線の先は落ちかけている陽の向こう。何かを考えているような数秒の沈黙が落ちたあと、ぽつぽつと零していく言葉は少しし頼りなく聞こえるだろうか。要領を得ないその回答の真意は、“誰かと見る夕日が一番綺麗だと思う”。それを最後まで伝えないまま、ただ腕の力を強めて)……ごめん、夕焼けのきれいな場所は、俺もよくわからなくて。でも、誰かに抱き締められながら見る夕焼けは、綺麗だったから。


>>89 / 朽葉

(何の衒いもない“好き”は、心の奥底に深く染みた。それは自身の纏う色のことだと分かっていても、何だか自分自身を肯定されたようで、二人して見上げた空が先よりも眩く映る。ゆっくりと視線を下ろした先、耳に届いたのは小さな笑みと暗に戯れの終わりを肯定する言葉。その言葉を理解した瞬間、やり取りを思い出しては微かに耳を赤くして。眼前の少女に縋るような行為を客観視すれば、答えのない問を聞く幼子じみた自身に自嘲の念を覚え。引き結んだ唇から音を漏らさないまま、湖底を蹴る彼女に続くように身を翻す。片腕で眠る兎を抱きしめる力を強め、時折跳ねる水から庇いながら硬い地面へと歩を進めて。少し柔らかい水の底から雪駄が引き抜かれれば、一度身震いをしてから目を閉じよう。再び目を開ければ、泥水の跡形も感じさせない、まっさらな千草色が戻るに違いない。──もうすぐ、肌寒さを感じさせる夜が来る。この夜を一人で過ごすには心細く、また勿体ない気分でもあった。二秒にも満たない逡巡の末、どうせ醜態を晒したのだからと、半ば開き直った心持ちで預かったうさぎを掲げて顔を隠し。それとなく“一緒に夜を過ごしてくれないか”なんて)
……ねえ、朽葉。今日は一人じゃ寝られない気がするんだ。この子と一緒に寝てもいいかな。


─ 倒壊した大木/夜 ─

(もしも彼女が自身の要望に是と答えたのならば、笑みを残して「ついてきて」等と零そうか。夜の空気を運んできた風がふわりと羽織を揺らせば、自身の姿は煙のように掻き消える。一瞬も置かずして足を地に付けた場所は、枯れても尚その偉大さを感じさせる大樹の傍ら。大きな力に片側を圧し潰されたその大木は、二度と葉をつけることはないにも関わらず、確かな生命を思わせた。大蛇のように地面に横たわり、うねる木の幹に腰を落ち着け、わざと返さずにおいた白兎を抱き締めて。無言のまま今度は両腕を伸ばして身体の前に掲げ、大きなぬいぐるみの瞳を見つめること暫し。口を衝いて出てきた言葉は、なんとも気の抜けた他愛無いもので)……誘拐犯だぞー。

(/承知いたしました、ご回答ありがとうございます。倒壊した大木の傍へと移動いたしましたが、もし他の場所が良ければ変えさせていただきますのでその旨お伝えくだされば幸いです!尚このままで宜しければ、上のロルにはご返答いただかなくても構いません!)


>>90 / 瑠璃

ご、ごめん…!(慌てて手放したライターは地面に叩きつけられ、姿を留めないまでに破損してしまった。爆ぜる火はこのまま放っておけば燃え広がってしまうだろう。咄嗟に出てきた謝罪の言葉は何に対してなのか自分でもよくわかっておらず、ただにわかに立ち上がった傍らの神を庇うよう立ちはだかる。瞬間的に見回した先、目に入ったのは瓦礫の山。目についたそれをほぼ無意識に持ち上げては、火の上がっている位置へと投じていき。幾らかの時間が経てば、その火も収まってくれるだろうか。炎の始末が終わったならば、彼女の所持品を壊してしまった自責の念が今更ながらに湧いて。熱風で少し乱れた髪に手をやりながら、気まずげに背後を振り返り)本当に、ごめん。あ……瑠璃、大丈夫…?


  • No.92 by 預言者  2022-10-28 00:22:22 



▽補足説明

Q1.神様の寝床で出現させたものを外部に持っていくことはできますか?

A.不可能です。神様の寝床で出現させたものはあくまで神様の寝床に付属するものですので、家という定義から離れれば消滅します。ただ、どうしても持ち出したいものがある場合はご相談ください。状況によっては預言者が処置を行います。


Q2.神様以外に人外はいますか?

A.いると信じている人間はいますが、ここではいないものとして扱ってください。メイントピックにおいては特別な時を除き、神様が唯一の人外です。


Q3.ローブを一時的に消すことはできますか?

A.「自分から見えなくする」ことはできます。消えた/脱いだわけではなく、単に自分の意識から「ローブの存在を弾く」だけです。人間からはいついかなるときも必ずそのローブが見えていますので、神様と認識されます。
尚、ローブに質量は存在しませんが重量は存在しています。ローブは『本来ここにあってはならないもの』であり、『理を無視しているもの』です。そのため一見外界の影響を受けているように見えても、本質は一切変化していなかったりします。

(/情報不足であろう点について、補足説明を追加させて頂きました。また何かあればご連絡ください!)


  • No.93 by 預言者  2022-10-28 00:24:46 



【 ! ランダムイベント ! 】

ご参加された皆さまこんばんは。楽しんで頂けているでしょうか?何かあればお答え致しますので、遠慮なくお声がけくださいね。
さて、サブトピックに続き、本編でも並行してイベントを開始しようと思います。イベントについては試運転的な意味もありますので、「こんなことしたい」「こうすればいいんじゃない?」「ここは改善してほしい」等、宜しければご意見を頂けると嬉しいです!


▼ イベントについて

とある場所で、何かが起こっているようです。やり取りしている方に「イベントの起きている場所へ行こう」と声をかけても良いですし、新たに初回ロルをご用意していただいても良いかもしれません。
(※NPC・アイテムについては、ご自身で動かしていただいても、預言者に行動を委ねていただくのでも構いません。お相手とご相談ください。)

不思議な効果のあるアイテムが獲得できます。よろしければ、お相手と一緒にぜひイベント発生場所へ行ってみてくださいね!
詳しくは次の預言者の投稿にてお話致します!


▽ 当イベントのねらい

・それぞれの神を掘り下げる
・やり取りしている方との絆を深める
・まだ話したことのない神とのきっかけを作る


  • No.94 by 預言者  2022-10-28 00:27:08 



▼イベント内容【 世界の物語 】

A:神に惚れ、狂った男/女

獲得アイテム:一番大事な人の姿が浮かび上がる鍾乳石
アイテムの場所:崩れそうな鍾乳洞

時折地響きの聞こえる鍾乳洞。奥の方に進んでいくと、『君の大事な人』と書かれた鍾乳石が落ちています。そして、それを拾い上げれば、鍾乳洞にはぽつんと人がいることに気付くはずです。一人ぼっちの彼/彼女は、壁を石で引っ掻いて神の名前を刻みつけていました。
>>人知を超えた力を使う姿に魅せられたのか、単に一目惚れしたのか。その人間は神を探し求めるようになった。至る場所に神の姿を記し、寝食よりも見聞に力を割く。偶然か必然か、目当ての神を見つけたならば、形振り構わず縋りついてくるに違いない。もし目当ての神の傍に誰かが佇んでいるとしたら、きっと襲い掛かってくる。


B:小さなお祭り

獲得アイテム:神として認識されなくなるお面
アイテムの場所:神様の寝床

神の寝床には「黒い狐のお面」「白い狐のお面」「黒い猫のお面」「白い猫のお面」が置いてありました。それを被っている間、人間に神として認識されなくなるアイテムのようです。神同士では効果を発揮しません。傍らには、バツ印が記された地図が置いてありました。
>>災害の頻発するこの世界で、せめてもの救いを求める人間。神を祀るそれが「祭り」としての慰めごととなっても道理である。ボロの提灯とゴミのオブジェに囲まれた、小さな屋台の並ぶ集落。夜の暗がりの中で仮面を被れば、神とバレることはないだろう。


C:???のノート

獲得アイテム:望んだ景色に閉じ込められるノート
アイテムの場所:荒らされた図書館

踏み荒らされ、汚され、グチャグチャに散らかった元図書館。カウンターだった場所は見るも無惨な有様ですが、そこにぽつんとノートが置いてありました。ノートはわずか数ページしかなく、その他はすべて破り取られているようです。ノートには、こう印字してありました。『1ページにつき1回だけ、おまえの望む場所に連れてってやる。お前の望みをここに書け』
>>そのノートが見せる幻影の中に、閉じ込められたのは幾人か。あまりの心地よさに出られなくなってしまった人間もいるに違いない。ノートの場所から出たいと望まない限りは、脱出することだってできはしない。しかし、なんだか能力の似ている神がいるような…?


  • No.95 by 預言者  2022-10-28 00:31:04 



▽目次(確認必須項目に※印を付けています。随時追加修正有)

>>1 概要と世界観※

>>2 NPCと用語等※

>>3 募集キャラクタ※

>>4 各種プロフィール※

>>5 展開の参照

>>6 注意事項・形式※

>>28 補足説明(Q&A)1
>>32 補足説明(Q&A)2
>>69 補足説明(Q&A)3
>>92 補足説明(Q&A)4

>>69 サブトピックについて 1※
【ハロウィンイベント開催中】
>>87 サブトピック&イベントについて

>>93 メインイベントについて
>>94 【メインイベント発生/試運転】

(/長くなってきたため、目次と栞を切り離しました。またサブトピックと並行してメインイベントを設置いたしました!詳しくは目次内『メインイベントについて』をご参照ください)


  • No.96 by 預言者  2022-10-28 00:33:20 



※【 竜胆様 】【 卯の花様 】の存在が消えかかっております※

注意事項に記しました通り、キャラクターリセットは一ヶ月の無言です。リセット日は竜胆様が11/1、卯の花様が11/2となります。
リセットとなった場合、新たに募集を行います。その際、他の神の記憶から【 4/1生まれの竜胆 】【 6/4生まれの卯の花 】が抹消されます。

リセット日までに一言いただければ延長致しますので、よろしければご検討くださいね。


▼神様方の栞

【 蘇芳様 】
キャラプロフ:>>62
all宛初回ロル:>>75 最終レス:>>83

【 梔子様 】
キャラプロフ:>>37
all宛初回ロル:>>50 最終レス:>>88

【 千草 】
キャラプロフ:>>4
all宛初回ロル:>>40 最終レス:>>91

【 瑠璃様 】
キャラプロフ:>>22
all宛初回ロル:>>41 最終レス:>>90

【 竜胆様 】
キャラプロフ:>>33 最終レス:>>49

【 朽葉様 】
キャラプロフ:>>27
all宛初回ロル:>>43 最終レス:>>89

【 卯の花様 】
キャラプロフ:>>44 最終レス:>>60


(/長くなってきたため、目次と栞を切り離しました。また、竜胆様と卯の花様につきましてはリセット期限が迫ってきたため、一度お知らせ致します。もしこのままご参加をご希望されるようであれば、一言でも構いませんので、リセット日までにお伝え下さい!)


  • No.97 by 蘇芳  2022-10-28 17:15:34 





>84 千草

これくらいしか、出来ないですから。

(自分の力は死んだものを助けることは出来ない歯痒さを感じながら呟きを。己の頭に相手の手が伸びてくるのを認識すれば、悪意の感じられないその手を受け容れ、されるがままに撫でられようか。続いて紡がれた提案に対して素直に喜色満面の笑みを浮かべながら頷き、辺りをキョロキョロと見渡しながら、とりあえず見える範囲で咲いている花や何か供える物がないかを探して)

うん!この子も喜んでくれると思いますし、お花や何かお供えするだけでも十分だと思います。……何か良いのはないでしょうか……。




>89 朽葉

……うん、これで濡れないですね。よかった。

(“神”になってから死人を助けることは出来なくて後悔したことは何度もあったから、自分の力で助けれるものは助けたいのだと。彼女なりの弔いなのかは分からないが、傘代わりに使っていた葉を地面にさして、葉の角度を良い感じに変えてから満足そうに頷き、墓標に雨除けの傘が出来たのを見守りながら呟き。フードを被った彼女は確か自分と正反対の力を持っていたことを思い出せば問いかけられて、迷い無く頷いて返答を)

……生きていたらそうします。僕にしか出来ませんから。




  • No.98 by 朽葉  2022-10-30 02:43:44 



>90 瑠璃

(朗々と紡がれる言葉はどこか託宣にも似て、俯いていく彼女の反応にも声色が変わることはない。人間が相手であればきっと話さなかったであろう言葉を最後に添えて微笑めば、その場にしゃがみ込んでしまった彼女を凪いだ瞳で見下ろして。一番ふるい神様のそんな反応は少しだけ予想外で、頭を抱えて悔いるような様子はまるで人間のよう。どうしたものかと困ったように眉を下げて思案していれば、顔を上げた彼女の瞳がはじめて焦点を結んだような気がして数回瞬く。もちろんそんなはずは無い。けれども、人々の噂に語られる真実の神様と出会ったのは、もしかしたら今日がはじめてなのかもしれない。緩く頭を振ってそんな思考を霧散させては、彼女の言葉に不思議そうに首を傾げて)
――どうして瑠璃が謝るの? 無慈悲だ、傲慢だって謗られることはあったけれど……謝られたのは初めてだわ。


