調査記録(〆)

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匿名さん  2022-07-30 16:42:56 
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  • No.121 by 調査官  2022-08-05 08:05:33 


(彼の言葉を無視したまま、男はどうやら怪異らしい男に向かって「少し聞きたいことがある」と続ける。怪異はにこやかに笑って答えるがその足元は雨も降っていないというのに妙にじとりと粘液じみた液体で濡れており、表情もよく見ればまるで仮面を被ったようにその表情で固定されているようで、笑顔を浮かべる口の端には細かくヒビが入っている。その姿を見た男は音を発さず、口だけを動かし、横目の視線を彼に向けて「後ろに回り込め。制圧するぞ」と命じて)

  • No.122 by 護衛  2022-08-05 18:10:21 


(その男の奇妙さを認識した際一瞬瞳に揺らいだ動揺を隠すように、帽子をぐっと目深に下げて。調査官の視線だけの合図を認識すると、ただ目的地がすぐその道路を挟んで向かいにある店なのだ、とでもいうように極自然体で、しかし俯いて顔を隠したままにその男の後ろをとるために歩き出して

  • No.123 by 調査官  2022-08-05 18:30:08 

…ああ、そうだ。
(男は眉間に皴を寄せたまま怪異と他愛のない会話をしていた。が、しばらくして怪異が「あの、もうよろしいでしょうか。」と苦々しく笑って男に軽く会釈をし、妙に濡れた足跡を残してその場を立ち去ろうとした瞬間男が「…確保!」と言葉少なではあったが彼に向かって鋭く叫び、自身もショルダーバッグから取り出した銃を構える。怪異は弾かれたように目を見開き、買い物袋を取り落とすとだらりと両腕を垂らし、首だけを背後に回転させて彼をガラス玉のような瞳で見つめ)

  • No.124 by 護衛  2022-08-05 18:52:04 


っ、どうしますこれ。
(号令と共に地面を蹴ってその男のすぐ後ろへと飛び出せば、ぐるりと回ってこちらを見つめる異形の表情と目が合ったコンマ数秒後心臓が確実に数センチ跳ね上がるような衝撃を感じ。とはいえ身体は持ち主が心中でのみあげた悲鳴など意に介せず、そのまま淡々と相手の腕をねじりあげる体勢へと移行していき。一見冷静に指示を仰ぐようだが、心臓の音は自分にはなおうるさく早鐘を打っていて。

  • No.125 by 調査官  2022-08-05 19:05:31 

…暴れると面倒だ。
(男は少しの間彼の抑え込んだ怪異を冷たく見下ろしていたが、ややあって尚も暴れる怪異の前に膝をついて屈み込むと瞳を伏せ、その額にショルダーバッグから取り出したシールを貼ると「…旅人よ…」と冷えた声で例の古代言語を発す。その言葉を聞いた怪異は途端に気を失ったかのように動きを止め、男はその様子を見て納得したか立ち上がり、「今日はこれで最後だ。運べ」端的にそう指示すると自分はさっさと車の方に戻っていき)

  • No.126 by 護衛  2022-08-05 19:42:20 


これを1人で運ぶのはキツいだろ、
(完全に身体の力を抜いた成人男性を抱えるのは子どもを持ち上げるのとは違いかなり難しい、と不満を呟いて。脇を抱えてズルズル引っ張って行く形になってしまうが途中で目を覚まして暴れだしやしないだろうか、そうなったら悪いが自分の体力、それ以上にメンタルがもう限界だ、どさくさに紛れて街中へ姿を眩ませるしかない、そんな事を考えながら嫌々それを抱えようと

  • No.127 by 調査官  2022-08-05 19:55:20 

「手伝いますよ」
(彼の前から鉄仮面のように無表情な運転係の男がぬうっと現れ、「お疲れ様です」と感情こそ籠っていないが労いの言葉を掛けると彼の運んでいる怪異の足をまとめて持ち上げる。運転係の男は黙って車まで怪異を運び、置き去りにしていた、後部座席でふんぞり返る男に軽く頭を下げながら怪異をトランクに放り込むと彼に軽く会釈をした後運転席に戻ってハンドルを握る。「遅い、出せ」と男の理不尽な?責にも口答え一つせずにエンジンを掛け)