>91 千草

……ひどいわ、千草。わたしを仲間外れにするなんて。
(日没を感じさせる風が吹き抜けるのと同時に、その身を覆う汚泥は幻のように消え去った。いつもより風が冷たく感じられるのは、感傷によるものか、あるいは単純に腕の中のぬくもりが無いからか。片割れを求めて彼の方を振り返るも、やや婉曲なお誘いを受けて伸ばしかけていた手を引っ込めれば、頷く代わりにわざとらしく唇を尖らせて拗ねたような返答を。果たしてその意図が正しく伝われば、誘われるままにその場から姿を消し、一拍遅れて新たな大地を踏みしめる。眼前に横たわる大樹はまるで脈動しているかのようで、思わず瞳を丸めて見上げていれば、自然と呼気には感嘆の意が交じる。そうして大樹の存在に圧倒されているうちに、すっかり身を落ち着けた彼がうさぎを抱いたままこちらを見ていることに気付けば、ようやく視線をそちらへと向けて。徐に伸ばされた腕と彼の瞳とを交互に見つめること数秒、その口から紡がれた言葉に脱力するような笑みを浮かべれば、とたとたと駆け寄ってその腕の中へと飛び込み。「ぬいぐるみ誘拐犯、逮捕ー!」もし躱されないのであれば、同じく気の抜けるような罪状を告げて彼の腹部へと突撃し、しがみ付くようにその背へと腕を回して。それから拐かされた白うさぎを見上げれば、腕の力を緩めつつ笑い交じりに呟きを零し)
――でもまぁ、わたし達は思念一つで脱獄できてしまうわね。

(/場面転換ありがとうございます。終末世界らしいスポットにテンション上がっておりますので、このまま進めさせていただければ幸いです!また、返答についてもご配慮いただきありがとうございます。せっかくですので、お誘いを受けた場面だけ入れさせていただきました!/蹴り可です)


>97 蘇芳

(風が吹けば飛んでしまうような傘だが、それでも今日この雨を凌ぐくらいはできるだろう。雨が降っているからと顔を上げずに、小さな墓標を見つめたまま投げた問いかけ。迷いのない真っ直ぐなその返答は彼に抱いたイメージと違わず、どこか清廉さすらも感じられた。視線を外したままでいるのは何だか誠意に欠けるような気がすれば、フードを軽く引っ張りつつ、その下から緑の瞳を覗かせて。眩しいものでも見るように目を眇めて言葉を紡げば、瞼に降ってきた雨粒に反射的に片目を閉じ、再度フードの中へと引っ込み)
人々が蘇芳を慕う気持ちが分かるような気がするわ。今日もここに来る前に、あなたの話を聞いたのよ――わっ。


>皆様

(/背後より失礼いたします。朽葉と物語を紡いでくださっている皆様、いつも楽しい時間をありがとうございます!纏めてのお声掛けとなり恐縮ですが、本編でもイベントが開始されたことに伴い、一緒に遊びに行きませんか?というお誘いに参りました!
現在進めているお話もあるためすぐにと言う訳ではありませんが、やり取りが一区切りついた頃にそのまま向かったり、新たな場面として開始したりなどで、ぜひ一緒にイベントを楽しめればと思っております。つきましては、お手隙の際に背後様方のお考えをお聞かせいただければ幸いです!)


  • No.99 by 瑠璃  2022-11-02 12:01:19 

>91
>千草さん
あぁ…はは、大丈夫だよ。(数滴火が当たったのか点々と火傷のできた腕を摩りつつ申し訳なさそうな相手に笑いかける。「元から壊れ欠けだったし、寿命みたいなものだよ」と特に気にしていないような顔で自分より背の高い、しかし今は縮こまって見える青年を励ましつつもう一度しゃがんで燃え跡を見る。友達と励ましあった経験から励ますのはお手のものでニコニコ楽しげに見える笑顔を見せるが状況と相まって逆に不自然になってしまっている。)とりあえずまだ使えるものを探さないと、ライター部分が残っていればまた作れる。

>98
>朽葉さん
(へにゃりと笑って立ち上がり、首を傾げる小さな同胞を軽く抱き締めながら)だってきっと今まで何度も言われてきたんでしょ?こういうこと。ごめんね、わざわざそんなこと言わせて。(これまでも同じことを人間に言われては心無い言葉を吐かれてきた彼女にわざわざ同じ話をさせたこと、そしてきっと自分より遥かに年下であろう彼女にそんな記憶を思い出させたことを申し訳なく思いながら、我儘にも理解者ぶって話す。そんな自分にも失望しつつ)あ~、なんかほんと、頭悪いから上手く言えないや。ごめん。

  • No.100 by 千草  2022-11-02 22:38:06 



>>97 / 蘇芳

あんまり大きな花はないね……。あ
(つられたように地面に目を向け、手向けの花を探していれば、偶然発見したのは微かに黄色みを帯びた白色の花。花というよりも綿毛に近いのかもしれない。風に揺れる葉の前に身を屈めた瞬間、何の躊躇いもなくその生命を手折り。それはもしかすれば残酷な行為のように映るかもしれないが、自身でそのことに気付くことはなく。笑顔を浮かべながら、数秒前まで生きていたその花を彼の目の前で揺らして)これとかどう?花っぽくはないけど、墓標としてはありなんじゃないかな……。


>>98 / 朽葉

(遠回しなお誘いは、どうやら功を奏したらしい。移動する直前に映った彼女の表情を思い返していれば、地を踏みしめる音が聞こえて。続いたのは少しだけ開いた間と小さく息を呑む音。自身がこの木を初めて目にした時とそっくり同じ反応に、口内で笑みを含み。ゆっくりとこちらに向く視線が交差した刹那、持ち上げた腕の中に小さな温もりが転がり込んでくる。不意を突かれて少し揺らいだ上半身を何とか立て直すと、腹のあたりに腕を回しているであろう彼女の頭を見下ろして。告げられた言葉は先の己の言葉に対する冗談。その軽快な響きに眼尻が緩み、意味のない頷きを二度三度と繰り返し。「看守さんが可愛いから出られないかも」言葉と共に彼女の腹へうさぎを押し込んだなら、相手の身体へと体重を掛けるように抱き込もうとして。それが成功に終わったのなら、笑い声にしては微かな息を零す。それを合図に一度閉じ込めた身体から両手を離しては、ポンポンと隣を叩き。その意図するところはさしずめ、“ここに座れ”と言ったところだろうか。幹の座面は硬い中に植物特有の柔らかさを持ち、悠然と地に根ざしていた。そのままにまた見上げた空は先程の晴天など素知らぬ顔で、雲に隠され月も星も見えやしない。少し残念だと言う代わりに口を衝いたのはやはり戯言で)……監獄ってどんなところなんだろうね。

(/失礼します。皆様宛ということでしたので、イベントについて声をかけさせていただきます!
ハロウィンイベントで朽葉様が獲得されたものは「栞」でしたね。折角ですので、これを活かせる③の図書館に行ってみませんか?夜を明かしてお話する中で『本』というキーワードを入れ込み、次の展開に繋げられたら良いなと思うのですが、いかがでしょう?)


>>99 / 瑠璃

ごめん…(作られた笑顔で励ましを口にする彼女の姿に、いたたまれない気持ちで俯き。気にしていないとは言うが、完璧なまでの笑顔は逆に彼女自身の言葉を否定している気がして。しゃがみ込み部品を拾い集める彼女に続くよう、自身も地に膝を付いて部品を探し始め。焦げ臭い匂いがちらつく中、暫くの間黙々と小さなパーツを集め続ける。横目で盗み見た彼女の顔がどんな表情を浮かべているかは分からなかったが、長い間のあと、問を恐る恐る口にして)瑠璃、その……ライター、大事なものだった…?


  • No.101 by 預言者  2022-11-02 22:47:16 



【 ! 常設イベント ! 】

▼ イベントについて

ご参加された皆さまこんばんは。100レス目を迎えましたね!そんなわけで、「100レスを超えた時点で設置しようと決めていたイベント」を解禁致します。
なおこちらイベントとは言いつつ、ほぼアンケートに近いものです。常設となりますが、後々アップデートするかもしれません。
皆様、そろそろ眷属が欲しくありませんか?


▽ 当イベントのねらい

・展開のフックを作る
・神が作られていく過程を垣間見る





七人ぽっちの神様へ。
あなたの目の前には、紙きれと鉛筆が降ってきました。一番最初に目に入るのは

『眷属(けんぞく)の作(つく)り方(かた)ver.19』


  • No.102 by 預言者  2022-11-02 22:49:40 



*****

『眷属(けんぞく)の作(つく)り方(かた)ver.19』

神になった皆!神といえど、一柱でできることには限界がないかい?そろそろ『従順に命令をこなす部下』が欲しくない?
そんな皆のために、ぼくが『眷属の作り方』を教えるよ!

1.神の眷属をつくってみよう!
下から好きなものを選んでね。ちょっと失敗作も混じってるけど、ご愛嬌ってことで許してよ。また改良するからさ!

◇狐の型…眷属の中で一番目が良い
◆猫の型…失敗作の型。ほぼ眠っている
◇犬の型…眷属の中で一番鼻が利く
◆烏の型…眷属の中で唯一空を飛べる
◇狼の型…眷属の中で一番速く走れる
◆兎の型…眷属の中で一番耳が良い
◇蛇の型…眷属の中で唯一毒を持つ
◆虎の型…眷属の中で一番力が強い

2.眷属の姿はどんな感じ?
眷属の型は決めたかな?これは君の手となり足となり、人間の間を奔走するよ!もしも人間に伝えたいことがあるのなら、あるいは知りたいことがあるのなら、眷属の力を借りるといい!
さて、君の眷属がどんな姿をしているか、ぼくに教えてくれる?

3.名前を呼ぼう!
眷属は普通より長生きだけど、普通に死んでしまうよ。死んだら新しく作ろうね!
この紙に書き込んだら、たちまち君のもとに具現化するはずさ!契約は名前を付けたら成立だよ!

4.眷属の特性!
眷属は君たちに付属するもの。形状変化と同じ感じで、いつでも呼び出したり消したりできるよ。あと言葉を発さなくても情報を共有できるよ。だって君たちに付属してるからね。
だけど生きているよ!だから普通に死ぬよ!気をつけてね!まあまた作ればいいんだけどね!

*****

テンプレート/書き込み

神名:

1.決めた眷属の種類は?

2.眷属の見た目は?

【 体の色 】
【 瞳の色 】 
【 大きさ 】
【 その他 】

3.なまえをよんであげて!

*****



  • No.103 by 預言者  2022-11-02 22:50:43 



※これより先、このイベントで眷属を作られた方は、【情報収集:神の使い】を使用できるようになります。人間の情報を知りたいとき・神としてのロールプレイにお使いください。※
尚、ここで作られた眷属は神様の栞に記載致します。下記は千草の例です。




神名: 千草

1.決めた眷属の種類は?
狐の型

2.眷属の見た目は?

【 体の色 】
基本は薄い橙、腹部は真っ白。背中には絡みつく蔦のような模様が入っている。光の加減で青にも緑にも見える

【 瞳の色 】
茶色に薄い金色が散らされている

【 大きさ 】
大の男がゆうに乗れる程度。2人が限界

【 その他 】
額に幾何学模様の焼印。尻尾に二股に分かれているような分かれていないような微妙な裂け目がある

3.なまえをよんであげて!
「……コガネかな。」


  • No.104 by 預言者  2022-11-02 22:56:32 



▽目次(確認必須項目に※印を付けています。随時追加修正有)

>>1 概要と世界観※

>>2 NPCと用語等※

>>3 募集キャラクタ※

>>4 各種プロフィール※

>>5 展開の参照

>>6 注意事項・形式※

>>28 補足説明(Q&A)1
>>32 補足説明(Q&A)2
>>69 補足説明(Q&A)3
>>92 補足説明(Q&A)4

>>69 サブトピックについて 1※

>>93 メインイベントについて
>>94 【メインイベント発生/試運転】

>>101 常設イベント1【眷属の作り方】
>>102   ∟説明・テンプレート
>>103   ∟備考・記載例

(/追加と修正を行いました。何かあればご連絡ください!)


  • No.105 by 預言者  2022-11-02 22:59:12 



▼神様方の栞

+手記 / どこかで とある神の 気配が 消えた

皆様の記憶から、下記が抹消されました。
【 4/1生まれの竜胆について 】
【 6/4生まれの卯の花について 】

蘇るか、新たなる神となるか。あの神が声を上げるときまで、おやすみなさい。

+再募集 / 【 竜胆 】【 卯の花 】の再募集を行います。詳細は>>1から>>6をご参照ください。


【 蘇芳様 】
キャラプロフ:>>62
all宛初回ロル:>>75 最終レス:>>97

【 梔子様 】
キャラプロフ:>>37
all宛初回ロル:>>50 最終レス:>>88

【 千草 】
キャラプロフ:>>4
all宛初回ロル:>>40 最終レス:>>100

【 瑠璃様 】
キャラプロフ:>>22
all宛初回ロル:>>41 最終レス:>>99

【 竜胆 】≫募集中

【 朽葉様 】
キャラプロフ:>>27
all宛初回ロル:>>43 最終レス:>>98

【 卯の花 】≫募集中


  • No.106 by 梔子  2022-11-03 00:25:49 

>89

味に問題ないみたいで良かったよ。ちょっと…いや、だいぶ心配だったからさ…
(相手の反応を見て、あらためて味に問題が無いと確認して)
どういたしまして。…確かにご飯食べなくても生きていけるし、美味しいって感覚鈍るよねぇ…神様になってからいろんな感覚が鈍ったよ。正直、神様になって良かったことってあんまりないなぁ…。
(誰かからお礼を言われるのはいつぶりだろうか。相手からの感謝を嬉しく思い顔を綻ばせて。 人間だった頃は当たり前だった感覚が神になってからは鈍ってきている。そんなことに気づき、少し悲しく感じて。…思えば、神になってなにか得をしただろうか。神になったことを嬉しく思ったことがあっただろうか。そんな事を考える。)
…朽葉さんは、どうして神になろうと思ったの?神になって、なにかいいことあった? 私は、良いことも悪いこともなかったかなぁ…
(不意に浮かんだ疑問を問いかけてみる。)

>91

やっぱり子供扱い…
(子供扱いされていることに少し不満げに眉を顰める。後ろから伸びてきた手を受け入れると、なんとなく父の面影を感じて。もっとも、父はこんなに大柄ではなかったけれど。)
そっか。…私ね、2歳くらいの頃にシェルターに入って、未曾有の災害を乗り越えられたんだけど、それから14歳になるまでシェルターを出れなくて。それで、ほとんど初めて見た空がきれいな夕焼けだったから、今でも印象に残ってて好きなんだよね。場所が良かったからだって今まで思ってたんだけど、千草さんの話に聞いてわかったかもしれないなぁ。
(…ぽつぽつと自分の過去について話し始める。災害で生き残れた理由はシェルターに入れたから。夕焼けが好きな理由は昔見た夕焼けがとてもきれいだったから。その夕焼けがきれいだった理由。ずっと場所だと思っていたけれど、彼の話で少し考え方が変わった。)
…あのとき、母さんと父さんが横にいて、近くに親友も、親友の両親も一緒にいたから。家族が一緒にいたから、きれいだったのかもしれないね。もう見れないけど。
(家族のことを思い出してか、少し目が潤む。ぐしぐしと目を擦ってから感謝の言葉を紡いで。)
ありがとう千草さん。きれいな夕焼け見せてくれて。

>101
(/楽しそうですので眷属作らせていただきます。)

神名:梔子

1.決めた眷属の種類は?
猫の型

2.眷属の見た目は?

【 体の色 】
薄い青から薄い黄色へのグラデーション
【 瞳の色 】
茜色
【 大きさ 】
普通の猫と同じくらい
【 その他 】
なし
3.なまえをよんであげて!
「そうだなぁ…イリヒちゃん!」

  • No.107 by 瑠璃  2022-11-05 01:20:42 

>100
>千草さん
え?う~ん…(集中していたところに問われそちらを振り向き考える。言われて初めてこのライターをどこでどうやって手に入れたか覚えていないことに気づく。ずっと昔から当然にあったもので、昔は液漏れなんてしなかったような…?などと真偽不明の記憶が出てきては消え、手に入れた頃の記憶に行きつかない。もしかしたら崩壊前のものかも?いやあの頃にこんなもの持っていなかったかも?などとぶつぶつ呟いて)…覚えてないや。まぁ忘れてるってことは大したものじゃないよ。

>101
(/眷属!良いですね!!作らせていただきます!!)

神名: 瑠璃

1.決めた眷属の種類は?
烏の型

2.眷属の見た目は?
【 体の色 】
嘴の先まで真っ黒

【 瞳の色 】
瑠璃色

【 大きさ 】
普通の烏よりふた回りほど大きいくらい、とはいえ人よりは小さい

【 その他 】
右脚に瑠璃色のリボンが付いている

3.なまえをよんであげて!
…ヤオ。これからよろしくね。

  • No.108 by 朽葉  2022-11-05 23:59:48 



>99 瑠璃

それは……当然の疑問、だから。終わりを司る神様はわたしだけなんだもの。必然的に問われる側になるのは、なにも不思議なことではないわ。
(伸ばされた手を拒むことはなく、大人しく彼女の腕の中へと収まれば、かけられた言葉にきょとんとした表情で瞬く。確かに彼女の言う通りに、今の問答は幾度となく繰り返して来たもの。しかし終わりの神様が自分だけなのに対し、問いかけて来る人々はたくさんいるのだから、ある意味では当然の帰結とも言えよう。そんな風に考えれば、慰めにもならないような言葉を、それでも気にしないで欲しいと伝えたくて口にして。それから白うさぎのぬいぐるみを抱えていない方の手を彼女の背へと回せば、軽い力でそっと抱き締め返しつつ)
――でも、ありがとう。大丈夫。瑠璃がわたしを思ってくれているのは、ちゃんと伝わっているわ。


>100 千草

(駆け寄った勢いのままに突撃した先。体格差ゆえか二人して吹っ飛ぶと言うこともなく、気安い冗談の応酬に口元を緩める。もふり、と柔らかな感覚と共に相棒が戻って来たのなら、背中へと回していた腕を離していつものように抱き締め、ふわふわの耳へと頬を寄せて。濡れないようにと言うお願いをきっちり叶えてくれたことへの感謝を、そっと心の内だけで呟きつつ「それは光栄だわ。でも――ふふ、これじゃあどっちが捕まっているのか分からないわね」白いうさぎごとその腕の中へ閉じ込められれば、彼の羽織に顔を埋めるような形でくぐもった笑みを零す。少なくとも認識している範囲では、何の許しでも祈りでもない抱擁。随分と久しぶりのように思える感覚と、ただその身を包む温もりに眦を下げ、ぬいぐるみのように行儀よく抱かれること暫し。落ちてきた吐息を合図に夜の気配が戻って来れば、顔を上げて彼を見つめてから、その手が示す場所へと視線を移して。うさぎを傍らに携えたまま木の幹へとよじ登り、彼の隣へと腰を落ち着ければ、樹皮をそっと撫でつつ同じように空を見上げて。戯れのような一言にぼんやりとしたまま言葉を返せば、途中でまるで見聞きしたかのような自身の台詞回しに気付いて、繕うように言葉を重ね)
最初は興味深くても、次第に退屈に……なる、のでしょうね。きっと。

(/ご反応いただきありがとうございます!
実は図書館の説明にある最後の一文がとても気になっておりまして、ぜひ千草様とご一緒出来たらと思っておりました。ハロウィンの栞についても取り入れていただけて、大変嬉しく思います…!場面の転換についても異論ありませんので、ぜひその方向で進めさせてくださいませ!)


>106 梔子

そうね。鈍るどころか、失くしてしまったものも多いのかもしれないわ。……わたしがもう、覚えていないだけで。
(彼女の表情が綻んだのも束の間で、どこか悲しげにも思えるその独白へと耳を傾ければ、感覚が鈍ると言う言葉に静かに頷く。今はこれが幻影だと分かっているからこそ躊躇なく口に運べるが、崩壊する世界における食料は人間にとっての生命線に他ならない。食事を必要としない自身が消費するのは気が引けて、思えば神となってから本物の食料を口にしたことはほとんど無いような気がする。道理で食に紐づく感覚を失う訳だと一人納得していれば、続く彼女の問いに考えるような間を置いて視線を伏せて「みんながわたしを”希望”だって言ってた。”神様”はみんなを救ってくれるものだって聞いた。だからわたしが神様になれば、大好きな人たちが喜んでくれるだろうって――まぁ、所詮は子供の考えることよ」そこには思慮なんて欠片もなく、あるのはかつての少女のちっぽけな願いだけ。一瞬だけ見た目相応となった声音はいつしか普段の調子へと戻り、視線を上げれば淡く微笑んで)
良いか悪いかは分からないけれど……楽しいことも悲しいこともあったわ。その中にはきっと、神様にならなければ経験し得なかったこともあると思うの。――そう言う梔子は? どうして神様になろうって思ったの?


  • No.109 by 朽葉  2022-11-06 00:05:27 



>101 常設イベント1【眷属の作り方】

っ、わわ…! なに、これ――?
(何の前触れもなく、文字通りに降って湧いた紙と鉛筆。反射的にキャッチして紙面へと視線を落とし、文字を目で追うこと暫し。無言で眉を寄せている間にも、頭の中ではあれこれと思考が渦巻く。例えば”いやあなた誰”だとか、”随分改良(バージョンアップ)してるなぁ”だとか、”神の付属物を紙で…?”だとか。全体的に軽い印象を受ける文章をとりあえず二周してから小さく息を吐いて、小さな手にはやや長い鉛筆を握り、子供らしい丸っこい字を綴り)

*****

神名:朽葉

1.決めた眷属の種類は?
 狼の型

2.眷属の見た目は?

【 体の色 】
 真っ白でふわふわ。

【 瞳の色 】
 空の色と一緒。快晴なら蒼色に、曇天なら灰色に、月が昇れば星影の宿る濃紺に。

【 大きさ 】
 子供一人を背に乗せられるくらい。

【 その他 】
 首周りに深緑色のスカーフ。

3.なまえをよんであげて!
 「――おはよう、ミコト」

*****


(/100レス突破おめでとうございます…!本トピックへ参加してからひと月と少し、とても楽しい時間を過ごさせていただいております。主様や参加者の皆様、いつもありがとうございます!
皆様の眷属に和み、あわよくばそのうち本編で撫でさせて欲しいなどと思いつつ、イベントに参加させていただきます!)


  • No.110 by 千草  2022-11-07 02:38:24 



>>106 / 梔子

(どこか不服そうな様子には微かな笑み。まるで素直ではない妹が出来たような感覚だ、と言うには少々無理があるだろうか。言うか言わまいか迷っているうちに日は暮れて、山間の空が柔らかな暖色に染まってゆく。雲が夕暮れに塗り潰されていく様子は幾度も目にしたものだったけれど、膝の上にある体温が何だかそれを彩っているように思えて。景色を傍らに零されていく独白は、彼女の持つ過去のもので、郷愁を滲ませたようなそれに自然と目線が落ちていき。彼女が動く度に揺れる髪に意識を留めながらただ静かに聞いていれば、目元を拭う彼女から感謝の言葉が紡がれて。もしも正面から顔を見れば、涙の膜の張った瞳が映るのだろうか。謝罪の言葉をぐっと飲み込んでは、歯切れ悪く返答を。抱き締めたはずの片手は相手の頭の上に伸ばされ、傾きかけの日が照らすそれを撫でようとして)……ううん。君の力になれたなら……良かった。

(/失礼します!そろそろキリが良いかと思いまして、声をかけさせて頂きます。この辺りで梔子様との場面を回収させていただこうかと思うのですが、いかがでしょうか?このあとの展開では場面転換し、眷属の発生に関連するお話、イベント場所に行く等のルートを考えているのですが、梔子様の考えをお聞かせ願えれば幸いです。もちろんその他小休止したい等でも構いませんので、遠慮なく仰ってください!)


>>107 / 瑠璃

そう…なんだ。でも、壊してしまったんだし、瑠璃、その、何かお詫びとしてできることはない……?
(問に返された支離滅裂とも呼べるような呟きは、少々心配になるようなもので。一番古い記憶を持つこの神が経験してきた諸々は、たかが十年の己には想像もつかないものなのだろう。そんな神の道具を壊してしまったという事実はやはり胸に重く伸し掛かり、贖罪のためになにかできないかと声を掛けて。炭の中に散らばっていた部品を粗方集め終えると、傍らの神に向けてそれを差し出し。掌は土にと墨に塗れて真っ黒で、嫌な臭いがわずかに鼻を突く。恐る恐るといった調子で大きな身を縮めて)……これくらいかな。


>>108 / 朽葉

……ふふ、もしかして閉じ込められたことがあるのかな。
(取ってつけたような言葉尻を捉えては、意地悪くからかい混じりの返答を。自分から開放したとはいえ、一度閉じ込めた温もりが離れていくことに少々の残念さを覚えつつも、無事落ち着いた隣の体温にまた小さく息を吐いて。彼女が沈黙を埋めようとしなければ、またしばらく静寂があたりを支配するだろう。どこかで聞こえた鳴き声は鳥のものか、それとも森の獣のものか。それを追求することもせず、ただ夜の空気に身を浸す。何秒が過ぎたのか、何度目かの鳴き声を区切りとするようぐっと伸びをして。隣の彼女の顔がよく見えるように身体の向きを変えては、近くに落ちている木の枝を手持ち無沙汰に拾い上げ。そうして、小枝を指示棒のようにくるくると回してみせる。頼りなげなそれは動かしているうちに裂け目が入り、「あ、」という一声を合図に根本から折れ。隣人の反応を伺うように、照れたような、あるいは共犯を促すような笑みを浮かべれば、そのまま片手で後ろへ放る。ちらりと一瞥した枝には微かな感傷を込めて、あとはそれだけ。そこから少し逸した視線の先は何を見ているというわけでもなく)俺はね、監獄に閉じ込められたことはないんだけど……罪人の話なら聞いたことがあるよ。

(/承知いたしました!ご回答ありがとうございます。それではまたキリの良い所で声をかけさせていただきます!/蹴り可)


>>109 / 朽葉様及び皆様

(お祝いの言葉をありがとうございます!参加者様方のお陰で自身もまた楽しく活動させていただいております。この機会に一度参加者様方に感謝を述べさせていただきますね。当トピックにご参加いただき、ありがとうございます!)