  • No.128 by 護衛  2022-08-05 20:07:20 


あんたの仕事なんだからたまには手伝うくらいしてくださいよ。
(車に乗り込み運転手に先程の礼を言うとそのまま偉そうに待っていた調査官にお小言を。こんな男にいつだって、そして今も丁寧に対応し私語や人間味のある反応を一切見せない運転手を実は何かの怪異なのではと失礼な勘ぐりをしていたことは秘密にしておこう、と隣の運転手を盗み見て。

  • No.129 by 調査官  2022-08-05 20:22:59 

僕は力仕事は苦手なんだ。
(男は悪びれることもなくそう言い放つと窓の外を眺め、それきり口を閉ざして黙り込む。彼の礼にも軽い会釈を返すだけの運転係の男はそんな男にミラー越しの視線を向けるがそれはほんの一瞬で、すぐに視線を前に戻すと車を走らせ、男の所属機関へ到着すると車を停めて「お運びしますよ」とだけ言ってトランクから怪異を降ろし、彼に先んじて地下の研究室へと運んでいき)

  • No.130 by 護衛  2022-08-05 20:29:52 


護衛に護衛以外をさせるのは契約違反です。
(契約など結ぶ以前に成り行きでここまで半ば引き摺られるように走ってきた身の上ではあるが。研究所に着いた後も率先して運んでくれた運転手の背中に、お互い厄介な雇い主を持ったものだなあと半ば同情のような感情を。並んで歩く当の雇い主はきっとそんな雇われ側の気持ちなんて想像もできないのだろうだからお小言はこれで一旦切り上げよう、

  • No.131 by 調査官  2022-08-05 20:44:34 


(男は最早彼の話を聞いていないのか、しばし小難しそうな表情で考え込んだ後「着いて来い。『彼女』に会わせてやる」と意味の分からない言葉をぶっきらぼうに投げかけると地下の研究室へと階段を下りていく。すっかり大人しくなった昨日の少女、まだ気絶している先程の怪異…様々な怪異が蠢く独房を通り抜け、更に階下へと降りるとそこには一際大きな独房が一つだけあった。その中には妙に艶めかしい女体と大蛇が融合したような姿の怪異が一人佇んでおり、『彼女』は男の姿を見ると「…久しいのう」と不思議な荘厳さを持った響きの声を発し、その後彼にも目線を移して)

  • No.132 by 護衛  2022-08-05 21:02:11 


(何に会わせてくれるのかは知らないが、怪異を見学して喜ぶのはあんたくらいなものだ、と言いかけた文句を飲み込んで。慣れた足取りで進んでいく彼と後をはぐれないようについて行けば、そこには大きな蛇。美人は大体好きだが蛇は全て苦手だ、音もなく忍び寄る所も全てを見透かすような細い瞳孔も。蛇と目が合った瞬間ただでさえ周りのもの全てを威嚇するような目付きがより鋭く尖って。

  • No.133 by 調査官  2022-08-05 21:16:14 

きみが怪異番号…いや、あの少女の精神汚染で使い物にならなくなった時があっただろう。
(男はそんな彼の様子を横目に、つらつらと無感情に語りながら『彼女』にショルダーバッグから取り出した、先程の怪異の持っていた証拠品らしくビニール袋に入れられた、どこかの儀式で使うような装飾の細かいナイフを投げる。まだ興味深げに彼を見たままの『彼女』はそれを受け取り、一旦はそれに視線を移してしげしげと眺めていて、男はその様子を少しの間見つめては彼に視線を戻し、「その時に『彼女』の力を借りた。…『彼女』は怪異番号00001番だ。彼女の力は、僕たちが管理している他の怪異とは比べ物にならないんでな。」男にしてはかなり珍しく、他人を称賛するような言葉を洩らせば口を開き、彼を正気に戻すときにも、少女との戦闘中にも唱えた古代言語を「…我が名を畏れよ、我が名を称えよ。我が名は―――。我は弱き人の子に救いをもたらす者なり」と口ずさんで)

  • No.134 by 護衛  2022-08-05 21:27:39 


…俺をあまり“そっち”に引っ張りこまないで下さい。
(自分はただの護衛で、人間、怪異、どちらが相手でもすべき事は変わらずただ対象が動かなくなるまで傷を刻みつけるだけ。怪異はお化け、調査官は変人、単語を平易で子供じみた物に変換して自分の目の前の事象に薄い膜を張らないと、きっと理性は処理不能を起こして狂ってしまう。調査官が珍しく説明のような物をしていたがそちら側にはあまり踏み込みたくないのだ、と背を向けて嘆願のような上記の台詞を