  • No.171 by 預言者  2022-11-07 12:26:29 



>>111~170

(/まずはご訪問頂きありがとうございます。しかしながら>>111>>170におけるルーシ様のご投稿は、セイチャットの利用規約第八条(3)「他利用者に対する嫌がらせ」に該当すると判断いたしました。通報措置を取らせていただきます)


≫ご参加中の皆様へ

(ご参加者様方におかれましては、お手数ですが上記の投稿について通報していただけると幸いです。お騒がせして大変申し訳ございません)


【 ご参加中の神様方へ 】

世界に不明なエラーが発生しました。これより先、こちらについては空白のものとして取り扱います。
このエラーに対して何かご意見があれば、場合に応じて策を講じさせていただきますので、その旨お伝えください。


  • No.172 by 預言者  2022-11-07 12:34:51 



▼神様方の栞

【 蘇芳様 】
キャラプロフ:>>62
all宛初回ロル:>>75 最終レス:>>97

【 梔子様 】
キャラプロフ:>>37 神の眷属:>>106
all宛初回ロル:>>50 最終レス:>>106

【 千草 】
キャラプロフ:>>4  神の眷属:>>103
all宛初回ロル:>>40 最終レス:>>110

【 瑠璃様 】
キャラプロフ:>>22 神の眷属:>>107
all宛初回ロル:>>41 最終レス:>>107

【 竜胆 】≫しばらく募集停止

【 朽葉様 】
キャラプロフ:>>27 神の眷属:>>109
all宛初回ロル:>>43 最終レス:>>108

【 卯の花 】≫しばらく募集停止

(/修正と追加を行い再掲示しました。何かあればご連絡ください。また現在ご参加中の皆様の安全を確保するため、当分の間【竜胆】【卯の花】の募集を停止致します。ご理解の程よろしくお願いします!)


  • No.173 by 朽葉  2022-11-07 23:34:03 



>110 千草

――まさか。いつでも出られるのなら、それは閉じ込められたとは言わないでしょう?
(連鎖する記憶に引っ張られそうになった意識は、彼のからかうような笑みによって現在へと焦点を結ぶ。問いかけにゆっくりと首を横に振りつつ、口にしたのは否定の言葉。辛うじて嘘ではないだけの一言は、続く主張によってその色を変えるだろうか。悪戯な笑みを一つ残してそれきり沈黙を選び取れば、地に着かない足をゆらゆらと揺らしつつ、膝の上のうさぎを抱き締めて。そのままいくらかの時が過ぎた頃、隣で衣擦れの音がすれば吸い寄せられるように顔を上げ、小動物さながらにその手に握られた枝を目で追いかける。戯れに浮かせた片手は、しかし伸ばされることなく白うさぎの元へと戻り、小さな音を立てて頭を垂れた小枝にぱちりと瞬き。「あら」とも「まぁ」ともつかないような吐息を零して新緑の瞳を彼へと向ければ、それじゃあ一緒に背負いましょうかと、忍び笑いのような笑みを浮かべて。放り出された枝に何を見た訳でも無いけれど、風が冷たくなってきたものだから。そんな言い訳を心の裡だけで呟いて、拳二つ分くらいの距離を詰めてしまえば、肩には届かないからと彼の脇腹辺りに身を寄せて。それが許されるようであれば、そのまま凭れ掛かるように身を預け、絵本の先でもせがむように相槌を打ち)
罪を犯して、閉じ込められていた人のお話? 昔はそのための施設があって、だから”塀の外”は守られていたのだとか……線を引くと、人間は安心するのかしらね。


  • No.174 by 千草  2022-11-11 00:14:51 



>>173 / 朽葉

(予想だにしなかったといえば嘘になるが、言外に含ませられた事実に一つ瞬きを落として。思わず視線を向けた彼女の頬に茶目っ気の色が浮かべられれば、それを追求することも蛇足に思えてくる。また二つ三つと瞬きを重ね、結局ヒュウ、と短く口笛を吹き。同意か称賛かは不明だが、──“ いつか話を聞けたら良いな ”──ただそれだけは確かで。それから満ちた沈黙が夜の間を通り過ぎて寸刻、戯れに選び取った木枝には小さな視線。素直に吸い寄せられた瞳は、打ち捨てたそれを区切りに色を変え。声にもならないような微かな音は何を責めるというわけでもなく。そうして弄びポイと投げ捨てたその罪は、どうやら分け合うことに成功したようだ。隣の暖かさがまた少し近づいて、仄かに脈打つ生命へ胸の中に光が灯る。預けられた小さな身体の肩に手を回して、寒さから少しでも遠ざけようと。それが退けられないのなら、訥々と話を続けようか。遠い日の思い出を見るように、眩しくもない夜空に目を細め。零れ出る言葉は所々が躓いていて)そうかもね。もうわからないけど、せん……俺を育てた人は、“塀の中“の人間だったらしいから。娯楽も限られていたから、本……その頃は差し入れの本ばかり読んでいたんだって──


  • No.175 by 朽葉  2022-11-13 22:59:24 



>174 千草

(身を寄せた先の他者の温もりに知らず息を吐き、肩へと触れる温かな手に思わず表情が緩む。白いうさぎをぎゅうと抱き締めて口元を埋めれば、夜の気配はほんの少しだけ遠くへ。星の瞬く夜空を見上げながら耳を傾けた彼の言葉は、まるで過去を拾い上げている最中のよう。時折挟まれる静寂は決して不快なものではなく、ただ語られる言葉に思いを馳せるだけの時間が過ぎて。「どこにも行けなくても、どこへだって行けるのが――本の、いいところだわ」彼の記憶の中の誰か。その人がどんな思いで頁を捲っていたのかは分からないけれど、その枕詞はきっと、終わってしまった時間の証だから。益体もない疑問の代わりに口を衝いたのは、何百何千と使い古されたような言葉で。静かな呼気は空に溶けて、視線は夜に染まった地面へと。――そういえば、最後に本を開いたのはいったいいつだっただろうか。活気に溢れた街も、青い海も、神様のいらない世界も、もう書物か記憶の中にしか存在しないと言うのに、常に厄災に見舞われる世界では歴史も叡智も散逸する一方。なんだかそれはとても悲しいことのような気がして、思わず瞼を伏せれば、その呟きは寂寥たる響きを持ち)
今となっては、きっと本の中の方が現実よりもずぅっと広いのに――その本も、随分と数を減らしてしまっているのよね。


  • No.176 by 瑠璃  2022-11-14 11:19:58 

>108
>朽葉さん
…ん"ん"っ!!…電気室…行こうか。(しばらく抱きしめ合っていたら急に気恥ずかしくなって咳払いしながら少し身を離し小さな背中をぽんぽん叩く。そういえば自分達は電気室に行くところだったんだと思い直しぎこちないカタコトで話を進めようとする。既に少しずつ意識が遠ざかっていることに気づかないまま)…あ~はず…

>110
千草さん
ん、洗えばまだ使えそうだね。(差し出された黒焦げの部品を擦りながら探ると着火部や蓋が一部残っているのを見つけ、なんとかなりそうと気楽に言う。とはいえ黒焦げの上衝撃で割れたりしていてしばらくは使えないだろうし、直せるとは思えない物だ。)お詫び…お詫びかぁ…そうだ、ちょっと行きたいところがあってさ、着いてきてくれない?(と古い観光雑誌の地図を取り出しいくつかの印の中から一つを指し示す。ここからそう遠くなく歩きでも充分辿り着けるだろう。)
(/多少時間が空いてしまいましたが>94のイベントに移行したいです!千草さんがよろしければCの図書館に行ってみたいです!)

  • No.177 by 千草  2022-11-17 23:41:15 



>>175 / 朽葉

そうだね……。本、か。君は本が好きだった?
(寂しげな吐息が溢されるも、それを慰める言葉など持つわけもなく。ただその呟きの中に相手の過去を感じ取っては、目線を夜空の上に向けたまま、独り言のような繰り返し。それから繋げた言葉は少しだけ空虚に響くかもしれない。彼女の持つその歴史を少しでも覗き込んでみたくて、するりと零れ出た疑問はまた至極単純なものだったから。反して馳せた思いの丈は胸中に淀んだまま、中で熟して競り落ちる。どこへも行けなくてもどこにでも行ける──なんだかそれは、自身の持つ力にも似てはいまいか。本であれば肯定的な意味合いで捉えられることの多いそれが、なまじ能力となった途端に疑問へと早変わりして。さて旧来の恩人はどう捉えていたのか、今となっては知る由もないことだ。そうして隣の彼女に見解を聞こうかと口を開いては、また思い出したように閉じる。月に群がっていた雲が晴れ、穏やかな光が挿し込んだのを言い訳にしておこうか。肩に回していない方の人差し指でゆっくりと上を指し示し、「良い月だね。……本なら、こんな月をどう言うんだろう」。月を示した指は、そのまま内緒話をするように口元へ。悪戯げな表情で、否、ともすれば期待とも取れる表情で相手へと視線を向け)

(/度々失礼いたします!今回あるいは次の往復での場面転換を考えているのですが、いかがでしょう?今回であれば次レスにて朽葉様に『図書館への場面転換』をお願いし、次の往復であれば当方が『図書館を知っている』として場面転換を行おうと考えています。
また、次の展開について『朽葉さんが閉じ込められる』『千草が閉じ込められる』『その他』が考えられるかと存じますので、是非とも考えをお聞かせください!)


>>176 / 瑠璃

え……あ、もちろんだよ!
(彼女の広げた地図に一瞬だけ視線をやっては目を瞠り、そしてすぐに顔を上げ。贖罪のチャンスが訪れたならこれ程有り難いことはない。指し示された箇所がよく見えるよう、さり気なく距離を詰めてはその指の先を覗き込んで。どうやら目的の場所はそれ程離れてはいないらしく、擦り切れた紙に首を傾げる。彼女の思い描く場所に思考を巡らせながら、何となくその方向に目を向けて。「こっちかな、」と独り言を呟きながら、早速とばかりに一、二歩と地面を踏みしめて)随分古い地図だね。ここは……なんの場所?

(/お声がけありがとうございます。是非ご一緒させてください!またCのイベントなのですが、起こり得る事態として『神が閉じ込められる』というものがあると思います。その場合、『瑠璃さんが閉じ込められる』『千草が閉じ込められる』のどちらがよろしいでしょうか?もちろん、他の展開をお考えであればそちらに乗らせていただこうと思うので、ぜひともお聞かせください…!)


  • No.178 by 朽葉  2022-11-20 18:47:36 



>176 瑠璃

――? ええ、懐中電灯が動くといいわね。
(頭上から聞こえてきた咳払いに顔を上げれば、きょとんとした表情で見つめつつ、彼女の背中に回していた腕を離す。ぎこちない響きを持つ声に疑問はあれど、その提案に否やはない。頷いて当初の目的を口にして朗らかに微笑めば、前方に見える鉄扉へと足を進めて。やがて目的の扉の前まで来れば、風化して掠れたプレートに”電気室”の文字を見つけ、ぱっと表情を明るくすれば彼女を振り返り)
よかった、目的通りの部屋みたい!


>177 千草

ええ。……わたしには、何よりも必要なものだったから。
(投げかけられたシンプルな問いに瞼を下ろせば、本、と小さく口の中で転がして。かつてページを捲っていた時の自分は、果たして本が好きだったのだろうか。いくら過去を振り返ってみても、その中には好きも嫌いも見つけられなかった。けれどもその散逸を悼む気持ちに偽りはない。それが例え、他の選択肢が無いが故のものであったとしても。ゆっくりと瞼を上げて控えめに頷いてみせれば、また暫しの静寂が辺りを包む。次に繋げる言葉の代わりに、仄白い月光が柔く降り注ぐと同時、すっと天を示した彼の指先を追いかけるように視線を上げる。夜空に浮かぶ月もまた、幸福な幻を見るのだろうか――そんな冗談にも満たないような思考はしかし、指先を口元に添えた彼の表情を目にしたことで霧散して。意を得たり、とでも言いたげに口の端を上げ、月光を反射して悪戯に輝く瞳を細める。「――気になるのなら、確かめればいいのよ」温かな腕の中から抜け出すと同時に倒木の幹からぴょんと飛び降り、行き場を失ったであろうその手を取って。それに成功したのなら、外出をねだる子供のように軽く引っ張って立ち上がるように促し)
――ね、千草。今度はわたしについてきてくれる?


─ 天球の図書館/夜 ─

(彼が一緒に来てくれるようであれば、無事だといいのだけれど――そんな不穏な呟きを最後に夜の闇へと溶ける。次の瞬間には森の柔らかな地面から一転、欠けて罅割れたアスファルトを踏みしめて。目の前で大きな影を落としているのは、ところどころが倒壊した建物。目立った特徴はと言えば、大きな半球の屋根が併設されていることだろうか。もっともその半球も、卵の殻を割ったように半分ほどが崩れ落ちてしまっているのだが。正面の玄関はガラスがすべて割れ、辛うじて枠組みだけが残っているような状態。目に見える他の窓も似たようなものだが、月光が直接差し込む分、中に入ったとしても暗闇に難儀することはないだろう。顔を上げて傍らの彼を見上げれば、かつてこの場所で聞いた説明をなぞるように口にして)
わたしの知る中では、いちばん天文の本が充実していた図書館なの。――右の半球の屋根は”プラネタリウム”と言う施設だそうよ。あの中に、夜空の星を映したのですって。


( / お声掛けくださりありがとうございます!上記の通り図書館へと場所を移させていただきました。少し変わり種の図書館としてしまいましたが、大丈夫でしょうか…?一般的な図書館の方が都合が良い等があれば、変更させていただきますのでお申し付けいただけましたら幸いです!
先の展開につきましては、一番は幻を見せる神様である千草さんが見る幻が気になるのと、朽葉の『望む場所』が少々難儀でして…。『千草さんが閉じ込められる』または『その他』で、何らかの理由で二人して閉じ込められる等でお願いできればと思うのですが、如何でしょうか?)


  • No.179 by 千草  2022-11-25 21:33:30 



>>178 / 朽葉

(傍らの小さなぬくもりが離れ、ごく軽い力で体を引かれたかと思えば、小さな呟きと共に彼女の姿がかき消える。夜闇にするりと溶けた相手にまた瞬きを落とせば、頬に微かに浮かべた笑みを伴に、彼女の後を追うべく瞼を下ろして。果たして着したのは硬質な地面であり、人工物であった。閉じていた瞼をゆっくりと開けば、目に飛び込んできたのは巨大な半球……片側が崩れ落ちた、変わった作りの屋根で。次いで落とした目線の先には見るも無残な玄関らしき場所、時折月光にきらりと反射しているのは散らばったガラスの破片だろうか。荒んだ外観のこの建物は一体何なのか、先の彼女の言葉を辿るように傍らの相手へゆっくりと視線を向ける。『天文の本』『プラネタリウム』いつかの記憶を思い出すかのように、あるいは重ね合わせていくかのように言葉が紡がれていけば、目を細め指し示された建物の先に視線を定めて。夜空の星を映し出すなんて、なんて大層な施設だろうか。そんなことをして何になるのか、見上げれば本物がそこにあるのに──等と言えば、誰彼から無粋と怒られるに違いない。取り留めもない思考をよそに、す、とおもむろに差し出した手は彼女の方へ。それは案内を相手に任せるような、少しだけ甘えを見せた手で)君は面白い場所を知っていたんだね。俺、本の星も……出来れば、映された星も見たいな。案内してくれる?

(/ご返答ありがとうございます。また、図書館に関してはある程度参加者様の裁量にお任せしようと考えておりましたので、不都合等はございません。むしろ素敵な図書館の存在にワクワクしていますので、変更等はなさらなくても大丈夫です!ご配慮いただきありがとうございます。
また、展開についても承知いたしました。それでは『千草が望む世界に閉じ込められる、しかしその流れに朽葉さんが巻き込まれてしまう』という展開はいかがでしょうか。もしも他の展開が良ければ遠慮なく仰ってください!)


  • No.180 by 預言者  2022-11-25 21:51:06 



▽目次(確認必須項目に※印を付けています。随時追加修正有)

>>1 概要と世界観※

>>2 NPCと用語等※

>>3 募集キャラクタ※

>>4 各種プロフィール※

>>5 展開の参照

>>6 注意事項・形式※

>>28 補足説明(Q&A)1
>>32 補足説明(Q&A)2
>>69 補足説明(Q&A)3
>>92 補足説明(Q&A)4

>>69 サブトピックについて 1※

>>93 メインイベントについて
>>94 【メインイベント発生/試運転】

>>101 常設イベント1【眷属の作り方】
>>102   ∟説明・テンプレート
>>103   ∟備考・記載例

(/最掲示しました。何かあればご連絡ください!)

  • No.181 by 預言者  2022-11-25 21:52:54 



※【 蘇芳様 】の存在が消えかかっております

注意事項に記しました通り、キャラクターリセットは一ヶ月の無言です。蘇芳様のリセット日は11/28となります。リセットとなった場合、新たに募集を行います。その際、他の神の記憶から【 11/18生まれの蘇芳 】が抹消されます。

期限までに一言でもいただければリセットを延長致しますので、よろしければご検討ください。

+再募集 /【 竜胆 】【 卯の花 】を再び募集開始いたします。詳細は目次をご参照ください。


▼神様方の栞

【 蘇芳様 】
キャラプロフ:>>62
all宛初回ロル:>>75 最終レス:>>97

【 梔子様 】
キャラプロフ:>>37 神の眷属:>>106
all宛初回ロル:>>50 最終レス:>>106

【 千草 】
キャラプロフ:>>4  神の眷属:>>103
all宛初回ロル:>>40 最終レス:>>179

【 瑠璃様 】
キャラプロフ:>>22 神の眷属:>>107
all宛初回ロル:>>41 最終レス:>>176

【 竜胆 】≫募集中

【 朽葉様 】
キャラプロフ:>>27 神の眷属:>>109
all宛初回ロル:>>43 最終レス:>>178

【 卯の花 】≫募集中

(/追加と修正を行い再掲示しました。何かあればご連絡ください!)


  • No.182 by 預言者  2022-11-26 17:44:14 



皆様こんばんは。実はこの世界を作り上げる際、隠しイベントを設定していました。出現条件は下記に示す通りです。ご参加されている方も少し興味を持って覗かれている方も、宜しければご参加していただけると嬉しいです!


【 隠しイベント 】

イベントの名前:ウツギの実験
イベントの形式:お試し・半指名制
イベントの期間:~12/31


▽ 出現条件 / 対象者

条件:2週間以上、(主催を含めず)2名以下の更新のみ
条件:参加者が3名を下回る

対象:新規参加者様
対象:神様としてご参加されている方

>>適宜更新

▼ 概要

ウツギは人間を攫い、実験を始めました。どのような実験か、あなたは知らされていません。逃げることのできない【 神様の寝床 】の中で、どんなことを思うのでしょうか──。


▽ 当イベントのねらい

・トピックの雰囲気を体感して頂く
・新しい風を取り入れる
・梃子入れを行う




ウツギ1「お客さんを募るよ~」
ウツギ2「体験型アトラクションなの」
ウツギ3「期間限定!もしも興味があれば気軽に声をかけてみて!」
ウツギ4「既に参加されている神様方は、宜しければスタッフとしてご入場ください。もちろん、お客様として新たなキャラクターをお創りいただいても構いません。ただし、神様としての役割を放棄しないようにお願い致します」



  • No.183 by 預言者  2022-11-26 17:45:48 



ウツギは実験を始めた……

【 お客様 】
※こちらは新たにお越しいただいたお客様/既に参加されている方が対象です。
※性質上、何らかの実験と結果を強制されることを念頭に置いて頂きたいです。つまりある程度展開が確定します。
※注意書きは>>6に準じます。

①まずはあなたがどんな人間か、簡単に教えていただけますか?名前と容姿だけで大丈夫です。他にもご希望の展開など、伝えたいことがございましたら、その他の欄にお書きください。

②あなたたちはこれから一ヶ月、好きなときにここに来ることができます。そして、【 神様の寝床>>2 】を自由に使うことが出来ます。ですが、【 神様の寝床 】から出ることはできません。
(尚、世界観にそぐわない/注意書きを読まれていない/問題行動を起こす等のアクションが見られる場合、参加をお断りさせていただく場合がございます。また、勝手ながら相性等を考慮させていただく場合もございますので、ご理解ください。)

③あなたは、【 神様の寝床 】の中でお好きなウツギと絡むことができます。姿も性格も思いのまま。だけど、あなたが今どんな実験をされているのか、それは全くわかりません──。

④一ヶ月または期限日を以てリセットとなります。もしもリセット時に神様の席が空いており、参加をご希望されるようでしたら、その旨をお伝え下さい。そうでなければ、これで実験終了となります。※お客様として参加されている最中に神様として名乗りを上げて頂いても構いません。

【 テンプレート 】
名前/
容姿/
その他/

あなたの思うウツギの姿/
あなたの思うウツギの性格/

※ウツギについては、特にご希望がなければ預言者がおつくりします。


  • No.184 by 預言者  2022-11-26 17:46:54 



ウツギはあなたの方を振り返った…………

【 スタッフ 】

※こちらは既に神様としてご参加頂いている方のみ対象です。

①すでにご参加いただいている神様を対象に、ウツギが案を募集しています。募集内容は、『実験内容について』です。

②サブトピックに『ウツギの実験内容』をご投稿ください。その中からランダムにピックアップし、ウツギがお客様宛に実験を行います。また実験内容には預言者考慮のものも含まれます。尚、実験内容は複数ご投稿頂いても構いません。

③お客様とお話したい場合は、それぞれでコンタクトを取って頂ければ幸いです。聞きたいことがある場合や、トラブルが発生した場合は預言者にお知らせください。

④その他ご相談があれば預言者まで。

【 テンプレート 】
考案者/
実験名/
実験内容/


  • No.185 by 預言者  2022-11-26 17:49:41 



【 隠しイベントの栞 】

>>182 隠しイベント/半指名制
    ∟【 概要 】

>>183 参加方法
    ∟【 お客様へ 】

>>184 参加方法
    ∟【 スタッフへ 】

(/参加は任意であり、すでに参加されている神様方にも強制力はございません。また、不明な点やご提案、ご指摘などがあればお気軽にお問い合わせください!)


  • No.186 by 朽葉  2022-11-27 23:28:19 



>179 千草

もちろんよ。でも、本はともかく――星を映す機械、動くのかしら…。
(差し出された手と彼の顔とを交互に見ては、どこか嬉しそうに微笑みながらその手を取って軽く握る。先導するように歩き出しながら再度見上げた、在りし日の思い出の場所。以前に来た時よりも荒れているような外観は、流れた時の長さを思えば何も不思議なことではない。問題は建物の中が無事か否かだが、あの日のまま残っていると言うことはきっとあり得ないだろう。彼の希望はできるだけ叶えてあげたいと思いつつも、浮かんだ懸念をぽつりと口にして。正面の入口までやって来れば、扉を開ける必要もないのでそのまま建物の中へ。壊れたソファや什器が散乱しているロビーを抜けてから一度立ち止まれば、受付カウンターにかかった”本日の受付は終了しました”の札を見て僅かに視線を伏せて。「……星は、本物で我慢かしらね」そう呟いた声は思った以上に感傷的に響いて、自分の事なのに驚いたように瞳を丸める。狐につままれたような心持ちで数度瞬いては、吐息のような笑みを零して。「図書館はこっちよ。――本は無事だと良いのだけれど」彼の手を引く形で再び歩き出せば奥の階段から二階へと上がって、その足取りは迷いなく。廊下の壁に僅かに残っている天体の写真を順に眺めながら進み、やがて一つの扉の前で立ち止まれば、この部屋の名前を示す取れかけのプレートを見上げて)
プラネタリウムは、天の星を映す天球――だからここは”天球の図書館”と言うそうよ。

(/そう仰っていただけて安心いたしました…!プラネタリウムに併設された私立図書館、と言うざっくりとした設定ですので、細部につきましては描写に必要な場合はお好きに想像していただけましたら幸いです!
展開については、ぜひご提案くださったもので進めさせいただければと思います!)


  • No.187 by 瑠璃  2022-11-30 00:04:48 

>all
(/長く開けてしまって申し訳ありません。ただ今瑠璃の背後が瑠璃の性格を忘れてしまい思い出している途中です。すぐに戻ってきますのでよろしくお願いします。)

  • No.188 by 梔子  2022-11-30 15:14:10 

>all
(/申し訳ありません。文を書いていたタブが消えまして…一から書き直しになってしまったので返信に少し時間がかかると思います。)

  • No.189 by 預言者/千草  2022-11-30 16:28:08 



>>186 / 朽葉

まあ、そんなに期待はしてないさ。
(彼女がポツリと零した言葉には、苦笑を滲ませた返答を。幼い頃ならいざ知らず、幾年も経た身が無邪気に期待することなど出来ようはずもない。故に気にせずとも良いのだと、言外に含ませては繋いだ手のひらに軽く力を込める。外観から想像はしていたが、踏み入れた途端に映る景色は正しく崩壊を意図しているようで、雪駄の端に残骸が引っかかっては跳ねて飛び。さり気なく、しかし行儀悪く障害物を足の先で退けていれば、不意に届いたのは寂しげな幼子の声。思わず視線を向けた先、彼女の緑の瞳はカウンターの札を捉えていた。掛けようとした声はしかし次いだ案内に先回りされ、開きかけた唇からは辛うじて同意の音が漏れ。幼い力で先導される中、網膜を流れていくのは褪せた写真の数々で、ぽっかりと浮いた球に吸い込まれそうな錯覚が少し。踏み締める足の感覚を頼りにして歩を進めていれば、その流れがふつりと途切れたのはある部屋の前だった。傍らにつられて見上げたのは、かつては誇らしく掲げられていたのだろうプレート。その名が記すあまりに壮大なスケールに、ぽかんと口を開けて。この先に待ち構えているものは空を移す神業──。ふらりと傾いだ身体、それを支えるように扉に片手をついて。中からは当然何の振動も伝わって来てはくれず、その静けさが逆に不安を煽り。誤魔化すような響きを含んだ声が、独り言じみて零れ出る。若干の意味の欠けを孕みながら、先程の隣人の言葉を引っ張って)
天球の図書館。……そっか、本物の星で、我慢になるほど。

(/承知いたしました、お答えいただきありがとうございます。それではこの方向で進めさせていただきます!/蹴り可)


>>187 / 瑠璃様
>>188 / 梔子様

(/まとめてしまって申し訳ございません。返信について承知いたしました!お忙しい中ご報告いただきありがとうございます。瑠璃様と梔子様の復帰をお待ちしております!)