  • No.135 by 調査官  2022-08-05 21:41:40 

ふん。
(男は彼をいつものように冷たく鼻で笑うが、彼に自分の顔が見えていないのを良い事に長い睫毛に覆われた瞳を伏せ、口元をきつく歪めた今にも消えてしまいそうな表情で「…分かっているさ、そんなことは。でも、僕は…」その声は静寂にすら溶けて消えてしまうほどにごくごく小さく、まるで駄々をこねる子供が母親に必死に縋りつくような、普段の傍若無人な男からは想像もつかない程弱々しいものであった。だがそんな態度もほんの一瞬、男はすっかり普段の態度に戻ると「邪魔したな」とまだナイフにご執心らしい『彼女』に挨拶を一つ、彼の手を掴むと有無を言わせぬ態度でオフィスへと連れ戻し、ソファに彼を投げ出すと彼の服装をまじまじと眺めて「前々から思っていたが、きみはもう少しましな服は持っていないのか?品性を疑うぞ。」と普段の男らしい、不躾な言葉を投げかけ)

  • No.136 by 護衛  2022-08-05 21:50:31 

動きやすいし…人の印象に残らない方が何かと都合がいいんですよ。
(上から下までじろじろと品定めするような視線を向けられ、嫌そうに顔を背けて。こだわりなんて台詞通りのもの位しかなかったが流石に服まで指定されるなんて御免だ、ただでさえ今日は仕事続きで疲れているのだからこれ以上の不遜な態度も勘弁して欲しい、と物を放り投げるように座らされたソファから自室へと避難するようにいそいそと立ち上がって。

  • No.137 by 調査官  2022-08-05 21:55:49 

…そうか、お疲れ様。
(男は特に彼の言葉の真意を追及するでもなく自分のデスクに移動し、腰を下ろすと相変わらずの素っ気ない態度ではあったが、間違いなく男の発したその言葉は男から彼に向けられた労いの言葉で。男は既に興味をなくしたか本棚から取り出した洋書を読みふけっており、時折眉間に深く刻み込まれた皴を揉んではため息を漏らし、「帰るなら早く帰りたまえ」と目線も向けずに言い放ち)

  • No.138 by 護衛  2022-08-05 22:05:24 

ああ、あと怪異の情報はもっと詳しく教えといて貰わないと困ります。
(特に2体目の顔がぐるりと反転してこちらを向いた瞬間には心臓が破裂して死ぬかと思った、【顔が回る、目がぶきみ】と書いた資料を作れとまでは言わないが流石にそういった点を事前に共有してくれても良いのではないかと思う、自室へ下がる前に思い出した今日の不満点を吐き出して。そんな事を言っていたら今日の夢にあの姿が出てきそうだと嫌な考えが浮かんで、そして消そうとした時に限ってその妄想はより鮮明に脳裏をジャックするわけで

  • No.139 by 調査官  2022-08-05 22:15:16 

…面倒な注文を付けるものだ。
(男は溜息を洩らし、ショルダーバッグから取り出した書類に目を通す。怪異の生態、出現場所…が簡潔にまとめられ、00001~の番号順に振り分けられたそれは男にしてみれば「この上なく分かりやすい」資料だが、どうやら彼にとっては「分からない」資料らしい。男は「…あの様子だとどうやら義務教育も終えていないらしく見えるな」と小さく嫌味を一言、背筋を伸ばしながらそれをベースとした更に簡潔―男にしてみれば「幼児が見ても分かる資料」を一気に作成し、デスクに「きみ専用だ 読みたまえ」と分かりやすくメモ書きを張り付けて放置し、自分は例のごとくソファでブランケットを被りながら眠りに落ち)

  • No.140 by 護衛  2022-08-06 07:27:33 


なんだこれ。(朝、カフェテリアで朝食を取った後紙コップに入れたコーヒーを片手にオフィスへ戻ればデスクの上に自分宛のメモを見つけて。分厚い資料が綴じられたファイルをぱらぱらとめくれば、確かに物理演算を利用した考察や、異国の宗教儀礼の知識を前提とした事象への解釈など含めて構成されていた原本よりは、ぐっと簡単に噛み砕かれた内容となっており。しかしそもそも文章を読むと頭が痛くなってくるという大前提を調査官は知らなかったらしく、自分からすれば目眩がする程膨大な情報量に額を抑え

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