  • No.190 by 預言者  2022-11-30 16:29:25 



+手記 / どこかで とある神の 気配が 消えた

皆様の記憶から、下記が抹消されました。
【 11/18生まれの蘇芳について 】

蘇るか、新たなる神となるか。あの神が声を上げるときまで、おやすみなさい。

+再募集 /【 蘇芳 】【 竜胆 】【 卯の花 】を再び募集開始いたします。詳細は>>1から>>6、または目次をご参照ください。


▼神様方の栞

【 蘇芳様 】>>募集中

【 梔子様 】
キャラプロフ:>>37 神の眷属:>>106
all宛初回ロル:>>50 最終レス:>>106>>188

【 千草 】
キャラプロフ:>>4  神の眷属:>>103
all宛初回ロル:>>40 最終レス:>>189

【 瑠璃様 】
キャラプロフ:>>22 神の眷属:>>107
all宛初回ロル:>>41 最終レス:>>176>>187

【 竜胆 】≫募集中

【 朽葉様 】
キャラプロフ:>>27 神の眷属:>>109
all宛初回ロル:>>43 最終レス:>>186

【 卯の花 】≫募集中

(/追加と修正を行い再掲示しました。何かあればご連絡ください!)


  • No.191 by 預言者  2022-11-30 16:34:24 



▽目次(確認必須項目に※印を付けています。随時追加修正有)

>>1 概要と世界観※

>>2 NPCと用語等※

>>3 募集キャラクタ※

>>4 各種プロフィール※

>>5 展開の参照

>>6 注意事項・形式※

>>69 サブトピックについて 1※

>>28 補足説明(Q&A)1
>>32 補足説明(Q&A)2
>>69 補足説明(Q&A)3
>>92 補足説明(Q&A)4

>>93 メインイベントについて
>>94 【メインイベント発生/試運転】

>>101 常設イベント1【眷属の作り方】
>>102   ∟説明・テンプレート
>>103   ∟備考・記載例

>>182 隠しイベントについて(お試し・指名制)
>>183   ∟【 お客様へ 】
>>184   ∟【 スタッフへ 】

(/追加と修正を行いました。何かあればご連絡ください!)


  • No.192 by 朽葉  2022-12-05 01:29:51 



>189 千草

そう、”宇宙はロマン”なのよ。いつの時代も――それこそ、大災害が世界を襲っても。人は空を見上げるのを止めずに、星へと手を伸ばしたのだから。
(プレートの文字から隣に佇む彼へと視線を映せば、どこか惚けたように口を開いたその表情が、いつかの自分と重なって映る。どこか面映ゆいような、それでいて誇らしいような。そんなふわふわとした気持ちに小さく口の端を上げれば、淡い記憶を音にして、称賛にもに似た言葉を紡いで。彼が触れた扉は未だ閉ざされたまま。向こう側に広がる光景への不安を飲み込むように一呼吸をおいてから、錆びたドアノブを掴む。ギィギィと抗議するように鳴る蝶番を壊さないよう、慎重に扉を押し開いて足を踏み入れれば、月明かりが照らすのは終末世界に相応しい様相の図書館だった。床に散らばる窓ガラス、机や椅子だった木片、本だったかもしれない紙片。雨風に晒された窓際の棚は朽ち果てて、自然の手を逃れた廊下側も踏み荒らされているように見受けられる。重厚な造りのはずのカウンターすらもほとんど原形を留めておらず、風の一吹きで倒壊しそうな有様で。「――まぁ、管理者のいない建物なんてこんなものよね」諦観と納得の混ざった呟きを零し、扉が無事だったのが不思議なくらいだと笑い交じりに口にしては、部屋の隅に乱雑に積まれた幾ばくかの本へと視線を映してから、傍らの彼を見上げて器用に片目を閉じて)
ようこそ――と言うには、ちょっと格好がつかないけれど。多少は本も残っているみたいだから、”図書館”だってことで、ここはひとつ。


  • No.193 by 千草  2022-12-08 22:03:18 



>>192 / 朽葉

(彼女の言葉に固唾を呑み、何か不可思議な力で元通りの姿を保っているのではないかという淡い希望はしかし、眼前の景色によって否定された。緊張の面持ちで迎えたのは荒廃した内部で、野晒にされた本の群れが今にも悲鳴を上げてきそうだ。少しだけ残念そうに隣の彼女の方に顔を向ければ、茶目っ気のある表情が目に入り。瞬いた瞳に映るそれは、何だか得意げにも見える。先の口調とは裏腹なその顔に笑みを零し、そして感謝の言葉を口にしては、不格好なウィンクを返して。──彼女の言葉の端々には、かつてこの地を訪れた者が有する郷愁が滲んでいる。管理者がいないということは、かつて管理者の居た時代に彼女はここを訪れていたのだろうか?「前はどうだったのかな……」口を衝いて出たのは何の捻りもないそんな疑問で、言い終えたあとでハッとして口を押さえ。再び横目で見た相手にバツの悪そうな表情を浮かべると、誤魔化すようにするりと彼女との間を解いて。そのままゆっくりと部屋の隅へと歩み寄る。目的は雑然と置かれた本の数々で、近寄るにつれ眩しさを増す月光に目を細めて。やがて歩みを止め、相手の視線の先にあった本を一冊取り上げて、中を確認するようにぱらぱらと捲り。所々ページの端が欠け、汚れた液体が滲むそれはどうやら絵本のようで。ふと見つけたそのページには真白い動物が描かれており、先の失言も忘れて彼女の方を振り返り。相手に絵を指し示すようにしてページを開き)──見て!ウサギだよ。しかも、月と一緒だ。


  • No.194 by 匿名  2022-12-09 16:12:49 

(/初めまして。美しく丁寧な世界観と、参加者様の素敵な雰囲気に惹かれ、是非参加させていただきたいと思い参りました。よろしければ蘇芳のkeepをお願いできますでしょうか。)

  • No.195 by 預言者  2022-12-09 17:30:17 



>>194

(/お越しいただきありがとうございます。世界観ならびにご参加頂いている方々の魅力を褒めて頂けて、大変嬉しいです……!蘇芳のキープを承りましたので、12/12の月曜日までにプロフィールのご提示をお願い致します。素敵な蘇芳の誕生を楽しみにしております!)


  • No.196 by 匿名  2022-12-11 20:24:50 

希望:蘇芳(すおう)

年齢:32歳

性格:人から頼まれると断れない性格で、端的に表すならばお人好し。関係が深くなるほど世話を焼きすぎてしまう。その反面どこか冷めた思考をしており、自身の生にはあまり執着がなく、神になったその日に自分は一度死んだのと同義であると考えている。神の能力を使うことに抵抗はなく、元よりお節介な性格もあり人間から助けを求められれば救いに行く。ただし全ての人間を救うことが出来ないことも理解しており、いつ世界が滅んでしまっても構わないとこの世界に諦めを抱いている。

容姿:身長は178cm。人間だった頃あちこちへ走り回っていた影響で鍛えられたのか筋肉量はそれなり。頭髪は黒色で耳にかかるくらいの長さに整えられており、前髪はセンター分けにしている。瞳は少し灰色がかった黒色。つり目がちで無表情でいると目つきが悪い印象を与える。声質は低めだが発する言葉の雰囲気は柔らかい。膝下までの長さがある蘇芳色のローブをコートのように羽織っている。ローブの裾には縁取るように金色の刺繍が施されている。ローブの中に着ている服は日によりけりだが、白や灰色のシャツに黒のズボン等モノトーン調でシンプルな服装を好む傾向。
 
神の能力:自らの血を与えることで他者の傷を癒す力。経口摂取、或いは傷口に直接血が触れるなど相手の体内に血が取り込まれることで能力を発揮する。治癒するのに必要な血の量は傷の度合いに比例する。自身の血の量には限りがあるため救える人間の数は限られており、数えきれない程の救えなかった命を目前としてきた。能力を使いすぎると貧血のような症状が出てしまう。神も万能ではないのだと自己完結しているが、人間だった頃への未練が無意識下に残っているせいなのかもしれない。

生誕と年月:8月30日/12年

備考:彼にとって未曾有の大災害が起きたのは7歳の頃であった。突如変わる日常に翻弄されながら必死に生きていたある日、最愛の人との死別を経験する。耐えきれない程の絶望に自ら死を選び胸部へとナイフを突き立てたのだが、意識が朦朧としていく中でどこからか聞こえてくる優しく囁かれた言葉に頷いてしまったが最後。意識を取り戻した時には神になっていた。胸部にはその時の傷跡が残ったままらしい。死者を蘇らせる程の力がないことに無力感を抱きながら、世界が滅ぶその日まで神としての力を出来るだけ活用したいと助けを求める人のもとへ各地を彷徨い続けている。



(/蘇芳をkeepしていた者です!プロフィールを作成しました。情報の不足や解釈違いなどございましたら遠慮なくご指摘くださいませ。)

  • No.197 by 預言者  2022-12-11 21:15:28 



>>196 / 蘇芳様

(/プロフィールのご提出ありがとうございます。諦念と善性の入り交じる素敵なご子息様がいらしてくださってとても嬉しいです!不備等ございませんのでこちらで登録させていただきます。
物語のご参加に当たっては、ご自身で初回ロルをご投稿いただくか、既にご提出されている皆様方のロルに絡みをいただくかをお選びください。もしも全員と絡むことが難しければ、○人まで等、事前にその旨をお伝えいただければ幸いです。また、各種イベント等も開催されておりますので、よろしければご参加いただけると嬉しいです!)


  • No.198 by 蘇芳  2022-12-12 11:30:05 



(/主様、参加の許可とお褒めの言葉をいただきありがとうございます!イベントも大変興味深く、ぜひ参加させてください!ひとまず初回ロルを投下いたしますが、のちほど皆様へ絡み文を送らせていただきますので、初回ロルに反応いただいても、暫しお待ちいただいてもどちらでも大丈夫です。至らない点も多々あるかと思いますがこれからよろしくお願いいたします!)




>all


(ビルだったであろう建物の屋上へ、降り立つ男が一人。建物は半分鉄骨が剥き出しになっていて、いつ崩壊してもおかしくないほどだが人が寄り付かないだろう場所は今の自分には都合がいい。突然発生した台風が通り過ぎた次の日の昼下がり、悲惨な街の景色と対照的に青く澄んだ空を順にぼんやりと眺め。ふと何かを思い出したかのようにローブの中に着た衣服の袖ごと捲り左腕を露わにして。そこについ先刻まであったはずの傷は跡形もなく消え去っており、自ら傷をつけたであろう箇所を右手でなぞりつつ分かってはいても毎度確認してしまう自分に自嘲気味に笑みを漏らす。何年繰り返しても自分の体を傷つける行為には慣れそうにない。自分の血が滴り落ち、人の血と混ざり合う光景を思い返しては次第に血の気が引いていく感覚がして軽く頭を振るとコンクリートの壁に背を預けずるりとその場にしゃがみ込み、深く息を吐き出し)
……あー…、くそ…。

  • No.199 by 朽葉  2022-12-13 01:24:48 



>193 千草

(ある程度は予想していたとは言え、目の前の惨状に思いのほか冷静でいられたのは、偏に隣に佇む彼のおかげだろう。もっとも、自分ひとりならそもそもこの場所に足を運ぶことも無かっただろうから、単純に比較できるものでもないかもしれないが。視線の先の彼が口にしたのは当然の疑問。しかし在りし日の光景を言葉に変えようとしたものの、”しまった”とでも言いたげな反応を示されてしまえば、反射的につられるようにきゅっと口を噤む。――どうしてそんな顔をするのだろう。解けた繋がりに名状しがたい寂寥を感じて思わず視線を落とせば、手のひらへと残る温もりを留めるように白うさぎを抱き締めて。それから気を取り直して室内へと視線を巡らせれば、ゆったりとした足取りで移動しつつ、気まぐれに床に散らばる紙に綴られた文字を追う。断片的な情報を知識と想像とで補完して遊んでいれば、部屋の隅から上がった声に顔を上げて。どこかはしゃいでいるようにも思える彼の様子に笑みを零せば、小走りに駆け寄って絵本へと視線を向け。「ふふ、ほんとね! この子と同じ、真っ白なうさぎさん」腕の中の白うさぎを軽く掲げるようにしては、ふと何かを思い出したように視線を本の山へと。辛うじて読み取れる情報から図鑑らしき一冊を手に取れば、目当てのものを探してページを捲っていき。やがて端が少し滲んだ月の写真を見つければ、本の重さで若干ふらつきつつも彼に向かって掲げてみせて)
――っ、とと……知ってる? 月にはね、うさぎが居るのよ!


>198 蘇芳

どこまでが実りの雨で、どこからが――……。
(昨晩の暴風雨が何もかもを吹き飛ばしたせいか、この上なく澄んだ空気は空の色をより鮮明に透かす。しかしそんな空模様とは裏腹に、胸中は出口のない問いによって暗雲が立ち込めていて。片側が解けてしまった髪のリボンを握りしめ、視線をぬかるんだ地面へと向けたまま目的地もなくただ足を進めていれば、そこでふと、思いがけず近い位置にあるウツギの神様の気配に気付いて立ち止まる。――この距離に至るまで意識できないなんて、随分ぼうっとしていたらしい。このまま一人で物思いに耽るより、他愛のない話でも誰かと会話している方が気分も晴れるだろうか。そう思えば自然と足もそちらへ向き、やがて今にも崩れ落ちそうなビルの様子が目に入ると、流石に自分の足で上るのは諦めてその場から姿を消して。とん、と軽い音を立てて屋上へと着地すれば、吹き抜ける風に思わず目を眇める。次いで視界に入った彼の様子に驚いたようにその名を呼べば、駆け寄って心配そうに覗き込んで)
――蘇芳? どうしたの、具合でも悪い…?

(/初めまして、せっかくですので初回ロルに反応させていただきました!素敵な神様がいらして下さって大変嬉しいです…!ご縁に感謝しつつ、ぜひ一緒に物語を楽しんでいけたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。)


  • No.200 by 蘇芳  2022-12-13 15:28:36 



>40 千草

(かつては街として栄えていたのだろう、住居だったらしいものの断片が転がる場所を眺めながら歩いていく。初めは瓦礫の下に人が埋もれてやしないかと気にしていたがこの辺りはもうすっかり人の姿がないらしい。次の街へ移動しようかと行き先を考えはじめた時、不意に近くにウツギの神様の気配を感じて目的地を変更。近くにいるのなら様子を見に行くのもたまには悪くないだろう。すぐに移動する手段も取ることが出来るが未だに人間だった頃の習慣が残る彼はあまり好まないらしく、足場が悪い道を臆することなく進んでいき。漸く目的地とした人物の姿を視界に捉えるが、雲一つない鮮やかな青い空の下、濡れた羽織を纏う彼の姿は異色に映り気軽に声を掛けるには躊躇われて。神の能力を持ってすれば簡単に乾かすことが出来るはずだが濡れたままでいることを選んでいることには恐らく何か理由があるのだろうと考えつつ、相手の近く、左側に転がる建物だった残骸に腰を下ろしては相手の様子伺うように視線を向け。冗談のような心配事を、本気かどうか分からないトーンで口にして)
…それじゃ風邪引くぞ。

(/改めまして、参加の許可をいただきありがとうございます!こういった場での交流は不慣れなため失礼がありましたら遠慮なくご指摘いただければと思います。これからよろしくお願いいたします。)




>199 朽葉

(自らの名を呼ぶ声に半ば反射的に項垂れていた頭をゆらり揺らして持ち上げ、目の前に人影があることに気が付く。この場に簡単に人間は来れないはずであると思わず身構えそうになるものの、視界を彩る朽葉色にすぐに彼女の存在を理解しては「…なんだ、朽葉か」独り言のように安堵の声色滲ませて相手の名前を呟いて。声を掛けられるまで神の気配にも気付けないとは、随分と情けない姿を見られてしまった。何でもない、と言い掛けてこの状態を見られてしまった今、その言葉は無理があると思い直して一度口を噤む。普段より回転の遅い脳を働かせ言葉を選びつつ、相手に心配をかけるのは本意ではなくふらつく体を起こそうとするものの上手く足に力が入らないようで諦めてそのまま冷たいコンクリートに体重を預ける。ぼやける視界の焦点を合わせようと目を細め、漸く此方へ向けられた表情を伺い知ると極力平静を装って言葉を続けて)
……あー…大したことじゃない。いつものことだ。…少し時間が経てば戻る。

(/初めまして。初回ロルに反応いただきありがとうございます!こちらこそ、素敵な世界観の中にご一緒できて嬉しいです。ぜひ、一緒に物語を紡がせてください!これからよろしくお願いいたします。)




>41 瑠璃

(自らの能力についてぼんやりと思考を巡らせながら、瓦礫が転がり道と呼ぶには不安定な道を歩き進める。そうしているうちにいつの間にか夜が明けてしまったようだ。このままでは手持ち無沙汰でまた無駄に時間を過ごしてしまいそうだ、と少し考えた後にその場に立ち止まり目を瞑って周りに何かないか意識を巡らせ、やや離れた位置に自分と同じウツギの神様の気配を感じ取るとそのままその場に向かってみる。暫し歩いて見えた古びた建物をここに神がいるのか半信半疑で見上げていた時、その建物から飛び出す彼女を見つけ声を掛けて)
…瑠璃。こんなところで何してるんだ?

(/初めまして。初回ロルに絡ませていただきました!現在少し離れていらっしゃるようですが、戻られました際には蘇芳とも絡んでいただけると嬉しいです。これからよろしくお願いいたします。)




>50 梔子

(朝。つい先程目覚めたばかりだが体を起こそうと建物の外へ。瞳も開ききっていない状態でくぁ、と欠伸を零しつつ当てもなく歩いていた最中、木の枝が揺れ草葉がガサガサと音を立てていることに気付き、猫でもいるのだろうかと寝惚けた頭のまま何気なくゆったりとした足取りでそこへと近付いて行った先で周りを見渡す相手と視線が合う。予想外の人物との遭遇に一気に目が覚めたようで思わず口から飛び出そうになった驚きの声を何とか止めた代わりに情けなく口を開閉させた後それを誤魔化すためか咳払いを一つ。神とはいえ寝起きらしき女性の姿を見てしまったことに対してどことなく気まずさを感じたのか思わず視線を外し謝罪の言葉が口をついて出て)
__っんん、…悪い、その…邪魔したな。

(/初めまして。初回ロルに絡ませていただきました!ご負担にならなければ、蘇芳とも絡んでいただけると嬉しいです。これからよろしくお願いいたします。)


  • No.201 by 千草  2022-12-17 14:37:18 



>>199 / 朽葉

っと、大丈夫?──あ
(重さで傾いだ彼女の姿に、慌てて絵本を置いては腕を伸ばす。伸ばされた手はそのまま、彼女の身形には些か余る大きさの本に添えようとして。身を屈めた姿勢が無事に重さを軽減させることができたとするならば、改めて写真に目を向けよう。──月の写真。一度も目にしたことのないそれに自然と口は閉じ、視線はそのページに釘付けとなり。静かに浮かぶ月に賑やかな兎が居るだなんて、到底信じられないけれど、遥か遠くの月には真っ白の兎が必要なのだろうか。取り留めもない思索はすぐに打ち止めとして、軽く頭を振っては浮かんだ疑問をそのまま口に。「何で兎が月にいるんだろう……?」純白の相棒を持つ彼女なら、この問いの答えを持っているに違いないとの考えで。期待を滲ませた瞳で彼女に視線を向け、絵本の謎の解答を待つ。視界の端に映る頁の際はぼんやりとした滲みが出来ていて、良い子の姿勢で待つ間にも若干の残念さを覚え。ばれないように片手の指先でその箇所を小さくなぞり、ざらついた感触に息を吐いた。いつかこの本も朽ちてゆく定めなのだろう。ようやく外した視線は図書館の四方に散らばり、所有者を探すように動く。意味のないその動きに自身で気がつくことはなく、やがて諦めたように笑みを浮かべ。零した言葉は独り言のような響きを持っていて)この本、借りていいかな。このページを覚えておきたいんだ。


>>200 / 蘇芳

……蘇芳。見られたか、恥ずかしい。
(段々と近付いてくる足音への対応は、その姿が見えてからにしてしまおうと考えてから少し。姿を表したのは同じ神という性質を持つ彼で、突かれた不意に僅かに表情を崩してしまう。羽織に感じる視線は気遣が感じられ、躊躇の負担をさせてしまう前に乾かしてしまえば良かった──と考えはするものの、後悔は先に立たないもので。とりあえずとばかりに向けた視線の裏側で、掛ける言葉を探す最中、不意に彼の口が開く。自身と同じように腰を下ろして掛けられた声は、平生と変わらない調子を保っていた。数秒迷った末の己の応答は図らずも冗句じみていて、軽い笑みを浮かべ手を振ることで誤魔化しを。彼の心配を一蹴してしまうような振る舞いに気が付くことはなく、ゆっくりと立ち上がっては伸びをして。そうして無言で瞼を閉じて五秒、ふわりと巻き上がった暖かな風がその姿を消した途端、羽織は元通りの色味を取り戻す。理由も何も言わないまま隠すことを選んでは、半ば陽を遮るように彼の眼前に立ちはだかって。目を細めて投げ掛けた感謝と質問は唐突なもの。自身を追求される前に話を逸らし、あわよくば彼の目的地に同行させて貰おうかとの魂胆で)
心配してくれてありがとう。蘇芳は誰かを助けに行く途中かな。

(/こちらこそご参加いただきありがとうございます!それではまた何かあれば遠慮なくお呼び出しください。/蹴り可)


  • No.202 by 蘇芳  2022-12-19 10:43:15 



>101 常設イベント1【眷属の作り方】


神名: 蘇芳

1.決めた眷属の種類は?
犬の型

2.眷属の見た目は?

【 体の色 】
白色。耳、手足、尻尾の先は薄紅に染まっている。

【 瞳の色 】
真紅。

【 大きさ 】
肩の上に乗せられる程度。

【 その他 】
目の下に、下瞼を縁取るような紅色の模様。

3.なまえをよんであげて!
「……コマ、おいで」


(/常設イベントに参加させていただきました…!200レス目をしれっと奪ってしまっていたことに今更ながら気が付き申し訳なく…、そしてここまで皆様が歩んで来られた道のりを感じ感慨深いです。本編で登場する機会に恵まれますように。)

  • No.203 by 朽葉  2022-12-19 23:58:22 



>200 蘇芳

(たった一言だけではあるが、耳朶を叩く彼の声はいつになく精彩を欠いているように思える。にも拘らず声に反応して立ち上がろうとするものだから、驚きに瞳を丸めて思わず押し留めるように手を伸ばしかけて。しかしこちらが制するまでもなく、再び沈み込んでいく彼に行き場を失った手をそろりと下ろせば、暫し彷徨った後に合わせられた視線に思わずきゅっと眉を寄せて。「焦点を合わせるのに数秒、かつ立ち上がれない程の体調不良は、十分大したことよ。――例えそれが”いつものこと”であったとしても、ね」窘めるようでいて、どこかもどかしそうな声音でそんなことを言えば、彼の隣へすとんと腰を下ろし、白うさぎのぬいぐるみを反対側に座らせる。それから「おいで、ミコト」と自身の眷属の名を呼べば、姿を現した真っ白い狼の首元を撫でてやりつつ、彼の顔を覗き込むように見つめ。「人であれ神であれ、具合が悪いときは横になって目を閉じるのが一番よ」心配の色を瞳に宿し、そんな言葉に続ける形で提示するのは、休息or休息のやや強引な二択。断られたのならそれ以上は言わないだろうが、少しでも早く回復してくれればと考えながら、その場で身体を横たえた白狼のお腹と自身の膝とを、順に示すように軽く叩いてみせて)
――今ならこの子のお腹とわたしの膝、好きな方を貸すけど、どうかしら? 移動できそうなら、神様の寝床の方がゆっくり休めるとは思うけれど……。


>201 千草

(彼が手を伸ばしてくれた事で安定して紙面を提示することができるようになれば、自然とその表情を窺うだけの余裕が生まれる。まぁるい月の写真にその視線が縫い留められているのを見て、思わず小さな忍び笑いを漏らしてしまったのは、思惑が上手く嵌ったからに他ならない。かつて受けた衝撃を、今度は別の誰かへと。そんな些細な悪戯が成功したような心持ちでいれば、彼の唇から零れたのはある意味当然の疑問で。期待を孕んだ眼差しを向けられると、先ほどの言い回しはちょっと意地が悪かったかもしれない――などと反省しつつ、僅かに本を押し上げるようにして彼へと預けようとして。もしその意図が伝わって受け取って貰えたのなら、彼の視線が室内をさらう間に隣へと回り込み。独白のような要望に一つ瞬いては、その視線の意味に合点がいったように淡く微笑み。「ええ、いいと思うわ。――もし気になるようなら、貸出管理簿に名前を書いていったらどう? 無事ならカウンターのところにあるはずだけど……まぁこの際、紙なら何でもいいかしらね」気休めにすらならないかもしれない提案を口にしては、ちらりとカウンターの方へと視線を向け、とても無事とは思えない様子に微苦笑を一つ。再び彼の方へと視線を戻して小さく肩を竦めては、気を取り直して紙面を指差し。前置きとともにゆっくりと指を滑らせれば、月の海が描くうさぎの姿をそっとなぞっていき)
言い伝えもいくつかあったけれど、一番分かりやすいのはやっぱりこれね。月面にうさぎが見えるの――ここが耳、顔…体で……これはお餅をつくための臼、らしいわ。


  • No.204 by 蘇芳  2022-12-22 11:29:10 



>201 千草

(先程まで濡れていたのが嘘のように羽織が軽やかさを取り戻すその様を目の当たりにすると改めて自分達は人ならざる者なんだと感じさせられるようで、複雑さを抱きつつ。彼が話さない選択をしたのならこれ以上追及したところで意味がない、この場ははぐらかされておくことにする。目前に立つ彼の表情を窺うように見上げ、唐突に降ってきた感謝の言葉に驚いた様子で僅かに目を見開き。次いで、ふ、と小さく声を漏らし笑みを溢して。徐に立ち上がり羽織についた砂を手で軽く払い、辺りを軽く見渡して質問への返答を続け。「どういたしまして。そうだな…、ここにはもう人が住んでないようだし、次の街に行くよ」明確な目的地はなく彷徨っていたが、先程の彼の様子からしてもあまり一人にしておくのも気掛かりだし、神が二人で見回りというのもまた面白いかもしれない。離れた位置にある建物の集団を見つけるとその方面を視線で指し示し、それから相手へと視線を戻すと人差し指と中指を立てて二本の指をゆるり翳してはどこか悪戯めいた笑みを見せて)
…千草がついて来るなら、ご利益が二倍になるんじゃないか?



>203 朽葉

(実際の彼女の年齢は幾つだったか、彼女が見た目ほど幼いわけではないと分かりながらも容姿が愛らしい少女なだけに世話をかけてしまっている今の状況はかなり忍びない。寧ろ自分より年上かと思うほどしっかりと諭されてしまえば返す言葉もなく、今の構図を他所から見たら随分面白い状況だろうと思うと小さく笑ってしまって、「……本当だな。…母親みたいだ」隣へ座る彼女の様子を気にするように横目で見つつ、突如呼び出された白い狼に驚きの表情見せ。手で示される二つの場所を不安定な視線で追う。立ち上がるのも困難だった今の自分では移動するよりこの場に留まった方がいい、とはいえ、提案された二択はどちらも抵抗があるようで少し顔を顰め。しかし真っ白で柔らかそうな体毛は魅力的で、――そして何より彼女の膝を借りてしまったら大人として許されない気がする。ここで意地を張って醜態を晒すより潔く相手の提案に乗った方がいいと判断しては、白狼の腹を掌で撫でてから遠慮がちに片頬を真っ白な毛に埋めるように横たわり、ゆっくりと瞼を下ろし。ぽつりと甘えを溢して)
……悪い。…じゃあ、少しだけ。借りる。…そこにいてくれ。

  • No.205 by 千草  2022-12-25 13:13:47 



>>203 / 朽葉

(微かに漏れ出た声が耳に届けば、流石に頼りすぎたかもしれないと僅かに視線を逸し。その間に重みを増した本に身じろぎひとつ、瞬きの末に彼女の意図を察せば、傍らに落ち着いた相手にも見えるよう本を抱え直す。問への答えの一つに首だけで頷いて、崩れかけたカウンターの方に目を細め。そうしてまた隣の彼女へと瞳を向ける。小さな指が抱えた本の紙面をなぞるのを静かに見届ければ、予想だにしなかった答えに口を開け。へぇ、とも、ほぅ、ともつかない返事はともすれば間抜けと映るかもしれない。彼女の説明にじわじわと理解が及べば、また紙面に焦点を絞る。「……うさぎと、餅。うさぎ、に、見えるかな……?」暫しの間を置き、真剣に考えた末の結論はそんなもので。微妙に傾いだ首は疑問を示しており、耳と示されたそこを覗き込むようにして考え始め。彼女のなぞった跡を辿るよう、本を抱えたまま自身でも指で線を追う。ふと顔を上げた先、脳裏によぎるのは彼女の相棒の白兎。長い耳が魅力的な彼女の相棒は、ここで餅をついていたりするのだろうか。他愛無い想像にふと漏れた笑みが写真と重なって、月の影へぴたりと嵌まった。暫しの間を置いた後、頷き一つを合図に姿勢を正し、先程視線を投げたカウンターの方へと爪先を向けて。一歩二歩と歩む最中、月を教えてくれた隣人に戯言めいた笑みを残し、受付へ指を向けながら)
……うん、月に住むうさぎは、俺の課題にしよう。貸出手続きをしてくれるかな、司書さん。


>>204 / 蘇芳

ははっ、そうだね、お供させてもらおうかな。
(相手の笑みと言動に、思わずと言った調子で吹き出して。指し示された方向にあったのは人工物の群れ、視線で捉えられる距離に在った街の存在に気付かなかったのは痛恨だった。そう思いはすれど口には出さず、ただ目を眇めてまたそちらの方向を見つめ。落ちた沈黙を縫うように無言で歩き出したのは、少々身勝手に過ぎたかもしれない。地を踏みしめる音に苦々しく顔を歪めると、三歩ほどを進んだところでなにか気がついたように顔を上げ、彼の方を振り返り。「……ごめん。歩いていく?」ようやく気がついた気遣いは唐突で、やはり遅れていた。自嘲を含んだ苦笑を浮かべながら、ふと思いついたように目的地の方を指さして。遠くにぼんやりと焦点を結ぶそれは──行ける距離かもしれないし、行けない距離かもしれない。霞む思考のまま紡がれたそれはもうあまり用いられなくなった言葉で、記憶の端に引っ掛かった単語だった。自身でも使い慣れない言葉たちを、半ば噛み締めるように放り出して)……それとも、あそこまで走っていこうか。負けた方は罰ゲームだ。


  • No.206 by 朽葉  2023-01-08 00:59:54 



>204 蘇芳

それは――……ふふっ、光栄だわ。
(らしくもないことを言っている自覚はあるものの、笑い交じりに彼が口にした言葉を聞けば、いよいよ可笑しくなってつられるように笑みを零して。齢七つにほんの少し足りないこの身体が成長することはきっともうないけれど、この世界に生まれてから重ねた歳は、あと数年で自身を生んだ母にも追いつく頃合いだろう。ウツギの神様にも子供は生まれるのだろうか――不意に浮かんだそんな疑問は風のひと吹きで霧散してしまえば、悩んだ末に白狼を枕とすることを選んだらしい彼に小さく頷いて。彼の頭を受け止めて目を閉じた狼の背を毛並みに沿って撫でながら、身体を横たえた彼を見下ろしつつその言葉へと耳を傾け。「ミコトはもふもふでふかふかだから、寝心地だって抜群だし――わたしも蘇芳が元気になるまでここに居るから、安心してね」どこか誇らしげに自身の眷属について語ってから、彼の視線がこちらを向いていないことを知りつつも、求めに応じるように笑みを深めて。静かに休めるようにとそれきり口を閉ざせば、片手に握ったままの白いリボンに気が付き、吹き抜ける風に苦戦しつつも髪を結い直してから空を見上げて)


>205 千草

(普段は終わりを辿る指先が、平和にも月面のうさぎをゆっくりと象る。やがてすべての線を示し終えて伸ばしていた手を引っ込めれば、視線を紙面から彼へと移して。気の抜けるような声と疑問符、そして考え込むような表情は、その胸中をありありと示しているかのよう。長い指先が月面をなぞるのを暫し見守り、そんな時間も彼がカウンターへと足を向けたことで終わりを迎えれば、その指が示す先をちらりと見遣って。場にちなんだ呼び名にくすりと笑みを零して頷いてから、司書らしさを出そうとして余所行きの澄まし声でそれらしい返答を。「こちらへどうぞ、初めての利用者さん」それから彼を追い越して先導するように歩き出せば、カウンターへと向かう短い道中で、床に落ちた植物図鑑が目に留まる。それに引っ張られる形でひとつの記憶が蘇れば、歩きながら相棒の背にある小物入れのファスナーを下ろし。「そう言えば――本を読むのなら、確か、この中に……あった」暫しごそごそと探った後、カウンターの前まで来たところで何やら紙切れのようなものを取り出して。振り返って彼の方へと差し出したそれは、白い睡蓮の花弁が押し花にされている少し古びた一枚の栞で)
これ、よければ使って。どこまで読んだかを記録するもよし……千草が覚えておきたいと言ってくれた、そのページに挟んでおくもよし、よ。


  • No.207 by 瑠璃  2023-01-13 12:26:06 

>177
>千草さん
図書館だよ、正確な地図だとかがあるから結構有用なんだ。
(地図を折り畳んでしまいながら。先に立ち上がって2、3歩進んだ彼を見上げながら「うんしょ」とつい声が出ながらなんとか立ち上がる。老いない体でも歳を重ねれば振る舞いだけが老いていくことに気づかないまま見た目相応の中身は「ふふ」と笑い)
暇つぶしの本や紙とペンも重要だからね。

>178
>朽葉さん
良かった!けど…開く、かなぁ?
(目の前で笑顔を見せる小さな同胞のさっき自分を慰めてくれていた時とは逆に無邪気な雰囲気についノせられて大きな声を出してしまう。けれど重厚な鉄扉はその端の方から赤く錆が入っていて開けるのは一苦労だろう。はぁ…とため息を吐くとバックパックからバールを取り出すと扉の間に差し込み)
これで開くと良いけど…ふんっ!!

>千草さんと朽葉さん、並びに皆様
(/遅くなりすぎて誠に申し訳ありませんでした…年明けちゃった……)

  • No.208 by 瑠璃の背後  2023-01-27 05:46:47 

(/トピ主であり管理人だった預言者さんが管理権限を放棄してしまわれたので一旦仮に私が栞や目次を書いておきます。勝手な真似をして申し訳ありませんが、思い入れのあるトピですので…)

▼神様方の栞

【 蘇芳様 】
キャラプロフ:>>196 神の眷属:>>202
all宛初回ロル:>>198 最終レス:>>204

【 梔子様 】
キャラプロフ:>>37 神の眷属:>>106
all宛初回ロル:>>50 最終レス:>>106>>188

【 千草 】 ≫募集中…?

【 瑠璃 】
キャラプロフ:>>22 神の眷属:>>107
all宛初回ロル:>>41 最終レス:>>207

【 竜胆 】≫募集中

【 朽葉様 】
キャラプロフ:>>27 神の眷属:>>109
all宛初回ロル:>>43 最終レス:>>206

【 卯の花 】≫募集中

(/何かミスしてないかな…?大丈夫であることを信じます……)

  • No.209 by 瑠璃の背後  2023-01-27 05:47:59 

▽目次(確認必須項目に※印を付けています。随時追加修正有)

>>1 概要と世界観※

>>2 NPCと用語等※

>>3 募集キャラクタ※

>>4 各種プロフィール※

>>5 展開の参照

>>6 注意事項・形式※

>>69 サブトピックについて 1※

>>28 補足説明(Q&A)1
>>32 補足説明(Q&A)2
>>69 補足説明(Q&A)3
>>92 補足説明(Q&A)4

>>93 メインイベントについて
>>94 【メインイベント発生/試運転】

>>101 常設イベント1【眷属の作り方】
>>102   ∟説明・テンプレート
>>103   ∟備考・記載例

  • No.210 by 瑠璃の背後  2023-02-14 15:55:41 

▼神様方の栞

【 蘇芳様 】
キャラプロフ:>>196 神の眷属:>>202
all宛初回ロル:>>198 最終レス:>>204

【 梔子様 】
キャラプロフ:>>37 神の眷属:>>106
all宛初回ロル:>>50 最終レス:>>106>>188

【 千草 】 ≫募集中

【 瑠璃 】
キャラプロフ:>>22 神の眷属:>>107
all宛初回ロル:>>41 最終レス:>>207

【 竜胆 】≫募集中

【 朽葉様 】
キャラプロフ:>>27 神の眷属:>>109
all宛初回ロル:>>43 最終レス:>>206

【 卯の花 】≫募集中

まだまだ待ち続けてます…

  • No.211 by 瑠璃の背後  2023-02-14 15:56:12 

▽目次(確認必須項目に※印を付けています。随時追加修正有)

>>1 概要と世界観※

>>2 NPCと用語等※

>>3 募集キャラクタ※

>>4 各種プロフィール※

>>5 展開の参照

>>6 注意事項・形式※

>>69 サブトピックについて 1※

>>28 補足説明(Q&A)1
>>32 補足説明(Q&A)2
>>69 補足説明(Q&A)3
>>92 補足説明(Q&A)4

>>93 メインイベントについて
>>94 【メインイベント発生/試運転】

>>101 常設イベント1【眷属の作り方】
>>102   ∟説明・テンプレート
>>103   ∟備考・記載例

  • No.212 by 匿名さん  2023-03-18 02:27:25 

あげ

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